JP2004165256A - コモンモードチョークコイル - Google Patents
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Abstract
【課題】平角電線をエッジワイズ巻きしたコモンモードチョークコイルを提供する。
【解決手段】コモンモードチョークコイルは、ホルダー2と、ホルダーベース部10に載置されるコイル部13及びコア固定用バネ3で構成されている。前記コイル部13は、平角電線をエッジワイズに巻回した1組のエッジワイズコイル6と略コ型のコア53、54と、該コア53、54が嵌入されたボビンで構成されている。該ボビンは、片フランジ付き筒部94及び該片フランジ付き筒部94に嵌合する貫通孔92を設けた下部フランジ部96により構成される。コイル部13は、フランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及び嵌合孔4に嵌入されるコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定される。ボビン9の軸は、取りつけ基板に対して垂直である。エッジワイズコイル6の先端12は、それぞれ絶縁皮膜を剥離し、はんだ処理が施されている。
【選択図】 図4
【解決手段】コモンモードチョークコイルは、ホルダー2と、ホルダーベース部10に載置されるコイル部13及びコア固定用バネ3で構成されている。前記コイル部13は、平角電線をエッジワイズに巻回した1組のエッジワイズコイル6と略コ型のコア53、54と、該コア53、54が嵌入されたボビンで構成されている。該ボビンは、片フランジ付き筒部94及び該片フランジ付き筒部94に嵌合する貫通孔92を設けた下部フランジ部96により構成される。コイル部13は、フランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及び嵌合孔4に嵌入されるコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定される。ボビン9の軸は、取りつけ基板に対して垂直である。エッジワイズコイル6の先端12は、それぞれ絶縁皮膜を剥離し、はんだ処理が施されている。
【選択図】 図4
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子回路に用いられるコモンモードチョークコイルに関し、特に平角電線をエッジワイズ巻きしたコモンモードチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化、高性能化に伴なって、ラインフィルタに使用するコモンモードチョークコイルも、小型化、高性能化が必要になっている。従来から前記コモンモードチョークコイルにおいて巻線用の電線は丸型電線であったが、▲1▼従来の丸型電線に比し、コイルの導体占有率を大きく取れるため、高性能、高効率、小型低背化が可能である、▲2▼従来の丸型電線に比し、コイルの分布容量が小さく、コイルの周波数特性がよい、▲3▼ボビンへの巻線が不要で、巻線とコイルの組みたてが容易なために、コイル製造工程の自動化が容易である、などの理由によりエッジワイズコイルを用いる場合が多くなっている。なお、前記エッジワイズコイルとは、厚さの薄い箔状の平角銅線をその幅広の面が互いに対向するように巻回したコイルであり、特殊な治具を用いて形成される(例えば特許文献5参照。)。
【0003】
前記エッジワイズ巻きしたコイルを用いたものとして、ケース本体とケース蓋部とからなる樹脂製ケースと、コアに平角電線をエッジワイズに巻回し引出線を設けた巻線を有するコイルとを有し、前記ケース本体に前記コイルを載置したコイルがある。かかるコイルは、前記巻線の引出線の、少なくとも一方の端部が前記ケース本体内部に設けられた溝部に挿入され、前記引出線に設けられた穴部にハーネスリード線を挿入し半田付けされているコイルである(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
又、コアの脚に被覆平角電線をエッジワイズに巻いてコイルを形成し,このコイルの両端は,それぞれこのコアの互いに反対側に引き出し,前記被覆平角電線の被覆を剥離して一対の平坦接合部を形成してなる表面実装形チョークコイルがある(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
更に、2つ以上のコイルとボビン、磁性材料からなる1組のコアを用いたコイル部品において、少なくとも1つのコイルは、平角導体の幅広面を巻回軸に対して垂直に巻回してなるエッジワイズコイルであって、該エッジワイズコイルと他の平面状コイルとをコアに積層状に組み込んでなる表面実装型小型コイル部品がある(例えば特許文献3参照。)。
【0006】
又、コイル端子間の絶縁性を確保する電磁装置として、平角銅線をその幅広の面が互いに対向するように筒状のコイルボビンの周面に巻回して成るコイルを1乃至複数個設けた電磁装置がある(例えば特許文献4参照。)。斯かる電磁装置は、コイルボビンの軸と略直交する鍔体をコイルボビンの両端部及び各コイル間にそれぞれ配設するとともに、少なくとも一部がコイルボビンの内部に挿通されるコアと、各コイルを構成する平角銅線の端部に形成されたコイル端子部にそれぞれ接続される複数の端子ピンとを備えている。これら複数の端子ピンをコイルボビンの軸方向に沿って互いに略平行に保持する端子板をコイルボビンの周面に対向させて配設してある。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−241955号公報(第6図)
【特許文献2】
特開平08−236364号公報(第3図)
【特許文献3】
特開平11−345721号公報(第1図)
【特許文献4】
特開平8−264338号公報(第1図)
【特許文献5】
特開平4−75303号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記発明に用いられている各種のエッジワイズコイルをボビンに卷回する場合、特にコモンモードチョークコイルとして使用する場合には以下のような制限がある。即ち、▲1▼巻線による分布容量の増加を避けるため、コイルの巻始めと巻き終わりを接触あるいは近接させないこと。▲2▼コモン巻きする2つのコイルは、巻線効率を高めるために同一ボビンに卷回すること。▲3▼2つのコイルには極性の異なる電流が流れるのでライン間の絶縁耐圧を向上させることなどである。
【0009】
前記の制限から、ボビンタイプのコモンモードチョークコイルでは、以下のような特徴があげられる。▲1▼コモン巻きコイルは、ライン間の絶縁を維持しつつ1つのボビンを用いた構造が多い。▲2▼ボビンの軸方向が取りつけ基板と平行になる構造が多い。なお、前記制限事項として述べたように、コモン巻きコイルを1つのボビンに卷回することによって巻線効率が向上するが、これはボビンの数、巻線時の連続作業性の点から捉えたものである。一方、巻線効率は、本来磁心の観点から以下のように捉えることができる。即ち、磁心に有効にコイルを卷回し、同じ大きさで最大のインダクタンスが得られるようにするためには必ずしも1つのボビンにコイルを卷回するのが良いとは言えない。
【0010】
前記点を鑑み、巻線効率の向上、電流容量の増加、低背小型化、巻線の分布容量の低減を図るために、図5に示すようなエッジワイズコイルを用いたコモンモードチョークコイルがある。斯かるコモンモードチョークコイルは、巻線効率を向上するために、UU型コア5の両脚にそれぞれコモン巻きした2つのエッジワイズコイル6を挿入したものが使われている。しかし斯かるエッジワイズコイルを用いたコモンモードチョークコイルは、図5に示すようにボビンの軸が取りつけ基板に対して平行なのが一般的である。
【0011】
その理由は、▲1▼平角電線はコイルの分布容量が丸型電線に比べて小さいためインピーダンスの周波数特性が良好であるが、巻き始めと巻き終わりの部分が接触或は近接してしまうと、分布容量が増加し、エッジワイズコイルの優位性が消滅する。しかし、横型にすると巻き始めと巻き終わりの部分12が接触或は近接してしまうことなく基板に装着できる。▲2▼コア5の固定が片持ちタイプの金属バネ3で固定されるためにバネによる固定力が弱く、コア5のずれが生じ易く性能が低下しやすい。そのために機械的な振動によって受ける力ができるだけ少なくなるように低背化して横型に固定する。
【0012】
又、図6に示すようにボビンの軸が取りつけ基板に対して垂直なコモンモードチョークコイルもある。斯かるタイプは、横型のコモンモードチョークコイルに比べて基板スペースが少ない利点を有するが、コイルの巻き終わりを折り返すために、巻き始め或は巻き終わりの引き出し部8がエッジワイズコイル6と接触或は近接してしまう。その結果、接触或は近接しないようにする作業性が問題になることが多い。又、斯かるタイプは機械的な振動或は電気的な振動(うなり)に対してコア、ボビン、コイルの固定が不充分であった。そのために特殊なケースに使用されることが多い。
【0013】
前記図5、図6に示したコモンモードチョークコイルでは、ボビン9は、コア5の両脚に挿入した後、フリーの状態になっている。このために接着剤などで固定せねばならなかった。また、このボビン9に挿入されたエッジワイズコイル6もボビン9に対してフリーの状態で、何ら機械的な固定ができないため、同様に接着剤などで固定する方法がとられていた。即ち、ボビン9、エッジワイズコイル6がフリーの状態で、そのままでは機械的に弱く、そのための接着材などによる固定が必要である。そのため、作業性が低下すると共に、接着剤などにより絶縁耐圧の低下、周波数特性の低下などが生じる場合もある。
【0014】
本発明は、かかる問題を解決して平角電線をエッジワイズ巻きしたコモンモードチョークコイルの使用範囲を拡大し、機器の小型化に大なる効果をもたらすコモンモードチョークコイルを提供することを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1に記載のコモンモードチョークコイルは、ホルダーと、該ホルダーに平角電線をエッジワイズに巻回したコイルを垂直方向に載置したコモンモードチョークコイルにおいて、両端に保護壁が形成されている立設部がベース部の両側に立設され、前記保護壁の先端には曲げ部が形成されると共に前記立設部の上方に嵌合孔が形成されているホルダーと、フランジ部を有するボビン、略コ型の1組のコア及び平角電線をエッジワイズに巻回したコイルからなるコイル部と、コア固定用バネから構成され、前記コイル部は前記ボビンのフランジ部と前記嵌合孔に嵌合されたコア固定用バネにより前記ホルダーに固定され、前記コイル部のコイルの両端を前記折り曲げ部で折り曲げると共に、前記保護壁に沿って引き出してコイル端子部としたことを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載のコモンモードチョークコイルは、請求項1に記載のコモンモードチョークコイルにおいて、前記ホルダーは、前記立設部の内壁に前記フランジ部を固定するフランジ固定部と、ボビンの軸と同じ方向に形成されたガイド溝が設けられていることを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載のコモンモードチョークコイルは、請求項1に記載のコモンモードチョークコイルにおいて、前記ボビンは、片フランジ付き筒部及び該片フランジ付き筒部に嵌合する貫通孔を設けた下部フランジ部により構成され、前記ボビンの各フランジ部には前記ホルダーのベース部の両側に設けられた立設部の内壁に形成された前記ガイド溝に対峙する位置に突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図5、図6と同一部分については同一符号を付して説明する。図1に示すように、コモンモードチョークコイル1は、プラスチック製のホルダー2と、該ホルダー2のホルダーベース部10に立設して載置されるコイル部13(図4参照)及びコア固定用バネ3で構成されている。前記コイル部13は、エッジワイズコイル6と略コ型のコア5と、該コア5が嵌入されたボビン9で構成されている。該コイル部13は、図4を用いて後述するフランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及びコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定される。なお、図1に示したコモンモードチョークコイル1は、ボビン9の軸が図示していない取りつけ基板に対して垂直である。エッジワイズコイル6の先端12は、それぞれ絶縁皮膜を剥離し、はんだ処理が施されている。
【0019】
図2により、ホルダー2を説明する。ホルダー2のホルダーベース部10の両側には、立設部18、19がそれぞれ形成され、該立設部18、19の上方にはコア固定用バネ3が嵌合される嵌合孔4が、それぞれ設けられている。前記ホルダーベース部10には前記コイル部13が載置される。又、平角線を誘導する保護壁11が立設部18、19の両端にそれぞれ形成されている。前記保護壁11の先端には、当該平角線を誘導する折り曲げ部17、22が形成されている。該折り曲げ部17、22は、平角電線が塑性変形を維持する曲率、例えば90度で形成されている。
【0020】
前記立設部18、19の内壁には、爪状のフランジ固定部40及びガイド溝41が形成されている。前記フランジ固定部40は、その上部400がなだらかな傾斜面を形成しており、下部401は立設部18、19の内壁に略垂直に形成されている。更に前記立設部18、19の内壁には、垂直方向に載置されるコイルと同じ方向に形成された溝状のガイド溝41が垂直方向に形成されている。該ガイド溝41は、前記コイル部13をホルダー2に挿入する際、より正確な位置合わせと挿入を容易にする。又、片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96の突起部93をガイド溝41に嵌入し、ガイド溝41沿ってフランジ固定部40の下まで嵌入した時に片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96がエッジワイズコイル6を固定すると共にホルダー2に固定されるように作用する。
【0021】
図3を用いてボビン9を説明する。上部フランジ部95を有する片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96によりボビン9が形成される。片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96はプラスチック製であり、前記上部フランジ部95、下部フランジ部96の前記ガイド溝41に対峙する位置に突起部93がそれぞれ形成されている。該突起部93は、立設部18、19の内壁に対峙する側にそれぞれ少なくとも1個以上形成されていて、該突起部の数に応じて前記ガイド溝41も形成されている。
【0022】
又、前記突起部93は、前記ガイド溝41に嵌入されて移動できる大きさである。片フランジ付き筒部94には上部フランジ部95の下方に略コ型のコアの脚部が挿入される貫通孔91を有する筒部90が形成されている。下部フランジ部96には前記筒部90が嵌合する貫通孔92が形成されている。片フランジ付き筒部94の筒部90を下部フランジ部96の貫通孔92に嵌合してボビン9が形成される。ボビン9の上部フランジ部95の端から下部フランジ部96の端までの長さは、コア53とコア54を当接した時の脚部の長さより僅かに短い。
【0023】
図4に示す分解組み立て図により前記コモンモードチョークコイル1の一連の組立工程を説明する。筒部90を2個のエッジワイズコイル6にそれぞれ挿入する。筒部90の端部を下部フランジ部96の貫通孔92にそれぞれ挿入して固定する。更に上部フランジ部95及び下部フランジ部96の2つの貫通孔91、92に丸型断面を有する略コの字型のコア53、54の両脚50、51をそれぞれ互いにその端面が当接するように挿入してコイル部13を形成する。この状態でホルダー2のホルダーベース部10にコア54の底部が接するようにガイド溝41に突起部93を嵌入し、ガイド溝41に沿って前記コイル部13をホルダー2内に挿入する。
【0024】
フランジ固定部40の位置でプラスチック製のホルダー2が外側に反るために、上部フランジ部95及び下部フランジ部96はフランジ固定部40の上部400を滑り落ち、その下部401にそれぞれ到達する。この時、プラスチック製のホルダー2が内側に戻るために、ホルダー2の内壁に略垂直に形成された下部401で上部フランジ部95及び下部フランジ部96はそれぞれ固定される。更にこの状態でコア固定用バネ3の両端を嵌合孔4に嵌入してコア53の頭部を固定する。その結果、コイル部13は、前記フランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及びコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定され、機械的な振動或は電気的な振動(うなり)に対してコア、ボビン、コイルの固定が充分になる。
【0025】
又、エッジワイズコイル6の引き出し部7、8は、コイル部13がホルダーに固定されてから前記折り曲げ部17、22で略90度曲げられて塑性変形を維持し、保護壁11に沿って引き出されて図示していない基板に装着される。その結果、エッジワイズコイル6の巻き始め或は巻き終わりの引き出し部8は保護壁11によってコイル本体と離れ、絶縁耐圧の確保と分布容量の低減化がなされる。
【0026】
【発明の効果】
本発明のコモンモードチョークコイルによれば、ホルダーと、該ホルダーに平角電線をエッジワイズに巻回したコイルを載置したコモンモードチョークコイルにおいて、大電流で高インダクタンスを有し、低分布容量で高周波インピーダンス特性の優れた縦型のコモンモードチョークコイルが容易に得られる。また、従来の横型のコモンモードチョークコイルに比べて基板スペースの低減化と総合的なコストパフォーマンスの向上が図れる。更にこのホルダー機構によりコア、ボビン、コイルの各部材が確実に機械的に固定され、外部からの機械的振動や電気的な振動(うなり)に対してより安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコモンモードチョークコイルの実施形態の外観斜視図である。
【図2】本発明におけるホルダーの外観斜視図である。
【図3】本発明における片フランジ付き筒部及び下部フランジ部の外観斜視図である。
【図4】本発明におけるコモンモードチョークコイルの分解組み立て図である。
【図5】従来の横型コモンモードチョークコイルにおける実施形態の外観斜視図である。
【図6】従来の縦型コモンモードチョークコイルにおける他の実施形態の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 コモンモードチョークコイル
2 ホルダー
3 コア固定用バネ
4 嵌合孔
5 コア
6 エッジワイズコイル
7、8 引き出し部
9 ボビン
10 ホルダーベース部
11 保護壁
17、22 折り曲げ部
18、19 立設部
40 フランジ固定部
41 ガイド溝
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種電子回路に用いられるコモンモードチョークコイルに関し、特に平角電線をエッジワイズ巻きしたコモンモードチョークコイルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器の小型化、高性能化に伴なって、ラインフィルタに使用するコモンモードチョークコイルも、小型化、高性能化が必要になっている。従来から前記コモンモードチョークコイルにおいて巻線用の電線は丸型電線であったが、▲1▼従来の丸型電線に比し、コイルの導体占有率を大きく取れるため、高性能、高効率、小型低背化が可能である、▲2▼従来の丸型電線に比し、コイルの分布容量が小さく、コイルの周波数特性がよい、▲3▼ボビンへの巻線が不要で、巻線とコイルの組みたてが容易なために、コイル製造工程の自動化が容易である、などの理由によりエッジワイズコイルを用いる場合が多くなっている。なお、前記エッジワイズコイルとは、厚さの薄い箔状の平角銅線をその幅広の面が互いに対向するように巻回したコイルであり、特殊な治具を用いて形成される(例えば特許文献5参照。)。
【0003】
前記エッジワイズ巻きしたコイルを用いたものとして、ケース本体とケース蓋部とからなる樹脂製ケースと、コアに平角電線をエッジワイズに巻回し引出線を設けた巻線を有するコイルとを有し、前記ケース本体に前記コイルを載置したコイルがある。かかるコイルは、前記巻線の引出線の、少なくとも一方の端部が前記ケース本体内部に設けられた溝部に挿入され、前記引出線に設けられた穴部にハーネスリード線を挿入し半田付けされているコイルである(例えば特許文献1参照。)。
【0004】
又、コアの脚に被覆平角電線をエッジワイズに巻いてコイルを形成し,このコイルの両端は,それぞれこのコアの互いに反対側に引き出し,前記被覆平角電線の被覆を剥離して一対の平坦接合部を形成してなる表面実装形チョークコイルがある(例えば特許文献2参照。)。
【0005】
更に、2つ以上のコイルとボビン、磁性材料からなる1組のコアを用いたコイル部品において、少なくとも1つのコイルは、平角導体の幅広面を巻回軸に対して垂直に巻回してなるエッジワイズコイルであって、該エッジワイズコイルと他の平面状コイルとをコアに積層状に組み込んでなる表面実装型小型コイル部品がある(例えば特許文献3参照。)。
【0006】
又、コイル端子間の絶縁性を確保する電磁装置として、平角銅線をその幅広の面が互いに対向するように筒状のコイルボビンの周面に巻回して成るコイルを1乃至複数個設けた電磁装置がある(例えば特許文献4参照。)。斯かる電磁装置は、コイルボビンの軸と略直交する鍔体をコイルボビンの両端部及び各コイル間にそれぞれ配設するとともに、少なくとも一部がコイルボビンの内部に挿通されるコアと、各コイルを構成する平角銅線の端部に形成されたコイル端子部にそれぞれ接続される複数の端子ピンとを備えている。これら複数の端子ピンをコイルボビンの軸方向に沿って互いに略平行に保持する端子板をコイルボビンの周面に対向させて配設してある。
【0007】
【特許文献1】
特開平10−241955号公報(第6図)
【特許文献2】
特開平08−236364号公報(第3図)
【特許文献3】
特開平11−345721号公報(第1図)
【特許文献4】
特開平8−264338号公報(第1図)
【特許文献5】
特開平4−75303号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前記発明に用いられている各種のエッジワイズコイルをボビンに卷回する場合、特にコモンモードチョークコイルとして使用する場合には以下のような制限がある。即ち、▲1▼巻線による分布容量の増加を避けるため、コイルの巻始めと巻き終わりを接触あるいは近接させないこと。▲2▼コモン巻きする2つのコイルは、巻線効率を高めるために同一ボビンに卷回すること。▲3▼2つのコイルには極性の異なる電流が流れるのでライン間の絶縁耐圧を向上させることなどである。
【0009】
前記の制限から、ボビンタイプのコモンモードチョークコイルでは、以下のような特徴があげられる。▲1▼コモン巻きコイルは、ライン間の絶縁を維持しつつ1つのボビンを用いた構造が多い。▲2▼ボビンの軸方向が取りつけ基板と平行になる構造が多い。なお、前記制限事項として述べたように、コモン巻きコイルを1つのボビンに卷回することによって巻線効率が向上するが、これはボビンの数、巻線時の連続作業性の点から捉えたものである。一方、巻線効率は、本来磁心の観点から以下のように捉えることができる。即ち、磁心に有効にコイルを卷回し、同じ大きさで最大のインダクタンスが得られるようにするためには必ずしも1つのボビンにコイルを卷回するのが良いとは言えない。
【0010】
前記点を鑑み、巻線効率の向上、電流容量の増加、低背小型化、巻線の分布容量の低減を図るために、図5に示すようなエッジワイズコイルを用いたコモンモードチョークコイルがある。斯かるコモンモードチョークコイルは、巻線効率を向上するために、UU型コア5の両脚にそれぞれコモン巻きした2つのエッジワイズコイル6を挿入したものが使われている。しかし斯かるエッジワイズコイルを用いたコモンモードチョークコイルは、図5に示すようにボビンの軸が取りつけ基板に対して平行なのが一般的である。
【0011】
その理由は、▲1▼平角電線はコイルの分布容量が丸型電線に比べて小さいためインピーダンスの周波数特性が良好であるが、巻き始めと巻き終わりの部分が接触或は近接してしまうと、分布容量が増加し、エッジワイズコイルの優位性が消滅する。しかし、横型にすると巻き始めと巻き終わりの部分12が接触或は近接してしまうことなく基板に装着できる。▲2▼コア5の固定が片持ちタイプの金属バネ3で固定されるためにバネによる固定力が弱く、コア5のずれが生じ易く性能が低下しやすい。そのために機械的な振動によって受ける力ができるだけ少なくなるように低背化して横型に固定する。
【0012】
又、図6に示すようにボビンの軸が取りつけ基板に対して垂直なコモンモードチョークコイルもある。斯かるタイプは、横型のコモンモードチョークコイルに比べて基板スペースが少ない利点を有するが、コイルの巻き終わりを折り返すために、巻き始め或は巻き終わりの引き出し部8がエッジワイズコイル6と接触或は近接してしまう。その結果、接触或は近接しないようにする作業性が問題になることが多い。又、斯かるタイプは機械的な振動或は電気的な振動(うなり)に対してコア、ボビン、コイルの固定が不充分であった。そのために特殊なケースに使用されることが多い。
【0013】
前記図5、図6に示したコモンモードチョークコイルでは、ボビン9は、コア5の両脚に挿入した後、フリーの状態になっている。このために接着剤などで固定せねばならなかった。また、このボビン9に挿入されたエッジワイズコイル6もボビン9に対してフリーの状態で、何ら機械的な固定ができないため、同様に接着剤などで固定する方法がとられていた。即ち、ボビン9、エッジワイズコイル6がフリーの状態で、そのままでは機械的に弱く、そのための接着材などによる固定が必要である。そのため、作業性が低下すると共に、接着剤などにより絶縁耐圧の低下、周波数特性の低下などが生じる場合もある。
【0014】
本発明は、かかる問題を解決して平角電線をエッジワイズ巻きしたコモンモードチョークコイルの使用範囲を拡大し、機器の小型化に大なる効果をもたらすコモンモードチョークコイルを提供することを目的としてなされたものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために請求項1に記載のコモンモードチョークコイルは、ホルダーと、該ホルダーに平角電線をエッジワイズに巻回したコイルを垂直方向に載置したコモンモードチョークコイルにおいて、両端に保護壁が形成されている立設部がベース部の両側に立設され、前記保護壁の先端には曲げ部が形成されると共に前記立設部の上方に嵌合孔が形成されているホルダーと、フランジ部を有するボビン、略コ型の1組のコア及び平角電線をエッジワイズに巻回したコイルからなるコイル部と、コア固定用バネから構成され、前記コイル部は前記ボビンのフランジ部と前記嵌合孔に嵌合されたコア固定用バネにより前記ホルダーに固定され、前記コイル部のコイルの両端を前記折り曲げ部で折り曲げると共に、前記保護壁に沿って引き出してコイル端子部としたことを特徴とする。
【0016】
請求項2に記載のコモンモードチョークコイルは、請求項1に記載のコモンモードチョークコイルにおいて、前記ホルダーは、前記立設部の内壁に前記フランジ部を固定するフランジ固定部と、ボビンの軸と同じ方向に形成されたガイド溝が設けられていることを特徴とする。
【0017】
請求項3に記載のコモンモードチョークコイルは、請求項1に記載のコモンモードチョークコイルにおいて、前記ボビンは、片フランジ付き筒部及び該片フランジ付き筒部に嵌合する貫通孔を設けた下部フランジ部により構成され、前記ボビンの各フランジ部には前記ホルダーのベース部の両側に設けられた立設部の内壁に形成された前記ガイド溝に対峙する位置に突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、図1乃至図4を用いて説明する。なお、図5、図6と同一部分については同一符号を付して説明する。図1に示すように、コモンモードチョークコイル1は、プラスチック製のホルダー2と、該ホルダー2のホルダーベース部10に立設して載置されるコイル部13(図4参照)及びコア固定用バネ3で構成されている。前記コイル部13は、エッジワイズコイル6と略コ型のコア5と、該コア5が嵌入されたボビン9で構成されている。該コイル部13は、図4を用いて後述するフランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及びコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定される。なお、図1に示したコモンモードチョークコイル1は、ボビン9の軸が図示していない取りつけ基板に対して垂直である。エッジワイズコイル6の先端12は、それぞれ絶縁皮膜を剥離し、はんだ処理が施されている。
【0019】
図2により、ホルダー2を説明する。ホルダー2のホルダーベース部10の両側には、立設部18、19がそれぞれ形成され、該立設部18、19の上方にはコア固定用バネ3が嵌合される嵌合孔4が、それぞれ設けられている。前記ホルダーベース部10には前記コイル部13が載置される。又、平角線を誘導する保護壁11が立設部18、19の両端にそれぞれ形成されている。前記保護壁11の先端には、当該平角線を誘導する折り曲げ部17、22が形成されている。該折り曲げ部17、22は、平角電線が塑性変形を維持する曲率、例えば90度で形成されている。
【0020】
前記立設部18、19の内壁には、爪状のフランジ固定部40及びガイド溝41が形成されている。前記フランジ固定部40は、その上部400がなだらかな傾斜面を形成しており、下部401は立設部18、19の内壁に略垂直に形成されている。更に前記立設部18、19の内壁には、垂直方向に載置されるコイルと同じ方向に形成された溝状のガイド溝41が垂直方向に形成されている。該ガイド溝41は、前記コイル部13をホルダー2に挿入する際、より正確な位置合わせと挿入を容易にする。又、片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96の突起部93をガイド溝41に嵌入し、ガイド溝41沿ってフランジ固定部40の下まで嵌入した時に片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96がエッジワイズコイル6を固定すると共にホルダー2に固定されるように作用する。
【0021】
図3を用いてボビン9を説明する。上部フランジ部95を有する片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96によりボビン9が形成される。片フランジ付き筒部94及び下部フランジ部96はプラスチック製であり、前記上部フランジ部95、下部フランジ部96の前記ガイド溝41に対峙する位置に突起部93がそれぞれ形成されている。該突起部93は、立設部18、19の内壁に対峙する側にそれぞれ少なくとも1個以上形成されていて、該突起部の数に応じて前記ガイド溝41も形成されている。
【0022】
又、前記突起部93は、前記ガイド溝41に嵌入されて移動できる大きさである。片フランジ付き筒部94には上部フランジ部95の下方に略コ型のコアの脚部が挿入される貫通孔91を有する筒部90が形成されている。下部フランジ部96には前記筒部90が嵌合する貫通孔92が形成されている。片フランジ付き筒部94の筒部90を下部フランジ部96の貫通孔92に嵌合してボビン9が形成される。ボビン9の上部フランジ部95の端から下部フランジ部96の端までの長さは、コア53とコア54を当接した時の脚部の長さより僅かに短い。
【0023】
図4に示す分解組み立て図により前記コモンモードチョークコイル1の一連の組立工程を説明する。筒部90を2個のエッジワイズコイル6にそれぞれ挿入する。筒部90の端部を下部フランジ部96の貫通孔92にそれぞれ挿入して固定する。更に上部フランジ部95及び下部フランジ部96の2つの貫通孔91、92に丸型断面を有する略コの字型のコア53、54の両脚50、51をそれぞれ互いにその端面が当接するように挿入してコイル部13を形成する。この状態でホルダー2のホルダーベース部10にコア54の底部が接するようにガイド溝41に突起部93を嵌入し、ガイド溝41に沿って前記コイル部13をホルダー2内に挿入する。
【0024】
フランジ固定部40の位置でプラスチック製のホルダー2が外側に反るために、上部フランジ部95及び下部フランジ部96はフランジ固定部40の上部400を滑り落ち、その下部401にそれぞれ到達する。この時、プラスチック製のホルダー2が内側に戻るために、ホルダー2の内壁に略垂直に形成された下部401で上部フランジ部95及び下部フランジ部96はそれぞれ固定される。更にこの状態でコア固定用バネ3の両端を嵌合孔4に嵌入してコア53の頭部を固定する。その結果、コイル部13は、前記フランジ固定部40、突起部93、ガイド溝41及びコア固定用バネ3で前記ホルダー2に固定され、機械的な振動或は電気的な振動(うなり)に対してコア、ボビン、コイルの固定が充分になる。
【0025】
又、エッジワイズコイル6の引き出し部7、8は、コイル部13がホルダーに固定されてから前記折り曲げ部17、22で略90度曲げられて塑性変形を維持し、保護壁11に沿って引き出されて図示していない基板に装着される。その結果、エッジワイズコイル6の巻き始め或は巻き終わりの引き出し部8は保護壁11によってコイル本体と離れ、絶縁耐圧の確保と分布容量の低減化がなされる。
【0026】
【発明の効果】
本発明のコモンモードチョークコイルによれば、ホルダーと、該ホルダーに平角電線をエッジワイズに巻回したコイルを載置したコモンモードチョークコイルにおいて、大電流で高インダクタンスを有し、低分布容量で高周波インピーダンス特性の優れた縦型のコモンモードチョークコイルが容易に得られる。また、従来の横型のコモンモードチョークコイルに比べて基板スペースの低減化と総合的なコストパフォーマンスの向上が図れる。更にこのホルダー機構によりコア、ボビン、コイルの各部材が確実に機械的に固定され、外部からの機械的振動や電気的な振動(うなり)に対してより安定にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるコモンモードチョークコイルの実施形態の外観斜視図である。
【図2】本発明におけるホルダーの外観斜視図である。
【図3】本発明における片フランジ付き筒部及び下部フランジ部の外観斜視図である。
【図4】本発明におけるコモンモードチョークコイルの分解組み立て図である。
【図5】従来の横型コモンモードチョークコイルにおける実施形態の外観斜視図である。
【図6】従来の縦型コモンモードチョークコイルにおける他の実施形態の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 コモンモードチョークコイル
2 ホルダー
3 コア固定用バネ
4 嵌合孔
5 コア
6 エッジワイズコイル
7、8 引き出し部
9 ボビン
10 ホルダーベース部
11 保護壁
17、22 折り曲げ部
18、19 立設部
40 フランジ固定部
41 ガイド溝
Claims (3)
- ホルダーと、該ホルダーに平角電線をエッジワイズに巻回したコイルを垂直方向に載置したコモンモードチョークコイルにおいて、両端に保護壁が形成されている立設部がベース部の両側に立設され、前記保護壁の先端には折り曲げ部が形成されると共に前記立設部の上方に嵌合孔が形成されているホルダーと、フランジ部を有するボビン、略コ型の1組のコア及び平角電線をエッジワイズに巻回したコイルからなるコイル部と、コア固定用バネから構成され、前記コイル部は前記ボビンのフランジ部と前記嵌合孔に嵌合されたコア固定用バネにより前記ホルダーに固定され、前記コイル部のコイルの両端を前記折り曲げ部で折り曲げると共に、前記保護壁に沿って引き出してコイル端子部としたことを特徴とするコモンモードチョークコイル。
- 前記ホルダーは、前記立設部の内壁に前記フランジ部を固定するフランジ固定部と、ボビンの軸と同じ方向に形成されたガイド溝が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
- 前記ボビンは、片フランジ付き筒部及び該片フランジ付き筒部に嵌合する貫通孔を設けた下部フランジ部により構成され、前記ボビンの各フランジ部には前記ホルダーのベース部の両側に設けられた立設部の内壁に形成された前記ガイド溝に対峙する位置に突起部がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載のコモンモードチョークコイル。
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