JP2007242496A - 非水電解質二次電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】充放電サイクル寿命特性を向上出来ると共に、初期容量の低下、電池厚みの増加、及び放電性能の低下を抑制することが出来る非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】リチウムを吸蔵放出する電極と電解質とを備える非水電解質二次電池において、前記電解質に、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、エチニルエチレンカーボネート、ジビニルエチレンカーボネート、又はビニロキシエチレンカーボネート等の環状炭酸エステル誘導体と、酢酸ビニル又はジケテン等のビニルエステル誘導体とを含有させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムを吸蔵放出する電極と電解質とを備える非水電解質二次電池に関する。
リチウムイオン電池の充放電サイクル寿命特性を向上させるために、電解液の添加剤が数多く提案されている。例えば、負極に金属リチウムを用いた非水電解質二次電池において、リチウムと反応し難い不飽和の炭素−炭素結合を含む化合物としてビニルエチレンカーボネートを溶媒に用いることが提案されている(特許文献1参照)。また、負極に炭素材料を用いた非水電解質において、ビニルエチレンカーボネート誘導体を使用することが提案されている(特許文献2参照)。さらに、黒鉛系負極を用いたリチウム電池において、電解液の分解を抑制するために、ビニレンカーボネート及びその誘電体を含有する電解液が提案されている(特許文献3参照)。また、軽金属を用いたリチウム電池において、負極上での電解液の還元分解反応を抑制するために、電解液にフルオロエチレンカーボネートを添加することが提案されている(特許文献4参照)。
特開平4−87156号公報 特開2001−6729号公報 特開平8−45545号公報 特開2005−71678号公報
しかし、上述した環状炭酸エステル誘導体を電解液に添加した場合、充放電サイクル寿命特性は向上するが、充電状態の電池を高温で放置した際に正極上で環状炭酸エステル誘導体が酸化分解される際に炭酸ガスを発生するため、電池の内圧が上昇し、電池厚みが増大するという問題があった。さらに、環状炭酸エステル誘導体を過剰に添加した場合、正極及び負極上で環状炭酸エステル誘導体が分解される際に発生した分解物がセパレータの目詰まりを誘発したり、また、正極及び負極上にリチウムイオンの移動抵抗の高い被膜として存在するために、放電性能が低下し、充放電サイクル寿命特性(容量保持率)が低下するという問題があった。
上記問題を改善する方法として、上記環状炭酸エステル誘導体の添加量を減量することが考えられるが、環状炭酸エステル誘導体を減量した場合は負極被膜が十分に形成されず、充放電サイクルにともない負極上で電解液の分解が進行し、電解液が枯渇するため、充放電サイクル寿命特性が低下するという問題がある。逆に過剰に添加した場合は、負極の被膜抵抗が大きくなり、負極上に金属リチウムが析出したり、環状炭酸エステル誘導体の分解物によってセパレータの目詰まりが生じ易くなるので、充放電サイクル寿命特性が低下するという問題がある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、電解質に環状炭酸エステル誘導体と、ビニルエステル誘導体とを含有させることにより、充放電サイクル寿命特性を向上出来ると共に、電池を高温で保存した際の電池厚みの増大を抑制することが出来る非水電解質二次電池を提供することを目的とする。
第1発明に係る非水電解質二次電池は、リチウムを吸蔵放出する電極と電解質とを備える非水電解質二次電池において、前記電解質は、下記化1で表される環状炭酸エステル誘導体、及び下記化2で表される環状炭酸エステル誘導体のうちの少なくとも1種の化合物と、ビニルエステル誘導体とを含んでなることを特徴とする。
Figure 2007242496
(式中、R1 及びR2 は、それぞれ独立して水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。但し、R1及びR2 はエーテル結合を含んでもよい。)
Figure 2007242496
(式中、R3 はアルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。R4 は、水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。但し、R3 及び4 はエーテル結合を含んでもよい。化2はプロピレンカーボネートを除く。)
第2発明に係る非水電解質二次電池は、第1発明において、前記環状炭酸エステル誘導体は、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、エチニルエチレンカーボネート、ジビニルエチレンカーボネート、ビニロキシエチレンカーボネート、モノフルオロエチレンカーボネート及びモノクロロエチレンカーボネートのうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
第3発明に係る非水電解質二次電池は、第1又は第2発明において、前記ビニルエステル誘導体は、酢酸ビニル、ジケテン、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、モノクロロ酢酸ビニル、モノフルオロ酸ビニル、メタクリル酸ビニル、クロトン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル及び桂皮酸ビニルのうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
第4発明に係る非水電解質二次電池は、第1乃至第3発明の何れかにおいて、前記電解質の前記環状炭酸エステル誘導体の含有量は0.1質量%以上3質量%以下であることを特徴とする。
第5発明に係る非水電解質二次電池は、第1乃至第4発明の何れかにおいて、前記電解質の前記ビニルエステル誘導体の含有量は0.01質量%以上2質量%以下であることを特徴とする。
第1発明においては、電解質に環状炭酸エステル誘導体と、環状又は鎖状のビニルエステル誘導体とを含有させた場合、環状炭酸エステル誘導体及びビニルエステル誘導体を混合した添加剤が還元分解することによって形成される負極被膜が電解液の分解を抑制し、初期充放電効率が高くなる。そのため、初期容量の低減を抑制することができ、初期容量の大きい電池が得られる。また、負極の被膜抵抗が大きく上がらないため、負極上の金属リチウムデンドライトが発生し難くなる。
また、ビニルエステル誘導体は環状の炭酸エステルよりも酸化分解を受け難く、また酸化分解物が気体でないため分解の際にガスの発生が少なく、高温放置時のガス発生を抑制することが出来る。さらに、ビニルエステル誘導体が負極表面に被膜を形成し、電解液成分が負極上で還元され、ガスを発生する反応を抑制することが出来る。また、ビニルエステル誘導体は、負極上の環状炭酸エステル誘導体の分解反応や、正負極上での電解液の分解反応を抑制するため、高温放置時のガス発生が少なく、電池厚みの増加を抑制でき、また充放電サイクル寿命特性も高くなる。
また、ビニルエステル誘導体は、環状炭酸エステル誘導体と同様に負極上に被膜を形成し、負極上での電解液の分解を抑制するが、ビニルエステル誘導体単独又は環状炭酸エステル誘導体単独がそれぞれ形成する負極被膜よりも、ビニルエステル誘導体及び環状炭酸エステル誘導体を混合した場合に形成される負極被膜の方が安定であり、相乗効果によって充放電サイクル寿命特性がさらに向上する。
第2発明においては、前記環状炭酸エステル誘導体として、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、エチニルエチレンカーボネート、ジビニルエチレンカーボネート、ビニロキシエチレンカーボネート、モノフルオロエチレンカーボネート又はモノクロロエチレンカーボネートを用いる。
第3発明においては、前記ビニルエステル誘導体として酢酸ビニル、ジケテン、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、モノクロロ酢酸ビニル、モノフルオロ酸ビニル、メタクリル酸ビニル、クロトン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル、桂皮酸ビニルを用いる。
第4発明においては、電解質の環状炭酸エステル誘導体の含有量を0.1質量%以上3質量%以下にすると、充放電サイクル寿命特性を向上させ、高温放置時の電池厚みの増加を抑制することが出来ると共に、初期容量の低下を抑制することが出来る。環状炭酸エステル誘導体の含有量が0.1質量%未満の場合は、充放電サイクル寿命特性が向上せず、3質量%を超える場合は、初期容量が低下し、電池厚みが増加し、放電性能が低下する。
第5発明においては、電解質のビニルエステル誘導体の含有量が0.01質量%以上2質量%以下であるため、充放電サイクル寿命特性を向上させ、高温放置時の電池厚みの増加を抑制することが出来ると共に、初期容量の低下を抑制することが出来る。ビニルエステル誘導体の含有量が0.01質量%未満の場合は、電池厚みが増加、放電性能が低下し、2質量%を超える場合は、初期容量が低下する。
本発明によれば、充放電サイクル寿命特性(容量保持率)を向上出来ると共に、電池を高温で保存した際の電池厚みの増加を抑制することが出来る。
以下、好適な実施例を用いて本発明を説明するが、本発明は本実施例により何ら制限されるものではなく、その主旨を変更しない範囲において、適宜変更して実施することが出来る。
(実施例1)
図1は本発明に係る非水電解質二次電池の例を示す概略断面図である。図1において、1は非水電解質二次電池(以下、電池という)、2は電極群、3は負極、4は正極、5はセパレータ、6は電池ケース、7は電池蓋、8は安全弁、9は負極端子、10は負極リードである。電極群2は、負極3と正極4とをセパレータ5を介して扁平状に巻回したものである。電極群2は電池ケース6に収納してあり、電池ケース6の開口部は、安全弁8及び負極端子9が設けられた電池蓋7をレーザ溶接して密閉している。負極端子9は負極リード10と接続され、正極4は電池ケース6内面と接続されている。電池1は角型であり、厚みは4.2mmである。
正極4については、活物質としてLiCoO2 94質量%と、導電助剤としてアセチレンブラック3質量%と、結着剤としてポリフッ化ビニリデン(PVDF)3質量%とを混合した正極合剤を、N−メチル−2−ピロリドン(NMP)に分散させることによりペーストを調製した。このペーストを厚さ20μmのアルミニウム集電体に均一に塗布し、乾燥させた後、ロールプレスで圧縮形成することにより正極4を作製した。
負極3については、活物質として黒鉛95質量%と、結着剤としてカルボキシメチルセルロース3質量%、スチレンブタジエンゴム2質量%とを混合し、蒸留水を適宜加えて分散させ、スラリーを調製した。このスラリーを厚さ15μmの銅集電体に均一に塗布、乾燥させた後、100℃で5時間乾燥させ、ロールプレスで圧縮形成することにより負極3を作製した。
セパレータ5は、厚さ20μmの微多孔性ポリエチレンフィルムを用いた。電解質は、エチレンカーボネート(EC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とジエチルカーボネート(DEC)との体積比3:2:5混合溶媒にLiPF6 を1.1mol/L溶解させた電解質に、さらに電解質の総量に対してビニレンカーボネート(VC(1,3-dioxolen-2-one)、化3参照)を0.1質量%、ジケテン(DK(4-methyleneoxetan-2-one)、化4参照)を0.01質量%添加したものを用いた。
Figure 2007242496
Figure 2007242496
(実施例2)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例3)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例4)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例5)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例6)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例7)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例8)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例9)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例10)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例11)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例12)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例13)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例14)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例15)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例16)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例17)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例18)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例19)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例20)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例21)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例22)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例23)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例24)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例25)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例26)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例27)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例28)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例29)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例30)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例31)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例32)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例33)
電解質の総量に対してVCを1質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例34)
電解質の総量に対してVCを2質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例35)
電解質の総量に対してVCを3質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例36)
電解質の総量に対してVCを5質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例37)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、酢酸ビニル(VA(vinyl acetate)、化5参照)を0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例38)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例39)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例40)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例41)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例42)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例43)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例44)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例45)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例46)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例47)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例48)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例49)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例50)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例51)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例52)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例53)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例54)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例55)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例56)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例57)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例58)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例59)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例60)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例61)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例62)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例63)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例64)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例65)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例66)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例67)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例68)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例69)
電解質の総量に対してVCを1質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例70)
電解質の総量に対してVCを2質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例71)
電解質の総量に対してVCを3質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例72)
電解質の総量に対してVCを5質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例73)
電解質の総量に対してモノフルオロエチレンカーボネート(FEC(4-fluoro-1,3-dioxolan-2-one)、化6参照)を0.1質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例74)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例75)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例76)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例77)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例78)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例79)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例80)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例81)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例82)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例83)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例84)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例85)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例86)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例87)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例88)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例89)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例90)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例91)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例92)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例93)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例94)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例95)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例96)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例97)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例98)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例99)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例100)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例101)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例102)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例103)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例104)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例105)
電解質の総量に対してFECを1質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例106)
電解質の総量に対してFECを2質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例107)
電解質の総量に対してFECを3質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例108)
電解質の総量に対してFECを5質量%、DKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例109)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例110)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例111)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例112)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例113)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例114)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例115)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例116)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例117)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例118)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例119)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例120)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例121)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例122)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例123)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例124)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例125)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例126)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例127)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例128)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例129)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例130)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例131)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例132)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例133)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例134)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例135)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例136)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例137)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例138)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例139)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例140)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例141)
電解質の総量に対してFECを1質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例142)
電解質の総量に対してFECを2質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例143)
電解質の総量に対してFECを3質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例144)
電解質の総量に対してFECを5質量%、VAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例145)
電解質の総量に対してビニルエチレンカーボネート(VEC(4-vinyl-1,3-dioxolan-2-one)、化7参照)を0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例146)
電解質の総量に対してVECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例147)
電解質の総量に対してジビニルエチレンカーボネート(DVEC(4,5-divinyl-1,3-dioxolan-2-one)、化8参照)を0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例148)
電解質の総量に対してDVECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例149)
電解質の総量に対してALOM−EC(4-(prop-2-enyloxymethyl)-1,3-dioxolan-2-one、化9参照)を0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例150)
電解質の総量に対してALOM−ECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例151)
電解質の総量に対してPGOM−EC(4-(prop-2-ynyloxymethyl)-1,3-dioxolan-2-one、化10参照)を0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例152)
電解質の総量に対してPGOM−ECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例153)
電解質の総量に対してモノクロロエチレンカーボネート(ClEC(4-chloro-1,3-dioxolan-2-one)、化11参照)を0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例154)
電解質の総量に対してClECを0.5質量%、VAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例155)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、FECを0.5質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例156)
電解質の総量に対してVCを1質量%、FECを1質量%、DKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(実施例157)
電解質の総量に対してVCを1質量%、プロピオン酸ビニル0.5質量%(化12参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例158)
電解質の総量に対してVCを1質量%、酪酸ビニル0.5質量%(化13参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例159)
電解質の総量に対してVCを1質量%、カプロン酸ビニル0.5質量%(化14参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例160)
電解質の総量に対してVCを1質量%、モノクロロ酢酸ビニル0.5質量%(化15参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例161)
電解質の総量に対してVCを1質量%、モノフルオロ酢酸ビニル0.5質量%(化16参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例162)
電解質の総量に対してVCを1質量%、メタクリル酸ビニル0.5質量%(化17参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例163)
電解質の総量に対してVCを1質量%、クロトン酸ビニル0.5質量%(化18参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例164)
電解質の総量に対してVCを1質量%、シクロヘキサンカルボン酸ビニル0.5質量%(化19参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例165)
電解質の総量に対してVCを1質量%、安息香酸ビニル0.5質量%(化20参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(実施例166)
電解質の総量に対してVCを1質量%、桂皮酸ビニル0.5質量%(化21参照)添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
Figure 2007242496
(比較例1)
電解質に添加剤を添加しておらず、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例2)
電解質の総量に対してDKを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例3)
電解質の総量に対してDKを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例4)
電解質の総量に対してDKを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例5)
電解質の総量に対してDKを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例6)
電解質の総量に対してDKを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例7)
電解質の総量に対してDKを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例8)
電解質の総量に対してVCを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例9)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例10)
電解質の総量に対してVCを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例11)
電解質の総量に対してVCを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例12)
電解質の総量に対してVCを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例13)
電解質の総量に対してVCを5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例14)
電解質の総量に対してVAを0.01質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例15)
電解質の総量に対してVAを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例16)
電解質の総量に対してVAを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例17)
電解質の総量に対してVAを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例18)
電解質の総量に対してVAを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例19)
電解質の総量に対してVAを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例20)
電解質の総量に対してFECを0.1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例21)
電解質の総量に対してFECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例22)
電解質の総量に対してFECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例23)
電解質の総量に対してFECを2質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例24)
電解質の総量に対してFECを3質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例25)
電解質の総量に対してFECを5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例26)
電解質の総量に対してVECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例27)
電解質の総量に対してVECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例28)
電解質の総量に対してDVECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例29)
電解質の総量に対してDVECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例30)
電解質の総量に対してALOM−ECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例31)
電解質の総量に対してALOM−ECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例32)
電解質の総量に対してPGOM−ECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例33)
電解質の総量に対してPGOM−ECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例34)
電解質の総量に対してCIECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例35)
電解質の総量に対してCIECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例36)
電解質の総量に対してVCを0.5質量%、FECを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例37)
電解質の総量に対してVCを1質量%、FECを1質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例38)
電解質の総量に対してプロピオン酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例39)
電解質の総量に対して酪酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例40)
電解質の総量に対してモノクロロ酢酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例41)
電解質の総量に対してモノフルオロ酢酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例42)
電解質の総量に対してメタクリル酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例43)
電解質の総量に対してクロトン酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例44)
電解質の総量に対してシクロヘキサンカルボン酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例45)
電解質の総量に対して安息香酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
(比較例46)
電解質の総量に対して桂皮酸ビニルを0.5質量%添加し、それ以外は実施例1と同様の電池を作製した。
上述した各実施例及び各比較例の電池に対し、後述する初期容量、電池厚み、容量保持率(充放電サイクル寿命特性)を確認した。初期容量については、作製した電池を、電流800mAで4.2Vまで3時間定電流定電圧充電し、その後電流800mAで3Vまで放電を行い、放電容量[mAh](初期容量)を確認した。
電池厚みについては、作製した電池を、電流800mAで4.2Vまで3時間定電流定電圧充電した後、85℃の恒温槽中で50時間放置した後、電池の厚さ[mm](電池厚み)を確認した。
容量保持率については、25℃の環境下で、電流800mAで4.2Vまで3時間定電流定電圧充電し、その後電流800mAで3Vまで放電を行い、その後も上述した充電及び放電を繰返し500サイクル行い、初期放電容量に対する500サイクル後の放電容量の比[%](容量保持率)を求めた。
各実施例及び各比較例の電池の初期容量、電池厚み、容量保持率を表1〜9に示す。
Figure 2007242496
Figure 2007242496
Figure 2007242496
Figure 2007242496
Figure 2007242496
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また、実施例1〜144、比較例1〜25に関しては、初期容量、電池厚み、容量保持率を添加剤の添加量に応じて並べ替えたものを表10〜表25に示す。
Figure 2007242496
Figure 2007242496
Figure 2007242496
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Figure 2007242496
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Figure 2007242496
Figure 2007242496
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Figure 2007242496
Figure 2007242496
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表14,17,20,23等に示すように、0.01質量%以上2質量%以下のDK又はVAを添加することにより初期容量が向上する。また、0.1質量%以上3質量%以下のVC又はFECを添加することにより初期容量が向上する。
表15,18,21,24等に示すように、0.01質量%以上のDK又はVAを添加することにより電池厚みの増加が抑制される。
比較例のように、環状炭酸エステル誘導体としてのVC、FEC、VEC、DVEC、ALOM−EC、PGOM−EC、及びCIECの何れかを単独で添加したり、ビニルエステル誘導体としてのDK、VA、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、モノクロロ酢酸ビニル、モノフルオロ酢酸ビニル、メタクリル酸ビニル、クロトン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル及び桂皮酸ビニルの何れかを単独で添加するよりも、実施例のように、環状炭酸エステル誘導体とビニルエステル誘導体とを混合して添加する方が、初期容量、容量保持率(サイクル特性)が向上すると共に高温放置時の電池厚みの増加を抑制することが分かる。
ビニルエステル誘導体を比較した場合、実施例51、実施例157〜159、比較例16、比較例38、39より、アルキル鎖長が長くなるに従い、高温放置時の電池厚みの増加が抑制されることが分かる。これは、耐酸化性が向上し、また、沸点が高くなるためと考えられる。
アルキル鎖長が長くなるに従い、容量保持率(サイクル特性)は若干低下している。これは、負極上に形成される負極保護被膜の性状の違いによるものであると考えられる。
実施例160、比較例40より、クロロ化されている場合、高温放置時の電池厚みの増加が抑制されることが分かる。これは、耐酸化性が向上したためと考えられる。
クロロ化されている場合、容量保持率は若干低下している。これは、塩素を含むことにより、負極保護被膜の性状が変わるためであると考えられる。
実施例161、比較例41より、フルオロ化されている場合、高温放置時の電池厚みの増加はさらに抑制されることが分かる。これは、耐酸化性が向上したためであると考えられる。容量保持率もクロロ化されている場合より良好である。これは、フッ素を含むので、LiF等の安定な負極保護被膜を形成するためであると考えられる。
実施例162、163、比較例42、43の高温放置時の電池の膨れは、他より大きい。これは、ビニル基が複数あるので、耐酸化性が低下し、正極上で酸化分解したためであると考えられる。容量保持率は良好である。ビニル基が複数あるので、強固な負極保護被膜を形成したためと考えられる。
実施例164、比較例44のようにシクロヘキシル基を有する場合、アルキル基を有する場合より高温放置時の電池の膨れが小さくなることが分かる。容量保持率は、アルキル基を有する場合と比較して良くなかった。負極保護被膜の性状の違いによるものと考えられる。
実施例165、166、比較例45、46より、シクロヘキシル基を有するよりフェニル基を有する方が、高温放置時の電池の膨れが大きくなることが分かる。これは、フェニル基を有する方が酸化分解を受けやすいためであると考えられる。容量保持率はシクロヘキシル基を有する場合より良好であった。負極保護被膜の性状によるものと考えられる。
以上より、0.1質量%以上3質量%以下の環状炭酸エステル誘導体と、0.01質量%以上2質量%以下のエステル誘導体とを添加することにより、電池の初期容量、容量保持率(サイクル特性)が向上すると共に高温放置時の電池厚さの増加を抑制することが出来ることが分かる。
本発明に係る非水電解質二次電池の例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 非水電解質二次電池
2 電極群
3 負極
4 正極
5 セパレータ
6 電池ケース
7 電池蓋
8 安全弁
9 負極端子
10 負極リード

Claims (5)

  1. リチウムを吸蔵放出する電極と電解質とを備える非水電解質二次電池において、
    前記電解質は、下記化1で表される環状炭酸エステル誘導体、及び下記化2で表される環状炭酸エステル誘導体のうちの少なくとも1種の化合物と、
    ビニルエステル誘導体と
    を含んでなることを特徴とする非水電解質二次電池。
    Figure 2007242496

    (式中、R1 及びR2 は、それぞれ独立して水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。但し、R1及びR2 はエーテル結合を含んでもよい。)
    Figure 2007242496

    (式中、R3 はアルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。R4 は、水素原子、アルキル基、不飽和結合を含む炭化水素基、アルコキシ基、ハロゲン、ハロゲンを有するアルキル基、又はアリール基である。但し、R3 及び4 はエーテル結合を含んでもよい。化2はプロピレンカーボネートを除く。)
  2. 前記環状炭酸エステル誘導体は、ビニレンカーボネート、ビニルエチレンカーボネート、エチニルエチレンカーボネート、ジビニルエチレンカーボネート、ビニロキシエチレンカーボネート、モノフルオロエチレンカーボネート及びモノクロロエチレンカーボネートのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の非水電解質二次電池。
  3. 前記ビニルエステル誘導体は、酢酸ビニル、ジケテン、プロピオン酸ビニル、酪酸ビニル、カプロン酸ビニル、モノクロロ酢酸ビニル、モノフルオロ酢酸ビニル、メタクリル酸ビニル、クロトン酸ビニル、シクロヘキサンカルボン酸ビニル、安息香酸ビニル及び桂皮酸ビニルのうちの少なくとも1つであることを特徴とする請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池。
  4. 前記電解質の前記環状炭酸エステル誘導体の含有量は0.1質量%以上3質量%以下であることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の非水電解質二次電池。
  5. 前記電解質の前記ビニルエステル誘導体の含有量は0.01質量%以上2質量%以下であることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の非水電解質二次電池。
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