JP2003270000A - 光学式変位測長器 - Google Patents
光学式変位測長器Info
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Abstract
に於ける原点検出装置の原点検出装置を提供する。 【解決手段】 位置検出用パターンと、これとは異なる
原点検出用パターン、とが設けられた移動可能なメイン
スケール、及び光源手段、センサー手段を有する光学式
変位測長器であって、センサー手段に位置検出用センサ
ー手段とこの出力を増幅する位置検出用センサー増幅
器、及び原点検出用センサー手段とこの出力を増幅する
原点検出用センサー増幅器、とを半導体基板の同一チッ
プ内に構成し、少なくとも位置検出用センサー手段と、
原点検出用センサー手段とはメインスケールの光学格子
を透過した光を受光する位置に、チップの端子引き出し
部をメインスケールの外に配置した光学式変位測長器。
Description
に関するものであり、特に詳しくは、光学式変位測長器
を小型にし、且つ原点信号及び位置検出信号を正確に決
定でき、若しくは原点装置及び位置検出装置を小型に
し、且つ正確に決定できる光学式変位測長器に関するも
のである。
ED)を用いた光学式測長器、及び光学式エンコーダを
用いた光学式エンコーダ測長器が知られており、光学式
測長器は、主に2点間の長さを測定する相対位置測定に
用いられる。
板、フィルム又は金属薄板等から構成される移動スケー
ル(移動スケールには所定のピッチで設けられた位置検
出用光学格子が形成されている)と、移動スケールの一
方に設けられ、移動スケールに平行光を照射するための
固定された光源とで構成され、且つ、移動スケールの他
方に設けられ、移動スケールに対して所定の距離を置い
て対抗配置された固定スケール(固定スケールには2個
若しくは4個の位置検出用光学格子があり、お互いに位
相が90度ずれている)と位置検出用受光センサーとか
ら構成されているタイプ(以降、固定スケールタイプと
よぶ)と、同じく移動スケールの他方に設けられ、固定
スケールに形成していたインデックス格子を受光用セン
サーに形成し、固定スケールを無くしたタイプ(以降、
インデックス・フォト・ダイオードタイプ:IPDタイ
プと呼ぶ)の2種類がある。
つ又は複数の原点検出用パターンが形成されており、固
定スケールタイプでは、固定スケールに原点検出用パタ
ーンに対向配置された原点検出用固定インデックス格
子、及び原点検出用受光センサーとが設けられており、
IPDタイプでは、原点検出用パターンに対向配置され
原点検出用インデックス格子が形成された原点検出用受
光用センサーが設けられている。
ールタイプについてその動作を説明する。移動スケール
が移動すると、位置検出用光学格子と位置検出用固定イ
ンデックス格子とが重なり合い、明暗が発生する。又、
移動スケールが移動すると、原点検出用光学格子と原点
検出用固定インデックス格子とが重なり合い、明暗が発
生する。位置検出用及び原点検出用受光センサーは、こ
の明暗を検出する。光学式エンコーダ測長器は、デジタ
ル変位計として実用化されている。
ーダつまり光学式変位測長器の一具体例の構成を図6を
参照しながら説明する。即ち、図6に於いて、接触子6
が設けられたスピンドル5には透明な部材から構成され
た移動スケール3が接続されており、当該移動スケール
3にはピッチSで配置された光学格子からなる位置検出
用パターン11と、原点検出用パターン7,8とが形成
されている。尚、原点検出用パターン7,8のスケール
移動方向は、べた塗りのパターンになっている。
とコンデンサレンズ2が設けられており、他方の側には
ピッチSの位置検出用光学格子47と48、及び原点検
出用パターンと同一若しくは反転した原点検出用光学格
子49,50とが形成された固定スケール34と、位置
検出用受光半導体素子である位置検出用フォトダイオー
ド28,29、及び、原点検出用受光半導体素子である
原点検出用フォトダイオード9,10が設けられてい
る。
及び9,10は、被測定物の変位に応じて移動する移動
スケール3と一定の位置に固定された固定スケール34
を挟んで向かい合っている。当該移動スケール3に設け
られている位置検出用パターン11と固定スケール34
の設けられている位置検出用光学格子47、48は同じ
ピッチ、同じ線幅であり、たとえばピッチ20μm、線
幅10ミクロンであり、両者は非常に高精度なスケール
に製作されている。
し、移動スケール3の位置検出用パターン11の透明な
部分と固定スケール34の位置検出用光学格子47、若
しくは48の透明な部分が一致したとき、両者を透過す
る光量は最大となる。
格子の1/2ピッチだけ移動すると、光学格子の透明な
部分と不透明な部分が重なり合うので、当該透過光量は
最小となる。即ち、移動スケール3の移動に伴い、位置
検出用フォトダイオード28からの出力信号は正弦波信
号となる。この誘起の数を計数すれば移動スケール3の
移動距離が求められる。
ペアの光学格子が形成されており、これに対応して位置
検出用フォトダイオードも4個2ペア備えられており、
ペアを組んだ2個は、お互いに1/2位相のずれた構成
になっており、位置検出用フォトダイオードのお互い同
士、1/2位相のずれた出力の差分を取って合成し、ペ
アの出力としている。そして一方のペアの出力に対し
て、他方のペアの出力は1/4ピッチだけずれている。
2組の光学格子47、48を備えており、これに対応し
て位置検出用フォトダイオードも2組設けられている構
成にしてある。そして一方の光学格子47に対して、他
方の光学格子48は1/4ピッチだけずれている。
きに2つの位置検出用フォトダイオード28、29の出
力信号を示したものである。固定スケール34の一方の
光学格子47を透過した光を図7(a)の信号Aとして
表すと、固定スケール34の他方の光学格子48を透過
した光を表す信号Bは、信号AのピッチPに対して位相
が1/4ピッチずれる。信号Bの信号Aに対する位相の
進み遅れで移動スケール3の移動方向の右、左を判別す
ることが可能である。
る原点検出用パターン7,8と固定スケール34の設け
られている位置検出用光学格子49,50は、例えば原
点検出用パターン7と8は同一パターンであり、且つ原
点検出用光学格子50は原点検出用パターン7と同一の
パターンであるが、原点検出用光学格子49は原点検出
用パターン8と反転したパターンである様に形成されて
おり、両者は非常に高精度に製作されている。
し、移動スケール3の原点検出用パターン7の透明な部
分と固定スケール34の原点検出用光学格子50の透明
な部分が一致したとき、両者を透過する光量は最大とな
る。これとは逆に、この状態の時、移動スケール3の原
点検出用パターン8の透明な部分と固定スケール34の
原点検出用光学格子49の不透明な部分が一致し、両者
を透過する光量は最小となる。
きに2つの原点検出用フォトダイオード9,10の出力
信号及びその合成信号を示したものである。
タイプとIPDタイプの2種類について、長短を比較し
ながら、本発明が解決しようとする課題について説明す
る。固定スケールタイプでは移動スケールと固定スケー
ルとの間隔を厳密に設定しなければならないが、固定ス
ケールと受光用センサーとの距離はそれほど厳密でなく
ても良い。然しながら、固定スケールの無いIPDタイ
プでは、移動スケールと受光用センサーとの間隔を厳密
に設定しなければならない。
しくは移動スケールと受光用センサーとの間隔は光学的
に決められ、単波長の光源の元ではインデックス格子の
ピッチSの二乗に比例し、波長に反比例する。光学式測
長器では、移動スケールの移動と共に移りゆくインデッ
クス格子を透過する光量の変化、別な言い方をすれば固
定インデックス格子の影の変化を受光用センサーに反映
させなければならないが、この影を正確に映すために
は、上記の間隔が必要である。
ことが出来るが、今度は高精度を得るためにはピッチS
をより数多く分割せねばならい。ピッチSを狭くする
と、この間隔も狭まり、固定スケールタイプでは設定が
可能だが、IPDタイプでは、ICの表面から出ている
端子の処理のために、近づけることが難しかった。
定スケールが必須の部品であり、これがあるために光学
式測長器を薄く、若しくは小型化しにくかった。又、上
記した従来の固定スケールタイプの光学式変位測長器に
於いては、位置検出用受光半導体素子であるフォトダイ
オード28,29、及び、原点検出用受光半導体素子で
あるフォトダイオード9,10は各々個別部品であり、
お互いの間隔を近づけることが出来ず、大きくなるとい
う課題の他、これらの部品を一個一個正確に位置決めし
なければならなかった。又、大きくなるという課題のた
めに、メインスケールの幅も大きくせざるを得ず、測長
器全体が大型になるという課題も生じていた。
受光素子の出力をそのまま光学式変位測長器の出力とし
て、その後で処理する構成とし、光学式変位測長器その
ものを小型にするという方法も採られてはいるが、位置
検出用受光素子、及び原点検出用受光素子の出力がその
ままではノイズに弱く、遠くまで線を引き回すことが困
難であった。
開平9−304112号公報に開示されているように、
ガラス基板上に電源線となるITOなどの透明電極を形
成し、この上にアモルファスシリコン膜によるpin
(又はpnn等)等の受光接合を持つフォトダイオード
を形成し、フォトダイオードの形成されていない面を受
光面として使う構成について記載されている。又、当該
公報に於いて、フォトダイオードをアモルファスシリコ
ン膜により形成したが、単結晶シリコン基板に形成した
受光素子を用いることも出来る、とも記載されている。
しかし此処に記載されていることは、受光素子の部分だ
けであり、その後の処理回路は全く別の部品で構成しな
ければならない。
1チップ化された市販の4分割センサーを使って、原点
検出を行うような記述がある。市販化されたものには、
受光素子の出力をアンプで増幅して最終出力とするよう
になっているものが有るが、このチップを使っても位置
検出用の受光素子とは別個の部品となる。
は、位置検出用受光素子、及び原点検出用受光素子を集
積化し、更に増幅回路まで集積形成する例が記載されて
いる。又当該公報には、上記増幅回路に加え、原点検出
回路及び信号処理回路までも集積形成しても良いと記載
されている。然しながら上記した特開平9−30411
2号公報及び特開平10−90008号公報のいずれの
従来例に於いても、たかだか受光素子の部分、若しくは
原点検出の部分のみであり、又、特開平10−1326
12号公報では集積化したが、ガラス基板にフェースダ
ウンボンディングしたICを搭載し、ガラス基板を介し
て受光するようになっているため、メインスケールと集
積化されたICとの距離を縮めることが出来ず、分割数
が多くなる若しくは粗い分割しか行えず、課題の解決に
は至っていない。
術の問題点を解消し、原点及び位置検出を小型にし、且
つ原点位置を正確に決定でき、若しくは原点信号及び位
置検出信号を小型にし、且つ原点位置を正確に決定する
事が可能な、原点検出装置を提供するものである。
達成するため、基本的には、以下に記載されたような技
術構成を採用するものである。即ち、本発明に於ける第
1の態様は、予め定められた所定のピッチSで配置され
た光学格子からなる位置検出用パターンと、当該位置検
出用パターンとは異なるパターンを持つ光学格子からな
る原点検出用パターン、とが設けられた移動可能なメイ
ンスケール、当該メインスケールの一方の側に設けられ
た当該メインスケールを照射する光を発生する光源手
段、及び当該メインスケールの他方の側に設けられ、当
該メインスケールの光学格子を透過した光を受光し、且
つピッチSで設けられた複数の受光素子を有する受光素
子列を複数有する位置検出用受光素子で構成される位置
検出用センサー手段と、当該原点検出用パターンを透過
した光を受光する受光素子で構成された原点検出用セン
サー手段、当該位置検出用センサー手段の出力に応じ
て、複数の受光素子列毎に発生する位相の異なるアナロ
グ信号を増幅する位置検出用センサー増幅器、当該原点
検出用センサー手段の出力に応じて発生するアナログ信
号を増幅する原点検出用センサー増幅器、とからなる光
学式変位測長器であって、当該位置検出用センサー手段
と、当該原点検出用センサー手段、及び位置検出用セン
サー増幅器と、原点検出用センサー増幅器とを半導体基
板の同一チップ内に構成し、少なくとも当該位置検出用
センサー手段と、当該原点検出用センサー手段とは当該
メインスケールの光学格子を透過した光を受光する位置
に、当該チップの端子引き出し部を当該メインスケール
の外に配置した光学式変位測長器である。
に加え、当該位置検出用センサー手段には、当該受光素
子列がS/n(nは360を得たい出力の位相角で割っ
た整数)の距離で当該メインスケールの移動方向に並ん
でおり、当該受光素子列は各ピッチSの光学格子と同一
なパターンを有するマスク部が設けられており、当該位
置検出用センサー手段の出力に応じて、複数の受光素子
列毎に発生する位相の異なるアナログ信号、又は当該複
数の受光素子列毎に発生する位相の異なるアナログ信号
及び当該アナログ信号より生成し中間の位相を持つ信号
を増幅・処理する位置検出処理回路が、当該原点検出用
センサー手段には、当該原点検出用パターンが当該位置
検出用パターンの長手方向と直交する異なる位置に互い
に平行に、且つ当該第1の原点検出用パターンのパター
ンと、当該第2原点検出用パターンのパターンとはそれ
ぞれの位相が一致するように配置されており、且つ当該
双方の原点検出用パターンに対応するように設けられた
第1の原点検出センサー部と第2の原点検出センサー部
とが設けられており、当該第1の原点検出センサー部に
対し当該第2の原点検出センサー部からは反転した出力
が得られるように構成され、当該原点検出用センサー手
段の出力に応じて発生するアナログ信号を増幅・処理す
る原点検出処理回路が、それぞれ接続されており、当該
位置検出処理回路から生成された位相の異なるデジタル
信号と、当該原点検出処理回路から生成されたデジタル
信号とから原点信号を生成する原点信号処理回路で構成
されている光学式変位測長器であって、当該位置検出用
センサー手段と、当該原点検出用センサー手段、及び、
当該位置検出処理回路、当該原点検出処理回路、当該原
点信号処理回路とが半導体基板の同一チップ内に構成
し、少なくとも当該位置検出用センサー手段と、当該原
点検出用センサー手段とは当該メインスケールの光学格
子を透過した光を受光する位置に、当該チップの端子引
き出し部を当該メインスケールの外に配置した光学式変
位測長器である。
は、上記したような技術を採用していることから、ピッ
チSを狭くして、高精度を得るための分割数も少なくす
ることが可能であり、且つ固定スケールを省いたことに
より、小型化が可能であり、光学式変位測長器自体の大
きさや厚みを更に小型にすることが可能な光学式変位測
長器が提供される。
の具体例を図面を参照しながら詳細に説明する。 (実施例1)即ち図1は本発明に係わる原点検出装置の
一具体例の構成が示されており、本発明に於ける第1の
態様を示す。図中、予め定められた所定のピッチで配置
された光学格子20からなる位置検出用パターン11
と、当該位置検出用パターン11とは異なるパターンを
持つ光学格子21からなる原点検出用パターン7,8と
が設けられた移動可能なメインスケール3、当該メイン
スケール3の一方の側に設けられた当該メインスケール
3を照射する光を発生するLED等から構成された光源
手段1及びコンデンサレンズ2、当該メインスケール3
の他方の側に設けられ、当該メインスケール3の光学格
子20を透過した光を受光する受光素子などで構成され
たセンサー手段23、当該センサー手段23を搭載する
IC搭載基板17、当該センサー手段23と当該IC搭
載基板17とをワイヤーで配線し、それをカバーしてい
る封止樹脂19、とから構成されている光学式変位測長
器100である。
個の当該原点検出用パターン7,8が、当該位置検出用
パターン11の長手方向と直行する方向の異なる位置に
互いに並行に設けられており、然も当該原点検出用パタ
ーン7,8のパターン形状は互いに同一であって、且つ
当該第1の原点検出用パターン7のパターンと当該第2
の原点検出用パターン8のパターンとは、それぞれの位
相が一致するように配置されているものであり、且つ、
当該原点検出用パターン7,8を透過した光が直接当該
センサー手段23に入力される。
いないが、当該センサー手段23の出力を処理する処理
回路や、外部カウンターなどに接続するためのコネクタ
等が取り付けられている。つまり、本発明に於ける当該
光学式変位測長器100に於いては、上記した様に、固
定スケールは使わず、当該光源から出射された光は当該
メインスケール3の位置検出用パターン11及び原点検
出用パターン7,8を透過した後、直接当該センサー手
段23に入射される様に構成されたIPDタイプの光学
式変位測長器である。
7,8は、ランダムパターンで構成されていることが望
ましい。又、本発明に於ける光学式変位測長器100に
於いては、当該センサー手段23は、図2に示すよう
に、半導体基板の同一チップの構成になっており、当該
センサー手段23には当該位置検出用パターン11を透
過してきた光を受光する位置検出センサー部12と、当
該第1及び第2の原点検出用パターン7,8を透過して
きた光を受光する第1の原点検出センサー部9と第2の
原点検出センサー部10とが設けられており、然も、当
該第1の原点検出センサー部9には、当該原点検出用パ
ターン21と同一のパターンを有するマスク部24が設
けられており、且つ、当該第2の原点検出センサー部1
0には、当該原点検出用パターン21を反転させた形の
パターンを有するマスク部25が設けられている。
当該位置検出用センサー手段12の出力に応じて、複数
の受光素子列毎に発生する位相の異なるアナログ信号を
増幅する位置検出用センサー増幅器26、当該原点検出
用センサー部9,10の出力に応じて発生するアナログ
信号を増幅する原点検出用センサー増幅器27(a),
(b)よりなる検出用センサー増幅器22とが搭載され
ている。
3に設けられている当該原点検出用パターン21は同一
パターンであり、当該第1の原点検出センサー部9と当
該第2の原点検出センサー部10に於けるマスク部がお
互いに反転している構成を説明したが、これとは逆に、
当該原点検出用パターン21の当該第1の原点検出用パ
ターン7のパターンと当該第2の原点検出用パターン8
のパターンが、お互いに反転した関係にあり、当該第1
の原点検出センサー部9と当該第2の原点検出センサー
部10に於けるマスク部が、原点検出用パターン21の
パターンの何れかと同一のパターンで構成されていて
も、同じ効果を持つことが出来る。
に於いて、原点位置を正確に判断するために、2個の原
点検出用パターン7,8を当該メインスケール3に設け
ると共に、個々の原点検出用パターン7,8を個別に透
過してきた光をネガとポジの関係にあるマスクを持つ原
点検出センサー部9と10とで個別に検出し、それぞれ
の原点検出センサー部9と10から互いに反転した関係
にある2種類の電流アナログ信号波形を形成し、当該2
種類の電流アナログ信号波形を合成してI−V変換する
ことによって、アナログ信号の波形をより正確に求める
ことが可能になる。
いて、2個の原点検出用パターン7,8を当該メインス
ケール3に設けると共に、個々の原点検出用パターン
7,8を個別に透過してきた光をネガとポジの関係にあ
るマスクを持つ原点検出センサー部9と10とで個別に
検出したが、当該原点検出センサー部9と10の波形の
ピークを観察ことにより、当該メインスケール3と当該
センサー手段23の角度ずれを知ることが出来、これを
合わせることにより、正確に当該メインスケール3と当
該センサー手段23の位置合わせを行うことが出来る。
出用パターン7,8と当該原点検出用パターン部9と1
0とが一致すると、図のようにピークが発生する。この
ピーク位置を合わせれば、正確に当該メインスケール3
と当該センサー手段23の位置合わせを行うことが出来
る。
幅することも望ましい。又この2つの出力を原点合成信
号として取り出すことにより、原点位置を平均化させ、
より正確に求めることが出きる。このとき合成波形のピ
ークはより強く求めることが出来る。その後、本発明に
於いては、当該原点検出アナログ信号波形を所定の基準
値を持つ比較手段、例えばコンパレータ等に入力するこ
とによって、アナログ/デジタル変換処理を行い、デジ
タル方形波形信号を形成することになる。
してきた光を受光する位置検出センサー部12について
詳細に説明する。図3は当該位置検出センサー部12の
一実施例である。当該メインスケール3の当該位置検出
用パターン11のピッチをSとすると、当該位置検出用
パターン11は、S/2が光を透過する透明部分、S/
2が光を遮断する不透明な部分で構成されている。これ
と同じパターンのマスクを持つ受光素子を、当該メイン
スケール3の移動方向に配置する。即ち、受光素子はS
/2が光を受光する受光有効面309であり、S/2が
光を受光しない受光無効面308で構成され、結果とし
て受光素子列307を形成する。
たい出力の位相角で割った整数)だけずらして配置し
て、当該位置検出センサー部12が構成される。例えば
S=8μmとし、45度おきの位相が得たいとすると、
n=8となり、ずらす量は1μmとなる。よって、当該
位置検出センサー部12は受光素子列300から、受光
素子列307までの8列を1μmずつ、ずらして配置し
た構成となる。このような構成をすることにより、当該
位置検出センサー部12から得られる位置信号は、S/
n毎の、上記の例で言うと、1μm毎の出力が得られる
ことになる。
ける原点検出装置100の、より詳細な構成例を説明す
るならば、上記した図1に於ける光学式変位測長器にお
ける原点検出装置100であって、当該センサー手段2
3は、図2に示すように、半導体基板の同一チップの構
成になっており、当該センサー手段23には、当該位置
検出用パターン11を透過してきた光を直接受光する位
置検出センサー部12と、当該第1及び第2の原点検出
用パターン7,8を透過してきた光を受光する第1及び
第2の原点検出センサー部9,10とが設けられてお
り、且つ、当該半導体基板の同一チップ上には、位置検
出用センサー増幅器26、原点検出用センサー増幅器2
7(a),(b)よりなる検出用センサー増幅器22と
が搭載されており、更に、位置検出用センサー増幅器2
6からの複数の列から生成される位相の異なるアナログ
信号、又は位置検出用センサー増幅器26からの複数の
列から生成される位相の異なるアナログ信号及び当該ア
ナログ信号より生成し中間の位相を持つ信号とを処理す
る位置検出処理回路13、及び、第1及び第2の原点検
出用センサー増幅器27(a),(b)から生成される
お互いに反転した第1及び第2の原点検出信号を処理す
る原点検出処理回路14、及び、当該位置検出処理回路
13から生成された相別のデジタル信号と、当該原点検
出処理回路から生成されたデジタル信号とから原点信号
を生成する原点信号処理回路15、及び適宜のカウンタ
ー手段16とから構成されており、少なくとも当該位置
検出用センサー手段と、当該原点検出用センサー手段と
は当該メインスケールの光学格子を透過した光を受光す
る位置に、当該チップの端子引き出し部を当該メインス
ケールの外に配置した構成になっている。
理回路13、当該原点検出処理回路14、及び当該原点
信号処理回路15とは、同一の基板(図示せず)に搭載
しても良いし、当該センサー手段23のみを原点検出装
置100に設け、当該原点検出処理回路14、及び当該
原点信号処理回路15は別に設けた基板上に搭載しても
良い。このように構成すると、小型の光学式変位測長器
を作ることが出来る。
様を示す。図4は本発明のセンサー手段を更に高機能化
した1チップセンサー手段55であり、第2の態様は第
1の態様のセンサー手段23と、当該位置検出処理回路
13、当該原点検出処理回路14、及び当該原点信号処
理回路15とを半導体基板の同一チップ内に設けたもの
である。このように全てを1チップ構成にした場合は、
当該位置検出用センサー増幅器26、及び当該原点検出
用センサー増幅器27(a),(b)は、当該位置検出
処理回路13、当該原点検出処理回路14、の中に設け
てあり、当該原点検出処理回路14から第1及び第2の
原点検出信号を取り出している。この構成にすることに
より、光学式変位測長器100からの出力はデジタル出
力となり、ノイズに強くなると同時に、長距離の配線に
も耐えることが出来る。更に、いっそう小型化が可能に
なることは言うまでもない。
出センサー部に対し当該第2の原点検出センサー部から
は反転した出力が得られるように構成されているが、原
点検出用パターン及び原点検出用センサー部のマスクを
全て同一パターンとして、反転しない出力が得られるよ
うにしても、当該メインスケール3と当該センサー手段
23の位置合わせを行うことの効果は同じである。
題点を解消し、小型で簡易な構成を有する光学式変位測
長器が実現することになる。更に、本発明の第1の態様
にする事により、アナログ出力の小型の光学式変位測長
器が実現出来るほか、本発明の第2の態様にする事によ
り、デジタル出力の小型の光学式変位測長器が実現出来
る。更に、本発明の第1及び第2の態様にする事によ
り、メインスケールのピッチの狭い格子を使うことが出
来るので、分割数を押さえ、測長精度を上げることが出
来る。更に、本発明の第1及び第2の態様にする事によ
り、固定スケールが不要になり小型化を実現することが
より可能になると共に、正確に当該メインスケール3と
当該センサー手段23の位置合わせを行うことが出来、
測長精度を上げることが出来る。
の構成を示す図である。
手段及びその処理手段の構成を示す図である。
センサー部の構成を示す図である。
サー手段及びその処理手段の構成を示す図である。
手段の出力を示す図である。
構成を示す図である。
相、B相信号、及び原点信号の例を示す図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 予め定められた所定のピッチSで配置さ
れた光学格子からなる位置検出用パターンと、当該位置
検出用パターンとは異なるパターンを持つ光学格子から
なる少なくとも1つの原点検出用パターン、とが設けら
れた移動可能なメインスケール、当該メインスケールの
一方の側に設けられた当該メインスケールを照射する光
を発生する光源手段、及び当該メインスケールの他方の
側に設けられ、当該メインスケールの光学格子を透過し
た光を受光し、且つピッチSで設けられた複数の受光素
子を有する受光素子列を複数有する位置検出用受光素子
で構成される位置検出用センサー手段と、当該原点検出
用パターンを透過した光を受光する受光素子で構成され
た原点検出用センサー手段、当該位置検出用センサー手
段の出力に応じて、複数の受光素子列毎に発生する位相
の異なるアナログ信号を増幅する位置検出用センサー増
幅器、当該原点検出用センサー手段の出力に応じて発生
するアナログ信号を増幅する原点検出用センサー増幅器
とからなる光学式変位測長器であって、当該位置検出用
センサー手段と、当該原点検出用センサー手段、及び位
置検出用センサー増幅器と、原点検出用センサー増幅器
とを半導体基板の同一チップ内に構成し、少なくとも当
該位置検出用センサー手段と、当該原点検出用センサー
手段とは当該メインスケールの光学格子を透過した光を
受光する位置に、当該チップの端子引き出し部を当該メ
インスケールの外に配置したことを特徴とする光学式変
位測長器。 - 【請求項2】 予め定められた所定のピッチSで配置さ
れた光学格子からなる位置検出用パターンと、当該位置
検出用パターンとは異なるパターンを持つ光学格子から
なる少なくとも1つの原点検出用パターンとが設けられ
た移動可能なメインスケール、当該メインスケールの一
方の側に設けられた当該メインスケールを照射する光を
発生する光源手段、及び当該メインスケールの他方の側
に設けられ、当該メインスケールの光学格子を透過した
光を受光し、且つピッチSで設けられた複数の受光素子
を有する受光素子列を複数有する位置検出用受光素子で
構成される位置検出用センサー手段と、当該原点検出用
パターンを透過した光を受光する受光素子で構成された
原点検出用センサー手段、当該位置検出用センサー手段
の出力に応じて、複数の受光素子列毎に発生する位相の
異なるアナログ信号、又は当該複数の受光素子列毎に発
生する位相の異なるアナログ信号及び当該アナログ信号
より生成し中間の位相を持つ信号を増幅・処理する位置
検出処理回路、当該原点検出用センサー手段の出力に応
じて発生するアナログ信号を増幅・処理する原点検出処
理回路、当該位置検出処理回路から生成された位相の異
なるデジタル信号と、当該原点検出処理回路から生成さ
れたデジタル信号とから原点信号を生成する原点信号処
理回路で構成されている光学式変位測長器であって、当
該位置検出用センサー手段と、当該原点検出用センサー
手段、及び、当該位置検出処理回路、当該原点検出処理
回路、当該原点信号処理回路、とを半導体基板の同一チ
ップ内に構成し、少なくとも当該位置検出用センサー手
段と、当該原点検出用センサー手段とは当該メインスケ
ールの光学格子を透過した光を受光する位置に、当該チ
ップの端子引き出し部を当該メインスケールの外に配置
したことを特徴とする光学式変位測長器。 - 【請求項3】 当該原点検出用パターンはランダムパタ
ーンで構成されていることを特徴とする請求項1若しく
は請求項2に記載の光学式変位測長器。 - 【請求項4】 当該ピッチSで設けられた複数の受光素
子を有する受光素子列を複数有する位置検出用受光素子
で構成される位置検出用センサー手段は、当該受光素子
列がS/n(nは360を得たい出力の位相角で割った
整数)の距離で当該メインスケールの移動方向に並んで
おり、当該受光素子列は各々ピッチSの光学格子と同一
なパターンを有するマスク部が設けられていることを特
徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の光学式
変位測長器。 - 【請求項5】 当該原点検出用パターンは当該位置検出
用パターンの長手方向と直交する、異なる位置に互いに
平行に、且つ第1の原点検出用パターンのパターンと、
第2原点検出用パターンのパターンとはそれぞれの位相
が一致するように配置されており、且つ当該双方の原点
検出用パターンに対応するように設けられた第1の原点
検出センサー部と第2の原点検出センサー部とが設けら
れており、当該第1の原点検出センサー部に対し当該第
2の原点検出センサー部からは反転した出力が得られる
ように、当該双方の原点検出用パターンのパターン形状
は互いに同一であって、然も、当該第1の原点検出セン
サー部には、当該原点検出用パターンと同一のパターン
を有するマスク部が設けられ、且つ当該第2の原点検出
センサー部には、当該原点検出用パターンを反転させた
パターンを有するマスク部が設けられている、若しく
は、当該第1の原点検出用パターンのパターンに対し
て、当該第2原点検出用パターンのパターンは、当該第
1の原点検出用パターンのパターンを反転させたパター
ンになっており、当該第1の原点検出センサー部と当該
当該第2の原点検出センサー部には当該第1若しくは第
2の原点検出用パターンと同一のパターンを有するマス
ク部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請
求項4の何れかに記載の光学式変位測長器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002075638A JP2003270000A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 光学式変位測長器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002075638A JP2003270000A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 光学式変位測長器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003270000A true JP2003270000A (ja) | 2003-09-25 |
| JP2003270000A5 JP2003270000A5 (ja) | 2005-07-07 |
Family
ID=29204657
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002075638A Pending JP2003270000A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 光学式変位測長器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003270000A (ja) |
-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002075638A patent/JP2003270000A/ja active Pending
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