JP2005122829A - 光ディスクの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 基板への樹脂層形成工程において、基板外周側面への液垂れを防止できる光ディスクの製造方法を提供する。
【解決手段】 樹脂2を基板1の樹脂層形成面1bに塗布する工程と、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂2を流動拡散させる工程とを有する。この方法により、基板1を高速回転させることで樹脂2が基板1の内周から外周へ流動して拡散する際に、基板1の端面から飛散した場合でも、樹脂2は重力によって基板1の下方に落ちるだけであり、基板1の側面1aには回り込まない。したがって、基板外周側面1aへの樹脂2の液垂れを防止することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 樹脂2を基板1の樹脂層形成面1bに塗布する工程と、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂2を流動拡散させる工程とを有する。この方法により、基板1を高速回転させることで樹脂2が基板1の内周から外周へ流動して拡散する際に、基板1の端面から飛散した場合でも、樹脂2は重力によって基板1の下方に落ちるだけであり、基板1の側面1aには回り込まない。したがって、基板外周側面1aへの樹脂2の液垂れを防止することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は光ディスクの製造方法に関し、特に、光反応硬化型樹脂を基板に流動拡散させる方法に関する。
樹脂材にて円盤状に成形され且つ情報記録した光ディスク用の基板に樹脂層を形成する方法として、特許文献1などにも開示されているように、図4(a)〜(c)に示すスピンコート法がよく知られている。この方法では、まず、図4(a)に示すように、基板1を矢印I方向に回転させながら、基板1に紫外光反応硬化型の樹脂2をノズル3にて環状に塗布した後、基板1を矢印Iの方向に高速回転させる。すると、この回転による遠心力で紫外光反応硬化型の樹脂2が広がり、図4(b)に示すように、基板1上に未硬化の樹脂層2Aが形成される。この樹脂層2Aに、図4(c)に示すように、基板1の一方または両方から紫外光照射装置6にて紫外光5を照射すると、上記樹脂層2Aが硬化して基板1上に樹脂層2Bが完成する。
特開2002−288895号公報
記録、再生型の光ディスクでは、樹脂層の形成に上述したスピンコート法を使用することが多い。しかしながら、従来のスピンコート法を用いると、内周から外周へ拡散した樹脂2の材料が基板1の端面から飛散する際に、図2に示すように重力および表面張力によって基板1の側面1aに回り込む現象が発生してしまう。なお、図5における2aは、基板1の側面1aに回り込んだ樹脂2の液垂れである。
本発明ではこのような問題点を解決するためになされたもので、基板への樹脂層形成工程において、基板外周側面への液垂れを防止できる光ディスクの製造方法を提供するものである。
上記課題を解決するために本発明の光ディスクの製造方法は、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布する工程と、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂を流動拡散させる工程とを有することを特徴とする。
この方法により、基板への樹脂層形成工程において、基板外周側面への液垂れを防止できる。
本発明の光ディスクの製造方法によれば、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂を流動拡散させることにより、基板側面への樹脂の液垂れを防止することができ、高品質の光ディスクを提供できる。
請求項1記載の本発明の光ディスクの製造方法は、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布する工程と、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂を流動拡散させる工程とを有することを特徴とする。
この方法により、基板を高速回転させることで樹脂が基板の内周から外周へ流動して拡散する際に、基板の端面から飛散した場合でも、重力によって基板の下方に落ちるだけであり、基板の側面には回り込まない。したがって、基板外周側面への樹脂の液垂れを防止することができる。
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の光ディスクの製造方法において、基板をその樹脂層形成面が上向きとなる姿勢で回転させながら、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項1に記載の光ディスクの製造方法において、基板をその樹脂層形成面が下向きとなる姿勢で回転させながら、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布することを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の光ディスクの製造方法において、樹脂が、紫外光反応硬化型の樹脂であることを特徴とする。
以下、本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造方法の一例について、図1〜図3を用いて説明する。
以下、本発明の実施の形態に係る光ディスクの製造方法の一例について、図1〜図3を用いて説明する。
本実施の形態による光ディスクの製造方法では、図1(a)に示すように、成形された光ディスク用の基板1を用意し、スピンテーブル8上に配置する。次に図1(b)に示すように、スピンテーブル8により基板1を約100rpmの低速で回転させ、この状態で基板1の内周付近に、ノズル3から粘度が約100mPa・s程度の紫外光反応硬化型の樹脂2を吐出させて、樹脂2を基板1の樹脂層形成面1bに環状に塗布する。このときの塗布量は5g以下とする。
次に、図1(c)に示すように、基板1を上下反転させてから、保持治具9により保持し、基板1を5000rpm程度の高速で回転させる。その遠心力によって、図2(a)に示すように、環状に塗布された紫外光反応硬化型の樹脂2が外周方向へ広がり、その厚みが100μm以下になるまで引き延ばされる。このとき、図2(b)に示すように、外周端まで行き渡った紫外光反応硬化型の樹脂2は、遠心力によって基板1外に飛散する。その際、基板1が上下逆転していることで、紫外光反応硬化型の樹脂2は重力によって水平よりも下方向に飛散し、基板1の側面1aに回り込んで付着することはない。
ただし、回転を止めた時点で外周付近の樹脂2は,図2(c)に示すように若干盛り上がるという欠点がある。この盛り上がりは、貼り合わせ用の基板4に予め紫外光反応硬化型の樹脂2を塗布しておき、硬化させずに貼り合わせることで吸収する等の方法で回避できる。このようにして、貼り合わせた基板1と基板4との間の樹脂層2Aに対して、図3に示すように、紫外光照射装置6から紫外光5を照射することで樹脂層2Aを硬化させて、貼り合わせが完了する。
なお、樹脂2を塗布する工程において、図1(b)においては、基板1をその樹脂層形成面1bが上向きとなる姿勢で回転させながら、樹脂2を基板1の樹脂層形成面1bに塗布する場合を示し、これによれば、樹脂2を基板1上に容易に環状に塗布することができる利点がある。しかし、これに限るものではなく、基板1をその樹脂層形成面1bが下向きとなる姿勢で回転させながら、ノズル3から所定の圧力で上方に樹脂2を吐出させて、樹脂2を基板1の下面側に配置した樹脂層形成面1bに塗布してもよく、この場合には、この後の高速回転の工程までに基板1を反転させなくても済む利点がある。
なお、上記実施の形態では、樹脂2が紫外光反応硬化型である場合を述べたが、その他の樹脂を拡散させる場合にも適用できる。
本発明は光ディスクの製造方法に特に適しているが、光反応硬化型樹脂を基板に流動拡散させる工程を有するものの製造方法であれば、光ディスク以外の製造方法にも適用可能である。
1、4 基板
1a 側面
1b 樹脂層形成面
2 樹脂
3 ノズル
5 紫外光
6 紫外光照射装置
7 液垂れ
8 スピンテーブル
9 保持治具
1a 側面
1b 樹脂層形成面
2 樹脂
3 ノズル
5 紫外光
6 紫外光照射装置
7 液垂れ
8 スピンテーブル
9 保持治具
Claims (4)
- 樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布する工程と、塗布面を下向きの状態で高速回転することで樹脂を流動拡散させる工程とを有する光ディスクの製造方法。
- 基板をその樹脂層形成面が上向きとなる姿勢で回転させながら、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの製造方法。
- 基板をその樹脂層形成面が下向きとなる姿勢で回転させながら、樹脂を基板の樹脂層形成面に塗布することを特徴とする請求項1に記載の光ディスクの製造方法。
- 樹脂が、紫外光反応硬化型の樹脂であることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の光ディスクの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003357124A JP2005122829A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 光ディスクの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003357124A JP2005122829A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 光ディスクの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2005122829A true JP2005122829A (ja) | 2005-05-12 |
Family
ID=34614106
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003357124A Pending JP2005122829A (ja) | 2003-10-17 | 2003-10-17 | 光ディスクの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2005122829A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007141370A (ja) * | 2005-11-18 | 2007-06-07 | Sony Corp | 光記録媒体およびその製造方法 |
| JP2011100538A (ja) * | 2010-11-29 | 2011-05-19 | Toshiba Corp | 磁気記録媒体の製造方法 |
| US8070968B2 (en) | 2009-03-13 | 2011-12-06 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultraviolet-curable resin material for pattern transfer and magnetic recording medium manufacturing method using the same |
| US8173029B2 (en) | 2009-03-18 | 2012-05-08 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Magnetic recording medium manufacturing method |
| US8372575B2 (en) | 2009-03-13 | 2013-02-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Ultraviolet-curing resin material for pattern transfer and magnetic recording medium manufacturing method using the same |
-
2003
- 2003-10-17 JP JP2003357124A patent/JP2005122829A/ja active Pending
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