JP2006111437A - 打こん防止ワーク投入装置及びそれを用いた打こん防止投入方法 - Google Patents

打こん防止ワーク投入装置及びそれを用いた打こん防止投入方法 Download PDF

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Abstract

【課題】製品運搬容器を回動させる回動角度や回動速度、ワーク投入高さ等を制御することにより、熱処理前の鍛造品や成形直後の合成樹脂製品などの表面が軟らかく傷付き易い各種成形品のワークの投入時に発生する打こんを効果的に低減することができ信頼性、汎用性に優れる打こん防止ワーク投入装置の提供。
【解決手段】成形品のワークが収容される製品運搬容器を回動自在に保持する回動保持部と、製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構と、製品運搬容器の下方に配設され製品運搬容器から投入されるワークを下流側の製品搬送部に案内するワーク受け部と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱処理前の鍛造品や成形直後の合成樹脂製品などの表面が軟らかく傷付き易いボルト等の各種成形品のワークの投入時に打こんが発生するのを防止することができる打こん防止ワーク投入装置及びそれを用いた打こん防止投入方法に関する。
従来、所定の形状に成形されたワークを次の工程などに搬送するために種々のワーク投入装置が使用されている。特に、熱処理工程前のボルト等の鍛造品はその表面が軟らかいため、ワークを落下させて投入すると、先に落下した他のワークと衝突して表面に打こんが発生し、歩留まりが低下するという問題点を有していた。このようなワーク投入時の打こんを防止する装置に関して、例えば以下のような技術のものが知られている。
(特許文献1)には、「物品を搬送するコンベアとパレットとの間に配設され、コンベア側の端部が回動自在に支持されたシュート手段と、シュート手段の自由端側を昇降させる昇降手段と、シュート手段の通路を開閉して物品の移動を制御する通路開閉手段と、物品がコンベアからシュート手段に移載されたことを検出する第1の検出手段と、シュート手段が回動してその自由端がパレットに達したことを検出する第2の検出手段と、を備えた搬送コンベア用物品移送装置」が開示されている。
(特許文献2)には、「ワークを下方に移動させる傾斜したシュートと、シュートの下端付近に連続して配置した受け枠に取付けられ且つこの受け枠をワークの移動方向と異なる方向に振動させるバイブレータを有する振動手段と、を含むワーク搬送装置」が開示されている。
特開平7−242324号公報 特開2002−2931号公報
しかしながら、上記従来の技術は以下のような課題を有していた。
(1)(特許文献1)では、1つの物品を移送する度にシュート手段の回動と通路の開閉を行うので、ワークの投入効率が悪く生産性に欠けるという課題があった。また、物品がコンベアからシュート手段に移載されたことを検出する第1の検出手段及びシュート手段が回動してその自由端がパレットに達したことを検出する第2の検出手段を必要とするため構成が複雑でメンテナンス性に欠けるという課題があった。更に、上流側の製品運搬容器からシュート手段へ物品を投入するための機構や投入方法については考慮されておらず、ボルト等の成形品を一度に多量に投入する用途には不向きで汎用性、実用性に欠けるという課題があった。
(2)(特許文献2)では、傾斜したシュートを振動させる手段や上流側の製品運搬容器からシュートへワークを投入するための機構や投入方法については考慮されておらず、ボルト等の成形品の打こん防止作用が不十分で信頼性、実用性に欠けるという課題があった。
本発明は上記課題を解決するためになされたもので、製品運搬容器を回動させる回動角度や回動速度、ワーク投入高さ等を制御することにより、熱処理前の鍛造品や成形直後の合成樹脂製品などの表面が軟らかく傷付き易い各種成形品のワークの投入時に発生する打こんを効果的に低減することができ信頼性、汎用性に優れる打こん防止ワーク投入装置の提供及び多量のワークが収容された製品運搬容器からワークを投入する際にワーク同士の衝突を防止でき、打こん発生率を低減させると共に、ワークを下流側の製品搬送部に確実に効率良く案内することができる実用性、生産性に優れた打こん防止投入方法の提供を行うことを目的とする。
上記課題を解決するために本発明の打こん防止ワーク投入装置及びそれを用いた打こん防止投入方法は、以下の構成を有している。
請求項1に記載の打こん防止ワーク投入装置は、成形品のワークが収容される製品運搬容器を回動自在に保持する回動保持部と、前記製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構と、前記製品運搬容器の下方に配設され前記製品運搬容器から投入される前記ワークを下流側の製品搬送部に案内するワーク受け部と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下のような作用を有する。
(1)成形品のワークが収容される製品運搬容器を回動自在に保持する回動保持部と、製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構と、を有するので、製品運搬容器に収容されたワークの量、傾斜シュート部や製品搬送部に溜まったワークの量等に応じて回動駆動機構により、製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度を調整しながらワ−クの投入を行うことができるので、ワーク受け部に溜まったワークと製品運搬容器から投入するワークとの衝突や製品搬送部に溜まったワークとワーク受け部から送出されるワ−クとの衝突が発生し難く、ワークに発生する打こん等の破損を低減することができる。
(2)製品運搬容器の下方に製品運搬容器から投入されるワークを下流側の製品搬送部に案内するワーク受け部が配設されているので、ワークを押し出すようにして確実にベルトコンベア等の製品搬送部に送出することができ、製品搬送部によりワークを次工程に搬送することができる。
ここで、回動保持部としては、製品運搬容器の一側又は両側から製品運搬容器の外形を把持又は挟持するものが好適に用いられる。製品運搬容器の大きさや形状に合わせて複数種類の回動保持部を用意しておけば、回動保持部を交換するだけで様々な製品運搬容器に対応することができ汎用性に優れる。また、予め製品運搬容器の一側又は両側に凸状又は凹状の係止部を形成し、回動保持部に製品運搬容器の係止部に着脱自在に嵌合される嵌合凹部又は嵌合凸部を形成してもよい。これにより、製品運搬容器の凸状又は凹状の係止部に回動保持部の嵌合凹部又は嵌合凸部を嵌合させることができ、容易に製品運搬容器を回動自在に保持することができる。
ワーク受け部としては、傾斜したシュートやベルトコンベア等が好適に用いられる。傾斜したシュートの場合、投入されたワークを自重により自動的にシュート上を滑らせて下流側に送出することができる。ベルトコンベアの場合、回動駆動機構による製品運搬容器の回動とベルトコンベアの移動を同期させることにより、投入されたワークを順次、下流側に送出することができる。特に、製品運搬容器を回動させる回動角度や回動速度を調整することにより、容易にワークの落下速度や投入量を変更できるので、ベルトコンベアの移動速度に合わせてワ−クの投入を行うことができ、先に投入されたワークと後から投入するワークとの衝突を確実に防止でき信頼性に優れる。
尚、ワーク受け部の上面に合成ゴム等の弾性部材や軟質性の合成樹脂製のシート等を緩衝材として敷設した場合、ワークが投入されて落下する際の衝撃を軽減でき、ワーク受け部との衝突による破損を防止できる。また、ワーク受け部の両側にガイド板を立設した場合、ワーク受け部の側方からワークが落下するのを防止でき、ワークを下流側の製品搬送部まで確実に案内することができ信頼性に優れる。
更に、ワーク受け部の下流側の端部と製品搬送部との間には、ワークの有無を検知するセンサを設けてもよい。特に、接触式のバネセンサは、上方からすだれ状に垂らすようにして設置することができ、設置スペースを必要としないので省スペース性に優れる。
尚、製品搬送部としては、マグネットコンベアやステップコンベア等が好適に用いられる。
打こん防止ワーク投入装置は、回動保持部を昇降させる上下動駆動部や回動保持部を前後動させる前後動駆動部を備えることが好ましい。これにより、傾斜シュート部へのワークの投入高さ、投入位置を調整することができ、ワークへの打こんの発生を低減することができ、汎用性、信頼性に優れる。また、複数の回動保持部を設けた場合、上流側でワークを収容した複数の製品運搬容器を順次、上下動駆動部や前後動駆動部により傾斜シュート部上方のワーク投入位置へ移動させ、投入作業を行うことができ、生産性、実用性に優れる。
上下動駆動部や前後動駆動部としては、例えば、回動保持部の基部や基部に連設された支持フレーム等の上下方向や前後方向に凹条を設け、装置の本体フレームの上下方向や前後方向に凸条を設け、該凹条と該凸条を遊嵌させてスライドさせるものや、回動保持部の基部や基部に連設された支持フレーム等にガイドシャフトが摺動自在に貫挿されるガイド孔を設け、ガイドシャフトに沿って上下方向や前後方向にスライドさせるもの等が好適に用いられる。
回動駆動機構としては、回動保持部を直接、回動させるものの他、製品運搬容器の一端部を下方から押し上げ又は引き下げるもの或いは上方から引き上げ又は押し下げるものを用いることができる。回動駆動機構の駆動部としては、サーボモータやステッピングモータ等のモータや油圧シリンダ等が用いられる。これらの駆動部の回動角度又は伸縮長さ、回動速度又は伸縮速度を制御することにより、製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度を可変とすることができる。モータを用いる場合、回動保持部の回動軸を直接、モータで回動させることや回動軸に回転円板やスプロケット等の従動回動部を配設し、モータの駆動軸に配設された回転円板やスプロケット等の駆動用回動部と従動回動部の外周にベルトやチェーン等の駆動伝達部材を係合させて回動させることができる。
油圧シリンダを用いる場合、装置本体のフレームにシリンダの一端を固定し、ピストンにより製品運搬容器の一端部を押圧・牽引し、製品運搬容器を回動させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の打こん防止ワーク投入装置であって、前記ワーク受け部が、ベルトコンベアである構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ワーク受け部がベルトコンベアなので、回動駆動機構により製品運搬容器を回動させてワークを落下させるだけで、投入されたワークを自動的に下流側の製品搬送部に送出することができ、投入作業の効率化、作業時間の短縮を図ることができる。
(2)回動駆動機構による製品運搬容器の回動とベルトコンベアの移動を同期させることにより、ベルトコンベアの移動速度に合わせてワ−クの投入を行うことができ、先に投入されたワークと後から投入するワークとの衝突を確実に防止でき信頼性に優れる。
ここで、ベルトコンベアのベルトとしては、合成ゴム製等のシート状のものが好適に用いられる。ワークが引っ掛かることがなく搬送時の信頼性に優れ、また落下時の衝撃を低減できワークへのダメージを低減できるためである。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の打こん防止ワーク投入装置であって、前記ワーク受け部が、前記ワークが投入される上流側が高く前記ワークが送出される下流側が低くなるように傾斜して形成された傾斜シュート部である構成を有している。
この構成により、請求項1の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ワーク受け部が、ワークが投入される上流側が高くワークが送出される下流側が低くなるように傾斜して形成された傾斜シュート部であることにより、投入されたワークを自重により自動的にシュート上を滑らせて下流側に送出することができるので、ワ−クを上流側から下流側に移動させるための動力を必要とせず省力性に優れる。
ここで、傾斜シュート部は、底面部と、底面部の両側にそれぞれ立設された側面部と、を備え略コ字型に形成された断面を有するものが好適に用いられる。上面が開口した略コ字型に形成されていることにより、上方からのワークの投入が容易であると同時に、側面部により両側からワークがこぼれ落ちるのを防止でき、信頼性、実用性に優れる。底面部は直線状に傾斜させて形成してもよいし、略円弧状に形成してもよい。傾斜シュート部の底面部を略円弧状に形成した場合、製品運搬容器から投入されるワークをスムーズに下流側の製品搬送部に案内することができ、傾斜シュート部内を移動して製品搬送部に達するまでにワークに打こん等の破損が発生するのを防止することができる。
また、底面部を略円弧状に形成する場合、曲率半径が上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるように形成することが好ましい。これにより、製品運搬容器からのワーク投入時に傾斜シュート部の上流側にワークが溜まることがなく、速やかに下流側に案内することができると共に、下流側ではワークの移動速度を緩めてワークが一気に製品搬送部へ送出されるのを防止できるので、ワークを底面部の曲率に沿ってスムーズに移動させることができ、搬送時の信頼性に優れる。特に、傾斜シュート部の上流側にワークが溜まらないことにより、先に投入されたワークと、後から続けて投入されるワークとの衝突を防止でき、確実に打こんの発生を防止できる。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置であって、前記傾斜シュート部の下流側の端部を軸支する軸支部と、前記軸支部を中心として前記傾斜シュート部の上流側を傾動させる傾動駆動部と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至3の内いずれか1項の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)傾斜シュート部の下流側の端部を軸支する軸支部と、軸支部を中心として傾斜シュート部の上流側を傾動させる傾動駆動部を有することにより、傾斜シュート部を傾動させ投入されたワークを押し出すようにして確実に製品搬送部に送出することができ、傾斜シュート部にワークが溜まることがないので、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークに打こん等の破損を発生させることがなく、効率的にワークの投入を行うことができる。
ここで、傾動駆動部としては、例えば、ピストンが傾斜シュート部の底面部の背面に配設され、シリンダの端部が装置の基台に配設されたピストンシリンダ等が用いられる。この場合には、ピストンシリンダを伸縮させることにより、ピストンが傾斜シュート部を押圧・牽引し、傾斜シュート部が軸支部を中心にして回動する。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置であって、前記回動保持部が、基部に回動自在に軸支された回動軸と、前記回動軸に配設され前記製品運搬容器の側面に当接する当接部と、前記当接部に延設され前記製品運搬容器の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪と、を有し、前記回動駆動機構が、前記回動軸の端部に形成又は配設された従動回動部と、駆動部と、前記駆動部の駆動軸に配設された駆動用回動部と、前記駆動用回動部及び前記従動回動部の外周に係合された駆動伝達部材と、を備えた構成を有している。
(1)回動保持部が、製品運搬容器の側面に当接する当接部と、当接部に延設され製品運搬容器の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪を有するので、製品運搬容器を確実に保持することができ、製品運搬容器を回動させた際にも製品運搬容器が落下することがなく信頼性に優れる。
(2)回動保持部が、基部に回動自在に軸支された回動軸を有するので、回動軸を回動させるだけで、回動保持部に保持された製品運搬容器を容易に回動させることができ、ワークの投入を行うことができる。
(3)回動駆動機構が、回動軸の端部に形成又は配設された従動回動部と、駆動部と、駆動部の駆動軸に配設された駆動用回動部を有するので、駆動用回動部及び従動回動部の外周に駆動伝達部材を係合することにより、駆動部の回動を回動軸に伝達することができ、回動保持部に保持された製品運搬容器を確実に回動させることができる。
ここで、当接部は製品運搬容器の側面に当接する平板状に形成され、上下及び前後にそれぞれ製品運搬容器の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪を有する形状であればどのような形状でもよい。特に、当接部が略十字型に形成されている場合、それぞれの端部を直角方向に折曲するだけで係止爪を形成することができ生産性に優れると共に、当接部を軽量化することができ、装置を省力化でき、機動性に優れる。また、係止爪が製品運搬容器の長手方向及び高さ方向の略中央部で上下面及び前後面に係止されるので、製品運搬容器や回動保持部の寸法精度の影響を受けることなく確実に製品運搬容器を保持することができ信頼性に優れる。特に、当接部や係止爪の製品運搬容器との接触面に合成ゴムや弾性を有する合成樹脂製シート等を貼設した場合、製品運搬容器の滑りを防止でき、製品運搬容器の回動時の動作安定性に優れる。
また、当接部を伸縮自在に形成する等して係止爪の位置を可動にした場合、寸法の異なる製品運搬容器に対応することができ汎用性に優れる。
回動保持部は製品運搬容器を一方の側面から保持するようにしてもよいし、製品運搬容器の両側に対向配置した二つの回動保持部により製品運搬容器を両側から挟持するようにしてもよい。製品運搬容器を両側から挟持した場合、製品運搬容器を強固に保持することができ、回動時に製品運搬容器が落下することがなく、回動動作の安定性、安全性に優れる。尚、回動保持部は基部及び/又は回動軸を左右方向に摺動させるか、或いは回動軸を伸縮させる等して当接部を製品運搬容器の側面に当接させるものが好適に用いられる。
また、従動回動部は一方の回動保持部に設ければよく、一つの回動駆動機構で回動動作を行うことができる。
従動回動部及び駆動用回動部には、外周に凹条溝を有する円板やスプロケット等が好適に用いられる。駆動伝達部材としては、従動回動部及び駆動用回動部が円板の場合はベルトが好適に用いられ、スプロケットの場合はチェーンが用いられる。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置であって、前記回動保持部の昇降を行う上下動駆動部及び/又は前記回動保持部の前後動を行う前後動駆動部を備えた構成を有している。
この構成により、請求項1乃至5の内いずれか1項の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)回動保持部の昇降を行う上下動駆動部を有することにより、回動保持部に保持された製品運搬容器を上下動させることができ、ワーク受け部へのワークの投入高さを調整することができるので、ワーク受け部とワークとの衝突時のダメージを低減することができ、ワークの打こん発生率を低減することができる。
(2)回動保持部の前後動を行う前後動駆動部を有することにより、回動保持部に保持された製品運搬容器を前後動させることができ、ワーク受け部への投入位置を調整することができる。特に、回動保持部を回動させながら回動保持部を下流側から上流側へ移動させた場合には、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークの打こん発生率を低減することができる。
ここで、上下動駆動部としては回動保持部の基部に連設された支持フレームに垂直ガイドシャフトを立設し、垂直ガイドシャフトが摺動自在に貫挿される垂直ガイド孔を備えたガイドフレームにより上下方向にスライドさせるものが好適に用いられる。さらに、ガイドフレームに水平ガイド孔を設け、水平ガイドシャフトを摺動自在に貫挿させた前後動駆動部を設けた場合、回動保持部を前後動させることができ、ワーク投入作業の効率性、汎用性を向上させることができる。
請求項7に記載の打こん防止投入方法は、請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置の回動保持部で製品運搬容器を回動自在に保持する容器保持工程と、前記回動駆動機構で前記製品運搬容器を回動させる容器回動工程と、を備えた構成を有している。
この構成により、以下の作用を有する。
(1)回動保持部で製品運搬容器を回動自在に保持する容器保持工程と、回動駆動機構で製品運搬容器を回動させる容器回動工程と、を有することで、回動保持部で保持した製品運搬容器を回動させて容易にワーク受け部にワークの投入を行うことができる。
ここで、容器回動工程では一度に全てのワークをワーク受け部に投入してもよいし、回動保持部による製品運搬容器の正逆回転を交互に繰り返しながら複数回に分けてワークの投入を行ってもよい。
請求項8に記載の打こん防止投入方法は、請求項7に記載の打こん防止投入方法であって、前記容器回動工程中に、前記前後動駆動部により前記回動保持部を前記傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に前記傾斜シュート部の傾斜に沿うように前記上下動駆動部で前記回動保持部を上昇させる容器移動工程を行う構成を有している。
この構成により、請求項7の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)容器回動工程中に、前後動駆動部により回動保持部を傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させる容器移動工程を行うことにより、傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって製品運搬容器を移動させながら、ワークを整列させるように投入することができ、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークの打こん発生率を確実に低減することができる。
(2)容器移動工程が、前後動駆動部により回動保持部を傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させるので、回動保持部や回動保持部に保持された製品運搬容器が傾斜シュート部と干渉するのを防止でき安全性に優れる。
(3)容器移動工程により、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させることができるので、ワークの投入高さを常に一定に保つことができ、ワークと傾斜シュート部との衝突による打こんの発生を低減することができる。
請求項9に記載の打こん防止投入方法は、請求項7又は8に記載の打こん防止投入方法であって、前記傾動駆動部で前記傾斜シュート部を傾動させるシュート部傾動工程を備えた構成を有している。
この構成により、請求項7又は8の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)傾動駆動部で傾斜シュート部を傾動させるシュート部傾動工程を有することにより、傾斜シュート部に溜まったワークを押し出すようにして確実に下流側の製品搬送部に送出することができ、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突による打こんを確実に防止できる。
ここで、シュート部傾動工程は、一回の傾動動作で傾斜シュート部に溜まった全てのワークを製品搬送部に送出するようにしてもよいし、小さな角度で小刻みに傾斜シュート部の傾動動作を繰返して複数回に分けてワークの送出を行ってもよい。
請求項10に記載の発明は、請求項7乃至9の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法であって、前記容器回動工程が、前記回動駆動機構で前記製品運搬容器の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を備えた構成を有している。
この構成により、請求項7乃至9の内いずれか1項の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)容器回動工程が、回動駆動機構で製品運搬容器の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を有することにより、ワークの種類や数量或いはワーク受け部に溜まったワークの数量に応じてワーク受け部へのワークの投入量や投入速度を調整することができ、ワーク受け部或いはワーク受け部に溜まったワークと後から投入されるワークとの衝突によるワークの破損を発生させることなく、効率的にワークの投入、送出を行うことができる。
(2)投入量調整工程で回動角度を調整することができるので、製品運搬容器の内部に少量のワークしか残っていない場合でも、全てのワークを確実にワーク受け部へ投入することができる。
請求項11に記載の発明は、請求項7乃至10の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法であって、前記容器回動工程と前記シュート部傾動工程を交互に繰り返す構成を有している。
この構成により、請求項4又は5の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)容器回動工程とシュート部傾動工程を交互に繰り返すことにより、ワークの投入量を調整しながら複数回に分けて傾斜シュート部へのワークの投入、下流側の製品搬送部へのワークの送出を行うことができるので、投入時のワーク同士の衝突や傾斜シュート部の下流側或いは製品搬送部へ溜まったワークと後から投入されたワークとの衝突を効果的に防止でき、効率的なワークの投入を行うことができる。
請求項12に記載の発明は、請求項9乃至11の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法であって、前記容器回動工程の前工程とし前記上下動駆動部で前記製品運搬容器を降下させる容器降下工程と、前記シュート部傾動工程の前工程として前記上下動駆動部で前記製品運搬容器を上昇させる容器上昇工程と、を備えた構成を有している。
この構成により、請求項9乃至11の内いずれか1項の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)容器回動工程の前工程として上下動駆動部で製品運搬容器を降下させる容器降下工程を有するので、ワークの投入前に製品運搬容器を傾斜シュート部へ近づけてワークの投入高さを低くすることができ、傾斜シュート部とワークの衝突時のダメージを低減でき、ワークの打こん等の破損を防止できる。
(2)シュート部傾動工程の前工程として上下動駆動部で製品運搬容器を上昇させる容器上昇工程を有するので、傾斜シュート部を上方へ傾動させる前に製品運搬容器を傾斜シュート部から遠ざけることができ、製品運搬容器と傾斜シュート部が干渉することなく、回動保持部や傾斜シュート部、製品運搬容器などの破損を防止できる。
ここで、制御部で容器降下工程、容器回動工程、容器上昇工程、シュート部傾動工程を自動的に繰り返すことにより、効率的にワークの投入、送出を行うことができ、生産性、信頼性に優れる。
請求項1に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)成形品のワークが収容される製品運搬容器を回動自在に保持する回動保持部と、製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構と、を有することにより、製品運搬容器に収容されたワークの量、傾斜シュート部や製品搬送部に溜まったワークの量等に応じて製品運搬容器の回動角度及び/又は回動速度を調整しながらワ−クの投入を行うことができ、ワーク受け部に溜まったワークと製品運搬容器から投入するワークとの衝突や製品搬送部に溜まったワークとワーク受け部から送出されるワ−クとの衝突が発生し難く、ワークへの打こん等の発生を低減できる信頼性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
(2)製品運搬容器の下方に製品運搬容器から投入されるワークを下流側の製品搬送部に案内するワーク受け部が配設されているので、ワークを次工程に搬送する製品搬送部に確実に供給することができる信頼性、生産性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ワーク受け部がベルトコンベアなので、回動駆動機構により製品運搬容器を回動させてワークを落下させるだけで、投入されたワークを自動的に下流側の製品搬送部に送出することができ構成を簡素化できると共に、投入作業の効率化、作業時間の短縮を図ることができる生産性、効率性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
(2)回動駆動機構による製品運搬容器の回動とベルトコンベアの移動を同期させることにより、ベルトコンベアの移動速度に合わせてワ−クの投入を行うことができ、先に投入されたワークと後から投入するワークとの衝突を確実に防止できる信頼性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)ワーク受け部が、ワークが投入される上流側が高くワークが送出される下流側が低くなるように傾斜して形成された傾斜シュート部であることにより、投入されたワークを自重により自動的にシュート上を滑らせて下流側に送出することができるので、ワ−クを上流側から下流側に移動させるための動力を必要とせず省力性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1乃至3の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)傾斜シュート部の下流側の端部を軸支する軸支部と、軸支部を中心として傾斜シュート部の上流側を傾動させる傾動駆動部を有することにより、傾斜シュート部を傾動させ投入されたワークを押し出すようにして確実に製品搬送部に送出することができ、傾斜シュート部にワークが溜まることがないので、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークに打こん等の破損を発生させることがなく、効率的にワークの投入を行うことができる搬送効率性、信頼性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項5に記載の発明によれば、請求項1乃至4の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)回動保持部が、製品運搬容器の側面に当接する当接部と、当接部に延設され製品運搬容器の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪を有するので、製品運搬容器を確実に保持することができ、製品運搬容器を回動させた際にも製品運搬容器が落下することがない動作安定性、安全性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
(2)回動保持部の回動軸を回動させるだけで、回動保持部に保持された製品運搬容器を容易に回動させることができ、ワークの投入を行うことができる機能性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項6に記載の発明によれば、請求項1乃至5の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)上下動駆動部により回動保持部に保持された製品運搬容器を上下動させることができるので、ワーク受け部へのワークの投入高さを調整することができ、ワーク受け部とワークとの衝突によるワークの打こん発生率を低減することができる汎用性、信頼性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
(2)回動保持部の前後動を行う前後動駆動部を有することにより、回動保持部に保持された製品運搬容器を前後動させることができ、ワーク受け部への投入位置を調整することができる。特に、回動保持部を回動させながら回動保持部を下流側から上流側へ移動させた場合には、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークの打こん発生率を低減することができる実用性、信頼性に優れた打こん防止ワーク投入装置を提供することができる。
請求項7に記載の発明によれば、以下のような効果を有する。
(1)容器保持工程により保持した製品運搬容器を容器回動工程により回動させることができるので、製品運搬容器に収容されたワークをワーク受け部に投入する投入作業を容易に自動化することができ生産性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
請求項8に記載の発明によれば、請求項7の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)容器回動工程中に、前後動駆動部により回動保持部を傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させる容器移動工程を行うことにより、傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって製品運搬容器を移動させながら、ワークを整列させるように投入することができ、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークの打こん発生率を確実に低減することができる信頼性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
(2)容器移動工程が、前後動駆動部により回動保持部を傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させるので、回動保持部や回動保持部に保持された製品運搬容器が傾斜シュート部と干渉するのを防止できる安全性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
(3)容器移動工程により、傾斜シュート部の傾斜に沿うように上下動駆動部で回動保持部を上昇させることができるので、ワークの投入高さを常に一定に保つことができ、ワークと傾斜シュート部との衝突による打こんの発生を低減することができる機能性、信頼性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
請求項9に記載の発明によれば、請求項7又は8の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)シュート部傾動工程により傾斜シュート部を傾動させることができるので、傾斜シュート部に溜まったワークを押し出すようにして確実に下流側の製品搬送部に送出することができ、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突による打こん等の破損を発生させることがなく、ワークの搬送性、生産性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
請求項10に記載の発明によれば、請求項7乃至9の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)容器回動工程が、回動駆動機構で製品運搬容器の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を有することにより、ワークの種類や数量或いはワーク受け部に溜まったワークの数量に応じてワーク受け部へのワークの投入量や投入速度を調整することができ、ワーク受け部或いはワーク受け部に溜まったワークと後から投入されるワークとの衝突によるワークの破損を発生させることなく、効率的にワークの投入、送出を行うことができる汎用性、生産性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
(2)投入量調整工程で回動角度を調整することができるので、製品運搬容器の内部に少量のワークしか残っていない場合でも、全てのワークを確実にワーク受け部へ投入することができる信頼性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
請求項11に記載の発明によれば、請求項7乃至10の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)容器回動工程とシュート部傾動工程を交互に繰り返すことにより、ワークの投入量を調整しながら複数回に分けて傾斜シュート部へのワークの投入、下流側の製品搬送部へのワークの送出を行うことができるので、投入時のワーク同士の衝突や傾斜シュート部の下流側或いは製品搬送部へ溜まったワークと後から投入されたワークとの衝突を効果的に防止でき、効率的なワークの投入を行うことができる機能性、実用性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
請求項12に記載の発明によれば、請求項9乃至11の内いずれか1項の効果に加え、以下のような効果を有する。
(1)容器回動工程の前工程として上下動駆動部で製品運搬容器を降下させる容器降下工程を有するので、ワークの投入前に製品運搬容器を傾斜シュート部へ近づけてワークの投入高さを低くすることができ、傾斜シュート部とワークの衝突時のダメージを低減でき、ワークの打こん等の破損を防止できる信頼性、機能性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
(2)シュート部傾動工程の前工程として上下動駆動部で製品運搬容器を上昇させる容器上昇工程を有するので、傾斜シュート部を上方へ傾動させる前に製品運搬容器を傾斜シュート部から遠ざけることができ、製品運搬容器と傾斜シュート部が干渉することなく、回動保持部や傾斜シュート部、製品運搬容器などの破損を防止できる信頼性、実用性に優れた打こん防止投入方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態における打こん防止ワーク投入装置について、以下図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1(a)は実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の側面図であり、図1(b)は実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の背面図である。
図1中、1は実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置、2は土台20に載置された打こん防止ワーク投入装置1の基台、3は基台2上で傾斜シュート部4の下流側の端部を軸支する軸支部、4は略円弧状に形成され上流側から投入されるワークを下流側の製品搬送部(図示せず)に案内するワーク受け部としての傾斜シュート部、4aは傾斜シュート部4の底面部、4bは底面部4aの両側にそれぞれ立設された傾斜シュート部4の側面部、5はピストン5aが傾斜シュート部4の底面部4aの背面に配設されシリンダ5bの端部が装置の基台2に配設された傾動駆動部、6は成形品のワークが収容される製品運搬容器15を回動自在に保持する回動保持部、6aは回動保持部6の支持フレーム、6bは支持フレーム6aの両側に左右方向に摺動自在に垂設された回動保持部6の基部、6cは両側の基部6bにそれぞれ回動自在に軸支された回動保持部6の回動軸、6dは回動軸6cにそれぞれ配設され製品運搬容器15の側面15aに当接する略十字型に形成された回動保持部6の当接部、6eは当接部6dの端部をそれぞれ折曲して形成され製品運搬容器15の上下面及び前後面にそれぞれ係合する回動保持部6の係止爪、7は製品運搬容器15を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構、7aは一方の回動軸6cの端部に形成又は配設された回動駆動機構7の従動回動部、7bはサーボモータやステッピングモータ等のモータを用いた回動駆動機構7の駆動部、7cは駆動部7bの駆動軸に配設され回動する回動駆動機構7の駆動用回動部、7dは従動回動部7a及び駆動用回動部7cの外周に係合され駆動用回動部7cの回動を回動軸6cに伝達する回動駆動機構7の駆動伝達部材、8は回動保持部6を上下動させる上下動駆動部、8aは支持フレーム6aの両側に立設された上下動駆動部8の垂直ガイドシャフト、8bは垂直ガイドシャフト8aが摺動自在に貫挿された上下動駆動部8のガイドフレーム、8cはガイドフレーム8bに穿設された水平ガイド孔、9は水平ガイド孔8cに摺動自在に貫挿されガイドフレーム8bを前後動させる水平ガイドシャフトである。
傾斜シュート部4は上面が開口した略コ字型に形成されていることにより、上方からのワークの投入が容易であると同時に、側面部4bにより両側からワークがこぼれ落ちるのを防止でき、信頼性、実用性に優れる。また、傾斜シュート部4の略円弧状の底面部4aの曲率半径は、上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるように形成した。これにより、製品運搬容器15からのワーク投入時に傾斜シュート部4の上流側にワークが溜まることがなく、速やかに下流側に案内することができると共に、下流側ではワークの移動速度を緩めてワークが一気に製品搬送部へ送出されるのを防止できるので、ワークを底面部4aの曲率に沿ってスムーズに移動させることができ、搬送時の信頼性に優れる。押し出されたワークはベルトコンベア等の製品搬送部に順次、送出され、次工程へのワークの供給が行われる。特に、傾斜シュート部4の上流側にワークが溜まらないことにより、先に投入されたワークと、後から続けて投入されるワークとの衝突を防止でき、確実に打こんの発生を防止できる。
尚、傾動駆動部5は、ピストン5aが傾斜シュート部4を押圧・牽引することにより、傾斜シュート部4を軸支部3を中心にして回動させる。
回動保持部6の基部6bを支持フレーム6aに対し左右方向に摺動自在に配設することにより、製品運搬容器15の両側面15a、15aにそれぞれ回動保持部6の当接部6dを当接させることができ、製品運搬容器15を両側から挟持できる。尚、基部6bを左右方向に摺動自在に配設する代りに、回動軸6cを左右方向に摺動、或いは伸縮させてもよいし、これらを組合せてもよい。
回動保持部6の当接部6dは略十字型に形成することにより、軽量化及び装置の省力化を図り、機動性を向上させた。また、当接部6dが略十字型に形成されているので、それぞれの端部を直角方向に折曲するだけで係止爪6eを形成することができ生産性に優れる。当接部6dが製品運搬容器15を両側から挟持することにより、製品運搬容器15を強固に保持し、回動時に製品運搬容器15が落下することがなく、回動動作の安定性、安全性を向上させている。また、係止爪6eが製品運搬容器15の長手方向及び高さ方向の略中央部で上下面及び前後面に係止されるので、製品運搬容器15や回動保持部6の寸法精度の影響を受けることなく確実に製品運搬容器15を保持することができ信頼性に優れる。特に、当接部6dや係止爪6eの製品運搬容器15との接触面に合成ゴムや弾性を有する合成樹脂製シート等を貼設した場合、製品運搬容器15の滑りを防止でき、製品運搬容器15の回動時の動作安定性に優れる
従動回動部7a及び駆動用回動部7cには、外周に凹条溝を有する円板やスプロケット等を好適に用いることができる。駆動伝達部材7dとしては、従動回動部7a及び駆動用回動部7cが円板の場合はベルトが好適に用いられ、スプロケットの場合はチェーンが用いられる。
回動保持部6を上下動させる上下動駆動部8のガイドフレーム8bが水平ガイド孔8cを有し、水平ガイドシャフト9に摺動自在に貫挿されているので、ガイドフレーム8bと共に回動保持部6を前後動させることができ、傾斜シュート部4へのワークの投入高さ、投入位置を調整することができ、ワークへの打こんの発生を低減することができ、汎用性、信頼性に優れる。
以上のように構成された打こん防止ワーク投入装置の動作に基づいて打こん防止投入方法を説明する。
打こん防止ワーク投入装置1によりワークを投入するには、まず、容器保持工程により回動保持部6の両側の当接部6d、6dをそれぞれ製品運搬容器15の両側面15a、15aに当接させ、各々の係止爪6eを製品運搬容器15の上下面及び前後面に係合させ、製品運搬容器15を回動自在に保持する(図1参照)。
続いて、容器降下工程により、図1の状態から上下動駆動部8のガイドフレーム8bを垂直ガイドシャフト8aに沿って降下させ、製品運搬容器15を傾斜シュート部4の上面近傍の投入高さまで移動させる。
次に、容器回動工程について説明する。
図2(a)は実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の容器回動工程を示す側面図である。
図2(a)において、回動駆動機構7の駆動部7bを駆動することにより、回動軸6cに配設された回動保持部6の当接部6dと共に製品運搬容器15が回動する。このとき、容器回動工程が回動駆動機構7で製品運搬容器15の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を有することにより、製品運搬容器15からのワークの投入量や落下速度を調整できる。
ワークの投入が終了したら容器上昇工程において、上下動駆動部8のガイドフレーム8bが垂直ガイドシャフト8aに沿って上昇し、製品運搬容器15を傾斜シュート部4から遠ざけるように初期位置まで移動させる。
次に、シュート部傾動工程について説明する。
図2(b)は実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置のシュート部傾動工程を示す側面図である。
図2(b)において、傾動駆動部5のピストン5aが傾斜シュート部4の底面部4aを上方に押圧することにより、傾斜シュート部4が軸支部3を中心に反時計回りに傾動し、傾斜シュート部4に溜まったワークが押し出されて下流側に送出される。その後、傾動駆動部5のピストン5aで傾斜シュート部4の底面部4aを下方に牽引することにより、傾斜シュート部4が軸支部3を中心に時計回りに傾動し初期位置に復帰する。尚、傾斜シュート部4により送出されたワークは順次、下流側に連設されたマグネットコンベアやステップコンベア等の製品搬送部(図示せず)により、更に下流の次工程へ搬送される。
以上の容器降下工程、容器回動工程、容器上昇工程、シュート部傾動工程を自動的に繰り返す打こん防止投入方法により、効率的にワークの投入、送出を行うことができる。
以上のように実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置によれば、以下の作用を有する。
(1)成形品のワークが収容される製品運搬容器15を回動自在に保持する回動保持部6と、製品運搬容器15を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構7と、を有するので、製品運搬容器15に収容されたワークの量、傾斜シュート部4や製品搬送部に溜まったワークの量等に応じて回動駆動機構7により、製品運搬容器15を回動させる回動角度及び/又は回動速度を調整しながらワ−クの投入を行うことができるので、傾斜シュート部4に溜まったワークと製品運搬容器15から投入するワークとの衝突や製品搬送部に溜まったワークと傾斜シュート部4から送出されるワ−クとの衝突が発生し難く、ワークに発生する打こん等の破損を低減することができる。
(2)略円弧状に形成された傾斜シュート部4を有することにより、製品運搬容器15から投入されるワークをスムーズに下流側の製品搬送部に案内することができ、ワークを整列させるようにして押し出しながら順次、下流側に送出することができるので、傾斜シュート部4内を移動して製品搬送部に達するまでにワークに打こん等の破損が発生するのを防止することができる。
(3)傾斜シュート部4の下流側の端部を軸支する軸支部3と、軸支部3を中心として傾斜シュート部4の上流側を傾動させる傾動駆動部5を有することにより、傾斜シュート部4を傾動させ投入されたワークを確実に製品搬送部に送出することができ、傾斜シュート部4にワークが溜まることがないので、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突を防止でき、ワークに打こん等の破損を発生させることがなく、効率的にワークの投入を行うことができる。
(4)傾斜シュート部4が、上面が開口した略コ字型に形成されていることにより、上方からのワークの投入が容易であると同時に、側面部4bにより両側からワークがこぼれ落ちるのを防止でき、信頼性、実用性に優れる。
(5)略円弧状に形成された傾斜シュート部4の底面部4aの曲率半径を上流側から下流側に向かって徐々に大きくなるように形成することにより、製品運搬容器15からのワーク投入時に傾斜シュート部4の上流側にワークが溜まることがなく、速やかに下流側に案内することができると共に、下流側ではワークの移動速度を緩めてワークが一気に製品搬送部へ送出されるのを防止できるので、ワークを底面部4aの曲率に沿ってスムーズに移動させることができ、搬送時の信頼性に優れる。特に、傾斜シュート部4の上流側にワークが溜まらないことにより、先に投入されたワークと、後から続けて投入されるワークとの衝突を防止でき、確実に打こんの発生を防止できる。
(6)回動保持部6が、製品運搬容器15の側面15aに当接する当接部6dと、当接部6dに延設され製品運搬容器15の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪6eを有するので、製品運搬容器15を確実に保持することができ、製品運搬容器15を回動させた際にも製品運搬容器15が落下することがなく信頼性に優れる。
(7)回動保持部6が、基部6bに回動自在に軸支された回動軸6cを有するので、回動軸6cを回動させるだけで、回動保持部6に保持された製品運搬容器15を容易に回動させることができ、ワークの投入を行うことができる。
(8)回動駆動機構7が、回動軸6cの端部に形成又は配設された従動回動部7aと、駆動部7bと、駆動部7bの駆動軸に配設された駆動用回動部7cを有するので、従動回動部7a及び駆動用回動部7cの外周に駆動伝達部材7dを係合することにより、駆動部7bの回動を回動軸6cに伝達することができ、回動保持部6に保持された製品運搬容器15を確実に回動させることができる。
(9)回動保持部6の当接部6dが略十字型に形成されていることにより、それぞれの端部を直角方向に折曲するだけで係止爪6eを形成することができ生産性に優れると共に、当接部6dを軽量化することができ、装置を省力化でき、機動性に優れる。
(10)対向配置された回動保持部6により製品運搬容器15を両側から挟持することにより、製品運搬容器15を強固に保持することができ、回動時に製品運搬容器15が落下することがなく、回動動作の安定性、安全性に優れる。
(11)回動保持部6の昇降を行う上下動駆動部8を有することにより、回動保持部6に保持された製品運搬容器15を上下動させることができ、傾斜シュート部4へのワークの投入高さを調整することができるので、傾斜シュート部4とワークとの衝突時のダメージを低減することができ、ワークの打こん発生率を低減することができる。
(12)回動保持部6を上下動させる上下動駆動部8のガイドフレーム8bが水平ガイド孔8cを有し、水平ガイドシャフト9に摺動自在に貫挿されていることにより、ガイドフレーム8bと共に回動保持部6を前後動させることができるので、傾斜シュート部4へのワークの投入高さ、投入位置を自在に調整することができ、ワーク投入時のダメージを低減して効果的にワークの打こんを防止することができ、汎用性、信頼性に優れる。
実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置を用いた打こん防止投入方法によれば、以下の作用を有する。
(1)回動保持部6で製品運搬容器15を回動自在に保持する容器保持工程と、回動駆動機構7で製品運搬容器15を回動させる容器回動工程と、を有することで、回動保持部6で保持した製品運搬容器15を回動させて容易に傾斜シュート部4にワークの投入を行うことができる。
(2)傾動駆動部5で傾斜シュート部4を傾動させるシュート部傾動工程を有することにより、傾斜シュート部4に溜まったワークを押し出すようにして確実に下流側の製品搬送部に送出することができ、先に投入されたワークと後から投入されるワークとの衝突による打こんを確実に防止できる。
(3)容器回動工程が、回動駆動機構7で製品運搬容器15の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を有することにより、ワークの種類や数量或いは傾斜シュート部4に溜まったワークの数量に応じて傾斜シュート部4へのワークの投入量や投入速度を調整することができ、傾斜シュート部4或いは傾斜シュート部4に溜まったワークと後から投入されるワークとの衝突によるワークに打こん等の破損を発生させることなく、効率的にワークの投入、送出を行うことができる。
(4)投入量調整工程で回動角度を調整することができるので、製品運搬容器15の内部に少量のワークしか残っていない場合でも、全てのワークを確実に傾斜シュート部4へ投入することができる。
(5)容器回動工程とシュート部傾動工程を交互に繰り返すことにより、ワークの投入量を調整しながら複数回に分けて傾斜シュート部4へのワークの投入、下流側の製品搬送部へのワークの送出を行うことができるので、投入時のワーク同士の衝突や傾斜シュート部4の下流側或いは製品搬送部へ溜まったワークと後から投入されたワークとの衝突を効果的に防止でき、効率的なワークの投入を行うことができる。
(6)容器回動工程の前工程として上下動駆動部8で製品運搬容器15を降下させる容器降下工程を有するので、ワークの投入前に製品運搬容器15を傾斜シュート部4へ近づけてワークの投入高さを低くすることができ、傾斜シュート部4とワークの衝突時のダメージを低減でき、ワークの打こん等の破損を防止できる。
(7)シュート部傾動工程の前工程として上下動駆動部8で製品運搬容器15を上昇させる容器上昇工程を有するので、傾斜シュート部4を上方へ傾動させる前に製品運搬容器15を傾斜シュート部4から遠ざけることができ、製品運搬容器15と傾斜シュート部4が干渉することなく、回動保持部6や傾斜シュート部4、製品運搬容器15などの破損を防止できる。
(8)容器降下工程、容器回動工程、容器上昇工程、シュート部傾動工程を自動的に繰り返すことにより、効率的にワークの投入、送出を行うことができ、生産性、信頼性に優れる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2における打こん防止ワーク投入装置について、以下図面を参照しながら説明する。尚、実施の形態1と同様のものには同一の符号を付して説明を省略する。
図3は実施の形態2における打こん防止ワーク投入装置の側面図である。
本発明の実施の形態2における打こん防止ワーク投入装置1aが実施の形態1と異なるのは、ワーク受け部として傾斜シュート部4の代りにベルトコンベア14を有している点と、製品運搬容器15のワークの投入側に当たる後面15bが上方に向かって拡開するように傾斜して形成されている点である。
ベルトコンベア14のベルトとしては、合成ゴム製等のシート状のものを用いた。ワークが引っ掛かることがなく搬送時の信頼性に優れ、また落下時の衝撃を低減できワークへのダメージを低減できるためである。
ワーク受け部がベルトコンベア14であることにより、回動駆動機構7により製品運搬容器15を回動させるだけで、投入されたワークが自動的にベルトコンベア14によって下流側の製品搬送部に送出されるので、回動駆動機構7や上下動駆動部8による複雑な制御が不要となり、投入作業の効率化、作業時間の短縮を図ることができる。尚、ベルトコンベア14の移動は、回動駆動機構7による製品運搬容器15の回動と同期させた。これにより、ベルトコンベア14の移動速度に合わせてワ−クの投入を行うことができ、先に投入されたワークと後から投入するワークとの衝突を確実に防止して信頼性を向上させている。
また、製品運搬容器15の後面15bが上方に向かって拡開するように傾斜して形成されていることにより、製品運搬容器15の底にワークを残すことなく確実に排出することができ、投入作業性を向上させることができる。
実施の形態2の打こん防止ワーク投入装置は以上のように構成されているので、実施の形態1の作用に加え、以下の作用を有する。
(1)ワーク受け部としてベルトコンベア14を用いることにより、回動駆動機構7により製品運搬容器15を回動させてワークを落下させるだけで、投入されたワークを自動的に下流側の製品搬送部に送出することができ、投入作業の効率化、作業時間の短縮を図ることができる。
(2)回動駆動機構7による製品運搬容器15の回動とベルトコンベア14の移動を同期させることにより、ベルトコンベア14の移動速度に合わせてワ−クの投入を行うことができ、先に投入されたワークと後から投入するワークとの衝突を確実に防止でき信頼性に優れる。
本発明は、製品運搬容器を回動させる回動角度や回動速度、ワーク投入高さ等を制御することにより、熱処理前の鍛造品や成形直後の合成樹脂製品などの表面が軟らかく傷付き易い各種成形品のワークの投入時に発生する打こんを効果的に低減することができ信頼性、汎用性に優れる打こん防止ワーク投入装置を提供することができ、多量のワークが収容された製品運搬容器からワークを投入する際にワーク同士の衝突を防止でき、打こん発生率を低減させると共に、ワークを下流側の製品搬送部に確実に効率良く案内することができる実用性、生産性に優れた打こん防止投入方法を提供して歩留り改善、生産効率の向上を図ることができる。
(a)実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の側面図(b)実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の背面図 (a)実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置の容器回動工程を示す側面図(b)実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置のシュート部傾動工程を示す側面図 実施の形態2における打こん防止ワーク投入装置の側面図
符号の説明
1 実施の形態1における打こん防止ワーク投入装置
1a 実施の形態2における打こん防止ワーク投入装置
2 基台
3 軸支部
4 傾斜シュート部
4a 底面部
4b 側面部
5 傾動駆動部
5a ピストン
5b シリンダ
6 回動保持部
6a 支持フレーム
6b 基部
6c 回動軸
6d 当接部
6e 係止爪
7 回動駆動機構
7a 従動回動部
7b 駆動部
7c 駆動用回動部
7d 駆動伝達部材
8 上下動駆動部
8a 垂直ガイドシャフト
8b ガイドフレーム
8c 水平ガイド孔
9 水平ガイドシャフト
14 ベルトコンベア
15 製品運搬容器
15a 側面
15b 後面
20 土台

Claims (12)

  1. 成形品のワークが収容される製品運搬容器を回動自在に保持する回動保持部と、前記製品運搬容器を回動させる回動角度及び/又は回動速度可変な回動駆動機構と、前記製品運搬容器の下方に配設され前記製品運搬容器から投入される前記ワークを下流側の製品搬送部に案内するワーク受け部と、を有することを特徴とする打こん防止ワーク投入装置。
  2. 前記ワーク受け部が、ベルトコンベアであることを特徴とする請求項1に記載の打こん防止ワーク投入装置。
  3. 前記ワーク受け部が、前記ワークが投入される上流側が高く前記ワークが送出される下流側が低くなるように傾斜して形成された傾斜シュート部であることを特徴とする請求項1に記載の打こん防止ワーク投入装置。
  4. 前記傾斜シュート部の下流側の端部を軸支する軸支部と、前記軸支部を中心として前記傾斜シュート部の上流側を傾動させる傾動駆動部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の打こん防止ワーク投入装置。
  5. 前記回動保持部が、基部に回動自在に軸支された回動軸と、前記回動軸に配設され前記製品運搬容器の側面に当接する当接部と、前記当接部に延設され前記製品運搬容器の上下面及び前後面にそれぞれ係合する係止爪と、前記回動軸の端部に形成又は配設された従動回動部と、を有し、前記回動駆動機構が、駆動部と、前記駆動部の駆動軸に配設された駆動用回動部と、前記駆動用回動部及び前記従動回動部の外周に係合された駆動伝達部材と、を有することを特徴とする請求項1乃至4の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置。
  6. 前記回動保持部の昇降を行う上下動駆動部及び/又は前記回動保持部の前後動を行う前後動駆動部を有することを特徴とする請求項1乃至5の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置。
  7. 請求項1乃至6の内いずれか1項に記載の打こん防止ワーク投入装置の回動保持部で前記製品運搬容器を回動自在に保持する容器保持工程と、前記回動駆動機構で前記製品運搬容器を回動させて前記ワークの投入を行う容器回動工程と、を有することを特徴とする打こん防止投入方法。
  8. 前記容器回動工程中に、前記前後動駆動部により前記回動保持部を前記傾斜シュート部の下流側から上流側に向かって移動させると共に前記傾斜シュート部の傾斜に沿うように前記上下動駆動部で前記回動保持部を上昇させる容器移動工程を行うことを特徴とする請求項7に記載の打こん防止投入方法。
  9. 前記傾動駆動部で前記傾斜シュート部を傾動させるシュート部傾動工程を有することを特徴とする請求項7又は8に記載の打こん防止投入方法。
  10. 前記容器回動工程が、前記回動駆動機構で前記製品運搬容器の回動角度及び/又は回動速度を調整する投入量調整工程を有することを特徴とする請求項7乃至9の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法。
  11. 前記容器回動工程と前記シュート部傾動工程を交互に繰り返すことを特徴とする請求項7乃至10の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法。
  12. 前記容器回動工程の前工程として前記上下動駆動部で前記製品運搬容器を降下させる容器降下工程と、前記シュート部傾動工程の前工程として前記上下動駆動部で前記製品運搬容器を上昇させる容器上昇工程と、を有することを特徴とする請求項9乃至11の内いずれか1項に記載の打こん防止投入方法。
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