JP2004244603A - 重合性基を有する生分解性ポリホスフェート、製造方法および用途 - Google Patents

重合性基を有する生分解性ポリホスフェート、製造方法および用途 Download PDF

Info

Publication number
JP2004244603A
JP2004244603A JP2003076565A JP2003076565A JP2004244603A JP 2004244603 A JP2004244603 A JP 2004244603A JP 2003076565 A JP2003076565 A JP 2003076565A JP 2003076565 A JP2003076565 A JP 2003076565A JP 2004244603 A JP2004244603 A JP 2004244603A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
formula
carbon atoms
represented
linear
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003076565A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4274827B2 (ja
Inventor
Yasuhiko Iwasaki
泰彦 岩崎
Kazuhiko Ishihara
一彦 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2003076565A priority Critical patent/JP4274827B2/ja
Publication of JP2004244603A publication Critical patent/JP2004244603A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4274827B2 publication Critical patent/JP4274827B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Biological Depolymerization Polymers (AREA)
  • Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)

Abstract

【課題】生体適合性と生分解性を併せ持つポリマーヒドロゲルを容易に製造する上で重要な原料となる、複数のビニル基を有する新規なポリホスフェートを提供する。
【解決手段】下記式[1]
Figure 2004244603

(式中Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。m、nは2から4の整数を示し、pとqは各ユニットの割合を示し、p/qは1/99から99/1であり、分子量1,000から50,000である。)で表わされるポリホスフェート。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は重合性基を側鎖に有するポリホスフェート、製造方法及び用途に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、加水分解や酵素分解により分解、消失する分解性プラスチックが環境保全や医療用具の材料として用いられている。しかし、一般の分解性高分子であるポリ乳酸やポリグリコール酸などの脂肪族ポリエステルは結晶性及び疎水性が高いため分解時間が非常に長く、特に医療用具として利用される場合、生体内の残存が問題となっている。そこで分解性に優れ、生体に害を与えない新しい分解性高分子が望まれている。
【0003】
この様な背景の中から、水溶性高分子であるポリエチレングリコールなどと共重合し、結晶性を下げ親水性を増した脂肪族ポリエステルが報告されている。しかしながら、脂肪族ポリエステルの分解では低分子量の酸が多量に生成し、生体組織に悪影響を及ぼすという問題があった。
【0004】
また、脂肪族ポリエステルその分解性を利用して、薬物やタンパク質を放出する担体を得ることも報告されている。しかし、これらの重合体の物質透過性は乏しく、内包されたタンパク質が変性、失活してしまうという問題があった。
【0005】
【発明者が解決しようとする課題】
本発明の第1の目的は、生分解性かつ生体適合性に優れた高分子架橋体を製造する上で重要な材料となる、重合性基を側鎖に有するポリホスフェートを提供することにある。
本発明の第2の目的は、重合性基を有する新規なポリホスフェートの製造方法を提供することにある。
本研究の第3の目的は、重合性基を有する新規なポリホスフェートの用途を提供することにある。
【0006】
【課題を決定するための手段】
本発明者らは、前記課題を解決するため鋭意検討した結果、種々のアルキル鎖を有する環状リン酸化合物と重合性基を有する環状リン酸化合物をアニオン開環重合により、重合性基を有するポリホスフェートが得られることの知見を得て、またさらに、前記の新規なポリホスフェートは優れた分解性を有し、容易に高分子架橋体を製造する上で重要な原料となる知見を得て、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、次の(1)〜(6)である。
【0007】
(1)下記式[1]
【0008】
【化7】
Figure 2004244603
(式中Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。m、nは2から4の整数を示し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。pとqは各ユニットの割合を示し、p/qは1/99から99/1であり、望ましくは98/2から70/30である。分子量1,000から50,000望ましくは5,000から20,000のポリホスフェートの合成が可能である。)で表わされるポリホスフェート。
【0009】
(2)下記式[2]
【0010】
【化8】
Figure 2004244603
【0011】
(式中Rは水素または炭素数1から4のアルキル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基を示す。Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。mは2から4の整数である。)で表される前記式[1]のポリホスフェートの原料。
【0012】
(3)下記式[3」
【化9】
Figure 2004244603
(式中Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Aは1個の水酸基を有する炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される重合性基を有する化合物と下記式[4]
【化10】
Figure 2004244603
(式中Xはハロゲン原子であり、mは2から4の整数である。)
で表される環状リン酸化合物とを有機塩基の存在下で反応させることを特徴とする下記式[2]
【化11】
Figure 2004244603
(式中R、mは前記と同じであり、Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される環状リン化合物の製造方法。
(4)前記(2)の式[4]の環状リン化合物と、下記式[5]
【0013】
【化12】
Figure 2004244603
(式中Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。nは2から4の整数である。)で表される環状リン化合物とを、アルキル金属化合物存在下で反応させることを特徴とする請求項1記載式[1]の重合体の製造方法。
【0014】
(5)前記式[1]で表される重合性基を有するポリホスフェートからなる生分解性材料。
【0015】
(6)前記式[1]で表される重合性基を有するポリホスフェートを用いて架橋してなる生分解性材料。
【0016】
【発明実施の形態】
第一の発明のポリホスフェートは下記式[1]
【0017】
【化13】
Figure 2004244603
【0018】
で表される基を有する重合体である。
ここで式中Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。m、nは2から4の整数を示し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。pとqは各ユニットの割合を示し、p/qは1/99から99/1であり、望ましくは98/2から70/30である。分子量1,000から50,000望ましくは5,000から20,000のポリホスフェートの合成が可能である。
【0019】
第2の発明のポリホスフェートの原料は、
下記式[2]
【0020】
【化14】
Figure 2004244603
【0021】
で表される前記式[1]のポリホスフェートの原料である。
ここで、式中Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。
【0022】
前記重合体の原料である環状リン化合物は、次の方法で容易に製造することができる。すなわち、下記式[3]
【化15】
Figure 2004244603
【0023】
(式中Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Aは1個の水酸基を有する炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される重合性基を有する化合物)で表される環状リン化合物と下記式[4]
【0024】
【化16】
Figure 2004244603
(式中Xはハロゲン原子であり、mは2から4の整数である。)
で表される環状リン酸化合物とを有機塩基の存在下で反応させることを特徴とする下記式[2]
【0025】
【化17】
Figure 2004244603
(式中R、mは前記と同じであり、Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される環状リン化合物の製造方法である。
【0026】
また、前記式[1]のポリホスフェートの製造方法は、次のようにして容易に製造することができる。すなわち、前記式[2]と下記式[5]
【0027】
【化18】
Figure 2004244603
(式中Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。nは2から4の整数である。)で表される環状リン化合物を、アルキル金属化合物存在下で反応させることを特徴とする前記式[1]で表される重合体の製造方法である。
【0028】
また、前記式[1]で表される本発明の重合体は、リン酸エステル結合を有する重合体であって、生分解性材料として好適である。
【0029】
前記式[1]で表される本発明の重合体を単体もしくは他の重合性化合物とラジカル重合することにより容易に架橋体を製造することができる。
【0030】
さらに、本発明を詳細に説明する。式[1]においてAは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−であり、Bは式[3]で表される水酸基もしくはアミノ基を有する重合性化合物の残基である。式[1]および[3]のRは水素または炭素数1、2のアルキル基を示し、好ましくは、メチル基である。
【0031】
式[3]で表されるBを残基とする1個の水酸基を持つ化合物としては、
ヒドロキシメチルアクリレート、ヒドロキシメチルメタクリレート、ヒドロキシメチルエタクリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシメチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルエタクリレート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒドロキシプロピルメタクリレート、3−ヒドロキシプロピルエタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレート、4−ヒドロキシブチルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルエタクリレート、5−ヒドロキシペンチルアクリレート、5−ヒドロキシペンメタクリレート、5−ヒドロキシペンエタクリレート、6−ヒドロキヘキシルアクリレート、6−ヒドロキヘキシルメタクリレート、6−ヒドロキヘキシルエタクリレート、7−ヒドロキシヘプチルアクリレート、7−ヒドロキシヘプチルメタクリレート、7−ヒドロキシヘプチルエタクリレート、8−ヒドロキシオクチルアクリレート、8−ヒドロキシオクチルメタクリレート、8−ヒドロキシオクチルエタクリレート、9−ヒドロキシノニルアクリレート、9−ヒドロキシノニルメタクリレート、9−ヒドロキシノニルエタクリレート、10−ヒドロキデシルアクリレート、10−ヒドロキデシルメタクリレート、10−ヒドロキデシルエチルエタクリレート、2−ヒドロキシエトキシエチルアクリレート、2−ヒドロキシエトキシエチルメタクリレート、2−ヒドロキシエトキシエチルエタクリレート、ポリ(エチレングリコール)アクリレート(n=3〜10)、ポリ(エチレングリコール)メタクリレート(n=3〜10)、ポリ(エチレングリコール)エタクリレート(n=3〜10)、2−ヒドロキシエチルアクリルアミド、2−ヒドロキシエチルメタクリルアミド、4−ヒドロキシブチルアクリルアミド、4−ヒドロキシブチルメタクリルアミド、6−ヒドロキシヘキシルアクリルアミド、6−ヒドロキシヘキシルメタクリルアミド、2−ヒドロキシエチルアクリルウレタン、2−ヒドロキシエチルメタクリルウレタン、4−ヒドロキシブチルアクリルウレタン、4−ヒドロキシブチルメタクリルウレタン、6−ヒドロキシヘキシルアクリルウレタン、6−ヒドロキシヘキシルメタクリルウレタンが挙げられる。
【0032】
これらの1個の水酸基を有する重合性化合物と反応させる式[4]の化合物のXは、Br、Cl、I等のハロゲン原子である。Mは2〜4の整数であり、好ましくは2である。
XがClでmが2の場合、式[4]の化合物は2−クロロ−2−オキソ−1、3、2−ジオキサホスホランであり、公知の方法(R.S.Edmundson,Chem.Ind.(London),1962,1828(1962))により製造することができる。
式[3]で表される1個の水酸基を有する重合性化合物と式[4]の化合物との反応の際には、有機塩基を脱ハロゲン化水素剤として用いる。
ここで使用される有機塩基は、トリエチルアミン、ピリジン、4−ジメチルアミノピリジン、2,6−ルチジン、ジイソプロピルアミン、ジシクロヘキシルアミン等が挙げられる。より好ましくは、トリエチルアミン、ジイソプロピルアミンである。
この反応における式[3]、[4]の化合物の仕込みの割合は、式[3]で表される重合性化合物1モルに対して、式[4]の化合物0.5〜10モルであり、好ましくは1から4モルである。
【0033】
脱ハロゲン化水素剤として用いる有機塩基の仕込み割合は、式[4]の化合物の1モルに対して1から10モル、好ましくは1〜2モルである。また、この有機塩基を反応溶媒として用いても良い。
この反応の際に用いられる溶媒は、非プロトン性の溶媒であれば特に限定されず、例えば、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、酢酸エチル、クロロルム、塩化メチレン、アセトニトリル等が使用できる。
その使用量に特に限定はないが、通常[3]で表される重合性化合物の濃度が0.002〜3g/mlとなるように添加する。
【0034】
反応に際しては、式[4]の化合物と溶媒を冷却しながらかき混ぜ、その中に式[3]で表される、有機塩基および溶媒を混合した溶液を滴下して反応させてる方法も良いし、あるいは式[3]で表される1個の水酸基を有する重合性化合物と有機塩基と溶媒を冷却しながらかき混ぜ、その中に式[4]の化合物を添加しても良い。
反応温度は−50℃から100℃、好ましくは−20℃から30℃である。
滴下が進むにつれて、副生成物である有機塩基のハロゲン化水素塩が沈澱してくる場合もあるが、これは濾過や抽出操作により容易に除去することができる。
【0035】
このようにして得られた式[2]を含む反応溶液は、そのまま次の反応に用いることができるが、式[2]の化合物を含む反応溶液中に、式[2]の化合物が沈澱している場合は、濾別、精製した後、次の反応に用いても良い。また、式[2]の化合物が沈澱しない場合は溶媒の留去や抽出精製した後、次の反応に用いても良い。
【0036】
式[1]で表される重合性基を有する新規なポリホスフェートは、式[2]で表される重合性基を有する環状リン化合物と、式[5]で表されるRを残基として有する他の環状リン化合物とを有機金属触媒の存在下で開環重合により容易に得ることができる。
【0037】
式[5]のRは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。式[5]表されるRを残基として有する環状リン化合物としては、
2−メトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン、2−エトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン、2−メトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホリナン、2−エトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホリナン、2−i−プロポキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン、2−t−ブトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン等が挙げられる。
【0038】
重合触媒としては、トリイソブチルアルミニウム、ブチルリチウム、トリメチルアルミニウム等のアルキル金属が挙げられるが、好ましくはトリイソブチルアルミニウムである。
【0039】
重合反応は、式[2]で表される重合性基を有する環状リン化合物と式[5]で表される他の環状リン化合物を、アルキル金属存在下で反応させることにより行う。
【0040】
式[2]の化合物と式[5]の化合物の仕込みの際のモル比は特に限定されないが、通常99/1から1/99である。式[5]の化合物の構造や目的物の重合体の物性にもよるが、より好ましくは、モル比で20/80から2/98である。
【0041】
アルキル金属化合物の添加濃度は0〜1g/mlが好ましい。
重合の際に使用される溶媒は、重合を阻害しない溶媒であれば特に限定されず、例えば、テトラヒドロフラン、クロロホルム、アセトニトリル、ジエチルエーテル等が使用できる。これらの溶媒は、単独あるいは2〜数種類を混合して使用することも可能である。
また、溶媒を使用せず、式[2]と式[5]の混合体に重合触媒を添加しても良い。
【0042】
重合反応は、通常、ガラスの反応容器を用いて行い、密閉条件下で行う。重合反応条件は特に限定されないが、通常、−20℃から100℃、好ましくは−20℃から0℃、反応圧力が0〜10kgf/cm、反応時間が通常1から240時間とすることが望ましい。
【0043】
このようにして得られた前記の式[1]の重合体を含む反応液は、そのままあるいは、一旦反応溶媒を一部または完全に留去した後、ジエチルエーテル、ヘキサン等の重合体が溶解しない液中に反応液を投入することにより、沈殿物として目的とする重合体を単離精製することができる。また、カラムクロマトグラフィーによる方法や、抽出、透析、限外ろ過、吸着処理などの方法によっても単離精製することができる。
【0044】
このようにして得られる式[1]で表される重合体の重量平均分子量は、通常1,000から1,000,000であり、造膜性に優れた生分解性重合体としては10,000以上の分子量が好ましい。また、式[1]で表される重合体において、式[2]と式[5]で表される構成成分の残基からなるユニットは、ランダム的でもブロック状であってもよい。
【0045】
前記式[1]で表される重合性基を有するポリホスフェートを単独もしくは他の重合性化合物とラジカル重合することにより、容易に生分解性架橋体を得ることができる。
【0047】
架橋体を製造するために前記式[1]で表される重合性ポリホスフェートと伴に用いるモノマーは、重合性基を持つ化合物であれば特に限定されないが、望ましくは、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、アクリルアミド、N−ビニルピロリドン、ポリエチレングリコールモノメタクリレート、N−イソプロピルアクリルアミド、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン等が挙げられる。さらに、生体適合性を考慮した場合、2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリンが望ましい。
【0048】
この重合反応に用いる開始剤はラジカル重合開始剤であれば特に限定されず、熱重合開始剤、光重合開始剤、レドックス開始剤が使用でき、望ましくは、2,2’−アゾビスイソブチロニトリル、過酸化ベンゾイル、ベンゾフェノンなどが挙げられる。
【0049】
また、溶媒についても反応を妨げない限り、非プロトン性溶媒からプロトン性溶媒まで幅広く選択することが可能であり、望ましくは、エタノール、テトラヒドロフラン、アセトニトリル等が使用できる。これらの溶媒は、単独あるいは2から数種類を混合して使用することも可能である。
また、溶媒を使用せず、式[1]単独もしくは他のモノマーとの混合体に重合開始剤を添加しても良い。
【0050】
重合反応は、通常、ガラスもしくはポリオレフィン製反応容器を用いて行い、密閉条件下で行う。重合反応条件は特に限定されないが、通常、−20℃から100℃、好ましくは20℃から60℃、反応圧力が0〜10kgf/cm、反応時間が通常1から240時間とすることが望ましい。
【0051】
このようにして得られた架橋体は、そのままあるいは、一旦反応溶媒を一部または完全に留去した後、エタノールやテトラヒドロフラン等の原料が溶解する液中に投入することにより、未反応の化合物を除去でき、目的とする架橋体を単離精製することができる。また、抽出や透析などの方法によっても単離精製することができる。
【0052】
【発明の効果】
本発明によれば、重合性基を有する式[1]で表されるポリホスフェートが得られる。この重合体は、それ自身で優れた造膜性を有し、また、架橋剤としても有用であり、かつ生分解性に優れた特性を有する。
本発明によれば、式[1]で表される重合性ポリホスフェートの原料となる式[2]で表される新規環状リン化合物を提供することができる。
本発明の製造方法によれば、式[1]で表される重合性ポリホスフェートを、容易、効率よく、しかも選択的に製造できる。
本発明の製造方法によれば、式[2]で表される新規環状リン化合物を、容易効率よく、しかも選択的に製造できる。
【0053】
【実施例】
以下の実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明する。化合物の分析、同定には、H−NMR,31P−NMR,赤外分光スペクトル(FT−IR),ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)を用いた。なおまた、GPCはポリスチレンを標準物質として用いた。
実施例1−1
温度計、滴下漏斗、撹拌機を付した500mlの丸底フラスコに2−ヒドロキシヘキシルメタクリレート(HHMA) 30.0g(0.161mol)とトリエチルアミン(TEA)16.3g(0.161mol)とテトラヒドロフラン(THF)150mLを溶媒として加え、−30℃に冷却した後、滴下漏斗に2−クロロ−オキソ−ジオキサホスホラン(COP)22.9g(0.161mol)を加え、2時間かけて徐々に滴下した。滴下終了後、2時間撹拌した後、副生成物として析出したトリエチルアミン塩酸塩を濾別した。濾液からTHFを減圧除去し、2−(2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホロイルオキシヘキシルメタクリレート(OPHMA)を得た(収率74.9%)。
【0054】
分析結果は以下のとおりである。
(1)H−NMR(500MHz,ppm in CDCl):1.1−1.3(m;CHCHCHCH:8H),1.9(s;CH:3H),4.2−4.4(m;−OCHCHO−:4H),5.6(s;C=C−H:1H),6.1(s;C=C−H:1H)
(2)31P−NMR(202MHz,ppm in CDCl):18.3(s;PO
(3)FT−IR(cm−1):2961(CH−,−CH−),1721(C=O),1637(C=C),1296(P=O),1032(C−O−P)
【0055】
以上の結果から式[2]に相当する中間体として次式の物を確認した。
【0056】
【化19】
Figure 2004244603
【0057】
実施例2−1
加熱乾燥、窒素置換した50mlナス型フラスコに実施例1で得られた、2−(2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホロイルオキシヘキシルメタクリレート(OPEMA)0.094g(0.40mmol)および、2−i−プロポキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン(IPP)を3.23g(19.6mmol)を加え、0℃に冷却した後、トリイソブチルアルミニウム(TIBA)0.012g(0.060mmol)を加えた。0℃で2時間撹拌後、反応物をテトラヒドロフランに溶解し、500mlのジエチルエーテル中に滴下することによりポリマーを再沈精製して、さらに濾別、乾燥して、目的重合体1.5gを得た(収率45%)
【0058】
分析結果を次に示す。
(1)H−NMR(500MHz,ppm in CDCl):1.3(d;−O−C(CH),1.9(s;−CH),4.2−4.4(m;−O−CH−CH−O−),4.6(m;−O−CH−(C)),5.6(s;C=C−H),6.1(s;C=C−H)
(2)31P−NMR(202MHz,ppm in CDCl):−1.5(s;PO
(3)FT−IR(cm−1):2981(CH−,−CH−),1722(C=O),1644(C=C),1267(P=O),1006(C−O−P)
(4)GPC(ポリスチレンスタンダード換算)の分析結果:Mw=1.4x10
【0059】
以上の結果から、得られた化合物は次式のものであることを確認した。
【化20】
Figure 2004244603
【0060】
また、H−NMRおよび分子量の計算より算出した前記の化合物の組成比p/(p+q)および構成単位の平均繰り返し数rを表1に示す。
【0061】
実施例2−2
OPEMA0.094g(0.40mmol)を0.141g(0.60mmol)に代え、IPPを3.23g(19.6mmol)を加え、3.20g(19.4mmol)に代えた以外は実施例2−1と同様にして、目的物0.8gを得た(24%)。
【0062】
分析結果を次に示す。
(1)H−NMR(500MHz,ppm in CDCl):1.3(d;−O−C(CH),1.9(s;−CH),4.2−4.4(m;−O−CH−CH−O−),4.6(m;−O−CH−(C)),5.6(s;C=C−H),6.1(s;C=C−H)
(2)31P−NMR(202MHz,ppm in CDCl):−1.5(s;PO
(3)FT−IR(cm−1):2981(CH−,−CH−),1722(C=O),1644(C=C),1267(P=O),1006(C−O−P)
(4)GPC(ポリスチレンスタンダード換算)の分析結果:Mw=1.9x10
また、H−NMRおよび分子量の計算より算出した前記の化合物の組成比p/(p+q)および構成単位の平均繰り返し数rを表1に示す。
【0063】
実施例2−3
OPEMA0.094g(0.40mmol)をOPHMA0.152(0.40mmol)に代えた以外は実施例2−1と同様にして、目的物1.35gを得た(40%)。
【0064】
分析結果を次に示す。
(1)H−NMR(500MHz,ppm in CDCl):1.1−1.3(d;−O−C(CH,m;CHCHCHCH),1.9(s;−CH),4.2−4.4(m;−O−CH−CH−O−),4.6(m;−O−CH−(C)),5.6(s;C=C−H),6.1(s;C=C−H)
(2)31P−NMR(202MHz,ppm in CDCl):−1.5(s;PO
(3)FT−IR(cm−1):2981(CH−,−CH−),1722(C=O),1644(C=C),1267(P=O),1006(C−O−P)
(4)GPC(ポリスチレンスタンダード換算)の分析結果:Mw=1.5x10
【0065】
以上の結果から、得られた化合物は次式のものであることを確認した。
【化21】
Figure 2004244603
【0066】
また、H−NMRおよび分子量の計算より算出した前記の化合物の組成比p/(p+q)および構成単位の平均繰り返し数rを表1に示す。
【0067】
実施例2−4
OPEMA0.094g(0.40mmol)を2−(2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホロイルオキシエチルアクリルアミド(OPEAA)0.089g(0.40mmol)に代え、IPPを3.23g(19.6mmol)を加え、2−t−ブトキシ−2−オキソ−1,3,2−ジオキサホスホラン(TBPP)3.55g(19.6mmol)に代えた以外は実施例2−1と同様にして、目的物1.2gを得た(32%)。
【0068】
分析結果を次に示す。
(1)H−NMR(500MHz,ppm in CDCl):1.2(d;−O−C(CH),3.1(m;−C −NH−),3.5−3.7(m;−O−CH−CH−O−),3.8(m;POC CHNH),5.6(s;C=C−H),6.1(s;C=C−H),6.5(s;−C=CH
(2)31P−NMR(202MHz,ppm in CDCl):−1.5(s;PO
(3)FT−IR(cm−1):2981(CH−,−CH−),1722(C=O),1644(C=C),1267(P=O),1006(C−O−P)
(4)GPC(ポリスチレンスタンダード換算)の分析結果:Mw=1.2x10
【0069】
以上の結果から、得られた化合物は次式のものであることを確認した。
【化22】
Figure 2004244603
【0070】
また、H−NMRおよび分子量の計算より算出した前記の化合物の組成比p/(p+q)および構成単位の平均繰り返し数rを表1に示す。
【0071】
【表1】
Figure 2004244603
【0072】
実施例31;分解性試験
実施例2−1で得られたポリホスフェート0.5gを蒸留水10mLに37℃で1日、5日、15日、40日間それぞれ浸した後、24時間の真空の条件で乾燥を行って重合体の重量を測定した。なお、代表的な生分解性重合体であるポリ乳酸と比較した。分解性試験の結果を図1に示す。
【0073】
以上の結果から重合性基を有するポリホスフェートは典型的な生分解性ポリマーであるポリ乳酸にくらべ、有意に優れた分解性を示すことがわかる。
【0074】
実施例4−1
2−メタクリロイルオキシエチルホスホリルコリン(MPC)を0.23g(0.79mmol)と実施例2−1で得られたポリホスフェートをMPCに対しポリホスフェートのメタクリロイル基が0.1、0.2、1.0モル%の割合になるようエタノール(0.32mL)に溶解した。この溶液に、アゾビスイソブチロニトリルを1.31mg(8.0x10−3mmol)を加え、十分に脱気した。この溶液をアルゴン雰囲気下で反応容器に移し、密閉後60℃に加熱した。6時間反応させた後、得られた架橋体をエタノールに3日間浸漬し、未反応の化合物を除去し、目的の架橋体を得た。
【0075】
以上のように無色で透明性の高い含水ゲルを得ることができた。
【0076】
凍結乾燥した後、一晩含水させた架橋体の含水率を下記の式より算出した。
Figure 2004244603
【0077】
【表2】
Figure 2004244603
【0078】
以上の様にポリホスフェートの割合を変化させることにより、含水率の異なる架橋体をあることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】ポリホスフェートとポリ乳酸の分解性試験の結果のグラフ
【図2】凍結乾燥した後、一晩含水させた架橋体の写真

Claims (6)

  1. 下記一般式[1]
    Figure 2004244603
    (式中Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。m、nは2から4の整数を示し、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。pとqは各ユニットの割合を示し、p/qは1/99から99/1であり、望ましくは98/2から70/30である。分子量1,000から50,000望ましくは5,000から20,000のポリホスフェートの合成が可能である。)で表わされるポリホスフェート。
  2. 下記式[2]
    Figure 2004244603
    (式中Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される前記式[1]の原料。
  3. 下記式[3]
    Figure 2004244603
    (式中Rは水素または炭素数1、2のアルキル基を示す。Aは1個の水酸基を有する炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される重合性基を有する化合物と下記式[4]
    Figure 2004244603
    (式中Xはハロゲン原子であり、mは2から4の整数である。)
    で表される環状リン酸化合物とを有機塩基の存在下で反応させることを特徴とする下記式[2]
    Figure 2004244603
    (式中R、mは前記と同じであり、Aは炭素数1から10の直鎖あるいは分岐鎖のアルキル鎖または1から10の繰り返し単位を有するオキシエチレン鎖を示す。Bは−(C=O)−O−、−N(−H)−C(=O)−、−N(−H)−C(=O)−O−からなる群より選択される二価の有機基である。)で表される環状リン化合物の製造方法。
  4. 請求項2に記載の式[2]で表される環状リン化合物と、下記式[5]
    Figure 2004244603
    (式中Rは水素または直鎖または分岐鎖の炭素数1から4のアルキル鎖でありメチル基、エチル基、プロピル基、ブチル基またはイソプロピル基またはt−ブチル基である。nは2から4の整数である。)で表される環状リン化合物とを、アルキル金属化合物存在下で反応させることを特徴とする請求項1記載式[1]の重合体の製造方法。
  5. 前記式[1]で表される重合体を用いてなる生分解性材料。
  6. 前記式[1]で表される重合体を用いて架橋してなる生分解性材料。
JP2003076565A 2003-02-14 2003-02-14 ポリホスフェート及びその製造方法並びに生分解性材料 Expired - Lifetime JP4274827B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003076565A JP4274827B2 (ja) 2003-02-14 2003-02-14 ポリホスフェート及びその製造方法並びに生分解性材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003076565A JP4274827B2 (ja) 2003-02-14 2003-02-14 ポリホスフェート及びその製造方法並びに生分解性材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004244603A true JP2004244603A (ja) 2004-09-02
JP4274827B2 JP4274827B2 (ja) 2009-06-10

Family

ID=33027904

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003076565A Expired - Lifetime JP4274827B2 (ja) 2003-02-14 2003-02-14 ポリホスフェート及びその製造方法並びに生分解性材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4274827B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239989A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Yasuhiko Iwasaki リビングラジカル重合開始基を持つポリリン酸の製造方法および用途
JP2005255969A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Yasuhiko Iwasaki 生分解性重合体の製造方法および用途

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005239989A (ja) * 2004-02-24 2005-09-08 Yasuhiko Iwasaki リビングラジカル重合開始基を持つポリリン酸の製造方法および用途
JP2005255969A (ja) * 2004-03-12 2005-09-22 Yasuhiko Iwasaki 生分解性重合体の製造方法および用途

Also Published As

Publication number Publication date
JP4274827B2 (ja) 2009-06-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Sutar et al. Ring-opening polymerization by lithium catalysts: an overview
US9187597B1 (en) Flame-retardant polylactic acid (PLA) by grafting through of phosphorus-containing polymers directly to PLA backbone
US20120035341A1 (en) Procede de polymerisation par voie catalytique de 1,4-dioxanes-2,5-diones et les polymeres correspondants
Avci et al. Synthesis and copolymerization of new phosphorus‐containing acrylates
JP4727938B2 (ja) リビングラジカル重合開始基を持つポリリン酸の製造方法および用途
EP0424000B1 (en) Novel silicone polymers, copolymers and block copolymers and a method for their preparation
ES2910984T3 (es) Nuevos copolímeros de bloques de poliacrilato-polisilano
US20200181335A1 (en) Polymers
JP4274827B2 (ja) ポリホスフェート及びその製造方法並びに生分解性材料
JP2016210894A (ja) ステレオコンプレックスマルチブロック共重合体及び成形体
Akgun et al. Synthesis and evaluations of bisphosphonate‐containing monomers for dental materials
Biela et al. Microstructure of poly (alkylene phosphates) related to biopolymers (teichoic acids)
US11827729B2 (en) Method for producing polyvinylphosphonic acid copolymer
EP3478742B1 (en) Block copolymers of cyclic esters and processes for preparing same
JP4727941B2 (ja) 生分解性重合体の製造方法および用途
CN107298673B (zh) ε-己内酯衍生物及其制备方法和应用
JP2004331637A (ja) 二官能性架橋剤モノマーとその製造法及びポリマー架橋体
JPS5838426B2 (ja) アゾジ−エステルポリオ−ルの製造方法
JPH0670137B2 (ja) ポリ(チウラムジスルファイド)と、その製造方法と、そのビニル系モノマー重合への利用
US6956092B2 (en) Poly (meth) acrylamide with a high stereoregularity and process for producing the same
JP5207343B2 (ja) 生分解性ポリエステルアミド及びその製造方法
JPH07247355A (ja) オリゴオキシアルキレン誘導体および生体適合性材料
EP1254922B1 (en) Polyalkoxyalkyl (meth)acrylates and preparation thereof
JP3091208B2 (ja) ラクトン共重合体およびその製造方法
JPH09241330A (ja) リン脂質類似構造を有するプレポリマーおよびポリウレタン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060209

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20060209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080115

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081228

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090217

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4274827

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130313

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140313

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term