JP2003291341A - 液体噴射ヘッド - Google Patents

液体噴射ヘッド

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JP2003291341A JP2002104285A JP2002104285A JP2003291341A JP 2003291341 A JP2003291341 A JP 2003291341A JP 2002104285 A JP2002104285 A JP 2002104285A JP 2002104285 A JP2002104285 A JP 2002104285A JP 2003291341 A JP2003291341 A JP 2003291341A
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nozzle
communicating
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nozzle opening
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JP2002104285A
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Shuji Yonekubo
窪 周 二 米
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Seiko Epson Corp
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/135Nozzles
    • B41J2/14Structure thereof only for on-demand ink jet heads
    • B41J2/14201Structure of print heads with piezoelectric elements
    • B41J2/14274Structure of print heads with piezoelectric elements of stacked structure type, deformed by compression/extension and disposed on a diaphragm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
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    • B41J2002/14419Manifold

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のノズル開口が列状に形成されている場
合において、各ノズル開口毎の周波数特性が略一致する
インクジェット記録ヘッド、広くは液体噴射ヘッド、を
提供することを目的とする。 【解決手段】 本発明の液体噴射ヘッド10は、複数の
ノズル開口11aを有するノズルプレート11と、ノズ
ルプレート11に接合された流路形成基板12と、を備
える。流路形成基板12は、ノズル開口連通室12aと
複数の細長状の圧力発生室12bとを有する。複数の圧
力発生室12bの開口面は、振動板13で共通に封止さ
れている。圧力発生室12bの内部の液体の圧力は、複
数の圧力発生手段16によってそれぞれ変化され得る。
複数のノズル開口11aは、一列に整列されている。少
なくとも1以上の端部近傍のノズル開口11aに連通す
る圧力発生室12bは、中央部分のノズル開口11aに
連通する圧力発生室12bよりも短い長さで形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧力発生手段によ
り圧力発生室内を加圧してノズル開口から液体滴を噴射
させる液体噴射ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】液体噴射ヘッドの一例であるインクジェ
ット記録ヘッドでは、独立のノズル開口と共通のインク
室とにそれぞれ連通する複数の圧力発生室が、同一基板
に列状に形成されている。圧力発生室の容積を圧電振動
子等によって変化させることによって、あるいは、発熱
素子によって圧力発生室内のインクを気化させることに
よって、ノズル開口からインク滴が吐出されるようにな
っている。
【0003】このようなインクジェット記録ヘッドにお
ける圧力発生室は、記録密度に対応したピッチで規則的
に形成される必要がある。このため、圧力発生室は、金
属基板をエッチングしたり、高分子材料を射出成形する
ことによって、形成されている。
【0004】エッチング精度を確保するためには、基板
材料としてシリコン単結晶を用いて異方性エッチングを
実施することが有効である。しかしながら、この場合、
材料コストが上昇するという問題がある。
【0005】一方、高分子材料の射出成形を行う場合、
圧力発生室が比較的容易に高い精度で形成され得る。し
かしながら、高分子材料の剛性は低いため、圧電振動子
の駆動や発熱素子の発熱による劣化が生じ易い。
【0006】本件出願人による特開2000−2637
99号公報に記載された発明は、このような問題に鑑み
てなされたものであって、耐久性及び製造コストにおい
て優れるインクジェット記録ヘッドを提供する。
【0007】当該公報に記載された発明においては、図
10に示すように、複数のノズル開口102を穿設した
ノズルプレート103と、複数のノズル開口102に連
通する複数の圧力発生室105及び複数の圧力発生室1
05に複数のインク供給口106を介してインクを供給
するリザーバ107を有し、互いに対向する第1面10
8a及び第2面108bを含む流路形成基板108と、
流路形成基板108の第1面108aを封止する蓋材1
11と、を積層して流路ユニットを構成する。圧力発生
室105の内部のインクを加圧する圧電振動子を設け
る。第1面108a及び第2面108bを含む金属板材
にリザーバ107となる貫通孔を第1面108aから第
2面108bまで貫通形成し、金属板材の第1面108
aに、複数の圧力発生室105となる複数の凹部をプレ
ス加工により形成して流路形成基板108を構成する。
【0008】特開2000−263799号公報に記載
された発明によれば、例えば延展性に優れるニッケル等
の金属板材をプレス加工することによって、流路形成基
板108を構成することができる。このような加工方法
は、簡単かつ安価である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図1は、インクジェッ
ト記録装置を等価電気回路に置き換えて表現したもので
ある。ここで、m[kg/m]はイナータンス、c
[m/N]は音響容量、r[Ns/m]は音響
抵抗、U[m/s]は体積速度を示している。ま
た、これらに関する添え字については、添え字0は圧電
素子(積層PZT)及びそれが接続する振動板を含む振
動子系、添え字1はインク圧力室系、添え字2はインク
供給流路系、添え字3はノズル流路系、をそれぞれ意味
している。また、[]内はそれぞれの単位である。
【0010】この等価電気回路を分解すると、図2のよ
うな振動子系のみの回路が抽出され得る。この回路は、
【数1】 で示される、振動子で決まる固有周期を持つ。
【0011】また、図1の等価電気回路を分解すると、
図3のようなインク圧力室とノズル流路系とインク供給
流路系とからなる回路が得られる。この回路は、インク
圧力室から見ると、ノズル流路系とインク供給流路系と
が並列に接続されており、
【数2】 で示される、インク圧力室の音響容量に支配されるイン
ク流路系の固有周期を持つ。
【0012】また、図1の等価電気回路を分解すると、
図4のようなノズル流路系とインク供給流路系との直列
回路が得られる。この回路は、
【数3】 で示される、ノズル開口に形成されるインクメニスカス
の表面張力による音響容量に支配されるインク流路系の
固有周期を持つ。なお、前記の各固有周期は、互いに離
れた値となっており、かつ、
【数4】 の関係が成り立っているものとする。
【0013】ここで、インク流路系のイナータンスmの
計算は、インクの密度をρ、流れの方向に直交する流路
の断面積をS、流れの方向に取った座標をxとすると、
【数5】 によって計算される。ここで、定数κは、流れの振動周
波数に依存する係数で、例えば1.4である。
【0014】さて、インクジェット記録装置のインク滴
吐出制御は、複数のノズル開口に対して共通の態様で実
施されることが好ましい。そのためには、各ノズル開口
についての特性、特に周波数応答特性、が一致している
ことが求められる。
【0015】一般に、複数のノズル開口にそれぞれ連通
する複数の圧力発生室には、共通のインク室からインク
が供給される。複数のノズル開口が列状に形成されてい
る場合、共通のインク室から端部近傍のノズル開口に連
通する圧力発生室へのインク流路の実質的な断面積S
は、当該インク室の端部壁の影響を受けるために、共通
のインク室から中央部分のノズル開口に連通する圧力発
生室へのインク流路の断面積Sに対して小さくなる。こ
のことに起因して、列状に形成された複数のノズル開口
の特性が、端部近傍のノズル開口と中央部分のノズル開
口とで一致しない場合があり得る。
【0016】特に、共通のインク室は、端部壁近傍の領
域において、インクの流速を高めてインク充填時やイン
ク吸引(クリーニング)時の気泡の残留を防止するため
に、流路幅を積極的に絞って先細りの形状にすることが
一般的である。この場合、共通のインク室から端部近傍
のノズル開口に連通する圧力発生室へのインク流路の実
質的な断面積Sは、共通のインク室から中央部分のノズ
ル開口に連通する圧力発生室へのインク流路の断面積S
に対して更に小さくなる。このことに起因して、列状に
形成された複数のノズル開口の特性が、端部近傍のノズ
ル開口と中央部分のノズル開口とで一致しない可能性が
大きくなる。
【0017】本発明は、このような点を考慮してなされ
たものであり、複数のノズル開口が列状に形成されてい
る場合において、各ノズル開口毎の周波数応答特性が略
一致するインクジェット記録ヘッド、広くは液体噴射ヘ
ッド、を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のノズル
開口を有するノズルプレートと、前記ノズルプレートに
接合され、前記複数のノズル開口にそれぞれ連通する複
数のノズル開口連通室及び前記複数のノズル開口連通室
にそれぞれ連通すると共に前記ノズルプレートとは逆側
にて開口する複数の細長状の圧力発生室を有する流路形
成基板と、前記流路形成基板の前記複数の圧力発生室の
開口面を共通に封止する振動板と、前記圧力発生室の内
部の液体の圧力をそれぞれ変化させる複数の圧力発生手
段と、を備え、前記複数のノズル開口は、一列に整列さ
れており、少なくとも1以上の端部近傍のノズル開口に
連通する圧力発生室は、中央部分のノズル開口に連通す
る圧力発生室よりも短い長さで形成されていることを特
徴とする液体噴射ヘッドである。
【0019】本発明によれば、端部近傍のノズル開口に
連通する圧力発生室が、中央部分のノズル開口に連通す
る圧力発生室よりも短い長さで形成されるため、より大
きくなる傾向にある端部近傍のノズル開口に連通する液
体流路系のイナータンスを、中央部分のノズル開口に連
通する液体流路系のイナータンスに合致させることがで
きる。
【0020】好ましくは、少なくとも2以上の端部近傍
のノズル開口に連通する各圧力発生室の長さが、ノズル
開口の列の端部側に向かって、徐々に短くなっている。
【0021】この場合、各流体流路系のイナータンスが
大きくなる傾向の程度を考慮して、端部近傍のノズル開
口に連通する液体流路系のイナータンスを、中央部分の
ノズル開口に連通する液体流路系のイナータンスに、よ
り適切に合致させることができる。
【0022】一般には、各圧力発生室は、ノズル開口の
列に対して略垂直な方向に形成され得る。
【0023】好ましくは、前記振動板は、前記複数の圧
力発生室のそれぞれに連通する複数の供給口を有してお
り、各供給口は、連通するそれぞれの圧力発生室の長さ
に対応する位置、例えば各圧力発生室の長手方向の一側
端から所定距離の位置、に配置されている。
【0024】この場合、好ましくは、前記複数の供給口
には、共通液体室が共通に連通する。共通液体室は、共
通液体室形成部材によって振動板の上方に形成され得
る。
【0025】好ましくは、前記共通液体室は、ノズル開
口の列の端部側に向かって、先細りの形状を有してい
る。
【0026】この場合、液体供給の流速を高めて、液体
充填時等に気泡が残留することをより効果的に防止する
ことができる。
【0027】また、本発明は、複数のノズル開口を有す
るノズルプレートと、前記ノズルプレートに接合され、
前記複数のノズル開口にそれぞれ連通する複数のノズル
開口連通室及び前記複数のノズル開口連通室にそれぞれ
連通すると共に前記ノズルプレートとは逆側にて開口す
る複数の圧力発生室を有する流路形成基板と、前記流路
形成基板の前記複数の圧力発生室の開口面を共通に封止
する振動板と、前記圧力発生室の内部の液体の圧力をそ
れぞれ変化させる複数の圧力発生手段と、を備え、前記
複数のノズル開口は、一列に整列されており、前記振動
板は、前記複数の圧力発生室のそれぞれに連通する複数
の供給口を有しており、少なくとも1以上の端部近傍の
ノズル開口に連通する供給口の径は、中央部分のノズル
開口に連通する供給口の径よりも大きく形成されている
ことを特徴とする液体噴射ヘッドである。
【0028】本発明によれば、端部近傍のノズル開口に
連通する供給口の径が、中央部分のノズル開口に連通す
る供給口の径よりも大きく形成されるため、より大きく
なる傾向にある端部近傍のノズル開口に連通する液体流
路系のイナータンスを、中央部分のノズル開口に連通す
る液体流路系のイナータンスに合致させることができ
る。
【0029】好ましくは、少なくとも2以上の端部近傍
のノズル開口に連通する各供給口の径が、ノズル開口の
列の端部側に向かって、徐々に大きくなっている。
【0030】この場合、各流体流路系のイナータンスが
大きくなる傾向の程度を考慮して、端部近傍のノズル開
口に連通する液体流路系のイナータンスを、中央部分の
ノズル開口に連通する液体流路系のイナータンスに、よ
り適切に合致させることができる。
【0031】また、本発明は、複数のノズル開口を有す
るノズルプレートと、前記ノズルプレートに接合され、
前記複数のノズル開口にそれぞれ連通する複数のノズル
開口連通室及び前記複数のノズル開口連通室にそれぞれ
連通すると共に前記ノズルプレートとは逆側にて開口す
る複数の圧力発生室を有する流路形成基板と、前記流路
形成基板の前記複数の圧力発生室の開口面を共通に封止
する振動板と、前記圧力発生室の内部の液体の圧力をそ
れぞれ変化させる複数の圧力発生手段と、を備え、前記
複数のノズル開口は、一列に整列されており、前記振動
板は、前記複数の圧力発生室の各開口面に対応する各部
分の少なくとも一部にそれぞれ形成された複数の薄肉部
を有しており、少なくとも1以上の端部近傍のノズル開
口に連通する圧力発生室に対応する薄肉部は、中央部分
のノズル開口に連通する圧力発生室に対応する薄肉部よ
りも小面積であることを特徴とする液体噴射ヘッドであ
る。
【0032】本発明によれば、端部近傍のノズル開口に
連通する圧力発生室に対応する薄肉部が、中央部分のノ
ズル開口に連通する圧力発生室に対応する薄肉部よりも
小面積であるため、圧力発生室の音響容量が調整され
て、端部近傍のノズル開口に連通する液体流路系の固有
周期Tcを、中央部分のノズル開口に連通する液体流路
系の固有周期Tcに直接的に合致させることができる。
【0033】好ましくは、少なくとも2以上の端部近傍
のノズル開口に連通する各圧力発生室に対応する各薄肉
部の面積は、ノズル開口の列の端部側に向かって、徐々
に小さくなっている。
【0034】この場合、端部近傍のノズル開口に連通す
る各液体流路系のイナータンスが大きくなる傾向の程度
を考慮して、端部近傍のノズル開口に連通する液体流路
系の固有周期Tcを、中央部分のノズル開口に連通する
液体流路系の固有周期Tcに、より適切に合致させるこ
とができる。
【0035】一般には、各圧力発生手段は、前記振動板
の前記複数の圧力発生室の各開口面に対応する各部分の
略中央に固定された圧電振動子を有し、各薄肉部は、固
定された各圧電振動子の周囲を取り囲むように形成され
ている。
【0036】好ましくは、各圧力発生室は、ノズル開口
の列に対して略垂直な方向に細長状に形成されている。
【0037】そして、好ましくは、少なくとも1以上の
端部近傍のノズル開口に連通する圧力発生室に対応する
薄肉部は、中央部分のノズル開口に連通する圧力発生室
に対応する薄肉部よりも、ノズル開口の列に対して略垂
直な方向について、短い。
【0038】更に好ましくは、少なくとも2以上の端部
近傍のノズル開口に連通する各圧力発生室に対応する各
薄肉部は、ノズル開口の列に対して略垂直な方向につい
て、ノズル開口の列の端部側に向かって、徐々に短くな
っている。
【0039】以上において、流路形成基板は、プレス加
工可能な金属板材から構成され得る。この場合、圧力発
生室等が、流路形成基板にプレス加工によって容易に形
成され得る。
【0040】また、本発明は、以上に説明された特徴の
いずれかを有する液体噴射ヘッドと、各圧力発生手段を
制御するための制御部と、を備えたことを特徴とする液
体噴射装置である。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0042】図5は、本発明の第1の実施の形態の液体
噴射ヘッドしてのインクジェット記録ヘッドを示す概略
平面図である。図6は、図5のA−A線縦断面図であ
る。図5及び図6に示すように、本実施の形態のインク
ジェット記録ヘッド10は、複数のノズル開口11aが
列状に穿設されたノズルプレート11を備えている。
【0043】ノズルプレート11には、流路形成基板1
2が接合されている。流路形成基板12には、複数のノ
ズル開口11aにそれぞれ連通する複数のノズル開口連
通室12aが形成されている。また、流路形成基板12
には、当該複数のノズル開口連通室12aにそれぞれ連
通すると共に、ノズルプレート11とは逆側にて開口す
る複数の圧力発生室12bが形成されている。各圧力発
生室12bは、ノズル開口11aの列に対して、略垂直
な方向に細長状に形成されている。細長状の各圧力発生
室12bの一方端側に、ノズル開口11a及びノズル開
口連通室12aが配置されている。
【0044】本実施の形態の流路形成基板12は、プレ
ス加工可能な金属板材であるニッケル板材から構成され
ている。また、複数のノズル開口連通室12a及び複数
の圧力発生室12bは、プレス加工によって形成されて
いる。流路形成基板12の加工方法の詳細については後
述する。
【0045】流路形成基板12の複数の圧力発生室12
bの開口面は、振動板13によって封止されている。振
動板13は、各開口面を共通に封止している。
【0046】より詳細には、振動板13は、樹脂フィル
ムで構成された本体層13aと、本体層の上面に接着層
を介して設けられた金属層13cと、からなる2層構造
を有している。そして、圧力発生室12bの開口面の側
に本体層13aが配置されている。
【0047】この場合、金属層13cはSUSである。
一方、本体層13aは、PPSである。
【0048】金属層13cには、圧力発生室12bの各
開口面とは反対の側において、圧力発生室12bの各開
口面の略中央部分に対応する位置において、島部14が
形成されている。この場合、島部14の周囲は、金属層
13cを貫通して薄肉部15となっている。島部14
(その周囲の薄肉部15)は、エッチング加工によって
形成されることが好ましい。図5に示すように、本実施
の形態において、島部14及び薄肉部15の形状は、共
通である。
【0049】島部14の上面に、積層PZT16が接着
されている。積層PZT16は、各圧力発生室12bの
内部の液体の圧力をそれぞれ変化させる圧力発生手段と
して機能する。
【0050】更に図6に示すように、振動板13には、
各圧力発生室12bに対応して、各圧力発生室12bに
それぞれ連通するインク供給口21aが形成されてい
る。インク供給口21aは、細長状の各圧力発生室12
bの他方端側に配置されている(詳細は後述する)。
【0051】各インク供給口21aは、振動板13の上
方側に形成された共通インク室22に、共通に連通して
いる。共通インク室22は、振動板13の上面と当該振
動板13の上面に密着固定される共通インク室形成部材
23とによって区画されている。
【0052】共通インク室22を区画する振動板13の
一部は、金属層13cが除去(貫通)された薄肉部17
となっている。また、薄肉部17の上下方向の変形を許
容すべく、当該薄肉部17に対応する流路形成基板12
部分には、空隙12cが設けられている。空隙12c
も、プレス加工によって形成され得る。
【0053】さて、図5に示すように、本実施の形態の
共通インク室22は、ノズル開口11aの列の端部側に
向かって、先細りの形状を有している。
【0054】このような共通インク室の先細りの形状
は、供給されるインクの流速を高めて、インク充填時あ
るいはインク吸引時等に共通インク室22等に気泡が残
留することを防止するのに有効である。
【0055】しかしながら、先細りとなっている領域
(端部側の領域)では、実質的なインク流路の断面積は
小さい。従って、端部側のノズル開口11aに連通する
インク流路系のイナータンスは大きい。これにより、ノ
ズル開口11aの特性が、端部近傍のノズル開口と中央
部分のノズル開口とで一致しない場合が生じ得る。
【0056】そこで、本実施の形態では、端部近傍のノ
ズル開口11aに連通する圧力発生室12bが、中央部
分のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bより
も短い長さで形成されている。
【0057】特には、図5に示すように、端部近傍の4
つのノズル開口11aに連通する各圧力発生室12bの
長さが、ノズル開口11aの列の端部側に向かって、徐
々に短くなっている。
【0058】この時、各圧力発生室12bのノズル開口
11a側の端部は、ノズル開口11aの列方向に揃えら
れている。すなわち、各圧力発生室12bのインク供給
口21a側の端部が、ノズル開口11aの列の端部側に
向かって、段々にずれている。
【0059】具体的には、中央部分のノズル開口11a
に連通する圧力発生室の長さが約1.4mm、深さが約
0.1mm、幅が約0.11mmである場合において、
中央部分のノズル開口11aに連通する圧力発生室12
bの長さと比較して、最端部のノズル開口11aに連通
する圧力発生室12bの長さは0.20mm短く、2番
目のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bの長
さは0.15mm短く、3番目のノズル開口11aに連
通する圧力発生室12bの長さは0.10mm短く、4
番目のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bの
長さは0.05mm短くなっている。
【0060】そして、図5に示すように、各インク供給
口21aは、連通するそれぞれの圧力発生室12bの長
さに対応する位置、この場合ノズル開口11aから遠い
側の圧力発生室12bの端から所定距離の位置、に配置
されている。すなわち、端部近傍の4つのノズル開口1
1aに連通するインク供給口21aの位置は、ノズル開
口11aの列の端部側に向かって、0.05mmずつ段
状にずれている。
【0061】なお、本実施の形態の共通インク室22
は、ノズル開口11aの列の端部側において、ノズル開
口11a側に張り出している。更に、共通インク室22
の薄肉部17も、ノズル開口11aの列の端部側におい
て、ノズル開口11a側に張り出している。このような
形状は、供給されるインクの流速を高めて、インク充填
時あるいはインク吸引時等に共通インク室22等に気泡
が残留することを防止するのに、より一層有効である。
【0062】本実施の形態では、前記のように張り出し
た共通インク室22及び薄肉部17に倣うように、端部
近傍の4つのノズル開口11aに連通する各圧力発生室
12bのインク供給口21a側の端壁が、傾斜直線に沿
うように傾斜している。もっとも、当該条件は、本実施
の形態において、必須のものでは無い。
【0063】以上のような本実施の形態においては、共
通インク室22の形状によって端部側のノズル開口11
aに連通するインク流路系のイナータンスが大きくなる
傾向を有する。しかしながら、端部近傍のノズル開口1
1aに連通する圧力発生室12bが短く、インク供給口
21も圧力発生室12bの長さに応じた位置に設けられ
ているため、前記傾向が相殺されて、列状に形成された
複数のノズル開口11aの周波数特性が、端部近傍のノ
ズル開口11aと中央部分のノズル開口11aとで一致
することができる。
【0064】次に、図7を用いて、本発明の第2の実施
の形態について説明する。
【0065】図7に示す本実施の形態においても、第1
の実施の形態と同様に、共通インク室22は、ノズル開
口11aの列の端部側に向かって、先細りの形状を有し
ている。
【0066】本実施の形態の共通インク室22は、ノズ
ル開口11aの列の端部側において、ノズル開口11a
側に張り出していない。また、共通インク室22の薄肉
部17も、ノズル開口11aの列の端部側において、ノ
ズル開口11a側に張り出していない。しかし、それで
もやはり、先細りとなっている共通インク室22の領域
では、実質的なインク流路の断面積は小さい。従って、
端部側のノズル開口11aに連通するインク流路系のイ
ナータンスは大きい。これにより、ノズル開口11aの
特性が、端部近傍のノズル開口と中央部分のノズル開口
とで一致しない場合が生じ得る。
【0067】しかしながら、本実施の形態においては、
各圧力発生室12bの長さは共通である。本実施の形態
において、インク流路系のイナータンスを調整するの
は、インク供給口の径である。
【0068】すなわち、本実施の形態においては、端部
近傍のノズル開口11aに連通するインク供給口の径
が、中央部分のノズル開口11aに連通するインク供給
口の径よりも大きく形成されている。
【0069】特には、図7に示すように、端部近傍の4
つのインク供給口21b〜21eの径が、ノズル開口1
1aの列の端部側に向かって、徐々に大きくなってい
る。
【0070】具体的には、中央部分のノズル開口11a
に連通する圧力発生室の長さが約1.4mm、深さが約
0.1mm、幅が約0.11mmであって、中央部分の
ノズル開口11aに連通するインク供給口21aの径が
26.0μmである場合、最端部のノズル開口11aに
連通するインク供給口21eの径が29.0μm、2番
目のノズル開口11aに連通するインク供給口21dの
径が28.0μm、3番目のノズル開口11aに連通す
るインク供給口21cの径が27.4μm、4番目のノ
ズル開口11aに連通するインク供給口21bの径が2
6.7μm、となっている。なお、各インク供給口21
a〜21eの中心位置については、ノズル開口11aの
列方向に揃えられている。
【0071】その他の構成は、図5及び図6を用いて説
明した第1の実施の形態と略同様である。本実施の形態
において、第1の実施の形態と同様の部材には同様の符
号を付して、詳細な説明は省略する。
【0072】以上のような本実施の形態においても、共
通インク室22の先細りの形状によって、端部側のノズ
ル開口11aに連通するインク流路系のイナータンスが
大きくなる傾向を有する。しかしながら、端部近傍のノ
ズル開口11aに連通するインク供給口21b〜21e
の径が大きいため、前記傾向が相殺されて、列状に形成
された複数のノズル開口11aの周波数特性が、端部近
傍のノズル開口11aと中央部分のノズル開口11aと
で一致することができる。
【0073】次に、図8を用いて、本発明の第3の実施
の形態について説明する。
【0074】図8に示す本実施の形態においても、第1
の実施の形態と同様に、共通インク室22は、ノズル開
口11aの列の端部側に向かって、先細りの形状を有し
ている。
【0075】本実施の形態の共通インク室22は、ノズ
ル開口11aの列の端部側において、ノズル開口11a
側に張り出していない。また、共通インク室22の薄肉
部17も、ノズル開口11aの列の端部側において、ノ
ズル開口11a側に張り出していない。しかし、それで
もやはり、先細りとなっている共通インク室22の領域
では、実質的なインク流路の断面積は小さい。従って、
端部側のノズル開口11aに連通するインク流路系のイ
ナータンスは大きい。これにより、ノズル開口11aの
特性が、端部近傍のノズル開口と中央部分のノズル開口
とで一致しない場合が生じ得る。
【0076】しかしながら、本実施の形態においては、
各圧力発生室12bの長さは共通である。本実施の形態
において、インク流路系のイナータンスの相違(傾向)
を相殺するのは、薄肉部15の面積、特には薄肉部15
の長さである。
【0077】すなわち、本実施の形態においては、端部
近傍のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bに
対応する薄肉部15の面積、この場合圧力発生室12b
の長手方向における薄肉部15の長さが、中央部分のノ
ズル開口11aに連通する圧力発生室12bに対応する
薄肉部15の長さ(面積)よりも短く(小さく)形成さ
れている。
【0078】特には、図8に示すように、端部近傍の4
つのノズル開口11aに連通する各圧力発生室12bに
対応する薄肉部15の長さが、ノズル開口11aの列の
端部側に向かって、徐々に短くなっている。
【0079】この時、図8に示すように、端部近傍の4
つのノズル開口11aに連通する各圧力発生室12bに
対応する薄肉部15の長さは、ノズル開口11a側の端
部とインク供給口21a側の端部との両方において、そ
れぞれ傾斜する直線に沿うように短くなっている。この
場合、前記2つの傾斜直線の傾斜は同一となっている。
【0080】具体的には、中央部分のノズル開口11a
に連通する圧力発生室の長さが約1.4mm、深さが約
0.1mm、幅が約0.11mmである場合において、
中央部分のノズル開口11aに連通する圧力発生室に対
応する薄肉部15の長さが85μmである場合、最端部
のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bに対応
する薄肉部15の長さは、両端で5μmずつ短く(薄肉
部15の幅方向の中心において計測、以下同様)、2番
目のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bに対
応する薄肉部15の長さは、両端で4μmずつ短く、3
番目のノズル開口11aに連通する圧力発生室12bに
対応する薄肉部15の長さは、両端で3μmずつ短く、
4番目のノズル開口11aに連通する圧力発生室12b
に対応する薄肉部15の長さは、両端で2μmずつ短く
なっている。
【0081】その他の構成は、図5及び図6を用いて説
明した第1の実施の形態と略同様である。本実施の形態
において、第1の実施の形態と同様の部材には同様の符
号を付して、詳細な説明は省略する。
【0082】以上のような本実施の形態においても、共
通インク室22の先細りの形状によって、端部側のノズ
ル開口11aに連通するインク流路系のイナータンスが
大きくなる傾向を有する。しかしながら、端部近傍のノ
ズル開口11aに連通する圧力発生室に対応する薄肉部
15の長さが短い(面積が小さい)ため、圧力発生室の
音響抵抗cが直接的に調整されて前記傾向が相殺さ
れ、列状に形成された複数のノズル開口11aの周波数
特性、特に固有周期Tcが、端部近傍のノズル開口11
aと中央部分のノズル開口11aとで一致することがで
きる((2)式参照)。
【0083】なお、本実施の形態では、薄肉部15の長
さの短縮は傾斜直線に沿うような態様でなされている
が、他の態様も可能である。例えば、各薄肉部15の端
縁が圧力発生室12bの長手方向に垂直な方向に形成さ
れる場合、これら端縁は段状に異なる位置に形成され得
る。
【0084】ここで、前記の各流路形成基板12の加工
方法について説明する。
【0085】各実施の形態の流路形成基板12は、先端
が先細りしたV字状突条部を基板の板厚方向の途中まで
押し込んで溝状窪部として圧力発生室12bを形成する
第1工程と、前記第1工程にて形成された溝状窪部の底
面を貫通穿孔してノズル開口連通室12aを形成する第
2工程と、窪部として空隙12cを形成する第3工程
と、によって形成される。これらの各工程は、いずれも
プレス加工によって実施され得る。
【0086】詳細には、第1乃至第3工程の後に、流路
形成基板12の両表面が研磨されて平坦化される。更な
る詳細は、本件出願人による特願2001−39606
7号に開示されている。
【0087】流路形成基板12がプレス加工によって金
属板材から形成される場合、ヘッドの加工コストが抑え
られると共に、ヘッドの耐久性においても優れる。
【0088】なお、図9に示すように、以上に説明され
たインクジェット記録ヘッド10は、圧力発生手段であ
る積層PZT16を制御するための制御部30と組み合
わさって、インクジェット記録装置40を構成し得る。
図9の場合、ブラックインク用のインクジェット記録ヘ
ッド10aとカラーインク用のインクジェット記録ヘッ
ド10bとが並列に配置されており、制御部30は、各
ノズルに対応する各積層PZT16を独立に制御するよ
うになっている。
【0089】また、以上の説明はインクジェット記録ヘ
ッドについてなされているが、本発明は、広く液体噴射
ヘッド全般を対象としたものである。液体の例として
は、インクの他に、グルー、マニキュア、回路形成のた
めの液体金属等が用いられ得る。更に、本発明は、液晶
等の表示体におけるカラーフィルタの製造用ヘッドにも
適用され得る。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数のノズル開口が列状に形成されている場合におい
て、各ノズル開口毎の周波数特性が略一致するインクジ
ェット記録ヘッド、広くは液体噴射ヘッド、を提供する
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置の等価電気回路を示す
図である。
【図2】図1の等価電気回路から得られる、振動子系の
回路を示す図である。
【図3】図1の等価電気回路から得られる、インク圧力
室系とノズル流路系とインク供給流路系とからなる回路
を示す図である。
【図4】図1の等価電気回路から得られる、ノズル流路
系とインク供給流路系とからなる回路を示す図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の液体噴射ヘッドし
てのインクジェット記録ヘッドを示す概略平面図であ
る。
【図6】図5のA−A線断面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態の液体噴射ヘッドし
てのインクジェット記録ヘッドを示す概略平面図であ
る。
【図8】本発明の第3の実施の形態の液体噴射ヘッドし
てのインクジェット記録ヘッドを示す概略平面図であ
る。
【図9】インクジェット記録装置の概略図である。
【図10】従来のインクジェット記録ヘッドの一例を示
す概略図である。
【符号の説明】
10 インクジェット記録ヘッド 11 ノズルプレート 11a ノズル開口 12 流路形成基板 12a ノズル開口連通室 12b 圧力発生室 12c 空隙部 13 振動板 13a 本体層 13c 金属層 14 島部 15 薄肉部 16 積層PZT 17 薄肉部 21a〜21e インク供給口 22 共通インク室 23 共通インク室形成部材 30 制御部 40 インクジェット記録装置

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のノズル開口を有するノズルプレート
    と、 前記ノズルプレートに接合され、前記複数のノズル開口
    にそれぞれ連通する複数のノズル開口連通室及び前記複
    数のノズル開口連通室にそれぞれ連通すると共に前記ノ
    ズルプレートとは逆側にて開口する複数の細長状の圧力
    発生室を有する流路形成基板と、 前記流路形成基板の前記複数の圧力発生室の開口面を共
    通に封止する振動板と、 前記圧力発生室の内部の液体の圧力をそれぞれ変化させ
    る複数の圧力発生手段と、を備え、 前記複数のノズル開口は、一列に整列されており、 少なくとも1以上の端部近傍のノズル開口に連通する圧
    力発生室は、中央部分のノズル開口に連通する圧力発生
    室よりも短い長さで形成されていることを特徴とする液
    体噴射ヘッド。
  2. 【請求項2】少なくとも2以上の端部近傍のノズル開口
    に連通する各圧力発生室の長さは、ノズル開口の列の端
    部側に向かって、徐々に短くなっていることを特徴とす
    る請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
  3. 【請求項3】各圧力発生室は、ノズル開口の列に対して
    略垂直な方向に形成されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の液体噴射ヘッド。
  4. 【請求項4】前記振動板は、前記複数の圧力発生室のそ
    れぞれに連通する複数の供給口を有しており、 各供給口は、連通するそれぞれの圧力発生室の長さに対
    応する位置に配置されていることを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれかに記載の液体噴射ヘッド。
  5. 【請求項5】前記複数の供給口に共通に連通する共通液
    体室を有する共通液体室形成部材を更に備えたことを特
    徴とする請求項4に記載の液体噴射ヘッド。
  6. 【請求項6】前記共通液体室は、ノズル開口の列の端部
    側に向かって、先細りの形状を有していることを特徴と
    する請求項5に記載の液体噴射ヘッド。
  7. 【請求項7】複数のノズル開口を有するノズルプレート
    と、 前記ノズルプレートに接合され、前記複数のノズル開口
    にそれぞれ連通する複数のノズル開口連通室及び前記複
    数のノズル開口連通室にそれぞれ連通すると共に前記ノ
    ズルプレートとは逆側にて開口する複数の圧力発生室を
    有する流路形成基板と、 前記流路形成基板の前記複数の圧力発生室の開口面を共
    通に封止する振動板と、 前記圧力発生室の内部の液体の圧力をそれぞれ変化させ
    る複数の圧力発生手段と、を備え、 前記複数のノズル開口は、一列に整列されており、 前記振動板は、前記複数の圧力発生室のそれぞれに連通
    する複数の供給口を有しており、 少なくとも1以上の端部近傍のノズル開口に連通する供
    給口の径は、中央部分のノズル開口に連通する供給口の
    径よりも大きく形成されていることを特徴とする液体噴
    射ヘッド。
  8. 【請求項8】少なくとも2以上の端部近傍のノズル開口
    に連通する各供給口の径は、ノズル開口の列の端部側に
    向かって、徐々に大きくなっていることを特徴とする請
    求項7に記載の液体噴射ヘッド。
  9. 【請求項9】複数のノズル開口を有するノズルプレート
    と、 前記ノズルプレートに接合され、前記複数のノズル開口
    にそれぞれ連通する複数のノズル開口連通室及び前記複
    数のノズル開口連通室にそれぞれ連通すると共に前記ノ
    ズルプレートとは逆側にて開口する複数の圧力発生室を
    有する流路形成基板と、 前記流路形成基板の前記複数の圧力発生室の開口面を共
    通に封止する振動板と、 前記圧力発生室の内部の液体の圧力をそれぞれ変化させ
    る複数の圧力発生手段と、を備え、 前記複数のノズル開口は、一列に整列されており、 前記振動板は、前記複数の圧力発生室の各開口面に対応
    する各部分の少なくとも一部にそれぞれ形成された複数
    の薄肉部を有しており、 少なくとも1以上の端部近傍のノズル開口に連通する圧
    力発生室に対応する薄肉部は、中央部分のノズル開口に
    連通する圧力発生室に対応する薄肉部よりも小面積であ
    ることを特徴とする液体噴射ヘッド。
  10. 【請求項10】少なくとも2以上の端部近傍のノズル開
    口に連通する各圧力発生室に対応する各薄肉部の面積
    は、ノズル開口の列の端部側に向かって、徐々に小さく
    なっていることを特徴とする請求項9に記載の液体噴射
    ヘッド。
  11. 【請求項11】各圧力発生手段は、前記振動板の前記複
    数の圧力発生室の各開口面に対応する各部分の略中央に
    固定された圧電振動子を有し、 各薄肉部は、固定された各圧電振動子の周囲を取り囲む
    ように形成されていることを特徴とする請求項9または
    10に記載の液体噴射ヘッド。
  12. 【請求項12】各圧力発生室は、ノズル開口の列に対し
    て略垂直な方向に細長状に形成されていることを特徴と
    する請求項9乃至11のいずれかに記載の液体噴射ヘッ
    ド。
  13. 【請求項13】少なくとも1以上の端部近傍のノズル開
    口に連通する圧力発生室に対応する薄肉部は、中央部分
    のノズル開口に連通する圧力発生室に対応する薄肉部よ
    りも、ノズル開口の列に対して略垂直な方向について、
    短いことを特徴とする請求項9乃至12のいずれかに記
    載の液体噴射ヘッド。
  14. 【請求項14】少なくとも2以上の端部近傍のノズル開
    口に連通する各圧力発生室に対応する各薄肉部は、ノズ
    ル開口の列に対して略垂直な方向について、ノズル開口
    の列の端部側に向かって、徐々に短くなっていることを
    特徴とする請求項13に記載の液体噴射ヘッド。
  15. 【請求項15】前記流路形成基板は、プレス加工可能な
    金属板材から構成されていることを特徴とする請求項1
    乃至14のいずれかに記載の液体噴射ヘッド。
  16. 【請求項16】請求項1乃至15のいずれかに記載の液
    体噴射ヘッドと、各圧力発生手段を制御するための制御
    部と、を備えたことを特徴とする液体噴射装置。
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