JP2003295996A - 制御用表示装置 - Google Patents

制御用表示装置

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JP2003295996A
JP2003295996A JP2002095469A JP2002095469A JP2003295996A JP 2003295996 A JP2003295996 A JP 2003295996A JP 2002095469 A JP2002095469 A JP 2002095469A JP 2002095469 A JP2002095469 A JP 2002095469A JP 2003295996 A JP2003295996 A JP 2003295996A
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Manabu Kawada
学 川田
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Schneider Electric Japan Holdings Ltd
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Digital Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 狭い表示領域においても、タッチパネル入力
方式のキーボードと他の画像を同時に表示させることが
できる制御用表示装置を提供する。 【解決手段】 プログラマブル表示器などのグラフィッ
ク操作パネル1において、ディスプレイ14に表示され
ている設定値表示用ウインドウとその上に表示されるキ
ーボードとが重なる部分のそれぞれの色データに、設定
された透過率にしたがって、アルファブレンディング演
算装置20によってアルファブレンディング演算処理を
行う。FEPROM12bに格納された表示制御システ
ムプログラムによって、ディスプレイ14に表示されて
いる設定値表示用ウインドウにキーボードを重ねて表示
するとともに、アルファブレンディング演算処理の結果
に基づいて、重なる部分において設定値表示用ウインド
ウをキーボードに対して透過表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画面上で数字、文
字などを入力することができるタッチキーボードを表示
するプログラマブル表示器などの制御用表示装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】HMI(Human Machine Interface) 機器
としてのプログラマブル表示器やパネルコンピュータの
ような制御用表示装置は、ドット表示画面、操作用入力
スイッチ、ホストコントローラ(PLC)とのインター
フェース、画面上での操作入力のような制御のためのプ
ログラムメモリなどを備えた操作用表示器である。一般
に、プログラマブル表示器は、グラフィック表示を行う
ので、操作盤、スイッチ、表示灯などの機能を備えるこ
とができる他、デバイスの稼働状況や作業指示のような
管理のための各種のモニタ、機器に対する設定値をタッ
チパネルを介して入力する端末としての機能を備えてい
る。
【0003】このようなプログラマブル表示器で表示さ
れる画面は、画面作成ソフトウェア(作画ソフト)を用
いてユーザ独自で作成できるようになっている。画面作
成に際しては、ユーザが、パーソナルコンピュータなど
において作画ソフトによって提供されるスイッチ、ラン
プ、テンキー、メータ表示器、グラフ表示器などのパー
ツ、描画機能などを用いて所望の画面を構成する。
【0004】作成された画面は、画面データとして制御
用表示装置に転送されて記憶される。また、PLCの稼
働時には、制御用表示装置は、PLCとの間でやり取り
されるデータに基づいて、制御対象機器の動作状態に応
じて画面上に各パーツや図形を表示させる。
【0005】従来、このような制御用表示装置では、設
定値を入力するために、タッチパネル上での入力が可能
なポップアップキーボードを画面上に表示できる機能を
有している機種がある。このようなキーボードは、必要
なときに画面上に表示できるので、面積の小さい表示部
を有効に利用することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、狭いウ
インドウ上にポップアップキーボードと他の画像を表示
させる場合、面積が小さくなるほどそれが困難になって
くる。このため、他の画像を見たいときには、ポップア
ップキーボードを閉じて、他の画像を表示させる一方、
ポップアップキーボードによる入力操作を行うときに
は、ポップアップキーボードを表示させなければならな
い。したがって、このような場合では、ポップアップキ
ーボードの入力可能な状態で、他の画像を表示させるこ
とはできず、表示の切り替え操作が必要となり、煩わし
さが伴うという不都合がある。
【0007】また、表示の解像度を高めて、ポップアッ
プキーボードを小さく表示して、狭い表示領域でも、ポ
ップアップキーボードと他の画像とを並べて表示するこ
とが考えられる。ところが、このような方法では、キー
ボードのキーが小さくなりすぎて、指で所望のキーを操
作することが困難になる。このため、操作の都合上、キ
ーボードをある程度の大きさで表示する必要がある。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、狭い表示領域においても、タッチパネル入
力方式のキーボードと他の画像を同時に表示させること
ができる制御用表示装置を提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の制御用表示装置
は、デバイスの状態を取得して表示部に表示するととも
に、上記デバイスへの制御指示を与えるための上記表示
部上での入力を受け入れるタッチパネルと、該タッチパ
ネルへの特定の入力を可能にするキーボードを表示させ
るキーボード表示手段とを備えた制御用表示装置におい
て、上記表示部に表示されている画像とその上に表示さ
れる上記キーボードとが重なる部分のそれぞれの色デー
タに、設定された透過率にしたがってアルファブレンデ
ィング演算処理を行う透過演算処理手段を備え、上記キ
ーボード表示手段が、上記表示部に表示されている画像
上に上記キーボードを重ねて表示するとともに、アルフ
ァブレンディング演算処理の結果に基づいて、重なる部
分において上記画像を上記キーボードに対して透過表示
させることを特徴としている。
【0010】上記の構成では、キーボード表示手段によ
って、表示部に表示されている画像上にキーボードが重
ねて表示される。また、画像とキーボードとが重なる部
分のそれぞれの色データに、透過演算処理手段によっ
て、アルファブレンディング演算処理が施される。この
とき、透過率によって、アルファブレンディング演算処
理の結果として新たに得られた色データが異なるので、
所望の透過率を得るには透過率を最適に設定すればよ
い。画像がキーボードと重なる部分は、上記のようなア
ルファブレンディング演算処理の結果に基づいて、キー
ボード表示手段によって、透過表示される。
【0011】このように、画像上にキーボードが表示さ
れても、その重なる部分では画像が透過表示されるの
で、画像上に重ねてキーボードを表示させても、画像の
表示状態を確認するために、キーボードを消去する必要
はない。
【0012】上記の制御用表示装置においては、上記画
像が、上記キーボードによる入力操作で設定され、上記
デバイスに与える設定値を表示する設定値表示領域であ
ることが好ましい。これにより、設定値表示領域がキー
ボードと重なって表示されていても、キーボードからの
入力が設定値表示領域に表示されている状態を確認する
ことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図6に基づいて説明すれば、以下の通りであ
る。
【0014】図1に示すように、本実施の形態に係る制
御用表示装置としてのグラフィック操作パネル1は、C
PU11、メモリ部12、VRAM13、ディスプレイ
14、グラフィックコントローラ15、タッチパネル1
6、タッチパネルコントローラ17、メンテナンスポー
ト18、通信コントローラ19およびアルファブレンデ
ィング演算装置20を備えている。このグラフィック操
作パネル1は、後述するデバイス4…の状態を取得して
ディスプレイ14に表示するとともに、デバイスへ4…
の制御指示を与えるためのディスプレイ4上での入力を
受け入れるタッチパネル16を備えている。
【0015】メモリ部12は、DRAM12a、FEP
ROM(Flash Erasable and Programmable ROM)12
b、SRAM12c等のメモリを含んでいる。DRAM
12aは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に
用いられる他、PLC2との間でやり取りされるデータ
の一時的な記憶に用いられる。SRAM12cは、PL
C2から得られたデータをロギングしたり、PLC2に
与える設定値データ(レシピデータ)を記憶したりする
ために用いられる。FEPROM12bは、書き替え可
能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパ
ーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブ
の役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持た
ず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して
動作する。
【0016】また、上記のFEPROM12bは、図2
に示すように、表示制御システムプログラムと、通信プ
ロトコルと、ユーザ画面データとをそれぞれ格納するエ
リアを有している。
【0017】表示制御システムプログラムは、画像表示
制御を行うための基本機能を実現するためのプログラム
である。この表示制御システムプログラムについては、
後に詳しく説明する。
【0018】通信プロトコルは、PLC2との通信処理
で用いられるプロトコルであり、PLC2の機種(メー
カ)に応じて固有に定められている。この通信プロトコ
ルには、PLC2へのデータの読み出しを指示するコマ
ンドコードが含まれている。このコマンドコードは、P
LC2の制御機能に対応付けられている前述のアドレス
と組み合わされることによって、所望の制御機能につい
てのデータをPLC2に送信することができる。
【0019】ユーザ画面のデータであるユーザ画面デー
タは、ディスプレイ14に表示すべきベース画面やパー
ツのデータおよび各パーツに付与された後述する処理指
示語Wなどを含んでいる。ユーザ画面データは、後述す
る作画エディタ32によって作成されて、FEPROM
12bにダウンロードされている。このユーザ画面デー
タについては、後に詳しく説明する。
【0020】図3に示すように、ユーザ画面データに含
まれる処理指示語(タグ)Wは、ベース画面上で実行さ
れるべき事象毎に作成されている。この処理指示語W
は、基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面
のファイル番号Fと、このベース画面上で実行すべき動
作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に参照され
る1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組と
して備えている。
【0021】ユーザ画面データは、図4に示すように、
ベース画面データ、画面リンクデータ、パーツデータお
よびキーボードデータを含んでいる。
【0022】ベース画面データは、背景画面となるベー
ス画面のデータであって、ベース画面上にパーツや図形
などが配される。
【0023】画面リンクデータは、関連する画面間を互
いに関連付けるデータであり、切り替え用のスイッチを
含む画面における、その切り替え用のスイッチの座標の
データを含んでいる。
【0024】パーツデータは、ベース画面上に表示させ
るスイッチや数値表示器などの機器やグラフなどの動的
変化をベース画面上の任意の位置で表現させるための動
画機能が画像化された図形などとして表現される。この
動画機能は、上記の処理指示後Wによって実現され、ユ
ーザによって任意に設定できる他、ユーザが扱いやすい
ように、タッチスイッチ、ランプ、各種表示器などの画
像化された基本的な図形として予め用意されている。
【0025】キーボードデータは、パラメータの設定入
力などのために表示されるソフトウェアキーボードのデ
ータである。このキーボードデータは、パーツとして扱
うことができるので、パーツデータに含まれていてもよ
い。
【0026】表示制御システムプログラムは、ユーザ画
面データの表示、ユーザ画面への各種のデータの設定、
設定されたデータのPLC2への送信およびPLC2か
ら受信されたデータのユーザ画面への表示をCPU11
に実行させるためのプログラムである。この表示制御シ
ステムプログラムは、図4に示すように、表示制御部P
1、設定値入力部P2、通信制御部P3および透明表示
制御部P4を含んでいる。
【0027】表示制御部P1は、上記のベース画面デー
タを用いて、パーツデータの表示を実行する。また、表
示制御部P1は、画面リンクデータを用いて、画面切り
替えのための操作者の操作に応じて、互いに関連するベ
ース画面の表示の切り替えを行なう。さらに、表示制御
部P1は、データ表示機能を実現するために、通信制御
部P3から受け取ったPLC2からのデータをデータ表
示用のパーツ(メータ表示器、数値表示器、グラフ表示
器等)を用いて、所定のベース画面上に表示させる。
【0028】PLC2内のメモリには、アドレスを指定
することにより、ワードデバイスおよびビットデバイス
が格納場所を特定可能に設定されている。ワードデバイ
スは、入出力されるデータが数値のようなワードデータ
に対して設定され、ビットデバイスは、オン・オフ状態
のようなビットデータに対して設定される。このような
設定により、PLC2内の任意のワードデバイスまたは
ビットデバイスをアクセスするだけで入出力機器からな
るデバイス4…を制御し、またはその動作状態に関する
情報を個別に取り出すことができる。
【0029】表示制御部P1は、上記のビットデバイス
またはワードデバイスが示す状態情報のうち、必要な情
報を適時にメモリ部12に読み込む一方、上記の処理指
示語Wを繰り返し読み出して各処理指示語Wの事象名T
で特定される内容の動作をPLC2側の状態情報を参照
しながら実行する。これによって、ビットデバイスまた
はワードデバイスの状態の変化に応じて変化する表示動
作が実行される。
【0030】キーボード表示手段としての設定値入力部
P2は、タッチパネル16への特定の入力、例えばデバ
イス4…等への設定値入力を可能にするポップアップキ
ーボードを表示させるとともに、そのポップアップキー
ボードによって入力された上記の設定値を表示するため
の表示用のパーツ(設定値表示器等)をベース画面上の
指定された位置に表示させる。この設定値入力部P2
は、上記の設定値入力用パーツの設定値表示部分が操作
者によってタッチされると、ポップアップキーボードを
表示させて、ホップアップキーボードによる設定値の入
力を可能にする。入力された設定値は、SRAM12c
に記憶される。
【0031】通信制御部P3は、PLC2に送信すべき
設定値データを設定値入力部P2から受け取って、通信
コントローラ19にその送信を指示する。通信コントロ
ーラ19は、指定されたPLC2に設定値データを送信
する。また、通信制御部P3は、通信コントローラ19
によって受信されたPLC2からのデータを受け取っ
て、表示制御部P1に渡す。
【0032】透過表示制御部P4は、後述のように作画
エディタ32で設定された透過率(後述のアルファ値
α)と、ポップアップキーボードおよびポップアップキ
ーボードに対して透過表示させる画像の重なる部分のそ
れぞれの画素の色データとをアルファブレンディング演
算装置20に与える。CPU11が、表示制御のため
に、画像およびキーボードの表示位置を常に認識してい
るので、その位置情報に基づいて、重なる部分の画像お
よびキーボードのそれぞれの画素が特定される。これに
より、アルファブレンディング演算装置20に与えるべ
きそれらの画素の色データが決定される。また、透過表
示制御部P4は、アルファブレンディング演算装置20
で実行されたアルファブレンディング演算の結果を取得
して、それを設定値入力部P2に透過表示用の描画デー
タとして渡す。
【0033】上記の表示制御システムプログラムは、パ
ッケージソフトウェアなどのプログラムメディアの形態
で提供可能なソフトウェアであって、例えば、グラフィ
ック操作パネル1と分離可能な記録媒体に記録されてい
る。
【0034】上記のプログラムメディアは、磁気テープ
やカセットテープなどのテープ系、フロッピディスクや
ハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、
MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード
(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好
適である。その他、上記のプログラムメディアは、マス
クROM、EPROM、EEPROM、フラッシュRO
Mなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラム
を担持する媒体であってもよい。
【0035】透過演算処理手段としてのアルファブレン
ディング演算装置20は、ユーザ画面上にポップアップ
キーボードを表示させ、その後ろに重ねて設定値表示器
などの別の画像を透過表示させるための演算処理を行う
ための装置であり、高速処理を実現するため、例えば、
特開平7−200869号公報に開示されているよう
に、論理回路などからなるハードウェアによって構成さ
れている。
【0036】アルファブレンディング処理では、透過さ
せる画像の透過率を示す値としてアルファ値α(0≦α
≦1)を用いて表現する。具体的には、表示されている
画素の色C1(色データ)と、この画素に重ねて透過さ
せる同一画素の色C2(色データ)とに対し、新たに描
画すべき色C(色データ)は、C=α×C1+(1−
α)C2なる演算によって得られる。このように、アル
ファ値αの割合で色C1,C2を混合して、新たな色C
で同一画素を描画することによって、後ろ側の画像が透
過して見えるようになる。
【0037】CPU11は、前述の表示制御システムプ
ログラムにしたがって、グラフィック操作パネル1の各
部の動作を制御する。また、CPU11は、後述するメ
ンテナンスポート18を介しての後述するコンピュータ
装置3との通信を制御する機能を有しており、作画エデ
ィタ32からのユーザ画面データを受け取るとFEPR
OM12bに格納する。
【0038】VRAM13は、ディスプレイ14に表示
される画面のイメージを一時的に保持するメモリであ
り、FEPROM12bからのユーザ画面データのイメ
ージを水平方向に表示される順にドットデータとして格
納している。
【0039】表示部としてのディスプレイ14は、液晶
パネルやELパネルのような平板型表示素子によって構
成されている。グラフィックコントローラ15は、VR
AM13に展開された画面のイメージを、ディスプレイ
14に描画するドライバソフトウェアである。タッチパ
ネル16は、ディスプレイ14の表示画面上で入力を行
うために設けられており、アナログ抵抗膜式タッチパネ
ルなどが好適である。タッチパネルコントローラ17
は、タッチパネル16の出力電圧を入力位置情報に変換
してCPU11に出力する。上記のディスプレイ14お
よびタッチパネル16によって、表示パネル6が構成さ
れている。
【0040】メンテナンスポート18は、後述するコン
ピュータ装置3との間の通信を行うための通信ポートで
あり、コンピュータ装置3からグラフィック操作パネル
1へのユーザ画面データの転送に用いられる。一方、通
信コントローラ19は、通信ケーブル(例えばRS−2
32C)を介してPLC2との間でデバイス4…の制御
や監視に関するデータなどの転送やPLC2の出力デー
タの取り込みを制御するインターフェースである。
【0041】続いて、コンピュータ装置3について説明
する。
【0042】コンピュータ装置3は、パーソナルコンピ
ュータなどの汎用コンピュータによって構成されてい
る。このコンピュータ装置3は、図1に示すように、C
PU31、作画エディタ32、画面データベース33、
メモリ部34、ディスプレイ35、入力装置36、外部
記憶装置37およびインターフェース部(図中、I/
F)38を備えている。
【0043】CPU31は、コンピュータ装置3にイン
ストールされているOS(オペレーティングシステム)
上で作画エディタ32を含む各種のアプリケーションソ
フトウェアを動作させる際の各部の制御や演算処理を行
う。
【0044】メモリ部34は、RAM、ROMなどのメ
モリを備えており、固定データの格納、一時的なデータ
記憶、CPU31の演算処理時における作業エリアの提
供といった役割を果たしている。
【0045】作画エディタ32は、グラフィック操作パ
ネル1が、デバイス4…の稼働状況や作業指示のような
管理のための各種のモニタ、デバイス4…に対する設定
値を入力する端末としての機能を備えるように、ディス
プレイ14に表示させる画面を作成するための画面作成
ソフトウェアである。一般に、作画エディタ32は、ユ
ーザ独自の画面(ユーザ画面)を作成できるように、ス
イッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値
表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などのパー
ツ、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。
【0046】また、作画エディタ32は、パーツとして
設定値表示器およびポップアップキーボードを備えてお
り、ユーザ画面上に表示されたポップアップキーボード
から設定値表示器に数値を入力できるように設定する機
能を有している。加えて、作画エディタ32は、アルフ
ァブレンディング演算装置20によって、ポップアップ
キーボードと重ねて設定値表示器を透過表示させるとき
の透過率を設定する機能も有している。以下に、ポップ
アップキーボードに関するその設定機能を用いた設定方
法について説明する。
【0047】具体的には、まず、作画エディタ32を起
動させておき、図5(a)に示すように、ベース画面5
1上に設定値表示器用のパーツ52を配置した状態で、
このパーツ52上をダブルクリックすると、ベース画面
51上に、図5(b)に示すようなダイアログボックス
53が現れる。このダイアログボックス53から「キー
ボード」のタブ54を選択し、そこで「ポップアップキ
ーボードを使う」のチェックボックス54aをチェック
すると、ポップアップキーボードを使用すること、およ
びパーツ52上にポップアップキーボードを重ねて表示
することが選択される。さらに、その下の透過率設定用
のボックス54bに所望の透過率を入力して、OKボタ
ンをクリックすると、設定値表示器上に重なるポップア
ップキーボードの使用が可能になり、設定された透過率
で設定値表示器の透過表示が可能になる。
【0048】なお、ボックス54bに透過率を入力しな
かった場合は、透過率を0%と設定したことと同じと見
なされる。
【0049】作画エディタ32で作成されたユーザ画面
は、ユーザ画面データとして画面データベース33に格
納され、必要に応じて、インターフェース部38を介し
てグラフィック操作パネル1に転送され、FEPROM
12bにダウンロードされる。
【0050】コンピュータ装置3は、作画エディタ32
を備えることによってユーザ画面の作成および編集を行
うためのエディタ装置として機能する。
【0051】作画エディタ32は、パッケージソフトウ
ェアまたはオーダーメイドソフトウェアとして、前述の
表示制御システムプログラムと同様、プログラムメディ
アの形態で提供可能なソフトウェアであって、例えば、
コンピュータ装置3と分離可能な記録媒体5に記録され
ている。そして、作画エディタ32は、記録媒体5から
コンピュータ装置3にインストールされることによって
エディタ機能を発揮することができる。
【0052】画面データベース33は、作画エディタ3
2で作成されたユーザ画面データを保存するデータベー
スである。画面データベース33に格納されるユーザ画
面データは、入力されたパーツなどについての図形デー
タである。上記の図形データは、グラフィックデータ、
テキストデータおよびパーツデータを含んでいる。グラ
フィックデータは、線、円、楕円、三角形、四角形、塗
り込み図形などの図形データである。テキストデータ
は、文字や記号などによって構成されるユーザ画面のタ
イトルや文章などを含んでいる。パーツデータは、予め
作画エディタ32に用意されている前述のパーツに関す
るデータである。
【0053】ディスプレイ35は、CRT、平板型表示
素子(例えば、LCDやELパネル)などによって構成
される。入力装置36は、キーボード、マウスなどの入
力操作を行うための装置であり、特に、GUI(Graphic
al User Interface)環境上で動作する作画エディタ32
での入力作業にはマウスなどのポインティングデバイス
が適している。
【0054】外部記憶装置37は、ハードディスク装置
などの磁気ディスクドライブ、CD−ROMドライブな
どの光ディスクドライブ、ICカードなどのメモリカー
ドドライブといった装置である。この外部記憶装置37
は、少なくとも、前記の記録媒体5に記録されたプログ
ラムなどの情報を読み出すことができる装置を含んでい
る。
【0055】インターフェース部38は、グラフィック
操作パネル1との間でデータ通信を行う入出力部であ
る。作画エディタ32で作成されたユーザ画面データ
は、このインターフェース部38を介してグラフィック
操作パネル1に転送される。
【0056】続いて、上記のように構成されるグラフィ
ック操作パネル1における透過表示動作について説明す
る。ここでは、特に、表示されたポップアップキーボー
ドの後ろ側に設定値表示器を透過表示させる場合の動作
について説明する。
【0057】まず、グラフィック操作パネル1のディス
プレイ14には、図6(c)に示す設定用ウインドウ6
1が表示されている。設定値表示領域としての設定用表
示ウインドウ61には、設定値表示器としての設定ボッ
クス62,63が含まれている。この状態で、例えば、
操作者が設定ボックス62をタッチすると、設定値入力
部P2によって、図6(a)に示すように、設定用表示
ウインドウ61の手前にポップアップキーボードとして
のテンキーパッド71が表示される。
【0058】このテンキーパッド71は、図6(b)に
示すように、0ないし9の数字を入力するための数字キ
ー71a…、小数点キー71b、アップキー71c、ダ
ウンキー71d、戻りキー71e、送りキー71f、消
去キー(図中、DEL)71g、マイナスキー71h、
クリアキー(図中、CLR)71iおよびエンターキー
(図中、ENT)71jからなっている。
【0059】テンキーパッド71が表示されるとき、表
示制御システムプログラムにおいて、設定ボックス62
のタッチ状態がタッチパネル16によって検出される
と、設定値入力部P2は、ユーザ画面データのキーボー
ドデータを読み出して表示するとともに、透過表示制御
部P4に設定用表示ウインドウ61の透過表示のための
処理を実行するように指示する。
【0060】透過表示制御部P4は、これを受けて、ア
ルファブレンディング演算装置20に透過率のデータを
与えてアルファブレンディング演算を実行させる。そし
て、表示制御部P4は、その演算結果としての画素デー
タをアルファブレンディング演算装置20から受け取る
と、それを設定値入力部P2に渡す。設定値入力部P2
は、その画素データに基づいて、表示のための描画を行
うことにより、設定用表示ウインドウ61がテンキーパ
ッド71と重なる描画部分は、上記の画素データによっ
て、透過しているように見える状態で表示される。
【0061】この状態で、操作者が、上記のテンキーパ
ッド71を用いて数値を入力すると、設定ボックス62
にその数値が表示される。また、この状態では、設定用
表示ウインドウ61への入力操作は、設定値入力部P2
によって受け付けられない。数値の入力が完了して、操
作者がエンターキー71jを押すと、テンキーパッド7
1が閉じて(消滅して)、設定ボックス62に表示され
た数値が設定値として決定される。
【0062】このように、設定値を入力するための設定
用表示ウインドウ61の手前にテンキーパッド71を重
ねた状態で通常に表示させ、設定用表示ウインドウ61
における重なった部分をアルファブレンディング演算処
理によって透過表示させることによって、テンキーパッ
ド71によって数値を入力しているときに、設定用表示
ウインドウ61の設定ボックス62への数値の入力(表
示)状態を確認することができる。設定用表示ウインド
ウ61の透過の度合いは、透過率で任意に設定できるの
で、所望の透過率を設定することにより、テンキーパッ
ド71の表示状態に応じて好みの透過度合いを選択する
ことができる。
【0063】上記のように、テンキーパッド71の後ろ
側に表示される画像が透過表示されるので、テンキーパ
ッド71の操作時でも、後ろ側の画像の変化をテンキー
パッド71を閉じることなくリアルタイムで確認するこ
とができる。それゆえ、後ろ側に透過表示させる画像
は、設定用表示ウインドウ61に限らず、例えば、グラ
フやメータなどの動的に表示状態が変化するパーツであ
ってもよい。しかしながら、テンキーパッド71のよう
なキーボードからの入力結果が直接反映される設定ボッ
クス62,63のような表示用パーツを含む画像をキー
ボードと重ねて表示することは、キーボードによる入力
操作性を格段に向上させることができるので、より好ま
しい。
【0064】また、キーボードとその他の画像とを重ね
て表示することによって、狭い表示領域を有効に活用す
ることができる。したがって、表示領域のサイズによっ
ては、アルファベットなどのキーを含むような多数のキ
ーを有するキーボードの表示も可能になる。
【0065】
【発明の効果】以上のように、本発明の制御用表示装置
は、デバイスの状態を取得して表示部に表示するととも
に、上記デバイスへの制御指示を与えるための上記表示
部上での入力を受け入れるタッチパネルと、上記タッチ
パネルへの特定の入力を可能にするキーボードを表示さ
せるキーボード表示手段と、上記表示部に表示されてい
る画像とその上に表示される上記キーボードとが重なる
部分のそれぞれの色データに、設定された透過率にした
がってアルファブレンディング演算処理を行う透過演算
処理手段とを備え、上記キーボード表示手段が、上記表
示部に表示されている画像上に上記キーボードを重ねて
表示するとともに、アルファブレンディング演算処理の
結果に基づいて、重なる部分において上記画像を上記キ
ーボードに対して透過表示させる構成である。
【0066】これにより、画像上にキーボードが表示さ
れても、その重なる部分では画像が透過表示されるの
で、画像上に重ねてキーボードを表示させても、画像の
表示状態を確認するために、キーボードを消去する必要
はない。したがって、表示部の狭い表示領域において
も、画像およびキーボードの表示状態を確認することが
でき、表示領域を有効に活用することができるという効
果を奏する。
【0067】上記の制御用表示装置においては、上記画
像が、上記キーボードによる入力操作で設定され、上記
デバイスに与える設定値を表示する設定値表示領域であ
ることにより、設定値表示領域がキーボードと重なって
表示されていても、キーボードからの入力が設定値表示
領域に表示されている状態を、キーボードが表示された
状態で確認することができる。したがって、狭い表示領
域におけるキーボードによる入力操作を効率的に行うこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係るグラフィック操作
パネルを含む表示制御システムの構成を示すブロック図
である。
【図2】上記グラフィック操作パネルのFEPROMに
格納されるプログラムおよびデータを示す図である。
【図3】上記グラフィック操作パネルで表示されるユー
ザ画面のデータであるユーザ画面データに含まれる処理
指示語の基本的フォーマットを示す図である。
【図4】上記プログラムおよびデータの詳細を示す図で
ある。
【図5】(a)および(b)は、設定値表示器上にポッ
プアップキーボードを表示させ、かつ設定値表示器をポ
ップアップキーボードに対して透過表示させるための設
定を作画エディタによって行う画面を示す図である。
【図6】(a)はユーザ画面上に表示されたキーボード
の下に設定値表示器を含む設定値表示用ウインドウが透
過表示された状態を示す図であり、(b)は上記キーボ
ードを示す図であり、(c)は上記設定値表示用ウイン
ドウを示す図である。
【符号の説明】
1 グラフィック操作パネル(制御用表示装置) 4 デバイス 14 ディスプレイ(表示部) 16 タッチパネル 20 アルファブレンディング演算装置(透過演算処
理手段) 61 設定値表示用ウインドウ(設定値表示領域) 71 テンキーパッド(キーボード) P1 設定値入力部(キーボード表示手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デバイスの状態を取得して表示部に表示す
    るとともに、該デバイスへの制御指示を与えるための上
    記表示部上での入力を受け入れるタッチパネルと、該タ
    ッチパネルへの特定の入力を可能にするキーボードを表
    示させるキーボード表示手段とを備えた制御用表示装置
    において、 上記表示部に表示されている画像とその上に表示される
    上記キーボードとが重なる部分のそれぞれの色データ
    に、設定された透過率にしたがってアルファブレンディ
    ング演算処理を行う透過演算処理手段を備え、 上記キーボード表示手段は、上記表示部に表示されてい
    る画像上に上記キーボードを重ねて表示するとともに、
    アルファブレンディング演算処理の結果に基づいて、重
    なる部分において上記画像を上記キーボードに対して透
    過表示させることを特徴とする制御用表示装置。
  2. 【請求項2】上記画像が、上記キーボードによる入力操
    作で設定され、上記デバイスに与える設定値を表示する
    設定値表示領域であることを特徴とする請求項1に記載
    の制御用表示装置。
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