JP2003296576A - ポジション管理システム - Google Patents
ポジション管理システムInfo
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- JP2003296576A JP2003296576A JP2002096187A JP2002096187A JP2003296576A JP 2003296576 A JP2003296576 A JP 2003296576A JP 2002096187 A JP2002096187 A JP 2002096187A JP 2002096187 A JP2002096187 A JP 2002096187A JP 2003296576 A JP2003296576 A JP 2003296576A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 リアルタイムでポジション情報、デリバティ
ブ商品のリスク値、前記リスク値を含めたポジション評
価を算出することができるポジション管理システムを提
供する。 【解決手段】 データ項目と属性との組み合わせによっ
てデータ要素のアドレスを定めた定義ファイルにしたが
ってシェアードメモリのアドレスにデータ要素を格納し
たリアルタイムデータベース14と、リアルタイムデー
タベース14から時価データ、属性データ、パラメータ
を取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク値を
算出するデリバティブリスク計算サーバー20と、を備
えた。
ブ商品のリスク値、前記リスク値を含めたポジション評
価を算出することができるポジション管理システムを提
供する。 【解決手段】 データ項目と属性との組み合わせによっ
てデータ要素のアドレスを定めた定義ファイルにしたが
ってシェアードメモリのアドレスにデータ要素を格納し
たリアルタイムデータベース14と、リアルタイムデー
タベース14から時価データ、属性データ、パラメータ
を取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク値を
算出するデリバティブリスク計算サーバー20と、を備
えた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレーダーのポジ
ションを管理するシステムに係り、特に、デリバティブ
商品のリスク値やポジションの評価値をリアルタイムで
算出することができるポジション管理システムに関す
る。
ションを管理するシステムに係り、特に、デリバティブ
商品のリスク値やポジションの評価値をリアルタイムで
算出することができるポジション管理システムに関す
る。
【0002】ここで、トレーダーとは、委託を受けて有
価証券の取引を行う人または組織(機関)をいう。
価証券の取引を行う人または組織(機関)をいう。
【0003】また、ポジションとは、トレーダーが保有
する商品(有価証券)の持ち高であって、いわば在庫を
いう。
する商品(有価証券)の持ち高であって、いわば在庫を
いう。
【0004】デリバティブ商品(金融派生商品)は、金
利・通貨・債券・株式などの金融資産の現物取引から派
生する取引対象の総称である。先物、ワラント、スワッ
プ、オプションなどがある。
利・通貨・債券・株式などの金融資産の現物取引から派
生する取引対象の総称である。先物、ワラント、スワッ
プ、オプションなどがある。
【0005】
【従来の技術】一般に、トレーダーは顧客から有価証券
の取引を委託され、その委託を受けた有価証券について
もっとも利益があがるように取引を執行する。
の取引を委託され、その委託を受けた有価証券について
もっとも利益があがるように取引を執行する。
【0006】トレーダーが取引を執行する間、トレーダ
ーが保有している有価証券、金融派生商品(有価証券等
という)の在庫がポジションである。ポジションは通
常、株式、債券などの商品ごとに管理される。
ーが保有している有価証券、金融派生商品(有価証券等
という)の在庫がポジションである。ポジションは通
常、株式、債券などの商品ごとに管理される。
【0007】トレーダーがもっとも有利に取引を執行す
るためには、金融商品の市場の価格と自らのポジション
に関する情報を把握し、市場の動向に応じて取引を執行
する必要がある。
るためには、金融商品の市場の価格と自らのポジション
に関する情報を把握し、市場の動向に応じて取引を執行
する必要がある。
【0008】ポジションに関する情報とは、たとえば、
ポジションの数量、コストなどの情報であって、トレー
ダーは自らのポジション情報を常時把握しておくことが
重要である。
ポジションの数量、コストなどの情報であって、トレー
ダーは自らのポジション情報を常時把握しておくことが
重要である。
【0009】ところで、ポジションは、たとえば株式の
ポジションであれば、ポジションの中に多数の銘柄が含
まれており、それらの銘柄は区々の数量を組み合わされ
てポートフォーリオを形成されている。また、ポジショ
ンの取引はバスケットと呼ばれる分割された数量に分け
られ、複数回に分けられて取引される。
ポジションであれば、ポジションの中に多数の銘柄が含
まれており、それらの銘柄は区々の数量を組み合わされ
てポートフォーリオを形成されている。また、ポジショ
ンの取引はバスケットと呼ばれる分割された数量に分け
られ、複数回に分けられて取引される。
【0010】このようなポジションのコストを把握する
ためには、ポジションの各バスケットごとの取引価格を
把握し、それらを積み上げてポジションとしてのコスト
を把握する必要がある。また、各バスケットの取引価格
を把握するためには、一バスケットに含まれる多数の株
式の数量と各銘柄の取引価格を把握する必要がある。
ためには、ポジションの各バスケットごとの取引価格を
把握し、それらを積み上げてポジションとしてのコスト
を把握する必要がある。また、各バスケットの取引価格
を把握するためには、一バスケットに含まれる多数の株
式の数量と各銘柄の取引価格を把握する必要がある。
【0011】さらに、ポジションの損益を計算するため
には、ポジションに含まれている株式等に対応する株式
等の市場価格を入力して計算する必要がある。
には、ポジションに含まれている株式等に対応する株式
等の市場価格を入力して計算する必要がある。
【0012】このように、ポジションのコストや損益の
計算は、多数の金融商品についての市場価格と取引価格
とを入力して計算し、それらを積み上げなければならな
い。
計算は、多数の金融商品についての市場価格と取引価格
とを入力して計算し、それらを積み上げなければならな
い。
【0013】従来は、このようなポジション管理は、計
算に使用する数値が膨大であり、かつ、金融商品の時価
は時々刻々と変化するので、一定の時間(時点)を定め
て、その時間におけるポジションのコストと損益を計算
するようにしていた。
算に使用する数値が膨大であり、かつ、金融商品の時価
は時々刻々と変化するので、一定の時間(時点)を定め
て、その時間におけるポジションのコストと損益を計算
するようにしていた。
【0014】このほかに、トレーダーはデリバティブ商
品についてもポジション管理をする必要がある。
品についてもポジション管理をする必要がある。
【0015】デリバティブ商品は、たとえば先物やオプ
ションなどのように、将来のある時点での取引の約束や
権利に関する取引である。デリバティブ商品において
は、商品のコストのみならず将来時点に向けての価格の
動向等が取引の有利不利に大きく作用する。一般にデリ
バティブ商品はリスクが大きい。このため、デリバティ
ブ商品については、たとえば、デルタ値やガンマ値など
の商品の価格感応度を計算し、デリバティブ商品リスク
値を計算することが行われている。
ションなどのように、将来のある時点での取引の約束や
権利に関する取引である。デリバティブ商品において
は、商品のコストのみならず将来時点に向けての価格の
動向等が取引の有利不利に大きく作用する。一般にデリ
バティブ商品はリスクが大きい。このため、デリバティ
ブ商品については、たとえば、デルタ値やガンマ値など
の商品の価格感応度を計算し、デリバティブ商品リスク
値を計算することが行われている。
【0016】これらのデリバティブ商品のリスク値の計
算は、市場価格、発行済株式数、金利、為替レート、価
格変動率等、パラメーターの情報を入力して行わなけれ
ばならず、一つ一つの計算量も膨大である。多数のデリ
バティブ商品を組み合わせたポジションについては、入
力すべき情報とそれらを使用した計算量がさらに増大す
る。
算は、市場価格、発行済株式数、金利、為替レート、価
格変動率等、パラメーターの情報を入力して行わなけれ
ばならず、一つ一つの計算量も膨大である。多数のデリ
バティブ商品を組み合わせたポジションについては、入
力すべき情報とそれらを使用した計算量がさらに増大す
る。
【0017】従来、デリバティブ商品のリスク値の計算
は、上述したような大量の入力情報と計算量のために、
リアルタイムで計算を行うことができなかった。このた
め、従来は一定の時間(時点)に限定して、限られた回
数行っていた。通常は一日の取引の終わりに一回だけデ
リバティブ商品のポジションのリスク値を計算するのが
実情であった。
は、上述したような大量の入力情報と計算量のために、
リアルタイムで計算を行うことができなかった。このた
め、従来は一定の時間(時点)に限定して、限られた回
数行っていた。通常は一日の取引の終わりに一回だけデ
リバティブ商品のポジションのリスク値を計算するのが
実情であった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のポジシ
ョン管理のように、予め定めた一定時間(時点)の市場
価格等の情報を入力してその時点におけるポジションに
関する情報を計算していたのでは、ポジション管理の役
割を大きく減殺する。ポジション管理、詳しくはそれに
よって得られるポジション情報は、リアルタイムで得ら
れればトレーダーにとって取引上きわめて有用であるこ
とは説明するまでもなく明らかである。
ョン管理のように、予め定めた一定時間(時点)の市場
価格等の情報を入力してその時点におけるポジションに
関する情報を計算していたのでは、ポジション管理の役
割を大きく減殺する。ポジション管理、詳しくはそれに
よって得られるポジション情報は、リアルタイムで得ら
れればトレーダーにとって取引上きわめて有用であるこ
とは説明するまでもなく明らかである。
【0019】しかし、従来のポジション管理のためのシ
ステムは、時々刻々と変動する多数の金融商品の価格、
取引等の情報について、一時に大量に入力することがで
きないという技術上の問題があった。
ステムは、時々刻々と変動する多数の金融商品の価格、
取引等の情報について、一時に大量に入力することがで
きないという技術上の問題があった。
【0020】通常、ポジション管理のために使用する時
価情報、取引情報は、取引所から入力して、ポジション
管理のためのシステム(ポジション管理システム)のデ
ータベースにいったん記憶される。ポジション情報の計
算は、前記データベースから必要な金融商品の時価情
報、取引情報等を検索し、これらを用いて計算を実行す
る。しかし、上述したように、ポジション情報の計算、
特にデリバティブ商品のリスク値の計算は、大量の金融
商品についての時価情報、取引情報等を入力する必要が
あるのに対し、現実にはデータベースから情報を検索す
るのに時間がかかり、ポジション情報やデリバティブ商
品のリスク値の計算の元になるデータが変動してしま
い、正確に計算することができなかった。従来におい
て、ある時点を基準としてポジション情報、デリバティ
ブ商品のリスク値を計算するのは、その時点の金融商品
の時価等が確定し、計算中に時価等の情報が変動するこ
とがないためであった。
価情報、取引情報は、取引所から入力して、ポジション
管理のためのシステム(ポジション管理システム)のデ
ータベースにいったん記憶される。ポジション情報の計
算は、前記データベースから必要な金融商品の時価情
報、取引情報等を検索し、これらを用いて計算を実行す
る。しかし、上述したように、ポジション情報の計算、
特にデリバティブ商品のリスク値の計算は、大量の金融
商品についての時価情報、取引情報等を入力する必要が
あるのに対し、現実にはデータベースから情報を検索す
るのに時間がかかり、ポジション情報やデリバティブ商
品のリスク値の計算の元になるデータが変動してしま
い、正確に計算することができなかった。従来におい
て、ある時点を基準としてポジション情報、デリバティ
ブ商品のリスク値を計算するのは、その時点の金融商品
の時価等が確定し、計算中に時価等の情報が変動するこ
とがないためであった。
【0021】このように、従来のポジション管理は過去
のある時点でのポジション情報、デリバティブ商品のリ
スク値に対して、トレーダーは参考としてのみ使用し、
実際の取引に活用することができなかった。これに対し
て、リアルタイムでポジション情報、デリバティブ商品
のリスク値を得て、これを実際の取引に活用したいとす
る要求が高かった。
のある時点でのポジション情報、デリバティブ商品のリ
スク値に対して、トレーダーは参考としてのみ使用し、
実際の取引に活用することができなかった。これに対し
て、リアルタイムでポジション情報、デリバティブ商品
のリスク値を得て、これを実際の取引に活用したいとす
る要求が高かった。
【0022】そこで、本発明が解決しようとする課題
は、リアルタイムでポジション情報、デリバティブ商品
のリスク値、前記リスク値を含めたポジション評価を算
出することができるポジション管理システムを提供する
ことにある。
は、リアルタイムでポジション情報、デリバティブ商品
のリスク値、前記リスク値を含めたポジション評価を算
出することができるポジション管理システムを提供する
ことにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】本願請求項1に係るポジ
ション管理システムは、データ項目と属性との組み合わ
せによってデータ要素のアドレスを定めた定義ファイル
にしたがってシェアードメモリのアドレスにデータ要素
を格納したリアルタイムデータベースと、前記リアルタ
イムデータベースから時価データ、属性データ、パラメ
ータを取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク
値を算出するデリバティブリスク計算サーバーと、を有
することを特徴とするものである。
ション管理システムは、データ項目と属性との組み合わ
せによってデータ要素のアドレスを定めた定義ファイル
にしたがってシェアードメモリのアドレスにデータ要素
を格納したリアルタイムデータベースと、前記リアルタ
イムデータベースから時価データ、属性データ、パラメ
ータを取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク
値を算出するデリバティブリスク計算サーバーと、を有
することを特徴とするものである。
【0024】本願請求項2に係るポジション管理システ
ムは、請求項1のポジション管理システムにおいて、前
記リアルタイムデータベースからリアルタイムのポジシ
ョン情報を取得し、前記デリバティブリスク計算サーバ
ーが算出したリアルタイムのデリバティブ商品リスク値
を取得し、リアルタイムデータベースから時価データを
取得し、リアルタイムのポジション評価値を算出するポ
ジション評価サーバーを有することを特徴とするもので
ある。
ムは、請求項1のポジション管理システムにおいて、前
記リアルタイムデータベースからリアルタイムのポジシ
ョン情報を取得し、前記デリバティブリスク計算サーバ
ーが算出したリアルタイムのデリバティブ商品リスク値
を取得し、リアルタイムデータベースから時価データを
取得し、リアルタイムのポジション評価値を算出するポ
ジション評価サーバーを有することを特徴とするもので
ある。
【0025】本願請求項3に係るポジション管理システ
ムは、請求項1,2のポジション管理システムにおい
て、指数値とリアルタイムの約定情報とを取得し、リア
ルタイムの指数値を算出する指数計算サーバーを有して
いることを特徴とするものである。
ムは、請求項1,2のポジション管理システムにおい
て、指数値とリアルタイムの約定情報とを取得し、リア
ルタイムの指数値を算出する指数計算サーバーを有して
いることを特徴とするものである。
【0026】本発明のリアルタイムデータベースによれ
ば、データベースの記憶媒体とシェアードメモリを使用
し、従来のデータベースマネージメントシステムの機能
をシステムの構成によって担保し、データベースマネー
ジメントシステムを省略し、多数のデータアクセス要求
に対して、同時並行的にリアルタイムでデータの更新・
参照を行うことができるようにしている。
ば、データベースの記憶媒体とシェアードメモリを使用
し、従来のデータベースマネージメントシステムの機能
をシステムの構成によって担保し、データベースマネー
ジメントシステムを省略し、多数のデータアクセス要求
に対して、同時並行的にリアルタイムでデータの更新・
参照を行うことができるようにしている。
【0027】これにより、更新されつづける時価データ
や属性データやパラメータなどデリバティブ商品のリス
ク値計算に必要な大量のデータを一時に入力することが
できるようになり、リアルタイムのデリバティブ商品の
リスク値を出力することができるようになる。
や属性データやパラメータなどデリバティブ商品のリス
ク値計算に必要な大量のデータを一時に入力することが
できるようになり、リアルタイムのデリバティブ商品の
リスク値を出力することができるようになる。
【0028】また、リアルタイムでデリバティブ商品の
リスク値を出力することができることにより、同様にし
てリアルタイムで前記リスク値を含めたポジション評価
を行うことができる。
リスク値を出力することができることにより、同様にし
てリアルタイムで前記リスク値を含めたポジション評価
を行うことができる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明によるポジション管
理システムの実施形態について以下に説明する。
理システムの実施形態について以下に説明する。
【0030】図1は、本発明によるポジション管理シス
テムの一実施形態の構成を示している。
テムの一実施形態の構成を示している。
【0031】本実施形態のポジション管理システム1
は、ポジション管理を行う第1ネットワーク2と、デリ
バティブ商品のリスク値の計算とポジションの評価を行
う第2ネットワーク3を有している。
は、ポジション管理を行う第1ネットワーク2と、デリ
バティブ商品のリスク値の計算とポジションの評価を行
う第2ネットワーク3を有している。
【0032】第1ネットワーク2には、フィード手段
4、フォーマット変換手段5、注文執行手段6、第1ポ
ジションサーバー7、約定管理手段8、第2ポジション
サーバー9、取引入力手段10、第3ポジションサーバ
ー11、案件管理手段12、契約管理サーバー13とが
接続されている。
4、フォーマット変換手段5、注文執行手段6、第1ポ
ジションサーバー7、約定管理手段8、第2ポジション
サーバー9、取引入力手段10、第3ポジションサーバ
ー11、案件管理手段12、契約管理サーバー13とが
接続されている。
【0033】また、第1ネットワーク2には、多数のサ
ーバーによる多数のデータの参照・更新を同時並行的
に、且つリアルタイムで処理することができるリアルタ
イムデータベース14が接続されている。
ーバーによる多数のデータの参照・更新を同時並行的
に、且つリアルタイムで処理することができるリアルタ
イムデータベース14が接続されている。
【0034】フィード手段4は、取引所15から相場情
報(市場の時価情報)を受信し、フォーマット変換手段
5に出力する手段である。フォーマット変換手段5は、
フィード手段4から受信した相場情報をポジション管理
システム1で使用するデータフォーマットに変換し、第
1ネットワーク2に配信する手段である。
報(市場の時価情報)を受信し、フォーマット変換手段
5に出力する手段である。フォーマット変換手段5は、
フィード手段4から受信した相場情報をポジション管理
システム1で使用するデータフォーマットに変換し、第
1ネットワーク2に配信する手段である。
【0035】注文執行手段6は、取引所15に対し注文
(金融商品の取引)を執行する手段である。注文執行手
段6は、取引所15に注文の電文を送る一方、約定(売
買成立)情報の取り込みを行う。取り込んだ約定情報は
第1ポジションサーバー7に出力する。
(金融商品の取引)を執行する手段である。注文執行手
段6は、取引所15に注文の電文を送る一方、約定(売
買成立)情報の取り込みを行う。取り込んだ約定情報は
第1ポジションサーバー7に出力する。
【0036】第1ポジションサーバー7は、注文執行手
段6から取引データを入力し、指定されたポートフォー
リオを更新し、リアルタイムデータベース14のデータ
をリアルタイムで更新するとともに、第1ネットワーク
2にポジション情報を配信する手段である。
段6から取引データを入力し、指定されたポートフォー
リオを更新し、リアルタイムデータベース14のデータ
をリアルタイムで更新するとともに、第1ネットワーク
2にポジション情報を配信する手段である。
【0037】約定管理手段8は、注文執行手段6を介さ
ずに取引所にて行う取引の約定の管理を行う手段であ
る。
ずに取引所にて行う取引の約定の管理を行う手段であ
る。
【0038】第2ポジションサーバー9は、約定管理手
段8からの約定情報、すなわち取引所15や注文執行手
段6を介さない取引の約定情報を入力し、約定データの
振替などシステム内部のポジションの移動を管理するサ
ーバーである。第2ポジションサーバー9はリアルタイ
ムでリアルタイムデータベース14のデータを更新する
とともに、第1ネットワーク2にポジション情報を配信
する。
段8からの約定情報、すなわち取引所15や注文執行手
段6を介さない取引の約定情報を入力し、約定データの
振替などシステム内部のポジションの移動を管理するサ
ーバーである。第2ポジションサーバー9はリアルタイ
ムでリアルタイムデータベース14のデータを更新する
とともに、第1ネットワーク2にポジション情報を配信
する。
【0039】取引入力手段10は、取引を手入力する手
段である。
段である。
【0040】第3ポジションサーバー11は、取引入力
手段10からの取引データを入力し、取引データの振替
などシステム内部のポジションの移動を管理するサーバ
ーである。第3ポジションサーバー11はリアルタイム
でリアルタイムデータベース14のデータを更新すると
ともに、第1ネットワーク2にポジション情報を配信す
る。
手段10からの取引データを入力し、取引データの振替
などシステム内部のポジションの移動を管理するサーバ
ーである。第3ポジションサーバー11はリアルタイム
でリアルタイムデータベース14のデータを更新すると
ともに、第1ネットワーク2にポジション情報を配信す
る。
【0041】案件管理手段12は、デリバティブ取引を
案件として管理する手段である。デリバティブ取引は一
件ごとに契約が交わされるので、案件管理手段12によ
って管理するのである。
案件として管理する手段である。デリバティブ取引は一
件ごとに契約が交わされるので、案件管理手段12によ
って管理するのである。
【0042】契約管理サーバー13は、案件管理手段1
2からデリバティブ取引の契約情報を入力するためのサ
ーバーである。契約管理サーバー13は、リアルタイム
データベース14をリアルタイムで更新するとともに、
第1ネットワーク2にデリバティブ取引に関する情報を
配信する。
2からデリバティブ取引の契約情報を入力するためのサ
ーバーである。契約管理サーバー13は、リアルタイム
データベース14をリアルタイムで更新するとともに、
第1ネットワーク2にデリバティブ取引に関する情報を
配信する。
【0043】第2ネットワーク3は、第1ネットワーク
2から必要な情報を入力してデリバティブ商品のリスク
値の計算とポジションの評価を行う。
2から必要な情報を入力してデリバティブ商品のリスク
値の計算とポジションの評価を行う。
【0044】第1ネットワーク2と第2ネットワーク3
の間には、指数計算サーバー16、データ転送サーバー
17、データ保持メモリ18、データ選別中継サーバー
19、デリバティブリスク計算サーバー20が介在して
いる。
の間には、指数計算サーバー16、データ転送サーバー
17、データ保持メモリ18、データ選別中継サーバー
19、デリバティブリスク計算サーバー20が介在して
いる。
【0045】また、第2ネットワーク3には、ポジショ
ン評価サーバー21、クライアント22が接続されてい
る。
ン評価サーバー21、クライアント22が接続されてい
る。
【0046】指数計算サーバー16は、指数の速算値を
計算するサーバーである。日経225、TOPIX指数
などの公表値は1分ごとに計算されるが、実際の指数値
は約定ごとに変化する。指数計算サーバー16は、指数
の公表値と第1ネットワーク2に配信された約定情報と
を入力し、リアルタイムの指数値を算出して第2ネット
ワーク3に配信する。
計算するサーバーである。日経225、TOPIX指数
などの公表値は1分ごとに計算されるが、実際の指数値
は約定ごとに変化する。指数計算サーバー16は、指数
の公表値と第1ネットワーク2に配信された約定情報と
を入力し、リアルタイムの指数値を算出して第2ネット
ワーク3に配信する。
【0047】データ転送サーバー17は、第1ネットワ
ーク2と第2ネットワーク3の双方に配信される情報を
第2ネットワーク3に転送するサーバーである。
ーク2と第2ネットワーク3の双方に配信される情報を
第2ネットワーク3に転送するサーバーである。
【0048】データ保持メモリ18は、第2ネットワー
ク3に配信された情報のうち、直近の情報を一時的に格
納するメモリである。
ク3に配信された情報のうち、直近の情報を一時的に格
納するメモリである。
【0049】データ選別中継サーバー19は、第1ネッ
トワーク2に配信された情報のうち、特にデリバティブ
商品のリスク値の計算やポジションの評価に必要な情報
のみを第2ネットワーク3に配信するサーバーである。
トワーク2に配信された情報のうち、特にデリバティブ
商品のリスク値の計算やポジションの評価に必要な情報
のみを第2ネットワーク3に配信するサーバーである。
【0050】デリバティブリスク計算サーバー20はデ
リバティブ商品の理論価格やリスク値を短い周期で計算
して、ほぼリアルタイムの値を第2ネットワーク3に配
信するサーバーである。
リバティブ商品の理論価格やリスク値を短い周期で計算
して、ほぼリアルタイムの値を第2ネットワーク3に配
信するサーバーである。
【0051】ポジション評価サーバー21は、リスク値
を含めたポジション評価を行うサーバーである。ポジシ
ョン評価サーバー21は、デリバティブリスク計算サー
バー20が配信した評価データを使用して、損益(P/
L)等の値を算出し、また、ポートフォーリオごとに集
計した値を算出して第2ネットワーク3に配信する。
を含めたポジション評価を行うサーバーである。ポジシ
ョン評価サーバー21は、デリバティブリスク計算サー
バー20が配信した評価データを使用して、損益(P/
L)等の値を算出し、また、ポートフォーリオごとに集
計した値を算出して第2ネットワーク3に配信する。
【0052】クライアント22はポジション管理システ
ム1とトレーダーの間のインターフェースをなすもので
ある。クライアント22上で稼働するアプリケーション
プログラムは、ユーザーの要求に応じてデリバティブリ
スク計算サーバー20やポジション評価サーバー21に
よって算出されたデリバティブ商品のリスク値やポジシ
ョン評価をリアルタイムで表示する。
ム1とトレーダーの間のインターフェースをなすもので
ある。クライアント22上で稼働するアプリケーション
プログラムは、ユーザーの要求に応じてデリバティブリ
スク計算サーバー20やポジション評価サーバー21に
よって算出されたデリバティブ商品のリスク値やポジシ
ョン評価をリアルタイムで表示する。
【0053】なお、図1に示したリアルタイムデータベ
ース14’は、リアルタイムデータベース14と同一の
ものでも別個のものでもよい。リアルタイムデータベー
ス14と別個のデータベースとする場合には、リアルタ
イムデータベース14’は好ましくはリアルタイムデー
タベース14とは独立してデリバティブ商品のリスク値
とポジション評価を記憶管理する。その場合には、リア
ルタイムデータベース14’は第2ネットワーク3に接
続される。
ース14’は、リアルタイムデータベース14と同一の
ものでも別個のものでもよい。リアルタイムデータベー
ス14と別個のデータベースとする場合には、リアルタ
イムデータベース14’は好ましくはリアルタイムデー
タベース14とは独立してデリバティブ商品のリスク値
とポジション評価を記憶管理する。その場合には、リア
ルタイムデータベース14’は第2ネットワーク3に接
続される。
【0054】本発明によるポジション管理システム1
は、多数の金融商品の情報をリアルタイムで参照・更新
することができるリアルタイムデータベース14が前提
となっている。
は、多数の金融商品の情報をリアルタイムで参照・更新
することができるリアルタイムデータベース14が前提
となっている。
【0055】従来のデータベースでは、実際にデータを
体系的に記憶している記憶媒体とユーザーとの間にデー
タベースマネージメントシステムが設けられており、複
数のアクセス要求に対して、データベースマネージメン
トシステムがデータの機密保護機能、正当性確認機能、
同時実行制御機能を保証するために、それらの要求を逐
次チェックし、整理して記憶媒体へのアクセスを許可す
るようにしていた。ところが、ポジション管理のように
多数のデータに対する参照更新要求が同時に発生した場
合には、データベースマネージメントシステムによる処
理が逐次処理であるために全体として処理時間がかか
り、リアルタイムでのポジション管理、デリバティブ商
品のリスク値計算、リスク値を含めたポジション評価を
行うことができなかったのである。
体系的に記憶している記憶媒体とユーザーとの間にデー
タベースマネージメントシステムが設けられており、複
数のアクセス要求に対して、データベースマネージメン
トシステムがデータの機密保護機能、正当性確認機能、
同時実行制御機能を保証するために、それらの要求を逐
次チェックし、整理して記憶媒体へのアクセスを許可す
るようにしていた。ところが、ポジション管理のように
多数のデータに対する参照更新要求が同時に発生した場
合には、データベースマネージメントシステムによる処
理が逐次処理であるために全体として処理時間がかか
り、リアルタイムでのポジション管理、デリバティブ商
品のリスク値計算、リスク値を含めたポジション評価を
行うことができなかったのである。
【0056】これに対して、本発明によるリアルタイム
データベース14は、多数のクライアント22あるいは
サーバーの要求に応じて多数のデータに同時並行的にア
クセス可能にすることにより、リアルタイムでのポジシ
ョン管理、デリバティブ商品のリスク値計算、リスク値
を含めたポジション評価を実現している。
データベース14は、多数のクライアント22あるいは
サーバーの要求に応じて多数のデータに同時並行的にア
クセス可能にすることにより、リアルタイムでのポジシ
ョン管理、デリバティブ商品のリスク値計算、リスク値
を含めたポジション評価を実現している。
【0057】そこで、以下にリアルタイムデータベース
14の構成、作用・効果について説明する。
14の構成、作用・効果について説明する。
【0058】図2にリアルタイムデータベース14の一
例による構成を示す。図2に示すように、本発明による
リアルタイムデータベース14は、従来のデータベース
と異なって物理的な記憶手段としてメモリを使用する。
なお、本発明では、複数のサーバーが同時にアクセス可
能なメモリであることを表すために「シェアードメモ
リ」と呼ぶ。
例による構成を示す。図2に示すように、本発明による
リアルタイムデータベース14は、従来のデータベース
と異なって物理的な記憶手段としてメモリを使用する。
なお、本発明では、複数のサーバーが同時にアクセス可
能なメモリであることを表すために「シェアードメモ
リ」と呼ぶ。
【0059】ここで、複数のサーバーは、データの更新
を行う更新サーバーと、データの参照のみを行うリード
サーバーとに分けられる。更新サーバーは、ポジション
管理システム1の例で言えばフォーマット変換手段5、
第1ポジションサーバー7、第2ポジションサーバー
9、第3ポジションサーバー11、契約管理サーバー1
3である。一方、リードサーバーは、ポジション管理シ
ステム1の例で言えば指数計算サーバー16、データ選
別中継サーバー19である。
を行う更新サーバーと、データの参照のみを行うリード
サーバーとに分けられる。更新サーバーは、ポジション
管理システム1の例で言えばフォーマット変換手段5、
第1ポジションサーバー7、第2ポジションサーバー
9、第3ポジションサーバー11、契約管理サーバー1
3である。一方、リードサーバーは、ポジション管理シ
ステム1の例で言えば指数計算サーバー16、データ選
別中継サーバー19である。
【0060】シェアードメモリは、データベースの各デ
ータ要素をそれぞれ特定の番地(アドレス)に記憶す
る。シェアードメモリは、各データ要素の論理的な意味
に関わらず前記アドレスによってデータ要素を管理す
る。シェアードメモリの各アドレスは、好ましくは一つ
のデータ要素を記憶するのに好適な領域の大きさを有し
ている。
ータ要素をそれぞれ特定の番地(アドレス)に記憶す
る。シェアードメモリは、各データ要素の論理的な意味
に関わらず前記アドレスによってデータ要素を管理す
る。シェアードメモリの各アドレスは、好ましくは一つ
のデータ要素を記憶するのに好適な領域の大きさを有し
ている。
【0061】シェアードメモリは、複数のメモリの集合
体であってもよい。その場合には、各メモリが所定のデ
ータ要素を記憶し、それぞれ所定のリードサーバーと更
新サーバーによってアクセスされるようにする。
体であってもよい。その場合には、各メモリが所定のデ
ータ要素を記憶し、それぞれ所定のリードサーバーと更
新サーバーによってアクセスされるようにする。
【0062】なお、論理的な意味を有するデータ要素と
そのデータ要素が記憶されている物理的なアドレスの対
応は定義ファイル23によって予め定義するようにす
る。
そのデータ要素が記憶されている物理的なアドレスの対
応は定義ファイル23によって予め定義するようにす
る。
【0063】定義ファイル23は、論理的な意味を有す
る(有意な)データ(「論理データ」という)とその物
理的なアドレスとを関連づけるものである。
る(有意な)データ(「論理データ」という)とその物
理的なアドレスとを関連づけるものである。
【0064】シェアードメモリ上においては、データ要
素は、データ項目と属性のマトリックス(組み合わせ)
によってアドレスが定まる。データ項目はたとえばレコ
ードを特定するものである。データ項目と属性は、それ
ぞれ行と列のように組み合わされ、その行と列の交差点
にデータ要素を格納する。定義ファイル23は、どのデ
ータ項目と属性との組み合わせはどのアドレスに格納さ
れているかを定義している。
素は、データ項目と属性のマトリックス(組み合わせ)
によってアドレスが定まる。データ項目はたとえばレコ
ードを特定するものである。データ項目と属性は、それ
ぞれ行と列のように組み合わされ、その行と列の交差点
にデータ要素を格納する。定義ファイル23は、どのデ
ータ項目と属性との組み合わせはどのアドレスに格納さ
れているかを定義している。
【0065】定義ファイル23は、上述のようにデータ
要素とアドレスを一対一に対応させて定義する。階層構
造をとらずに平面的にデータ要素とアドレスの対応を定
義するのである。
要素とアドレスを一対一に対応させて定義する。階層構
造をとらずに平面的にデータ要素とアドレスの対応を定
義するのである。
【0066】これにより、定義ファイル23は、データ
の項目(レコード)やデータの属性の増加減少に応じて
定義し直すことができる。すなわち、データの項目や属
性の増減に対しては、定義ファイル23はシェアードメ
モリの容量が許す限り、定義し直すことによって自由に
データベースの内容を変更させることができる。
の項目(レコード)やデータの属性の増加減少に応じて
定義し直すことができる。すなわち、データの項目や属
性の増減に対しては、定義ファイル23はシェアードメ
モリの容量が許す限り、定義し直すことによって自由に
データベースの内容を変更させることができる。
【0067】リードサーバーは、リアルタイムデータベ
ース14からデータを読み出す専用のサーバーである。
ース14からデータを読み出す専用のサーバーである。
【0068】クライアント22との関係では、リードサ
ーバーは、クライアントからデータ要素のアドレスを含
むデータ参照の要求を受信し、リアルタイムでシェアー
ドメモリの前記アドレスにアクセスしてそのデータ要素
を取得し、要求元のクライアント22に返送する。
ーバーは、クライアントからデータ要素のアドレスを含
むデータ参照の要求を受信し、リアルタイムでシェアー
ドメモリの前記アドレスにアクセスしてそのデータ要素
を取得し、要求元のクライアント22に返送する。
【0069】リードサーバーは、データ参照要求の中に
含まれているデータ要素のアドレスを読み取り、直接シ
ェアードメモリの当該アドレスにアクセスしてそこにあ
るデータを取得する。その場合にシェアードメモリに複
数のアクセスがあっても、それぞれのアクセスは独立に
行われる。
含まれているデータ要素のアドレスを読み取り、直接シ
ェアードメモリの当該アドレスにアクセスしてそこにあ
るデータを取得する。その場合にシェアードメモリに複
数のアクセスがあっても、それぞれのアクセスは独立に
行われる。
【0070】更新サーバーはリアルタイムデータベース
14に対してデータを更新する専用のサーバーである。
14に対してデータを更新する専用のサーバーである。
【0071】更新サーバーは、データソースから論理デ
ータを入力し、その論理データのデータ項目と属性を判
別し、リアルタイムで定義ファイル23に従って前記論
理データが格納されるべきアドレスを算出する。そし
て、更新サーバーは、リアルタイムデータベース14の
シェアードメモリの前記算出したアドレスにアクセスし
てそのデータ要素を更新する。
ータを入力し、その論理データのデータ項目と属性を判
別し、リアルタイムで定義ファイル23に従って前記論
理データが格納されるべきアドレスを算出する。そし
て、更新サーバーは、リアルタイムデータベース14の
シェアードメモリの前記算出したアドレスにアクセスし
てそのデータ要素を更新する。
【0072】なお、上記データソースは情報の発生源を
意味しており、ポジション管理システム1の場合で言え
ば取引所15と諸手段4,6,8,10,12である。
意味しており、ポジション管理システム1の場合で言え
ば取引所15と諸手段4,6,8,10,12である。
【0073】更新サーバーは、好ましくは正当性チェッ
ク機能を有している。たとえば、正の値であるはずのデ
ータ要素に対して負の値のデータ要素を入力しようとす
る場合には、事前に当該データ要素の更新を中止するこ
とができる。
ク機能を有している。たとえば、正の値であるはずのデ
ータ要素に対して負の値のデータ要素を入力しようとす
る場合には、事前に当該データ要素の更新を中止するこ
とができる。
【0074】また、更新サーバーは、メモリに対するア
クセスの速さと、その単純な動作によるデータ要素の更
新とにより、データ要素の更新はきわめて短い時間の間
に完了する。このデータ要素へのアクセスと更新の時間
の短さとにより、同一データ要素への更新要求が重なる
ことが生じない。このデータ要素へのアクセスの速さと
更新時間の短さとにより、リアルタイムデータベース1
4は、データベースの同時実行制御機能を保証してい
る。
クセスの速さと、その単純な動作によるデータ要素の更
新とにより、データ要素の更新はきわめて短い時間の間
に完了する。このデータ要素へのアクセスと更新の時間
の短さとにより、同一データ要素への更新要求が重なる
ことが生じない。このデータ要素へのアクセスの速さと
更新時間の短さとにより、リアルタイムデータベース1
4は、データベースの同時実行制御機能を保証してい
る。
【0075】リアルタイムデータベース14では、更新
サーバーのみがデータの更新を行うことができる。リー
ドサーバーやクライアント22はリアルタイムデータベ
ース14に対してデータを参照するのみである。このよ
うに、リアルタイムデータベース14では、データの更
新とデータの参照とを別々のサーバーによって行うよう
にしていることにより、リアルタイムデータベース14
に記憶管理されるデータが正しいことを保証している。
サーバーのみがデータの更新を行うことができる。リー
ドサーバーやクライアント22はリアルタイムデータベ
ース14に対してデータを参照するのみである。このよ
うに、リアルタイムデータベース14では、データの更
新とデータの参照とを別々のサーバーによって行うよう
にしていることにより、リアルタイムデータベース14
に記憶管理されるデータが正しいことを保証している。
【0076】クライアント22は、リアルタイムデータ
ベース14から種々のデータ要素を取得してそれらを用
いてユーザーの要求に応じて種々の情報処理を行う。
ベース14から種々のデータ要素を取得してそれらを用
いてユーザーの要求に応じて種々の情報処理を行う。
【0077】図2の例ではクライアント22は、ユーザ
ーが参照しようとする論理データをシェアードメモリ上
のデータ要素のアドレスに変換し、リードサーバーにデ
ータ参照要求を送信し、リードサーバーが取得した最新
のデータ要素を受信して、種々の情報処理に使用する。
ーが参照しようとする論理データをシェアードメモリ上
のデータ要素のアドレスに変換し、リードサーバーにデ
ータ参照要求を送信し、リードサーバーが取得した最新
のデータ要素を受信して、種々の情報処理に使用する。
【0078】クライアント23は、好ましくは図2に示
すように、リクエスト送受信手段24と、有意情報入出
力手段25と、アプリケーションプログラム26とを有
している。
すように、リクエスト送受信手段24と、有意情報入出
力手段25と、アプリケーションプログラム26とを有
している。
【0079】リクエスト送受信手段24は、リードサー
バーに所定のデータ要素のアドレスを送信し、該当する
データ要素を受信する手段である。さらに詳しくは、リ
クエスト送受信手段24は、論理データの参照要求(論
理データ)を入力し、その論理データをシェアードメモ
リ上のアドレスに変換し、リードサーバーに対してデー
タ参照要求を送信してリードサーバーからデータ要素を
受信する。
バーに所定のデータ要素のアドレスを送信し、該当する
データ要素を受信する手段である。さらに詳しくは、リ
クエスト送受信手段24は、論理データの参照要求(論
理データ)を入力し、その論理データをシェアードメモ
リ上のアドレスに変換し、リードサーバーに対してデー
タ参照要求を送信してリードサーバーからデータ要素を
受信する。
【0080】リクエスト送受信手段24は定義ファイル
23を参照可能になっており、入力した論理データをシ
ェアードメモリ上のアドレスに変換するときは、定義フ
ァイル23の定義に従って変換する。
23を参照可能になっており、入力した論理データをシ
ェアードメモリ上のアドレスに変換するときは、定義フ
ァイル23の定義に従って変換する。
【0081】有意情報入出力手段25は、アプリケーシ
ョンプログラム26が処理しようとする情報で使用する
論理データを抽出してリクエスト送受信手段24に中継
し、その論理データの最新データをリクエスト送受信手
段24から得て、アプリケーションプログラム26が処
理しようとする情報に書き込んでアプリケーションプロ
グラム26に渡す手段である。
ョンプログラム26が処理しようとする情報で使用する
論理データを抽出してリクエスト送受信手段24に中継
し、その論理データの最新データをリクエスト送受信手
段24から得て、アプリケーションプログラム26が処
理しようとする情報に書き込んでアプリケーションプロ
グラム26に渡す手段である。
【0082】アプリケーションプログラム26は、クラ
イアント22がユーザー(トレーダー)の要求に応じて
種々の情報処理を行う手段である。
イアント22がユーザー(トレーダー)の要求に応じて
種々の情報処理を行う手段である。
【0083】アプリケーションプログラム26は、ユー
ザーが理解しやすい意味を有している情報(有意情報)
で処理を行い、有意情報の中で使用される論理データの
最新データを上述した有意情報入出力手段25とリクエ
スト送受信手段24の作用によってデータベース14か
ら取得し、これらを用いて処理を行う。
ザーが理解しやすい意味を有している情報(有意情報)
で処理を行い、有意情報の中で使用される論理データの
最新データを上述した有意情報入出力手段25とリクエ
スト送受信手段24の作用によってデータベース14か
ら取得し、これらを用いて処理を行う。
【0084】ポジション管理システム1においては、ア
プリケーションプログラム26は、ユーザー(トレーダ
ー)の要求に応じて、指定されたポジションの評価やデ
リバティブ商品のリスク値を、最新のデータに基づいて
リアルタイムでユーザー(トレーダー)に表示する機能
を有する。
プリケーションプログラム26は、ユーザー(トレーダ
ー)の要求に応じて、指定されたポジションの評価やデ
リバティブ商品のリスク値を、最新のデータに基づいて
リアルタイムでユーザー(トレーダー)に表示する機能
を有する。
【0085】ネットワーク2,3は、クライアント22
とリアルタイムデータベース14の間に介在する通信ネ
ットワークである。
とリアルタイムデータベース14の間に介在する通信ネ
ットワークである。
【0086】本発明においては、クライアント22は、
データ参照要求に処理すべきリードサーバーを指定して
ネットワーク2,3に送信する。これに対して、リード
サーバーは、ネットワーク2,3に送信されたデータ参
照要求の指定サーバー名を参照し、自機が指定されてい
るデータ参照要求を入力して処理を行う。
データ参照要求に処理すべきリードサーバーを指定して
ネットワーク2,3に送信する。これに対して、リード
サーバーは、ネットワーク2,3に送信されたデータ参
照要求の指定サーバー名を参照し、自機が指定されてい
るデータ参照要求を入力して処理を行う。
【0087】クライアント22は、一つのデータ参照要
求に複数のリードサーバーを指定することができる。
求に複数のリードサーバーを指定することができる。
【0088】この場合には、指定されたリードサーバー
のうち、処理する余裕のあるリードサーバーが当該デー
タ参照要求を入力して処理を行う。
のうち、処理する余裕のあるリードサーバーが当該デー
タ参照要求を入力して処理を行う。
【0089】このように複数のリードサーバーを指定し
た場合には、指定されたリードサーバーのいずれかが故
障や処理負荷が高いときは、残りのリードサーバーが当
該データ参照要求を入力し、処理を行う。これにより、
特定のリードサーバーに障害が発生した時には、他のリ
ードサーバーが代替して処理をすることができ、システ
ム全体の信頼性が高い。また、いずれかのリードサーバ
ーに障害が発生していないときでも、処理能力に余裕が
あるリードサーバーから処理を行うようにしていること
により、処理の均等化を図ることができる。
た場合には、指定されたリードサーバーのいずれかが故
障や処理負荷が高いときは、残りのリードサーバーが当
該データ参照要求を入力し、処理を行う。これにより、
特定のリードサーバーに障害が発生した時には、他のリ
ードサーバーが代替して処理をすることができ、システ
ム全体の信頼性が高い。また、いずれかのリードサーバ
ーに障害が発生していないときでも、処理能力に余裕が
あるリードサーバーから処理を行うようにしていること
により、処理の均等化を図ることができる。
【0090】以上の説明から明らかなように、本発明の
ポジション管理システム1で使用するリアルタイムデー
タベース14によれば、シェアードメモリ上にデータを
体系的に記憶し、データの機密保護機能、同時実行制御
機能、正当性確認機能をデータベースマネージメントシ
ステムによらずに保証し、複数のサーバーがシェアード
メモリ上の複数のアドレスに独立にアクセスすることが
できるようにしている。
ポジション管理システム1で使用するリアルタイムデー
タベース14によれば、シェアードメモリ上にデータを
体系的に記憶し、データの機密保護機能、同時実行制御
機能、正当性確認機能をデータベースマネージメントシ
ステムによらずに保証し、複数のサーバーがシェアード
メモリ上の複数のアドレスに独立にアクセスすることが
できるようにしている。
【0091】これにより、複数のクライアント22から
の参照要求や、複数のデータ更新要求や、複数のデータ
参照要求を、何ら停滞させることなく同時並行的にリア
ルタイムで処理することができる。
の参照要求や、複数のデータ更新要求や、複数のデータ
参照要求を、何ら停滞させることなく同時並行的にリア
ルタイムで処理することができる。
【0092】このようにリアルタイムデータベース14
がリアルタイムでデータアクセスを許容できるという特
徴により、本発明によるポジション管理システム1によ
れば、多数のデータを入力して計算する必要があるポジ
ション評価やデリバティブ商品のリスク値計算をリアル
タイムで行うことができるようになるのである。
がリアルタイムでデータアクセスを許容できるという特
徴により、本発明によるポジション管理システム1によ
れば、多数のデータを入力して計算する必要があるポジ
ション評価やデリバティブ商品のリスク値計算をリアル
タイムで行うことができるようになるのである。
【0093】図3は、本発明によるデリバティブ商品の
リスク値計算とポジション評価の処理の流れを示してい
る。
リスク値計算とポジション評価の処理の流れを示してい
る。
【0094】図3に示すように、デリバティブ商品が発
生すると契約として入力され、入力された契約データは
契約管理サーバー13に入力され、契約管理サーバー1
3を介して、ポジション評価サーバー21へのポジショ
ン情報、ポジションサーバー7,9,11への情報、お
よび、デリバティブ商品のリスク値計算のための属性デ
ータ、パラメータとなる。
生すると契約として入力され、入力された契約データは
契約管理サーバー13に入力され、契約管理サーバー1
3を介して、ポジション評価サーバー21へのポジショ
ン情報、ポジションサーバー7,9,11への情報、お
よび、デリバティブ商品のリスク値計算のための属性デ
ータ、パラメータとなる。
【0095】一方、取引所15等で取引が発生すると、
取引データが発生し、この取引情報はポジションサーバ
ー7,9,11に入力され、ポジション評価サーバー2
1へのポジション情報となる。
取引データが発生し、この取引情報はポジションサーバ
ー7,9,11に入力され、ポジション評価サーバー2
1へのポジション情報となる。
【0096】デリバティブリスク計算サーバー20は、
きわめて短い時間周期で、契約管理サーバー13が出力
しリアルタイムデータベース14(図示省略)に記憶さ
れた属性データ、パラメータ(発行済株式数、指数、金
利、為替レート、価格変動率等)、時価データを入力
し、デリバティブ商品のリスク値を算出する。
きわめて短い時間周期で、契約管理サーバー13が出力
しリアルタイムデータベース14(図示省略)に記憶さ
れた属性データ、パラメータ(発行済株式数、指数、金
利、為替レート、価格変動率等)、時価データを入力
し、デリバティブ商品のリスク値を算出する。
【0097】さらに、ポジション評価サーバー21は、
同様にきわめて短い時間周期で、ポジション情報とリス
ク値と時価データとを入力し、ポジション評価を算出す
る。
同様にきわめて短い時間周期で、ポジション情報とリス
ク値と時価データとを入力し、ポジション評価を算出す
る。
【0098】デリバティブリスク計算サーバー20によ
るリスク値、ポジション評価サーバー21によるポジシ
ョン評価は、好ましくはリアルタイムデータベース14
にリアルタイムで書き込まれる。
るリスク値、ポジション評価サーバー21によるポジシ
ョン評価は、好ましくはリアルタイムデータベース14
にリアルタイムで書き込まれる。
【0099】クライアント22は、リアルタイムデータ
ベース14にアクセスすることにより、リアルタイムの
デリバティブ商品のリスク値とポジション評価を取得す
ることができる。
ベース14にアクセスすることにより、リアルタイムの
デリバティブ商品のリスク値とポジション評価を取得す
ることができる。
【0100】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のポジション管理システムによれば、定義ファイルにし
たがってシェアードメモリのアドレスにデータ要素を格
納したリアルタイムデータベースと、前記リアルタイム
データベースから時価データ、属性データ、パラメータ
を取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク値を
算出するデリバティブリスク計算サーバーとを有してい
ることにより、トレーダーが保有しているデリバティブ
商品のリスクをリアルタイムで知ることができるように
なる。
のポジション管理システムによれば、定義ファイルにし
たがってシェアードメモリのアドレスにデータ要素を格
納したリアルタイムデータベースと、前記リアルタイム
データベースから時価データ、属性データ、パラメータ
を取得してリアルタイムのデリバティブ商品リスク値を
算出するデリバティブリスク計算サーバーとを有してい
ることにより、トレーダーが保有しているデリバティブ
商品のリスクをリアルタイムで知ることができるように
なる。
【0101】これにより、実質的には一日の取引終了後
にデリバティブ商品のリスク値を算出していた従来のデ
リバティブ商品のリスク管理に比して、現実の取引の中
でデリバティブ商品に対する対策を講じることができる
ようになる。
にデリバティブ商品のリスク値を算出していた従来のデ
リバティブ商品のリスク管理に比して、現実の取引の中
でデリバティブ商品に対する対策を講じることができる
ようになる。
【0102】また、本発明の他のポジション管理システ
ムによれば、リアルタイムデータベースからリアルタイ
ムのポジション情報とデリバティブ商品リスク値とを入
力し、リアルタイムのポジション評価値を算出するポジ
ション評価サーバーを有していることにより、デリバテ
ィブ商品のリスク値を含めたポジション情報をリアルタ
イムで知ることができるようになる。
ムによれば、リアルタイムデータベースからリアルタイ
ムのポジション情報とデリバティブ商品リスク値とを入
力し、リアルタイムのポジション評価値を算出するポジ
ション評価サーバーを有していることにより、デリバテ
ィブ商品のリスク値を含めたポジション情報をリアルタ
イムで知ることができるようになる。
【0103】これにより、デリバティブ商品のリスク値
を含まないポジション評価を行っていた従来のポジショ
ン管理に比して、信頼性が高いポジション管理を行うこ
とができるようになる。
を含まないポジション評価を行っていた従来のポジショ
ン管理に比して、信頼性が高いポジション管理を行うこ
とができるようになる。
【図1】本発明の一実施形態のポジション管理システム
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】本発明のリアルタイムデータベースの構成とそ
の処理の流れを示すブロック図。
の処理の流れを示すブロック図。
【図3】本発明によるデリバティブ商品のリスク値計算
およびポジション評価の処理の流れを示したブロックフ
ローチャート。
およびポジション評価の処理の流れを示したブロックフ
ローチャート。
1 ポジション管理システム
2 第1ネットワーク
3 第2ネットワーク
4 フィード手段
5 フォーマット変換手段
6 注文執行手段
7 第1ポジションサーバー
8 約定管理手段
9 第2ポジションサーバー
10 取引入力手段
11 第3ポジションサーバー
12 案件管理手段
13 契約管理サーバー
14 リアルタイムデータベース
16 指数計算サーバー
17 データ転送サーバー
18 データ保持メモリ
19 データ選別中継サーバー
20 デリバティブリスク計算サーバー
21 ポジション評価サーバー
22 クライアント
23 定義ファイル
24 リクエスト送受信手段
25 有意情報入出力手段
26 アプリケーションプログラム
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 岡 本 昇
東京都千代田区大手町二丁目2番1号 株
式会社野村総合研究所内
(72)発明者 丸 山 幸 仁
東京都千代田区大手町二丁目2番1号 株
式会社野村総合研究所内
Claims (3)
- 【請求項1】データ項目と属性との組み合わせによって
データ要素のアドレスを定めた定義ファイルにしたがっ
てシェアードメモリのアドレスにデータ要素を格納した
リアルタイムデータベースと、 前記リアルタイムデータベースから時価データ、属性デ
ータ、パラメータを取得してリアルタイムのデリバティ
ブ商品リスク値を算出するデリバティブリスク計算サー
バーと、 を有することを特徴とするポジション管理システム。 - 【請求項2】前記リアルタイムデータベースからリアル
タイムのポジション情報を取得し、前記デリバティブリ
スク計算サーバーが算出したリアルタイムのデリバティ
ブ商品リスク値を取得し、リアルタイムデータベースか
ら時価データを取得し、リアルタイムのポジション評価
値を算出するポジション評価サーバーを有することを特
徴とする請求項1記載のポジション管理システム。 - 【請求項3】指数値とリアルタイムの約定情報とを取得
し、リアルタイムの指数値を算出する指数計算サーバー
を有していることを特徴とする請求項1または2に記載
のポジション管理システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096187A JP2003296576A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ポジション管理システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002096187A JP2003296576A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ポジション管理システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003296576A true JP2003296576A (ja) | 2003-10-17 |
Family
ID=29387376
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002096187A Pending JP2003296576A (ja) | 2002-03-29 | 2002-03-29 | ポジション管理システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003296576A (ja) |
Cited By (3)
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