JP2003293376A - 土留め施工物及びこれに好適な枠装置 - Google Patents

土留め施工物及びこれに好適な枠装置

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JP2003293376A
JP2003293376A JP2002100334A JP2002100334A JP2003293376A JP 2003293376 A JP2003293376 A JP 2003293376A JP 2002100334 A JP2002100334 A JP 2002100334A JP 2002100334 A JP2002100334 A JP 2002100334A JP 2003293376 A JP2003293376 A JP 2003293376A
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decorative
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soil
plate
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Hiroshi Michigami
宏 道上
Nobumitsu Minato
信光 湊
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  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】擁壁や道路、公園、広場などに、花壇機能を有
する土留め施工物を簡単にしかも見栄えよい状態で造営
できるようにする。 【手段】土留め施工物3は、アンカーボルト18で倒れ不
能に保持された枠装置4を備えている。枠装置4は、遮
土材(キーストンプレート)6と、その前面に多段に配
置した主化粧木材群9と、主化粧木材群9の端部に重ね
て配置された縦長の押さえ用化粧木材10とを備えてお
り、これらは押さえボルト12と押さえナット13とによっ
て共締めされている。外側が木材9,10で化粧されている
ため見栄えが良く、しかも、押さえ用化粧木材10を取り
外すだけで主化粧木材群9を簡単に交換できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、土留め施工物(土
留め施工構造体或いは土留め装置と呼んでも良い)及び
これに使用するのに好適な枠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】土留めの工事は、一般に、傾斜面の土が
流れることを防止することを目的として施工されてお
り、最も簡単な構造のものは、適当な間隔で杭を地面に
打ち込んで、杭により、金属板製等の遮蔽板を倒れ不能
に保持している。
【0003】他方、公園や道路、広場、公共施設の庭や
個人住宅の庭などに花壇を設けることが広く行われてお
り、この場合、植栽面を地面よりも高い高さにする場合
は、持ち運び自在なプランターを設置してこれに花類を
植えたり、コンクリートブロックなどで構成した地面一
体式の植栽枠に土を投入してこれに花類を植えたりして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の土留め工事は、
土の流出防止という目的の確保だけに焦点が当てられて
いるに過ぎず、杭や金属製の遮土材がむき出しの状態で
あることが殆どであるため、美感に劣るという欠点があ
った。
【0005】また、公園や道路などに地面よりも高い植
栽面の花壇類を設ける場合、従来のように単にプランタ
ーを設置したりコンクリート製の植栽枠を設けたりする
従来の方法では、プランターや植栽枠の外観がそのまま
露出することが多いため、美感を向上できないこともあ
った。
【0006】他方、我が国には至るところに擁壁が存在
しているが、この擁壁は一般に間地ブロック積みやコン
クリート打ちなどで施工されており、いずれにしても周
囲から浮き立つ白い外観を呈しているため、景観を損な
っているとの指摘がかねてよりなされていた。
【0007】この擁壁の景観向上の方策の1つとして、
擁壁の部分に花等の植物を植えて緑化することが考えら
れる。この点については、擁壁の箇所の地面にプランタ
ーを設置してこれに花等を植えることが考えられるが、
これでは場所を取るのみならず、プランターの外観がそ
のまま露出するためあまり美感の向上につながらないと
いう欠点があった。
【0008】本発明は、このような現状の改善を目的と
して成されたものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、土留め施工物
とこれに好適な枠装置とを含んでいる。土留め施工物
は、請求項1に記載したように、土留め部の外壁面を構
成する化粧材と、この化粧材が土に接触することを防止
するために土と化粧材との間に配置された遮蔽材とを備
えており、前記化粧材を、前記遮蔽材又はその外側に配
置した支持金具に対して取り外し可能に固定している。
【0010】他方、枠装置は、請求項2に記載したよう
に、壁状又は柵状に配置される化粧材と、化粧材の内側
に配置された遮蔽材と、化粧材を遮蔽材又はその外側に
配置した支持金具に取り外し可能な状態で固定するため
の固定手段とが備えられている。
【0011】請求項3では土留め施工物及び枠装置の好
適な態様を示しており、この発明では、前記化粧材は、
間伐材や樽板のような多数本の木材から成っており、こ
れら多数本の木材は、横に寝かせた状態で多段に積み重
ねて配置される主化粧木材群と、主化粧木材群の端部に
外側から重なる縦長の押さえ用化粧木材とに分離構成さ
れている。
【0012】一方、前記支持金具は、前記多段に積み重
ねられた木材群の端部を挟み付ける内外一対の金具から
なっており、更に、前記締結手段はボルトとナットとで
構成されており、押さえ用化粧木材と内金具とをボルト
及びナットで引き寄せることにより、主化粧木材群と押
さえ用木材と内外金具とが共締めされるようになってい
る。
【0013】本発明に係る土留め施工物は、傾斜面の土
が流れるのを防止するためのものである必要はなく、花
等の植物を栽培するための植栽装置として使用するなど
することもできる。また、遮蔽材は土と化粧材との接触
を阻止する機能があれば足り、必ずしも強度は必要な
い。従って、例えば樹脂シートやゴムシートのような軟
質材製であっても良い。
【0014】
【発明の作用・効果】本発明によると、土留め施工物の
外観は化粧材で覆われているため、美感(景観)を格段
に向上することができる。しかも、化粧材は取り外すこ
とができるため、化粧材が腐食したり破損したりした場
合は、土留め機能を損なわずに化粧材だけを交換するこ
とができ、このためメンテナンスが楽である。
【0015】そして、擁壁に適用する場合は、擁壁と平
行するように枠装置を設置して、枠装置と擁壁との間に
土を投入することにより、擁壁の箇所に植物の成育部を
簡単に造営することができて、擁壁の緑化を推進するこ
とができる。また、枠装置を平面視で環状に配置して、
枠装置で囲われた内部に土を投入することにより、公園
や道路などの任意の場所に、植採面が地面よりも高い花
壇類を簡単に造営することができる。
【0016】このように擁壁に植栽部を造営したり、公
園や道路等に花壇類を造営したりするにおいて、枠装置
の外面は化粧材によって装われているため、美感に優れ
ている。
【0017】ところで、我が国の山林では、植林された
ままで間伐が行われていない人工林が夥しい面積にのぼ
っており、間伐されないことは、単に林業の問題に留ま
らず、山が荒れることによって河川の荒廃や洪水の多発
を招くなど下流に生活する人々や漁業にも深刻な影響を
与えており、今や、間伐の促進は国土保全対策の急務に
なっている。そして、これまで間伐が進まなかったの
は、間伐材に経済的価値が殆どないことが一因になって
いる。
【0018】他方、本願発明の化粧材としては、独特の
温もり感から木材を使用するのが好適である。そして、
間伐材は直径が10cm程度で本願発明の化粧材として好
適な太さであるため、本願発明に係る土留め施工物や枠
装置は、間伐材に経済的価値を与えて間伐の促進に大き
く寄与し、延いては国土保全に多いに貢献できるものと
期待される。
【0019】
【発明の実施形態】次に、本発明の実施形態を図面に基
づいて説明する。
【0020】(1).第1実施形態(図1〜図10) 図1〜図10では、擁壁の下部に花壇(或いは植栽部)
としての役割を果たす土留め施工物を設けることに適用
しており、このうち図1は正面図、図2は図1のII−II
視断面図、図3は図1の III-III視断面図である。擁壁
1は、多数の間地ブロック2を積み上げることによって
構築されており、この擁壁1の下部に、土留め施工物3
を設けている。
【0021】.概要 土留め施工物3は、枠装置4と、土よりなる成育部5と
を備えており、成育部に花や草や蔦、木などの植物が植
えられる。なお、図面では成育部5は土のみで表示して
いるが、底部に粒度の異なる石よりなる透水層を設ける
など、複層構造にしても良いことは言うまでもない。
【0022】枠装置4は、金属板製の断面凹凸状に折り
曲げたキーストンプレート(折板)6と、その外側に適
当な間隔で配置した内外一対ずつの支持用金具7,8
と、寝かせた状態で多段に積み重ねると共に端部を内外
の金具7,8で挟まれた主化粧木材群9と、主化粧木材
群9の端部に外側から重なる縦長の押さえ用化粧木材
と、主化粧木材群9の上端と押さえ用化粧木材10の上
端に重なる天化粧木材11と、共締め用の押さえボルト
(両切りボルト)12及び押さえナット13とを備えて
いる。
【0023】キーストンプレート6は土と化粧木材群
9,10とが接触するのを阻止する遮蔽材(遮水材)の
一例であり、防錆の点からは、ステンレス板製やメッキ
鋼板製とするのが好ましい。本実施形態では、キースト
ンプレート6は側断面視で凹凸となるように配置してい
るが、平面視で凹凸となる姿勢で配置することも可能で
ある。キーストンプレート6の下端は地面15に当てて
いる。
【0024】遮土材としては必ずしもキーストンプレー
ト6を使用する必要はなく、合成樹脂成形品やコンクリ
ート成形品、住宅のサイディング材に類した窯業系の板
材、或いはスレート板、非透水性軟質シートなどの各種
の素材のものを使用することも可能である。もちろん、
金属の平板を使用することも可能である(この点は他の
実施形態も同じである。
【0025】化粧材の一例としての主化粧木材群9、押
さえ用化粧木材10及び天化粧木材11は、杉や桧、
松、ツガなどの各種の間伐材を素材として使用するのが
好適であり、重ねたときにきっちりと重なるように断面
カマボコ形にカットしている(もとより、単なる丸太を
使用してより自然に近い状態を現出することも可能であ
る)。
【0026】主化粧木材群9は若干の間隔を隔てて水平
方向に配置されており、隣合った2つの主化粧木材群9
の端部に1本の押さえ用化粧木材10を重ねて、上下適
宜間隔で配置した押さえボルト12及び押さえナット1
3で内金具7と押さえ用化粧木材10とを引き付けるこ
とにより、内外の金具7,8と主化粧木材群9と押さえ
用化粧木材10とを共締めしている。
【0027】このため少なく本数の押さえボルト12で
多数本の主化粧木材群9を一度に固定したり固定解除し
たりすることができ、施工及びメンテナンスの手間を軽
減できる。
【0028】キーストンプレート6の左右長さは主化粧
木材群9の左右長さと同じ寸法に設定しており(すなわ
ち、主化粧木材群9とキーストンプレート6とをユニッ
ト化している)、図2に示すように、隣合ったキースト
ンプレート6の間の隙間は、シール手段の一例としての
遮水シート16で塞いでいる。遮水シート16は可撓性
と防水性とを備えている。
【0029】.構造の詳細 内金具7は擁壁1にアンカーボルト18によって固定さ
れており、これにより、枠装置4は鉛直状の姿勢に保持
されている。以下、図4以下の図面を参照して、枠装置
の詳細を説明する。
【0030】図4は枠装置4の上部の分離斜視図、図5
は枠装置4の下部の分離斜視図、図6は図2と同じ部位
の平断面図、図7は図1の VII-VII視断面図、図8は土
留め施工物3の末端部の平断面図、図9は図8のIX−IX
視断面図である。
【0031】例えば図4から容易に理解できるように、
内外の金具7,8は、相対向する方向に突出した突部1
9を有する対称状に形成されており、かつ、両金具7,
8とも、上下に長く延びる縦溝(長溝穴)20を備えて
いる。両金具7,8とも、ステンレス板のような防錆度
の高い金属板で製造するのが好ましい。
【0032】本実施形態では、内外の金具7,8とも、
2枚の板を素材として製造しており、このため、2枚の
金属板は、上下に適当な間隔で配置された複数の角筒状
連結部材21で接続(溶接)されている。連結部材21
は内外の金具7,8において同じ高さ(本実施形態では
上部と下部と上下中間部との3ヶ所)に設けており、内
金具7における連結金具21の箇所に、高ナット22を
溶接によって固着している。
【0033】そして、高ナット22にねじ込んだ両切り
の押さえボルト12に外金具8の連結部材21と押さえ
用化粧木材10とを嵌め込み、押さえボルト12の露出
部に押さえナット(袋ナット)13をねじ込むことによ
り、内外金具8と主化粧木材群9と押さえ用化粧木材1
0とを共締めしている。
【0034】主化粧木材群9は内外金具8の突部19で
位置決めされている。高ナット22は、押さえボルト1
2と反対側からねじ込まれたボルト23によっても内金
具7に固定されている。
【0035】図5に示すように、内金具7の下端には、
主化粧木材群9の下端の木材を支持するブラケット24
を溶接等によって固定している。また、このブラケット
24にナット25を溶接し、このナット25にアジャス
ターボルト26を下方からねじ込んでロックナット27
で固定することにより、主化粧木材群9の下端と地面と
の間に若干の隙間を設けている。
【0036】このように主化粧木材群9と地面との間に
隙間が空いているため、地面の凹凸に関係なく主化粧木
材群9をきっちりと揃えて並べることができると共に、
地面を流れる雨水で主化粧木材群9が濡れることを防止
又は抑制して耐久性を向上できる。
【0037】例えば図7に示すように、アンカーボルト
18の一端部は、間地ブロック2に埋設したアンカーナ
ット28にねじ込んまれており、アンカーボルト18の
他端部は内金具7の縦溝に挿入されており、ダブルナッ
ト29によって内金具7に固定されている。なお、アン
カーボルト18は遮水シート16に貫通している。
【0038】間地ブロック2には凹凸があり、また、隣
合った間地ブロック2の間にはモルタル等の目地材が介
在しているため、仮に、内金具7に単にアンカーボルト
18の挿入用丸穴が空いているに過ぎない場合は、アン
カーボルト18の打ち込み箇所が例えば目地の箇所にな
るなどして、アンカーボルト18を取付けできなくなっ
たり取付け強度が低くなったりすることがある。
【0039】これに対して本実施形態のように内金具7
に縦溝20を形成すると、縦溝20のどの部分でもアン
カーボルト18を内金具7に固定できるため、アンカー
ナット28は穴あけ作業が容易でしかも確実に取付けで
きる場所に埋設できるため、施工作業の容易性と取付け
強度とを確保できる利点がある。
【0040】なお、内外の金具7,8とも、一枚の金属
板を素材として、長穴を飛び飛びの状態で設けるなどし
ても良い。図7に示すように、アンカーボルト18に
は、合成樹脂のような透水性でかつ錆びない素材よりな
る保護パイプ30を嵌め込んでいる。このため、土と直
接に接触することを防止して、耐久性を向上することが
できる。保護パイプ30には、内金具7の位置決め機能
(すなわち擁壁1の間隔の設定機能)を持たせることも
可能である。
【0041】図示していないが、内金具7の上端でかつ
突部19の箇所に、外金具8に向けて延びる水平ブラケ
ットを溶接等によって固定しており、この水平ブラケッ
トに両切りボルトをダブルナットによって固定し、この
両切りボルトに天化粧木材11を固定している。水平ブ
ラケットにナットを固着し、このナットに、天化粧木材
11に上方から貫通したボルトをねじ込んでも良い。
【0042】.末端部の処理 図8に示すように、土留め施工物3の末端部の箇所で
は、内外の金具7,8にはスペーサ木材31を介在させ
ている。このスペーサ木材31も化粧機能を果たしてい
る。
【0043】また、図8及び図9で示すように、土留め
施工物3の左右末端部はエンドキーストンプレート32
で塞がれており、エンドキーストンプレート32の外側
には、木材群33を連結板34に固定してなるエンドパ
ネル35が配置されている。その連結板34には引っ掛
け手段の一例として鉤体36を溶接やボルト頭等によっ
て固定しており、この鉤体36をアンカーボルト18に
掛け止めしている。このため、エンドパネル35を簡単
に取付けることができる。
【0044】本実施形態では、エンドパネル35も化粧
機能を果たしている。言うまでもないが、エンドパネル
35の構造や取付け方法は任意に設定することができ
る。また、擁壁が袋地状になっていたり、補強のための
張り出し部を適当な間隔で設けていたりするなどして擁
壁の端部に壁が存在する場合は、エンドキーストンプレ
ート6やエンドパネル35を設ける必要はない。
【0045】.まとめ 以上のように、本発明に係る枠装置4を設置することに
より、擁壁1の箇所に花壇として機能する土留め施工物
3を簡単に造営することができる。そして、土留め施工
物3に花等の植物を植えることができるのみならず、枠
装置4は木材で化粧されているため、外観は頗る良い。
【0046】主化粧木材群9などを構成する木材が腐食
したり破損したりしたら、いったん押さえ用化粧木材1
0を取り外すことにより、簡単に交換することができ
る。この場合、土止め作用はキーストンプレート6によ
って果たされているため、木材の交換に際して土が零れ
るようなことはない。従って、メンテナンスが頗る楽で
ある。
【0047】なお、雨水は土に浸透して地面から流れ出
るため、排水の問題はない。また、図3に示すように、
一般に擁壁は水抜きパイプ37を適当な間隔で埋設して
いるが、この水抜きパイプ37から流れ出た水も、土を
介して地面に流れ出るため、問題はない。
【0048】擁壁1は一般に地面に対して鈍角を成すよ
うに傾斜していることが多いため、地面に単にプランタ
ーを設置してだけであると、プランターが邪魔になるこ
とがある。これに対して本願発明では、枠装置4は擁壁
1の壁面に近接して設置できるため、擁壁1の下端から
立ち上がる鉛直線よりも壁面寄りに広がるデッドスペー
スを花壇用土留め施工物3として利用することができ
る。
【0049】すなわち、人の歩行スペースや車の通行ス
ペースを殆ど浸食することなく緑化を行うことができる
のである。もちろん、スペース的な問題がなければ、枠
装置4を擁壁から離して設置することも可能であり、枠
装置4の設置場所を自在に変更して、土留め施工物3の
前後幅寸法を任意に設定できるのは、本実施形態の利点
の1つである。
【0050】.他のバリエーション 図3に示すように一点鎖線38で概略だけを示すよう
に、枠装置4を鉛直線に対してオーバーハングした状態
に設置したり、逆に、擁壁1の側に倒れる姿勢にして設
置することもできる。このように、枠装置4の側面視姿
勢を自由に設定できるのも、本実施形態の特徴の1つで
ある。
【0051】図10に示すように、擁壁1うち土留め施
工物3よりも上方の部位に、多数本の縦フレーム39と
横フレーム40とよりなる格子枠41を設置し、これに
蔦類42を這わして、擁壁1の全面を緑化することも可
能である。
【0052】格子枠41は、土留め施工物3に使用した
内外の金具7,8と同じ構造のメインフレーム43を備
えており、このメインフレーム43に横フレーム40を
ねじ止めや溶接などによって固定している。言うまでも
ないが、縦横のフレーム39,40と擁壁1の表面との
間に適当な間隔が空いている。
【0053】格子枠41を設けることに代えて、メイン
フレーム43を利用して枠装置4同様に多数本の壁面用
化粧木材群を取付けることも可能である。こうすると、
擁壁の全面を木材で化粧しながら、花壇機能を有する土
留め施工物3に花などを植えてアクセントを付けること
ができるため、美感において一層優れたものとすること
ができる。
【0054】本実施形態では、成育部5の土は擁壁と地
面とに接触しているが、図3に二点鎖線で示すように、
前面をキーストンプレート6で構成した上向き開口のポ
ット44を製造して、このポット44に土を投入するこ
とも可能である(ポット44には排水穴を空けてい
る)。このようにすると、ポット44ごとトラックで運
搬できるため、土留め施工物3の設置・撤去が簡単であ
る。
【0055】(2).第2実施形態(図11〜図12) 図11及び図12では第2実施形態を示している。図1
1は平断面図、図12は図11のXII-XII 視断面図であ
る。この実施形態では、キーストンプレート6は平面視
で凹凸状となる姿勢に配置しており、その前面に適当な
左右間隔で角筒状縦長金具46を配置している。
【0056】縦長金具46は請求項に記載した支持金具
の一例であり、これには高ナット22が溶接によって固
定されており、更に、キーストンプレート6に貫通した
ボルト23を高ナット22にねじ込むことにより、縦長
金具46をキーストンプレート6に固定している。
【0057】そして、高ナット22には前向きに延びる
押さえボルト12をねじ込み、この押さえボルト12と
押さえナット13とにより、主化粧木材群9と押さえ用
化粧木材10とをキーストンプレート6に固定してい
る。
【0058】縦長金具46の下端には、主化粧木材群9
を受けるブラケット24を溶接等によって固定してい
る。一点鎖線で示すように、ブラケット24を押さえ用
化粧木材10の下方まで延長し、これにアジャスタボル
ト26を設けることも可能である。この場合、押さえ用
化粧木材10の下面には、アジャスタボルト26が逃げ
るための穴を空けておくのが好ましい。
【0059】この実施形態のように、主化粧木材群9を
直接にキーストンプレート6に押さえ固定することも可
能である。縦長金具46は溶接によってキーストンプレ
ート6に固定しても良い。
【0060】キーストンプレート6の倒れ防止手段とし
ては、第1実施形態のようなアンカーボルト18を使用
することには限らず、ワイヤー48を使用することも可
能である(ワイヤー48の一端は擁壁1に固定されてい
る)。
【0061】(3).第3実施形態(図13) 図13に示す第3実施形態では、擁壁1に適当な間隔で
内外の金具7,8を固定し、この金具7,8を利用して
擁壁1の下部に多段に重なった壁面化粧用の木材群49
を取付けている。符号50は壁面化粧用の押さえ木材で
ある。
【0062】そして、擁壁1の適当な高さ位置に土留め
施工物3を設置している。この場合、図示してはいない
が、土が流れ出ないような遮蔽手段を施している(既述
のように、成育部5をポット構造にすると、土の漏出の
問題を解消できる)。
【0063】(4).第4実施形態(図14〜図22) 図14〜図22では第4実施形態を示している。この実
施形態は、平らな地面があればどこでも設置できる自立
式土留め施工物3に適用したものである。このうち図1
4は平面図、図15は正面図、図16は斜視図、図17
は図15のXVII−XVII視平断面図、図18は図17の X
VIII-XVIII視断面図、図19は図16のXIX−XIX視断
面図である。
【0064】.構造の説明 この実施形態に係る土留め施工物3は、枠装置4と底板
51とを備えている。枠装置4は、第1実施形態と同様
に、キーストンプレート6と内外の金具7,8と主化粧
木材群9と押さえ用化粧木材10と天化粧木材11とを
備えている。例えば図17から理解できるように、主化
粧木材群9の押さえ固定方法は第1実施形態と同様であ
る。
【0065】底板51は例えばラス板のように多数の穴
が空いた金属板(防食性の点からステンレス板やメッキ
板が好ましい)から成っており、その前端部は、金具
7,8の幅寸法の間隔で配置したL形の前部ブラケット
52に介してキーストンプレート6の下端部に固定され
ている。
【0066】底板51の後端部でかつ金具7,8の後方
の部位には、L形の後部ブラケット55がボルトとナッ
トとで固定されている(溶接しても良い)。そして、後
部ブラケット55とキーストンプレート6の上部とが長
尺ボルト56で連結されている。長尺ボルト56の前後
両端は水平状に曲げられており、この水平部をキースト
ンプレート6と後部ブラケット55とにダブルナット5
7で固定している。
【0067】長尺ボルト56は内外金具8の縦溝20の
箇所に位置している。このため長尺ボルト56の先端部
やナット57がが主化粧木材群9と干渉することはな
い。また、図19に示すように、キーストンプレート6
の前面の下端部には主化粧木材群9を支持するブラケッ
ト24が固定されており、主化粧木材群9と地面との間
に若干の隙間が空くように設定している。
【0068】押さえ用化粧木材10は地面に当たってい
るが、押さえ用化粧木材10と地面との間に隙間が空い
ていても良い。また、押さえ用化粧木材10を地面に当
てる場合、腐食抑制のため、押さえ用化粧木材10の下
端に合成樹脂製等のキャップを装着しても良い。
【0069】この実施形態に係る土留め施工物3は、地
面に設置して土(或いは石ころと土)を投入すればよ
く、土の重みで枠装置4は安定した状態に保持される。
また、底板51には多数の穴が空いているため、排水の
問題は生じない。長尺ボルト56はその両端にだけ雄ね
じが形成されておれば足りる。また、長尺ボルト56に
代えて連結棒を使用し、その両端をキーストンプレート
6と底板51とに引っ掛けるなどしても良い。
【0070】.使用態様 この自立式の土留め施工物3は様々の使い方ができる。
その例を図20及び図21で示している。すなわち、図
20のうち(A)に示すのは、擁壁1に沿って設置した
もの、(B)に示すのは自然の傾斜地58に沿って設置
したもの、(C)示すのはコンクリート製建物の壁面5
9に沿って設置したものである。
【0071】このように背後に何らかの土止め部が存在
する場合は、土止め部に沿って地面に置いて、枠装置4
の後方の空間に土類を投入するだけでよい。
【0072】(C)では建物の壁に遮水シート(保護シ
ート60を設けて、壁59が土に接触することを回避し
ている。このため壁59の劣化を防止できると共に、撤
去後に壁59の汚れが目立つことを防止できる。
【0073】例えば地面に島状の花壇を造営してその両
側を人の通路となしたり、或いは道路に島状の花壇を造
営したりする場合は、図21に示すように、2列の土留
め施工物3をその枠装置4が外向きになるようにして並
設し、両枠装置4の間の空間に土類を投入したら良い。
【0074】平行に延びる枠装置4の間の間隔寸法を狭
くする必要がある場合は、1枚の底板51に2つの枠装
置4を平行に延びるように取付けても良いし、或いは、
底板をなくして、相対向した枠装置4を連結棒61で連
結するなどしても良い。なお、枠装置4の倒れ防止手段
としては、長尺ボルト56や連結棒に代えて、ワイヤー
や鎖などを使用することも可能である(枠装置4は土の
圧力で外側に倒れ勝手になっているので、ワイヤーや鎖
はピン張った状態に保持される)。
【0075】本実施形態では底板51と長尺ボルト65
とが自立手段を構成しているが、底板51を設けること
に代えて、棒材やアングル材のような剛体製接地部材を
適宜本数設け、この接地部材を杭材によって地面に固定
したり、底部材に重たい石を載せたりしても良い(接地
部材とキーストンプレートとはその姿勢が変化しないよ
うに連結棒などで連結する必要がある)。
【0076】(5).第5実施形態(図22) 図22に示す第5実施形態では、土留め施工物3を平面
視枡状のユニット62,63に形成している。土留め施
工物群の末端部に位置するエンドユニット63のうち外
側に露出する側面は、化粧木材等を張った枠装置4で構
成している。
【0077】側面が互いに重なるように設置される中間
ユニット62の側面部は薄いサイドパネル64で構成さ
れている。これは、接続した状態での一体性を損なわな
いようにするためである(サイドパネル64の上端を植
栽面よりも低くして、サイドパネル64を露出させない
のが好ましい。サイトパネル64に代えて細いステーを
使用しても良い。また、底板は設けても良いし、設けな
くても良い。
【0078】(6).第6実施形態(図23〜図25) 図23〜図25では第6実施形態を示している。図23
は正面図、図24は図23の XXIV-XXIV視断面図、図2
5は図23の XXV-XXV視断面図である。
【0079】この実施形態では、枠装置4は、地中に埋
め込まれる杭65と、杭65の外側に配置したキースト
ンプレート6と、キーストンプレート6の外側に配置さ
れた主化粧木材群9及び押さえ用化粧木材10並びに天
化粧木材11とを備えている。
【0080】杭65はステンレス板のような金属板製で
あり、平面視コ字状でかつキーストンプレート6に重な
る一対の翼片65aを備えている。そして、キーストン
プレート6をボルトとナットの対によって杭65に固定
している。
【0081】また、キーストンプレート6に固定した高
ナット22に、押さえボルト12をねじ込んでいる。本
実施形態では、押さえボルト12は六角頭付きボルトを
使用しており、押さえ用化粧木材10には、押さえボル
ト12の頭を隠すための座ぐり穴66を空けている。押
さえ用化粧木材10と地面15との間にはスペーサ69
を介在させている。
【0082】地面が土である場合は、杭65は直接に打
ち込んでも良いし、コンクリート製の基礎に埋設しても
良い。杭65の状態にキャップ68を装着している。な
お、キーストンプレート6を平面視でロ字や平面視でL
形やコ字に接続すると、杭65を設けるなくても自立さ
せることができる。
【0083】(7).第7実施形態(図26〜図27) 図26〜図27に示す第7実施形態も杭65を使用した
ものであるが、この実施形態は、杭65がキーストンプ
レート6の外面に固定されている点で第6実施形態と相
違している。また、杭65は断面C形のチャンネル材を
使用しており、その内部に上下長手の受け金具67を挿
入し、これに溶接した高ナット22に押さえボルト12
をねじ込んでいる。
【0084】(8).第8実施形態(図28〜図34) ところで、ウイスキーの熟成のために図28に示すよう
な樽71が使用されており、その胴部を構成する樽板7
2は、図29〜図31に示すように、両端が幅狭でかつ
長手方向と幅方向とに湾曲した形態になっている。
【0085】このウイスキー熟成用の樽71は一般に6
0年程度で香りがなくなり、すると熟成の使命を終えて
廃樽となる。しかし、この樽71は、相当の樹齢のホワ
イトオークを素材として製造されており、板厚も20m
m〜35mm程度であって分厚いため、熟成の使命は終
えても強度においては些かの衰えも見られない。また、
ホワイトオークの柾目を使用しているため、鉋を掛けた
りサントペーパーで磨いたりすると緻密で重厚な木肌を
呈する。
【0086】そして、近年、熟成の用途を終えた廃樽が
発生しており、その再利用先が求められている。再利用
を容易にするために偏平に矯正加工を施すことも行われ
ているが、これではコストが嵩む。そこで、樽板72を
そのまま使用できる再利用方法が求められている。本発
明はこの要請に応えることもできるのであり、その例を
図32〜34で示している。
【0087】図32のうち(A)は土留め施工物3の正
面図、(B)は平面図、図33は図32の XXXIII-XXXI
II視断面図、図34は図32の XXXIV-XXXIV視断面図で
ある。
【0088】この実施形態でも、凸部19を備えた内外
の金具7,8を使用しており、内外の金具7,8によ
り、多段に重ねた樽板72の端部を挟んでいる。主化粧
材10としての樽板72は矯正加工することなく湾曲し
たままであり、平面視で土の方に向けて凸となる姿勢に
している。これは、土の圧力が掛かった場合にこれを有
効に支えるためである。押さえ用化粧材10は偏平に矯
正加工している。
【0089】なお、この例では、内金具7は凸部19が
土の方に向く姿勢にしている。第1実施形態と同様に、
内金具7はアンカーボルト18で擁壁1に固定されてい
る。もちろん、自立式とすることも可能である。
【0090】本実施形態では、土と樽板72との接触を
阻止するため、合成樹脂やゴムのような軟質遮水シート
74を使用している。図示していないが、この遮水シー
ト74には適当な間隔で花等の種子を含ませている。
【0091】遮水シート73と土と間には、多数の穴が
(図示せず)が空けられているエキスパンドメタル73
を配置している。エキスパンドメタル73は内金具7に
よって前倒不能に保持されている。エキスパンドメタル
73に代えてラス板のような他の穴空き板や金網を使用
しても良い。
【0092】例えば図32から容易に推測できるよう
に、独特のカーブを持つ多数の樽板72が縦横に並んで
いることにより、本実施形態の土留め施工物3は一種の
屋外美術品のような外観を呈して、独特の美感を呈する
に至っている。
【0093】光合成によって成長したホワイトオークが
伐採されて樽となり、樽はそれから長い年月を暗い倉庫
で過ごしてウイスキーの香りを育んできたが、廃樽とな
った後、本願発明の実施物の構成部材として生まれ変わ
ることにより、再び太陽の光に輝く活躍の場を与えら
れ、人々に潤いを与える存在となる。
【0094】そして、土留め部3の大部分を構成する主
化粧材としての樽板73は矯正加工を施す必要はなく、
寸法揃えや磨きなどの多少の加工だけを加えれば足りる
ため、樽板72の形状をそのまま活かして低コストで再
利用することができるのである。
【0095】(9).第9実施形態(図35〜図36) 図35〜図36で示す第9実施形態も主化粧材として樽
板35を使用した例である。図35は正面図、図36は
図35の XXXVI-XXXVI視断面図である。
【0096】この実施形態では、樽板35はその長手端
面が平行に延びるように削り揃えられており、平面視で
外向き凸状の姿勢にして配置されている。また、樽板7
2は、地面に埋設した支柱(支持部材)75にそれぞれ
ボルト76とナット77で固定されてる。支柱75は内
側からカバー部材77で覆われており、隣合ったカバー
部材77で金属製の遮蔽板78を前傾不能に保持してい
る。
【0097】(10). 第10実施形態(図37) 図37に示す第10実施形態も、支柱75に各樽板72
をボルト76で個別に取付けているが、この例では、支
柱75にバーリング部79を形成し、このバーリング部
79にボルト76をねじ込んでいる。このため構造が簡
単である。
【0098】また、この実施形態では、遮蔽材として軟
質の遮水シート74を使用している。従って、樽板72
は遮水シート74を介して土と接している。土はある程
度の時間が経過すると固まって流動性がなくなるため、
樽板73に大きな圧力が作用することはない。従って、
このような構造でも強度的には問題はない。
【0099】(11).第11実施形態(図38) 図32以下の実施形態では、樽板72をその広巾面が鉛
直状になる姿勢で配置していたが、図38に第11実施
形態として示すように、樽板72を、その広巾面が上下
に位置するようにして配置することも可能である。
【0100】樽板72をこのような姿勢で配置する場
合、上下隣合った樽板72の間にある程度の間隔を空け
て全体として柵状の形態と成すのが体裁が良いが、間隔
を空けて配置する手段としては、一点鎖線で示すように
内金具7にブラケット80を設けても良いし、二点鎖線
で示すようにスペーサ81を介在させても良い。
【0101】(12). 第12実施形態(図39) 図39に示すのも、主化粧材として樽板72を使用した
もので、この例では、内外の金具82,83で樽板72
の間に形成された空間に樽板72の縁部を上方から挟み
込むようになっている。
【0102】そして、内外の外金具82,83はそれぞ
れ平面視T形に形成されており、内金具82の後ろ向き
延出部82aを袋状に形成して、内外の金具82,83
の後ろ向き延出部82a,83aをボルトで連結してい
る。
【0103】また、内金具82には倒れ防止用のワイヤ
ー類84を接続している。ワイヤー類84は地面や擁壁
などに固定される。この実施形態でも、遮蔽材として軟
質の遮水シート74を使用している。なお、図32以下
の実施形態において、樽板に代えて他の板材を使用して
も良い。
【0104】(13). その他 本発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化するこ
とができる。例えば化粧材としては間伐材や樽板のよう
な木材に限らず、セラミック板などの他の素材製のもの
を使用することもできる。
【0105】また、本願発明に係る土留め施工物及び枠
装置の用途は擁壁や公園、道路、広場、学校のグランド
等の緑化のために使用することには限らず、様々の用途
に使用できる。例えばコンクリート製の堤防や堰堤の緑
化に使用したり、ビルやマンションの屋上又はベランダ
に設置して、花壇や家庭菜園として使用することも可能
である。
【0106】或いは、2列の枠装置よりなる枠装置群を
畑に何列も設けて、高さの高い一種の畝となる土留め施
工物を造営し、この何列もの土留め施工物に、苺のよう
な果物やトマトのような果菜類のような農作物を栽培す
ることも可能である。このように畑に適用すると、人は
腰を屈めずに農作業を行えるため、農家の負担を格段に
軽減することができる。
【0107】更に、本願発明の枠装置は土留め施工物に
使用することには限らず、例えばフェンスとして使用す
ることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の正面図である。
【図2】図1のII−II視断面図である。
【図3】図1の III-III視である。
【図4】枠装置のの上部の分離斜視図である。
【図5】枠装置の下部の分離斜視図である。
【図6】図2と同じ部位の平断面図である。
【図7】図1の VII-VII視断面図である。
【図8】土留め施工物の末端部の平断面図である。
【図9】図8のIX−IX視断面図である。
【図10】使用例の別例を示す図である。
【図11】第2実施形態を示す平断面図である。
【図12】図11のXII-XII 視断面図である。
【図13】第3実施形態を示す図である。
【図14】第4実施形態の平面図である。
【図15】第4実施形態の正面図である。
【図16】第4実施形態の斜視図である。
【図17】図15のXVII−XVII視平断面図である。
【図18】図17の XVIII-XVIII視断面図である。
【図19】図16のXIX−XIX視断面図である。
【図20】第4実施形態の使用例を示す図である。
【図21】第4実施形態の使用例を示す図である。
【図22】第5実施形態の平面図である。
【図23】第6実施形態の正面図である。
【図24】図23の XXIV-XXIV視断面図である。
【図25】図23の XXV-XXV視断面図である。
【図26】第7実施形態の平断面図である。
【図27】図26の XXVII-XXVII視断面図である。
【図28】ウイスキー熟成用等の樽の斜視図である。
【図29】樽板を横長にした正面図である。
【図30】図29の平面図である。
【図31】図29のXXXI-XXXI 視断面図である。
【図32】 (A)は第8実施形態の正面図、 (B)は平面図で
ある。
【図33】図32の XXXIII-XXXIII視断面図である。
【図34】図32の XXXIV-XXXIV視断面図である。
【図35】第9実施形態の正面図である。
【図36】図35の XXXVI-XXXVI視断面図である。
【図37】第10実施形態の平断面図である。
【図38】第11実施形態の正面図である。
【図39】第12実施形態の平面図である。
【符号の簡単な説明】
1 本願発明の適用場所の一例としての擁壁 3 土留め施工物 4 枠装置 5 成育部 6 遮土材の一例としてのキーストンプレート 7 内金具(支持金具の一例の構成要素) 8 内金具(支持金具の一例の構成要素) 9 化粧材の一例としての主化粧木材群 10 化粧材の一例としての押さえ用化粧木材 12 締結手段を構成する押さえボルト 13 締結手段を構成する押さえナット 18 アンカーボルト 51 底板 56 長尺ボルト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土留め部の外壁面を構成する化粧材と、こ
    の化粧材が土に接触することを防止するために土と化粧
    材との間に配置された遮蔽材とを備えており、前記化粧
    材を、前記遮蔽材又はその外側に配置した支持金具に対
    して取り外し可能に固定している、土留め施工物。
  2. 【請求項2】壁状又は柵状に配置される化粧材と、化粧
    材の内側に配置された遮蔽材と、化粧材を遮蔽材又はそ
    の外側に配置した支持金具に取り外し可能な状態で固定
    するための固定手段とが備えられている、枠装置。
  3. 【請求項3】前記化粧材は、間伐材や樽板のような多数
    本の木材から成っており、これら多数本の木材は、横に
    寝かせた状態で多段に積み重ねて配置される主化粧木材
    群と、主化粧木材群の端部に外側から重なる縦長の押さ
    え用化粧木材とに分離構成されている一方、 前記支持金具は、前記多段に積み重ねられた木材群の端
    部を挟み付ける内外一対の金具からなっており、 更に、前記締結手段はボルトとナットとで構成されてお
    り、押さえ用化粧木材と内金具とをボルト及びナットで
    引き寄せることにより、主化粧木材群と押さえ用木材と
    内外金具とが共締めされるようになっている、請求項1
    に記載した土留め施工物又は請求項2に記載した枠装
    置。
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