JP2004010141A - 弁装置及び袋 - Google Patents

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Tsuguyuki Aoki
青 木 紹 之
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Mentec Kanzai Co Ltd
SP Chemical KK
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Abstract

【課題】
本発明は、逆支弁の機能を容易に解除することができる弁装置を提供することを目的としている。
【解決手段】
弁装置2は、一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体21と、一端をフィルム体21に他端を外方にそれぞれ連通する通路部を内部に備えた通路体22と、この通路体22を回動自在に支持する支持部を備えた支持体23と、通路体22には通路部と通路体22の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部22bが設けられ、支持体23には前記支持部と支持体23の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部23bが設けられ、第1の開口部22bと第2の開口部23bは、通路体22を回動すると、第1の開口部22bと第2の開口部23bとが連通する関係にある。
【選択図】図3

Description

【0001】
本発明は、弁装置及び袋に係り、特に、逆支弁の機能を容易に解除することができる弁装置及び該弁装置を備えた袋に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体を備えたストロ−ガイド付き弁袋がある(例えば、特開平7−52958号公報参照)。
この公報記載のストロ−ガイド付き弁袋においては、弁袋に注入したガスを排出するには、パイプ(ストロ−ガイド)にストロ−を差し入れ、弁機能部を解除させるようにしている。
しかしながら、上述のストロ−ガイド付き弁袋においては、弁機能部を解除させるために、一々ストロ−を使用せねばならず面倒で、簡易かつ迅速に逆支弁の機能を解除できないという問題点が生じた。
本発明は、上述した問題点を除去するようにした弁装置及び袋を提供するものである。
【0003】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の弁装置は、一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体と、一端を前記フィルム体に他端を外方にそれぞれ連通する通路部を内部に備えた通路体と、この通路体を回動自在に支持する支持部を備えた支持体と、前記通路体には前記通路部と前記通路体の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部が設けられ、前記支持体には前記支持部と前記支持体の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部が設けられ、前記第1の開口部と前記第2の開口部は、前記通路体を回動すると、前記第1の開口部と前記第2の開口部とが連通する関係にある。
【0004】
また、請求項2記載の弁装置は、請求項1記載の弁装置において、通路体は、略筒形状をなした筒形状部を有し、前記筒形状部の一端には、対向する位置に一対のスリットが設けられ、この一対のスリットの先端はそれぞれ開放し、前記スリットを有した前記筒形状部の部分の外周に突起が設けられ、前記筒形状部の他端には、前記筒形状部の外周より張り出す張り出し部が設けられ、支持体は通路体を内在し、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部より突出すると共に、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部に当接し、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部より突出すると共に、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部に係止して、前記通路体を前記支持体により回動自在に支持している。
【0005】
また、請求項3記載の弁装置は、請求項1記載の弁装置において、通路体は、略筒形状をなした筒形状部を有し、前記筒形状部の一端には、対向する位置に一対のスリットが設けられ、この一対のスリットの先端はそれぞれ開放し、前記スリットを有した前記筒形状部の部分の外周に突起が設けられ、前記筒形状部の他端には、前記筒形状部の外周より張り出す張り出し部が設けられ、支持体は通路体を内在し、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部より突出すると共に、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部に当接し、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部より突出すると共に、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部に係止して、前記通路体を前記支持体により回動自在に支持し、前記張り出し部の前記支持体の一方の端部に当接した側と反対側の面より突出し、指が当接する指当接部を設けている。
【0006】
また、請求項4記載の袋は、一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体と、一端を前記フィルム体に他端を外方にそれぞれ連通する通路部を内部に備えた通路体と、この通路体を回動自在に支持する支持部を備えた支持体と、前記通路体には前記通路部と前記通路体の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部が設けられ、前記支持体には前記支持部と前記支持体の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部が設けられ、前記第1の開口部と前記第2の開口部は、前記通路体を回動すると、前記第1の開口部と前記第2の開口部とが連通する関係にある弁装置と、この弁装置を内部に空気が入る袋体に取り付け、取り付けは、前記張り出し部が前記袋体の外方に、前記フィルム体が前記袋体の内方に、位置するようになっている。
【0007】
【実施例】
本発明の一実施例の弁装置及び袋を図面を参照して説明する。
図1及び図2において、1は袋で、袋1は、内部に流体(例えば、空気)を封入できる袋体10を有し、この袋体10には、弁装置2が取り付けられている。
取り付けは、後述するが、張り出し部22fが袋体10の外方に、フィルム体21が袋体10の内方に、位置するようになっている。
【0008】
弁装置2は、一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体21と、一端をフィルム体21に他端を外方にそれぞれ連通する通路部22aを内部に備えた通路体22と、この通路体22を回動自在に支持する支持部23aを備えた支持体23とを有している。
なお、フィルム体21は、例えば、対向するフィルムを接着して流体流れの一方向に進むにつれて先細りとなるテ−パ部(図2の斜線部参照)を形成し、該テ−パ部を単数でも良いが、本実施例では、複数(本実施例では、3箇所)形成されている。
そして、袋体10に弁装置2を介して流体が注入され、袋体10の内圧が大きくなると、該内圧によりフィルム体21は外側より押され、フィルム体21内の通路が閉じ、フィルム体21が逆支弁の機能を有するようになっている(なお、フィルムにより逆支弁の機能を有するものは公知で、本実施例に示すものに限られない。)。
通路体22には通路部22aと通路体22の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部22bが設けられている。また、支持体23には支持部23aと支持体23の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部23bが設けられている。そして、第1の開口部22bと第2の開口部23bは、通路体22を回動すると、第1の開口部22bと前記第2の開口部23bとが連通する位置関係となっている。
【0009】
即ち、通路体22は、図3及び図4に示すように、略筒形状をなした筒形状部22cを有し、筒形状部22cの一端には、対向する位置に一対のスリット22dが設けられ、この一対のスリット22dの先端はそれぞれ開放している。このスリット22dを有した筒形状部22cの部分の外周には、突起22eが設けられ、筒形状部22cの他端には、筒形状部22cの外周より張り出す張り出し部22fが設けられている。
そして、支持体23は通路体22を内在し、通路体22の張り出し部22fが支持体23の一方の端部より突出すると共に、通路体22の張り出し部22fが支持体23の一方の端部に当接している(図3参照)。4はOリングである。
通路体22の突起22eが支持体23の他方の端部より突出すると共に、通路体22の突起22eが支持体23の他方の端部に係止して、通路体22を支持体23により回動自在に支持するようになっている。
【0010】
弁装置2を組み立てるに際しては、図4に示すように、通路体22を支持体23の中に挿入する。挿入過程において、図5(a)に示すように、スリット22dにより通路体22の先端は容易に変形し、通路体22の突起22eが支持体23の先端を乗り越えると、通路体22の突起22eを規制するものがなくなることから、前述の変形が元に戻り、通路体22の突起22eが支持体23の他方の端部に係止する状態となる[図5(b)参照]。
【0011】
また、張り出し部22fの支持体23の一方の端部に当接した側と反対側の面より突出し、指が当接する指当接部22gを設けているため、指当接部22gに指を当接させて、図6(a)(b)に示す方向に通路体22を回動させることができる。図6(a)は、第1の開口部22bと第2の開口部23bの非連通状態[図6(c)参照]にあり、この状態で、通路体22より流体を注入する。流体(例えば、空気)を注入すると、袋体10に流体が封入されていき[図3の実線の袋体10から図3の二点鎖線の袋体10の移動状態参照]、封入を止めても、流体圧によりフィルム体21を外側より押さえ、流体の封入通路を閉じ、フィルム体21は逆支弁の機能を発揮する。
また、通路体22を回動して、図7(a)(b)に示すように位置させると、第1の開口部22bと第2の開口部23bの連通状態[図7(c)参照]とすれば、通路体22の外方と第2の開口部23bは第1の開口部22bを介して連通状態となり、フィルム体21を介さない流れとなり、逆支弁の機能を容易に解除することができる。Sはストッパ−である。
なお、Fは蓋であり、5は蓋Fが弁装置2より離脱防止用の接続体5である。接続体5は、蓋Fに緩嵌した第1リング51と、弁装置2の外周に緩嵌した第2リング52と、第2リング52と第1リング51とを接続する接続部53とを有している。 また、通路体22と支持体23との当接面、張り出し部22fとOリングとの当接面には、シリコングリスを介在させてシ−ル性を保持するようにしている。
【0012】
【発明の効果】
請求項1記載の弁装置によれば、通路体の回動により第1の開口部と第2の開口部とを非連通の状態とすれば、通路体の外方とフィルム体は、通路体を介して連通状態となり、流体の流れは一方向だけとなり、通路体の回動により第1の開口部と第2の開口部とを連通の状態とすれば、通路体の外方と第2の開口部は第1の開口部を介して連通状態となり、フィルム体を介さない流れ、つまり、通路体を回動することにより第1の開口部と第2の開口部とを連通、非連通の状態として、逆支弁の機能を容易に解除することができる。
【0013】
また、請求項2記載の弁装置によれば、上述の請求項1記載の発明の効果に加え、支持体は通路体を内在し、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部より突出すると共に、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部に当接し、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部より突出すると共に、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部に係止して、前記通路体を前記支持体により回動自在に支持する構成であるため、逆支弁の機能解除を備えた弁装置を容易にしかもコンパクトに制作することができる。
【0014】
また、請求項3記載の弁装置によれば、上述の請求項2記載の発明の効果に加え、張り出し部の支持体の一方の端部に当接した側と反対側の面より突出し、指が当接する指当接部を設けているため、指を使って通路体を容易に回動することができる。
【0015】
また、請求項4記載の袋によれば、袋体に取り付けられる弁装置の通路体の回動により第1の開口部と第2の開口部とを非連通の状態とすれば、通路体の外方とフィルム体は、通路体を介して連通状態となり、流体の流れは一方向だけとなり、通路体の回動により第1の開口部と第2の開口部とを連通の状態とすれば、通路体の外方と第2の開口部は第1の開口部を介して連通状態となり、フィルム体を介さない流れ、つまり、通路体を回動することにより第1の開口部と第2の開口部とを連通、非連通の状態として、逆支弁の機能を容易に解除することができる弁装置を袋体に取り付けているため、袋体の空気の出し入れを容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の袋の概略的斜視図である。
【図2】図2は、図1の袋の一部を拡大して示す概略的一部拡大平面図である。
【図3】図3は、図2のX−X線による概略的断面図である。
【図4】図4は、図1の弁装置の組み立て状態を示す概略的断面図である。
【図5】図5は、図4の通路体を支持体の中に挿入する状態の概略的断面図で、(a)は、通路体の先端が支持体の先端の手前に位置している状態を、(b)は、通路体の先端が支持体の先端を乗り越えて、通路体の突起が支持体の先端に係止している状態をそれぞれ示している。
【図6】図6は、通路体の回動による第1の開口部と第2の開口部の非連通状態を示すもので、(a)は、第1の開口部と第2の開口部の非連通状態の通路体の指当接部の位置を、(b)は、図3のY−Y線による概略的断面図で、第1の開口部と第2の開口部の非連通状態の通路体の支持体内での位置を、(c)は、図3のZ−Z線による概略的断面図で、第1の開口部と第2の開口部の非連通状態を、それぞれ示している。
【図7】図7は、通路体の回動による第1の開口部と第2の開口部の連通状態を示すもので、(a)は、第1の開口部と第2の開口部の連通状態の通路体の指当接部の位置を、(b)は、図3のY−Y線による概略的断面図で、第1の開口部と第2の開口部の連通状態の通路体の支持体内での位置を、(c)は、図3のZ−Z線による概略的断面図で、第1の開口部と第2の開口部の連通状態を、それぞれ示している。
【符号の説明】
2 ・・・・・弁装置
21 ・・・・・フィルム体
22 ・・・・・通路体
22b・・・・・第1の開口部
23 ・・・・・支持体
23b・・・・・第2の開口部

Claims (4)

  1. 一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体と、
    一端を前記フィルム体に他端を外方にそれぞれ連通する通路部を内部に備えた通路体と、
    この通路体を回動自在に支持する支持部を備えた支持体と、
    前記通路体には前記通路部と前記通路体の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部が設けられ、
    前記支持体には前記支持部と前記支持体の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部が設けられ、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部は、前記通路体を回動すると、前記第1の開口部と前記第2の開口部とが連通する関係にある
    ことを特徴とする弁装置。
  2. 通路体は、略筒形状をなした筒形状部を有し、
    前記筒形状部の一端には、対向する位置に一対のスリットが設けられ、この一対のスリットの先端はそれぞれ開放し、
    前記スリットを有した前記筒形状部の部分の外周に突起が設けられ、
    前記筒形状部の他端には、前記筒形状部の外周より張り出す張り出し部が設けられ、
    支持体は通路体を内在し、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部より突出すると共に、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部に当接し、                                前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部より突出すると共に、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部に係止して、前記通路体を前記支持体により回動自在に支持している
    こと特徴とする請求項1記載の弁装置。
  3. 通路体は、略筒形状をなした筒形状部を有し、
    前記筒形状部の一端には、対向する位置に一対のスリットが設けられ、この一対のスリットの先端はそれぞれ開放し、
    前記スリットを有した前記筒形状部の部分の外周に突起が設けられ、
    前記筒形状部の他端には、前記筒形状部の外周より張り出す張り出し部が設けられ、
    支持体は通路体を内在し、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部より突出すると共に、前記通路体の張り出し部が前記支持体の一方の端部に当接し、                                前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部より突出すると共に、前記通路体の突起が前記支持体の他方の端部に係止して、前記通路体を前記支持体により回動自在に支持し、                          前記張り出し部の前記支持体の一方の端部に当接した側と反対側の面より突出し、指が当接する指当接部を設けている
    こと特徴とする請求項1記載の弁装置。
  4. 一方向だけに流体の流れを許し、反対方向には流れを阻止するようにフィルムで形成された逆支弁の機能を有したフィルム体と、
    一端を前記フィルム体に他端を外方にそれぞれ連通する通路部を内部に備えた通路体と、
    この通路体を回動自在に支持する支持部を備えた支持体と、
    前記通路体には前記通路部と前記通路体の外方とにそれぞれ連通する第1の開口部が設けられ、
    前記支持体には前記支持部と前記支持体の外方とにそれぞれ連通する第2の開口部が設けられ、
    前記第1の開口部と前記第2の開口部は、前記通路体を回動すると、前記第1の開口部と前記第2の開口部とが連通する関係にある弁装置と、
    この弁装置を内部に空気が入る袋体に取り付け、           取り付けは、前記張り出し部が前記袋体の外方に、前記フィルム体が前記袋体の内方に、位置するようになっている                 ことを特徴とする袋。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2008038330A1 (ja) * 2006-09-25 2010-01-28 修 河合 密封袋
JP2010208654A (ja) * 2009-03-10 2010-09-24 Nippon Kimu Kk 緩衝用の袋体
WO2015114755A1 (ja) * 2014-01-29 2015-08-06 株式会社テクノクラーツ スパウト、中栓体付スパウト、及びスパウト付容器

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