JP2004103751A - 半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】パッドを配置するための面積や内部資源を配置するための面積に無駄な面積を生じさせず、半導体チップの面積を小さくすることが可能な半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体チップ1の四隅には、入出力インターフェイスとなるパッド2が配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。この四隅に配置されたパッド2は、従来の技術の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドを四隅に集約して配置されている。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。
【選択図】 図1
【解決手段】半導体チップ1の四隅には、入出力インターフェイスとなるパッド2が配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。この四隅に配置されたパッド2は、従来の技術の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドを四隅に集約して配置されている。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に係る発明であって、特に、半導体チップ内のパッドの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に、従来の技術の半導体装置の平面図を示す。半導体チップ101の外周の四辺には、入出力インターフェイスとなるパッド102が配置されている。半導体チップ101の四隅には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク103が設けられる。ここで、パッド102や特殊マーク103が配置される領域をパッド領域Aとする。このパッド領域Aに囲まれた領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源104が配置されている。この内部資源104は、パッド102に接続され必要な信号が入出力されている。この内部資源104が配置される領域を内部資源領域Bとする。
【0003】
図7のような構成を採る半導体装置として、例えばシングルチップマイクロコンピュータなどがある。このシングルチップマイクロコンピュータの四辺に配置されたパッド102は、主にLQFP(Low profile Quad Flat Package)パッケージなどの多ピンアセンブリパッケージに対応している。近年、プロセスルールの微細化に伴い内部資源104の集積化が進み、半導体チップ101の面積を小さくすることが望まれている。
【0004】
この半導体チップ101の面積は、パッド領域Aの面積に内部資源領域Bの面積を加えた面積である。そして、パッド領域Aの面積は、内部資源領域Bの面積を囲むように設けられているため、内部資源領域Bの面積により制限を受ける。逆に、内部資源領域Bの面積もパッド領域Aの面積により制限を受ける。
【0005】
例えば、内部資源領域Bの面積が小さい半導体チップ101に比べて、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101の方が、その周りに設けられるパッド領域Aの面積も大きくなる。このときパッド102の数が同数であれば、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101では、パッド領域Aの面積にパッド102等が配置されない無駄な面積が多くなる。よって、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101では、半導体チップ101の面積を小さく最適化することが困難となる。
【0006】
また、パッド102の数が少ない半導体チップ101に比べて、パッド102の数が多い半導体チップ101では、パッド領域Aの面積を大きくする必要があり、それ囲まれる内部資源領域Bの面積も大きくなる。このとき内部資源104の面積(実際に配置される内部資源104の面積)が同じであれば、パッド102の数が多い半導体チップ101では、内部資源領域Bの面積に内部資源104が配置されない無駄な面積が多くなる。そのため、パッド102の数が多い半導体チップ101では、半導体チップ101の面積を小さく最適化することは困難となる。
【0007】
上記のような制限を回避するパッド102の配置として、パッド102の数が多い半導体チップ101であっても、内部資源領域Bの面積が小さくできるパッド102の配置を図8に示す。図8では、複数列(2列)のパッド102を配置した半導体チップ101である。このように複数列のパッド配置とすることにより、1列にパッド102を配置する場合に比べて、パッド102が配置される領域の四辺の長さを短くできる。そのため、パッド領域Aに囲まれた、内部資源領域Bの面積を小さくすることができる。
【0008】
また、図9に複数列のパッド102が配置された半導体チップ101の平面図を示す。図9では、図8のパッド102の配置に比べて、外側のパッド形状が、半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形である点が異なる。このようなパッド形状とすることにより、外側のパッド102に接続される金線105の位置に自由度が増し、複数列のパッド102間で金線105が接触しないようにボンディングすることが可能となる。図8及び図9に示したパッドの配置及び形状についての内容は、特許文献1に詳しい。
【0009】
さらに、複数列のパッド配置とした場合、パッドの形状を矩形とするよりも五角形以上の多角形とする方が、パッド領域Aの面積を小さくすることができる。これは図10に示すように形状が矩形のパッド102の場合、列間のパッド間のショートを防止する必要があるため対角方向に隣接したパッド間の対角距離106を十分取らなければならない。一方、図10に示すように形状が五角形以上の多角形のパッド107の場合、パッド107の形状から対角方向に隣接したパッド間のショートを考える必要がなくなる。そのため、形状が矩形のパッド102とする場合に比べて五角形以上の多角形のパッド107とする場合の方が、列間のパッド間距離108を短くすることができ、パッド領域Aの面積を小さくすることができる。よって、半導体チップ101の面積を小さくすることができる。図10に示した内容については、特許文献2に詳しい。
【0010】
【特許文献1】特開平11−45903号公報
【特許文献2】特開昭60−35524号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図8又は図9のように複数列のパッド配置であっても、パッド領域Aが内部資源領域Bを囲む構成には変わりがない。そのため、内部資源領域Bの面積とパッド領域Aの面積とが、互いに制限される関係は残ることになる。
【0012】
そのため、複数列のパッド配置としてパッド領域Aの面積を小さくすることができても、内部資源領域Bに配置される内部資源104の面積により制限されるため、パッド102が配置されない無駄な面積をパッド領域Aから完全に排除できない問題点がある。逆に、内部資源104の面積が大きい場合には、それに伴いパッド領域Aの面積も大きくなるため、複数列のパッド配置としなくとも十分にパッド102を配置することができる場合もある。その場合に、仮にパッド102の配置を複数列にすると、パッド領域Aにパッド102が配置されない無駄な面積が生じてしまう。
【0013】
一方、図10に示したパッドの形状を五角形以上の多角形とする構成も、パッド領域Aの面積自体を小さくする点においては貢献するが、パッド領域Aの面積と内部資源領域Bの面積とが互いに制限される関係を解消できない。そのため、上記の複数列のパッド配置と同様の問題点が残る。
【0014】
そこで、本発明は、パッドを配置するための面積や内部資源を配置するための面積に無駄な面積を生じさせず、半導体チップの面積を小さくすることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る解決手段は、半導体チップの四隅に配置される入出力インターフェイスのパッドと、パッドに接続され、半導体チップのパッドが配置された四隅以外に配置される内部資源とを備え、一の隅に配置されたパッドと隣接する他の隅に配置されるパッドの間にも内部資源が配置させている。
【0016】
本発明の請求項2に係る解決手段は、請求項1記載の半導体装置であって、パッドは、半導体チップの四隅に複数列配置されている。
【0017】
本発明の請求項3に係る解決手段は、請求項2記載の半導体装置であって、複数列のパッドは、半導体チップの内側のパッドより外側のパッドの方が半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形である。
【0018】
本発明の請求項4に係る解決手段は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置であって、パッドは、形状が円に近い多角形である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1に本実施の形態に係る半導体装置の平面図を示す。半導体チップ1の四隅には、入出力インターフェイスとなるパッド2が配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。この四隅に配置されたパッド2は、従来の技術の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドを四隅に集約して配置されている。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。なお、図1のパッド領域3には、それぞれ1列のパッド2が配置されている例が図示されている。
【0021】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド2に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図1では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0022】
本実施の形態では、パッド2が半導体チップ1の四隅に配置されているため、半導体チップ1の四辺の中央部にはそれぞれ内部資源領域6が設けられている。しかし、電源配線(図示せず)が、この中央部も含め半導体チップ1の四辺に沿って設けられており、この中央部の内部資源領域6に内部資源5を配置すると電源配線と内部資源5の配線とがショートする場合も考えられる。そこで、半導体チップ1では多層配線構造を採用し、電源配線は上層に内部資源5の配線は下層に配線して、電源配線と内部資源5の配線とのショートを回避している。これにより、半導体チップ1の四辺の中央部にも、何の問題もなく内部資源5を配置することができる。
【0023】
また、本実施の形態でも半導体チップ1の面積は、パッド領域3の面積に内部資源領域6の面積を加えた面積である。しかし、従来の技術のようにパッド領域の面積は、内部資源領域6の面積を囲むように設けられておらず、内部資源領域6の面積とパッド領域3の面積とはお互いに制限されることはない。
【0024】
例えば、内部資源領域6の面積が小さい半導体チップ1であっても、内部資源領域6の面積が大きい半導体チップ1であっても、パッド2の数が同じであればパッド領域3の面積は同じになる。そのため、パッド領域3の面積には無駄な面積が生じず、半導体チップ1の面積を最適化することができる。また、パッド2の数が少ない半導体チップ1であっても、パッド2の数が多い半導体チップ1であっても、実際に配置される内部資源5の面積が同じであれば内部資源領域6の面積も同じになる。そのため、内部資源領域6の面積には無駄な面積が生じず、半導体チップ1の面積を最適化することができる。
【0025】
従って、本実施の形態では、パッド2の配置を最適化し、内部資源5の配置を最適化すれば、トータルとしての半導体チップ1の面積が最適化される。従来の技術のようなパッド領域3の面積と内部資源領域6の面積とがお互いに制限される場合に比べて、本実施の形態の半導体チップ1の面積は、小さくすることが可能となる。なお、本実施の形態では、あらかじめパッド2の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができ、パッド領域3の面積を小さくすることができる。
【0026】
以下に、本実施の形態に係る具体例について説明する。図2に、本実施の形態のパッド配置を利用したシングルチップマイクロコンピュータの平面図を示す。
【0027】
図2の内部資源5を配置するための内部資源領域6の面積は、約27mm2必要である。しかし、本実施の形態では、シングルチップマイクロコンピュータである半導体チップ1の四辺の中央部にも内部資源5を配置することができ、パッド領域3を含めた半導体チップ1の面積は約37mm2にすることが可能である。図2では、左右の半導体チップ1の四辺の中央部のみに内部資源5が配置され、上下部分には配置されていない。そのため、内部資源5の配置の方法によっては、さらに半導体チップ1の面積を小さくすることが可能である。
【0028】
図3に、従来の技術のパッド配置を利用したシングルチップマイクロコンピュータの平面図を示す。図3の内部資源5を配置するための内部資源領域6の面積も、図2と同様に約27mm2必要であるとすると、従来の技術のパッド配置では、内部資源領域6を囲むようにパッド領域3を設けなければならないため、図3に示すシングルチップマイクロコンピュータである半導体チップ1の面積は、約41mm2必要となる。つまり、本実施の形態を利用し、図2に示すようなシングルチップマイクロコンピュータを作製すれば、約1割程度半導体チップ1の面積を小さくすることが可能となる。
【0029】
(実施の形態2)
図4に、本実施の形態に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッド2は、千鳥状に2列に配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド2には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0030】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド2に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図4では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0031】
実施の形態1では、従来の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドが四隅に集約して配置されているが、パッドの数が多いと1列配置のままでは四隅に集約するにも限界がある。そこで、本実施の形態では、パッド2を配列を千鳥状に2列に配置して、より多数のパッド2を四隅に集約することが可能にしている。パッド2が千鳥状に2列に配置されている点以外は、本実施の形態は、実施の形態1と同じ構成である。
【0032】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド2が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッド2が千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。また、本実施の形態でも、あらかじめパッド2の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0033】
(変形例1)
図5に、本実施の形態の変形例に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッドは、外側の列に配置されたパッド8と内側の列に配置されたパッド9が千鳥状に2列に配置されている。このパッド8は、半導体チップ1の四辺に沿って長い形状の矩形である。一方、パッド9は、実施の形態2のパッド2と同じくほぼ正方形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド8及びパッド9の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド8及びパッド9には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0034】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド8及びパッド9に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図5では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0035】
実施の形態2では、ほぼ正方形であるパッド2が千鳥状に2列に配置されている。しかし、ほぼ正方形の形状では、金線7の接続位置に自由度がなく、金線7が互いにオーバーラップして電気的に不良が起こる場合も考えられる。そこで、本変形例のように半導体チップ1の外側の列に配置されたパッド8は、半導体チップ1の四辺に沿って長い形状の矩形にする。これにより、パッド8に接続される金線7は、半導体チップ1の四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことになり、金線7が互いにオーバーラップして電気的に不良が起こる不具合も回避することができる。パッド8の形状以外は、本変形例は、実施の形態2と同じ構成である。
【0036】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド8及びパッド9が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッドが千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。この場合、より半導体チップ1の外側の列に配置されるパッドの形状は、半導体チップ1の四辺に沿ってより長い形状の矩形となる。これにより、半導体チップ1のより外側の列に配置されたパッドに接続される金線7が、半導体チップ1の四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことになる。また、本変形例でも、あらかじめパッド8及びパッド9の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0037】
(変形例2)
図6に、本実施の形態の変形例に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッド10は、千鳥状に2列に配置されている。このパッド10は、実施の形態2のパッド2の形状と異なり円に近い多角形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド10の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド10には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0038】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド10に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図6では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0039】
実施の形態2では、ほぼ正方形であるパッド2が千鳥状に2列に配置されている。しかし、ほぼ正方形の形状では、パッド間のショートを防止する必要があるため対角方向に隣接したパッド間の対角距離を十分取らなければならなかった。この制約により、半導体チップ1の外側と内側に設けられたパッドのパッド間距離を短くすることができなかった。そこで、本変形例のように、パッド10の形状を円に近い多角形にすることで、対角方向に隣接したパッド間のショートを考える必要がなくなり、パッド間の対角距離の制約を受けずに半導体チップ1の外側と内側に設けられたパッドのパッド間距離を短くすることができる。従って、本変形例では、より多数のパッド10を四隅に集約することが可能にしている。パッド10の形状以外は、本変形例は、実施の形態2と同じ構成である。
【0040】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド10が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッド10が千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。また、本変形例でも、あらかじめパッド10の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の半導体装置は、半導体チップの四隅に配置された入出力インターフェイスのパッドを備えるので、トータルとしての半導体装置の面積が最適化できる効果がある。
【0042】
本発明の請求項2に記載の半導体装置は、半導体チップの四隅に複数列配置されているので、より多数のパッドを四隅に集約することが可能にする効果がある。
【0043】
本発明の請求項3に記載の半導体装置は、半導体チップの内側のパッドより外側のパッドの方が半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形であるので、パッドに接続される金線が、半導体チップの四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことができる効果がある。
【0044】
本発明の請求項4に記載の半導体装置は、パッド形状が円に近い多角形であるので、パッド間のショートを回避しつつ、より多数のパッドを四隅に集約することが可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。
【図3】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図7】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図8】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図9】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図10】従来の技術に係るパッド部分の平面図である。
【符号の説明】
1,101 半導体チップ、2,8,9,10,102,107 パッド、3パッド領域、4,103 特殊マーク、5,104 内部資源、6 内部資源領域、7,105 金線、106 対角距離、108 パッド間距離。
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置に係る発明であって、特に、半導体チップ内のパッドの配置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7に、従来の技術の半導体装置の平面図を示す。半導体チップ101の外周の四辺には、入出力インターフェイスとなるパッド102が配置されている。半導体チップ101の四隅には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク103が設けられる。ここで、パッド102や特殊マーク103が配置される領域をパッド領域Aとする。このパッド領域Aに囲まれた領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源104が配置されている。この内部資源104は、パッド102に接続され必要な信号が入出力されている。この内部資源104が配置される領域を内部資源領域Bとする。
【0003】
図7のような構成を採る半導体装置として、例えばシングルチップマイクロコンピュータなどがある。このシングルチップマイクロコンピュータの四辺に配置されたパッド102は、主にLQFP(Low profile Quad Flat Package)パッケージなどの多ピンアセンブリパッケージに対応している。近年、プロセスルールの微細化に伴い内部資源104の集積化が進み、半導体チップ101の面積を小さくすることが望まれている。
【0004】
この半導体チップ101の面積は、パッド領域Aの面積に内部資源領域Bの面積を加えた面積である。そして、パッド領域Aの面積は、内部資源領域Bの面積を囲むように設けられているため、内部資源領域Bの面積により制限を受ける。逆に、内部資源領域Bの面積もパッド領域Aの面積により制限を受ける。
【0005】
例えば、内部資源領域Bの面積が小さい半導体チップ101に比べて、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101の方が、その周りに設けられるパッド領域Aの面積も大きくなる。このときパッド102の数が同数であれば、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101では、パッド領域Aの面積にパッド102等が配置されない無駄な面積が多くなる。よって、内部資源領域Bの面積が大きい半導体チップ101では、半導体チップ101の面積を小さく最適化することが困難となる。
【0006】
また、パッド102の数が少ない半導体チップ101に比べて、パッド102の数が多い半導体チップ101では、パッド領域Aの面積を大きくする必要があり、それ囲まれる内部資源領域Bの面積も大きくなる。このとき内部資源104の面積(実際に配置される内部資源104の面積)が同じであれば、パッド102の数が多い半導体チップ101では、内部資源領域Bの面積に内部資源104が配置されない無駄な面積が多くなる。そのため、パッド102の数が多い半導体チップ101では、半導体チップ101の面積を小さく最適化することは困難となる。
【0007】
上記のような制限を回避するパッド102の配置として、パッド102の数が多い半導体チップ101であっても、内部資源領域Bの面積が小さくできるパッド102の配置を図8に示す。図8では、複数列(2列)のパッド102を配置した半導体チップ101である。このように複数列のパッド配置とすることにより、1列にパッド102を配置する場合に比べて、パッド102が配置される領域の四辺の長さを短くできる。そのため、パッド領域Aに囲まれた、内部資源領域Bの面積を小さくすることができる。
【0008】
また、図9に複数列のパッド102が配置された半導体チップ101の平面図を示す。図9では、図8のパッド102の配置に比べて、外側のパッド形状が、半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形である点が異なる。このようなパッド形状とすることにより、外側のパッド102に接続される金線105の位置に自由度が増し、複数列のパッド102間で金線105が接触しないようにボンディングすることが可能となる。図8及び図9に示したパッドの配置及び形状についての内容は、特許文献1に詳しい。
【0009】
さらに、複数列のパッド配置とした場合、パッドの形状を矩形とするよりも五角形以上の多角形とする方が、パッド領域Aの面積を小さくすることができる。これは図10に示すように形状が矩形のパッド102の場合、列間のパッド間のショートを防止する必要があるため対角方向に隣接したパッド間の対角距離106を十分取らなければならない。一方、図10に示すように形状が五角形以上の多角形のパッド107の場合、パッド107の形状から対角方向に隣接したパッド間のショートを考える必要がなくなる。そのため、形状が矩形のパッド102とする場合に比べて五角形以上の多角形のパッド107とする場合の方が、列間のパッド間距離108を短くすることができ、パッド領域Aの面積を小さくすることができる。よって、半導体チップ101の面積を小さくすることができる。図10に示した内容については、特許文献2に詳しい。
【0010】
【特許文献1】特開平11−45903号公報
【特許文献2】特開昭60−35524号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、図8又は図9のように複数列のパッド配置であっても、パッド領域Aが内部資源領域Bを囲む構成には変わりがない。そのため、内部資源領域Bの面積とパッド領域Aの面積とが、互いに制限される関係は残ることになる。
【0012】
そのため、複数列のパッド配置としてパッド領域Aの面積を小さくすることができても、内部資源領域Bに配置される内部資源104の面積により制限されるため、パッド102が配置されない無駄な面積をパッド領域Aから完全に排除できない問題点がある。逆に、内部資源104の面積が大きい場合には、それに伴いパッド領域Aの面積も大きくなるため、複数列のパッド配置としなくとも十分にパッド102を配置することができる場合もある。その場合に、仮にパッド102の配置を複数列にすると、パッド領域Aにパッド102が配置されない無駄な面積が生じてしまう。
【0013】
一方、図10に示したパッドの形状を五角形以上の多角形とする構成も、パッド領域Aの面積自体を小さくする点においては貢献するが、パッド領域Aの面積と内部資源領域Bの面積とが互いに制限される関係を解消できない。そのため、上記の複数列のパッド配置と同様の問題点が残る。
【0014】
そこで、本発明は、パッドを配置するための面積や内部資源を配置するための面積に無駄な面積を生じさせず、半導体チップの面積を小さくすることが可能な半導体装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る解決手段は、半導体チップの四隅に配置される入出力インターフェイスのパッドと、パッドに接続され、半導体チップのパッドが配置された四隅以外に配置される内部資源とを備え、一の隅に配置されたパッドと隣接する他の隅に配置されるパッドの間にも内部資源が配置させている。
【0016】
本発明の請求項2に係る解決手段は、請求項1記載の半導体装置であって、パッドは、半導体チップの四隅に複数列配置されている。
【0017】
本発明の請求項3に係る解決手段は、請求項2記載の半導体装置であって、複数列のパッドは、半導体チップの内側のパッドより外側のパッドの方が半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形である。
【0018】
本発明の請求項4に係る解決手段は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置であって、パッドは、形状が円に近い多角形である。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
【0020】
(実施の形態1)
図1に本実施の形態に係る半導体装置の平面図を示す。半導体チップ1の四隅には、入出力インターフェイスとなるパッド2が配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。この四隅に配置されたパッド2は、従来の技術の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドを四隅に集約して配置されている。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。なお、図1のパッド領域3には、それぞれ1列のパッド2が配置されている例が図示されている。
【0021】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド2に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図1では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0022】
本実施の形態では、パッド2が半導体チップ1の四隅に配置されているため、半導体チップ1の四辺の中央部にはそれぞれ内部資源領域6が設けられている。しかし、電源配線(図示せず)が、この中央部も含め半導体チップ1の四辺に沿って設けられており、この中央部の内部資源領域6に内部資源5を配置すると電源配線と内部資源5の配線とがショートする場合も考えられる。そこで、半導体チップ1では多層配線構造を採用し、電源配線は上層に内部資源5の配線は下層に配線して、電源配線と内部資源5の配線とのショートを回避している。これにより、半導体チップ1の四辺の中央部にも、何の問題もなく内部資源5を配置することができる。
【0023】
また、本実施の形態でも半導体チップ1の面積は、パッド領域3の面積に内部資源領域6の面積を加えた面積である。しかし、従来の技術のようにパッド領域の面積は、内部資源領域6の面積を囲むように設けられておらず、内部資源領域6の面積とパッド領域3の面積とはお互いに制限されることはない。
【0024】
例えば、内部資源領域6の面積が小さい半導体チップ1であっても、内部資源領域6の面積が大きい半導体チップ1であっても、パッド2の数が同じであればパッド領域3の面積は同じになる。そのため、パッド領域3の面積には無駄な面積が生じず、半導体チップ1の面積を最適化することができる。また、パッド2の数が少ない半導体チップ1であっても、パッド2の数が多い半導体チップ1であっても、実際に配置される内部資源5の面積が同じであれば内部資源領域6の面積も同じになる。そのため、内部資源領域6の面積には無駄な面積が生じず、半導体チップ1の面積を最適化することができる。
【0025】
従って、本実施の形態では、パッド2の配置を最適化し、内部資源5の配置を最適化すれば、トータルとしての半導体チップ1の面積が最適化される。従来の技術のようなパッド領域3の面積と内部資源領域6の面積とがお互いに制限される場合に比べて、本実施の形態の半導体チップ1の面積は、小さくすることが可能となる。なお、本実施の形態では、あらかじめパッド2の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができ、パッド領域3の面積を小さくすることができる。
【0026】
以下に、本実施の形態に係る具体例について説明する。図2に、本実施の形態のパッド配置を利用したシングルチップマイクロコンピュータの平面図を示す。
【0027】
図2の内部資源5を配置するための内部資源領域6の面積は、約27mm2必要である。しかし、本実施の形態では、シングルチップマイクロコンピュータである半導体チップ1の四辺の中央部にも内部資源5を配置することができ、パッド領域3を含めた半導体チップ1の面積は約37mm2にすることが可能である。図2では、左右の半導体チップ1の四辺の中央部のみに内部資源5が配置され、上下部分には配置されていない。そのため、内部資源5の配置の方法によっては、さらに半導体チップ1の面積を小さくすることが可能である。
【0028】
図3に、従来の技術のパッド配置を利用したシングルチップマイクロコンピュータの平面図を示す。図3の内部資源5を配置するための内部資源領域6の面積も、図2と同様に約27mm2必要であるとすると、従来の技術のパッド配置では、内部資源領域6を囲むようにパッド領域3を設けなければならないため、図3に示すシングルチップマイクロコンピュータである半導体チップ1の面積は、約41mm2必要となる。つまり、本実施の形態を利用し、図2に示すようなシングルチップマイクロコンピュータを作製すれば、約1割程度半導体チップ1の面積を小さくすることが可能となる。
【0029】
(実施の形態2)
図4に、本実施の形態に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッド2は、千鳥状に2列に配置されている。ここで、パッド2の形状はほぼ正方形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド2の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド2には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0030】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド2に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図4では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0031】
実施の形態1では、従来の半導体チップにおいて四辺を囲むように配置されていたパッドが四隅に集約して配置されているが、パッドの数が多いと1列配置のままでは四隅に集約するにも限界がある。そこで、本実施の形態では、パッド2を配列を千鳥状に2列に配置して、より多数のパッド2を四隅に集約することが可能にしている。パッド2が千鳥状に2列に配置されている点以外は、本実施の形態は、実施の形態1と同じ構成である。
【0032】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド2が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッド2が千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。また、本実施の形態でも、あらかじめパッド2の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0033】
(変形例1)
図5に、本実施の形態の変形例に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッドは、外側の列に配置されたパッド8と内側の列に配置されたパッド9が千鳥状に2列に配置されている。このパッド8は、半導体チップ1の四辺に沿って長い形状の矩形である。一方、パッド9は、実施の形態2のパッド2と同じくほぼ正方形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド8及びパッド9の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド8及びパッド9には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0034】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド8及びパッド9に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図5では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0035】
実施の形態2では、ほぼ正方形であるパッド2が千鳥状に2列に配置されている。しかし、ほぼ正方形の形状では、金線7の接続位置に自由度がなく、金線7が互いにオーバーラップして電気的に不良が起こる場合も考えられる。そこで、本変形例のように半導体チップ1の外側の列に配置されたパッド8は、半導体チップ1の四辺に沿って長い形状の矩形にする。これにより、パッド8に接続される金線7は、半導体チップ1の四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことになり、金線7が互いにオーバーラップして電気的に不良が起こる不具合も回避することができる。パッド8の形状以外は、本変形例は、実施の形態2と同じ構成である。
【0036】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド8及びパッド9が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッドが千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。この場合、より半導体チップ1の外側の列に配置されるパッドの形状は、半導体チップ1の四辺に沿ってより長い形状の矩形となる。これにより、半導体チップ1のより外側の列に配置されたパッドに接続される金線7が、半導体チップ1の四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことになる。また、本変形例でも、あらかじめパッド8及びパッド9の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0037】
(変形例2)
図6に、本実施の形態の変形例に係る半導体チップ1のパッド領域の平面図を示す。半導体チップ1の四隅に設けられたパッド10は、千鳥状に2列に配置されている。このパッド10は、実施の形態2のパッド2の形状と異なり円に近い多角形である。それぞれの隅に配置された複数のパッド10の領域を、パッド領域3とする。これらのパッド10には、外部から入出力が可能なように金線7がそれぞれに接続されている。
【0038】
さらに、パッド領域3には、ウェハプロセスやアセンブリ工程等で必要に応じて使用されるアライメントマーク等の特殊マーク4も設けられている。半導体チップ1でパッド領域3以外の領域には、CPU、ROMやRAM等の内部資源5が配置されている。この内部資源5は、パッド10に接続され必要な信号が入出力されている。ここで、半導体チップ1でパッド領域3以外の領域を内部資源領域6とする。なお、図6では、内部資源領域6に設けられた一部の内部資源5について図示している。
【0039】
実施の形態2では、ほぼ正方形であるパッド2が千鳥状に2列に配置されている。しかし、ほぼ正方形の形状では、パッド間のショートを防止する必要があるため対角方向に隣接したパッド間の対角距離を十分取らなければならなかった。この制約により、半導体チップ1の外側と内側に設けられたパッドのパッド間距離を短くすることができなかった。そこで、本変形例のように、パッド10の形状を円に近い多角形にすることで、対角方向に隣接したパッド間のショートを考える必要がなくなり、パッド間の対角距離の制約を受けずに半導体チップ1の外側と内側に設けられたパッドのパッド間距離を短くすることができる。従って、本変形例では、より多数のパッド10を四隅に集約することが可能にしている。パッド10の形状以外は、本変形例は、実施の形態2と同じ構成である。
【0040】
なお、上記において説明した本実施の形態では、パッド10が千鳥状に2列に配置されている場合について説明したが、本発明は、これに限られず、パッド10が千鳥状に3列以上の複数列に配置されている場合であっても良い。また、本変形例でも、あらかじめパッド10の直下に出力ドライバトランジスタ等の回路を配置しておくことにより、パッドと出力ドライバ間の配線を不要にでき、よりパッドの間隔を詰めて配置することができる。
【0041】
【発明の効果】
本発明の請求項1に記載の半導体装置は、半導体チップの四隅に配置された入出力インターフェイスのパッドを備えるので、トータルとしての半導体装置の面積が最適化できる効果がある。
【0042】
本発明の請求項2に記載の半導体装置は、半導体チップの四隅に複数列配置されているので、より多数のパッドを四隅に集約することが可能にする効果がある。
【0043】
本発明の請求項3に記載の半導体装置は、半導体チップの内側のパッドより外側のパッドの方が半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形であるので、パッドに接続される金線が、半導体チップの四辺に沿った方向に接続位置の自由度を持つことができる効果がある。
【0044】
本発明の請求項4に記載の半導体装置は、パッド形状が円に近い多角形であるので、パッド間のショートを回避しつつ、より多数のパッドを四隅に集約することが可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係る半導体装置の平面図である。
【図3】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係る半導体装置の平面図である。
【図7】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図8】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図9】従来の技術に係る半導体装置の平面図である。
【図10】従来の技術に係るパッド部分の平面図である。
【符号の説明】
1,101 半導体チップ、2,8,9,10,102,107 パッド、3パッド領域、4,103 特殊マーク、5,104 内部資源、6 内部資源領域、7,105 金線、106 対角距離、108 パッド間距離。
Claims (4)
- 半導体チップの四隅に配置される入出力インターフェイスのパッドと、
前記パッドに接続され、前記半導体チップの前記パッドが配置された四隅以外に配置される内部資源とを備え、
一の隅に配置された前記パッドと隣接する他の隅に配置される前記パッドの間にも前記内部資源が配置させていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置であって、
前記パッドは、前記半導体チップの四隅に複数列配置されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項2記載の半導体装置であって、
前記複数列のパッドは、前記半導体チップの内側の前記パッドより外側の前記パッドの方が前記半導体チップの四辺に沿って長い形状の矩形であることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導体装置であって、
前記パッドは、形状が円に近い多角形であることを特徴とする半導体装置。
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006013035A (ja) * | 2004-06-24 | 2006-01-12 | Fujitsu Ltd | 半導体集積回路および半導体集積回路の設計方法 |
| JP2011096889A (ja) * | 2009-10-30 | 2011-05-12 | Elpida Memory Inc | 半導体装置 |
| EP2153460A4 (en) * | 2007-06-07 | 2014-05-07 | Silicon Works Co Ltd | PAD LAYOUT STRUCTURE OF A SEMICONDUCTOR CHIP |
-
2002
- 2002-09-09 JP JP2002262275A patent/JP2004103751A/ja active Pending
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