JP2004016500A - 非負荷型健康診断システム及びその運用方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】拘束型人間ドックの欠点を解消した、受診者にとって使い勝手のよい、次世代型の非負荷型健康診断システム及びその運用方法の提供。
【解決手段】宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成され、宿泊設備による受診者の宿泊が可能であり、受診者の外出を禁ずることなく、受診者は任意の時間帯で診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断が可能である。
【選択図】 図1
【解決手段】宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成され、宿泊設備による受診者の宿泊が可能であり、受診者の外出を禁ずることなく、受診者は任意の時間帯で診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断が可能である。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、次世代型ともいうべき新規なタイプの人間ドック式の健康診断システム及び方法に関し、特に、受診者を拘束することなく、かつ無負荷又は低負荷での健康診断を行う非負荷型健康診断システム及びその運用方法に関する。
【0002】
【従来技術】
高齢化社会の到来により今後ますます医療の充実が重要となる。幾つになっても充実した人生を全うするためには健康が肝要である。病気がちな身をもてあまし治療に明け暮れる事後医療(2次予防)から病気予防型の予知診断型の人間ドック健康診断(1次予防)の必要性が叫ばれている。要するに、人間ドック式健康診断により、早期発見、早期治療を可能にしようとするものである。しかし、従来知られた人間ドックは、受診者を拘束し、外部との連絡を遮断した上で、必要な項目の健康診断を一気に効率的に行うものである。従って、受診者が一旦従来型の人間ドックに入るや外部と遮断され連絡が取れなくなるので、働き盛りの有能なビジネスマン等は、彼らの日常生活の中で多忙を極めているが故に、従来の拘束型人間ドック式健康診断を受診する為の日程を割くのが困難となっている。また、具体的な健康診断の方法も、採尿、採血、聴診器診療、注射等で、受診者に負荷・ストレスを与えるものである。そのため、神経過敏なグループの人たちの中には、聴診器をあてられたり注射をされるのを嫌って人間ドックに行かない人たちもいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来知られた人間ドックは拘束型のものであり、受診者にとって使い勝手のよいものではなかった。よって、ドックへ入院の当事者も彼にかかわる外部の人たちもお互いに表面的には人間ドックへの診断入院を納得しあっていても、実際には迷惑しているのがこの拘束型人間ドックの実状である。また、従来知られた人間ドックにおける健康診断の方法は、受診者に負荷を与えるものであるため、その意味でも、受診者にとって使い勝手のよいものではなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、従来知られたような拘束型人間ドックの欠点を解消した、受診者にとって使い勝手のよい、次世代型の健康診断システム及びその運用方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る健康診断システムは、宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成され、前記宿泊設備による受診者の宿泊が可能であり、受診者は任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断が可能なことを特徴とする。また、その運用にあたっては、受診者の外出を禁ずることなく、かつ受診者の都合の良い任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断を行うことを特徴とする。
【0005】
最近の医療技術の進歩にあっては、医師又は看護婦が直接受診者の肉体に触れることなく、また、受診者に特段の負担をかけることなく、つまり無負荷又は低負荷で健康状態を調べることが可能となっている。無負荷又は低負荷型の診断設備とは、そのような最新の診断設備に係るものである。例えば、トイレにそのような無負荷又は低負荷型の診断設備を設置することで、受診者が健康診断を特段に意識することなく自然に排尿したときに、自動的に尿を採取し、必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を済ますことができる。例えば、受診者は、昼間は会社等に出勤し、夜にこの健康診断システムつまり人間ドックの宿泊設備に宿泊する。そして、受診者は任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能である。このように、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断・医療システムつまり人間ドックが提供される。この場合昼夜を問わず本人との連絡が可能であり又本人も何時でも外出ができる。また前述の神経過敏なグループの人達にとっても病院ではなくホテル並みの生活の中で健康診断を受けることができるので好都合である。
なお、本発明に係る非負荷型健康診断システムにおける「非負荷型」の定義は、「非拘束」(すなわち「検診のために受診者の日常生活を拘束しない」)と「無負荷」(すなわち「診断時に受診者に痛み・苦痛・緊張等の負荷をかけない」)という2つの大きな特徴を具備することに由来する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例につき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の健康診断システムの一実施例である非負荷型検診センター(換言すれば非負荷型人間ドック)1の構成を概念的に示すブロック図である。この非負荷型検診センター1は、受診者が宿泊するための宿泊設備R#1〜R#nと、無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nとを少なくとも具備し、必要に応じて、その他の健康診断設備2を具備すると共に、常駐の専門医師及び/又は健康管理トレーナによる健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受ける診察・トレーニング設備3を具備する。受診者がリラックスして宿泊し健康診断を受けるためには、宿泊設備R#1〜R#nはホテル並みの設備であるのが好ましい。
【0007】
診断設備E#1〜E#nは、受診者に特段の負担をかけることなく、つまり無負荷又は低負荷で健康状態を調べることが可能なものであり、公知の無負荷又は低負荷型の診断設備を使用することができる。例えば、複数の診断設備E#1〜E#nのいずれか1又は複数が、トイレに自動検尿装置を取り付けてなるものからなっていてよい。そのような自動検尿装置は、受診者がトイレに来たことを自動的に検知して作動し、受診者が排尿したときに、自動的に尿を採取し、必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を実行し、その検査結果を記録する。こうすることで、受診者が健康診断を特段に意識することなく自然に排尿したときに必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を行うことができるので、受診者に対して無負荷で健康診断を行うことができる。この尿検査に伴う健康診断結果は、中央のコンピュータ4にデータ伝送され、当該受診者のデータファイルに記録され、管理される。また、各診断設備E#1〜E#nが、その場で、健康診断結果をプリントアウトしたり、ディスプレイ表示して、当該受診者に即座に通知できるようになっていてもよい。なお、コンピュータ4に検査結果を記録する場合、トイレを使用した、つまり尿検査を受けた受診者が誰であるかを適切に特定する必要があるが、そのためにはどんな手法を採用してもよい。例えば、特定のトイレ(診断設備E#1〜E#n)と受診者とを予め1対1で対応付けて、専用に使用するようにしておけばよい。あるいは、この人間ドック1内にいるときには、受診者がIDカード等の所定のID情報発生媒体を携帯するものとし、トイレ(診断設備E#1〜E#n)を使用するとき、磁気式あるいは光学式あるいは電気式等適宜の方式で該媒体からID情報を自動的に読み取ることで、受診者ID情報をコンピュータ4に通知できるようになっていてもよい。
【0008】
なお、無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nは、前述の尿検査タイプのものに限らず、その他のタイプのものであってもよく、複数種類のタイプがあってもよい。以下に、種々の無負荷又は低負荷型の診断設備の例を列挙する。
(1)トイレタイプ:トイレの便器又は便座等に所定の診断設備を設置して所定の項目の検診を行うタイプ。このタイプによる可能な検診項目としては、体重測定、身長測定、体温測定、血圧測定、便検査などがある。
(2)浴室タイプ:浴室で入浴するとき必ず裸になるので、裸であることを活かした所定の項目の検査・測定を行うようにするとよい。
(3)テレピ電話タイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内にテレピ電話を設置し、宿泊している受診者がこのテレピ電話を介して検診担当医師と会話し、必要な問診を受け、かつ、テレピ電話の特徴を活かして眼底検査等を受ける。
(4)受話器タイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内に設置された電話の受話器に、肺機能測定装置を組み込んでおき、受診者が検診担当医師と電話しているとき、あるいは外部と電話しているときなどに、自動的に肺機能を測定・検査する。
(5)ベッドタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内のベッドに心電図測定機器や脈拍測定機器を設置し、受診者がベッドに寝たときに自然に心電図測定や脈拍測定などを行う。
(6)ドアタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#nの出入口ドアにセンサを設置しておき、出入りの頻度などを測定し、受診者の活性度判断の一助とする。
(7)ディジタル家電タイプ:宿泊設備R#1〜R#n内に設置する冷蔵庫、エアコン、テレビ、照明器具などの家電を、所定のディジタル処理機能(インテリジェント機能)を持つディジタル家電で構成し、それらの利用頻度、利用時間、利用パターンなどを測定・分析し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
(8)ライフラインセンサタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内に設置するガスや水道等のライフライン設備にセンサを設け、それらの利用頻度、利用時間、利用パターンなどを測定・分析し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
(9)人感知センサタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内あるいは検診センター1内に、人間の動きを感知するセンサ(赤外線センサやテレビカメラなど)を設置し、室内あるいは検診センター内における受診者の移動パターンや移動範囲を検出し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
【0009】
検診センター1内には、その他の健康診断設備2(無負荷又は低負荷型ではない他のすべての健康診断設備を含む)が適宜設けられていてよい。例えば、採血やレントゲン撮影等のための設備を含んでいてよい。この健康診断設備2によって行った検査の結果も、受診者ID情報と共にコンピュータ4にデータ伝送され、各受診者毎のデータファイルに記録され、管理される。
【0010】
診察・トレーニング設備3においては、専門医師及び/又は健康管理トレーナによる対面での健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受ける。例えば、ここでは、受診者が専門医師及び/又は健康管理トレーナに対面して診察もしくはカウンセルを受けることで、検査で病気が見つかる前の段階で、肥満体の人や成人病予備軍、喫煙者等々が有する特徴ある兆候が把握され、受診者個人のライフスタイルにあった適切な勧告及び/又は指導が行われる。これにより、生来人間に備わっている自然治癒能力、免疫力を高め、その結果病気を未然に防ぎ、より健康な体力づくりを目指すことができる。ここでの、診察及び/又は管理指導の結果も、受診者ID情報と共にコンピュータ4にデータ伝送され、各受診者毎のデータファイルに記録され、管理される。なお、専門医師は後述する医療センター10や専門病院16等に在駐していて、前述のようにテレビ電話等で受診者を問診するようになっていてもよい。
【0011】
この非負荷型検診センター(人間ドック)1では、受診者は、外出を禁じられることがなく、また、電話等で外部と随時連絡をとることもできる。例えば、受診者は、昼間は会社等に出勤し、夜にこの検診センター(人間ドック)1の宿泊設備R#1〜R#nに宿泊する。そして、この検診センター(人間ドック)にいる間、朝、昼、夜の任意の時間帯の都合の良いときに、受診者は診断設備E#1〜E#nを用いた無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能であり、また、その他の健康診断設備2による健康診断を受けることも可能であり、また、診察・トレーニング設備3における対面式の健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受けることも可能である。このように、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断・医療システムつまり人間ドックが提供される。この場合昼夜を問わず本人との連絡が可能であり又本人も何時でも外出ができる。また前述の神経過敏なグループの人達にとっても病院ではなくホテル並みの生活の中で健康診断を受けることができるので好都合である。オプションとして、宿泊検診中において、受診者の食事の適正指導を行うようにしてもよい。
【0012】
次に、上記のような非負荷型検診センター1を活用する医療検診システムの一構成例につき図2を参照して説明する。
検診を受ける各個人(受診者)11は、昼間は職場12で働き、夜になると家庭13に帰宅する感覚で検診センター1に戻り、該検診センター1で必要な検診を、上述のように非拘束・無負荷で、受ける。なお、例えば検診開始時に、受診したい検診項目を受診者本人の希望に沿って自由に選択できるようにするソフトウェアプログラムが起動され、該ソフトウェアプログラムの処理に従って適宜の入力端末機を用いて所望の検診項目の選択が行える。検診センター1内のコンピュータ4では、各受診者毎に選択された検診項目についての検診が行われるよう、各種の無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nの動作を管理し、かつその測定・検査データ等(以下「検診データ」という)を収集し、保存管理する。
【0013】
非負荷型検診センター1と医療センター10とが通信ネットワーク等を介して双方向通信可能なように連絡されており、検診センター1で収集した各受診者毎の検診データは、リアルタイムで、あるいは定期的に(例えば日毎)、あるいは検診の終了時等、適宜のタイミングで、医療センター10に送信される。医療センター10は、非負荷型検診センター1で行う検診全体を管理し、診断を下す機関であり、検診センター1で収集した各受診者毎の検診データを分析・評価し、専門医師等の判断に基づき、検診結果を出す。この医療センター10は、非負荷型検診センター1と同じ場所にあってもよいし、あるいは離隔された場所にあってもよい。なお、複数の非負荷型検診センター1を共通の医療センター10に双方向通信で連絡し、共通の医療センター10で複数の非負荷型検診センター1での検診に関する管理、分析、評価、検診結果判定等を行うようにしてもよい。
【0014】
医療センター10で出した検診結果は、事務管理部門である検診管理センター14を介して受診者本人に通知される。検診管理センター14は、所定の検診結果通知プログラムに従って、医療センター10で出した検診結果を受診者本人に通知する。同時に、医療センター10からデータ管理センター15に対して検診結果データが送信又は送付され、該データ管理センター15にて、各受診者個人毎の検診結果データベースに保存される。ここに保存された各受診者個人毎の検診結果データは、次回の検診の機会等において適宜参照・利用可能である。一方、要注意の検診結果が出た場合は、その旨が専門病院16に通知され、該当する受診者個人に対して該専門病院16で精密検査を受けるように促す。また、検診結果によっては、該当する受診者個人を医療センター10に呼び、該検診結果に応じた適切なカウンセリングを行う。一方、検診センター1に各種の診断設備/機器を納品した医療機器メーカ17は、必要に応じて随時これらの各種診断設備/機器の保守を行う。
【0015】
次に、上記のような非負荷型検診センター1の運営形態の一例につき図3を参照して説明する。
本発明で提案するような非負荷型検診センター1は、本願出願の時点ではまだ現存していないが、信頼性ある運営を遂行するためには、地方自治体あるいは国から正式認定を受けた機関/団体が運営を行うのが望ましい。その場合、第三者による評価委員会18を設置し、検診センター1の運営の評価と提言等(信頼性評価、問題点抽出、改良策提言など)を行うようにするのが望ましい。評価委員会18の構成員は、医療に関しては大学医学部の教授等、診断設備/機器等に関しては大学理工学部の教授等、その他の有識者で構成されるものとし、様々な医療機器メーカ17が提供する診断設備/機器の評価、認定、採用可否決定を行い、また、新規機器の各医療機器メーカ17に対する開発提言等をも行うものとする。また、評価委員会18は、受診者として検診センター1を利用した各個人の意見等をモニターし、これをも参考にして、上記の評価と提言等を行うものとする。
【0016】
上述した実施例に係る非負荷型検診システムによれば、次のような特徴を有する。
(1)非負荷型つまり非拘束・無負荷で健康診断を行うことができるので、受診者は、検診に伴う苦痛・緊張等を意識することなく、自然体で健康診断を受けることができる。これにより、検診への積極的参加を促すことができる。
(2)その結果、健康診断を受ける機会が増し、日常生活の中で健康管理を促進することができる。
(3)検診センターとして、各地域の遊休施設(例えば遊休公共施設)を転用するようにすれば、地域社会の活性化にもつながる。
(4)非負荷型検診によって高齢者も受診し易いものとなり、高齢者の健康管理の充実化を図ることができる。また、来るべき高齢者社会へのインフラ整備にもつながる。
(5)無負荷又は低負荷型の診断設備つまり最新の診断設備/機器を取り入れることで、先端技術の集約化を図ることができ、コスト削減にもつながる。
(6)高度専門病院の業務集約化を行うことができ、医療環境の充実化にもつながる。
(7)無負荷又は低負荷型の診断設備を積極的に採用することにより、この種のの無負荷又は低負荷型の医療機器の普及・定着に役立つ。これに伴い、この種のの無負荷又は低負荷型の医療機器・設備を一般住宅設備として一般住宅にも普及させることが期待できる。
(8)無負荷又は低負荷型の診断設備等各種医療機器の評価・改良・開発の場として検診センターを活用することで、これらの診断設備/医療機器の室の充実化を図ることができる。
(9)非負荷型つまり非拘束・無負荷で健康診断を行うことができるので、或る程度の日数をかけて健康診断を行うことがやり易くなり、同じ検診を何回か繰返すことで検診データの平均化を図り、検診結果に対する信頼性を高めることができる。
(10)オプションとして、食事の適正指導を宿泊検診中に持続的に行えるので、食生活の改善指導を行いやすい。
【0017】
【発明の効果】
以上の通り、この発明によれば、宿泊設備と無負荷又は低負荷型の診断設備とを具備するので、受診者は任意の時間帯で無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能であり、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断システムつまり次世代型の人間ドックが提供される。従って、従来知られたような拘束型人間ドックの欠点を解消した、受診者にとって使い勝手のよい、非負荷型の健康診断システム及びその運用方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康診断システムの一実施例である非負荷型検診センター(非負荷型人間ドック)の構成を概念的に示すブロック図。
【図2】図1に示されたような非負荷型検診センターを活用する医療検診システムの一構成例を概念的に示すブロック図。
【図3】図1、図2に示されたような非負荷型検診センターの運営形態の一例を概念的に示すブロック図。
【符号の説明】
1 非負荷型検診センター(非負荷型人間ドック)
R#1〜R#n 宿泊設備
E#1〜E#n 無負荷又は低負荷型の診断設備
2 その他の健康診断設備
3 診察・トレーニング設備
4 コンピュータ
10 医療センター
14 検診管理センター
15 データ管理センター
16 専門病院
17 医療機器メーカ
18 評価委員会
【発明の属する技術分野】
本発明は、次世代型ともいうべき新規なタイプの人間ドック式の健康診断システム及び方法に関し、特に、受診者を拘束することなく、かつ無負荷又は低負荷での健康診断を行う非負荷型健康診断システム及びその運用方法に関する。
【0002】
【従来技術】
高齢化社会の到来により今後ますます医療の充実が重要となる。幾つになっても充実した人生を全うするためには健康が肝要である。病気がちな身をもてあまし治療に明け暮れる事後医療(2次予防)から病気予防型の予知診断型の人間ドック健康診断(1次予防)の必要性が叫ばれている。要するに、人間ドック式健康診断により、早期発見、早期治療を可能にしようとするものである。しかし、従来知られた人間ドックは、受診者を拘束し、外部との連絡を遮断した上で、必要な項目の健康診断を一気に効率的に行うものである。従って、受診者が一旦従来型の人間ドックに入るや外部と遮断され連絡が取れなくなるので、働き盛りの有能なビジネスマン等は、彼らの日常生活の中で多忙を極めているが故に、従来の拘束型人間ドック式健康診断を受診する為の日程を割くのが困難となっている。また、具体的な健康診断の方法も、採尿、採血、聴診器診療、注射等で、受診者に負荷・ストレスを与えるものである。そのため、神経過敏なグループの人たちの中には、聴診器をあてられたり注射をされるのを嫌って人間ドックに行かない人たちもいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このように従来知られた人間ドックは拘束型のものであり、受診者にとって使い勝手のよいものではなかった。よって、ドックへ入院の当事者も彼にかかわる外部の人たちもお互いに表面的には人間ドックへの診断入院を納得しあっていても、実際には迷惑しているのがこの拘束型人間ドックの実状である。また、従来知られた人間ドックにおける健康診断の方法は、受診者に負荷を与えるものであるため、その意味でも、受診者にとって使い勝手のよいものではなかった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、従来知られたような拘束型人間ドックの欠点を解消した、受診者にとって使い勝手のよい、次世代型の健康診断システム及びその運用方法を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る健康診断システムは、宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成され、前記宿泊設備による受診者の宿泊が可能であり、受診者は任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断が可能なことを特徴とする。また、その運用にあたっては、受診者の外出を禁ずることなく、かつ受診者の都合の良い任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断を行うことを特徴とする。
【0005】
最近の医療技術の進歩にあっては、医師又は看護婦が直接受診者の肉体に触れることなく、また、受診者に特段の負担をかけることなく、つまり無負荷又は低負荷で健康状態を調べることが可能となっている。無負荷又は低負荷型の診断設備とは、そのような最新の診断設備に係るものである。例えば、トイレにそのような無負荷又は低負荷型の診断設備を設置することで、受診者が健康診断を特段に意識することなく自然に排尿したときに、自動的に尿を採取し、必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を済ますことができる。例えば、受診者は、昼間は会社等に出勤し、夜にこの健康診断システムつまり人間ドックの宿泊設備に宿泊する。そして、受診者は任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能である。このように、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断・医療システムつまり人間ドックが提供される。この場合昼夜を問わず本人との連絡が可能であり又本人も何時でも外出ができる。また前述の神経過敏なグループの人達にとっても病院ではなくホテル並みの生活の中で健康診断を受けることができるので好都合である。
なお、本発明に係る非負荷型健康診断システムにおける「非負荷型」の定義は、「非拘束」(すなわち「検診のために受診者の日常生活を拘束しない」)と「無負荷」(すなわち「診断時に受診者に痛み・苦痛・緊張等の負荷をかけない」)という2つの大きな特徴を具備することに由来する。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の一例につき図面を参照して説明する。
図1は、本発明の健康診断システムの一実施例である非負荷型検診センター(換言すれば非負荷型人間ドック)1の構成を概念的に示すブロック図である。この非負荷型検診センター1は、受診者が宿泊するための宿泊設備R#1〜R#nと、無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nとを少なくとも具備し、必要に応じて、その他の健康診断設備2を具備すると共に、常駐の専門医師及び/又は健康管理トレーナによる健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受ける診察・トレーニング設備3を具備する。受診者がリラックスして宿泊し健康診断を受けるためには、宿泊設備R#1〜R#nはホテル並みの設備であるのが好ましい。
【0007】
診断設備E#1〜E#nは、受診者に特段の負担をかけることなく、つまり無負荷又は低負荷で健康状態を調べることが可能なものであり、公知の無負荷又は低負荷型の診断設備を使用することができる。例えば、複数の診断設備E#1〜E#nのいずれか1又は複数が、トイレに自動検尿装置を取り付けてなるものからなっていてよい。そのような自動検尿装置は、受診者がトイレに来たことを自動的に検知して作動し、受診者が排尿したときに、自動的に尿を採取し、必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を実行し、その検査結果を記録する。こうすることで、受診者が健康診断を特段に意識することなく自然に排尿したときに必要な項目の尿検査及び前立腺肥大検査等を行うことができるので、受診者に対して無負荷で健康診断を行うことができる。この尿検査に伴う健康診断結果は、中央のコンピュータ4にデータ伝送され、当該受診者のデータファイルに記録され、管理される。また、各診断設備E#1〜E#nが、その場で、健康診断結果をプリントアウトしたり、ディスプレイ表示して、当該受診者に即座に通知できるようになっていてもよい。なお、コンピュータ4に検査結果を記録する場合、トイレを使用した、つまり尿検査を受けた受診者が誰であるかを適切に特定する必要があるが、そのためにはどんな手法を採用してもよい。例えば、特定のトイレ(診断設備E#1〜E#n)と受診者とを予め1対1で対応付けて、専用に使用するようにしておけばよい。あるいは、この人間ドック1内にいるときには、受診者がIDカード等の所定のID情報発生媒体を携帯するものとし、トイレ(診断設備E#1〜E#n)を使用するとき、磁気式あるいは光学式あるいは電気式等適宜の方式で該媒体からID情報を自動的に読み取ることで、受診者ID情報をコンピュータ4に通知できるようになっていてもよい。
【0008】
なお、無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nは、前述の尿検査タイプのものに限らず、その他のタイプのものであってもよく、複数種類のタイプがあってもよい。以下に、種々の無負荷又は低負荷型の診断設備の例を列挙する。
(1)トイレタイプ:トイレの便器又は便座等に所定の診断設備を設置して所定の項目の検診を行うタイプ。このタイプによる可能な検診項目としては、体重測定、身長測定、体温測定、血圧測定、便検査などがある。
(2)浴室タイプ:浴室で入浴するとき必ず裸になるので、裸であることを活かした所定の項目の検査・測定を行うようにするとよい。
(3)テレピ電話タイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内にテレピ電話を設置し、宿泊している受診者がこのテレピ電話を介して検診担当医師と会話し、必要な問診を受け、かつ、テレピ電話の特徴を活かして眼底検査等を受ける。
(4)受話器タイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内に設置された電話の受話器に、肺機能測定装置を組み込んでおき、受診者が検診担当医師と電話しているとき、あるいは外部と電話しているときなどに、自動的に肺機能を測定・検査する。
(5)ベッドタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内のベッドに心電図測定機器や脈拍測定機器を設置し、受診者がベッドに寝たときに自然に心電図測定や脈拍測定などを行う。
(6)ドアタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#nの出入口ドアにセンサを設置しておき、出入りの頻度などを測定し、受診者の活性度判断の一助とする。
(7)ディジタル家電タイプ:宿泊設備R#1〜R#n内に設置する冷蔵庫、エアコン、テレビ、照明器具などの家電を、所定のディジタル処理機能(インテリジェント機能)を持つディジタル家電で構成し、それらの利用頻度、利用時間、利用パターンなどを測定・分析し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
(8)ライフラインセンサタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内に設置するガスや水道等のライフライン設備にセンサを設け、それらの利用頻度、利用時間、利用パターンなどを測定・分析し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
(9)人感知センサタイプ:宿泊設備(室)R#1〜R#n内あるいは検診センター1内に、人間の動きを感知するセンサ(赤外線センサやテレビカメラなど)を設置し、室内あるいは検診センター内における受診者の移動パターンや移動範囲を検出し、受診者の活性度や生活パターン等の判定の一助とする。
【0009】
検診センター1内には、その他の健康診断設備2(無負荷又は低負荷型ではない他のすべての健康診断設備を含む)が適宜設けられていてよい。例えば、採血やレントゲン撮影等のための設備を含んでいてよい。この健康診断設備2によって行った検査の結果も、受診者ID情報と共にコンピュータ4にデータ伝送され、各受診者毎のデータファイルに記録され、管理される。
【0010】
診察・トレーニング設備3においては、専門医師及び/又は健康管理トレーナによる対面での健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受ける。例えば、ここでは、受診者が専門医師及び/又は健康管理トレーナに対面して診察もしくはカウンセルを受けることで、検査で病気が見つかる前の段階で、肥満体の人や成人病予備軍、喫煙者等々が有する特徴ある兆候が把握され、受診者個人のライフスタイルにあった適切な勧告及び/又は指導が行われる。これにより、生来人間に備わっている自然治癒能力、免疫力を高め、その結果病気を未然に防ぎ、より健康な体力づくりを目指すことができる。ここでの、診察及び/又は管理指導の結果も、受診者ID情報と共にコンピュータ4にデータ伝送され、各受診者毎のデータファイルに記録され、管理される。なお、専門医師は後述する医療センター10や専門病院16等に在駐していて、前述のようにテレビ電話等で受診者を問診するようになっていてもよい。
【0011】
この非負荷型検診センター(人間ドック)1では、受診者は、外出を禁じられることがなく、また、電話等で外部と随時連絡をとることもできる。例えば、受診者は、昼間は会社等に出勤し、夜にこの検診センター(人間ドック)1の宿泊設備R#1〜R#nに宿泊する。そして、この検診センター(人間ドック)にいる間、朝、昼、夜の任意の時間帯の都合の良いときに、受診者は診断設備E#1〜E#nを用いた無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能であり、また、その他の健康診断設備2による健康診断を受けることも可能であり、また、診察・トレーニング設備3における対面式の健康診断・診察及び/又は健康管理指導を受けることも可能である。このように、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断・医療システムつまり人間ドックが提供される。この場合昼夜を問わず本人との連絡が可能であり又本人も何時でも外出ができる。また前述の神経過敏なグループの人達にとっても病院ではなくホテル並みの生活の中で健康診断を受けることができるので好都合である。オプションとして、宿泊検診中において、受診者の食事の適正指導を行うようにしてもよい。
【0012】
次に、上記のような非負荷型検診センター1を活用する医療検診システムの一構成例につき図2を参照して説明する。
検診を受ける各個人(受診者)11は、昼間は職場12で働き、夜になると家庭13に帰宅する感覚で検診センター1に戻り、該検診センター1で必要な検診を、上述のように非拘束・無負荷で、受ける。なお、例えば検診開始時に、受診したい検診項目を受診者本人の希望に沿って自由に選択できるようにするソフトウェアプログラムが起動され、該ソフトウェアプログラムの処理に従って適宜の入力端末機を用いて所望の検診項目の選択が行える。検診センター1内のコンピュータ4では、各受診者毎に選択された検診項目についての検診が行われるよう、各種の無負荷又は低負荷型の診断設備E#1〜E#nの動作を管理し、かつその測定・検査データ等(以下「検診データ」という)を収集し、保存管理する。
【0013】
非負荷型検診センター1と医療センター10とが通信ネットワーク等を介して双方向通信可能なように連絡されており、検診センター1で収集した各受診者毎の検診データは、リアルタイムで、あるいは定期的に(例えば日毎)、あるいは検診の終了時等、適宜のタイミングで、医療センター10に送信される。医療センター10は、非負荷型検診センター1で行う検診全体を管理し、診断を下す機関であり、検診センター1で収集した各受診者毎の検診データを分析・評価し、専門医師等の判断に基づき、検診結果を出す。この医療センター10は、非負荷型検診センター1と同じ場所にあってもよいし、あるいは離隔された場所にあってもよい。なお、複数の非負荷型検診センター1を共通の医療センター10に双方向通信で連絡し、共通の医療センター10で複数の非負荷型検診センター1での検診に関する管理、分析、評価、検診結果判定等を行うようにしてもよい。
【0014】
医療センター10で出した検診結果は、事務管理部門である検診管理センター14を介して受診者本人に通知される。検診管理センター14は、所定の検診結果通知プログラムに従って、医療センター10で出した検診結果を受診者本人に通知する。同時に、医療センター10からデータ管理センター15に対して検診結果データが送信又は送付され、該データ管理センター15にて、各受診者個人毎の検診結果データベースに保存される。ここに保存された各受診者個人毎の検診結果データは、次回の検診の機会等において適宜参照・利用可能である。一方、要注意の検診結果が出た場合は、その旨が専門病院16に通知され、該当する受診者個人に対して該専門病院16で精密検査を受けるように促す。また、検診結果によっては、該当する受診者個人を医療センター10に呼び、該検診結果に応じた適切なカウンセリングを行う。一方、検診センター1に各種の診断設備/機器を納品した医療機器メーカ17は、必要に応じて随時これらの各種診断設備/機器の保守を行う。
【0015】
次に、上記のような非負荷型検診センター1の運営形態の一例につき図3を参照して説明する。
本発明で提案するような非負荷型検診センター1は、本願出願の時点ではまだ現存していないが、信頼性ある運営を遂行するためには、地方自治体あるいは国から正式認定を受けた機関/団体が運営を行うのが望ましい。その場合、第三者による評価委員会18を設置し、検診センター1の運営の評価と提言等(信頼性評価、問題点抽出、改良策提言など)を行うようにするのが望ましい。評価委員会18の構成員は、医療に関しては大学医学部の教授等、診断設備/機器等に関しては大学理工学部の教授等、その他の有識者で構成されるものとし、様々な医療機器メーカ17が提供する診断設備/機器の評価、認定、採用可否決定を行い、また、新規機器の各医療機器メーカ17に対する開発提言等をも行うものとする。また、評価委員会18は、受診者として検診センター1を利用した各個人の意見等をモニターし、これをも参考にして、上記の評価と提言等を行うものとする。
【0016】
上述した実施例に係る非負荷型検診システムによれば、次のような特徴を有する。
(1)非負荷型つまり非拘束・無負荷で健康診断を行うことができるので、受診者は、検診に伴う苦痛・緊張等を意識することなく、自然体で健康診断を受けることができる。これにより、検診への積極的参加を促すことができる。
(2)その結果、健康診断を受ける機会が増し、日常生活の中で健康管理を促進することができる。
(3)検診センターとして、各地域の遊休施設(例えば遊休公共施設)を転用するようにすれば、地域社会の活性化にもつながる。
(4)非負荷型検診によって高齢者も受診し易いものとなり、高齢者の健康管理の充実化を図ることができる。また、来るべき高齢者社会へのインフラ整備にもつながる。
(5)無負荷又は低負荷型の診断設備つまり最新の診断設備/機器を取り入れることで、先端技術の集約化を図ることができ、コスト削減にもつながる。
(6)高度専門病院の業務集約化を行うことができ、医療環境の充実化にもつながる。
(7)無負荷又は低負荷型の診断設備を積極的に採用することにより、この種のの無負荷又は低負荷型の医療機器の普及・定着に役立つ。これに伴い、この種のの無負荷又は低負荷型の医療機器・設備を一般住宅設備として一般住宅にも普及させることが期待できる。
(8)無負荷又は低負荷型の診断設備等各種医療機器の評価・改良・開発の場として検診センターを活用することで、これらの診断設備/医療機器の室の充実化を図ることができる。
(9)非負荷型つまり非拘束・無負荷で健康診断を行うことができるので、或る程度の日数をかけて健康診断を行うことがやり易くなり、同じ検診を何回か繰返すことで検診データの平均化を図り、検診結果に対する信頼性を高めることができる。
(10)オプションとして、食事の適正指導を宿泊検診中に持続的に行えるので、食生活の改善指導を行いやすい。
【0017】
【発明の効果】
以上の通り、この発明によれば、宿泊設備と無負荷又は低負荷型の診断設備とを具備するので、受診者は任意の時間帯で無負荷又は低負荷での健康診断を受けることが可能であり、昼間の勤務時間帯は従来通り仕事に行き、夜だけ泊まればよいというホテル住まいの宿泊型健康診断システムつまり次世代型の人間ドックが提供される。従って、従来知られたような拘束型人間ドックの欠点を解消した、受診者にとって使い勝手のよい、非負荷型の健康診断システム及びその運用方法が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の健康診断システムの一実施例である非負荷型検診センター(非負荷型人間ドック)の構成を概念的に示すブロック図。
【図2】図1に示されたような非負荷型検診センターを活用する医療検診システムの一構成例を概念的に示すブロック図。
【図3】図1、図2に示されたような非負荷型検診センターの運営形態の一例を概念的に示すブロック図。
【符号の説明】
1 非負荷型検診センター(非負荷型人間ドック)
R#1〜R#n 宿泊設備
E#1〜E#n 無負荷又は低負荷型の診断設備
2 その他の健康診断設備
3 診察・トレーニング設備
4 コンピュータ
10 医療センター
14 検診管理センター
15 データ管理センター
16 専門病院
17 医療機器メーカ
18 評価委員会
Claims (2)
- 宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成され、前記宿泊設備による受診者の宿泊が可能であり、受診者は任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断が可能なことを特徴とする健康診断システム。
- 宿泊設備と、無負荷又は低負荷型の診断設備とで少なくとも構成される人間ドックにおける運用方法であって、受診者の外出を禁ずることなく、かつ受診者の都合の良い任意の時間帯で前記診断設備を用いた無負荷又は低負荷での健康診断を行うことを特徴とする健康診断の運用方法。
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|---|---|---|---|
| JP2002176019A JP2004016500A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 非負荷型健康診断システム及びその運用方法 |
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|---|---|
| JP2004016500A true JP2004016500A (ja) | 2004-01-22 |
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| JP2002176019A Pending JP2004016500A (ja) | 2002-06-17 | 2002-06-17 | 非負荷型健康診断システム及びその運用方法 |
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Cited By (3)
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