JP2007274802A - スイッチトリラクタンスモータ - Google Patents
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Abstract
【課題】回転にブレーキがかかることなく、スイッチングによる吸引と切り離しを円滑に行える。
【解決手段】磁気吸引が発生し回転子と固定子が重なり始める時点での空隙を、前記回転子と前記固定子の離れ際における空隙より小さくする。また、前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍とする。具体的には、例えば、回転方向幅前側端の径方向長さが最も長く、回転方向幅後側端の径方向長さを最も短くする。その結果、吸引力を必要とする突極部と櫛歯部が重なり始めでは空隙が最も小さくなっているため、突極部と櫛歯部が最も強く引き付け合い、電流が切られる対向時以降における残留磁場は、空隙が広がることにより急激に減衰することになる。
【選択図】 図2
【解決手段】磁気吸引が発生し回転子と固定子が重なり始める時点での空隙を、前記回転子と前記固定子の離れ際における空隙より小さくする。また、前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍とする。具体的には、例えば、回転方向幅前側端の径方向長さが最も長く、回転方向幅後側端の径方向長さを最も短くする。その結果、吸引力を必要とする突極部と櫛歯部が重なり始めでは空隙が最も小さくなっているため、突極部と櫛歯部が最も強く引き付け合い、電流が切られる対向時以降における残留磁場は、空隙が広がることにより急激に減衰することになる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、電磁鋼板を積層してつくられるスイッチトリラクタンスモータに関するものである。
スイッチトリラクタンスモータは、回転子、固定子とも電磁鋼板を積層してつくられ、また磁石を用いないため単純かつ堅牢な構造である。そのため、最近、自動車の駆動用モータを初め注目されつつある。このスイッチトリラクタンスモータは、スイッチング電流により固定子に巻線されて形成された各励磁コイルに選択的に通電することで、固定子の櫛歯部が次々と磁化され、固定子の櫛歯部に回転子の突極部が磁気吸引により引き寄せられる(以下、吸引力と称す)ことによって回転子が回転し回転トルクを発生させる構造となっている。この場合、固定子の櫛歯部が通電により磁化され、回転子の突極部が引き寄せられた後、突極部、櫛歯部が対向する時点では、スイッチの電流が切られ、次の櫛歯部へとスイッチされることとなる。
すなわち、突極部が櫛歯部に近づく時点では強い吸引力が必要であるが、対向する時点では、速やかに離れることが必要である。突極部と櫛歯部が対向する時点で吸引力が残留すると、回転にブレーキがかかってしまいスムーズに回転せず好ましくない。
上記に対して、従来からは、ブレーキをかけずに推進力のみを発生させ、電流のスイッチングのタイミングを最適化させることで吸引と切り離しを円滑に行い回転させている。しかし、この技術は複雑な制御を必要とする。さらには、電流を切った後も残留磁場が減衰しながら存在するため、対向時あるいはそれ以降も回転にブレーキがかかってしまう。そして、これを避けるために早めに電流をスイッチしているのが現状である。
一方で、吸引と切り離しを円滑に行うために、回転子および固定子の形状を工夫する技術も開示されている(例えば、特許文献1〜5)。しかしながら、特許文献1〜5を持ってしても吸引と切り離しを円滑に行うには未だ不充分である。
特開2004-236369号公報
特開2003-32979号公報
特開2002-136073号公報
特開2001-268868号公報
特開2001-186693号公報
本発明は、かかる事情に鑑み、スイッチトリラクタンスモータにおいてブレーキをかけずに推進力のみを発生させるための有利な形状となる回転子と固定子を有するスイッチトリラクタンスモータを提案することを目的とする。
発明者らは、上記課題を解決するために、回転子突極部と固定子櫛歯部との間の空隙に着目し、詳細に調査、検討を行った。その結果、以下の知見を得、本発明を完成するに至った。
1)従来のスイッチトリラクタンスモータにおいて、回転子突極部と固定子櫛歯部の対向時から離れ際において、回転にブレーキがかかってしまうのは、回転子突極部と固定子櫛歯部の間の空隙が重なり初めから離れ際まで一定であることに起因する。
2)回転子突極部と固定子櫛歯部の磁気吸引と切り離しを円滑に行うためには空隙を一定とはせずに、吸引力を必要とする重なり始めにおける空隙を、切り離しすなわち離れ際における空隙より小さくすることが重要である。
3)さらに、回転子の突極部と前記固定子の櫛歯部の形状を工夫することで、適切な空隙が吸引と切り離し時に得られる。
4)さらに、回転子と固定子に用いる鉄心材の磁束密度と、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅との関係を見出し、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅の比に応じて、回転子鉄心材と固定子鉄心材を各々独立に選ぶことによって、回転子突極部あるいは固定子櫛歯の局所への磁束の集中と鉄損の発生が緩和できることが分った。
1)従来のスイッチトリラクタンスモータにおいて、回転子突極部と固定子櫛歯部の対向時から離れ際において、回転にブレーキがかかってしまうのは、回転子突極部と固定子櫛歯部の間の空隙が重なり初めから離れ際まで一定であることに起因する。
2)回転子突極部と固定子櫛歯部の磁気吸引と切り離しを円滑に行うためには空隙を一定とはせずに、吸引力を必要とする重なり始めにおける空隙を、切り離しすなわち離れ際における空隙より小さくすることが重要である。
3)さらに、回転子の突極部と前記固定子の櫛歯部の形状を工夫することで、適切な空隙が吸引と切り離し時に得られる。
4)さらに、回転子と固定子に用いる鉄心材の磁束密度と、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅との関係を見出し、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅の比に応じて、回転子鉄心材と固定子鉄心材を各々独立に選ぶことによって、回転子突極部あるいは固定子櫛歯の局所への磁束の集中と鉄損の発生が緩和できることが分った。
本発明は、以上の知見に基づきなされたもので、その要旨は以下のとおりである。
[1]4極あるいはそれ以上の極数をもつ回転子および固定子を有するスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記回転子および前記固定子は電磁鋼板を積層してつくられ、かつ、前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍であり、さらに、前記回転子の突極部と前記固定子の櫛歯部との間の空隙については、前記回転子と前記固定子の重なり始めにおける空隙が、前記回転子と前記固定子の離れ際における空隙より小さいことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[2]前記[1]において、前記重なり始めにおける空隙が、前記離れ際における空隙の5/6以下であることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[3]前記[1]または[2]において、回転子突極部の回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部と重なった場合の空隙が、回転子突極部の回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯と重なった場合の空隙の5/6以下となることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかにおいて、回転子突極部の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[5]前記[1]〜[3]のいずれかにおいて、固定子の櫛歯の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[1]4極あるいはそれ以上の極数をもつ回転子および固定子を有するスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記回転子および前記固定子は電磁鋼板を積層してつくられ、かつ、前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍であり、さらに、前記回転子の突極部と前記固定子の櫛歯部との間の空隙については、前記回転子と前記固定子の重なり始めにおける空隙が、前記回転子と前記固定子の離れ際における空隙より小さいことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[2]前記[1]において、前記重なり始めにおける空隙が、前記離れ際における空隙の5/6以下であることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[3]前記[1]または[2]において、回転子突極部の回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部と重なった場合の空隙が、回転子突極部の回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯と重なった場合の空隙の5/6以下となることを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかにおいて、回転子突極部の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
[5]前記[1]〜[3]のいずれかにおいて、固定子の櫛歯の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。
本発明によれば、回転子突極部と固定子櫛歯部が対向する時点で、回転にブレーキがかかることなく、スイッチングによる吸引と切り離しを円滑、スムーズに行うことができる。その結果、高いモータ効率を得ることができる。
以下、本発明について詳細に説明する。
まず、本発明において対象とするスイッチトリラクタンスモータとは、4極あるいはそれ以上の極数をもつ回転子および固定子を有するスイッチトリラクタンスモータである。そして、回転子および固定子は電磁鋼板を積層してつくられるものとする。前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍とする。これは本発明の最も重要な要件であり、本発明の特徴である。さらに、回転子の突極部と固定子の櫛歯部との間の空隙については、磁気吸引が発生し回転子と固定子が重なり始める時点での空隙が、回転子と固定子の離れ際における空隙より小さいことも本発明の特徴とする。以下、本発明を完成するに至った経緯について説明する。
図1は従来のスイッチトリラクタンスモータを示す正面図である。図1中、回転子1の突極部2aと固定子3の櫛歯部4aはいずれも、回転方向幅に対して径方向の長さが一定となっている。そのため突極部2aと櫛歯部4aの間の空隙5aも常に一定であった。ここで、固定子3の櫛歯部4aの吸引力により回転子1が回転する際に吸引力がモータの推力として使えるのは、突極部2aと櫛歯部4aが対向する以前の接近している時点である。逆に、突極部2aと櫛歯部4aが完全に対向している時点で吸引力が働くと、その場に居留まろうとする力が働き、ましてや突極部2aと櫛歯部4aが離れつつある時点で吸引力が働くと、回転とは逆方向に力が発生し回転にブレーキがかかってしまう。この点を考慮すると、吸引力が空隙の大きさに影響すると考えると、図1に示す従来のスイッチトリラクタンスモータにおいて、対向時あるいはそれ以降も回転にブレーキがかかってしまうのは、回転子1の突極部2aと固定子3の櫛歯部4aの間の空隙5aに変化がないためと考えられる。
そこで、本発明では、突極部と櫛歯部の間の空隙を一定とせずに、突極部と櫛歯部が対向する以前の接近している時点と、逆に対向している時点での空隙を変えることに主眼を置き、研究を進めた。そして、突極部と櫛歯部が対向する以前の接近している時点すなわち磁気吸引が発生し前記回転子と前記固定子が重なり始める時点での空隙を、対向した後すなわち離れ際における空隙より小さくすることで、スイッチングにおける吸引と切り離しが円滑に行えることを見出した。さらに、このように空隙に特徴を持たせるための最も確実で簡便な方法として、回転子の突極部と固定子の櫛歯部の形状、構造を工夫することであると考えた。さらには回転子の突極部と固定子の櫛歯部に用いる電磁鋼板(鉄心材)の磁気特性にも着目した。磁束が固定子櫛歯と回転子突極との空間をわたることにより生じる吸引力により回転子が回転するのであるが、その際に、回転子突極部と固定子櫛歯の局所に磁束が集中し、その箇所で鉄損が発生する。鉄損の発生はモータ効率低下の原因になるので、できるだけ鉄損の発生を小さく抑えるために磁束の局所集中を緩和することが好ましい。スイッチトリラクタンスモータでは一般に回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅が異なる。従来のように回転子と固定子を全く同じ鋼種で製作した場合、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅が狭い方の磁束の集中が偏り、その箇所で大きな鉄損が発生してしまう。そこで回転子突極部と固定子櫛歯の磁束の偏りを緩和するために、回転子鉄心材と固定子鉄心材を各々独立に選び、回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍とした。これにより回転子突極部と固定子櫛歯のどちらかへの磁束の偏りがなくなり、鉄損の低減、効率の向上に寄与することを見出した。
そこで、本発明では、突極部と櫛歯部の間の空隙を一定とせずに、突極部と櫛歯部が対向する以前の接近している時点と、逆に対向している時点での空隙を変えることに主眼を置き、研究を進めた。そして、突極部と櫛歯部が対向する以前の接近している時点すなわち磁気吸引が発生し前記回転子と前記固定子が重なり始める時点での空隙を、対向した後すなわち離れ際における空隙より小さくすることで、スイッチングにおける吸引と切り離しが円滑に行えることを見出した。さらに、このように空隙に特徴を持たせるための最も確実で簡便な方法として、回転子の突極部と固定子の櫛歯部の形状、構造を工夫することであると考えた。さらには回転子の突極部と固定子の櫛歯部に用いる電磁鋼板(鉄心材)の磁気特性にも着目した。磁束が固定子櫛歯と回転子突極との空間をわたることにより生じる吸引力により回転子が回転するのであるが、その際に、回転子突極部と固定子櫛歯の局所に磁束が集中し、その箇所で鉄損が発生する。鉄損の発生はモータ効率低下の原因になるので、できるだけ鉄損の発生を小さく抑えるために磁束の局所集中を緩和することが好ましい。スイッチトリラクタンスモータでは一般に回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅が異なる。従来のように回転子と固定子を全く同じ鋼種で製作した場合、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅が狭い方の磁束の集中が偏り、その箇所で大きな鉄損が発生してしまう。そこで回転子突極部と固定子櫛歯の磁束の偏りを緩和するために、回転子鉄心材と固定子鉄心材を各々独立に選び、回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、回転子突極部と固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍とした。これにより回転子突極部と固定子櫛歯のどちらかへの磁束の偏りがなくなり、鉄損の低減、効率の向上に寄与することを見出した。
図2、図3は本発明の一実施形態を示す図であり、回転子の突極部と固定子の櫛歯部の要部拡大図である。なお、実際には、回転子の突極部と固定子の櫛歯部とが向かい合う、それぞれの端面は円筒状の曲面であるが、説明を簡略化するため、図2、図3および後述の図5においては前記それぞれの端面を平面として表している。図2、図3において、図の矢印方向Aの向きに回転子が回転する。そして、回転するに従い、回転子の突極部2bと固定子の櫛歯部4bは接近し重なり初めの状態(ア)から回転子の2bと固定子の櫛歯部4bが対向する状態(イ)そして回転子の突極部2bと固定子の櫛歯部4bが離れはじめ離れ際の状態(ウ)へと移っていく。ここで、回転子の突極部2bは、(ア)→(イ)→(ウ)となるに従い、図4において定義する中心から突極部端面までの径方向長さが変化しており、(ア)における回転方向幅前側端の径方向長さが最も長く、(ウ)における回転方向幅後側端の径方向長さが最も短くなっている。そのために、突極部2bと櫛歯部4bの重なり始めにおける空隙5bが、離れ際における空隙5cよりも小さくなる構造となっている。図2においては、重なり始めで最も空隙5bが小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙5cが広がることになる。図3においては、重なり始めからある段階まで空隙5bが一定であり、ある段階において、空隙が広がりはじめ、離れ際で最も空隙5cが広がることになる。また、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板の磁化力5000A/mにおける磁束密度(以下B50と称す)をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図2、図3によれば、この空隙の変化により、吸引力を必要とする突極部2bと櫛歯部4bが重なり始め(ア)では空隙5bが最も小さくなっているため、突極部2bと櫛歯部4bが最も強く引き付け合い、電流が切られる対向時以降(イ)(ウ)における残留磁場は、空隙が広がることにより急激に減衰することになる。これにより電流スイッチングのタイミングを従来よりも少し遅らせても、回転にブレーキがかかることがなくなり、より効果的に円滑に吸引力を得、切り離しを行うことができる。さらに、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いたため、磁束の偏りとそれによる鉄損の発生が緩和し、効率が向上した。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いたため、磁束の偏りとそれによる鉄損の発生が緩和し、効率が向上した。
図5は本発明の他の一実施形態を示す図であり、回転子の突極部と固定子の櫛歯部の要部拡大図である。図5において、図の矢印方向Aの向きに回転子が回転する。そして、図2および図3と同様に、回転するに従い、回転子の突極部2cと固定子の櫛歯部4cは接近し重なり初めの状態(ア)から回転子の突極部2cと固定子の櫛歯部4cが対向する状態(イ)そして回転子の突極部2cと固定子の櫛歯部4cが離れはじめ離れ際の状態(ウ)へと移っていく。ここで、固定子の櫛歯部4cは、(ア)→(イ)→(ウ)となるに従い、図6において定義する、外周を真円としたときの外周から櫛歯部端面までの径方向長さが変化しており、重なり初めの(ア)の径方向長さが最も長く、離れ際の(ウ)における径方向長さが最も短くなっている。そのために、突極部2cと櫛歯部4cの重なり始めにおける空隙5dが、離れ際における空隙5eよりも小さくなる構造となっている。図5においては、重なり始めで最も空隙5dが小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙5eが広がることになる。また、回転子突極部2cと固定子櫛歯部4cの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
そして、図5によれば、図2、図3同様に、この空隙の変化により、吸引力を必要とする突極部と櫛歯部が重なり始め(ア)では空隙5dが最も小さくなっているため、突極部2cと櫛歯部4cが最も強く引き付け合い、電流が切られる対向時以降(イ)(ウ)における残留磁場は、空隙が広がることにより急激に減衰することになる。これにより電流スイッチングのタイミングを従来よりも少し遅らせても、回転にブレーキがかかることがなくなり、より効果的に円滑に吸引力を得、切り離しを行うことができる。さらに、回転子突極部2cと固定子櫛歯部4cの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いたため、磁束の偏りとそれによる鉄損の発生が緩和し、効率が向上した。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いたため、磁束の偏りとそれによる鉄損の発生が緩和し、効率が向上した。
以上により、本発明において、回転子の突極部と固定子の櫛歯部との間の空隙については、回転子と固定子の重なり始めにおける空隙は、回転子と固定子の離れ際における空隙より小さいこととする。そして、重なり始めにおける空隙が、離れ際における空隙より小さくするために、回転子の突極部の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことが好ましく、さらに好ましくは回転方向幅前側端の径方向長さが最も長く、後側端の径方向長さが最も短くなる構造とすることが好ましい。あるいは、固定子の櫛歯部の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことが好ましく、さらに好ましくは重なり初めの径方向長さが最も長く、離れ際における径方向長さが最も短くなる構造とすることが好ましい。
また、上記に加え、回転子突極部と固定子櫛歯部の回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いることとする。これにより、これにより回転子突極部と固定子櫛歯のどちらかへの磁束の偏りがなくなり、鉄損が低減し、効率が向上する。
しかしながら、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }< 0.90
となると、固定子櫛歯への磁束の偏りが生じ、鉄損増加、効率低下を生じる。
また、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }> 1.10
となると、回転子突極部への磁束の偏りが生じ、鉄損増加、効率低下を生じる。
よって、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いることとし、好ましくは上式が0.95〜1.05、より好ましくは0.97〜1.03の範囲となるようにする。
また、上記に加え、回転子突極部と固定子櫛歯部の回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いることとする。これにより、これにより回転子突極部と固定子櫛歯のどちらかへの磁束の偏りがなくなり、鉄損が低減し、効率が向上する。
しかしながら、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }< 0.90
となると、固定子櫛歯への磁束の偏りが生じ、鉄損増加、効率低下を生じる。
また、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }> 1.10
となると、回転子突極部への磁束の偏りが生じ、鉄損増加、効率低下を生じる。
よって、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いることとし、好ましくは上式が0.95〜1.05、より好ましくは0.97〜1.03の範囲となるようにする。
さらに、より良いモータ効率を得るために、スイッチングによる吸引と切り離しをより円滑、スムーズに行うことができる構造について調査した。その結果、重なり始めの空隙をa、離れ際の空隙をbとすると、a≦(5/6)bの場合に、スイッチングによる吸引と切り離しがスムーズに行われ、より高いモータ効率を示すことがわかった。よって、本発明において、好ましくは重なり始めにおける空隙が、離れ際における空隙の5/6以下とする。詳細は実施例において後述する。
また、回転子突極部の回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部と重なった場合の空隙をa1、回転子突極部の回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯と重なった場合の空隙をb1とした場合、a1≦(5/6)b1となり、より高いモータ効率を示ことも確認された。よって、好ましくは回転子突極部の回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部と重なった場合の空隙が、回転子突極部の回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯と重なった場合の空隙の5/6以下とする。なお、この場合の本発明の実施態様を図7〜図9に示す。
図7は、回転子の突極部2bの回転方向前側端の径方向長さが最も長く、回転方向後側端の径方向長さが最も短くなっており、重なり始めで最も空隙が小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙が広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2bの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(エ)における空隙5fが、回転子突極部2bの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(オ)の空隙5gの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図8は、回転子の突極部2bの回転方向前側端の径方向長さが最も長く、回転方向後側端の径方向長さが最も短くなっており、回転子の突極部が重なり始めからある段階まで空隙が一定であり、ある段階において、空隙が広がりはじめ、離れ際で最も空隙が広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2bの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(エ)における空隙5fが、回転子突極部2bの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(オ)の空隙5gの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図9は、回転子の突極部2cと固定子の櫛歯部4cの重なり初めにおける固定子の径方向長さが最も長く、離れ際における固定子の径方向長さが最も短くなっており、重なり始めで最も空隙5hが小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙5iが広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2cの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4cと重なった場合(エ)における空隙5hが、回転子突極部2cの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4cと重なった場合(オ)の空隙5iの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2cと固定子櫛歯部4cの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図7は、回転子の突極部2bの回転方向前側端の径方向長さが最も長く、回転方向後側端の径方向長さが最も短くなっており、重なり始めで最も空隙が小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙が広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2bの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(エ)における空隙5fが、回転子突極部2bの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(オ)の空隙5gの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図8は、回転子の突極部2bの回転方向前側端の径方向長さが最も長く、回転方向後側端の径方向長さが最も短くなっており、回転子の突極部が重なり始めからある段階まで空隙が一定であり、ある段階において、空隙が広がりはじめ、離れ際で最も空隙が広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2bの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(エ)における空隙5fが、回転子突極部2bの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4bと重なった場合(オ)の空隙5gの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
図9は、回転子の突極部2cと固定子の櫛歯部4cの重なり初めにおける固定子の径方向長さが最も長く、離れ際における固定子の径方向長さが最も短くなっており、重なり始めで最も空隙5hが小さく、その後、空隙が広がり、離れ際で最も空隙5iが広がる構造をとっている。そして、回転子突極部2cの回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部4cと重なった場合(エ)における空隙5hが、回転子突極部2cの回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯部4cと重なった場合(オ)の空隙5iの5/6以下となっている場合である。また、回転子突極部2cと固定子櫛歯部4cの回転方向幅それぞれw(r)、w(s)において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いた。
上述した本発明の実施態様の一つである図2、3、5、7、8,9に示すスイッチトリラクタンスモータを用いて、図2、3、5、7、8,9における空隙5b、5d、5f、5h、および空隙5c、5e、5g、5iの値を変化させ、各々の場合のモータ効率を測定した。実験に用いたスイッチトリラクタンスモータは、回転子が固定子の内側に位置するインナーロータ型とし、回転子の中心から突極部先端までの平均距離を20mm、固定子の外径を80mmとし、回転子突極部と固定子櫛歯部との間の空隙の平均を0.20mmとした。回転子、固定子とも0.5mm厚みの無方向性電磁鋼板を打抜き積層したものであり、ともに軸方向長さを50mmとした。ここで、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1.00となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材とした。モータ効率は、スイッチトリラクタンスモータを回転させながら、これに直結させた負荷モータにより、負荷を与えて測定した。回転数、トルクを測定し出力値を求め、これとパワーメータで測定した入力電力との比によりモータ効率を求めた。本実施例では、回転数3000rpm、トルク0.5Nmにおける効率を測定した。なお、空隙5b、5d、5f、5hの値をa、空隙5c、5e、5g、5iの値をbとし、上記モータ効率はa=bにおけるモータ効率との比として整理した。得られた結果を図10に示す。
図10より、a<bの場合において、モータ効率が上がり、吸引と引き離しがスムーズに行われていることがわかる。さらに、この傾向はa≦(5/6)bにおいて顕著である。一方、b<aにおいては、空隙が一定である通常のスイッチトリラクタンスモータよりも効率は悪くなっていることがわかる。
図10より、a<bの場合において、モータ効率が上がり、吸引と引き離しがスムーズに行われていることがわかる。さらに、この傾向はa≦(5/6)bにおいて顕著である。一方、b<aにおいては、空隙が一定である通常のスイッチトリラクタンスモータよりも効率は悪くなっていることがわかる。
上述した本発明の実施形態のひとつである図2に示すスイッチトリラクタンスモータを用い、回転子突極部2bと固定子櫛歯部4bの回転方向幅の比w(r)/w(s)= 1.2において、回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いる電磁鋼板のB50をそれぞれB50(r)、B50(s)としたときに、B50(r)/B50(s)= 9.6 〜 1.44
すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.8〜1.2となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いて、モータ効率を測定した。なおこの場合の空隙5bは空隙5cの4/6の大きさとした。また実験条件およびモータ効率測定は実施例1と同様にした。
得られた結果を図11に示す。モータ効率はそれが最大となったB50(r)/B50(s)= 1.2すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1のときのモータ効率との比で表してある。
図11から明らかなように、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1のときにモータ効率が最大になり、これに対して、回転子と固定子に同じ鉄心材を用いた場合、すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }
= 1/1.2 = 0.83 においては効率が約1割減少した。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10においては効率は最大時の95%以上であり、また0.90〜1.10では最大時の98%以上、さらには0.97〜1.03においては最大時の99%以上になった。
すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.8〜1.2となるような電磁鋼板を回転子と固定子それぞれの鉄心材として用いて、モータ効率を測定した。なおこの場合の空隙5bは空隙5cの4/6の大きさとした。また実験条件およびモータ効率測定は実施例1と同様にした。
得られた結果を図11に示す。モータ効率はそれが最大となったB50(r)/B50(s)= 1.2すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1のときのモータ効率との比で表してある。
図11から明らかなように、{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 1のときにモータ効率が最大になり、これに対して、回転子と固定子に同じ鉄心材を用いた場合、すなわち{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }
= 1/1.2 = 0.83 においては効率が約1割減少した。
{ B50(r)/B50(s) }/{ w(r)/w(s) }= 0.90〜1.10においては効率は最大時の95%以上であり、また0.90〜1.10では最大時の98%以上、さらには0.97〜1.03においては最大時の99%以上になった。
本発明のスイッチトリラクタンスモータはブレーキがかかることなく回転しトルクを発生させるため、エネルギー効率が高く、圧縮機、自動車の駆動用モータ等、幅広い用途での使用が期待される。
1 回転子
2a、2b、2c 突極部
3 固定子
4a、4b、4c 櫛歯部
5a、5b、5c、5d、5e 空隙
A 回転方向
2a、2b、2c 突極部
3 固定子
4a、4b、4c 櫛歯部
5a、5b、5c、5d、5e 空隙
A 回転方向
Claims (5)
- 4極あるいはそれ以上の極数をもつ回転子および固定子を有するスイッチトリラクタンスモータにおいて、前記回転子および前記固定子は電磁鋼板を積層してつくられ、
かつ、前記回転子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度と前記固定子に用いる鉄心材の磁化力5000A/mにおける磁束密度の比が、前記回転子突極部の回転方向幅と前記固定子櫛歯の回転方向幅の比に対して0.90〜1.10倍であり、
さらに、前記回転子の突極部と前記固定子の櫛歯部との間の空隙については、前記回転子と前記固定子の重なり始めにおける空隙が、前記回転子と前記固定子の離れ際における空隙より小さいことを特徴とするスイッチトリラクタンスモータ。 - 前記重なり始めにおける空隙が、前記離れ際における空隙の5/6以下であることを特徴とする請求項1に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 回転子突極部の回転方向幅前側1/6部分が固定子櫛歯部と重なった場合の空隙が、回転子突極部の回転方向幅後側1/6部分が固定子櫛歯と重なった場合の空隙の5/6以下となることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 回転子突極部の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータ。
- 固定子の櫛歯の径方向長さは、回転方向の幅を通じて一定でないことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のスイッチトリラクタンスモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006096679A JP2007274802A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | スイッチトリラクタンスモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2006096679A JP2007274802A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | スイッチトリラクタンスモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007274802A true JP2007274802A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38677020
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2006096679A Pending JP2007274802A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | スイッチトリラクタンスモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2007274802A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103475113A (zh) * | 2013-06-27 | 2013-12-25 | 北京航空航天大学 | 一种12/10结构开关磁阻电机 |
| CN112260433A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-01-22 | 无锡全电晖源电气合伙企业(有限合伙) | 一种集成式无刷交流发电机 |
| CN112436632A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-02 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机及空调器 |
| RU237206U1 (ru) * | 2025-06-26 | 2025-09-15 | Общество с ограниченной ответственностью "ИНТЕРСКОЛ" | Ротор синхронного реактивного двигателя |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006096679A patent/JP2007274802A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112436632A (zh) * | 2020-11-06 | 2021-03-02 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 压缩机及空调器 |
| CN112260433A (zh) * | 2020-11-13 | 2021-01-22 | 无锡全电晖源电气合伙企业(有限合伙) | 一种集成式无刷交流发电机 |
| RU237206U1 (ru) * | 2025-06-26 | 2025-09-15 | Общество с ограниченной ответственностью "ИНТЕРСКОЛ" | Ротор синхронного реактивного двигателя |
| RU242362U1 (ru) * | 2025-12-26 | 2026-03-23 | Общество с ограниченной ответственностью "КЛС-ТРЕЙД" | Ротор вентильно-индукторного реактивного электродвигателя |
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