JP2004013219A - 医療工程管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】予定遂行途中の延長や停止に関して明確な基準を持った医療工程管理方法を提供することを目的する。
【解決手段】工程全体が複数のステップに分割された医療用クリティカルパスを用いた医療工程管理方法であって、コンピュータに患者情報を入力する工程と、患者情報に基づいて適用するパスを選択する工程と、選択されたパスの開始日を設定する工程と、各ステップにおいて必要な検査・投薬等を一括オーダーする工程と、次のステップへの各移行条件が満たされたことを確認する工程と、すべての条件が満たされた時点で次のステップへ移行する工程とからなる構成である。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、医療用クリティカルパスを用いた医療工程管理方法に関し、特に医療工程全体を複数のステップに分割した医療用クリティカルパスを用いることを特徴とする医療工程管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用クリティカルパスは、医療における質と効率性の向上を目的とした業務管理の手法であり、工業生産におけるクリティカルパス工程表を応用・作成されたものである。基本形としては、時間軸に応じて、投薬、検査、看護ケア項目が設定され、それをチェックすることで治療を漏れなく適切に進めていくことができ、退院日程をあらかじめ予定でき、インフォームドコンセントの面でも大きな有効性が示されている。
【0003】
これまでの医療用クリティカルパスにおいては、入院日から退院日までの、医師、看護師、その他の各職種が行う項目を日程表としてまとめたものが使用されている。従来の医療用クリティカルパスの一例を表1に示す。
【表1】
Figure 2004013219
【0004】
表1に示したような従来の医療用クリティカルパスの欠点としては、
1)投薬など治療に対する反応に個体差があるため、治療日程を予定通りに進められなくなる可能性がある。
2)治療中に合併症や他の疾患が発生したり、観察項目で異常を発見した場合に、治療日程に変更・中断等が起こるとクリティカルパスが使用できなくなる。
といった問題点がある。
【0005】
コンピュータを利用した多くの電子化されたシステムでは、医療用クリティカルパスの表は、一括指示として管理され、入院時にすでに退院までの検査予定、投薬予定が一度に入力でき、「ある疾患に対する治療・検査で漏れを生じない」という利点が注目されていた。万一、日程が延びた場合には、列を挿入することで対処されてきたが、「問題が発生した時に日程を延ばすかどうかのきちんとした判断基準が得られないこと」、「合併症が発生した時にはクリティカルパスを用いることを中断せざるを得ないこと」などの欠点があった。この点は「医療の標準化」を目指す医療用クリティカルパスにとっては曖昧さを残す結果となっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたもので、医療用クリティカルパスの医療工程全体を目的ごとにいくつかのステップに分け、各ステップで「次のステップにうつる条件項目」を設定し、「これらの条件を満たした時に次のステップにる移る認証をする」というシステムを取ることにより、各ステップにおいて確実な項目達成と、その確認を経て次のステップに進むことが可能で、予定遂行途中の延長や停止に関して明確な基準を持った医療工程管理方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明に係る医療工程管理方法は、医療工程全体が第1ステップ〜第nステップの複数のステップに分割され、各ステップごとに必要なオーダーと次のステップへ移行するための1又は複数の条件が設定されている医療用クリティカルパスを用いた医療工程管理方法であって、コンピュータに患者情報を入力する患者情報入力工程と、入力された患者情報に基づいて患者に適用する医療用クリティカルパスをコンピュータにより選択する医療用クリティカルパス選択工程と、患者に適用する選択された医療用クリティカルパスの開始日を設定するクリティカルパス開始日設定工程と、第1ステップにおいて必要なすべての検査・投薬等を各担当職員に一括オーダーする一括オーダー工程と、次のステップへ移行するための1又は複数の条件がそれぞれ満たされたことを確認する条件クリア確認工程と、すべての条件が満たされた時点で次のステップへ移行するステップアップ工程とからなる構成である。
また、複数のステップは、前記一括オーダー工程と条件クリア確認工程とステップアップ工程とからなるとともに、各ステップを第nステップとなる最終ステップまでのステップアップを繰り返すステップアップ工程からなる構成である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明に係る医療工程管理方法の一実施例について、図面を用いて詳細に説明する。図2は、本方法を実施することができるシステムの一例である。図2において、システム1は、サーバ3と、医師用端末5と、看護師用端末7と、職員用端末9とから構成されている。
サーバ3は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置であり、医師用、看護師用、職員用の各端末5、7、9はマウス等のポインティングデバイスを備えたパーソナルコンピュータ等が用いられる。システムの各装置は病院内の各部門に適宜配置される。
【0009】
次に、本発明の医療工程管理方法を図1に示すフローチャートに基づいて説明する。医療工程管理方法10は、患者情報入力工程11と、医療用クリティカルパス選択工程13と、クリティカルパス開始日設定工程15と、一括オーダー工程17と、条件クリア確認工程18と、ステップアップ工程19とからなる。なお、一括オーダー工程17、条件クリア確認工程18、ステップアップ工程19の3つの工程は1セットになって各ステップを構成しており、第1ステップから最終ステップまでの各ステップにおいてこの工程が繰り返される。
【0010】
病院を受診した患者の情報は、医事部門や担当医師によってサーバ3に入力される(患者情報入力工程11)。入力される患者情報の例を図5及び図6に示す。
図5は端末に表示された患者プロフィール画面40を示す図であり、患者のプロフィールが「基本」(患者基本情報)、「基礎」(基礎的診療情報)、「病歴」(病歴情報)、「生活」(生活習慣情報)の各項目に分類されて記録されている。
図6は傷病名画面50を示す図であり、患者の傷病名について記録されている。なお、患者プロフィール画面40及び傷病名画面50は、図4に示す診療録画面30上の該当するボタンをクリックすることで呼び出すことができる。
【0011】
次に、患者の担当医師等が患者に適用する医療用クリティカルパスを選択する(医療用クリティカルパス選択工程13)。まず、医師用端末5に、診療録画面30を表示させる。診療録画面30は、図3に示す患者一覧画面20から呼び出すことができる。
診療録画面30のツールバーにあるCPボタン31をマウス等で押すと、図7に示すCPメニュー画面60が表示される。画面の上半分には、患者に対して使用できる医療用クリティカルパスの種類がリストアップされる。表示させるリストは、患者の登録病名に関連するもの、院内のもの、科のものと切り替えることができる。
【0012】
本発明で使用される医療用クリティカルパスの一例を図21に示す。クリティカルパス画面97は、横軸に時間軸、縦軸にケアや観察の項目等を記すことは通常の医療用クリティカルパスの形態と同様であるが、時間軸は治療全体をいくつかのステップに分け、各ステップごとに標準的に必要な日数が指定された構造とする。
例えば、図21に示した手術・術後プログラムをベースにしたクリティカルパスの場合、「入院日までのステップ」、「入院日」、「周術」、「STEP1」(術後安静期)、「STEP2」(術後安定期)、「STEP3」(退院準備期)、「退院」等と設定できる。STEP1〜3は、「ベット上安静の時期」、「車椅子移動の時期」、「歩行訓練の時期」等と各疾患・手術ごとに設定する。内科系の「感染症」等の入院パスの場合には、これらの各ステップを、「対症治療、菌検索の時期」、「抗生物質投与時期(効果判定を含む)」「抗生物質中止後観察の時期」等のような設定とする。
なお、同一ステップ内では、観察項目やケア内容がほぼ同じになるよう設定する。
【0013】
CPメニュー画面60のリストの中からクリティカルパスを選択してクリックすると、確認画面(図示せず)が出た後に、「クリティカルパス開始日の設定」が問われる(クリティカルパス開始日設定工程15)。この際、「入院日を指定する場合」と「手術日を指定する」場合がある。内科系パスでは、入院日を指定するが、手術・検査用パスでは手術(検査)日を指定することになる。
図8に手術日を指定した場合に表示されるウインドウを示す。手術日を指定すると、デフォルトで入院日が手術日の1日前に設定される(そのクリティカルパスが手術前日入院になっていた場合)。手術日の選択は、数字のプルダウンもしくはカレンダー画面(図示せず)のクリックで行う。手術日が選択され、「登録」ボタンが押されると、自動的に手術申し込み画面(図示せず)へリンクする。
【0014】
選択されたクリティカルパスの一部分を図9に示す。クリティカルパス70の各ステップにあるステップごとの一括オーダーボタン71を押すことにより、当該ステップで必要なすべての検査、点滴・注射、投薬、撮影等の処置を、薬剤師、検査技師、放射線技師等に伝達することができる(一括オーダー工程17)。一括オーダーボタン71が押されると、その発注内容は、図4に示すその日の診療記録画面32のSOAP欄33のPに自動記載される。診療記録画面32は、診療録画面30のツールバーにある診療記録ボタン34で呼び出すことができる。
なお、クリティカルパスは、入院のみで使用するものではなく、外来で手術が決定した時点から登録、入力が可能になる必要がある。
入院前のステップ(採血、心電図、エックス線、装具採型等の術前検査等)はクリティカルパス上から外来検査オーダーとして発注できるが、他のステップのオーダーと異なり、一括オーダーボタン71を押してから、検査実行日を設定する必要がある。
【0015】
次のステップに移行するかどうかは、当該ステップのステップアップ条件がクリアーされているかどうかで決定される(条件のクリア確認工程18)。
図10(a)は、クリティカルパス70に表示されるステップアップ条件のセルの拡大図である。図中で、例えば「CRP0.5未満」という条件が達成されている場合には、その項目をクリックすると、「クリアー確認日、確認者」を示したウインドウが現れ、OKボタンによりステップアップ条件が1つクリアーされたことになる。
なお、条件クリアー登録は、担当医師、科医師、ナース、リハビリスタッフ等あらかじめ項目ごとに認められた職種しか行えないものとする。
条件クリアーを「OK」とすると、診療記録画面32のSOAP欄33に「O:CRP0.5未満を確認」と自動記載される。確認者がデータを責任を持って確認し、条件クリアーとして認識する上から、検査データが出た時点での自動登録はしない。
【0016】
各ステップのステップアップ条件のセルの右端には、図10(b)に示すようにステップアップボタン73とこのステップを延長するボタン74が設置されおり、患者の担当医と承認されたスタッフのみが使用できる。
ステップアップ条件がすべてクリアー登録されると、そのセルはカラー反転し、条件が揃ったことを表示する。なお、ステップアップは次のステップの前日(時間については他のシステムとの整合性で決定)までに決定する。
図11(a)に示すように、ステップアップボタン73を押すことにより、プルダウンでステップアップを行う日付を決めることができる(ステップアップ工程19)。
【0017】
一方、このステップを延長するボタン74を押した場合には、「延長の期間」と「ケア項目の内容」を選択する必要がある。このステップを延長するボタン74を押した場合の画面表示を図11(b)に示す。
デフォルトのクリティカルパスの設定日数と比較してステップの延長、短縮があった場合には、後述するバリアンスリストに自動的に登録される。
ステップが延長されると、図12に示すように、そのステップに1日分のコラムが挿入される。このとき、次のステップ(図中ではSTEP2)に記されていた日付の数字は、延長分だけ自動更新される。
追加した日付のコラムの各オーダー項目75a、75b、75c、75dや看護観察項目77は、デフォルトとしてはその前日と同じものが踏襲されるが、変更することもできる。また、このデフォルト設定も全くの白紙のものや、「第x日と同じ」、「x月y日と同じ」という形式で指定できるものとする。
追加日程部分のオーダーについては、「ステップ一括オーダー」が既になされているので、「追加分一括オーダー」もしくは「追加1日ごとに前日にオーダー」を選択する。
【0018】
ステップアップ条件がすべてクリアーされていないがステップアップしたい場合には、画面上の確認表示(図示せず)に従って、ステップアップできることとする。この場合、後述のバリアンスリストへ自動登録される。
ステップアップ条件がすべて満たされずにそのステップの予定最終日を迎え、翌日以降の対応(ステップ延長またはステップアップ)が指示されていない場合には、対応を決定するようアラームが出される。これも無視した場合には、後述する「中断」扱いになる。
【0019】
検査、画像検査のオーダーは、前述した一括オーダーボタン71を用いずに、通常の検査オーダー方法で行うことも可能である。
クリティカルパス画面97以外からオーダーされた場合は、自動的にクリティカルパス画面97に組み込まれる。
検査、画像については、(1)クリティカルパス上の計画項目のみの段階、(2)オーダーが出されている状態、(3)既にオーダーが実行された(検査が終わった)、(4)検査結果が出た、(5)検査結果に異常値が出た、の各場合で各セルの表示(セルの背景色でもよい)に違いがあり一目でわかるようにしてある。(1)、(2)、(3)に関しては、投薬、注射等でも同じ表示とする。
【0020】
クリティカルパス画面に表示される検査、画像の例を図13(a)に示す。この例では、1月9日にこの画面を見ている。左半分のSTEP1は既に一括オーダーボタン71が押されてオーダーが済んでいる。このことは、検査オーダーの行80がクリーム色の背景になっていることで判断する。右半分のSTEP2はまだオーダーされておらず、背景は白のままである。
血ガス81は既に実行され、結果も出ているので、青い背景で表示されている。採血82も結果が出ているが、異常が含まれていたため、背景は青ではなく赤になっている。X線83は、検査オーダーはされているものの、まだ実行されていないので、背景はクリーム色となっている。
【0021】
検査オーダーの行80の実行された項目のセルをクリックすると、検査結果が参照できる。画面に表示される検査結果の例を図13(b)に示す。検査結果は、診療記録画面32のSOAP欄33への転記ができる。検査結果の全て記載ボタン85を押すと、現れたすべてのデータをその日のSOAP欄33の「O」へ記載する。選択記載ボタン86を押すと、現れたデータのうちクリックして反転させた項目のみを記載できる。
検査異常値は、その症例のバリアンスリスト(後述)に自動登録される。また、画像についても、セルのクリックにて画像表示へリンクできる。
【0022】
あらかじめ登録した推論エンジンに基づき、一定のリスクファクターが揃った段階で、アセスメント機能が働く。例えば、「術後3日以降」、「最近2日以内に38℃以上の熱」、「WBC10000以上」、「痛み」という条件のうち3つが揃えば、「術後感染を疑う」ことを知らせ、次の検査を推奨する。この場合、WBCの結果が出てからこの患者の診療録画面を開いた時に、図14に示すウインドウが表示される。
ウインドウには、疑われる疾患が示され、さらに必要な検査が提示される。すべてオーダーボタン88または選択してオーダーボタン89を選択した場合には、次に図15に示す実行日のウインドウに進み、各検査の実施日を指定することができる。
オーダーが終了すると、各検査はクリティカルパス内へ自動記載される。クリティカルパスに追加された検査は、バリアンスリスト(後述)にも記録される。さらにその後、診療記録画面32のSOAP欄33へ転記するかどうかの確認ボックス(図示せず)が表示され、図16に示したように自動記載させることができる。
【0023】
クリティカルパスを使用途中で中断せざるを得ない場合、中断を行うことができる。なお、中断されたクリティカルパスは続きから再開することも可能である。
中断の際には、クリティカルパス画面からツールバーにあるCPボタンのリストメニューから中断手続きを押す。中断手続きがなされると、図17に示すウインドウが表示され、中断日と中断理由の記録が要求される。この内容はバリアンスリストにも自動登録される。中断日以降の指示はすべてキャンセルされる。なお、「早期退院」の場合は、中断ではなく、「ステップアップ」をすすめる形で行う。
【0024】
クリティカルパスを使用している各症例ごとに以下のような事象をその発生日とともにバリアンスとしてバリアンスリストに自動集積される。
・クリティカルパスで設定した日程の延長、短縮
・クリティカルパスで設定した以外にオーダーされた検査、投薬
・約束指示(日時を指定せず、発熱時、疼痛時等に施行されるオーダー)の使用・検査データでの異常値
・看護観察項目で設定された項目で異常を示したもの(バイタルサインを含む)・クリティカルパスで設定した以外に追加された看護観察項目
・看護観察項目で設定したレベル以上のスケール数値を示した項目
なお、バリアンスは後にコード化できるようなリストにしておくことが望ましい。
【0025】
患者プロフィールや傷病名等から、いくつかの要素が揃った場合、「転倒の予防」、「痴呆発生、進行の予防」、「誤嚥性肺炎の予防」といった看護問題が自動的にリストアップされる。これを登録すると、各々の問題について設定されている必要な観察項目群がクリティカルパスの看護観察項目欄に組み込まれる。
例えば、患者プロフィールの中に、「70歳以上」、「難聴」、「骨折」があったとすると、設定してある「痴呆発生・進行」のリスクファクターのデータベースのうち3つ以上が含まれていたため、クリティカルパスを選択した後に図18に示す画面が表示される。看護問題リスト(診療録画面30から呼び出しできる)に追加すべき項目が示され、追加するボタン91を押すと、看護問題リストにこの項目が追加される。同時に、図19に示すように、クリティカルパスの看護観察項目93に、看護問題に対応してあらかじめ設定してあった観察項目(この例では、「皮膚の確認(異常なし)」と「起床をすすめる」)が追加される。
【0026】
本方法では、1患者に複数のクリティカルパスを併行使用することが可能である。併行使用には、以下に示すいくつかのパターンが挙げられる。
1)1回の入院に複数のクリティカルパスが順次使用される場合
例:腰痛に対し、腰髄腔造影を行ってから、腰椎後方手術を行うなど、診断・検査クリティカルパスに後続して手術・治療パスが使用される場合
2)2つのクリティカルパスを併行使用する場合
例:手術パスとリハビリパスを併行使用する場合
3)小規模な合併症があり、この治療・看護ケアを手術後に併行する場合
例:手術パスと手術パス使用中にそこからアセスメントされた術後肺炎を併行治療する場合、あるいは、手術パスを一時使用停止して、術後肺炎治療パスを使用し、再び手術パスの続きに戻る場合
【0027】
患者に適用されるクリティカルパスの一覧は、図7に示すCPメニュー画面60の下半部に表示される。上記1)に対しては、クリティカルパスの使用時期が異なるので、使用期間が図7のように明示され、そこからクリティカルパス画面にリンクできれば問題はないと思われる。
上記2)については、リハビリパスの使用が独立したものとなるので、手術パスの看護チェック項目には新たな追加はない。但し、図20に示すように、手術パスにはリハビリフェーズ欄95が追加され、リハビリのどの段階にあるかが「フェーズ1」等として表示される。また、リハビリ欄がリハビリパスとリンクしており、クリックしてリハビリパスを表示させることができる。
上記3)については、小規模クリティカルパスの内容が手術パスに合体される必要がある。この際には、画面上は1つのクリティカルパスとして、各アセスメント項目ボックスや看護観察項目に、小規模クリティカルパスの内容が追加されることになる。
【0028】
本発明の医療用クリティカルパス上には、ある疾患の治療過程において一定の時期に行うべき検査・看護観察項目が示される。例えば、手術後1週間目には、術後感染、と言う合併症が起こりうるので、手術後6日目にはあらかじめ「採血検査」および「発熱や食欲不振を早期に発見するための看護観察チェック項目が決められている。
ここで、もし異常が示された場合、本文に記したごとく「異常値」→「考えられる病態の提示」→「次に行うべき検査・治療法オーダーへの誘導」と画面上自動的に誘導されていく
これらの機能は、特開平10−177605号に記される「医師の診断支援法」に似ているが、この文献では、「検査項目の結果」から「医師による検査入力への誘導のみ」に限定されているのに対し、本システムでは、初期情報として検査結果以外にあらかじめ登録された看護観察チェック項目の異常やバイタルサインなど看護情報をも含む点、また、誘導されるものが検査オーダーのみではなく、看護観察項目の追加など全医療スタッフの項目に渡る点が新しい点である。
また、図15に示したオーダーウィンドウ(推奨項目の選択と検査実施日の選択が1つのウインドウで行える)の機能、図16に示した、SOAP欄への自動転記機能も電子システム上新たな機能である。
【0029】
前項で記した様に、医師の診断支援としてのいくつかの機能についてはこれまでにも文献が提出されているが、個々の患者にある程度対応すべき「看護診断」については誘導機能を有するシステムはない。当システムでは、看護師、事務、医師が入力する患者プロフィール情報から、いくつかの組み合わせによる発生リスクが高まる事象(「痴呆発生」「転倒」など)についてあらかじめクリティカルパスにおける看護観察項目の追加を図れる機能を開発した。
【0030】
【発明の効果】
上記詳述した本発明の医療工程管理方法によれば、
1、医療工程全体を目的ごとにいくつかのステップに分け、各ステップで次のステップに移る条件を設定したので、工程の遂行途中の延長や停止に関して、明確な基準を持った医療工程管理を行うことができる。また、ステップごとに一括オーダーを行うので、入院時に全工程の一括オーダーを行う従来の方法と比べて、問題が発生した場合対応しやすい。
2、複数のステップを次々にステップアップしていく事により確実な処理を確保しながら、順次正確な処理を遂行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の医療工程管理方法を示すフローチャート
【図2】本方法を実施することができるシステムの一例
【図3】患者一覧画面を示す図
【図4】診療録画面を示す図
【図5】患者プロフィール画面を示す図
【図6】傷病名画面を示す図
【図7】CPメニュー画面を示す図
【図8】本発明の医療工程管理方法の画面表示
【図9】本発明の医療工程管理方法の別の画面表示
【図10】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図11】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図12】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図13】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図14】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図15】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図16】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図17】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図18】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図19】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図20】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【図21】本発明の医療工程管理方法のさらに別の画面表示
【符号の説明】
1 システム
3 サーバ
5 医師用端末
7 看護師用端末
9 職員用端末
10 医療工程管理方法
11 患者情報入力工程
13 医療用クリティカルパス選択工程
15 クリティカルパス開始日設定工程
17 一括オーダー工程
18 条件クリア確認工程
19 ステップアップ工程
20 患者一覧画面
31 CPボタン
32 診療記録画面
33 SOAP欄
34 診療記録ボタン
40 患者プロフィール画面
50 傷病名画面
60 CPメニュー画面
70 クリティカルパス
71 ステップごとの一括オーダーボタン
73 ステップアップボタン
74 このステップを延長するボタン
75a、75b、75c、75d オーダー項目
77 看護観察項目
80 検査オーダーの行
81 血ガス
82 採血
83 X線
85 全て記載ボタン
86 選択記載ボタン
88 すべてオーダーボタン
89 選択してオーダーボタン
91 追加するボタン
93 看護観察項目
95 リハビリフェーズ欄
97 クリティカルパス画面

Claims (2)

  1. 医療工程全体が第1ステップ〜第nステップの複数のステップに分割され、各ステップごとに必要なオーダーと次のステップへ移行するための1又は複数の条件が設定されている医療用クリティカルパスを用いた医療工程管理方法において、
    コンピュータに患者情報を入力する患者情報入力工程と、
    入力された患者情報に基づいて患者に適用する医療用クリティカルパスをコンピュータにより選択する医療用クリティカルパス選択工程と、
    患者に適用する選択された医療用クリティカルパスの開始日を設定するクリティカルパス開始日設定工程と、
    第1ステップにおいて必要なすべての検査・投薬等を各担当職員に一括オーダーする一括オーダー工程と、
    次のステップへ移行するための1又は複数の条件がそれぞれ満たされたことを確認する条件クリア確認工程と、
    すべての条件が満たされた時点で次のステップへ移行するステップアップ工程と、
    からなることを特徴とする医療工程管理方法。
  2. 前記複数のステップは、前記一括オーダー工程と条件クリア確認工程とステップアップ工程とからなるとともに、各ステップを第nステップとなる最終ステップまでのステップアップを繰り返すステップアップ工程からなることを特徴とする請求項1記載の医療工程管理方法。
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