JP2004231167A - ウェザーシール用コアメタルインサート - Google Patents

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Abstract

【課題】ウェザーシールが望ましくない変形無しに容易に曲げられるように十分な曲げ易さを与える、ウェザーシールを補強するための改善されたコアメタルインサートを提供すること。
【解決手段】ウェザーシールを補強するためのコアメタルインサートが設けられる。コアメタルインサートは、全体的にU字チャネル形状横断面を備え、かつ長手方向に延在する背部細長片から延在する第1尖叉及び第2尖叉を備える。これらの尖叉は曲げられてU字チャネル形状横断面を供する。背部細長片は好ましくは二重圧印されて、該背部細長片の各々の面に沿って1つずつの第1溝及び第2溝を形成する。二重圧印はコアメタルインサートのより長い延長部に帰着し、かつ、曲げ応力によりスナップ嵌合から分離し難い尖叉のより信頼し得る曲げを与える。好ましくは、背部細長片にはその反対両面の両方に複数の刻み目痕が設けられて、該刻み目痕に沿う背部細長片の確かなかつ合致した切断を容易にしてウェザーシール内に分離構造ステープルを形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、ウェザーシール(weatherseals)用担持体又はコアメタルインサート(core metal insert)の補強に関し、より詳細には、手荷物トランク、エンジン区画、ドア及び窓のような自動車の構成部分に使用されるウェザーシールに関する。
【0002】
ウェザーシール又は耐天候細長片(weatherstrips)は、通常、自動車の開口周りに延在する部分のような把持フランジ継手のための長手方向に延在するチャネル形状部分を備える。ウェザーシールは、通常、プラスチック、ゴム、ポリウレタンあるいは他のエラストマーのような曲げ易い覆い材料内に埋め込まれる、チャネル形状の補強担持体又はコアメタルインサートを備える。担持体は、ウェザーシールを、ウェザーシールが取り付けられるフランジの輪郭に適合するように湾曲させるか又は曲げることを許容するのに十分柔軟であるがその所望の把持機能を行うには十分強くあるべきである。
【0003】
【従来の技術】
従来技術によれば、種々のタイプのコアメタルインサートが存在する。これらのコアメタルインサートは連続したものであり、すなわち、このコアメタルインサートが補強するウェザーシールの全長に沿って金属製の連続した細長片である。このタイプのコアメタルインサートはウェザーシールに適切な構造的安定性及び堅固性を与える。その結果、このコアメタルインサートは、設置又は引き続く使用の間にその形状を損なう。しかしながら、これらの連続したコアメタルインサートは、これらのコアメタルインサートが埋設されるウェザーシールの柔軟性をかなり制限し、しばしば、ドア、及び窓、枠体から成るかなり曲線部分が多い経路に対するウェザーシールを、絶えず増大する空力学的及び現代風な自動車の構成に形成することを困難にする(例えば、特許文献1、2及び3参照)。
別の従来技術によれば、ウェザーシール用コアメタルインサートは、ウェザーシール内部で多数の大きな別々のコア部材にばらばらになるように構成されている。この構成では、コアメタルインサートは、コアの長さに沿って配置された金属製の薄いウェブを残す複数のスリットが設けられる。これを参照すると、これらの金属製の薄いウェブは、細長片が適切な半径のローラ上を走行する際に破断され、これにより上述したような多数の別々のコア部材を形成する。しかしながら、実際上、この装置は、別々のコア部材の全て又は実質的に全てをばらばらにすることに確かに帰着しないことが見出されてきた。実際にしばしば、上述したプロセスによって分離されなかった2、3、4、5、あるいはそれ以上のコア部材が存在し得る(例えば、特許文献4参照)。
【0004】
【特許文献1】
米国特許第5、783、312号明細書
【特許文献2】
米国特許第5、871、682号明細書
【特許文献3】
米国特許第6、079、160号明細書
【特許文献4】
米国特許第4、695、499号明細書
【0005】
上記のものに加えて、従来技術によるコアメタルインサートには別の問題が存在する。コアメタルインサートがその個々の部材にばらばらにされることを保証するために、コアメタルインサートは、最初に隣接する部材を連結するできるだけ少ない材料を備えて製造される。1つのそのような構成では、インサートは、連続して長手方向に延在する中央細長片を具備する平らな金属リボンとして製造される。尖叉は、慣用のU字チャンネル形状のコアメタルインサートを形成するために90°曲げられなければならず、その結果、ウェザーシールは関連するドア又は窓枠、あるいは他の設置場所に固定することができる。経験によれば、非常に多数の横方向に延在する尖叉は、曲げ工程の間に中央細長片から折り取られる。結果として得られるウェザーシールは尖叉が破断されている箇所では構造的剛性を欠き、従って、ウェザーシール内に全てのインサートを設ける目的を大いに損なう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従って、当該業界では、ウェザーシールが自身の望ましくない変形無しに容易に曲げられるように十分な曲げ易さを与える、ウェザーシールを補強するための改善されたコアメタルインサートに対する要求がある。好ましくは、そのような改善されたコアメタルインサートは確かに分離可能なコアメタルインサート部材を提供する。これらの部材の実質的に全ては互いに分離され、そしてU字チャネル形状への曲げに基づいて折り取れない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
ウェザーシール用のコアメタルインサートが設けられる。インサートは反対両側で長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁を備える。長手方向に延在する背部細長片が第1端縁及び第2端縁の間に設置され、かつこれらの端縁から離隔配置される。背部細長片は第1面、第2面、第1背部端縁、及び第2背部端縁を備える。複数の長手方向に離隔配置された第1スロットが第1端縁から第1背部端縁まで横方向に延在する。複数の長手方向に離隔配置された第2スロットが第2端縁から第2背部端縁まで横方向に延在する。背部細長片は、この細長片の第1面及び第2面にそれぞれ沿う反対両面に第1溝及び第2溝を形成するために圧縮される。
【0008】
別の実施形態によれば、ウェザーシール用のコアメタルインサートは反対両面で長手方向に延在する第1及び第2端縁を備えて設けられる。長手方向に延在する背部細長片が第1及び第2端縁の間に設置され、かつこれらの端縁から離隔配置される。背部細長片は第1面、第2面、第1背部端縁、第2背部端縁、第1端縁から第1背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第1スロット、第2端縁から第2背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スロット、及び、背部細長片の第1面及び第2面に設けられた複数の刻み目痕を備える。刻み目痕は、コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の背部細長片のそれぞれの面に沿って横方向に延在する。
【0009】
本発明によれば、被覆材料の外側層内に埋設されたコアメタルインサートを備えるウェザーシールが設けられる。コアメタルインサートは反対両側で長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁を備える。長手方向に延在する背部細長片が第1端縁及び第2端縁の間に設置され、かつこれらの端縁から離隔配置される。背部細長片は第1面、第2面、第1背部端縁、第2背部端縁、第1端縁から第1背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第1スロット、及び、第2端縁から第2背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スロットを備える。背部細長片の第1面及び第2面は、それぞれ、第1溝及び第2溝を形成するために圧縮される。
【0010】
ウェザーシールのためにコアメタルインサートを作る方法も提供される。この方法は以下の段階を含む、(a)長手方向に延在する第1端縁及び長手方向に延在する第2端縁を備える平らなメタルブランクを形成する段階、(b)第1端縁から横方向に延在する複数の第1スリットと、第2端縁から横方向に延在する複数の第2スリットとを形成するために平らなメタルバンクにスリットを形成し、その結果、第1スリット及び第2スリットが、平らなメタルブランクの第1端縁及び第2端縁の間に設置され、かつこれらの端縁から離隔配置される、長手方向に延在するスリットが形成されていない背部細長片を形成する段階、及び(c)背部細長片の反対両面に該反対両面に第1溝及び第2溝を形成するために背部細長片に二重圧印を行い、ここで、背部細長片は第1溝及び第2溝の形成によって薄くされる。また、平らなメタルブランクは引き延ばされて、背部細長片の反対両側に関連する第1尖叉及び第2尖叉の対を備えるコアメタルインサートを形成する段階。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1、図3a及び図3bは、本発明によるウェザーシールを補強するためのコアメタルインサート10を示す。図1は、反対両端にあり、全体的に平行であり、及び長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁14、16を備える平らなメタルブランクである細長片12を示す。メタルブランク12は、好ましくは、例えば被覆された鋼、電気亜鉛メッキされた鋼、軟鋼、ステンレス鋼、あるいはアルミニウム合金のような金属から成る。典型的には、メタルブランク12は、約0.016インチから0.050インチまでの厚さ、及び約3/4インチから約4インチまでの厚さを有している。
【0012】
ブランク12は、第1端縁及び第2端縁14、16の間に位置し、かつこれらの端縁から離隔配置された、長手方向に延在する背部細長片20を備える。第1端縁14から背部細長片20の第1背部端縁24まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第1スリット18が第1端縁14に沿って形成される。第1スリット18は、互いに対して等しく離隔配置されることが好ましい。第2端縁16から背部細長片20の第2背部端縁26まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スリット22が第2端縁16に沿って形成される。第2スリット22は、互いに対して等しく離隔配置されることが好ましい。第1及び第2スリット18及び22は、背部細長片20であるか又はこの細長片になる、長手方向に延在するスリットが形成されない領域を定義するために内向きに延在する。好ましくは、第1スリット18の間隔及び第2スリット22の間隔は等しくかつ整合され、その結果、各第1スリット18は、開口、あるいは同じ長手方向位置に設置されかつこれらの第1スリットと直線的に整合された関連する第2スリットを備える。ここで、関連する第1及び第2スリット18及び22は、背部細長片20によって分離されかつ断続的に作られる。上記の形状構成は、図1に示した形状構成である。代換的構成では、第1スリット18の間隔は第2スリット22の間隔に等しいが、第2スリット22は第1スリット18(図示せず)から長手方向に偏倚される。この実施形態では、各第1スリット18は関連する第2スリット22を備えるが、これらの関連する第1スリット18及び第2スリット22は、互いに長手方向から偏倚される。
【0013】
図1に示すように、一実施形態では、背部細長片20は、ブランク12の中心線21に沿って、すなわち第1端縁12及び第2端縁16から等しく離隔されて設置される。背部細長片20のこの配置は、等しい長さの第1及び第2スリット18を与え、かつ、以下にさらに説明するように、等しい長さの第1尖叉28及び第2尖叉30(そして実質的なU字チャネル形状コアメタルインサート)に帰着する。別の実施形態では、背部細長片20は、第2スリット22よりも長いか又は短い第1スリット18に帰着する、中心線21から横方向に偏倚した位置に設置し得る。そのよう配置構成は、第2尖叉30及び実質的にJ字チャネル形状コアメタルインサートよりも長いか又は短い、第1尖叉28に帰着する。U字又はJ字チャネル形状のコアメタルインサートが所望されるかは、特定用途に依存する。発明の詳細な説明及び特許請求の範囲で使用されるように、U字チャネルという用語は、U字及びJ字チャネル形状の横断面を含む。
【0014】
図3aに最も良く示すように、ブランク12は力を加えることによって膨張してブランク12を長くし、かつスリット18、22を長手方向に膨張させるか又は開放させる。このように、反対両側又は関連するスリット18及び22は膨張して相応して関連するスロット18´及び22´を形成する。関連するスリット18及び22が直線的に整合されると、相応して関連するスロット18´及び22´は(図3aに示すように)同様に互いに整合される。別様に、関連するスリット18及び22が直線的に整合しない場合(すなわちこれらのスリットが互いに長手方向に偏倚する場合)、このような場合には、相応して関連するスロット18´及び22´は同様に長手方向に偏倚する(図示せず)。ブランクの長手方向の膨張は、圧印動作によって行われることが好ましい。ブランク12は、背部細長片20と整合する圧印ダイに沿って通過し、そしてダイは背部細長片20に沿って下向きの力を働かせ、このようにして背部細長片を薄くし、かつブランク12の長さを膨張させる。第1実施形態では、圧印動作は当該業界では周知の単一の圧印動作とし得るが、背部細長片20の一面のみ(に隣接する単一の溝に帰着する)に沿って圧縮されてきた単一の圧印背部細長片20に帰着する。本発明の第2好ましい実施形態では、圧印動作は図2に示すような二重圧印動作であり、そして結果として生じるコアメタルインサート10は図3bに示すような二重圧印された背部を備える。この実施形態では、ブランク12は二重圧印動作を通過する。この圧印動作が行われるところでは、対向するダイ50及び52が背部細長片20の反対両面に係合して背部細長片20の第1及び第2面の各々に、それぞれ、対向して配向された圧縮力を与える。それ自体、背部細長片20は、両側から薄くされ(すなわち、自身の第1及び第2面の両方に沿って圧縮される)、第1及び第2面に窪み又は溝60及び62に帰着する。圧印動作は、スリット形成の後又はこのスリット形成に付随して行われることが好ましい。
【0015】
圧印(又は二重圧印)動作は、第1及びと第2スロット18´及び22´間の(そしてこれらのスロットによって分離された)第1及び第2尖叉28及び30のそれぞれの形成に帰着する。(図3aを参照)。図面中に見られるように、第1尖叉28及び第2尖叉30は対向する第1背部端縁24及び第2背部端縁26からそれぞれ延在する。やや好ましい実施形態では、ブランク12は、スロット18´、22´及び尖叉28、30を形成するためのピンチローラを介して十分な力をブランクに加えることによって長手方向に膨張し得る。
【0016】
本発明による背部細長片20の二重圧印は好ましい。何故なら、この二重圧印は、結果として得られる反対両面に溝60及び62を有するコアメタルインサートにおいて、第1尖叉28及び第2尖叉30が背部細長片20から尖叉を少しも破断又は実質的に破断せずに、換言すれば尖叉28及び30は実質的に無傷である、最終的なU字チャネル形状インサート10を形成するために曲げ得ることが判明しているからである。自ら特別の理論に束縛されずに、反対両面の溝60及び62を具備する二重圧印された背部細長片20は、尖叉を曲げる工程の間にコアメタルインサート10内でより均等に分配されたせん断及び曲げ応力に帰着する。その結果として、応力は尖叉の曲げ領域(肩部32)の頂点に沿って集中しない。従って、これらの尖叉は曲げの間に肩部32においてポキッと折れにくい。
【0017】
メタルブランク12の膨張に続いて、インサート10は、背部細長片20の少なくとも1つの面に沿って複数の刻み目痕(score marks)が設けられる(図3a参照)。刻み目痕は、以下にさらに詳細に説明するように、個々のインサート部材又はステープル70を形成するために背部細長片20をボキッと折るための意図的な破損態様として設けられる。刻み目痕64は、刻み目付ダイ(図示せず)又は他の慣用の装置を使用して慣用の方法で設けられる。好ましくは、刻み目痕64の深さは、刻み目痕64が背部細長片20に沿って、関連する第1スロット18´及び第2スロット22´間で横方向に延在することが好ましい状態で、スタート時のメタルブランク12又は背部細長片20の厚さの8〜12パーセント、好ましくは10パーセントである。関連するスロット18´及び22´が長手方向に整合されると、これらのスロット間の刻み目痕64は、コアメタルインサート10(図3aに示すように)の長手方向軸線又は中心線21に直角であることが好ましい。別様によれば、関連するスロット18´及び22´間の刻み目痕64は、中心線21(図示せず)に対して傾斜し得る。発明の詳細な説明及び特許請求の範囲で使用されたように、刻み目痕64対する「横方向に延在する(extending transversely)」なる用語は、上述した直角及び傾斜配向の両方を含む。
【0018】
最も好ましい実施形態では、背部細長片は二重圧印される。これは、上述したような刻み目痕64が背部細長片20の両面に設けられることを意味する。この実施形態では、背部細長片20は、自身の反対両面に配置された反対両面の刻み目痕64に沿って合致しかつ確かに破断されるか又は切断され、もって最終仕上されたウェザーシール36(以下に説明する)に留まっている、取り外されていない多くのステープルの群が無い(あるいは実質的に無い)状態のコアメタルインサート10から個々のステープル70を形成する。
【0019】
図4に最も良く示すように、コアメタルインサート10は、U字チャネル形状の横断面を備えて設けられる。第1尖叉28及び第2尖叉30は、図4に示すようなU字形状横断面を形成する慣用の装置によって肩部32において(例えば、実質的に90°)曲げられる。
【0020】
本発明によるコアメタルインサート10は、この段落に説明するような寸法を有することが好ましい。以下の寸法は、二重圧印に引き続くが、尖叉28、30を曲げて所望のU字チャネル形状を形成する前、すなわち図3aに示すような、インサート10に対して設定される。インサート10の適切な寸法は、尖叉28、30の曲げに引き続いて一定又は実質的に一定に留められることが理解されよう。同様に、分離構造ステープル70(以下に説明する)の寸法は、背部細長片20の切断に先立ってインサート10の対応する寸法に対して実質的に一定のままである。以下の寸法の全てはミリメートル単位である。
インサート10は第1端縁14及び第2端縁16の間で測定された、好ましくは、30〜40、好ましくは、31〜36、好ましくは、32〜35、好ましくは、33〜34、好ましくは、33.7〜34である幅を備える。
背部細長片20は好ましくは1.5〜4、好ましくは1.8〜3、好ましくは、2〜2.5、好ましくは、2.1〜2.4の幅、及び好ましくは0.1〜0.5、好ましくは、0.15〜0.4、好ましくは、0.2〜0.35、好ましくは、0.25〜0.32、好ましくは、0.255〜0.305の厚さを備える。
第1スロット18´及び第2スロット22´の全ては好ましくは同じ幅又は実質的に同じ幅(それぞれの端縁14及び16における尖叉間で測定された)を備える。この幅は、好ましくは0.5〜1.5、好ましくは、0.6〜1.3、好ましくは、0.7〜1.2、好ましくは、0.7〜1.1、好ましくは、0.74〜1.04.である
第1尖叉28及び第2尖叉30は、(それぞれの端縁14及び16において隣接するスロット間で測定された)2〜4、好ましくは、2.2〜3.8、好ましくは、2.4〜3.6、好ましくは2.6〜3.4、好ましくは、2.8〜3.1の幅、及び0.2〜0.6、好ましくは、0.3〜0.5、好ましくは、0.35〜0.45の厚さを備える。
【0021】
図5〜図7に最も良く示すように、ウェザーシール36は、コアメタルインサート10を押し出し成形機に通過させてインサートを被覆材料38から成る外側層内に埋設させることによって形成することが好ましい。好ましくは、図5に示すように、被覆材料38は、尖叉28、30を曲げてU字チャネル形状横断面を形成する前に平らなコアメタルインサート10に亘って設けられる。結果として得られる組立体は、所望の(例えば、図6に示すようなU字チャネル形状の)横断面を具備するウェザーシール36を形成するためにコアメタルインサート10の尖叉を曲げるための機械又は装置に供給される。あるいは、図6に示すように、コアメタルインサート10は、押出式形機にコアメタルインサートを送給する前に(第1尖叉28及び第2尖叉30を曲げることによって)U字チャネル形状に形成し得る。この実施形態では、被覆材料38はチャネル形状インサートの周りに押し出し成形され、かつチャネル形状インサート10を埋設して、所望のU字チャネル形状横断面の長手方向チャネル48を備えるウェザーシール36を提供するように構成されている。更なる曲げ加工は不要である。コアメタルインサート10が、本発明におけるように、構造ステープル70のような一連の分離部材に破断されるように構成されると、平らな未形成形状のコアメタルインサート10に亘って被覆材料38を押し出し成形することは特に有利であることが明らかになろう。
【0022】
図8を参照すれば、ウェザーシール(埋め込まれたコアメタルインサート10を具備する)は、反対両側に交互にある一連のローラ56を通過して刻み目痕64に沿って背部細長片20を効果的に切断する。(簡素化のために、被覆材料38は図8に示していない)。このように、インサートはウェザーシール36内に別々の、分離構造ステープル70を形成するために、刻み目痕64に沿ってばらばらに壊れる(切断される)。ローラ56がウェザーシール36に対して衝突する時に、被覆材料38は埋設されたインサート10の背部細長片20に対して圧縮される。この圧縮は背部細長片20に対してかなりの応力を与える。これらの応力は、細長片20の最も弱い箇所(すなわち、刻み目痕)に沿って、これらの箇所においてこの細長片が折れる(破断する)まで集中する。本発明による二重圧印は、背部細長片の一面のみに刻み目を付けるのに比較して、背部細長片20に極めて合致した確かな破断に帰着することが判明している。当該業界で今まで共通の課題であった、多数の固着したステープルの群が無いか又は実質的に無い状態で、図9に示すようなウェザーシール36内に分離構造ステープル70を形成する結果となる。本発明によるコアメタルインサート10は、上述した背部細長片切断操作に引き続くコアメタルインサート10内の隣接するステープルから完全に分離されたステープル70の少なくとも90、好ましくは少なくとも92、好ましくは少なくとも94、好ましくは少なくとも96、好ましくは少なくとも98パーセントに帰着することが好ましい。図8から明白なように、尖叉28、30を曲げてU字チャネル形状構成にする前に、ウェザーシールは平らな形状のローラ56を通過することが好ましい。しかしながら、尖叉28及び30が最初に曲げられてU字チャネル形状インサート10(及びチャネル48)を形成すると、ローラ56はチャネル壁44及び46内に適合するように寸法づけ得るものであり、かつ背部細長片20のみに沿って載ることができる。従って、図8中に描いた背部切断動作は、尖叉28及び30が曲げられてU字チャネル形状横断面を形成する前又は後のいずれにも進行し得る。
【0023】
背部細長片20がいずれか他の適切な手段によって刻み目痕64に沿って切断し得ることが少なからず好ましい。
【0024】
被覆材料38は、例えば、エラストマー、熱可塑性プラスチック、天然又は合成ゴム、好ましくはポリ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタンのような弾発的かつ曲げ易い材料である。被覆材料38は、通常、例えば、図示したバルブ(bulb)部分又はへり(lip)のような当該技術分野で周知であるように、一体押し出し成形又は引き続いて取り付けられたシール部材40(図7及び図10)を含む。シール部材40は、通常、高跳ね返り性を備えるエラストマー又は他の適切な材料である。シール部材40は、ウェザーシール36上の何れか適切な位置に設置し得る。被覆材料38は、通常、一体押し出し成形された把持リップ部(integrally extruded gripping lips)42を含む。
【0025】
被覆材料38は、通常、一体押し出し成形された把持リップ部(integrally extruded gripping lips)42を含む。把持リップ部42は、ウェザーシールチャネル48の長さに沿って長手方向に延在し、かつチャネル48の対向壁44、46の内側から延在する。図示したように、任意の数の把持リップ部42を設けることができ、かつ対向壁44、46に等しい数又は等しくない数の把持リップ部42を設けることができる。
【0026】
図10に最も良く示すように、ウェザーシール36が、例えば、自動車のドアフレームの周りで金属フランジ80に固定されると、分離構造ステープル70は、密封部材40を変形させることなく容易に湾曲可能にする。多くのグループ化されたステープル70(これらは互いに上手く切断されなかった)の実例が最小化されるから本発明は特に有利である。このようにして、シール部材40がほとんど又は全く変形することなく、ウェザーシール36の優れた柔軟性を提供する。曲げの間に尖叉が背部から破断されることなく、別々の構造ステープル70の全て又はほとんど全てが無傷のままであるため、本発明は特に有利である。総合的な結果は構造的整合性を危険にさらすことのない極めて曲げ易いウェザーシール36である。したがって、ウェザーシール36は、荷物室、エンジン区画室、及びドア開口に適合される時のようなかなりの曲線部分に適用することに対しては特に上手く適合される。
【0027】
図示したコアメタルインサート10は、図1に示されるような平らなメタルブランク12に最初にスリットを形成することによって作るのが好ましい。その後、好ましくは、メタルブランク12は二重圧印(図2)によって引き延ばされ、スリット18、22がスロット18´、22´に開くことに帰着する。メタルブランク12の部分が浪費されないため、この方法は有利である。実際、メタルブランク12が引き延ばされるため、引き延ばし工程の前よりもこの引き延ばし工程の後でより多くの長さが有用である。好ましくは、発明の詳細な説明に記載されるような二重圧印は、スタート時のメタルブランク12と比較して、少なくとも5、好ましくは少なくとも10、好ましくは少なくとも15パーセントの長さの増加に帰着する。
【0028】
本発明の範囲内の多くの他の方法でコアメタルインサートを生産することができることが留意される。例えば、スロット18´及び22´はプレスによって切断又は打ち抜くことができる。
【0029】
本発明の特定の実施形態を詳細に説明してきたが、本発明は特許請求の範囲に応じて限定されないが、この特許請求の範囲の精神及び用語内から生じる全ての変更及び変形を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるブランクメタル形態のコアメタルインサートの部分図である。
【図2】本発明による二重圧印動作の概略斜視図である。
【図3a】コアメタルインサートが二重圧印された後の、図1のコアメタルインサートの拡大部分図である。
【図3b】図3aのコアメタルインサートの端面図である。
【図4】尖叉が曲げられてU字チャネル形状に形成された後の図3aのコアメタルインサートの斜視図である。
【図5】U字チャネル形状に形成する前の図3aのコアメタルインサートを含むウェザーシールの横断面図である。
【図6】図4のコアメタルインサートを含む、部分的に断面で示した、ウェザーシールの斜視図である。
【図7】図6のウェザーシールの横断面図である。
【図8】本発明による背部細長片切断動作の概略的斜視図である。
【図9】別々の構造体ステープルを示す、部分的に断面で示した、ウェザーシールの斜視図である。
【図10】自動車の金属製フランジに設置された図7のウェザーシールの、断面で示した、斜視図である。
【符号の説明】
10 コアメタルインサート
12 メタルブランク
14 第1端縁
16 第2端縁
18 第1スリット
18´ 第1スロット
20 背部細長片
21 中心線
22 第2スリット
22´ 第2スロット
24 第1背部端縁
26 第2背部端縁
28 第1尖叉
30 第2尖叉
32 肩部
36 ウェザーシール
38 被覆材料
40 シール部材
42 把持リップ部
44、46 対向壁
48 ウェザーシールチャネル
50、52 ダイ
56 ローラ
60、62 窪み叉は溝
64 刻み目痕
70 ステープル
80 金属フランジ

Claims (30)

  1. ウェザーシール用コアメタルインサートであって、
    反対両側にありかつ長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁、
    前記第1端縁及び前記第2端縁から離隔配置された長手方向に延在し、第1面、第2面、第1背部端縁及び第2背部端縁を備える背部細長片、
    前記第1端縁から前記第1背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第1スロット、及び
    前記第2端縁から前記第2背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スロットを備え、
    前記背部細長片が、自身の第1面及び第2面にそれぞれ沿う反対両面に第1溝及び第2溝を形成するために圧縮される、ウェザーシール用コアメタルインサート。
  2. 前記第1溝及び前記第2溝を形成するために、前記背部細長片が二重圧印される、請求項1に記載のコアメタルインサート。
  3. 前記背部細長片の第1面及び第2面の少なくとも1つに設けられた複数の刻み目痕を更に備え、前記刻み目痕の少なくとも1つが前記コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の前記背部細長片のそれぞれに対応する面に沿って横方向に延在する、請求項1に記載のコアメタルインサート。
  4. 前記刻み目痕が、前記背部細長片の第1面及び第2面の各々に設けられる、請求項3に記載のコアメタルインサート。
  5. 前記刻み目痕が、前記背部細長片の厚さの8〜12パーセントの深さを有する、請求項3に記載のコアメタルインサート。
  6. 前記インサートが、被覆鋼、電気亜鉛めっき鋼、軟鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、及びこれらの合金から成る群から選択した材料を含んで成る、請求項1に記載のコアメタルインサート。
  7. 前記背部細長片が、0.1〜0.5ミリメートルの厚さを備える、請求項1に記載のコアメタルインサート。
  8. 複数の第1尖叉及び複数の第2尖叉を備え、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が前記背部細長片から延在し、かつこれらの尖叉が前記第1スロット及び第2スロットの間にそれぞれ配置され、前記コアメタルインサートがU字チャネル形状を備えるように、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が曲げられる、請求項1に記載のコアメタルインサート。
  9. 前記第1尖叉及び前記第2尖叉が実質的に損なわれない、請求項8に記載のコアメタルインサート。
  10. ウェザーシール用コアメタルインサートであって、反対両側にありかつ長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁、
    前記第1端縁及び前記第2端縁から離隔配置され、第1面、第2面、第
    1背部端縁及び第2背部端縁を備える、長手方向に延在する背部細長片、前記第1端縁から前記第1背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手
    方向に離隔配置された第1スロット、
    前記第2端縁から前記第2背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スロット、及び、
    前記背部細長片の第1面及び第2面の少なくとも1つに設けられ、少なくとも1つが前記コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の前記背部細長片のそれぞれの面に沿って横方向に延在する、複数の刻み目痕を備える、ウェザーシール用コアメタルインサート。
  11. 前記刻み目痕が、前記背部細長片の厚さの8〜12パーセントの深さを備える、請求項10に記載のコアメタルインサート。
  12. 前記背部細長片が、該細長片の第1面及び第2面にそれぞれ沿う反対両面にある第1溝及び第2溝を形成するために圧縮される、請求項10に記載のコアメタルインサート。
  13. 前記第1溝及び前記第2溝を形成するために、前記背部細長片が二重圧印される、請求項12に記載のコアメタルインサート。
  14. 前記インサートが、被覆鋼、電気亜鉛めっき鋼、軟鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、及びこれらの合金から成る群から選択した材料を含んで成る、請求項10に記載のコアメタルインサート。
  15. 前記背部細長片が、0.1〜0.5ミリメートルの厚さを備える、請求項10に記載のコアメタルインサート。
  16. 複数の第1尖叉及び複数の第2尖叉を備え、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が前記背部細長片から延在し、かつこれらの尖叉が前記第1スロット及び前記第2スロットの間にそれぞれ配置され、前記コアメタルインサートがU字チャネル形状横断面を備えるように、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が曲げられる、請求項10に記載のコアメタルインサート。
  17. 前記第1尖叉及び前記第2尖叉が実質的に損なわれない、請求項16に記載のコアメタルインサート。
  18. 被覆材料の外側層内に埋設されたコアメタルインサートを備えるウェザーシールであって、
    前記コアメタルインサートが、
    反対両側にありかつ長手方向に延在する第1端縁及び第2端縁、
    前記第1端縁及び前記第2端縁から離隔配置され、第1面、第2面、第1背部端縁及び第2背部端縁を備える、長手方向に延在する背部細長片、 前記第1端縁から前記第1背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第1スロット、及び
    前記第2端縁から前記第2背部端縁まで横方向に延在する、複数の長手方向に離隔配置された第2スロットを備え、
    前記背部細長片が、該細長片の第1面及び第2面にそれぞれ沿う反対両面にある第1溝及び第2溝を形成するために圧縮される、ウェザーシール。
  19. 複数の第1尖叉及び複数の第2尖叉を備え、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が前記背部細長片から延在し、かつこれらの尖叉が前記第1スロット及び前記第2スロットの間にそれぞれ配置され、前記コアメタルインサートがU字チャネル形状横断面を備えるように、前記第1尖叉及び前記第2尖叉が曲げられる、請求項18に記載のウェザーシール。
  20. 前記背部細長片が、自身の第1面及び第2面の少なくとも1つに設けられた複数の刻み目痕を備え、前記刻み目痕の少なくとも1つが前記コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の前記背部細長片のそれぞれの面に沿って横方向に延在する、請求項18に記載のウェザーシール。
  21. 前記背部細長片が、前記ウェザーシール内で複数の分離構造ステープルを形成するために前記刻み目痕に沿って切断される、請求項20に記載のウェザーシール。
  22. ウェザーシール用コアメタルインサートを作る方法であって、
    (a)長手方向に延在する第1端縁及び長手方向に延在する第2端縁を備える平らなメタルブランクを形成する段階、
    (b)前記第1端縁から横方向に延在する複数の第1スリットと、前記第2端縁から横方向に延在する複数の第2スリットとを形成するために前記平らなメタルブランクにスリットを形成し、それにより、前記第1スリット及び前記第2スリットが、前記平らなメタルブランクの第1端縁及び第2端縁の間に設置され、かつこれらの端縁から離隔配置される、長手方向に延在するスリットが形成されていない背部細長片を形成する段階、及び
    (c)前記背部細長片に二重圧印を行って該背部細長片の反対両面に沿って該反対両面に第1溝及び第2溝を形成し、もって前記背部細長片が前記平らなメタルブランクに対して薄くされ、及び前記メタルブランクが前記コアメタルインサートから引き延ばされ、前記インサートが前記背部細長片の反対両端縁から延在する第1尖叉及び第2尖叉の対を備えるようにする段階を備える方法。
  23. 前記コアメタルインサートにU字チャネル形状横断面を与えるために、前記第1尖叉及び前記第2尖叉を曲げる段階を更に備える、請求項22に記載の方法。
  24. ウェザーシールを形成するために前記コアメタルインサートに亘って被覆材料を押し出し成形する段階を更に備える、請求項22に記載の方法。
  25. 前記背部細長片の少なくとも1つの面に、前記コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の前記背部細長片の前記面に沿って横方向に延在する、複数の刻み目痕を形成する段階、及び、
    前記ウェザーシールを一連のローラに通過させて前記背部細長片を前記刻み目痕に沿って効果的に切断し、これにより前記ウェザーシール内に分離構造ステープルを形成する段階を更に備える、請求項24に記載の方法。
  26. 前記刻み目痕が、前記背部細長片の第1面及び第2面の両方に設けられる、請求項25に記載の方法。
  27. 前記ステープルの少なくとも90パーセントが前記コアメタルインサートの隣接するステープルから完全に分離される、請求項25に記載の方法。
  28. 前記背部細長片の少なくとも1つの面に設けられた複数の刻み目痕を備え、前記刻み目痕が前記コアメタルインサートの関連する第1スロット及び第2スロット間の前記背部細長片の前記面に沿って横方向に延在する、請求項22に記載のウェザーシール。
  29. 前記刻み目痕が、前記背部細長片の第1面及び第2面の両方に設けられる、請求項28に記載の方法。
  30. 前記平らなメタルブランクの長さが、前記コアメタルインサートを形成するために少なくとも5パーセントだけ引き延ばされる、請求項22に記載の方法。
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