JP2004201570A - 釣竿 - Google Patents

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JP2004201570A
JP2004201570A JP2002374202A JP2002374202A JP2004201570A JP 2004201570 A JP2004201570 A JP 2004201570A JP 2002374202 A JP2002374202 A JP 2002374202A JP 2002374202 A JP2002374202 A JP 2002374202A JP 2004201570 A JP2004201570 A JP 2004201570A
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reel seat
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Masayoshi Nakao
雅好 中尾
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Globeride Inc
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Daiwa Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】リング部材とリールシート本体との間に隙間を生じ難くする。
【解決手段】少なくとも後方側のフードFを有して繊維強化合成樹脂製竿杆10を挿通させたリールシート本体12の後ろに、コルクやEVA等の柔軟部材で形成したグリップ部材14を配設し、該グリップ部材とリールシート本体との間であって、外部に露出するようグリップ部材よりも硬い材料のリング部材18を配設し、該リング部材は前記リールシート本体内部に入り込む管状部18Kを具備しており、該管状部の内部に前記グリップ部材の一部が入り込み、これらを接着剤で固定するよう構成する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は釣竿に関し、特に、ルアー竿や船竿に関する。
【0002】
【従来の技術】
ルアー竿等のグリップ部とその前側のリールシート本体との間には、天然や人工のコルク材や発泡性樹脂であるEVA等によって成形された柔軟なグリップ部材の前端面の保護と装飾効果とを狙って、主として金属製のリング部材が配設されている。下記特許文献1には、説明はないが、そうしたリング部材と考えられる形態が図示されている。リールシート本体とリング部材とグリップ部材とを接着剤によって互いに固定する。また、この文献1には、リング部材の無い形態では、グリップ部材先部を段差状に形成してリールシート本体内部に挿入した形態も開示されている。特許文献2においても、グリップ部材先部を段差状に形成してリールシート本体内部に挿入した形態が開示されており、また、説明は無いが、リング部材と見られる形態も図示されている。
【特許文献1】
特開2001−161226号公報
【特許文献2】
特開昭60−241833号公報
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
然しながら、上記のような平板形状のリング部材が接着固定されているだけでは、釣竿が撓み荷重を受けると、リールシート本体が竿杆と共に撓むことによって接着が剥離し、リールシート本体と金属等の硬質部材で形成したリング部材との間に隙間が生じ、見栄えが悪化するのみならず、把持している手の肉がこの隙間に挟まれて怪我をする虞がある。
依って本発明は、リング部材とリールシート本体との間に隙間を生じ難くすることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的に鑑み本発明の請求項1では、少なくとも後方側のフードを有して繊維強化合成樹脂製竿杆を挿通させたリールシート本体の後ろに、コルクやEVA等の柔軟部材で形成したグリップ部材を配設し、該グリップ部材とリールシート本体との間であって、外部に露出するようグリップ部材よりも硬い材料のリング部材を配設し、該リング部材は前記リールシート本体内部に入り込む管状部を具備しており、該管状部の内部に前記グリップ部材の一部が入り込み、これらを接着剤で固定したことを特徴とする釣竿を提供する。
本願での管状部とは、完全に閉じたものとは限らず、円周方向が部分的に切欠かれていても含む。
【0005】
釣竿が撓み変形を受けても、上記リング部材の管状部外面が、構造材であるため所定の硬さを有するリールシート本体内面に押されて共に撓もうとし、これによりリング部材がリールシート本体と剥離することが防止される。
【0006】
請求項2では、前記リング部材の管状部外周はリールシート本体内面と螺合している請求項1記載の釣竿を提供する。
螺合によって簡便に装着できると共に、釣竿が撓みを受けた場合に、リールシート本体とリング部材とは、螺合部の凹凸係合により分離し難く、従って、外部に露出した部位の剥離もより強く防止できる。
【0007】
請求項3では、前記リールシート本体にはトリガーが設けられており、該トリガー近くの後側で前記グリップ部材やリング部材と連結されており、前記竿杆が前記管状部の中心から該トリガーの位置する側に偏心しており、該竿杆の近づいている部位の管状部を切欠き、更に、該切欠部において露出したリールシート本体と竿杆との間にはグリップ部材が無く、該露出したリールシート本体と竿杆との間を接着剤で接合してなる請求項1又は2記載の釣竿を提供する。
【0008】
トリガーを有する竿(ルアー竿)では、ルアーの投擲その他の操作において、指をトリガーに係止させた握り状態で行われる。この操作では、竿を捩るようにして行われることが多い。トリガー部とグリップ部材及びリング部材との連結部位は該トリガーの後ろ側近くであるため、指をトリガーに係止させた握持状態では、この連結部位は手の中に位置している。従って、捩るような竿操作の場合に、この部位の竿杆が柔軟なグリップ部材に接着されているだけではグリップ部材の捩れ変形等により接着部位が剥離し易い。この部位の竿杆の安定保持のため、本願では竿杆表面と(構造材故、グリップ部材よりも硬さの硬い)リールシート本体とを直接に接着接合する。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を添付図面に示す実施形態例に基づき、更に詳細に説明する。
図1は本発明に係るルアー竿のハンドル部の側面図であり、図2はその要部の拡大縦断面図である。また、図3はリング部材の図であり、(b)は(a)の矢視線C−Cによる横断面図である。エポキシ樹脂等の合成樹脂をマトリックスとし、炭素繊維等の強化繊維で強化した繊維強化樹脂製竿杆10の後方領域適宜位置には、リールRの足を挿入させるための固定フードFを有し、例えば、ナイロン、ABS等の合成樹脂材や金属材によって形成されたリールシート本体12が外挿されている。
【0010】
この固定フードFの前方には、対向させて移動フードF’が配設されており、該移動フードと固定フードによってリールRの足を保持固定する。また、リールシート本体12の固定フード近くであって、径方向反対位置(下側)にはトリガーTが設けられている。該リールシート本体の後側には、天然や人工のコルクや、発泡性樹脂材のEVA等による後部グリップ部材14が配設されている。この連結部位は、トリガー18の後側近くである。そして、該グリップ部材14とリールシート本体12との境界部には、ステンレス等の金属製や硬質合成樹脂製のリング部材18が外部から視認可能に設けられている。16は前側グリップ部材である。
【0011】
リールシート本体12の後端部には凹部12Aが形成されている。この凹部の横断面形状は円形の他、小判型等任意の形状がある。リング部材18は、外部に露出した環状部18Hと、該環状部の内側端部から前側方向に突出した管状部18Kとを有し、該リング部材外周面と前記凹部の内周面とを接着固定している。一方、後部グリップ部材14の前端部には、リング部材の内部に入り込む凸部14Tを設けており、該凸部外周面とその段差肩部の面とは、リング部材の内周面及び後面と接着固定されている。また、竿杆10はリールシート本体中空部12Hの内周面、及び、後部グリップ部材中空部14Hの内周面と接着固定されている。
【0012】
このように、リング部材が管状部を有していれば、釣竿が撓み変形を受けた場合、リング部材の管状部外面がリールシート本体凹部12Aの内周面に押されて共に撓もうとし、これによりリング部材全体がリールシート本体に追随し、剥離することが防止される。従って、環状部18Hとリールシート本体後端面との剥離も防止され、手の肉が挟持されることが防止できる。
【0013】
また、環状部18Hの外周位置が、少なくとも前側のリールシート本体12後端面外周位置よりも低ければ、仮に、環状部18Hとリールシート本体後端面との剥離が生じた場合でも、手の肉が挟持されることが防止される。後部グリップ部材14端部の外周位置も環状部18Hの外周位置より高ければ、より効果が高まる。これらのことは、下記の他の形態例の場合でも同様である。
【0014】
図4では、リング部材18が、後方の後部グリップ部材側にも突出した他の管状部18Aを有し、更に、この管状部18Aの後端部において、径方向外側に突出した環状部18Bを設けている。このため、リング部材18と後部グリップ部材14との接合も強固になる。
【0015】
図5では、リング部材18が、後側の後部グリップ部材側にも突出した他の管状部18Aを有することは図4の場合と同じであるが、環状部18Hの下端部が更に中心方向に延伸した部位18H’を有している。この場合も、リング部材18と後部グリップ部材14との接合が強固になる。
図6では、リング部材18が、環状部18Hの外側端部が後方側に突出した他の管状部18Bを有している。この場合も、リング部材18と後部グリップ部材14との接合が強固になる。
【0016】
以上の各形態例では、竿杆10はリング部材18の中心からトリガーTの側に幾分は偏心しているが、大きくは偏心していない。これがもっと大きく偏心した場合の構造として、リング部材18を示す図7は図3に対応する図であり、(b)は(a)の矢視線G−Gによる横断面図である。なお、2点鎖線10で竿杆の位置を示している。竿杆10の大きさ程度に切り欠いた管状部の切欠き18KKを介して、該竿杆の外周下面側とリールシート本体の凹部12Aの内周面下部とを接着接合させる。その効果は既述の通りである。
【0017】
リールシート本体の凹部12A内周部とリング部材の管状部18K外周部との嵌合を、ねじ螺合にすれば、より剥離し難くなる。また、ねじではなく、少なくとも一方を、例えばランダムな凹凸表面にすることで接合強度が向上し、より剥離し難くなる。
以上ではルアー竿を例示したが、船竿等他の釣竿にも適用できる。
【0018】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、リング部材とリールシート本体との間に隙間が生じ難い釣竿が提供可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明に係る釣竿のハンドル部側面図である。
【図2】図2は図1の要部の拡大縦断面図である。
【図3】図3はリング部材の図である。
【図4】図4は本発明に係る要部の他の形態例を示す図である。
【図5】図5は本発明に係る要部の他の形態例を示す図である。
【図6】図6は本発明に係る要部の他の形態例を示す図である。
【図7】図7は他の形態のリング部材の図である。
【符号の説明】
10 竿杆
12 リールシート本体
14 後部グリップ部材
18 リング部材
18K 管状部
F 固定フード

Claims (3)

  1. 少なくとも後方側のフードを有して繊維強化合成樹脂製竿杆を挿通させたリールシート本体の後ろに、コルクやEVA等の柔軟部材で形成したグリップ部材を配設し、該グリップ部材とリールシート本体との間であって、外部に露出するようグリップ部材よりも硬い材料のリング部材を配設し、該リング部材は前記リールシート本体内部に入り込む管状部を具備しており、該管状部の内部に前記グリップ部材の一部が入り込み、これらを接着剤で固定したことを特徴とする釣竿。
  2. 前記リング部材の管状部外周は、リールシート本体内面と螺合している請求項1記載の釣竿。
  3. 前記リールシート本体にはトリガーが設けられており、該トリガー近くの後側で前記グリップ部材やリング部材と連結されており、前記竿杆が前記管状部の中心から該トリガーの位置する側に偏心しており、該竿杆の近づいている部位の管状部を切欠き、更に、該切欠部において露出したリールシート本体と竿杆との間にはグリップ部材が無く、該露出したリールシート本体と竿杆との間を接着剤で接合してなる請求項1又は2記載の釣竿。
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