JP2006141990A - 加熱保温用容器及び冷却用容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】食品用容器10は、その下方に熱源を配置することで内部の食材を加熱保温することができる。食品用容器10は、食材を収容する容器本体20と、容器本体20に組み付けられ、容器本体20の上方を閉じる第1の位置と、容器本体20の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体12と、容器本体20と蓋体12との間に介装されたねじりコイルばね30a,30bとを備える。ねじりコイルばね30a,30bは、形状記憶合金製の線材からなり、一方の腕32a,32bが容器本体20に固定される一方で他方の腕36a,36bが蓋体12に固定されている。ねじりコイルばね30a,30bは、その温度が第1の温度となったときに蓋体12が第2の位置となるように形状記憶されている。
【選択図】図1
Description
特許文献1は、容器内の食材を加熱調理するための加熱保温用容器を開示している。この加熱保温用容器は、食材を収容する容器本体(鍋体)と、この容器本体に組み付けられた蓋体を備える。容器本体と蓋体との間には形状記憶合金製のばねが介装されている。形状記憶合金製のばねは、所定の温度となると蓋体が開くように形状記憶されている。この加熱保温用容器を用いて食事を提供する際は、まず、加熱保温用容器内に食材を入れて蓋体を閉じる。次に、蓋体を閉じた加熱保温用容器を固形燃料の入ったコンロに掛ける。固形燃料の熱によって容器内の食材が加熱されると、それに伴って形状記憶合金製のばねも加熱される。形状記憶合金製のばねが所定の温度まで上昇すると、その形状復原特性によって蓋体が自動で開き、容器内の食材を食することができる。
この加熱保温用容器では、蓋体を開放するための力をねじりコイルばねによって発生させる。ねじりコイルばねは、線材の曲げによって力を発生するため、大きな力を効率的に発生することができる。また、ねじりコイルばねは、その巻回数によって復元力の大きさを調整することもできる。このため、この加熱保温用容器では大きな形状復元力(蓋体を開放するための力)を発生することができ、重量のある蓋体であっても第1の位置から第2の位置まで移動させることができる(すなわち、蓋体を開くことができる)。
この加熱保温用容器では、蓋体を開放するための力を板ばねによって発生させる。板ばねは、大きな復元力を効率的に発生することができるため、重量のある蓋体であっても第1の位置から第2の位置まで移動させることができる(すなわち、蓋体を開くことができる)。
また、蓋体が第2の位置に移動した状態では、容器本体と蓋体とのなす角度を90度以上とすることが好ましい。このような構成によると、蓋体が第2の位置に移動した状態では、蓋体に作用する重力が蓋体を第1の位置に移動させようとする力として機能しない。このため、容器本体に対して蓋体を第2の位置に安定して保持することができる(すなわち、蓋体を開いた状態で安定して保持することができる)。
具体的には、本願の他の加熱保温用容器は、容器下方に熱源を配置することで容器内の食材を加熱保温することができる加熱保温用容器であって、食材を収容する容器本体と、容器本体に組み付けられ、この容器本体の上方を閉じる第1の位置と、容器本体の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体と、容器本体と蓋体との間に介装され、その温度が第1の温度となったとき(所定の加熱温度に達したとき)にその形状復原特性を用いて蓋体を第1の位置から第2の位置に移動させる形状記憶合金製の蓋体開閉部材とを備えている。そして、蓋体の上面には温度表示部が設けられており、その温度表示部は蓋体開閉部材が第1の温度より低い第2の温度となったことを報知する。
この加熱保温用容器では、温度表示部によって蓋体開閉部材が第2の温度となったことが報知され、その後に蓋体が開くこととなる。したがって、温度表示部による報知によって蓋体が開くことを事前に予測することができ、蓋体が急に開いて驚いてしまうといった事態の発生を防止することができる。
この冷却用容器を用いて料理を提供するには、容器本体の下方に冷却源(例えば、氷,ドライアイス等)を配置する。ねじりコイルばねの温度は、予め第1の温度(すなわち、蓋が開く温度)より低くなるように冷却しておく。そして、容器本体内に刺身等の料理(食材)を盛り付け、蓋体を閉じて供食者の膳前に供する。容器本体内の食材は冷却源によって冷却され、その温度が低下する。一方、ねじりコイルばねは、第1の温度よりも低くされているため(すなわち、冷却源の温度よりも低くされているため)、その温度が徐々に上昇する。そして、ねじりコイルばねの温度が第1の温度に達すると(すなわち、容器本体内の食材が程よく冷えた状態となると)、蓋体が自動的に開くこととなる。
図1に示すように食膳用鍋10は、鍋体20と、鍋体20を開閉する蓋体12を備えている。食膳用鍋10は、コンロ40の上端42に掛けられ、供食者の膳前に出される。コンロ40の底面中央には筒溝44が形成されており、筒溝44には固形燃料(図示省略)が設置される。固形燃料に着火されて固形燃料が燃焼すると、その熱によって食膳用鍋10内の具材が加熱される。具材が煮えてきたら、供食者は食膳用鍋10内の鍋料理をそのまま食べることができるようになっている。なお、筒溝44には、固形燃料に替えて炭等の他の熱源を設置することもできる。
蓋体12には回動規制片16が形成されている。回動規制片16は、鍋体20への組付け端側に形成されている。鍋体20に対して蓋体12が開いた状態(図2の状態)では、回動規制片16が突出部24の上端と当接し、蓋体12のそれ以上の回動を規制している。また、鍋体20に対して蓋体12が閉じた状態(図3の状態)では、回動規制片16と突出部24との間に隙間Gが形成される。したがって、蓋体12を閉じた状態で食膳用鍋10内の具材を加熱調理すると、加熱調理によって生じる高温の蒸気等が隙間Gを通って外部に排出されることとなる。
蓋体12の上面には温度表示部18が設けられている。温度表示部18は、回動規制片16の反対側(すなわち、開放端側)に設けられている。温度表示部18は、ねじりコイルばね30a,30bが設定温度以上となったことを供食者や給仕者に報知するためのものである。報知方法としては、視覚又は聴覚を利用することができる。上記設定温度は、ねじりコイルばね30a,30bの変態温度よりも若干低い温度に設定されている。
なお、温度表示部18には、温度に応じて複数の色に変色するサーモカラーセンサ(例えば、日油技研工業株式会社製のデジタルサーモテープ等)を用いることもできる。このようなサーモカラーセンサを用いると、例えば、温度上昇に伴って黒→赤茶→緑→青→濃紺というように温度変色部18の色を変化させることができる。従って、蓋体12の温度上昇に伴って刻々と温度表示部18の色が変化するため、供食者は色の変化を目で楽しむことができる。
ねじりコイルばね30aは形状記憶合金製の線材を巻回することによって構成される。図5,6に示すようにねじりコイルばね30aは、その一端に係止腕32aが形成され、他端に係止腕36aが形成されている。図から明らかなように、係止腕36aは係止腕32aより長くなっている。係止腕32aと係止腕36aとの間には巻回部34aが形成されている。図6によく示されるように巻回部34aは、形状記憶合金製の線材を1回だけ巻回することによって形成されている。
なお、ねじりコイルばね30a,30bの線材には、上述したTi−Ni系合金以外にもCu−Zn−Al系合金や、Ti−Ni−Cu,Ti−Ni−Fe,Cu−Zn等を用いることができる。
なお、ねじりコイルばね30a,30bを所望の形状に形状記憶させるには、例えば、ねじりコイルばね30a、30bを蓋体12に埋設された状態で所定の温度[例えば、350℃〜550℃の範囲(望ましくは400〜500℃)]に加熱し急冷することによって行うことができる。
また、上述した実施形態では、蓋体12内にねじりコイルばね36a,36bを埋設するようにしたが、図9に示すようにねじりコイルばね36a,36bを蓋体12の裏面に固定するようにしてもよい。このような構成によると、蓋体12とねじりコイルばね36a,36bを別々の工場で製作し、その後に両者を組立て(固定)ることができる。ねじりコイルばね36a,36bを蓋体12に固定する方法としては、例えば、ねじりコイルばね36a,36bの適宜の部位を結合片39を用いて蓋体12の裏面に固定することができる。すなわち、結合片39の両端を蓋体12の裏面に固定(接着)し、結合片39の中間部でねじりコイルばね36a,36bを下方から支持するようにすればよい。あるいは、ねじりコイルばね36a,36bを接着テープ等を用いて蓋体12の裏面に固定するようにしてもよい。
なお、蓋体12の裏面にねじりコイルばね36a,36bを固定する構造を採る場合、ねじりコイルばね36a,36bの各先端を剛性のある結合部材37(例えば、ステンレスのパイプ管)で繋ぐことが好ましい(図9参照)。結合部材37によってねじりコイルばね36a,36bの先端を繋ぐと、ねじりコイルばね36a,36bに温度差が生じて復元力に差が生じても、一方のねじりコイルばねの力(及び/又は温度)が他方に伝達され、両者を略同時に作動させることができる。したがって、蓋体12が安定して開くようになる。
また、ねじりコイルばね36a,36bの巻回部34a,34b内にシャフトを挿通し、そのシャフトを鍋体20で支持するようにすれば、蓋体12は安定して開くことができる。
図10〜12に示すように、鍋体20の側壁22には収容部23が設けられている。収容部23は、側壁22の内周面の一部に配置されている。収容部23は、その下端が閉じられる一方で上端が開放されており、その内部23aに板ばね60の一端が挿し込まれるようになっている。収容部23の幅は、板ばね60の板幅と略同一となるように形成されている。このため、板ばね60の一端が収容部23に挿し込まれた状態では、板ばね60が収容部23内で左右方向へ移動することが規制され、板ばね60が鍋体20に安定した状態で保持されるようになっている。ただし、板ばね60の左右方向への移動が規制された状態でも、板ばね60を上方向には動かすことはできるようになっている(すなわち、収容部23から板ばね60を引き抜くことができるようになっている)。
なお、収容部23の幅は、鍋体20の底面に向かって徐々に狭くし、鍋体20の底面近傍で板ばね60の板幅と略同一となるように形成してもよい。このような構成によると、収容部23の上端の幅が板ばね60の板幅より広いため、収容部23に板ばね60を簡単に挿し込むことができる。
また、蓋体12の収容部15には貫通孔17が形成されている。鍋体20内に収容した食材を加熱する際には、温められた空気や蒸気が貫通孔17を通って収容部15の内部15a内に導入される。これによって、板ばね60に効率的に熱が伝達されるようになっている。
なお、図11より明らかなように、蓋体12が開いた状態では、鍋体20と蓋体12のなす角度が略90度となる。このため、蓋体12は鍋体20の側壁22の上面で支持され、これによって、蓋体12は鍋体20の上方を開放する状態で安定して保持されるようになっている。ただし、鍋体20に対して蓋体12が開く角度は蓋体12の重量や板ばね60の復元力等を考慮して適宜設定することができる。この際、蓋体12の開く角度を80〜110度の範囲で設定することが好ましい。蓋体20の開く角度を80度以上とすることで鍋体20内の食材が取り出しやすくなり、また、蓋体20の開く角度を110度以下とすることで鍋体20が後ろ側に引っくり返ることを防止することができる。
板材64a〜64dは、板ばね60の長手方向両端にそれぞれ2本ずつ配置されている。板材62aと板材64a〜64dのそれぞれは溶接されており、板材62bと板材64a〜64dのそれぞれは溶接されており、板材64cと板材64a〜64dのそれぞれは溶接されている。板材64a〜64dで3本の板材62a〜62cを接合することで、3本の板材62a〜62cが一体となって変形・復元することができる。
板材62a〜62cは直線状に形状記憶されている。したがって、板材62a〜62cが屈曲した状態(図12の状態)から加熱されると、板材62a〜62cが直線状の状態(図11の状態)に復元する。これによって、蓋体12は鍋体20を閉じた状態から開いた状態に切換えられる。
図13から明らかなように、板材64aと板材64dは板材62a〜62cの長手方向に対象に配置され、板材64bと板材64cは板材62a〜62cの長手方向に対称に配置されている。このため、板ばね60は、その表裏を気にすること無く収容部15,23に挿し込むことができる。また、板材64a〜64dは、板材62a〜62cの両端近傍に接合され、その中央部分(すなわち、蓋体12で鍋体20を閉じたときに板材62a〜62cが屈曲する部位)には接合されていない。このため、板材62a〜62cを容易に屈曲させることができ、蓋体12を容易に開閉動作することができる。
なお、板材62a〜62c,64a〜64dには、電着塗装等によって表面処理を施すことができる。板材62a〜62c,64a〜64dの表面に電着塗装等の表面処理を施すと、板材62a〜62c,64a〜64dが黒色の光沢を備え、見栄えを向上することができる。
また、この食膳鍋10では、蓋体12を開閉するために板ばね60を用いといる。板ばね60は、一端が鍋体20の収容部23に着脱自在に収容され、他端が蓋体12の収容部15に着脱自在に収容されている。このため、鍋体20と蓋体12と板ばね60を容易に分離又は組み立てることができ、洗浄時や食事時の取扱いが容易となる。
また、板ばね60は、複数の板材62a〜62c,64a〜64dを接合して構成することで、少ない材料で板ばね60の板幅を大きくしている。これによって、少ない材料で蓋体12に対して大きな復元力を作用させることができ、また、板幅が大きくなることから蓋体12を安定して開くことができる。なお、上記の例では板ばね60を複数の板材で62a〜62c,64a〜64dで構成したが、板ばね60に形状記憶合金製の1枚の板材を用いることもできる。
また、上述した実施形態の食膳鍋10では、蓋体12の収容部15に貫通孔17を形成したが、収容部15に貫通孔17を形成する必要は必ずしもない。
なお、この食膳用鍋50では、ねじりコイルばね56が蓋体52から着脱可能となっている。すなわち、図8に示すように、ねじりコイルばね56の一端は陶板58に着脱不能に固定されている。一方、蓋体52の裏面には、蓋体52と別体で製作された挿し込み管54が固定されており、この挿し込み管54にねじりコイルばね56の他端が挿抜可能に挿し込まれている。
また、図7,8に示す例と異なり、ねじりコイルばねを容器本体(鍋体,陶板等)及び蓋体から着脱可能とし、ねじりコイルばねを複数種類の食膳用鍋で共用することもできる。このようにすると、季節に応じて料理が変化して食膳用鍋の種類が変わっても、ねじりコイルばねについては共用することができる。
この冷却用容器を用いて料理を提供するには、まず、ねじりコイルばねの温度が変態温度よりも低くなるように冷却しておく。そして、容器本体内に刺身等の料理(食材)を盛り付け、蓋を閉じて供食者の膳前に供する。容器本体内の食材は氷によって冷却され、その温度が低下する。一方、ねじりコイルばねの温度は氷(=0℃)より低くなるように冷却されているため、ねじりコイルばねの温度は徐々に上昇する。そして、ねじりコイルばねの温度が変態温度に達すると(すなわち、容器内の食材が程よく冷えた状態となると)、蓋が自動的に開き、供食者は容器内の料理をそのまま食することができる。
上述した各実施形態(加熱用容器,冷却用容器)の説明から明らかなように、ねじりコイルばねの変態温度を調節することで、種々の食材に対応して適切な温度で蓋を開けることができる。
また、本発明の技術は、鍋料理等に用いられる食膳用鍋の他にも1人前の食材を蒸し、そのまま供食できるようにした蒸し器にも適用することができる。さらには、ホテル等の宴会場における立食パーティで供される料理を保温するための保温用容器等にも適用することができる。なお、上述した各実施形態で用いたねじりコイルばねの断面は、円形、矩形(正方形、長方形)のいずれであってもよい。
12・・蓋体
14・・当接面
16・・回動規制片
18・・温度表示部
20・・鍋体
22・・側壁
24・・突出部
26・・コイル収容部
28a,28b・・挿込穴
30a,30b・・ねじりコイルばね
32a,32b・・係止腕
34a,34b・・巻回部
36a,36b・・係止腕
40・・コンロ
44・・筒溝
Claims (12)
- 容器下方に熱源を配置することで容器内の食材を加熱保温することができる加熱保温用容器であって、
食材を収容する容器本体と、
容器本体に組み付けられ、容器本体の上方を閉じる第1の位置と、容器本体の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体と、
容器本体と蓋体との間に介装されるねじりコイルばねとを備え、
そのねじりコイルばねは、形状記憶合金製の線材からなり、一方の腕が容器本体に固定される一方で他方の腕が蓋体に固定されており、その温度が第1の温度となったときに蓋体が第2の位置となるように形状記憶されていることを特徴とする加熱保温用容器。 - 容器本体と蓋体との間には2以上のねじりコイルばねが介装されており、それらねじりコイルばねの一方の腕は容器本体の側壁に固定されており、蓋体が容器本体のねじりコイルばねが固定された部位に対して回動することを特徴とする請求項1に記載の加熱保温用容器。
- ねじりコイルばねの蓋体側に固定される腕は、ねじりコイルばねの容器本体側に固定される腕より長く、かつ、蓋体の回動中心側より開放端側に向かって伸びていることを特徴とする請求項2に記載の加熱保温用容器。
- 蓋体が第1の位置にある状態で容器本体の側壁上面の一部と蓋体との間に隙間が形成されており、その隙間はねじりコイルばねの巻回部の近傍に形成されていることを特徴とする請求項2に記載の加熱保温用容器。
- 蓋体の上面には温度表示部が設けられており、その温度表示部はねじりコイルばねが第1の温度より低い第2の温度となったことを報知することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の加熱保温用容器。
- 容器下方に熱源を配置することで容器内の食材を加熱保温することができる加熱保温用容器であって、
食材を収容する容器本体と、
容器本体に組み付けられ、容器本体の上方を閉じる第1の位置と、容器本体の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体と、
容器本体と蓋体との間に介装され、その温度が第1の温度となったときに形状復原特性を用いて蓋体を第2の位置に移動させる形状記憶合金製の蓋体開閉部材とを備え、
蓋体の上面には温度表示部が設けられており、その温度表示部は蓋体開閉部材が第1の温度より低い第2の温度となったことを報知することを特徴とする加熱保温用容器。 - 温度表示部は所定の温度となると色が変色するサーモカラーセンサであることを特徴とする請求項5又は6に記載の加熱保温用容器。
- 容器下方に冷却源を配置することで容器内の食材を冷却することができる冷却用容器であって、
食材を収容する容器本体と、
容器本体に組み付けられ、容器本体の上方を閉じる第1の位置と、容器本体の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体と、
容器本体と蓋体との間に介装されるねじりコイルばねとを備え、
そのねじりコイルばねは、形状記憶合金製の線材からなり、一方の腕が容器本体に固定される一方で他方の腕が蓋体に固定されており、その温度が冷却源の温度より低い第1の温度となったときに蓋体が第2の位置となるように形状記憶されていることを特徴とする食品用容器。 - 容器下方に熱源を配置することで容器内の食材を加熱保温することができる加熱保温用容器であって、
食材を収容する容器本体と、
容器本体に組み付けられ、容器本体の上方を閉じる第1の位置と、容器本体の上方を開放する第2の位置とに切替えられる蓋体と、
容器本体と蓋体との間に介装される板ばねとを備え、
その板ばねは、形状記憶合金製の板材からなり、一端が容器本体に取付けられる一方で他端が蓋体に取付けられており、その温度が第1の温度となったときに蓋体が第2の位置となるように形状記憶されていることを特徴とする加熱保温用容器。 - 蓋体には板ばねの他端をスライド可能に収容する収容部が設けられており、(1)蓋体が第2の位置から第1の位置に移動する際には、板ばねの他端が収容部の奥に向かってスライドし、(2)蓋体が第1の位置から第2の位置に移動する際には、板ばねの他端が収容部の手前に向かってスライドすることを特徴とする請求項9に記載の加熱保温用容器。
- 容器本体にも板ばねの一端を着脱自在に収容する収容部が設けられており、板ばねの他端が蓋体の収容部にも着脱自在に収容されることを特徴とする請求項10に記載の加熱保温用容器。
- 蓋体が第2の位置に移動した状態では、容器本体と蓋体とのなす角度が80〜110度となることを特徴とする請求項9〜11のいずれかに記載の加熱保温用容器。
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