JP2003305525A - ロール状スダレ式組鉄筋の製法及びロール状スダレ式組鉄筋の施工法 - Google Patents

ロール状スダレ式組鉄筋の製法及びロール状スダレ式組鉄筋の施工法

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JP2003305525A
JP2003305525A JP2002067982A JP2002067982A JP2003305525A JP 2003305525 A JP2003305525 A JP 2003305525A JP 2002067982 A JP2002067982 A JP 2002067982A JP 2002067982 A JP2002067982 A JP 2002067982A JP 2003305525 A JP2003305525 A JP 2003305525A
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JP2002067982A
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Itsuo Kobayashi
逸男 小林
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Showa Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 ロール状スダレ式組鉄筋を製造し、基礎上で
巻き戻し回転し展開してスダレ式組鉄筋に展延するロー
ル状スダレ式組鉄筋の施工法。 【解決手段】 定間隔Pで並行に配置した多数本の各鉄
筋1を可撓性の平鋼条材2に溶接3して組み合わせスダ
レ式組鉄筋5とし、複数のリング外周にスダレ式組鉄筋
の前部鉄筋1を溶接して取り付けて各リング外周にスダ
レ式組鉄筋5を巻き取つたロール状スダレ式組鉄筋を製
造し、基盤上で前記のロール状スダレ式組鉄筋を巻き戻
し回転して展開し各リングを取り外して、基盤等上にス
ダレ式組鉄筋5を展延する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のリング外周
にスダレ式組鉄筋の前部鉄筋を溶接して巻き取るロール
状スダレ式組鉄筋の製法、及び基盤等上でロール状スダ
レ式組鉄筋を巻き戻し回転して展開した後、各リングを
取り外して基盤上にスダレ式組鉄筋として展延して施工
するロール状スダレ式組鉄筋の施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】 従来のロール状スダレ式組鉄筋(特開
平2001―182220公報等)は、工場等で予め所
要の定間隔で並行に配置した多数本の鉄筋を、複数本の
可撓性を有する平鋼条材により順次に連結してスダレ式
組鉄筋に製造し、巻取芯の周囲にそのスダレ式組鉄筋を
巻き取つてロール状スダレ式組鉄筋に製造している。こ
のロール状スダレ式組鉄筋は、鉄筋及び平鋼条材が定間
隔で縦横交差状に精度良く組み立てられ、各種の基盤上
に搬入して巻き戻し回転して展開し、巻取芯を取り外す
現場作業により、基盤上にスダレ式組鉄筋を展延して施
工される。展延されたスダレ式組鉄筋の鉄筋と平鋼条材
は、基盤上に縦横交差状に配置されて打設したコンクリ
ート内に埋設されて、通常の縦横交差鉄筋と同様な補強
筋として適用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のロール状スダレ
式組鉄筋は、工場等で予めロール状に製造されて、施工
前の保管や運搬、基盤(施工現場)への搬入等が容易に
なっており、基盤等上で巻き戻し回転して展開し、巻取
芯を取り外して展延する比較的に簡単な現場作業によ
り、その鉄筋と平鋼条材が基盤上に縦横交差状に配置さ
れて、コンクリート補強筋として適用されているが、従
来のロール状スダレ式組鉄筋は、巻き取りや巻き戻し回
転の展開及び巻取芯の取り外しなどにより、基盤等上に
展延されるとスダレ式組鉄筋が変形され易くその施工精
度が低下する恐れがある。基盤等の広域にわたるスダレ
式組鉄筋の併設や、展延されたスダレ式組鉄筋上へのス
ペーサー等の配置や鉄筋のなど上層の配設作業性などの
施工性、信頼性とともに、巻取芯の撤去や回収が面倒な
現場作業になるなどの課題がある。
【0004】本発明は、前記のような課題に対処するた
めに開発されたものであり、目的とする処は、鉄筋と平
鋼条材とを縦横交差状に溶接して組み立てたスダレ組鉄
筋とし、複数のリングを適度の相互間隔をおきスダレ式
組鉄筋の前部鉄筋に溶接し、各リング外周にスダレ式組
鉄筋をロール状に巻き取つたロール状スダレ式組鉄筋に
製造して、このロール状スダレ式組鉄筋を基盤等上で巻
き戻し回転して展開し、各リングを取り外して、スダレ
式組鉄筋として展延することにより、作業性とともに施
工性、信頼性を向上したロール状スダレ式組鉄筋の製法
及びロール状スダレ式組鉄筋の施工法を提供するにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、基本的に定間
隔で並行に配置した多数本の各鉄筋を複数本の可撓性を
有する平鋼条材によつて鉄筋の長さ方向の間隔をおき順
次に溶接して連結したスダレ式組鉄筋とし、複数のリン
グを相互の間隔をおきスダレ式組鉄筋の前部の鉄筋に溶
接して取り付け、各リング外周にスダレ式組鉄筋をロー
ル状に巻き取つたロール状スダレ式組鉄筋に製造して、
このロール状スダレ式組鉄筋を基盤等上で巻き戻し回転
して展開し、スダレ式組鉄筋の前部鉄筋から各リングを
取り外すことにより、基盤等上にスダレ式組鉄筋を展延
するロール状スダレ式組鉄筋の施工法に特徴を有する。
【0006】前記のロール状スダレ式組鉄筋は、総合的
に比較的に軽量でコンパクトに容易に製造され、施工前
の保管や運搬や基盤(施工現場)への搬入等が容易にな
つている。基盤等上におけるロール状スダレ式組鉄筋の
巻き戻し回転、展開及び各リングの取り外しが簡便、容
易で安全な現場作業となり、基盤等上にスダレ式組鉄筋
として容易に素早く精度良く展延され、複数のリングが
容易に取り外されて軽量でコンパクトな形状となり施工
現場から容易に撤去、回収される。基盤上に展延される
スダレ式組鉄筋は、多数本の鉄筋と複数本の平鋼条材が
所要の定間隔で縦横交差状に精度良く溶接されて連結さ
れ、基本的に高精度で変形し難い構造になっている。各
リング外周にスダレ式組鉄筋の前部鉄筋が溶接されて円
滑に精度良く巻き取られ、ロール状スダレ式組鉄筋の巻
き戻し回転、展開及び各リングの取り外しをして、基盤
等上にスダレ式組鉄筋として展延しても、展延後のスダ
レ式組鉄筋は格別に変形されないで精度良く展延され
る。展延されたスダレ式組鉄筋の鉄筋及び平鋼条材は高
精度の縦横交差状に保たれて基盤等上に施工されるなど
施工性、信頼性が高められている。従ってまた、コンク
リート又は軽量コンクリート内に精度良く埋設されて、
強力で信頼性のあるコンクリート構造物に構築されるな
ど優れた作業性及び施工性能、信頼性が得られる。
【0007】また、前記のロール状スダレ式組鉄筋の製
法において、スダレ式組鉄筋における各鉄筋の一方又は
両方の端部を平鋼条材から突出した連結部に形成して、
隣設した各鉄筋の連結部を相互に重ね合せて連結する重
合連結部を設けたことに特徴を有し、基盤等上に展延さ
れているスダレ式組鉄筋の各鉄筋の端部側に沿わせて、
別のスダレ式組鉄筋の展延を繰り返し、展延された両ス
ダレ式組鉄筋の各鉄筋の端部に形成した連結部を相互に
重ね合せて連結することにより、隣設した各鉄筋の端部
相互に重合連結部が容易に精度良く形成されて、基盤等
上の広域にわたり少なくとも2個のスダレ式組鉄筋が高
精度に展延されて一連状に併設される。従ってまた、基
礎等の広域にわたり強力なコンクリート構築物が容易に
精度良く能率的に構築される。
【0008】さらに、前記のロール状スダレ式組鉄筋の
製法において、スダレ式組鉄筋における1部の鉄筋にそ
れぞれ間隔をおき複数のスペーサーやトラス筋等のセツ
ト用マークを設けたことに特徴を有し、基盤上に展延さ
れているスダレ式組鉄筋に設けた前記のセツト用マーク
に合わせて複数のスペーサーやトラス筋を配置し、展延
されているスダレ式組鉄筋等上に複数のスペーサー列や
トラス筋列を設けて、これらの上側でスダレ式組鉄筋の
展延を繰り返しあるいは金網や縦横鉄筋を配置すること
により、基礎上に展延されているスダレ式組鉄筋上に複
数のスペーサー列やトラス筋列が容易に所要の位置に精
度良く列設されて、それらの上側にスダレ式組鉄筋ある
いは金網や縦横鉄筋が容易に精度良く能率的に施工さ
れ、全体的に少なくとも上下2層に高精度で施工され
る。従ってまた、コンクリート又は軽量コンクリート内
に精度良く埋設されて耐火性が高められる。各スペーサ
ー列やトラス筋列等が平鋼条材と同方向の補強筋として
機能するなど、強力で信頼性のある厚層のコンクリート
構造物に構築される。
【0009】前記のロール状スダレ式組鉄筋の製法及び
ロール状スダレ式組鉄筋によるスラブ工法は、各種の建
築、土木、コンクリート舗装路等において、各種の基盤
(地面上面を固めて捨コンを施した基盤や各種のコンク
リート構造物の表面、ハーフPC、合成スラブ等)上に
構築する各種のコンクリート構造物(RC造り、S造
り、SRC造り等)における補強筋として効果的に適用
される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1,図2A,B,Cにスダレ式組
鉄筋5の製法の実施例、図3A,Bにロール状スダレ式
組鉄筋10の製法の実施例、図4A,Bにロール状スダ
レ式組鉄筋10の実施例、図5〜図7にスダレ式組鉄筋
を展延するロール状スダレ式組鉄筋10の施工法を示し
ている。図中1は各種のコンクリート構造物の補強筋と
して適用される各種の鉄筋(異形鉄筋、高強度鉄筋
等)、2は多数本の鉄筋1を所要の定間隔Pで並行に配
置し溶接3して連結しスダレ状に組み組み立てた可撓性
の平鋼条材、2aは各鉄筋1の一方又は両方の端部に形
成した連結部、4はスダレ式組鉄筋の鉄筋1の1部に設
けた複数のスペーサーやトラス筋等のセツト用マーク、
5はスダレ状に組み立てたスダレ式組鉄筋、6は基礎S
上に展延して併設した両スダレ式組鉄筋5の各鉄筋1の
端部に形成した連結部2aの重合部の連結(結線等によ
る)、10はスダレ式組鉄筋5を複数のリング11外周
に巻き取りRaして形成したロール状スダレ式組鉄筋、
11は適宜の相互間隔をおき鉄筋1のリング側面に取り
付けたリング(巻取芯)、12は各リング11の側面に
スダレ式組鉄筋5の前部の鉄筋1を取り付けた溶接(好
ましくはリングの一方の測面に片側溶接)、30は金網
又は縦横鉄筋、35a,35b,35cは各種のスペーサ
ー、35dはトラス筋、Sは基盤、Cは打設したコンク
リート又は軽量(発泡)コンクリート、Pは鉄筋1の相
互間隔、Lは鉄筋1の一方又は両方の端部に設けた連結
部2aの長さである。
【0011】以下、図示の実施例によつて説明する。ス
ダレ式組鉄筋5は、基本的に図1,図2A〜Cに示すよ
うに鉄筋1と可撓性を有する平鋼条材2からなり、その
鉄筋1には、各種のコンクリート構造物に対応した補強
筋として好適な好ましくは異形鉄筋等(適宜の径や長さ
サイズ)を適用し、平鋼条材2には、コンクリート構造
物に対応した補強筋として好適な適度の強度及び適宜の
可撓性を有する平鋼(帯鋼)条材を適用する。また、必
要に応じ平鋼条材2の表面に各種の凹凸を形成したり、
あるいはまた平鋼条材2に各種形状の穿孔を多数形成し
て(図示省略)、コンクリートの流入性や付着性を高め
ることもできる。図示のように各種のコンクリート構造
物に対応させて適宜の長さとしかつ所要の定間隔Pをお
き並行に配置した多数本の各鉄筋1を、複数本(本数は
鉄筋1の長さに対応させて設定)の可撓性を有する平鋼
条材2によつて鉄筋1の長さ方向の間隔をおき各鉄筋1
ごとにそれぞれ複数箇所で順次に溶接3して連結しスダ
レ状に組み立てた構造のスダレ式組鉄筋5に製造され
る。その鉄筋1と平鋼条材2との連結(溶接3)の具体
例としては、図2Aのように各鉄筋1を平鋼条材2上に
点(スポット)溶接3して連結したり、図2Bのように
図2Bのように両側溶接3,3し、又は図2Cのように
平鋼条材2の長さ方向に間隔Pをおき半円弧状の湾曲部
(図示参照)を形成して、各湾曲部に各鉄筋1を点(ス
ポット)溶接3して連結した構造にすることができる。
【0012】ロール状スダレ式組鉄筋10は、図3A,
Bに示すように複数のリング11の外周をスダレ式組鉄
筋5の前部鉄筋1の1本又は2本にそれぞれ鉄筋1の長
手方向の間隔をおき溶接12(好ましくはリング側面に
片側溶接)して取り付け、各リング11外周にスダレ式
組鉄筋5を巻き取りRaして端面視でロール状に形成し
たロール状スダレ式組鉄筋10に製造されている(図4
A,B参照)。リング11は、好ましくは適度の強度を
有する板状等の鋼材製とし、複数のリング11により巻
取芯11を構成して全体的に円筒状に形成されている。
このロール状スダレ式組鉄筋10は、施工態様に対応さ
せて図4Aのように平鋼条材2に対し各鉄筋1を外側と
し又は図4Bのように内側として巻き取つて構成され
る。後述のように巻き戻し回転Rb展開して施工され
る。各リング11を展開後に例えば鉄筋1の長さ方向に
倒すことによりスダレ式組鉄筋5の前部鉄筋1から簡
単、容易に取り外されて、軽量でコンパクトな形状にな
り施工現場から容易に撤去して回収される。
【0013】ロール状スダレ式組鉄筋10は、図5に示
すように基盤S(地面上面を固めて捨コンを施した基盤
や各種のコンクリート構造物の表面、ハーフPC、合成
スラブ等)やスペーサー35a列等上で巻き戻し回転
(図示右回転)Rbして容易に展開される。必要に応じ
基盤S上に直接的に巻き戻し回転して、あとからスペー
サーをかませたり、又は、図示のように基盤S上に配置
された複数のスペーサー35a列上に、あるいはまた展
延されたスダレ式組鉄筋5や配置された鉄筋(図示省
略)上で巻き戻し回転Rbされて展開され、各リング1
1を取り外しスダレ式組鉄筋5として展延する。このロ
ール状スダレ式組鉄筋10は、工場等で予め製造され、
複数のリング11からなる巻取芯11により総合的にも
比較的に軽量でコンパクトな構造になつている。この周
囲には必要に応じさらに結束材(図示省略)を施して保
形し、施工前の保管や運搬や施工現場(基盤S)への搬
入を容易にする。例えば図5、図7に示すように基盤S
やスペーサー35a列上に、又は展延されたスダレ式組
鉄筋5上でさらには配置された金網や鉄筋30上で容易
に巻き戻し回転Rbされて展開され、スダレ式組鉄筋5
の前部鉄筋1から各リング(巻取芯)11が容易に取り
外されて、基盤Sやスペーサー列35a、35b,又は
35c、トラス筋列35d上にスダレ式組鉄筋5として
容易に精度良く展延されて施工される。基盤S上にコン
クリート又は軽量(発泡)コンクリートCが打設され
て、基盤S等上に展延されているスダレ式組鉄筋5や各
スぺ―サー又はトラス筋が埋設されて各種のコンクリー
ト構造物に構築される(図7参照)。
【0014】スダレ式組鉄筋5は、前記のように所要の
定間隔Pをおき並行に配置した多数本の鉄筋1を複数本
の可撓性を有する平鋼条材2に溶接3し連結してスダレ
状に組み合わせられ、その各鉄筋1と各平鋼条材2は、
溶接3により所要の定間隔Pで精度良い縦横交差状に簡
単、容易に組み立て製造されて、基本的に変形し難い構
造になつている。この鉄筋1と平鋼条材2はコンクリー
ト構築物の補強筋として好適な縦横交差筋になつてい
る。
【0015】また、前記のスダレ式組鉄筋5には、図1
に示すようにその各鉄筋1の一方又は両方の端部を外側
の平鋼条材2から適度に突出した連結部2aに形成し
て、図6に示すように基盤S上に展延されたスダレ式組
鉄筋5の各鉄筋1の端部側に沿わせて、別のスダレ式組
鉄筋5の展延を隣接させて同様に繰り返し、両スダレ式
組鉄筋5の各鉄筋1に形成した連結部2aを相互に重ね
合わせにして、その重ね合わされた連結部2a,2aを
結線等により連結6して施工される。連結部2aの長さ
は、溶接3されている平鋼条材2の間隔と同様に設定さ
れて、重合連結部2a,2aも同長となり、展延された
両スダレ式組鉄筋5が一連状に精度良く容易に連設され
て基盤Sの広域にわたり併設される。さらに、図示以外
にも必要に応じ多数のスダレ式組鉄筋5がさらに連結さ
れて併設される(図6参照)。
【0016】また、図1に示すように1部(前端側や後
端側さらには中間側)の鉄筋1にそれぞれ間隔をおき複
数のスペーサーやトラス筋等のセツト用マーク4を設け
る。図7に示すように基盤S上に展延されているスダレ
式組鉄筋5の上側に、複数のスペーサー35a,35b,
35cやトラス筋35dをセツト用マーク4に合わせて
列設することにより、展延されているスダレ式組鉄筋5
上に複数のスペーサー35列やトラス筋35d列が所要
の間隔、位置に精度良く容易に配置される。このスペー
サーやトラス筋は図示例に限らず多様な構造のものが適
用される。図7では基盤S上に列設した複数のスペーサ
ー35a列上に展延されているスダレ式組鉄筋5の上側
に、この1部の鉄筋1にそれぞれ間隔をおき設けたセツ
ト用マーク4に合わせて複数のスペーサー35,35b,
35cやトラス筋35dを列設することにより、スダレ
式組鉄筋5上に複数のスペーサー35a,35b,35c
列あるいはトラス筋35dが容易に所要の位置に精度良
くセツトされる。これらの各スペーサー35a,35b,
35c列あるいはトラス筋35d上にロール状スダレ式
組鉄筋10の展延を同様に繰り返したりあるいは金網3
0(図示例)や縦横鉄筋30を配置して上下2層に精度
良く容易に施工される。図7に示すように基盤S上にコ
ンクリート又は軽量コンクリートCを打設すると、展延
されている上下2層のスダレ式組鉄筋5あるいは上側の
金網や縦横スラブ主筋30及び各スペーサー列及びトラ
ス筋も精度良く埋設されて各種のコンクリート構造物に
構築される。さらに、前記のスペーサー列やトラス筋列
の配置を繰り返しスダレ式組鉄筋5の展延をさらに繰り
返したりあるいは金網30や縦横鉄筋30を配置して上
下多層に施工することもできる。上下複層のスダレ式組
鉄筋5あるいは金網や縦横鉄筋30とともに複数のスペ
ーサー35a,35b,35c列及びトラス筋35dも容
易に所要の位置に精度良く配置される。従ってまた、こ
れらの各スペーサー列やトラス筋列上に繰り返されるス
ダレ式組鉄筋5の展延あるいは金網や縦横鉄筋30も容
易に精度良く能率的に行われる。各スペーサー列やトラ
ス筋も一方向の補強筋として機能されて、全体的に高精
度の上下多層に容易に配置されてコンクリート補強性
能、信頼性が高められる。打設するコンクリート又は軽
量コンクリート内に精度良く埋設されて、全体的に強力
で耐火性のあるコンクリート構築物として容易に精度良
く能率的に構築される。
【0017】前記の実施例において、ロール状スダレ式
組鉄筋10の巻取芯になっている複数のリング11は、
スダレ式組鉄筋5に展開した後、その前部鉄筋1から容
易に取り外されて比較的に軽量でコンパクトになり、施
工後に、施工現場から容易に撤去して回収される。
【0018】
【発明の効果】本発明は、前述のようにロール状スダレ
式組鉄筋の製法及びロール状スダレ式組鉄筋の施工法に
なっており、複数のリングにより構成された巻取芯を有
するロール状スダレ式組鉄筋は、総合的にも比較的に軽
量でコンパクトに製造されて、施工前の保管、運搬や施
工現場(基盤)への搬入等が容易に行われる。基盤上や
スペーサー列又はトラス筋列等の上側においてロール状
スダレ式組鉄筋の巻き戻し回転、展開及び各リングの取
り外しが簡単、容易な安全作業となり、各リングが簡単
に取り外されて軽量でコンパクトに形成され、施工現場
から容易に撤去して回収される。スダレ式組鉄筋として
容易に素早く精度良く展延されて施工される。展延され
るスダレ式組鉄筋は、多数本の鉄筋と複数本の平鋼条材
とを所要の定間隔で縦横交差状に精度良く溶接、連結さ
れて基本的に変形し難い構造になっており、各リング外
周に円滑、正確に巻き取れて、各リング外周により巻き
戻し回転、展開が円滑となり、各リングが容易に取り外
しされ展延してもその縦横交差状が格別に変形されずに
保たれ、展延されたスダレ式組鉄筋の鉄筋及び平鋼条材
が定間隔の縦横交差状に精度良く配置されて、コンクリ
ート補強機能、信頼性が高められている。従ってまた、
コンクリート又は軽量コンクリート内に精度良く埋設さ
れて、強力な各種のコンクリート構造物に構築されて耐
火性が高められるなど、優れた配筋作業性及び施工性
能、信頼性が得られる。
【0019】また、前記のロール状スダレ式組鉄筋の施
工法において、展延されているスダレ式組鉄筋の各鉄筋
の端部側に沿わせて、別のロール状スダレ式組鉄筋の展
延を繰り返し、展延されている両スダレ式組鉄筋の各鉄
筋の端部に形成した連結部を相互に重ね合せて連結する
ことにより、複数連のスダレ式組鉄筋が高精度で一連状
に併設されて、基礎等の広域にわたり強力な補強筋とし
て容易に精度良く能率的に施工される。
【0020】さらに、前記のロール状スダレ式組鉄筋の
製法において、基盤上に展延されているスダレ式組鉄筋
の1部の鉄筋にそれぞれ間隔をおき設けたスペーサーや
トラス筋等のセツト用マークに合わせて複数のスペーサ
ーやトラス筋等を配置することにより、複数のスペーサ
ー列やトラス筋列等に精度良く列設されて、各スペーサ
ー列等上でスダレ式組鉄筋の展延を繰り返しあるいは金
網や縦横鉄筋を配置して施工され、展延されているスダ
レ式組鉄筋上に複数のスペーサー列やトラス筋列等とと
もに上層のスダレ式組鉄筋あるいは金網や縦、横鉄筋も
容易に所要の位置に精度良く列設される。従ってまた、
各スペーサー列やとラス筋列の配置や上側のスダレ式組
鉄筋の展延あるいは金網や縦横鉄筋も容易に精度良く能
率的に行われて、全体的に高精度の少なくとも上下2層
に容易に施工される。
【0021】基盤上に打設されたコンクリート又は軽量
コンクリート内に前記の上下複層が精度良く埋設され
て、厚層で強力な各種のコンクリート構造物に構築され
て耐火性が高められる。前記のロール状スダレ式組鉄筋
の製法及びロール状スダレ式組鉄筋によるスラブ工法
は、各種の建築、土木、コンクリート舗装路等におい
て、各種の基盤(地面上面を固めて捨コンを施した基盤
や各種のコンクリート構造物の表面、ハーフPC、合成
スラブ等)上に構築する各種のコンクリート構造物(R
C造り、S造り、SRC造り等)における補強筋として
効果的に適用される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスダレ式組鉄筋の一実施例を示す平面
【図2】図1にスダレ式組鉄筋の具体例を示す拡大側視
図(A)と(B)及び(C)
【図3】ロール状スダレ式組鉄筋の製法工程を示す端面
視図(A)及びその右側視図(B)
【図4】ロール状スダレ式組鉄筋の実施例を示す端面視
図(A)及び(B)
【図5】基盤上でロール状スダレ式組鉄筋床を展開する
工程を示す側視図
【図6】基礎上にスダレ式組鉄筋床を展延し併設して連
結した状態を示す平面図
【図7】スペーサー列やトラス筋列上にスダレ式組鉄筋
床の展延あるいは金網や縦横鉄筋を配置して複数層とし
コンクリート構造物を構築した側視図である。
【符号の説明】
1 鉄筋 2 平鋼条材 2a 連結部、重合連結部(鉄筋) 3 溶接 4 セツト用マーク 5 スダレ式組鉄筋 6 連結(鉄筋) 10 ロール状スダレ式組鉄筋 11 リング(巻取芯) 12 溶接 30 金網又は縦横鉄筋 35a〜35c スペーサー 35d トラス筋 Ra 巻き取り Rb 巻き戻し回転 S 基盤 P 間隔(鉄筋) L 連結部の長さ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 定間隔で並行に配置した多数本の各鉄筋
    を複数本の可撓性を有する平鋼条材によつて鉄筋の長さ
    方向の間隔をおき順次に溶接して連結したスダレ式組鉄
    筋に製造し、複数のリングを相互の間隔をおきスダレ式
    組鉄筋の前部の鉄筋に溶接して取り付け、各リング外周
    にスダレ式組鉄筋をロール状に巻き取つたことを特徴と
    するロール状スダレ式組鉄筋の製法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のロール状スダレ式組鉄
    筋の製法において、スダレ式組鉄筋の各鉄筋における一
    方又は両方の端部を外側の平鋼条材から突出した連結部
    に形成して、隣設した各鉄筋の連結部を相互に重ね合せ
    て連結する重合連結部を設けたことを特徴とするロール
    状スダレ式組鉄筋の製法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のロール状
    スダレ式組鉄筋の製法において、スダレ式組鉄筋の1部
    の鉄筋にそれぞれ間隔をおき複数のスペーサーやトラス
    筋等のセツト用マークを設けたことを特徴とするロール
    状スダレ式組鉄筋の製法。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載のロール状ス
    ダレ式組鉄筋の製法において、基盤等上でロール状スダ
    レ式組鉄筋を巻き戻し回転して展開し、スダレ式組鉄筋
    の前部鉄筋から各リングを取り外して、基盤等上にスダ
    レ式組鉄筋を展延することを特徴とするロール状スダレ
    式組鉄筋の施工法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載のロール状スダレ式組鉄筋
    の施工法において、基盤等上に展延されているスダレ式
    組鉄筋の各鉄筋の端部側に沿わせて、別のスダレ式組鉄
    筋の展延を繰り返し、基盤上に展延されている両スダレ
    式組鉄筋の各鉄筋の端部に形成した連結部を相互に重ね
    合せた配置にして連結することにより、隣設した各鉄筋
    の端部相互に重合連結部を形成して基盤等上の広域にわ
    たり少なくとも2連のスダレ式組鉄筋を併設することを
    特徴とするロール状スダレ式組鉄筋の施工法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5記載のロール状ス
    ダレ式組鉄筋の施工法において、基盤等上に展延されて
    いるスダレ式組鉄筋の1部の鉄筋に設けたスペーサーや
    トラス筋等のセツト用マークに合わせて複数のスペーサ
    ーやトラス筋等を列設して、展延されているスダレ式組
    鉄筋上に相互間隔をおき複数のスペーサー列やトラス筋
    列等を配置し、各スペーサー列やトラス筋列等上にスダ
    レ式組鉄筋の展延を繰り返しあるいは金網や縦、横鉄筋
    を配置して、基盤等上に少なくとも上下2層に施工する
    ことを特徴とするロール状スダレ式組鉄筋の施工法。
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