JP2007190248A - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装飾図柄表示器の表示内容が埃の影響で不鮮明になることを防止すること。
【解決手段】裏樋に清掃口68を設け、清掃口68を裏樋の右部裏樋63によって開閉する構成とした。このため、遊技盤を装飾図柄表示器から取外すことなく右部裏樋63を回動操作することで清掃口68を開放し、閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に清掃具161を挿入して遊技盤の後面および装飾図柄表示器の液晶画面のそれぞれを容易に清掃することができる。
【選択図】図6

Description

本発明は、透光性の遊技盤を備えたパチンコ遊技機に関する。
上記パチンコ遊技機には遊技盤の後方に図柄表示器を配置し、前方から遊技盤を通して図柄表示器の表示内容を視認できるように構成したものがある。この構成の場合、図柄表示器と遊技盤との間に枠部材を介在し、図柄表示器で発生する熱が遊技盤側へ伝わることを枠部材によって抑えている。
特開2005−152579号公報
従来のパチンコ遊技機では盤替え時に図柄表示器を残したまま遊技盤を交換することができるように遊技盤が図柄表示器に対して着脱可能にされているので、遊技盤を図柄表示器から取外すことで遊技盤の後面および図柄表示器の表示画面の双方を清掃することができる。この従来のパチンコ遊技機は透光性の遊技盤を別の透光性の遊技盤に交換することはできるが、透光性の遊技盤およびベニヤ製の遊技盤を相互に交換することはできない。これに対して盤替え時に遊技盤を図柄表示器ごと交換する構成の場合には透光性の遊技盤およびベニヤ製の遊技盤を相互に交換することができる。この構成の場合、遊技盤と図柄表示器と枠部材の3部材をまとめて交換できるように遊技盤と図柄表示器と枠部材の3部材が相互に分解不能に接合されているので、遊技盤を図柄表示器から取外すことが困難である。このため、遊技盤の後面および図柄表示器の表示画面をいずれも容易に清掃することができないので、図柄表示器の表示内容が遊技盤の後面に付着した埃の影響で不鮮明になったり、あるいは、図柄表示器の表示画面に付着した埃の影響で不鮮明になる虞れがある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、図柄表示器の表示内容が埃の影響で不鮮明になることを防止することができるパチンコ遊技機を提供することにある。
<請求項1記載のパチンコ遊技機の説明>
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[5]開閉部材を備えたところに特徴を有する。
・ 遊技盤は透光性を有するものであり、図2の符号30は遊技盤の一例である。
[2]図柄表示器は遊技盤の後方に設けられたものであり、大当りおよび外れを識別するための識別図柄が表示される表示画面を有している。図3の装飾図柄表示器140は図柄表示器の一例であり、装飾図柄表示器140の液晶画面141は表示画面に相当する。この液晶画面141は3列の図柄要素からなる装飾図柄が表示されるものであり、装飾図柄は大当りおよび外れを識別するための識別図柄に相当する。
[3]枠部材は遊技盤と図柄表示器との間に設けられたものであり、図柄表示器の表示画面を取囲む枠状をなしている。この枠部材と遊技盤と図柄表示器の3部材は相互に接合されたものであり、枠部材と遊技盤と図柄表示器の間にはこれら3部材で囲まれた閉鎖空間が形成される。図5の符号160は閉鎖空間の一例であり、図2のスペーサ150は枠部材の一例である。このスペーサ150は、図3に示すように、第1の枠部材に相当する前側の裏樋60および第2の枠部材に相当する後側の液晶ステー90を相互に接合することから構成されている。
[4]清掃口は枠部材に設けられた空間部を称するものであり、閉鎖空間の内部には図柄表示器の表示画面または遊技盤の後面を清掃する清掃具が閉鎖空間の外部から清掃口を通して挿入可能にされている。図6の符号68は清掃口の一例であり、清掃口68はスペーサ150のうち前側の裏樋60に形成されている。図6の符号161は閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に挿入される清掃具の一例であり、清掃具161は遊技盤30の後面および図柄表示器140の表示画面141の双方を清掃するためのものである。
[5]開閉部材は枠部材に設けられたものであり、清掃口を開放状態および閉鎖状態に相互に切換える蓋として機能する。このため、遊技盤と図柄表示器と枠部材が相互に接合された構成であっても遊技盤を図柄表示器から取外すことなく開閉部材を操作することで清掃口を開放し、閉鎖空間の外部から清掃口を通して閉鎖空間の内部に清掃具を挿入することができる。従って、遊技盤の後面および図柄表示器の表示画面のそれぞれを容易に清掃することができるので、図柄表示器の表示内容が埃の影響で不鮮明になることを防止できる。しかも、遊技盤の後面および図柄表示器の表示画面をいずれも清掃しないときには清掃口を閉鎖しておくことができるので、閉鎖空間の外部から内部に清掃口を通して埃が侵入することを抑えることができる。図5の右部裏樋63は開閉部材の一例であり、垂直な閉鎖状態になることに基づいて清掃口68を閉鎖状態に切換え、水平な開放状態になることに基づいて清掃口68を開放状態に切換える。
<請求項2記載のパチンコ遊技機の説明>
請求項2記載のパチンコ遊技機は開閉部材を枠部材のうち図柄表示器の表示画面の左側面に沿って縦方向へ延びる一部または右側面に沿って縦方向へ延びる一部から構成したものである。この開閉部材は清掃口を閉鎖する閉鎖状態および清掃口を開放する開放状態相互間で回動可能に枠部材の残りの部分に連結されているので、開閉部材を容易に開閉操作することが可能になる。図5の右部裏樋63は枠部材150のうち図柄表示器140の表示画面141の右側面に沿って縦方向へ延びる一部から構成された開閉部材の一例であり、残りの部分である上部裏樋64に回動可能に連結されている。
図1の外枠1はパチンコホールの台島に設置されるものであり、前後面が開口する四角筒状をなしている。この外枠1には内枠2が左側部の垂直な軸3を中心に回動可能に装着されている。この内枠2は外枠1の前端面に接触する閉鎖状態および外枠1の前端面から前方へ離間する開放状態に相互に回動操作されるものであり、図1は内枠2を閉鎖状態で示している。この内枠2は、図2に示すように、前後面が開口する四角筒状をなすものであり、内枠2の下端部にはレール台4が形成され、内枠2の内部にはレール台4の上方に位置して遊技盤収納部5が形成されている。レール台4は発射レールが固定されるものであり、遊技盤収納部5は内枠2の内部空間のうちレール台4の残余部分を称する。この内枠2には4個の支え部6が形成されている。これら各支え部6は遊技盤収納部5内に突出する板状をなすものであり、上方の2個の支え部6のそれぞれにはL字状のストッパ7が前後方向へ延びる軸8を中心に回動可能に装着され、下方の2個の支え部6のそれぞれにはL字状のストッパ9が静止状態で固定されている。
内枠2には、図1に示すように、下端部に位置して横長な長方形状の下皿板10が固定されており、下皿板10には上面が開口する下皿11が固定されている。この下皿板10の上方には上皿板12が配置されており、上皿板12には上面が開口する上皿13が固定されている。この上皿板12は横長な長方形状をなすものであり、内枠2に左側部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この上皿板12は内枠2の前端面に接触する閉鎖状態および内枠2の前端面から前方へ離間する開放状態に相互に回動操作されるものであり、図1は上皿板12を閉鎖状態で示している。
下皿板10の前面には右端部に位置してハンドル台14が固定されており、ハンドル台14には発射ハンドル15が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。この発射ハンドル15の後方には発射モータが固定されており、発射ハンドル15が回動操作されたときには発射モータに駆動電源が与えられ、発射モータの回転軸が一定方向へ一定速度で回転する。この発射モータの回転軸には、図2に示すように、発射装置16が連結されている。この発射装置16はレール台4に装着されたものであり、打球槌および駆動機構を有している。この駆動機構は発射モータの回転力を駆動源として打球槌を操作するものであり、打球槌は駆動機構によって操作されることに基づいて上皿13内から供給される遊技球を叩き、遊技球を発射レールに沿って発射する。
内枠2には、図1に示すように、窓枠17が左側部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この窓枠17は内枠2の前端面に接触する閉鎖状態および内枠2の前端面から前方へ離間する開放状態に相互に回動操作されるものであり、図1は窓枠17を閉鎖状態で示している。この窓枠17は円形孔状の窓部を有するものであり、窓部の内周面には透明なガラス窓18が固定されている。
内枠2の遊技盤収納部5には、図2に示すように、遊技盤ユニット20が着脱可能に収納されている。この遊技盤ユニット20は、図3に示すように、遊技盤30と裏樋60と液晶ステー90と下意匠板100と上意匠板110と裏樋カバー120と表示器ケース130と装飾図柄表示器140を有するものであり、遊技盤30〜装飾図柄表示器140の詳細構成は次の通りである。
1.遊技盤30の説明
遊技盤30は透明な合成樹脂(例えばポリカーボネートあるいはアクリルあるいはアクリルにゴムを混ぜた材質)の板からなるものであり、遊技盤30の前面には、図4に示すように、外レール31および内レール32が固定されている。これら外レール31と内レール32との間には発射通路33が形成されている。この発射通路33は遊技盤30の左端部に位置する円弧状の空間部を称するものであり、発射装置15が発射した遊技球は発射レールから発射通路33内に発射通路33の入口34から侵入し、発射通路33に沿って円弧状の軌跡を描きながら上昇した後に発射通路33の出口35から放出される。
遊技盤30の前面には右上部に位置して合成樹脂製の球止め部材36が固定されている。この球止め部材36は外レール31の右端部と内レール32の右端部との間の隙間を埋めるものであり、球止め部材36と外レール31と内レール32との間には遊技領域37が形成されている。この遊技領域37は外レール31と内レール32と球止め部材36によって囲まれた領域のうち発射通路33を除く円形状をなすものである。この遊技領域37は発射通路33の出口35から放出された遊技球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当するものであり、遊技領域37内には複数の釘38が固定されている。
遊技盤30の前面には飾りレール39が固定されている。この飾りレール39は遊技領域37内に配置されたものであり、飾りレール39と外レール31との間には球通路40が形成され、飾りレール39と内レール32との間には球通路41が形成されている。これら球通路40および球通路41のそれぞれは遊技領域37内に放出された遊技球が転動可能なものであり、上方の球通路40は左方の球通路41に比べて幅狭に設定されている。遊技盤30の前面には遊技領域37の外部に位置して銘板台53が固定されている。この銘板台53の前面にはシールが貼付されており、シールには機種名・製造社名・大当り確率・賞品球の払出し個数が記入されている。
遊技盤30には遊技領域37内に位置して電動始動装置42が固定されている。この電動始動装置42は上始動口43および下始動口44を上下2段に有するものであり、上始動口43および下始動口44のそれぞれは上面が開口するポケット状をなしている。これら上始動口43内および下始動口44内のそれぞれには始動口センサが装着されており、上始動口43内の始動口センサは遊技球が上始動口43内に入賞したことを検出して制御基板に始動信号を出力し、下始動口44内の始動口センサは遊技球が下始動口44内に入賞したことを検出して制御基板に始動信号を出力する。この制御基板は内枠2に固定されたものであり、始動信号を検出することに基づいて上皿13内に設定個数の遊技球を賞品球として払出し、大当りおよび外れを判定する。
下始動口44には2枚の羽根板45が装着されており、両羽根板45は共通の始動口ソレノイドに連結されている。これら両羽根板45は始動口ソレノイドが断電されることに基づいて垂直な縮小状態になるものであり、図4は両羽根板45を縮小状態で示している。これら両羽根板45の縮小状態では両羽根板45相互間の隙間が上始動口43によって上方から閉鎖され、遊技球が上始動口43内のみに入賞することが許容される。これら両羽根板45は始動口ソレノイドが通電されることに基づいて水平な拡大状態に回動するものであり、両羽根板45の拡大状態では下始動口44の左右両側部を落下する遊技球が羽根板45によって捕捉されることに基づいて下始動口44内に入賞可能になる。
遊技盤30には遊技領域37内に位置して特別電動入賞装置46が固定されている。この特別電動入賞装置46は前面が開放する特別入賞口および扉47を有するものであり、扉47は特別入賞口ソレノイドに連結されている。この扉47は特別入賞口ソレノイドの断電状態で垂直な閉鎖状態になることに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖するものであり、図4は扉47を閉鎖状態で示している。この扉47は特別入賞口ソレノイドの通電状態で前方へ水平に倒れた開放状態に回動するものであり、扉47の開放状態では遊技球が扉47に乗って特別入賞口内に転がり込むことが許容される。この特別入賞口内にはカウントセンサが装着されており、カウントセンサは遊技球が特別入賞口内に入賞したことを検出して制御基板にカウント信号を出力し、制御基板はカウント信号を検出することに基づいて上皿13内に設定個数の遊技球を賞品球として払出す。
遊技盤30には、図3に示すように、始動口取付孔48および特別入賞口取付孔49が形成されており、始動口取付孔48内には電動始動装置42の樋50が挿入され、特別入賞口取付孔49内には特別電動入賞装置46の樋51が挿入されている。樋50は電動始動装置42の上始動口43および下始動口44の双方に接続されたものであり、上始動口43内に入賞した遊技球および下始動口44内に入賞した遊技球はいずれも樋50に沿って後方へ転がる。樋51は特別電動入賞装置46の特別入賞口に接続されたものであり、特別入賞口内に入賞した遊技球は樋51に沿って後方へ転がる。遊技盤30には特別入賞口取付孔49の下方に位置してアウト孔52が形成されている。このアウト孔52は、図4に示すように、内レール32の最低部に配置されたものであり、上始動口43と下始動口44と特別入賞口のいずれにも入賞しなかった遊技球は内レール34に沿ってアウト孔52内に転がり込む。
2.裏樋60の説明
裏樋60は、図3に示すように、下部裏樋61と左部裏樋62と右部裏樋63と上部裏樋64の4部材を有するものであり、下部裏樋61は後方から下部裏樋61を通して遊技盤30に複数のネジを螺合することで遊技盤30の後面に直接的に接合され、左部裏樋62は後方から左部裏樋62を通して遊技盤30に複数のネジを螺合することで遊技盤30の後面に直接的に接合され、上部裏樋64は後方から上部裏樋64を通して遊技盤30に複数のネジを螺合することで遊技盤30の後面に直接的に接合されている。
上部裏樋64の右端部には、図5に示すように、突状の継手部65が形成されており、上部裏樋64の継手部65は右部裏樋63の継手部66に後方から重ねられている。この継手部66は厚さ寸法が右部裏樋63の残り部分に比べて薄く設定されたものであり、継手部65および継手部66の双方には前後方向へ延びる軸67が挿入され、右部裏樋63は軸67を中心に下部裏樋61と左部裏樋62と上部裏樋64の3部材に対して回動可能にされている。
右部裏樋63は清掃口68を開放状態および閉鎖状態に相互に切換える開閉部材に相当するものである。この清掃口68は、図6に示すように、下部裏樋61および上部裏樋64相互間の右端部に形成された空間部を称するものであり、図5に示すように、右部裏樋63が垂直な閉鎖状態に回動操作されることに基づいて閉鎖され、図6に示すように、右部裏樋63が水平な開放状態に回動操作されることに基づいて開放される。
右部裏樋63の下端部には、図5に示すように、抜止め突部69が形成されており、抜止め突部69は右部裏樋63が閉鎖状態に回動操作されることに基づいて抜止め溝部70内に係合する。この抜止め溝部70は下部裏樋61に形成されたものであり、抜止め突部69は、図6に示すように、右部裏樋63が開放状態に回動操作されることに基づいて抜止め溝部70内から脱出する。即ち、抜止め突部69は抜止め溝部70に対して着脱可能にされたものである。
右部裏樋63の右側面にはロック片71の上端部が着脱不能に固定されており、ロック片71の下端部には、図6に示すように、貫通孔72が形成されている。この貫通孔72内には、図5に示すように、ネジ73が挿入されており、ネジ73はネジ孔74内に螺合されている。このネジ孔74は、図6に示すように、下部裏樋61の右側面に形成されたものであり、右部裏樋63はネジ73およびネジ孔74間の係合力で閉鎖状態にロックされている。このネジ73がネジ孔74から取外されたときには右部裏樋63のロックが解除され、右部裏樋63を閉鎖状態から開放状態に回動操作することが可能になる。このロック片71が右部裏樋63を閉鎖状態にロックする状態をロック状態と称し、ロック片71が右部裏樋63のロックを解除する状態をアンロック状態と称する。
下部裏樋61には、図3に示すように、始動口挿入孔75および特別入賞口挿入孔76が形成されており、電動始動装置42の樋50は始動口挿入孔75内に挿入され、特別電動入賞装置46の樋51は特別入賞口挿入孔76内に挿入されている。この下部裏樋61にはアウト口77が形成されている。このアウト口77は前後面が開口する筒状をなすものであり、遊技盤30のアウト孔52の内周面に嵌合されている。
下部裏樋61には左下厚さ調整部78および右下厚さ調整部79が形成されている。これら左下厚さ調整部78および右下厚さ調整部79のそれぞれは遊技盤30の前後方向の厚さ寸法を厚く調整するものであり、左下厚さ調整部78は遊技盤30と共に左下の支え部6および左下のストッパ9相互間で挟持され、右下厚さ調整部79は遊技盤30と共に右下の支え部6および右下のストッパ9相互間で挟持される。上部裏樋64には左上厚さ調整部80および右上厚さ調整部81が形成されている。これら左上厚さ調整部80および右上厚さ調整部81のそれぞれは遊技盤30の前後方向の厚さ寸法を厚く調整するものであり、左上厚さ調整部80は遊技盤30と共に左上の支え部6および左上のストッパ7相互間で挟持され、右上厚さ調整部81は遊技盤30と共に右上の支え部6および右上のストッパ7相互間で挟持される。
3.液晶ステー90の詳細構成
液晶ステー90は、図3に示すように、下部ステー91と左部ステー92と右部ステー93と上部ステー94を有する矩形枠状をなすものであり、下部ステー91と左部ステー92と右部ステー93と上部ステー94は単一物として一体成形されている。この液晶ステー90は後方から液晶ステー90を通して下部裏樋61と左部裏樋62と上部裏樋64の3部材にネジを螺合することで3部材の後面に直接的に接合されたものであり、裏樋60と共にスペーサ150(図2参照)を構成している。このスペーサ150は枠部材に相当するものであり、図3に示すように、下横部151と左縦部152と右縦部153と上横部154を有している。下横部151は下部裏樋61および下部ステー91から構成されたものであり、左縦部152は左部裏樋62および左部ステー92から構成されたものであり、右縦部153は右部裏樋63および右部ステー93から構成されたものであり、上横部154は上部裏樋64および上部ステー94から構成されたものである。
3.下意匠板100の説明
下意匠板100は前方から下意匠板100を通して下部裏樋61に複数のネジを螺合することで下部裏樋61の前面に直接的に接合されたものであり、遊技盤30と下部裏樋61との間に配置されている。この下意匠板100の前面には絵柄が印刷されており、下意匠板100の絵柄は前方から遊技盤30を通して視覚的に認識可能にされている。この下意匠板100には始動口挿入孔101と特別入賞口挿入孔102と切欠部103が形成されており、電動始動装置42の樋50は始動口挿入孔101内を通して下部裏樋61の始動口挿入孔75内に挿入され、特別電動入賞装置46の樋51は特別入賞口挿入孔102内を通して下部裏樋61の特別入賞口挿入孔76内に挿入され、下部裏樋61のアウト口77は切欠部103を通して遊技盤30のアウト孔52内に嵌合されている。
4.上意匠板110の説明
上意匠板110は前方から上意匠板110を通して上部裏樋64に複数のネジを螺合することで上部裏樋64の前面に直接的に接合されたものであり、遊技盤30と上部裏樋64との間に配置されている。この上意匠板110の前面には絵柄が印刷されており、上意匠板110の絵柄は前方から遊技盤30を通して視覚的に認識可能にされている。
5.裏樋カバー120の説明
裏樋カバー120は後方から裏樋カバー120を通して下部裏樋61に複数のネジを螺合することで下部裏樋61の後面に直接的に接合されたものであり、裏樋カバー120には球排出路が形成されている。この球排出路は電動始動装置42の樋50から落下した遊技球および特別電動入賞装置46の樋51から落下した遊技球が侵入するものであり、樋50から落下した遊技球および樋51から落下した遊技球は球排出路を通して裏樋カバー120の外部に排出される。
6.表示器ケース130の説明
表示器ケース130は下板部131と左板部132と右板部133と上板部134と後板部135を有する矩形皿状をなすものであり、下板部131と左板部132と右板部133と上板部134と後板部135の間には空間状の表示器収納部136が形成されている。この表示器ケース130の下板部131には2枚の下プレート137が形成され、表示器ケース130の上板部134には1枚の上プレート138が形成されており、各下プレート137には後方から複数のネジが挿入され、上プレート138には後方から複数のネジが挿入されている。各下プレート137に挿入された複数のネジは下部裏樋61に螺合され、上プレート138に挿入された複数のネジは上部裏樋64に螺合されており、表示器ケース130は裏樋60を介して遊技盤30の後面に間接的に接合され、液晶ステー90は表示器ケース130の表示器収納部136内に収納されている。
7.装飾図柄表示器140の説明
装飾図柄表示器140は表示器ケース130の表示器収納部136内に収納されたものであり、液晶画面141および液晶画面141を保持する矩形状の画面フレーム142を有している。この画面フレーム142は液晶ステー90と表示器ケース130の後板部135との間で挟持されたものであり、装飾図柄表示器140は遊技盤30に裏樋60および液晶ステー90を介して間接的に接合されている。この装飾図柄表示器140の画面フレーム142には外部から表示器ケース130を通して複数のネジが螺合されており、装飾図柄表示器140は複数のネジを介して表示器ケース130に固定されている。この装飾図柄表示器140と遊技盤30と裏樋60と液晶ステー90の間には、図5に示すように、閉鎖空間160が形成されている。この閉鎖空間160は遊技盤30と裏樋60と液晶ステー90と装飾図柄表示器140で囲まれた空間部を称するものであり、清掃口68は、図6に示すように、閉鎖空間160の外部から内部に清掃具161を挿入する開口部として機能する。この清掃具161は遊技盤30の後面に付着した埃および装飾図柄表示器140の液晶画面141に付着した埃を払拭するものであり、柄162の先端部にスポンジ163を固定することから構成されている。
装飾図柄表示器140の液晶画面141は下部裏樋61と左部裏樋62と右部裏樋63と上部裏樋64で囲まれた内部空間および下部ステー91と左部ステー92と右部ステー93と上部ステー94で囲まれた内部空間の後方に配置されており、下部裏樋61および下部ステー91のそれぞれは液晶画面141の下端面に沿って横方向へ延び、左部裏樋62および左部ステー92のそれぞれは液晶画面141の左側面に沿って縦方向へ延び、右部裏樋63および右部ステー93のそれぞれは液晶画面141の右側面に沿って縦方向へ延び、上部裏樋64および上部ステー94のそれぞれは液晶画面141の上端面に沿って横方向へ延びている。この液晶画面141は表示画面に相当するものであり、前方から遊技盤30と裏樋60の内部空間と液晶ステー90の内部空間を通して全体が視覚的に認識可能にされている。この液晶画面141は装飾図柄が表示されるものである。この装飾図柄は大当りおよび外れを識別する識別図柄として機能するものであり、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素から構成されている。
8.遊技盤ユニット20の装着状態について
遊技盤ユニット20は上皿板12および窓枠17の双方が開放された状態で前方から内枠2の遊技盤収納部5内に収納されるものである。この遊技盤ユニット20の収納状態では裏樋60の左下厚さ調整部78と右下厚さ調整部79と左上厚さ調整部80と右上厚さ調整部81のそれぞれが内枠2の支え部6によって後方から支えられ、左下厚さ調整部78が遊技盤30と共に前方のストッパ9と後方の支え部6との間で挟持され、右下厚さ調整部79が遊技盤30と共に前方のストッパ9と後方の支え部6との間で挟持されており、残りの各ストッパ7が遊技盤30に前方から重なるロック状態に回動操作されたときには左上厚さ調整部80が遊技盤30と共に前方のストッパ7と後方の支え部6との間で挟持され、右上厚さ調整部81が遊技盤30と共に前方のストッパ7と後方の支え部6との間で挟持される。遊技盤ユニット20は上皿板12および窓枠17の双方が開放された状態で内枠2の遊技盤収納部5内から取外されるものである。この場合には両ストッパ7を遊技盤30の前方から外れるアンロック状態に回動操作し、左上厚さ調整部80と右上厚さ調整部81のそれぞれを遊技盤30と共に挟持解除状態にする。
9.遊技盤ユニット20のメンテナンスについて
遊技盤30の後面に埃が付着したり、あるいは、装飾図柄表示器140の液晶画面141に埃が付着したときには内枠2を閉鎖状態から開放状態に軸3を中心に回動操作する。この内枠2の開放状態では右部裏樋63およびロック片71が前方から操作可能な露出状態になるので、ロック片71のネジ73を取外すことに基づいて右部裏樋63のロックを解除する。そして、右部裏樋63を閉鎖状態から開放状態に回動操作し、清掃口68を開放する。この清掃口68の開放状態で右方から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に清掃具161を挿入し、遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141を清掃具161のスポンジ163で払拭する。次に右部裏樋63を開放状態から閉鎖状態に回動操作し、清掃口68を閉鎖する。この右部裏樋63の閉鎖状態でロック片71を通して右部裏樋63のネジ孔74にネジ73を螺合し、右部裏樋63を閉鎖状態にロックした後で内枠2を開放状態から閉鎖状態に戻す。
10.遊技機能の説明
装飾図柄表示器140の液晶画面141には、図7の(a)に示すように、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれとして「1」「2」「3」「4」「5」「6」「7」「8」のいずれかの数字が変動停止状態で表示されており、遊技球が電動始動装置42の上始動口43内および下始動口44内のいずれかに入賞したときには、図7の(b)に示すように、3列の図柄要素が変動停止状態から変動状態になる。この変動状態とは縦一列に並ぶ「1」〜「8」の8種の図柄要素を縦方向に表示範囲が移動するようにスクロール表示するものであり、各列の図柄要素は上から下へ移動しながら「1」→「2」→「3」→「4」→「5」→「6」→「7」→「8」→「1」…の順序で循環的に変化する。これら左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素は装飾図柄を構成するものであり、装飾図柄は(1)左列の図柄要素(2)右列の図柄要素(3)中列の図柄要素の順序で変動停止する。
左列の図柄要素および右列の図柄要素の両者が変動停止した状態でリーチの組合せになったときには複数種の演出映像が選択的に表示される。このリーチの組合せとは、図7の(c)に示すように、左列の図柄要素および右列の図柄要素が相互に同一な組合せを称するものであり、演出映像とは最終の中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素と同一の数字で変動停止するか否かを演出する物語調の映像を称する。図7の(d)〜(f)は演出映像の一例を示すものであり、殿が風呂の熱さに耐えられるか否かで中列の図柄要素が左列の図柄要素および右列の図柄要素と同一の数字で変動停止するか否かが演出される。
左列の図柄要素と右列の図柄要素と中列の図柄要素の全てが変動停止した状態で大当りの組合せになったときには大当り遊技が開始され、大当りの組合せとは相違する外れの組合せになったときには大当り遊技が開始されない。大当りの組合せは左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一な組合せを称するものであり、大当りの組合せには「111」「222」「333」「444」「555」「666」「777」「888」の8通りが設定されている。大当り遊技は特別電動入賞装置46の扉47を開放し、特別電動入賞装置46の特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、扉47は特別入賞口内に上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。この扉47の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返される。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
スペーサ150に清掃口68を設け、清掃口68を右部裏樋63によって開閉する構成とした。このため、遊技盤30と装飾図柄表示器140とスペーサ150が相互に接合された構成であっても遊技盤30を装飾図柄表示器140から取外すことなく右部裏樋63を回動操作することで清掃口68を開放し、閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に清掃具161を挿入することができる。従って、遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141のそれぞれを容易に清掃することができるので、装飾図柄表示器140の表示内容が埃の影響で不鮮明になることを防止できる。しかも、遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141をいずれも清掃しないときには清掃口68を閉鎖しておくことができるので、閉鎖空間160の外部から内部に清掃口68を通して埃が侵入することを抑えることができる。
スペーサ150のうち装飾図柄表示器140の液晶画面141の右側面に沿って縦方向へ延びる一部である右部裏樋63を回動操作することで清掃口68を開閉する構成とした。このスペーサ150の右方にはパチンコ遊技機の構成部品が少ないので、右部裏樋63をパチンコ遊技機の構成部品に邪魔されることなく容易に開閉操作することが可能になる。右部裏樋63を閉鎖状態にロックするロック片71を設けた。このため、例えば遊技者がパチンコ遊技機を叩いたときの振動で右部裏樋63が開くことがなくなるので、閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に埃が不用意に侵入することを防止できる。しかも、右部裏樋63およびロック片71を内枠2の側面より後方に配置し、内枠2の開放状態で右部裏樋63およびロック片71が操作可能に露出するように構成したので、この点からも右部裏樋63およびロック片71を容易に操作することが可能になる。
スペーサ150のうち内枠2の軸3とは反対側に位置する右部裏樋63を回動操作することで清掃口68を開閉し、内枠2の開放状態で右部裏樋63がロック片71と共に操作可能に露出するように構成したので、内枠2から遊技盤ユニット20を取外すことなく清掃口68を開放するだけで遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141のそれぞれを清掃することができる。このため、内枠2から遊技盤ユニット20を取外すために電動始動装置42のハーネスおよび特別電動入賞装置46のハーネスのそれぞれを内枠2の制御基板から取外す必要がなくなるので、遊技盤30の後面の清掃作業および装飾図柄表示器140の液晶画面141の清掃作業のそれぞれが簡単になる。
下部裏樋61および上部裏樋64相互間の右側部の全領域を清掃口68とした。このため、閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して遊技盤30の後面の全域および装飾図柄表示器140の液晶画面141の全域に清掃具161が容易に届くようになるので、遊技盤30の後面の全域および装飾図柄表示器140の液晶画面141の全域を容易に清掃することができる。
右部裏樋63の下面を下部裏樋61の上面と同一の水平面上に配置し、右部裏樋63の開放状態で下部裏樋61の上面のうち清掃口68側の部分に段差が形成されないように構成したので、遊技盤30の後面の清掃時および装飾図柄表示器140の液晶画面141の清掃時に遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141から下部裏樋61の上面に落下した埃を清掃口68から掃き出し易くなる。
上記実施例1においては、下部裏樋61の上面の全域を段差を持たない平滑面から構成しても良い。この構成の場合、遊技盤30の後面の清掃時および装飾図柄表示器140の液晶画面141の清掃時に遊技盤30の後面および装飾図柄表示器140の液晶画面141から下部裏樋61の上面に落下した埃を清掃口68から掃き出し易くなる。
上記実施例1においては、右部裏樋63の下端部を下部裏樋61に回動可能に連結し、右部裏樋63を下端部を中心に回動操作することで清掃口68を開閉しても良い。
上記実施例1においては、右部裏樋63を下部裏樋61および上部裏樋64の双方に対して着脱可能に装着しても良い。即ち、右部裏樋63を下部裏樋61および上部裏樋64の双方に装着することで清掃口68を閉鎖し、右部裏樋63を下部裏樋61および上部裏樋64の双方から取外すことで清掃口68を開放しても良い。
上記実施例1においては、下部裏樋61および上部裏樋64相互間の左端部に清掃口を形成しても良い。この場合、左部裏樋62を下部裏樋61または上部裏樋64に回動可能に連結し、左部裏樋62を回動操作することで清掃口を開閉すると良い。
上記実施例1においては、右部裏樋63の一部を右部裏樋63の残りの部分から分割し、下部裏樋61および上部裏樋64相互間の右側部の一部の領域を清掃口としても良い。あるいは、左部裏樋62の一部を左部裏樋62の残りの部分から分割し、下部裏樋61および上部裏樋64相互間の左側部の一部の領域を清掃口としても良い。
上記実施例1においては、遊技盤30の後面を清掃する専用の清掃具を閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に挿入することで遊技盤30の後面を清掃し、装飾図柄表示器140の液晶画面141を清掃する専用の清掃具を閉鎖空間160の外部から清掃口68を通して閉鎖空間160の内部に挿入することで装飾図柄表示器140の液晶画面141を清掃しても良い。
上記実施例1においては、下部裏樋61と左部裏樋62と右部裏樋63と上部裏樋64を相互に変位不能に接合する構成しても良い。この構成の場合、下部裏樋61と左部裏樋62と右部裏樋63と上部裏樋64のいずれかに貫通孔状の清掃口を形成し、清掃口内にゴム製の栓からなる開閉部材を着脱可能に嵌合すると良い。
実施例1を示す図(パチンコ遊技機の全体構成を示す斜視図) 遊技盤ユニットおよび内枠を分解状態で示す斜視図 遊技盤ユニットを分解状態で示す斜視図 遊技盤を示す前面図 下部裏樋と上部裏樋と右部裏樋を清掃口の閉鎖状態で示す斜視図 下部裏樋と上部裏樋と右部裏樋を清掃口の開放状態で示す斜視図 図柄遊技の映像の一例を示す図
符号の説明
30は遊技盤、63は右部裏樋、68は清掃口、140は装飾図柄表示器、141は液晶画面、150はスペーサ、160は閉鎖空間、161は清掃具を示している。

Claims (2)

  1. 透光性の遊技盤と、
    前記遊技盤の後方に設けられ、大当りおよび外れを識別するための識別図柄が表示される表示画面を有する図柄表示器と、
    前記遊技盤と前記図柄表示器との間に設けられ、前記図柄表示器の表示画面を取囲む枠状をなす枠部材とを備え、
    前記遊技盤と前記図柄表示器と前記枠部材の3部材は、前記遊技盤と前記図柄表示器と前記枠部材との間にこれら3部材で囲まれた閉鎖空間が形成されるように相互に接合され、
    前記枠部材には、
    前記図柄表示器の表示画面を清掃する清掃具または前記遊技盤の後面を清掃する清掃具を前記閉鎖空間の外部から内部に挿入するための空間状の清掃口と、
    前記清掃口を閉鎖状態および開放状態に相互に切換える開閉部材が設けられていることを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記開閉部材は、前記枠部材のうち前記図柄表示器の表示画面の左側面に沿って縦方向へ延びる一部または右側面に沿って縦方向へ延びる一部から設けられ、
    前記開閉部材は、前記清掃口を閉鎖する閉鎖状態および前記清掃口を開放する開放状態相互間で回動可能に前記枠部材の残りの部分に連結されていることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
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