JP2004358068A - 球体発射装置及び球体発射ゲーム装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】盤上の球体を掬い上げて球体発射路に供給する球体供給手段を備え、人手により球体を球体発射路に供給しなくてむ球体発射装置を提供する。
【解決手段】球体発射装置1は、球体発射部10と球体供給手段30を有し、基盤80に回動自在に取り付けられる。球体発射部10は、球体発射路16の球体Aを発射口12に向けて押し出す押出部材23と、押出部材23を弾性部材25の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材25とからなる。球体供給手段30は、押出部材23の反弾性方向の移動の時に、押出部材23の一側が係合部61,62と係合して回動し、収納凹部37,38に収納された球体Aを球体発射路16に供給する。
【選択図】 図3
【解決手段】球体発射装置1は、球体発射部10と球体供給手段30を有し、基盤80に回動自在に取り付けられる。球体発射部10は、球体発射路16の球体Aを発射口12に向けて押し出す押出部材23と、押出部材23を弾性部材25の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材25とからなる。球体供給手段30は、押出部材23の反弾性方向の移動の時に、押出部材23の一側が係合部61,62と係合して回動し、収納凹部37,38に収納された球体Aを球体発射路16に供給する。
【選択図】 図3
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、球体を発射する球体発射装置及び球体発射装置を利用した球体発射ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、球体を発射する球体発射装置は、球体発射部と、球体発射部に球体を供給する球体供給手段を備えている。球体発射部は、球体発射口を有する球体発射路と、球体発射路の球体を発射口に向けて押し出す押出部材と、押出部材を球体発射口側に向けて付勢する弾性部材と、押出部材を弾性部材の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材とからなる(例えば特許文献1)。
【0003】
従来、球体発射ゲーム装置は、基盤と、基盤に配置される標的と、基盤の少なくとも1箇所に設けられ、基盤に球体を発射する球体発射装置とからなる。基盤には、球体発射装置によって発射させられた球体が転動する球体転動板と、球体転動板の上部に設けられた装飾板を有する。装飾板には、標的を着脱自在に取り付ける複数の取付溝が形成されている。標的には、取付溝を介して球体転動板上の転動体が当接する位置まで伸びる当接部材が設けられている(例えば特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−173643号公報
【特許文献2】
実公昭46−33384号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の球体発射装置は、球体供給手段がパイプであって、球体が自重によって落下し、押出部材を押し出すと、球体発射路にある球体が発射させられ、押出部材が引き戻されると、球体発射路に一つ落下するようになっているが、パイプに球体を入れるのは人手によるものであり、極めて面倒であるという問題点があった。
【0006】
従来、球体発射ゲーム装置は、標的が基盤の縁に沿って直線上に並べられ、当たると落下するだけなので、興趣に欠け飽きられやすく、また発射した球体は人手で元の位置に戻さなければならないので、極めて不便であるという問題点があった。
【0007】
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、盤上に転動している球体を掬い上げて球体発射路に供給する球体供給手段を備え、人手により球体を球体発射路に供給する煩わしさをなくした球体発射装置を提供することを第1の目的とする。また、照準部材を備え、球体の発射方向を確認しながら発射することができる球体発射装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
標的を所望する位置に取り付けることができ、球体が当たると標的は弾性部材によって飛び出す等の動きをし、球体は案内路によって球体発射装置に案内されるので、人手によって球体を元の位置に戻す面倒がない球体発射ゲーム装置を提供することを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に係る球体発射装置は、上記第1の目的を達成するため、下記の手段を有する。
(イ)装置本体は、球体発射部と、球体発射部に球体を供給する球体供給手段を有すること。
(ロ)球体発射部は、球体発射口を有する球体発射路と、球体発射路の球体を発射口に向けて押し出す押出部材と、押出部材を球体発射口側に向けて付勢する弾性部材と、押出部材を弾性部材の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材とからなること。
(ハ)球体供給手段は、回動自在に設けられ、球体を収納する収納凹部と、押出部材の一側と係合する係合部を有し、前記押出部材の反弾性方向の移動の時に、押出部材の一側が係合部と係合して回動し、収納凹部に収納された球体を前記球体発射路に供給するようになっていること。
【0010】
本願請求項2に係る球体発射装置は、上記第2の目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。
(イ)装置本体には、照準部材が設けられていること。
(ロ)照準部材は、上部に設けられた第1の開口と、球体発射口と略同じ方向を向いた第2の開口と、第2の開口の入力光を第1の開口に反射させる反射鏡とが設けられていること。
【0011】
本願請求項3に係る球体発射ゲーム装置は、上記第3の目的を達成するため、下記の手段を有する。
(イ)基盤と、基盤に配置される標的と、基盤の少なくとも1箇所に設けられ、基盤に球体を発射する球体発射装置とからなること。
(ロ)基盤には、球体発射装置によって発射させられた球体が転動する球体転動板と、球体転動板の上部に設けられた装飾板を有し、球体転動板の側部には、球体発射装置に球体を案内する案内路が設けられていること。
(ハ)装飾板には、標的を着脱自在に取り付ける複数の取付孔が形成されていること。
(ニ)標的には、取付孔を介して球体転動板上の転動体が当接する位置まで伸びる当接部材が設けられていること。
(ホ)当接部材は、標的を付勢する弾性部材と、弾性部材の弾性を蓄えるようにして係止する係止部材を有し、係止部材に球体が当接すると、係止が解除され、弾性部材の弾性により標的が付勢されるようになっている。
【0012】
本願請求項4に係る球体発射ゲーム装置は、上記第3の目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。
(イ)球体発射装置は、請求項1又は2記載の球体発射装置であって、基盤に回動自在に設けられていること。
(ロ)前記球体を案内する案内路は、球体を前記球体供給手段に案内するように構成されていること。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願発明の実施の形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る球体発射装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、本願発明に係る球体発射ゲーム装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。図4は、図3の球体発射装置の要部断面図である。図5は、図4の動きを説明する断面図である。図6は、図3の球体発射装置を外した上面図である。図7は、図3の標的の要部断面図である。
【0014】
球体発射装置1は、装置本体2を有する。装置本体2は、球体発射部10と、球体発射部10に球体Aを供給する球体供給手段30を有する。球体発射部10は、球体発射口12を有する球体発射路16と、球体発射路16の球体Aを発射口12に向けて押し出す押出部材23と、押出部材23を球体発射口12側に向けて付勢する弾性部材26と、押出部材23を弾性部材25の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材25とからなる。
【0015】
球体供給手段30は、回動自在に設けられ、球体Aを収納する収納凹部37,38と、押出部材23の一側28,29と係合する係合部61,62を有し、前記押出部材23の反弾性方向の移動の時に、押出部材23の一側28,29が係合部61,62と係合して回動し、収納凹部37,38に収納された球体Aを前記球体発射路16に供給するようになっている。
【0016】
装置本体2には、照準部材65が設けられている。照準部材65は、上部に設けられた第1の開口69と、球体発射口12と略同じ方向を向いた第2の開口7と、第2の開口70の入力光を第1の開口69に反射させる反射鏡71とが設けられている。
【0017】
球体発射ゲーム装置100は、基盤80と、基盤80に配置される標的110と、基盤80の少なくとも1箇所に設けられ、基盤80に球体Aを発射する球体発射装置1とからなる。基盤80には、球体発射装置1によって発射させられた球体Aが転動する球体転動板87と、球体転動板87の上部に設けられた装飾板95を有し、球体転動板87の側部には、球体発射装置1に球体Aを案内する案内路101,102,103が設けられている。
【0018】
装飾板95には、標的110を着脱自在に取り付ける複数の取付孔106が形成されている。標的110には、取付孔106を介して球体転動板87上の転動体Aが当接する位置まで伸びる当接部材111が設けられている。当接部材111は、標的110を付勢する弾性部材113と、弾性部材113の弾性を蓄えるようにして係止する係止部材116を有し、係止部材116に球体Aが当接すると、係止が解除され、弾性部材113の弾性により標的110が付勢されるようになっている。
【0019】
球体発射装置100は、基盤80に回動自在に設けられている。前記球体Aを案内する案内路101,102,103は、球体Aを前記球体供給手段30に案内するように構成されている。
【0020】
さらに球体発射装置1について詳細に説明する。装置本体2は、円盤状に形成され、下ケース3と、中ケース4と、上ケース5とからなり、下ケース3と中ケース4と上ケース5が重ね合わされ、ネジ6等によって一体的に組み立てられている。下ケース3の後部は外形が円弧状に形成されており、当該円弧先端部より球体供給室31,32の外側の側壁49,50が下ケース3後部方向へ延設されており、さらに当該外側の側壁49,50から連なって、球体供給室31,32が略コ字状を形成するように、内側の側壁47,48が設けられている。
【0021】
また、当該内側の側壁47,48の前端部より扇状の遮断板63が下ケース3の円弧より前方に突出するように延設されている。扇状の遮断板63は後述する球体の直径と略同じ長さだけ前方に突出している。また、扇状の遮断板20の端部と、外側の側壁49,50の端部(円弧の端部)の間は球体供給開口45,46を形成している。装置本体2の中ケース2には、球体発射部10が設けられており、下ケース3の球体供給室31,32には球体発射部10に球体Aを供給する球体供給手段30が形成されている。
【0022】
球体発射部10は、球体発射室11に設けられ、球体供給手段30は、球体供給室31,32に設けられている。球体発射室11は、装置本体2の中ケース2の略中央前部に設けられている。球体供給室31,32は、球体発射室11を挟んで装置本体2の両側に設けられている。すなわち、中ケース2に設けられた球体発射室11は、下ケース3に設けられた球体供給室31,32の内側の側壁47,48の上部に位置している。このことにより、球体供給室31,32に供給された球体Aは内側の側壁47,48に当接した位置で停止し、後述する球体供給部材35,36の収納凹部37,38により球体供給室31,32の上部へ移動されない限り、球体発射室11に移動せず、内側の側壁47,48に当接した位置で保持される。球体発射室11の前部には、球体発射口12が形成されている。
【0023】
球体発射室11の左右には、球体供給室31,32と連通し、球体供給室31,32内の球体Aを球体発射室11内に供給できる程度の連通孔13,14が形成されている。球体発射室11の底壁15には、断面が略U字状の凹部によって形成された球体発射路16が形成されている。球体発射路16は、球体発射口12に向かって、緩やかに上昇傾斜している。従って、球体発射路16は、ここに載置された球体Aが反球体発射口12に向かって転動し、球体Aが球体発射口12から飛び出ないようになっている。
【0024】
装置本体2の中ケース2の略中央後部には、弾性部材収納室19が形成され、さらに弾性部材収納室19と装置本体2の後端2aを連通するガイド孔20が形成されている。ガイド孔20には、押圧軸22が前後方向に向かって摺動自在に設けられている。押圧軸22は、前部に押出部材23が設けられ、後部に操作部材25が設けられている。押圧軸22には、コイルバネ状の弾性部材26が巻装されている。
【0025】
弾性部材26は、弾性部材収納室19に収納され、弾性部材収納室19の後壁27と押出部材23間に介装され、押出部材23を前方に付勢する。操作部材25は、装置本体2の外側に設けられ、前端縁24が前記弾性部材26の弾性により装置本体2の後端2aに係止される。押出部材23の両側下部には、略L字状の係合突起28,29が設けられている。係合突起28,29は、連通孔13,14を介して球体供給室31,32内に突出している。
【0026】
球体供給室31は、略コ字状に形成され、前部に球体供給開口45が設けられている。球体供給室31内には、略扇状に形成された球体供給部材35が回動自在に設けられている。球体供給部材35は、後部に支軸41が設けられ、球体供給室31内の両側壁47、49に形成された軸受け凹部51、53に支軸41が回動自在に軸受けされ、前部が上下に回動するようになっている。
【0027】
球体供給室32は、略コ字状に形成され、前部に球体供給開口46が設けられている。球体供給室32内には、略扇状に形成された球体供給部材36が回動自在に設けられている。球体供給部材36は、後部に支軸42が設けられ、球体供給室32内の両側壁48、50に形成された軸受け凹部52、54に支軸42が回動自在に軸受けされ、前部が上下に回動するようになっている。
【0028】
球体供給部材35,36は、前部上面に球体Aを収納する収納凹部37,38が形成されている。収納凹部37,38は、左右両端が開放された断面略半円状に形成され、装置本体2の中央部(すなわち、球体発射路16側)に向かって下降傾斜している。球体供給部材35,36は、支軸41,42を中心とした円弧状の外周面39,40が形成され、前部が上方に回動すると、当該外周面39,40が前記球体供給開口45,46を塞ぐようになっている。
【0029】
球体供給部材35,36は、外側面55,56に係合ピン57,58が突設されている。球体供給室31,32は、外側の側壁49,50に、前記係合ピン57,58と係合して、球体供給部材35,36の下方への回動を規制する凸起体59、59が形成されている。球体供給部材35,36は、初期状態では、自重により係合ピン57,58が凸起体59,59に係合しており、球体供給開口45,46を開放し、球体供給開口45,46から入る球体A,Aを収納凹部37,38が受けるようになっている。
【0030】
球体供給部材35,36には、前記押出部材23の両側下部に設けられた係合突起28,29と係合する係合片61,62が設けられている。下ケース3の前部には、扇状の遮断板63が設けられている。遮断板63は、ケース本体2が前方を向いている時は、両側の球体供給開口45,46を遮断しており、ケース本体2が右側に回動した時には左側の球体供給開口46を開放し、ケース本体2が左側に回動した時には右側の球体供給開口45を開放する。
【0031】
装置本体2の上部には、照準部材65が設けられている。照準部材65は、円形の基板66と、基板66上に固定して設けられた戦車状の照準本体67とからなる。照準本体67は、上部に第1の開口69が形成され、前部に第2の開口70が形成されている。また照準本体67内には、第2の開口70から入る入力光を第1の開口69に反射させる反射鏡71が設けられている。
【0032】
第1の開口69には、透過性部材72が設けられている。透過性部材72には、指標73が形成されている。基板66は、ネジ75によって装置本体2の上ケース5に固定して取り付けられている。
【0033】
球体発射ゲーム装置100は、基盤80と少なくとも一つの上記球体発射装置1とからなる。上記球体発射装置1は、基盤80の一つの角部に回動自在に設けられているが、基盤80の対向する角部に回動自在に設けられても構わないのは勿論である。基盤80は、基枠81と、球体転動板87と、装飾板95とからなる。基枠81は、基板82と、基板82の前部に設けられた前板83と、基板82の後部に設けられた後板84と、基板82の右部に設けられた右板85と、基板82の左部に設けられた左板86とからなる。
【0034】
基板82の角部近傍には、図6に示すように、半円状の穴90が形成され、穴90内に軸受け板91が突出して形成されている。軸受け板91には、中心孔92が形成されている。前記球体発射装置1の装置本体2は、ネジ7を中心孔92に挿通して下ケース3の下面にねじ込むことによって、基板82の角部近傍に回動自在に取り付けられている。
【0035】
基板82の上部には、図示しないボスが形成され、当該ボスに球体転動板87がネジ等によって取り付けられている。球体転動板87は、球体発射装置1の球体発射口12と略同じ高さに設けられ、球体発射口12から発射された球体Aが転動するようになっている。
【0036】
球体転動板87と右板85の間には、球体発射装置1の右側の球体供給開口45に球体Aを案内する第1の案内路101が設けられている。第1の案内路101は、球体供給開口45に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の右端縁96と右板85によって規制され、さらに右板85に設けられた案内板98によって、球体発射装置1の右側の球体供給開口45に導かれる。
【0037】
球体転動板87と後板84の間には、球体発射装置1の左側の球体供給開口46に球体Aを案内する第2の案内路102が設けられている。第2の案内路102は、球体供給開口46に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の後端縁97と後板84によって規制され、さらに後板84に設けられた案内板99によって、球体発射装置1の左側の球体供給開口46に導かれる。
【0038】
球体転動板87と前板83の間には、第1の案内路101に球体Aを案内する第3の案内路103が設けられている。第3の案内路103は、第1の案内路101に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の前端縁94と前板83によって規制されて第1の案内路101に導かれる。
【0039】
球体転動板87の上部には、ボス89が設けられ、当該ボス89に装飾板95がネジ76等によって取り付けられている。装飾板95には、複数の取付孔106が形成されている。装飾板95は、非透過性部材で形成されているが、透過性部材で形成されても構わない。取付孔106には、戦車状の標的110が取り付けられるようになっている。標的110には、取付孔106に着脱自在に差し込まれる当接部材111が設けられている。
【0040】
当接部材111は、筒状のガイド筒112と、バネ状の弾性部材113と、突出部材115と、係止部材116とからなる。ガイド筒112は、球体転動板87上の転動体Aが当接する位置まで伸びるように形成されている。弾性部材113は、ガイド筒112内に設けられている。突出部材115は、ガイド筒112内に設けられ、弾性部材113の弾性によりガイド筒112の下端から突出可能に設けられている。
【0041】
係止部材116は、ガイド筒112に略直角で且つ摺動自在に設けられ、一方に摺動すると、前記弾性部材113の弾性を蓄えて前記突出部材115をガイド筒112内に収納した状態で係止し、他方に摺動すると係止を解除して、弾性部材113の弾性により前記突出部材115をガイド筒112の下端から突出させるように形成されている。
【0042】
球体発射ゲーム装置100は、図3に示すように、装飾板95の複数の取付孔106の内、所望する取付孔106に標的110の当接部材111を差し込んで、標的110を基盤80上に載置する。照準部材65の第1の開口69から覗くと、第2の開口70から入光する標的110の映像が反射鏡71を介して確認することができるので、球体発射装置1を左右方向に回動して狙う標的110を定めることができる。
【0043】
収納凹部37,38は、球体発射路16側に向かって下降傾斜しているが、図4に示すように、球体供給部材35,36の係合片61,62が押出部材23の係合突起28,29に係合して回動する前は、収納凹部37(又は収納凹部38)にある球体Aは、球体供給室31(又は球体供給室32)の内側の側壁47(内側の側壁48)に当接して、移動が阻止されている。
【0044】
操作部材25を摘んで、弾性部材26の弾性に抗して押圧軸22を引っ張ると、押出部材23が後方に引き寄せられ、球体発射路16の略中間位置で、押出部材23の係合突起28,29が球体供給部材35,36の係合片61,62に係合する。さらに押出部材23が後方に引き寄せられると、係合突起28,29によって球体供給部材35,36の前部が上方に回動し、図5に示すように、収納凹部37の開放された左端又は収納凹部38の開放された右端が連通孔13,14と略同じ高さになったとき、収納凹部37又は収納凹部38に収納された球体Aが球体発射路16に供給される。このとき、収納凹部37から球体発射路16に供給された球体Aは、左側の球体供給部材36の後部右端に当接するため、球体発射室11を通過して左側の球体供給室32へ移動することが阻止されている。同様に、収納凹部38から球体発射路16に供給された球体Aは、右側の球体供給部材35の後部左端に当接するため、右側の球体供給室31へ移動することが阻止されている。
【0045】
球体Aは、球体発射路16が後方に下降傾斜しているので、押出部材23の後方への移動に伴って、後方に転動し、押出部材23に当接する。操作部材25を離すと、弾性部材26の弾性により、押出部材23が前方に押し出され、球体Aが球体発射路16を経て球体発射口12から発射され、球体転動板87上を転動する。球体供給部材35,36は、押出部材23の係合突起28,29が係合片61,62から外れるので、前部が自重により下方に回動し、係合ピン57,58が凸起体59,59に係合して停止する
【0046】
球体転動板87上を転動する球体Aの移動は、装飾板95によって見えない。球体Aは、第1の案内路101、第2の案内路102、第3の案内路103に入り、それらの傾斜に従って球体発射装置1に案内され第1の案内路101,第2の案内路102に沿って整列する。第1の案内路101及び第2の案内路102に整列した球体Aは、球体発射装置1の遮断板63が下ケース3より球体Aの直径と略同じ長さだけ突出していることにより、各々の案内路に整列した球体Aのうち1個のみが、球体供給用開口45,46に移動され、その他の球体Aは遮断板63により球体発射装置1の球体供給用開口45,46への移動が阻止されている。また、球体供給用開口45,46に移動された球体Aは球体供給部材35,36の収納凹部37,38に移動する。
【0047】
球体転動板87上を転動する球体Aが標的110の当接部材111の係止部材116に当たると、係止部材116が他方に摺動して、突出部材115に対する係止を解除し、突出部材115が弾性部材113の弾性によりガイド筒112の下端から突出する。標的110は、この突出部材115の動作により、上方に飛び上がり、球体Aが当たったことを、直ちに確認することができる。なお、標的110を屈曲自在に二分割し、球体Aが当たると屈曲するようにしても構わない。
【0048】
球体発射装置1を左方に回動すると、遮断板63も左方に回動するため、右側の球体供給開口45が第1の案内路101と連通し、第1の案内路101に整列している球体Aのうち最も球体発射装置1に近い位置にあるものが、右側の球体供給開口45から右側の球体供給室31内へ移動し、右側の球体供給部材35の収納凹部37に保持される。再び、球体発射装置1を右方に回動すると、扇状の遮断板63の前方右端部により第1の案内路101に整列している残りの球体Aの右側の球体供給開口45への移動が阻止され、球体供給開口45に移動する球体Aは1個のみに規制される。
【0049】
また、球体発射装置1を右方に回動すると、遮断板63も右方に回動するため、左側の球体供給開口46が第2の案内路102と連通し、第2の案内路102に整列している球体Aのうち最も球体発射装置1に近い位置にあるものが、左側の球体供給開口46から左側の球体供給室32内へ移動し、左側の球体供給部材36の収納凹部38に保持される。再び、球体発射装置1を左方に回動すると,扇状の遮断板63の前方左端部により第2の案内路102に整列している残りの球体Aの左側の球体供給開口46への移動阻止され、球体供給開口46に移動する球体Aは1個のみに規制される。このように、球体発射装置1を回動することによって、装置本体2内に球体Aを一つずつ取り込むことができる。
【0050】
球体供給室31(又は32)内に入った球体Aは、上記したように操作部材25を引っ張ると、球体供給部材35,36の前部が上方に回動して、球体発射路16に供給されるが、その時、球体供給部材35,36の外周面39,40が球体供給室31,32の球体供給開口45,46を塞ぐため、球体供給開口45,46から球体供給室31,32内に球体Aが入るのを阻止することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本願発明に係る球体発射装置は、盤上に転動している球体を掬い上げて球体発射路に供給する球体供給手段を備え、人手により球体を球体発射路に供給する煩わしさがないので、極めて便利であるという効果がある。また、照準部材を備えると、球体の発射方向を確認しながら発射することができるので、標的に当てる確率を高めることができると共に、よりリアルな魚雷戦ゲームに使用することができるという効果がある。
【0052】
本願発明に係る球体発射ゲーム装置は、標的を所望する位置に取り付けることができ、球体が当たると標的は弾性部材によって飛び出す等の興趣ある動きをし、球体は案内路によって球体発射装置に案内されるので、人手によって球体を元の位置に戻す面倒がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る球体発射装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本願発明に係る球体発射ゲーム装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。
【図4】図3の球体発射装置の要部断面図である。
【図5】図4の動きを説明する断面図である。
【図6】図3の球体発射装置を外した上面図である。
【図7】図3の標的の要部断面図である。
【符号の説明】
A 球体
1 球体発射装置
2 装置本体
2a 後端
3 下ケース
4 中ケース
5 上ケース
6 ネジ
7 ネジ
10 球体発射部
11 球体発射室
12 球体発射口
13 連通孔
14 連通孔
15 底壁
16 球体発射路
19 弾性部材収納室
20 ガイド孔
22 押圧軸
23 押出部材
24 前端縁
25 操作部材
26 弾性部材
27 後壁
28 係合突起(一側)
29 係合突起(一側)
30 供給供給手段
31 球体供給室
32 球体供給室
35 球体供給部材
36 球体供給部材
37 収納凹部
38 収納凹部
39 外周面
40 外周面
41 支軸
42 支軸
45 球体供給開口
46 球体供給開口
47 内側の側壁
48 内側の側壁
49 外側の側壁
50 外側の側壁
51 軸受け凹部
52 軸受け凹部
53 軸受け凹部
54 軸受け凹部
55 外側面
56 外側面
57 係合ピン
58 係合ピン
59 凸起体
61 係合片(係合部)
62 係合片(係合部)
63 遮断板
65 照準部材
66 基板
67 照準本体
69 第1の開口
70 第2の開口
71 反射鏡
72 透過性部材
73 指標
75 ネジ
80 基盤
81 基枠
82 基板
83 前板
84 後板
85 右板
86 左板
87 球体転動板
89 ボス
90 穴
91 軸受け板
92 中心孔
95 装飾板
96 右端縁
97 後端縁
98 案内板
99 案内板
100 球体発射ゲーム装置
101 第1の案内路
102 第2の案内路
103 第3の案内路
106 取付孔
110 標的
111 当接部材
112 ガイド筒
113 弾性部材
115 突出部材
116 係止部材
【発明の属する技術分野】
本願発明は、球体を発射する球体発射装置及び球体発射装置を利用した球体発射ゲーム装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、球体を発射する球体発射装置は、球体発射部と、球体発射部に球体を供給する球体供給手段を備えている。球体発射部は、球体発射口を有する球体発射路と、球体発射路の球体を発射口に向けて押し出す押出部材と、押出部材を球体発射口側に向けて付勢する弾性部材と、押出部材を弾性部材の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材とからなる(例えば特許文献1)。
【0003】
従来、球体発射ゲーム装置は、基盤と、基盤に配置される標的と、基盤の少なくとも1箇所に設けられ、基盤に球体を発射する球体発射装置とからなる。基盤には、球体発射装置によって発射させられた球体が転動する球体転動板と、球体転動板の上部に設けられた装飾板を有する。装飾板には、標的を着脱自在に取り付ける複数の取付溝が形成されている。標的には、取付溝を介して球体転動板上の転動体が当接する位置まで伸びる当接部材が設けられている(例えば特許文献2)。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−173643号公報
【特許文献2】
実公昭46−33384号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の球体発射装置は、球体供給手段がパイプであって、球体が自重によって落下し、押出部材を押し出すと、球体発射路にある球体が発射させられ、押出部材が引き戻されると、球体発射路に一つ落下するようになっているが、パイプに球体を入れるのは人手によるものであり、極めて面倒であるという問題点があった。
【0006】
従来、球体発射ゲーム装置は、標的が基盤の縁に沿って直線上に並べられ、当たると落下するだけなので、興趣に欠け飽きられやすく、また発射した球体は人手で元の位置に戻さなければならないので、極めて不便であるという問題点があった。
【0007】
本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、盤上に転動している球体を掬い上げて球体発射路に供給する球体供給手段を備え、人手により球体を球体発射路に供給する煩わしさをなくした球体発射装置を提供することを第1の目的とする。また、照準部材を備え、球体の発射方向を確認しながら発射することができる球体発射装置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
標的を所望する位置に取り付けることができ、球体が当たると標的は弾性部材によって飛び出す等の動きをし、球体は案内路によって球体発射装置に案内されるので、人手によって球体を元の位置に戻す面倒がない球体発射ゲーム装置を提供することを第3の目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本願請求項1に係る球体発射装置は、上記第1の目的を達成するため、下記の手段を有する。
(イ)装置本体は、球体発射部と、球体発射部に球体を供給する球体供給手段を有すること。
(ロ)球体発射部は、球体発射口を有する球体発射路と、球体発射路の球体を発射口に向けて押し出す押出部材と、押出部材を球体発射口側に向けて付勢する弾性部材と、押出部材を弾性部材の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材とからなること。
(ハ)球体供給手段は、回動自在に設けられ、球体を収納する収納凹部と、押出部材の一側と係合する係合部を有し、前記押出部材の反弾性方向の移動の時に、押出部材の一側が係合部と係合して回動し、収納凹部に収納された球体を前記球体発射路に供給するようになっていること。
【0010】
本願請求項2に係る球体発射装置は、上記第2の目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。
(イ)装置本体には、照準部材が設けられていること。
(ロ)照準部材は、上部に設けられた第1の開口と、球体発射口と略同じ方向を向いた第2の開口と、第2の開口の入力光を第1の開口に反射させる反射鏡とが設けられていること。
【0011】
本願請求項3に係る球体発射ゲーム装置は、上記第3の目的を達成するため、下記の手段を有する。
(イ)基盤と、基盤に配置される標的と、基盤の少なくとも1箇所に設けられ、基盤に球体を発射する球体発射装置とからなること。
(ロ)基盤には、球体発射装置によって発射させられた球体が転動する球体転動板と、球体転動板の上部に設けられた装飾板を有し、球体転動板の側部には、球体発射装置に球体を案内する案内路が設けられていること。
(ハ)装飾板には、標的を着脱自在に取り付ける複数の取付孔が形成されていること。
(ニ)標的には、取付孔を介して球体転動板上の転動体が当接する位置まで伸びる当接部材が設けられていること。
(ホ)当接部材は、標的を付勢する弾性部材と、弾性部材の弾性を蓄えるようにして係止する係止部材を有し、係止部材に球体が当接すると、係止が解除され、弾性部材の弾性により標的が付勢されるようになっている。
【0012】
本願請求項4に係る球体発射ゲーム装置は、上記第3の目的を達成するため、上記手段に加え、下記の手段を有する。
(イ)球体発射装置は、請求項1又は2記載の球体発射装置であって、基盤に回動自在に設けられていること。
(ロ)前記球体を案内する案内路は、球体を前記球体供給手段に案内するように構成されていること。
【0013】
【発明の実施の形態】
本願発明の実施の形態を図1乃至図7に基づいて説明する。図1は、本願発明に係る球体発射装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。図2は、図1の分解斜視図である。図3は、本願発明に係る球体発射ゲーム装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。図4は、図3の球体発射装置の要部断面図である。図5は、図4の動きを説明する断面図である。図6は、図3の球体発射装置を外した上面図である。図7は、図3の標的の要部断面図である。
【0014】
球体発射装置1は、装置本体2を有する。装置本体2は、球体発射部10と、球体発射部10に球体Aを供給する球体供給手段30を有する。球体発射部10は、球体発射口12を有する球体発射路16と、球体発射路16の球体Aを発射口12に向けて押し出す押出部材23と、押出部材23を球体発射口12側に向けて付勢する弾性部材26と、押出部材23を弾性部材25の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材25とからなる。
【0015】
球体供給手段30は、回動自在に設けられ、球体Aを収納する収納凹部37,38と、押出部材23の一側28,29と係合する係合部61,62を有し、前記押出部材23の反弾性方向の移動の時に、押出部材23の一側28,29が係合部61,62と係合して回動し、収納凹部37,38に収納された球体Aを前記球体発射路16に供給するようになっている。
【0016】
装置本体2には、照準部材65が設けられている。照準部材65は、上部に設けられた第1の開口69と、球体発射口12と略同じ方向を向いた第2の開口7と、第2の開口70の入力光を第1の開口69に反射させる反射鏡71とが設けられている。
【0017】
球体発射ゲーム装置100は、基盤80と、基盤80に配置される標的110と、基盤80の少なくとも1箇所に設けられ、基盤80に球体Aを発射する球体発射装置1とからなる。基盤80には、球体発射装置1によって発射させられた球体Aが転動する球体転動板87と、球体転動板87の上部に設けられた装飾板95を有し、球体転動板87の側部には、球体発射装置1に球体Aを案内する案内路101,102,103が設けられている。
【0018】
装飾板95には、標的110を着脱自在に取り付ける複数の取付孔106が形成されている。標的110には、取付孔106を介して球体転動板87上の転動体Aが当接する位置まで伸びる当接部材111が設けられている。当接部材111は、標的110を付勢する弾性部材113と、弾性部材113の弾性を蓄えるようにして係止する係止部材116を有し、係止部材116に球体Aが当接すると、係止が解除され、弾性部材113の弾性により標的110が付勢されるようになっている。
【0019】
球体発射装置100は、基盤80に回動自在に設けられている。前記球体Aを案内する案内路101,102,103は、球体Aを前記球体供給手段30に案内するように構成されている。
【0020】
さらに球体発射装置1について詳細に説明する。装置本体2は、円盤状に形成され、下ケース3と、中ケース4と、上ケース5とからなり、下ケース3と中ケース4と上ケース5が重ね合わされ、ネジ6等によって一体的に組み立てられている。下ケース3の後部は外形が円弧状に形成されており、当該円弧先端部より球体供給室31,32の外側の側壁49,50が下ケース3後部方向へ延設されており、さらに当該外側の側壁49,50から連なって、球体供給室31,32が略コ字状を形成するように、内側の側壁47,48が設けられている。
【0021】
また、当該内側の側壁47,48の前端部より扇状の遮断板63が下ケース3の円弧より前方に突出するように延設されている。扇状の遮断板63は後述する球体の直径と略同じ長さだけ前方に突出している。また、扇状の遮断板20の端部と、外側の側壁49,50の端部(円弧の端部)の間は球体供給開口45,46を形成している。装置本体2の中ケース2には、球体発射部10が設けられており、下ケース3の球体供給室31,32には球体発射部10に球体Aを供給する球体供給手段30が形成されている。
【0022】
球体発射部10は、球体発射室11に設けられ、球体供給手段30は、球体供給室31,32に設けられている。球体発射室11は、装置本体2の中ケース2の略中央前部に設けられている。球体供給室31,32は、球体発射室11を挟んで装置本体2の両側に設けられている。すなわち、中ケース2に設けられた球体発射室11は、下ケース3に設けられた球体供給室31,32の内側の側壁47,48の上部に位置している。このことにより、球体供給室31,32に供給された球体Aは内側の側壁47,48に当接した位置で停止し、後述する球体供給部材35,36の収納凹部37,38により球体供給室31,32の上部へ移動されない限り、球体発射室11に移動せず、内側の側壁47,48に当接した位置で保持される。球体発射室11の前部には、球体発射口12が形成されている。
【0023】
球体発射室11の左右には、球体供給室31,32と連通し、球体供給室31,32内の球体Aを球体発射室11内に供給できる程度の連通孔13,14が形成されている。球体発射室11の底壁15には、断面が略U字状の凹部によって形成された球体発射路16が形成されている。球体発射路16は、球体発射口12に向かって、緩やかに上昇傾斜している。従って、球体発射路16は、ここに載置された球体Aが反球体発射口12に向かって転動し、球体Aが球体発射口12から飛び出ないようになっている。
【0024】
装置本体2の中ケース2の略中央後部には、弾性部材収納室19が形成され、さらに弾性部材収納室19と装置本体2の後端2aを連通するガイド孔20が形成されている。ガイド孔20には、押圧軸22が前後方向に向かって摺動自在に設けられている。押圧軸22は、前部に押出部材23が設けられ、後部に操作部材25が設けられている。押圧軸22には、コイルバネ状の弾性部材26が巻装されている。
【0025】
弾性部材26は、弾性部材収納室19に収納され、弾性部材収納室19の後壁27と押出部材23間に介装され、押出部材23を前方に付勢する。操作部材25は、装置本体2の外側に設けられ、前端縁24が前記弾性部材26の弾性により装置本体2の後端2aに係止される。押出部材23の両側下部には、略L字状の係合突起28,29が設けられている。係合突起28,29は、連通孔13,14を介して球体供給室31,32内に突出している。
【0026】
球体供給室31は、略コ字状に形成され、前部に球体供給開口45が設けられている。球体供給室31内には、略扇状に形成された球体供給部材35が回動自在に設けられている。球体供給部材35は、後部に支軸41が設けられ、球体供給室31内の両側壁47、49に形成された軸受け凹部51、53に支軸41が回動自在に軸受けされ、前部が上下に回動するようになっている。
【0027】
球体供給室32は、略コ字状に形成され、前部に球体供給開口46が設けられている。球体供給室32内には、略扇状に形成された球体供給部材36が回動自在に設けられている。球体供給部材36は、後部に支軸42が設けられ、球体供給室32内の両側壁48、50に形成された軸受け凹部52、54に支軸42が回動自在に軸受けされ、前部が上下に回動するようになっている。
【0028】
球体供給部材35,36は、前部上面に球体Aを収納する収納凹部37,38が形成されている。収納凹部37,38は、左右両端が開放された断面略半円状に形成され、装置本体2の中央部(すなわち、球体発射路16側)に向かって下降傾斜している。球体供給部材35,36は、支軸41,42を中心とした円弧状の外周面39,40が形成され、前部が上方に回動すると、当該外周面39,40が前記球体供給開口45,46を塞ぐようになっている。
【0029】
球体供給部材35,36は、外側面55,56に係合ピン57,58が突設されている。球体供給室31,32は、外側の側壁49,50に、前記係合ピン57,58と係合して、球体供給部材35,36の下方への回動を規制する凸起体59、59が形成されている。球体供給部材35,36は、初期状態では、自重により係合ピン57,58が凸起体59,59に係合しており、球体供給開口45,46を開放し、球体供給開口45,46から入る球体A,Aを収納凹部37,38が受けるようになっている。
【0030】
球体供給部材35,36には、前記押出部材23の両側下部に設けられた係合突起28,29と係合する係合片61,62が設けられている。下ケース3の前部には、扇状の遮断板63が設けられている。遮断板63は、ケース本体2が前方を向いている時は、両側の球体供給開口45,46を遮断しており、ケース本体2が右側に回動した時には左側の球体供給開口46を開放し、ケース本体2が左側に回動した時には右側の球体供給開口45を開放する。
【0031】
装置本体2の上部には、照準部材65が設けられている。照準部材65は、円形の基板66と、基板66上に固定して設けられた戦車状の照準本体67とからなる。照準本体67は、上部に第1の開口69が形成され、前部に第2の開口70が形成されている。また照準本体67内には、第2の開口70から入る入力光を第1の開口69に反射させる反射鏡71が設けられている。
【0032】
第1の開口69には、透過性部材72が設けられている。透過性部材72には、指標73が形成されている。基板66は、ネジ75によって装置本体2の上ケース5に固定して取り付けられている。
【0033】
球体発射ゲーム装置100は、基盤80と少なくとも一つの上記球体発射装置1とからなる。上記球体発射装置1は、基盤80の一つの角部に回動自在に設けられているが、基盤80の対向する角部に回動自在に設けられても構わないのは勿論である。基盤80は、基枠81と、球体転動板87と、装飾板95とからなる。基枠81は、基板82と、基板82の前部に設けられた前板83と、基板82の後部に設けられた後板84と、基板82の右部に設けられた右板85と、基板82の左部に設けられた左板86とからなる。
【0034】
基板82の角部近傍には、図6に示すように、半円状の穴90が形成され、穴90内に軸受け板91が突出して形成されている。軸受け板91には、中心孔92が形成されている。前記球体発射装置1の装置本体2は、ネジ7を中心孔92に挿通して下ケース3の下面にねじ込むことによって、基板82の角部近傍に回動自在に取り付けられている。
【0035】
基板82の上部には、図示しないボスが形成され、当該ボスに球体転動板87がネジ等によって取り付けられている。球体転動板87は、球体発射装置1の球体発射口12と略同じ高さに設けられ、球体発射口12から発射された球体Aが転動するようになっている。
【0036】
球体転動板87と右板85の間には、球体発射装置1の右側の球体供給開口45に球体Aを案内する第1の案内路101が設けられている。第1の案内路101は、球体供給開口45に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の右端縁96と右板85によって規制され、さらに右板85に設けられた案内板98によって、球体発射装置1の右側の球体供給開口45に導かれる。
【0037】
球体転動板87と後板84の間には、球体発射装置1の左側の球体供給開口46に球体Aを案内する第2の案内路102が設けられている。第2の案内路102は、球体供給開口46に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の後端縁97と後板84によって規制され、さらに後板84に設けられた案内板99によって、球体発射装置1の左側の球体供給開口46に導かれる。
【0038】
球体転動板87と前板83の間には、第1の案内路101に球体Aを案内する第3の案内路103が設けられている。第3の案内路103は、第1の案内路101に向かって下降傾斜している。球体Aは、球体転動板87の前端縁94と前板83によって規制されて第1の案内路101に導かれる。
【0039】
球体転動板87の上部には、ボス89が設けられ、当該ボス89に装飾板95がネジ76等によって取り付けられている。装飾板95には、複数の取付孔106が形成されている。装飾板95は、非透過性部材で形成されているが、透過性部材で形成されても構わない。取付孔106には、戦車状の標的110が取り付けられるようになっている。標的110には、取付孔106に着脱自在に差し込まれる当接部材111が設けられている。
【0040】
当接部材111は、筒状のガイド筒112と、バネ状の弾性部材113と、突出部材115と、係止部材116とからなる。ガイド筒112は、球体転動板87上の転動体Aが当接する位置まで伸びるように形成されている。弾性部材113は、ガイド筒112内に設けられている。突出部材115は、ガイド筒112内に設けられ、弾性部材113の弾性によりガイド筒112の下端から突出可能に設けられている。
【0041】
係止部材116は、ガイド筒112に略直角で且つ摺動自在に設けられ、一方に摺動すると、前記弾性部材113の弾性を蓄えて前記突出部材115をガイド筒112内に収納した状態で係止し、他方に摺動すると係止を解除して、弾性部材113の弾性により前記突出部材115をガイド筒112の下端から突出させるように形成されている。
【0042】
球体発射ゲーム装置100は、図3に示すように、装飾板95の複数の取付孔106の内、所望する取付孔106に標的110の当接部材111を差し込んで、標的110を基盤80上に載置する。照準部材65の第1の開口69から覗くと、第2の開口70から入光する標的110の映像が反射鏡71を介して確認することができるので、球体発射装置1を左右方向に回動して狙う標的110を定めることができる。
【0043】
収納凹部37,38は、球体発射路16側に向かって下降傾斜しているが、図4に示すように、球体供給部材35,36の係合片61,62が押出部材23の係合突起28,29に係合して回動する前は、収納凹部37(又は収納凹部38)にある球体Aは、球体供給室31(又は球体供給室32)の内側の側壁47(内側の側壁48)に当接して、移動が阻止されている。
【0044】
操作部材25を摘んで、弾性部材26の弾性に抗して押圧軸22を引っ張ると、押出部材23が後方に引き寄せられ、球体発射路16の略中間位置で、押出部材23の係合突起28,29が球体供給部材35,36の係合片61,62に係合する。さらに押出部材23が後方に引き寄せられると、係合突起28,29によって球体供給部材35,36の前部が上方に回動し、図5に示すように、収納凹部37の開放された左端又は収納凹部38の開放された右端が連通孔13,14と略同じ高さになったとき、収納凹部37又は収納凹部38に収納された球体Aが球体発射路16に供給される。このとき、収納凹部37から球体発射路16に供給された球体Aは、左側の球体供給部材36の後部右端に当接するため、球体発射室11を通過して左側の球体供給室32へ移動することが阻止されている。同様に、収納凹部38から球体発射路16に供給された球体Aは、右側の球体供給部材35の後部左端に当接するため、右側の球体供給室31へ移動することが阻止されている。
【0045】
球体Aは、球体発射路16が後方に下降傾斜しているので、押出部材23の後方への移動に伴って、後方に転動し、押出部材23に当接する。操作部材25を離すと、弾性部材26の弾性により、押出部材23が前方に押し出され、球体Aが球体発射路16を経て球体発射口12から発射され、球体転動板87上を転動する。球体供給部材35,36は、押出部材23の係合突起28,29が係合片61,62から外れるので、前部が自重により下方に回動し、係合ピン57,58が凸起体59,59に係合して停止する
【0046】
球体転動板87上を転動する球体Aの移動は、装飾板95によって見えない。球体Aは、第1の案内路101、第2の案内路102、第3の案内路103に入り、それらの傾斜に従って球体発射装置1に案内され第1の案内路101,第2の案内路102に沿って整列する。第1の案内路101及び第2の案内路102に整列した球体Aは、球体発射装置1の遮断板63が下ケース3より球体Aの直径と略同じ長さだけ突出していることにより、各々の案内路に整列した球体Aのうち1個のみが、球体供給用開口45,46に移動され、その他の球体Aは遮断板63により球体発射装置1の球体供給用開口45,46への移動が阻止されている。また、球体供給用開口45,46に移動された球体Aは球体供給部材35,36の収納凹部37,38に移動する。
【0047】
球体転動板87上を転動する球体Aが標的110の当接部材111の係止部材116に当たると、係止部材116が他方に摺動して、突出部材115に対する係止を解除し、突出部材115が弾性部材113の弾性によりガイド筒112の下端から突出する。標的110は、この突出部材115の動作により、上方に飛び上がり、球体Aが当たったことを、直ちに確認することができる。なお、標的110を屈曲自在に二分割し、球体Aが当たると屈曲するようにしても構わない。
【0048】
球体発射装置1を左方に回動すると、遮断板63も左方に回動するため、右側の球体供給開口45が第1の案内路101と連通し、第1の案内路101に整列している球体Aのうち最も球体発射装置1に近い位置にあるものが、右側の球体供給開口45から右側の球体供給室31内へ移動し、右側の球体供給部材35の収納凹部37に保持される。再び、球体発射装置1を右方に回動すると、扇状の遮断板63の前方右端部により第1の案内路101に整列している残りの球体Aの右側の球体供給開口45への移動が阻止され、球体供給開口45に移動する球体Aは1個のみに規制される。
【0049】
また、球体発射装置1を右方に回動すると、遮断板63も右方に回動するため、左側の球体供給開口46が第2の案内路102と連通し、第2の案内路102に整列している球体Aのうち最も球体発射装置1に近い位置にあるものが、左側の球体供給開口46から左側の球体供給室32内へ移動し、左側の球体供給部材36の収納凹部38に保持される。再び、球体発射装置1を左方に回動すると,扇状の遮断板63の前方左端部により第2の案内路102に整列している残りの球体Aの左側の球体供給開口46への移動阻止され、球体供給開口46に移動する球体Aは1個のみに規制される。このように、球体発射装置1を回動することによって、装置本体2内に球体Aを一つずつ取り込むことができる。
【0050】
球体供給室31(又は32)内に入った球体Aは、上記したように操作部材25を引っ張ると、球体供給部材35,36の前部が上方に回動して、球体発射路16に供給されるが、その時、球体供給部材35,36の外周面39,40が球体供給室31,32の球体供給開口45,46を塞ぐため、球体供給開口45,46から球体供給室31,32内に球体Aが入るのを阻止することができる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本願発明に係る球体発射装置は、盤上に転動している球体を掬い上げて球体発射路に供給する球体供給手段を備え、人手により球体を球体発射路に供給する煩わしさがないので、極めて便利であるという効果がある。また、照準部材を備えると、球体の発射方向を確認しながら発射することができるので、標的に当てる確率を高めることができると共に、よりリアルな魚雷戦ゲームに使用することができるという効果がある。
【0052】
本願発明に係る球体発射ゲーム装置は、標的を所望する位置に取り付けることができ、球体が当たると標的は弾性部材によって飛び出す等の興趣ある動きをし、球体は案内路によって球体発射装置に案内されるので、人手によって球体を元の位置に戻す面倒がないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る球体発射装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。
【図2】図1の分解斜視図である。
【図3】本願発明に係る球体発射ゲーム装置の一つの実施の形態を示す全体斜視図である。
【図4】図3の球体発射装置の要部断面図である。
【図5】図4の動きを説明する断面図である。
【図6】図3の球体発射装置を外した上面図である。
【図7】図3の標的の要部断面図である。
【符号の説明】
A 球体
1 球体発射装置
2 装置本体
2a 後端
3 下ケース
4 中ケース
5 上ケース
6 ネジ
7 ネジ
10 球体発射部
11 球体発射室
12 球体発射口
13 連通孔
14 連通孔
15 底壁
16 球体発射路
19 弾性部材収納室
20 ガイド孔
22 押圧軸
23 押出部材
24 前端縁
25 操作部材
26 弾性部材
27 後壁
28 係合突起(一側)
29 係合突起(一側)
30 供給供給手段
31 球体供給室
32 球体供給室
35 球体供給部材
36 球体供給部材
37 収納凹部
38 収納凹部
39 外周面
40 外周面
41 支軸
42 支軸
45 球体供給開口
46 球体供給開口
47 内側の側壁
48 内側の側壁
49 外側の側壁
50 外側の側壁
51 軸受け凹部
52 軸受け凹部
53 軸受け凹部
54 軸受け凹部
55 外側面
56 外側面
57 係合ピン
58 係合ピン
59 凸起体
61 係合片(係合部)
62 係合片(係合部)
63 遮断板
65 照準部材
66 基板
67 照準本体
69 第1の開口
70 第2の開口
71 反射鏡
72 透過性部材
73 指標
75 ネジ
80 基盤
81 基枠
82 基板
83 前板
84 後板
85 右板
86 左板
87 球体転動板
89 ボス
90 穴
91 軸受け板
92 中心孔
95 装飾板
96 右端縁
97 後端縁
98 案内板
99 案内板
100 球体発射ゲーム装置
101 第1の案内路
102 第2の案内路
103 第3の案内路
106 取付孔
110 標的
111 当接部材
112 ガイド筒
113 弾性部材
115 突出部材
116 係止部材
Claims (4)
- 下記の要件を備えたことを特徴とする球体発射装置。
(イ)装置本体は、球体発射部と、球体発射部に球体を供給する球体供給手段を有すること。
(ロ)球体発射部は、球体発射口を有する球体発射路と、球体発射路の球体を発射口に向けて押し出す押出部材と、押出部材を球体発射口側に向けて付勢する弾性部材と、押出部材を弾性部材の弾性に抗して反弾性方向に移動させる操作部材とからなること。
(ハ)球体供給手段は、回動自在に設けられ、球体を収納する収納凹部と、押出部材の一側と係合する係合部を有し、前記押出部材の反弾性方向の移動の時に、押出部材の一側が係合部と係合して回動し、収納凹部に収納された球体を前記球体発射路に供給するようになっていること。 - 下記の要件を備えたことを特徴とする請求項1記載の球体発射装置。
(イ)装置本体には、照準部材が設けられていること。
(ロ)照準部材は、上部に設けられた第1の開口と、球体発射口と略同じ方向を向いた第2の開口と、第2の開口の入力光を第1の開口に反射させる反射鏡とが設けられていること。 - 下記の要件を備えたことを特徴とする球体発射ゲーム装置。
(イ)基盤と、基盤に配置される標的と、基盤の少なくとも1箇所に設けられ、基盤に球体を発射する球体発射装置とからなること。
(ロ)基盤には、球体発射装置によって発射させられた球体が転動する球体転動板と、球体転動板の上部に設けられた装飾板を有し、球体転動板の側部には、球体発射装置に球体を案内する案内路が設けられていること。
(ハ)装飾板には、標的を着脱自在に取り付ける複数の取付孔が形成されていること。
(ニ)標的には、取付孔を介して球体転動板上の転動体が当接する位置まで伸びる当接部材が設けられていること。
(ホ)当接部材は、標的を付勢する弾性部材と、弾性部材の弾性を蓄えるようにして係止する係止部材を有し、係止部材に球体が当接すると、係止が解除され、弾性部材の弾性により標的が付勢されるようになっている。 - 下記の要件を備えたことを特徴とする請求項3記載の球体発射ゲーム装置。
(イ)球体発射装置は、請求項1又は2記載の球体発射装置であって、基盤に回動自在に設けられていること。
(ロ)前記球体を案内する案内路は、球体を前記球体供給手段に案内するように構成されていること。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003162444A JP2004358068A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 球体発射装置及び球体発射ゲーム装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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| JP2003162444A JP2004358068A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 球体発射装置及び球体発射ゲーム装置 |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2003162444A Pending JP2004358068A (ja) | 2003-06-06 | 2003-06-06 | 球体発射装置及び球体発射ゲーム装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2004358068A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009523523A (ja) * | 2006-01-24 | 2009-06-25 | オール イン ワン プロダクツ リミテッド | ゲーム装置 |
| EP2394709A1 (en) * | 2010-06-10 | 2011-12-14 | Imc. Toys, S.A. | Apparatus for playing by means of launching projectiles |
-
2003
- 2003-06-06 JP JP2003162444A patent/JP2004358068A/ja active Pending
Cited By (5)
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|---|---|---|---|---|
| JP2009523523A (ja) * | 2006-01-24 | 2009-06-25 | オール イン ワン プロダクツ リミテッド | ゲーム装置 |
| EP2345465A1 (en) * | 2006-01-24 | 2011-07-20 | All in 1 Products Limited | A game apparatus |
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| ES2389661A1 (es) * | 2010-06-10 | 2012-10-30 | Imc Toys, S.A. | Aparato para jugar mediante el lanzamiento de proyectiles. |
| US8366108B2 (en) | 2010-06-10 | 2013-02-05 | Imc Toys, S.A. | Apparatus for playing by means of launching projectiles |
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