JP2003284976A - 塗装装置 - Google Patents

塗装装置

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JP2003284976A
JP2003284976A JP2002090096A JP2002090096A JP2003284976A JP 2003284976 A JP2003284976 A JP 2003284976A JP 2002090096 A JP2002090096 A JP 2002090096A JP 2002090096 A JP2002090096 A JP 2002090096A JP 2003284976 A JP2003284976 A JP 2003284976A
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広実 野々村
Yasuo Takamizu
康夫 高水
Masumi Hara
益己 原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピストンの前進限と塗装ガンとの間の残留塗料
を効率的に洗浄できる塗装装置を提供する。 【解決手段】塗装ガン11の塗料導入口112と塗料配
管12の先端との間に設けられたバルブユニット17を
有し、バルブユニットは、一端が塗装ガンの塗料導入口
に連通し他端が塗料配管に連通する塗料通路172と、
塗料通路に連通する第1の洗浄流体通路177と、塗料
通路に連通する廃液通路181と、塗装ガンの塗料導入
口へ連通する塗料通路を開閉する第1のバルブ176
と、第1の洗浄流体通路を開閉する第2のバルブ180
と、廃液通路を開閉する第3のバルブ184とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗装装置に関し、
特に水性塗料などの導電性塗料に高電圧を印加して塗装
を行うのに適した塗装装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水性塗料は、有機溶剤を含まないので廃
液処理が容易で環境に優しく、また有機溶剤等の危険物
を含まないので火災事故防止の点で優れている。このた
め、有機溶剤系塗料に代えて或いは有機溶剤系塗料とと
もに、中塗り塗料や上塗り塗料としてのニーズが増加し
ている。
【0003】こうした水性塗料に高電圧を印加して静電
塗装する場合、有機溶剤系塗料とは異なり、外部印加方
式や塗料回路の電気的絶縁機構(以下、ボルテージブロ
ック方式という。)を採用する必要がある(たとえば、
特許第2790153号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】外部印加方式とは、塗
装機によって噴霧され微粒化された塗料粒子に、外部電
極から電圧を印加してこれを帯電させるもので、塗料回
路内で接触帯電することがないため、電気が塗料を伝わ
って流れることが少ない。
【0005】しかしながら、外部印加方式はボルテージ
ブロック方式に比べて塗着効率が悪く、塗料使用量が約
10%程度増加するという問題がある。また、原理的に
も塗装ガンが汚れやすく、その結果塗料ブツの不具合が
生じやすいので、塗装ガンの清掃頻度を高める必要があ
り、生産性をも低下させる要因となる。
【0006】これに対して、従来のボルテージブロック
方式としては、ブースサイドに設置した中継塗料タンク
を絶縁台で浮かせることで、塗装機から中継塗料タンク
までを帯電範囲とする中継塗料タンク絶縁方式が知られ
ている。
【0007】しかしながら、塗色数が多い場合にはブー
スサイドに大きなスペースが必要となり、色替えを頻繁
に行う場合や塗料使用量が多い場合には作業性が悪いと
いった問題がある。
【0008】そこで、塗装ガンに塗料を導く塗料ホース
内にピストンを設け、このピストンの前方に塗料を供給
してこれを前進させることで塗装ガンに塗料を供給する
とともに、ピストンの後方に充填されたエアーによって
ピストンの前後にて印加電圧を絶縁するものが提案され
ている(特開2001−327897号公報参照)。
【0009】ところで、この塗装装置では、構造的にピ
ストンの前進限と塗装ガンとの間に塗料が残留すること
から、これを洗浄する必要があるが、ピストンを後退さ
せて洗浄液を充填する方法では色替え時間が長くなると
いった問題があった。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、ピストンの前
進限と塗装ガンとの間の残留塗料を効率的に洗浄できる
塗装装置を提供することを目的とする。
【0011】(1)上記目的を達成するために、本発明
によれば、電圧が印加される塗装ガンと、前記塗装ガン
に塗料を導く塗料配管と、前記塗料配管内に水密状態で
摺動可能に設けられたピストンと、前記ピストンを前記
塗料配管内で移動させる駆動手段とを有し、塗装時に
は、前記塗料を前記ピストンの前方に注入し、前記ピス
トンを前記塗装ガンに向かって移動させる塗装装置にお
いて、前記塗装ガンの塗料導入口と前記塗料配管の先端
との間に設けられたバルブユニットをさらに有し、前記
バルブユニットは、一端が前記塗装ガンの塗料導入口に
連通し他端が前記塗料配管に連通する塗料通路と、前記
塗料通路に連通する第1の洗浄流体通路と、前記塗料通
路に連通する廃液通路と、前記塗装ガンの塗料導入口へ
連通する塗料通路を開閉する第1のバルブと、前記第1
の洗浄流体通路を開閉する第2のバルブと、前記廃液通
路を開閉する第3のバルブとを有することを特徴とする
塗装装置が提供される(請求項1)。
【0012】この塗装装置では、塗装ガンの塗料導入口
と塗料配管の先端との間にバルブユニットが設けられて
いるので、色替えなどの際には、第1のバルブ、第2の
バルブおよび第3のバルブを選択的に開閉し、第1の洗
浄流体通路から洗浄流体を供給することで、塗料配管と
は別の操作でピストンの前進限と塗装ガンとの間の残留
塗料を効率的に洗浄することができる。
【0013】洗浄操作は、具体的には、第1乃至第3の
バルブを開いた状態で第1の洗浄流体通路にエアー又は
洗浄液を供給することによりピストンと塗装ガンとの間
の残留塗料を押し出して廃棄するとともに塗料通路を洗
浄する。
【0014】(2)上記発明においては特に限定されな
いが、上記発明に係るバルブユニットにおいて、第1の
バルブの塗装ガン側に連通する第2の洗浄流体通路と、
第2の洗浄流体通路を開閉する第4のバルブと、をさら
に設けることもできる(請求項3)。
【0015】この塗装装置では、色替えなどの際には、
第1のバルブ、第2のバルブ、第3のバルブおよび第4
のバルブを選択的に開閉し、第1の洗浄流体通路および
第2の洗浄流体通路からそれぞれ洗浄流体を供給するこ
とで、塗料配管とは別の操作でピストンの前進限と塗装
ガンとの間の残留塗料を効率的に洗浄することができ
る。特に、洗浄経路を第1の洗浄流体通路と第2の洗浄
流体通路との2系統に分けているので、洗浄に際しては
それぞれを並行に行うことができ、洗浄時間を短縮する
ことができる。
【0016】洗浄操作は、具体的には、第1のバルブを
閉じるとともに第2乃至第4のバルブを開いた状態で第
1の洗浄流体通路および第2の洗浄流体通路のそれぞれ
にエアー又は洗浄液を供給する。これにより、ピストン
と塗装ガンとの間の残留塗料を別系統により押し出して
廃棄するとともに塗料通路を洗浄する。
【0017】(3)上記発明においては特に限定されな
いが、上記発明に係るバルブユニットにおいて、塗料通
路内の、第2のバルブと塗料配管の先端との間に、塗料
通路の内径より小さい外径の中空管を設け、第3のバル
ブを、中空管と塗料通路の内壁との間の空間に臨むよう
に設けることもできる(請求項5)。
【0018】このとき、塗料通路の塗料配管側の先端
に、漏斗状の呼込傾斜部を設けることがより好ましい
(請求項6)。
【0019】この塗装装置では、塗料通路内の、第2の
バルブと塗料配管の先端との間に、塗料通路の内径より
小さい外径の中空管を設けることで、この間の塗料通路
が、いわゆる二重管構造となる。したがって、第1の洗
浄流体通路から洗浄流体を供給すると、この洗浄流体は
中空管の内部空間を通過したのちピストンの前面空間に
噴射され、これによりピストン前面の残留塗料の洗浄性
が向上することなる。なお、洗浄後の洗浄流体は、中空
管の外部空間を通過して第3のバルブから廃液通路へ廃
棄されるが、漏斗状の呼込傾斜部により中空管の外部空
間への流体の流れが円滑になって滞留することが防止さ
れる。
【0020】(4)上記発明においては特に限定されな
いが、上記発明に係るバルブユニットにおいて、第1の
洗浄流体通路の入口、廃液通路の出口および第2の洗浄
流体通路の入口の少なくとも何れかに、好ましくは全て
に、電気絶縁配管を接続し、バルブユニットを洗浄した
後は、当該電気絶縁配管にエアーや有機溶剤などの絶縁
性流体を充填することが、より好ましい(請求項2,
4)。
【0021】バルブユニットに洗浄流体を供給する配管
を電気絶縁配管にするとともに、洗浄に当該電気絶縁配
管に絶縁流体を充填しておくことで、次色塗装の際に高
電圧が印加されても、当該電気絶縁配管から電流がリー
クすることが防止できる。
【0022】(5)上記発明において、塗料として導電
性塗料を採用する(請求項7)と本発明の効果がより発
揮されるが、非導電性塗料にも適用することができる。
特に、本発明の塗装装置では、塗料配管内の塗料のほと
んどが押し出されるので、色替え時の洗浄が必要な部分
が著しく少なくなり、しかもピストンの摺動動作によっ
て塗料配管の内壁に付着した前色塗料が掻き取られるの
で、清浄性がより高くなる。その結果、本来的には混合
されてはならない導電性塗料と非導電性塗料とを併用す
ることが可能となる。
【0023】
【発明の効果】請求項1乃至7記載の発明によれば、塗
料配管の洗浄操作とは別の操作でピストンの前進限と塗
装ガンとの間の残留塗料を効率的に洗浄することができ
るので、洗浄時間の短縮化、ひいては色替え時間の短縮
化を図ることができ、塗装工程の生産速度を上げること
が可能となる。
【0024】請求項3記載の発明によれば、バルブユニ
ットの洗浄経路を第1の洗浄流体通路と第2の洗浄流体
通路との2系統に分けているので、洗浄に際してはそれ
ぞれを並行に行うことができ、洗浄時間をさらに短縮す
ることができ、また洗浄性を高めることができる。
【0025】請求項5記載の発明によれば、供給された
洗浄流体は中空管からピストンの前面空間に噴射される
ので、ピストン前面の残留塗料の洗浄性が向上する。
【0026】請求項6記載の発明によれば、漏斗状の呼
込傾斜部により中空管の外部空間への流体の流れが円滑
になって、残留塗料の滞留が防止できる。
【0027】請求項2および4記載の発明によれば、次
色塗装の際に高電圧が印加されても、当該電気絶縁配管
から電流がリークすることが防止できる。
【0028】請求項7記載の発明によれば、本来的には
混合されてはならない導電性塗料と非導電性塗料とを同
じ塗料配管で併用することが可能となる。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。第1実施形態 図1は本発明の塗装装置の使用形態を示す概略図、図2
は本発明の塗装装置の実施形態を示す概略構成図、図3
は本発明の塗装装置に係るバルブユニットの実施形態を
示す断面図である。
【0030】図1および図2に示すように、本実施形態
の塗装装置1は、−90kV〜−60kVの高電圧が印
加されるベル型静電塗装ガン11と、この塗装ガン11
に塗料を導くための可撓性を有する塗料配管12(以
下、塗料ホース12ともいう。)と、この塗料配管12
の途中に設けられ、塗料の色替え操作を行うカラーチェ
ンジバルブユニット13と、塗料配管12の内部及びカ
ラーチェンジバルブユニット13のマニホールド131
の内部を水密状態で摺動できるピストン14と、このピ
ストン14を移動させる駆動手段15と、塗料ホース1
2と塗装ガン11との間に設けられたバルブユニット1
7とを有する。
【0031】本例の塗装装置1は、たとえば図1に示す
ように、塗装ロボットRに装着されて塗装ラインで使用
することができる。同図に示す例では、塗装ロボットR
のハンドHに塗装ガン11が装着され、マウントMを用
いてアームAに塗料ホース12が固定されているととも
に、塗装ブースの外部に駆動手段15が配置されてい
る。また、後述するバルブユニット17はマウントM2
を用いてアームAに固定されている。また、バルブユニ
ット17に接続されたホースはアームAの内部に挿通さ
れている。
【0032】この場合、少なくとも駆動手段15を塗装
ブースの外部へ設置することが好ましく、本実施形態の
塗装装置1ではそれが可能となる。これは以下の理由に
よる。すなわち、塗装ブースで使用される塗料類が全て
非溶剤系(非危険物)である場合には問題ないが、溶剤
系塗料と非溶剤系塗料との混成ラインの場合には、塗装
装置に使用される駆動モータや電気配線を防爆仕様にす
る必要があり、設備のコストアップになる。しかしなが
ら、防爆仕様が必要とされる駆動モータ154,155
を塗装ブースの外へ設置することで、溶剤系塗料の混成
ラインであってもこれらを防爆仕様にする必要がなく、
コストダウンを図ることができる。また、駆動手段15
を塗装ブースの外部へ設置することで保守点検の作業性
も向上することになる。
【0033】ベル型静電塗装ガン11は、ガン本体内に
トリガバルブを有し、塗装装置1の制御装置からの指令
信号に基づいてトリガバルブを開くと、塗料ホース12
から供給された塗料が、ガン本体の先端に設けられたベ
ルカップ111に至り、このベルカップ111を高速回
転させることで、供給された塗料が、ベルカップ111
の先端エッジから微粒化されながら放射状に噴霧され
る。なお、本発明で用いられる塗装ガン11は、特に限
定されることはなく、ベル型静電塗装ガンにのみ限定さ
れずエアー霧化式静電塗装ガン等、全ての静電塗装ガン
を用いることができるため、図1および図2においては
詳細な図示を省略する。
【0034】本実施形態に係る塗料ホース12は、図2
において左側の先端がバルブユニット17の塗料通路1
71の入口に接続され、右側の後端はカラーチェンジバ
ルブユニット13の出口に接続されている。この塗料ホ
ース12は、図1に示すように塗装ガン11を塗装ロボ
ットRに装着して用いる場合などには、塗装ロボットR
の作業姿勢にともなって湾曲するので、塗料ホース自体
の柔軟性及び塗料ホースが曲がっても内部をピストン1
4がスムーズに移動できるように、ナイロン系、ポリテ
トラフルオロエチレン系あるいはウレタン系の樹脂にて
構成された可撓性を有することが好ましい。ただし、少
なくともピストン14の移動範囲内で塗料配管12を直
線にできる場合には、ステンレスなどの金属で構成する
ことも可能である。この場合、ステンレス等の金属は外
側を樹脂などにより絶縁する必要がある。
【0035】また、本発明の塗料配管は限定されない
が、塗料ホース12を、耐摩耗性に優れた材料からなる
内面層と、これを包囲するように設けられ、配管内圧に
よる膨張を防止するための補強材と、さらにこれを包囲
するように設けられ、塗料ホース12の湾曲に追従でき
る柔軟性のある材料から構成された外面層と、で形成す
ることが、より好ましい。
【0036】ちなみに、塗料ホース12の長さは塗料使
用量が多い場合には長く、少ない場合には短くするな
ど、塗料使用量に応じて適宜設定することができる。
【0037】塗料ホース12の右端には、カラーチェン
ジバルブユニット13が接続されており、マニホールド
131のそれぞれの端部と塗料ホース12とは継手によ
り水密に接続されている。同図に示すカラーチェンジバ
ルブユニット13では、図外の塗料供給源より異なる塗
料が供給される切替弁132と、圧縮空気が供給される
切替弁133と、洗浄液(導電性塗料の場合は洗浄用純
水、非導電性塗料の場合は洗浄用シンナーをいう。以下
同じ。)が供給される切替弁134とが設けられてい
る。同図において左側の6つの切替バルブ132に塗料
が供給されるが、この切替バルブ132の数量はそれ以
上でも以下でも良く、適用される塗装ラインの塗色数な
どの諸条件によって適宜増減することができる。なお、
切替弁133に供給される圧縮空気は色替え時に塗料や
洗浄液を押し出すために用いられ、切替弁134に供給
される洗浄液は色替え時の配管洗浄に用いられる。
【0038】本実施形態のカラーチェンジバルブユニッ
ト13では、マニホールド131の内径が塗料ホース1
2の内径とほぼ等しく形成されている。これにより、ピ
ストン14は、マニホールド131の右端から塗料ホー
ス12の左端までスムーズに移動することができる。
【0039】なお、本発明においては特に限定されない
が、特に塗料に導電性塗料を用いる場合には、カラーチ
ェンジバルブユニット13のマニホールド131は合成
樹脂などの絶縁性材料から構成することが好ましい。金
属などの導電性材料にてマニホールド131を構成する
と、マニホールド131及び切替弁132,133,1
34から導電性塗料を介して塗料供給源側へ電流がリー
クするおそれがある。
【0040】本実施形態の塗装装置1では、カラーチェ
ンジバルブユニット13のマニホールド131の右端か
ら、塗料ホース12の左端まで、これらの内部を水密状
態で摺動できるピストン14と、このピストン14を適
宜の位置及び適宜の速度で移動させる駆動手段15とを
備えている。
【0041】ピストン14は、図3に拡大して示すよう
に、絶縁材からなるピストン本体141に、同じく絶縁
材からなり塗料の漏洩を防止するための2つのOリング
142a,142b(以下、総称してOリング142と
もいう。)を装着してなり、塗料ホース12が湾曲して
もスムーズに移動できるようにピストン本体141の軸
方向の長さは極力短くされている。ピストン本体141
はナイロンなどの水や有機溶剤で劣化しない絶縁材から
構成することが好ましく、Oリング142は適度な弾性
を有するゴムなどの材料であって、耐摩耗性及び耐溶剤
性に優れたものから構成することが好ましい。
【0042】このOリング142は、ピストン14の前
後における塗料等の水密性を確保するほか、ピストン1
4の摺動性を向上させる機能をも司り、さらに色替え時
等において塗料ホース12の内壁に付着した前色塗料を
掻き取る機能も備えている。
【0043】こうしたピストン14を図2に二点鎖線で
示す後退限位置まで後退させた状態で、その前方空間S
3に塗料を注入し、当該ピストン14を塗装ガン11に
向かって前進させると、塗料ホース12の内壁に付着し
た導電性塗料もOリング142によって前方へ掻き取ら
れることになるので、ピストン14の後方には空気のみ
が存在することになる。したがって、塗装ガン11に高
電圧を印加しても当該ピストン14の前後でブロックさ
れ、塗料ホース12の後端側へ電流がリークすることが
防止される。
【0044】なお、本発明では特に限定されないが、図
3に示すようにピストン本体141には、一端が2つの
Oリング142a,142bとピストン本体141の外
周面と塗料ホース12の内壁とで仕切られた空間S1に
開口し、他端が後述する中空ケーブル151の内部に開
口する通孔143が形成されている。
【0045】この通孔143の存在により、ピストン1
4の前方空間S3に充填された塗料がOリング142a
の劣化や摩耗により当該Oリング142aを越えて空間
S1に漏洩しても、この漏洩した塗料は通孔143を介
して中空ケーブル151内に至る。したがって、中空ケ
ーブル151の右端などに設けられた塗料検出器31に
よって塗料の漏洩が検出できる。
【0046】図1および図2に戻り、ピストン14を移
動させるための駆動手段15は、先端がピストン本体1
41に固定された中空ケーブル151と、カラーチェン
ジバルブユニット13の近くに設けられ、中空ケーブル
151を挟み込んで回転する二対の押出ローラ152,
152と、中空ケーブル151を巻き取る引っ張り装置
153とを備えている。
【0047】押出ローラ152,152は、それぞれ図
外の駆動モータによって回転し、主としてピストン14
が塗装ガン11に向かって前進する際に中空ケーブル1
51に駆動力を付与するとともに、ピストン14を塗装
ガン11とは反対方向に向かって戻す際は中空ケーブル
151の挟持を解除してフリーとする。この押出ローラ
152によってピストン14の移動にともなう塗料の押
出量が制御されることになり、従来必要とされたギヤポ
ンプなどは本実施形態では不要となる。また、二対の押
出ローラ152,152は中空ケーブル151を挟み込
んでピストン14を前進させる機械的構造であることか
ら、原理的に塗料ホース12が破裂するほど異常な高圧
に達すると押出ローラ152がスリップする。したがっ
て、安全性がより高まることとなる。
【0048】これに対して、引っ張り装置153は、図
外の駆動モータによって正逆両方向に回転し、ピストン
14が塗装ガン11に向かって前進する際には同方向へ
中空ケーブル151が繰り出されるように回転する。ま
た、これとは逆回転することにより、ピストン14を塗
装ガン11とは反対方向へ戻す際に機能する。このと
き、上述したように押出ローラ152は中空ケーブル1
51に対してフリーとなるので、引っ張り装置153の
回転速度を高めた分だけピストン14の戻し操作に必要
な時間が短縮される。
【0049】なお、本例のケーブル151には中空ケー
ブルを採用し、既述したように塗料の漏洩を感知するよ
うに構成しているが、本発明のケーブルは中空ケーブル
に限定されず、中実ケーブルであってもよい。また、押
出用ローラ152は二対に限定されず、一対であっても
三対以上であってもよい。
【0050】ちなみに、中空ケーブル151は絶縁材か
ら構成することが好ましいが、剛性及び耐久性を高める
ためにケーブル151に金属製(導電性)ケーブルを用
いる場合には、当該ケーブル151の外周に絶縁被覆層
を形成し、ピストン14の後方の湿度や水分、塗料など
の残存によりケーブル14を介して電流がリークするの
を防止することが、より好ましい。
【0051】特に本実施形態では、塗料ホース12の先
端と塗装ガン11との間にバルブユニット17が設けら
れている。このバルブユニット17は、図3に拡大して
示すように、バルブブロック171を有し、このバルブ
ブロック171に、右端が塗料ホース12に連通される
とともに、左端が塗装ガン11の塗料導入口112に接
続される塗料通路172が形成されている。この塗料通
路172の左端には塗装ガン11の塗料導入口112に
至る塗料ホース174の取付用ネジ孔175が形成され
ている。
【0052】また、この塗料通路172のうち、後述す
る第1のバルブ176と塗料ホース12との間には、左
端に鍔部189を有する中空管190が挿入固定されて
おり、これにより塗料通路172は、中空管190の内
部空間192と、中空管190の外部および塗料通路1
72の内壁との間の空間191とに仕切られ、空間19
1は後述する廃液通路181と連通することになる。な
お、同図に示す例では、中空管190の外部空間191
の右端に漏斗状の呼込傾斜部173が形成され、これに
より、色替え洗浄時において第1の洗浄流体通路177
から導入された洗浄液は、塗料通路172を通過してピ
ストン14に向かって噴射されたのち、当該呼込傾斜部
173によって外部空間191に円滑に導入され、廃液
通路181を介してドレン槽22に導かれる。
【0053】この塗料通路172は、その途中に設けら
れた第1のバルブ176によって開閉され、これにより
塗料ホース12から塗装ガン1への塗料の供給をON/
OFFすることができる。第1のバルブ176は、同図
に示すように、バルブブロック171に形成された弁座
176aと、この弁座176aに当接および離反する弁
体176bと、弁体176bに固定された弁棒176c
と、弁棒176cに固定されたピストン176dと、ピ
ストン176dが挿入されたシリンダ176eとを有
し、図外の駆動用流体(たとえば、エアー)をシリンダ
176e内のピストン176dの前後に供給することで
弁体176bが弁座176aの開口を開閉する。
【0054】また、バルブブロック171には、上述し
た塗料通路172の、第1のバルブ176の塗料ホース
12側に連通する第1の洗浄流体通路177が形成され
ている。同図に示す例では、第1の洗浄流体通路177
の右端には切替バルブユニット20に至る絶縁性ホース
178の取付用ネジ孔179が形成されている。
【0055】この第1の洗浄流体通路177は、その途
中に設けられた第2のバルブ180によって開閉され、
これにより切替バルブユニット20からの押出用エアー
および洗浄液の供給をON/OFFすることができる。
第2のバルブ180は、同図に示すように、バルブブロ
ック171に形成された弁座180aと、この弁座18
0aに当接および離反する弁体180bと、弁体180
bに固定された弁棒180cと、弁棒180cに固定さ
れたピストン180dと、ピストン180dが挿入され
たシリンダ180eとを有し、図外の駆動用流体(たと
えば、エアー)をシリンダ180e内のピストン180
dの前後に供給することで弁体180bが弁座180a
の開口を開閉する。
【0056】また、バルブブロック171には、上述し
た塗料通路172の、第1のバルブ176の塗料ホース
12側であって、中空管190の外部空間191に連通
する廃液通路181が形成されている。同図に示す例で
は、廃液通路181の右端にはドレン槽22に至る絶縁
性ホース182の取付用ネジ孔183が形成されてい
る。
【0057】この廃液通路181は、その途中に設けら
れた第3のバルブ184によって開閉され、これにより
ドレン槽22への廃液の供給をON/OFFすることが
できる。第3のバルブ184は、同図に示すように、バ
ルブブロック171に形成された弁座184aと、この
弁座184aに当接および離反する弁体184bと、弁
体184bに固定された弁棒184cと、弁棒184c
に固定されたピストン184dと、ピストン184dが
挿入されたシリンダ184eとを有し、図外の駆動用流
体(たとえば、エアー)をシリンダ184e内のピスト
ン184dの前後に供給することで弁体184bが弁座
184aの開口を開閉する。
【0058】さらに、バルブブロック171には、上述
した塗料通路172の、第1のバルブ176の塗装ガン
11側に連通する第2の洗浄流体通路185が形成され
ている。同図に示す例では、第2の洗浄流体通路185
の左端には切替バルブユニット21に至る絶縁性ホース
186の取付用ネジ孔187が形成されている。
【0059】この第2の洗浄流体通路185は、その途
中に設けられた第4のバルブ188によって開閉され、
これにより切替バルブユニット21からの押出用エアー
および洗浄液の供給をON/OFFすることができる。
第4のバルブ188は、同図に示すように、バルブブロ
ック171に形成された弁座188aと、この弁座18
8aに当接および離反する弁体188bと、弁体188
bに固定された弁棒188cと、弁棒188cに固定さ
れたピストン188dと、ピストン188dが挿入され
たシリンダ188eとを有し、図外の駆動用流体(たと
えば、エアー)をシリンダ188e内のピストン188
dの前後に供給することで弁体188bが弁座188a
の開口を開閉する。
【0060】ちなみに、塗装ガン11への高圧印加、ト
リガバルブの切替、カラーチェンジバルブユニット13
の各切替弁132,133,134の切替、押出ローラ
152の駆動モータの動作、引っ張り装置153の駆動
モータの動作およびバルブユニット17の各バルブの切
替は、図外の制御装置からの制御信号によって制御され
る。
【0061】こうした制御装置には、図外の管理装置か
ら送出される制御信号の他、ピストン14の現在位置を
検出するための位置センサからの検出信号が入力され
る。位置センサの配置場所としては、ピストン14がカ
ラーチェンジバルブユニット13よりも後方位置にある
ときに検出信号を送出する位置、すなわち図2に二点鎖
線で示すピストン14の位置(以下、後端限位置ともい
う。)と、ピストン14がカラーチェンジバルブユニッ
ト13よりも僅かに前方に位置する際に検出信号を送出
する位置(以下、印加可能位置ともいう。)と、ピスト
ン14が塗装ガン11のバルブユニット17の直前位置
である前進限に位置する際に検出信号を送出する位置
(以下、前進限位置ともいう。)とに設けることが望ま
しい。
【0062】次に作用を説明する。図4は、本実施形態
の塗装装置1に塗料を供給して、塗装ガン11から被塗
物に塗料を塗布し、次の被塗物を待機するまでの1サイ
クルの手順を示したものである。
【0063】まず、ピストン14が印加可能位置にある
状態から塗装がスタートする。この状態では、ピストン
14がカラーチェンジバルブユニット13の僅か前方に
位置し、当該ピストン14からベルカップ113に至る
塗料ホース12の空間S3には、その被塗物に塗布すべ
き塗料Pが充填されている。この充填量は、既述したよ
うにその塗装ガン11で塗布される塗料の使用量にほぼ
等しい。また、ピストン14の後方の塗料ホース12の
うち、空間S2には空気が充満している。さらに、バル
ブブロック17の状態は、第1のバルブ176が塗料通
路172を開くとともに、それ以外のバルブ、すなわち
第2のバルブ180、第3のバルブ184および第4の
バルブ188は全て閉じている。これにより、塗料ホー
ス12は塗料通路172を介して塗装ガン11の塗料導
入口112に至る塗料ホース174にのみ連通すること
になる。
【0064】この状態から塗装ガン11に高電圧を印加
するとともに、トリガバルブ112を開く(ステップ
1)。これにより、塗装ガン11から導電性塗料Pに電
流が流れるが、ピストン14の後方の空間S2は空気に
て満たされているので、これがいわゆるボルテージブロ
ックの機能を発揮して、当該ピストン14の前後で電気
的に絶縁される。
【0065】トリガバルブ112の開動作とほぼ同時
に、押出ローラ152を作動してケーブル151を繰り
出しピストン14を塗装ガン11に向かって前進させ
る。なお、トリガバルブ112の開動作とピストン14
の押出動作とはほぼ同時に行われるが、塗装ロボットR
の姿勢如何では塗装ガン11のベルカップ113が横向
き、或いは斜め上向きになっている場合もあるので、最
初の吐出量や霧化パターンを安定させるために、ピスト
ン14の押出動作をトリガバルブ112の開動作に対し
て0.1〜0.3秒程度先行させてもよい。こうするこ
とで、特に回転霧化式塗装ガンでは、フィードチューブ
先端の塗料タレ対策に有効な手段となる。
【0066】ピストン14を押し出す際の押出速度はベ
ルカップ113からの吐出量に関係する。すなわち、押
出速度を早くすると吐出量が増加し、押出速度を遅くす
ると吐出量が減少するので、制御装置から最適の押出速
度を駆動手段15へ送出する。
【0067】ピストン14が塗装ガン11に向かって前
進すると、上述したように塗料Pが塗装ガン11へ供給
されるが、当該ピストン14がバルブユニット17の直
前の前進限位置に達し、ここに設けられた位置センサに
て検出されると、押出ローラ152及び引っ張り装置1
53を停止するとともに、塗装ガン11への高電圧の印
加を停止し、被塗物への塗装を終了する(ステップ3及
び4)。
【0068】これ以降の操作が色替えサイクルとなる。
なお、次の被塗物の塗色が同色である場合は以下の色替
えサイクルを行わずにステップ12へジャンプする。
【0069】まず、図3に示すようにピストン14が前
進限位置にある状態で、当該ピストン14の先端から塗
装ガン11までの間に残留した塗料Pを洗浄する。これ
には、第1のバルブ176を閉じるとともに第4のバル
ブ188を開く。これと同時に第2のバルブ180およ
び第3のバルブ184も開く(ステップ5)。そして、
切替バルブユニット20および21を介して押出エアー
を供給する(ステップ6,7)。
【0070】切替バルブ21を介して供給された押出エ
アーは、絶縁性ホース186を通って第2の洗浄流体通
路185に至り、開いている第4のバルブ188を通過
する。ここで、閉じている第1のバルブ176と塗装ガ
ン11との間には前色塗料Pが残留しているが、これを
先の押出エアーにて塗装ガン11へ押し出して廃棄す
る。
【0071】次に、切替バルブユニット21のバルブを
切り替えて洗浄液を供給する(ステップ8)。この洗浄
液は、絶縁性ホース186を通って第2の洗浄流体通路
185に至り、さらに開いている第4のバルブ188を
通過して塗料通路172および塗料ホース174、塗装
ガン11に至り、ここから廃棄される。この洗浄液の供
給を所定時間継続することで第1のバルブ176から塗
装ガン11に至る塗料通路172を洗浄することができ
る。
【0072】次に、再び切替バルブユニット21のバル
ブを切り替えて押出エアーを供給する(ステップ1
0)。これにより、それまで絶縁性ホース186,第2
の洗浄流体通路185,塗料通路172,塗料ホース1
74および塗装ガン11に充填されていた洗浄液が塗装
ガン11から押し出され廃棄される。
【0073】この後、以上のステップ8および10を複
数回繰り返してもよいが、最後には、押出エアーを数秒
間供給し、第2の洗浄流体通路185および絶縁性ホー
ス186にエアーを溜めておく。これにより、次色塗装
の際に塗装ガン1に高電圧を印加しても、当該電流がこ
の経路を介してリークすることが防止できる。そのため
に絶縁性ホース186を採用し、その長さを3m以上と
することが望ましい。
【0074】一方、切替バルブ20を介して供給された
押出エアーは、絶縁性ホース178を通って第1の洗浄
流体通路177に至り、開いている第2のバルブ180
を通過する。ここで、閉じている第1のバルブ176と
ピストン14との間には、中空管190の内部空間19
2も外部空間191も含めて前色塗料Pが残留している
が、第2のバルブ180を通過した押出エアーは中空管
190の内部空間191に導かれるので、ここに残留す
る塗料Pをピストン14側へ押し出す。この押し出され
た前色塗料P、ピストン14の前面に残留している塗料
Pおよび中空管190の外部空間191に残留している
塗料Pは、押出エアーの圧力によって開いている第3の
バルブ184側に押し出され、当該第3のバルブ184
を通過して廃液通路181および絶縁性ホース182を
介してドレン槽22に廃棄される。
【0075】次に、切替バルブユニット20のバルブを
切り替えて洗浄液を供給する(ステップ9)。この洗浄
液は、絶縁性ホース178を通って第1の洗浄流体通路
177に至り、さらに開いている第2のバルブ180を
通過して中空管190の内部空間192に至る。そし
て、この内部空間192から、ピストン14に向かって
噴射される。この噴射によりピストン14の先端が清浄
になり前色塗料の色混じりが防止できる。ピストン14
の前面空間S3に噴射された洗浄液は、中空管190の
外部空間191から第3のバルブ184を介して廃液通
路181に至り、絶縁性ホース182を介してドレン槽
22へ廃棄される。この洗浄液の供給を所定時間継続す
ることでピストン14から第1のバルブ176に至る塗
料通路172を洗浄することができる。なお、塗料通路
172の右端に形成された呼込傾斜部173により、ピ
ストン前面空間S3から中空管190の外部空間191
への洗浄液の流れが円滑になる。
【0076】次に、再び切替バルブユニット20のバル
ブを切り替えて押出エアーを供給する(ステップ1
1)。これにより、それまで絶縁性ホース178,第1
の洗浄流体通路177,中空管190の内部空間19
2,ピストン14の前面空間S3,中空管190の外部
空間191,廃液通路181および絶縁性ホース182
に充填していた洗浄液は、ドレン槽22に押し出され廃
棄される。この後、以上のステップ9および11を複数
回繰り返してもよいが、最後には、押出エアーを数秒間
供給し、第1の洗浄流体通路177および絶縁性ホース
178、並びに廃液通路181および絶縁性ホース18
2にそれぞれエアーを溜めておく。これにより、次色塗
装の際に塗装ガン11に高電圧を印加しても、当該電流
がこれらの経路を介してリークすることが防止できる。
そのために絶縁性ホース178,182を採用し、その
長さをそれぞれ3m以上とすることが望ましい。
【0077】本例では、ステップ5乃至ステップ11の
洗浄ステップにおいて、第1のバルブ176の前後で独
立した洗浄系を構成し、それぞれを並行して洗浄するの
で、そのぶんだけ洗浄時間を短縮することができるとと
もに、別個に洗浄することで洗浄性能が向上する。
【0078】図4に戻り、バルブユニット17廻りの洗
浄が終了したら、バルブユニット17の第1のバルブ1
76を開くとともに、第2〜第4のバルブ180,18
4,188を閉じる。そして、押出ローラ152,15
2をフリーにし、引っ張り装置153をこれまでとは逆
方向に回転させることで、ピストン14を後退させる
(ステップ12)。なお、ピストン14が後退する際に
は、ピストン14の後方(図において右側)の空気が圧
縮されるので、ピストン14の動作をスムーズにするた
めにダンプバルブなどを設けてこれを開いておくことが
好ましい。
【0079】位置センサにてピストン14が後退限位置
に達したことが検出されたら(ステップ13)、カラー
チェンジバルブユニット13の切替弁133,134を
交互に開閉して、ピストン14の前方の塗料ホース12
内空間S3に洗浄液と押出エアーとを供給する(ステッ
プ14)。ただし、本例の塗装装置1では、バルブユニ
ット17から塗装ガン11までの間の洗浄は終了してい
るので、主として塗料ホース12の内壁やカラーチェン
ジバルブユニット13に残留した前色塗料を洗浄するた
めのステップである。したがって、他の洗浄手段があれ
ばこのステップ14は省略してもよい。
【0080】塗料ホース12内が清浄になったら、カラ
ーチェンジバルブユニット13の切替弁132の何れか
を開いて次色の塗料Pをピストン14の前方の塗料ホー
ス12内へ供給する(ステップ15)。このとき、塗料
使用量に応じて切替弁132の開閉タイミングを制御
し、その塗色に適した充填量とする。これにより、塗装
終了後に残存して廃棄する塗料量が最小限となる。
【0081】次色塗料Pを供給したら、押出ローラ15
2,152及び引っ張り装置153を駆動し、ピストン
14を前進させる(ステップ16)。そして、ピストン
14がカラーチェンジバルブユニット13の僅か前方位
置にある印加可能位置に達したことが位置センサによっ
て検出されたら(ステップ17)、押出ローラ152及
び引っ張り装置153を停止するとともに、塗装ガン1
1のトリガバルブを閉じ、次色の塗装スタート信号を待
機する(ステップ18)。
【0082】本実施形態の塗装装置1は、以下の効果が
期待できる。まず、塗料ホース12内にピストン14を
設けて、当該ピストン14の前方に導電性塗料Pを供給
してこれを塗装ガン11へ押し出すように構成したの
で、ピストン14の後方には空気層が形成され、これが
いわゆるボルテージブロック機能を発揮する。したがっ
て、既存の塗着効率の高いベル型静電塗装ガン等をその
まま利用することができ、導電性塗料の採用と塗着効率
の向上との両立が図られる。また、既存の塗装ガンがそ
のまま使用できるので、塗装ガンの交換あるいは改造費
用が不要となる。
【0083】また、ピストンの押出速度を制御すること
で吐出量を簡単に制御することができ、従来必要とされ
たギヤポンプなどの高価な装置に代替することができ、
設備費用の低減が達成される。
【0084】さらに、色替え操作にあたっても、ピスト
ンを用いてトリガバルブまで塗料を押し出すことができ
るので、色替え時に廃棄される塗料量が最小となり、塗
料コストの低減及び廃液処理などの環境対策の点で有利
となる。
【0085】また、塗装ガンあたりの塗料使用量(吐出
量)は、塗装サイクルタイムの変更、被塗物の相違、塗
料固形分など塗色による相違、膜厚などの要求品質の相
違等々により異なるが、本実施形態の塗装装置は、塗料
ホース12の長さを最大塗料使用量に設定しておき、こ
れに必要に応じた量の塗料を充填して塗装するので、塗
料使用量の変動に対しても柔軟に対処することができ
る。
【0086】さらに本実施形態の塗装装置1は、導電性
塗料のみならず非導電性塗料にもそのまま適用できる。
【0087】また、塗料ホース12内の塗料はピストン
14によって全て押し出されるので、洗浄しなければな
らない範囲が著しく少なくなり、これにより短時間で系
内を清浄にすることが可能となる。また清浄性が高まる
結果、導電性塗料と非導電性塗料とを同一の塗装装置で
色替えすることも可能となる。
【0088】さらに、本実施形態の塗装装置1は、塗料
ホース12内への塗料の充填は塗装の直前であるため、
メタリック塗料やマイカ塗料等であっても顔料沈降の問
題は生じなくなる。また、カートリッジを用いた塗装ガ
ンに適用する場合にも顔料沈降の問題が解消される。
【0089】これに加えて、ピストン本体141に第1
の通孔143を設け、一端を2つのOリング142a,
142bで仕切られた空間S1に臨ませ、他端を第1の
中空ケーブル151a内に臨ませているので、ピストン
14の前方空間S3に充填された塗料がOリング142
aの劣化や摩耗などによって漏洩しても、これが第1の
通孔143及び中空ケーブル151を介して塗料検出器
31にて検出される。したがって、ピストン14を分解
しなくてもOリング142の劣化・摩耗状態を検査する
ことができ、ひいては塗料の漏洩を防止することができ
る。
【0090】さらに、本実施形態の塗装装置1では、塗
料通路172に中空管190を設けているので、切替バ
ルブユニット20から供給された洗浄液はピストン14
に向かって噴射され、これによりピストン14の前面空
間S3の洗浄性が向上することになる。また、塗料通路
172の右端に呼込傾斜部173を形成しているので、
ピストン14の前面空間S3を洗浄した洗浄液は円滑に
外部空間191へ導かれることになる。
【0091】また、第1のバルブ176の前後にて並行
して洗浄操作を行うので、色替え時間を短縮することが
できる。さらに、洗浄終了後に絶縁性ホース178,1
82,186にエアーを充填するので、次色塗装の際に
塗装ガン11に高圧を印加しても、これら絶縁性ホース
178,182,186でブロックされ、ここからのリ
ークが防止できる。
【0092】第2実施形態 図5は本発明の塗装装置の他の実施形態を示すバルブユ
ニット17の拡大断面図である。本例では、上述した第
1実施形態に比べ、第1実施形態の第4のバルブ188
と切替バルブユニット21および絶縁性ホース186を
省略したものである。図3に示すものと同一の部材には
同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0093】バルブブロック171に形成された塗料通
路172に中空管190が設けられ、図3の第1実施形
態の鍔部189などが省略された構造となっているが、
基本的な機能は第1実施形態と同様であり、中空管19
0の内部空間192が塗色塗料の通路となり、中空管1
90の外部空間191が第3のバルブ184を介して廃
液通路181に連通する。
【0094】次に本例の作用を説明する。図6は、本実
施形態の塗装装置1に塗料を供給して、塗装ガン11か
ら被塗物に塗料を塗布し、次の被塗物を待機するまでの
1サイクルの手順を示したものである。
【0095】同図のステップ1〜ステップ4までの動作
は、図4にて説明した第1実施形態と同じであるため、
ステップ5の色替えサイクルから説明する。なお、次の
被塗物の塗色が同色である場合は以下の色替えサイクル
を行わずにステップ9へジャンプする。
【0096】まず、図5に示すようにピストン14が前
進限位置にある状態で、当該ピストン14の先端から塗
装ガン11までの間に残留した塗料Pを洗浄する。これ
には、第1のバルブ176、第2のバルブ180および
第3のバルブ184の全てを開く(ステップ5)。そし
て、切替バルブユニット20を介して押出エアーを供給
する(ステップ6)。
【0097】切替バルブ20を介して供給された押出エ
アーは、絶縁性ホース178を通って第1の洗浄流体通
路177に至り、開いている第2のバルブ180を通過
する。ここで、ピストン14の前面空間S3と塗装ガン
11との間には前色塗料Pが残留しているので、第2の
バルブ180に至った押出エアーは、ここから塗装ガン
11側とピストン14側に分岐し、それぞれ残留塗料を
押し出す。すなわち、第2のバルブ180からの押出エ
アーは、当該第2のバルブ180が臨む塗料通路172
と塗装ガン11との間に残留した塗料を、塗装ガン11
へ押し出して廃棄する。一方、同じく第2のバルブ18
0からの押出エアーは、当該第2のバルブ180が臨む
塗料通路172とピストン14との間に残留した塗料
を、中空管190の外部空間191、第3のバルブ18
4、廃液通路181および絶縁性ホース182を介して
ドレン槽22へ押し出して廃棄する。
【0098】次に、切替バルブユニット20のバルブを
切り替えて洗浄液を供給する(ステップ7)。この洗浄
液も、上述した押出エアーと同様に、絶縁性ホース17
8を通って第1の洗浄流体通路177に至り、さらに開
いている第2のバルブ180を通過する。そして、ここ
から一方は、開いている第1のバルブ176から塗料ホ
ース174、塗装ガン11に至り、ここから廃棄され
る。この洗浄液の供給を所定時間継続することで第1の
バルブ176から塗装ガン11に至る塗料通路172を
洗浄することができる。また他方は、中空管190の内
部空間192を通過してピストン14に向かって噴射す
る。これにより、ピストン14の前面空間S3に残留し
た前色塗料の洗浄性が向上することになる。そして、ピ
ストン14の前面空間S3に噴射された洗浄液は、中空
管190の外部空間191から第3のバルブ184を介
して廃液通路181に至り、絶縁性ホース182を介し
てドレン槽22へ廃棄される。この洗浄液の供給を所定
時間継続することでピストン14から第1のバルブ17
6に至る塗料通路172を洗浄することができる。な
お、塗料通路172の右端に形成された呼込傾斜部17
3により、ピストン前面空間S3から中空管190の外
部空間191への洗浄液の流れが円滑になる。
【0099】次に、再び切替バルブユニット20のバル
ブを切り替えて押出エアーを供給する(ステップ8)。
これにより、それまで絶縁性ホース178,第1の洗浄
流体通路177,中空管190の内部空間192,ピス
トン14の前面空間S3,中空管190の外部空間19
1,廃液通路181および絶縁性ホース182、並びに
第2のバルブ180より塗装ガン11側の塗料通路17
2および塗料ホース174に充填していた洗浄液は、ド
レン槽22又は塗装ガン11に押し出され廃棄される。
この後、以上のステップ6および7を複数回繰り返して
もよいが、最後には、押出エアーを数秒間供給し、第1
の洗浄流体通路177および絶縁性ホース178、並び
に廃液通路181および絶縁性ホース182にそれぞれ
エアーを溜めておく。これにより、次色塗装の際に塗装
ガン11に高電圧を印加しても、当該電流がこれらの経
路を介してリークすることが防止できる。そのために絶
縁性ホース178,182を採用し、その長さをそれぞ
れ3m以上とすることが望ましい。
【0100】本例では、ステップ5乃至ステップ8の洗
浄ステップにおいて、一つの切替バルブ20からの押出
エアーおよび洗浄液によって洗浄系を構成しているの
で、そのぶんだけ装置構成や制御が簡単になり、低コス
ト化にも貢献する。
【0101】図6に戻り、バルブユニット17廻りの洗
浄が終了したら、バルブユニット17の第1のバルブ1
76を開いたままとし、第2および第3のバルブ18
0,184を閉じる。そして、押出ローラ152,15
2をフリーにし、引っ張り装置153をこれまでとは逆
方向に回転させることで、ピストン14を後退させる
(ステップ9)。なお、ピストン14が後退する際に
は、ピストン14の後方(図において右側)の空気が圧
縮されるので、ピストン14の動作をスムーズにするた
めにダンプバルブなどを設けてこれを開いておくことが
好ましい。
【0102】位置センサにてピストン14が後退限位置
に達したことが検出されたら(ステップ10)、カラー
チェンジバルブユニット13の切替弁133,134を
交互に開閉して、ピストン14の前方の塗料ホース12
内空間S3に洗浄液と押出エアーとを供給する(ステッ
プ11)。ただし、本例の塗装装置1では、バルブユニ
ット17から塗装ガン11までの間の洗浄は終了してい
るので、主として塗料ホース12の内壁やカラーチェン
ジバルブユニット13に残留した前色塗料を洗浄するた
めのステップである。したがって、他の洗浄手段があれ
ばこのステップ14は省略してもよい。
【0103】塗料ホース12内が清浄になったら、カラ
ーチェンジバルブユニット13の切替弁132の何れか
を開いて次色の塗料Pをピストン14の前方の塗料ホー
ス12内へ供給する(ステップ12)。このとき、塗料
使用量に応じて切替弁132の開閉タイミングを制御
し、その塗色に適した充填量とする。これにより、塗装
終了後に残存して廃棄する塗料量が最小限となる。
【0104】次色塗料Pを供給したら、押出ローラ15
2,152及び引っ張り装置153を駆動し、ピストン
14を前進させる(ステップ13)。そして、ピストン
14がカラーチェンジバルブユニット13の僅か前方位
置にある印加可能位置に達したことが位置センサによっ
て検出されたら(ステップ14)、押出ローラ152及
び引っ張り装置153を停止するとともに、塗装ガン1
1のトリガバルブを閉じ、次色の塗装スタート信号を待
機する(ステップ15)。
【0105】本実施形態の塗装装置1は、以下の効果が
期待できる。まず、塗料ホース12内にピストン14を
設けて、当該ピストン14の前方に導電性塗料Pを供給
してこれを塗装ガン11へ押し出すように構成したの
で、ピストン14の後方には空気層が形成され、これが
いわゆるボルテージブロック機能を発揮する。したがっ
て、既存の塗着効率の高いベル型静電塗装ガン等をその
まま利用することができ、導電性塗料の採用と塗着効率
の向上との両立が図られる。また、既存の塗装ガンがそ
のまま使用できるので、塗装ガンの交換あるいは改造費
用が不要となる。
【0106】また、ピストンの押出速度を制御すること
で吐出量を簡単に制御することができ、従来必要とされ
たギヤポンプなどの高価な装置に代替することができ、
設備費用の低減が達成される。
【0107】さらに、色替え操作にあたっても、ピスト
ンを用いてトリガバルブまで塗料を押し出すことができ
るので、色替え時に廃棄される塗料量が最小となり、塗
料コストの低減及び廃液処理などの環境対策の点で有利
となる。
【0108】また、塗装ガンあたりの塗料使用量(吐出
量)は、塗装サイクルタイムの変更、被塗物の相違、塗
料固形分など塗色による相違、膜厚などの要求品質の相
違等々により異なるが、本実施形態の塗装装置は、塗料
ホース12の長さを最大塗料使用量に設定しておき、こ
れに必要に応じた量の塗料を充填して塗装するので、塗
料使用量の変動に対しても柔軟に対処することができ
る。
【0109】さらに本実施形態の塗装装置1は、導電性
塗料のみならず非導電性塗料にもそのまま適用できる。
【0110】また、塗料ホース12内の塗料はピストン
14によって全て押し出されるので、洗浄しなければな
らない範囲が著しく少なくなり、これにより短時間で系
内を清浄にすることが可能となる。また清浄性が高まる
結果、導電性塗料と非導電性塗料とを同一の塗装装置で
色替えすることも可能となる。
【0111】さらに、本実施形態の塗装装置1は、塗料
ホース12内への塗料の充填は塗装の直前であるため、
メタリック塗料やマイカ塗料等であっても顔料沈降の問
題は生じなくなる。また、カートリッジを用いた塗装ガ
ンに適用する場合にも顔料沈降の問題が解消される。
【0112】これに加えて、ピストン本体141に第1
の通孔143を設け、一端を2つのOリング142a,
142bで仕切られた空間S1に臨ませ、他端を第1の
中空ケーブル151a内に臨ませているので、ピストン
14の前方空間S3に充填された塗料がOリング142
aの劣化や摩耗などによって漏洩しても、これが第1の
通孔143及び中空ケーブル151を介して塗料検出器
31にて検出される。したがって、ピストン14を分解
しなくてもOリング142の劣化・摩耗状態を検査する
ことができ、ひいては塗料の漏洩を防止することができ
る。
【0113】さらに、本実施形態の塗装装置1では、塗
料通路172に中空管190を設けているので、切替バ
ルブユニット20から供給された洗浄液はピストン14
に向かって噴射され、これによりピストン14の前面空
間S3の洗浄性が向上することになる。また、塗料通路
172の右端に呼込傾斜部173を形成しているので、
ピストン14の前面空間S3を洗浄した洗浄液は円滑に
外部空間191へ導かれることになる。
【0114】また、第1のバルブ176に対し、一系統
の押出エアーおよび洗浄液のみで洗浄操作を行うので、
装置構成および制御が簡単になり、低コスト化に貢献で
きるとともに、色替え時間の短縮も期待できる。さら
に、洗浄終了後に絶縁性ホース178,182にエアー
を充填するので、次色塗装の際に塗装ガン11に高圧を
印加しても、これら絶縁性ホース178,182でブロ
ックされ、ここからのリークが防止できる。
【0115】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の塗装装置の使用形態を示す概略図であ
る。
【図2】本発明の塗装装置の実施形態を示す概略構成図
である。
【図3】本発明の塗装装置に係るバルブユニットの実施
形態を示す断面図である。
【図4】図2および図3の塗装装置の動作の一例を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の塗装装置に係るバルブユニットの他の
実施形態を示す断面図である。
【図6】図5の塗装装置の動作の一例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1…塗装装置 11…塗装ガン 111…ベルカップ 112…塗料導入口 12…塗料ホース(塗料配管) 13…カラーチェンジバルブユニット 14…ピストン 15…駆動手段 151…中空ケーブル 152…押出ローラ 153…引っ張り装置 17…バルブユニット 171…バルブブロック 172…塗料通路 173…呼込傾斜部 176…第1のバルブ 177…第1の洗浄流体通路 178…絶縁性ホース(電気絶縁配管) 180…第2のバルブ 181…廃液通路 182…絶縁性ホース(電気絶縁配管) 184…第3のバルブ 185…第2の洗浄流体通路 186…絶縁性ホース(電気絶縁配管) 188…第4のバルブ 190…中空管 191…外部空間 192…内部空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野々村 広実 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内 (72)発明者 高水 康夫 東京都新宿区西新宿2丁目6番1号 株式 会社大氣社内 (72)発明者 原 益己 愛知県尾張旭市旭前町新田洞5050 旭サナ ック株式会社内 Fターム(参考) 4F034 AA03 BA27 BB04 DA16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電圧が印加される塗装ガンと、前記塗装ガ
    ンに塗料を導く塗料配管と、前記塗料配管内に水密状態
    で摺動可能に設けられたピストンと、前記ピストンを前
    記塗料配管内で移動させる駆動手段とを有し、塗装時に
    は、前記塗料を前記ピストンの前方に注入し、前記ピス
    トンを前記塗装ガンに向かって移動させる塗装装置にお
    いて、 前記塗装ガンの塗料導入口と前記塗料配管の先端との間
    に設けられたバルブユニットをさらに有し、 前記バルブユニットは、一端が前記塗装ガンの塗料導入
    口に連通し他端が前記塗料配管に連通する塗料通路と、
    前記塗料通路に連通する第1の洗浄流体通路と、前記塗
    料通路に連通する廃液通路と、前記塗装ガンの塗料導入
    口へ連通する塗料通路を開閉する第1のバルブと、前記
    第1の洗浄流体通路を開閉する第2のバルブと、前記廃
    液通路を開閉する第3のバルブとを有することを特徴と
    する塗装装置。
  2. 【請求項2】前記第1の洗浄流体通路の入口には、電気
    絶縁配管を介して洗浄流体が供給され、前記廃液通路の
    出口に至った廃液は電気絶縁配管を介して廃棄され、洗
    浄後は、前記電気絶縁配管に絶縁性流体が充填される請
    求項1記載の塗装装置。
  3. 【請求項3】前記第1のバルブの塗装ガン側に連通する
    第2の洗浄流体通路と、前記第2の洗浄流体通路を開閉
    する第4のバルブと、をさらに有する請求項1又は2に
    記載の塗装装置。
  4. 【請求項4】前記第2の洗浄流体通路の入口には、電気
    絶縁配管を介して洗浄流体が供給され、洗浄後は、前記
    電気絶縁配管に絶縁性流体が充填される請求項3記載の
    塗装装置。
  5. 【請求項5】前記塗料通路内の、前記第2のバルブと前
    記塗料配管の先端との間に、前記塗料通路の内径より小
    さい外径の中空管が設けられ、 前記第3のバルブは、前記中空管と前記塗料通路の内壁
    との間の空間に臨むように設けられている請求項1〜4
    の何れかに記載の塗装装置。
  6. 【請求項6】前記塗料通路の塗料配管側の先端に、漏斗
    状の呼込傾斜部が設けられている請求項5記載の塗装装
    置。
  7. 【請求項7】前記塗料が導電性塗料である請求項1〜6
    の何れかに記載の塗装装置。
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