JP2009009902A - 植込み灯 - Google Patents
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Abstract
【課題】風向きによってパイプ内の湿気の排出効率が大きく低下することのない植込み灯を提供する。
【解決手段】この植込み灯100は、地中に埋没する埋没部1aと、この埋没部1aの上方に設けられる通気孔11とを有するパイプ1と、このパイプ1内の上部に配設され、ランプユニット4を支持する器具本体3と、ランプユニット4を器具本体3と共に覆うように器具本体3に取付けられ、当該取付け状態でパイプ1の上端縁1cに突き合う下端縁54aを有するカバーユニット5とを備えている。そして、パイプ1とカバーユニット5との突合せ部分には、略全周に亘って延びるスリットSが形成されており、器具本体3には、スリットSと通気孔11とを連通させる通路30が設けられている。
【選択図】図2
【解決手段】この植込み灯100は、地中に埋没する埋没部1aと、この埋没部1aの上方に設けられる通気孔11とを有するパイプ1と、このパイプ1内の上部に配設され、ランプユニット4を支持する器具本体3と、ランプユニット4を器具本体3と共に覆うように器具本体3に取付けられ、当該取付け状態でパイプ1の上端縁1cに突き合う下端縁54aを有するカバーユニット5とを備えている。そして、パイプ1とカバーユニット5との突合せ部分には、略全周に亘って延びるスリットSが形成されており、器具本体3には、スリットSと通気孔11とを連通させる通路30が設けられている。
【選択図】図2
Description
本発明は、地面に立設された状態で周囲を照らす植込み灯に関するものである。
従来、駐車場の植込みや庭等の地面に立設され、その状態で周囲を照らす植込み灯が知られている。このような植込み灯は、支柱であるパイプの下部が地中に埋め込まれることで地面に立設されているため、地中の湿気がパイプ内に籠もりやすくなっている。これにより、パイプ頂部に配されるランプユニットの収容空間の内部に湿気が入り込んだ場合、ランプユニットを覆っているカバーユニットの内面に結露が発生し、この結露によって放射光量が低下するとともに、外観上の見栄えが悪くなるという不都合があった。
そこで、特許文献1のように、パイプに複数の通気孔を形成した植込み灯が提案されている。これらの通気孔は、パイプの周方向にずれて配されている。そして、風が吹くと、各通気孔近傍の気圧が互いに異なるようになり、その気圧差から、これらの通気孔を出入口としてパイプ内を通り抜ける気流が発生する。そして、この気流によってパイプ内の湿気が外部に排出されるようになっている。
特開2001−167613号公報
ところが、上記特許文献1のような構成では、各通気孔近傍の気圧が風向きに影響されるため、通気孔同士の気圧差の大きさが風向きによって大きく変化する。これにより、パイプ内を通り抜ける気流の速度が大きく変化し、風向きによっては、パイプ内を通り抜ける気流がほとんど発生しなくなることもあり、このような場合、パイプ内の湿気の排出効率が大きく低下することになる。
なお、駐車場や庭等の周囲に建造物が存在するような場所では、風が一定の方向から吹き続けることは稀であり、風向きが時々刻々変化するものである。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、風向きによってパイプ内の湿気の排出効率が大きく低下することのない植込み灯を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、地中に埋没する埋没部と、この埋没部の上方に設けられる通気孔とを有するパイプと、このパイプ内の上部に配設され、ランプユニットを支持する器具本体と、前記ランプユニットを前記器具本体と共に覆うように器具本体に取付けられ、当該取付け状態で前記パイプの上端縁に突き合う下端縁を有するカバーユニットとを備えた植込み灯であって、前記パイプと前記カバーユニットとの突合せ部分には、略全周に亘って延びるスリットが形成されており、前記器具本体には、前記スリットと前記通気孔とを連通させる通路が設けられていることを特徴とするものである。
請求項2の発明は、請求項1に記載の植込み灯において、前記器具本体は、前記パイプに内嵌めされる外筒部と、この外筒部と同心で当該外筒部の内周側に所定間隔を隔てて配設され、前記ランプユニットを支持するとともに前記カバーユニットが取付けられる内筒部と、前記外筒部および前記内筒部を連結する連結部とを含み、前記外筒部、前記内筒部および前記連結部により囲まれる空間部が、前記通路として機能することを特徴とするものである。
請求項3の発明は、請求項2に記載の植込み灯において、前記カバーユニットは、前記ランプユニットを囲むグローブと、このグローブの外周側に配設されるカバーとを含み、前記外筒部は、前記パイプに取付けられる外筒本体と、この外筒本体の上部から前記スリットに入り込むように径外方向に延びて前記パイプの上端縁に上方から接触する外筒フランジとを有し、前記内筒部は、前記グローブの下端を支持する内筒本体と、この内筒本体の上端部から径外方向に延び、その外端縁が前記カバーの内周面と所定間隔を隔てて対向する内筒フランジとを有し、前記内筒フランジは、前記外筒本体に径方向でオーバーラップしており、前記外筒本体の上面は、外方に向かって下るように傾斜していることを特徴とするものである。
請求項4の発明は、請求項1に記載の植込み灯において、前記器具本体は、前記パイプの内周側に所定間隔を隔てた状態で当該パイプに取付けられる筒部を含み、この筒部と前記パイプとにより囲まれる空間部が、前記通路として機能することを特徴とするものである。
請求項5の発明は、請求項4に記載の植込み灯において、前記カバーユニットは、前記ランプユニットを囲うグローブと、このグローブの外周側に配設されるカバーとを含み、前記筒部は、前記パイプに取付けられる下筒体と、この下筒体の上端部から縮径しながら上方に延びて前記グローブの下端を支持する上筒体と、前記下筒体と前記上筒体との境界部分から前記スリットに入り込むように径外方向に延びて前記パイプの上端縁および前記カバーユニットの下端縁の両方に非接触となるフランジとを有し、前記スリットは、前記フランジによって上側スリットと下側スリットとに分けられ、前記下側スリットが前記通路に連通していることを特徴とするものである。
請求項1の発明によれば、パイプとカバーユニットとの突合せ部分に略全周に亘って延びるスリットを形成することによって、いずれの方向から吹く風も、スリットの風上に対応する部分から風下に対応する部分へとスリット内を滑らかに吹き抜けることになる。すなわち、風がどの方向から吹いても、その風速が等しければ、スリットを吹き抜ける風の速度はほぼ等速となる。さらに、器具本体にスリットと通気孔とを連通させる通路を設けることによって、風がスリットを吹き抜けることによって通路を介してパイプ内が減圧され(負圧になり)、通気孔からパイプ内に空気が流入し、この流入した空気が通路を通ってスリットを吹き抜ける風と共に外部に流出するようになるため、通気孔を入口としスリットを出口とするパイプ内を通り抜ける気流が自然に発生する。そして、当該気流によってパイプ内の湿気がスリットから外部に排出されるようになる。ここで、上述したように、風向きにかかわらず、スリットを吹き抜ける風の速度がほぼ一定であるので、風向きが変わってもパイプ内の気圧(負圧)が変化しにくい。これにより、パイプ内を通り抜ける気流の速度が変化しにくくなるので、パイプ内の湿気の排出効率が大きく低下することがなくなる。従って、ランプユニットの収容空間内に湿気が入り込むのを継続して抑えることができるので、カバーユニットの内面に結露が発生しにくくなり、結露による見栄えの悪化や放射光量の低下を防ぐことができる。
また、スリットと通気孔とを連通させる通路を器具本体に設けたので、通気孔を入口としスリットを出口とする気流が器具本体近傍に配されることになる。これにより、器具本体付近に湿気が滞留するのを確実に防ぐことができるので、ランプユニットの収容空間内に湿気が入り込むのをさらに抑えることができる。
請求項2の発明によれば、パイプに内嵌めされる一方で、ランプユニットを支持し、さらにカバーユニットが取付けられる器具本体に、通路を形成することが可能となる。
請求項3の発明によれば、グローブとカバーとの隙間を伝い落ちる雨水を、内筒フランジで受けた後、内筒フランジとカバーとの隙間を通して外筒本体の上面に誘導し、当該外筒本体および外筒フランジの上面からスリットを通して外部に排水することができる。
請求項4の発明によれば、パイプに内側から取付けられる一方で、ランプユニットを支持し、さらにカバーユニットが取付けられる器具本体に、通路を形成することが可能となる。
請求項5の発明によれば、グローブとカバーとの隙間を伝い落ちる雨水を、フランジの上面から上側スリットを通して外部に排水することができる。また、パイプ内の湿気を含んだ空気を、通路および下側スリットを通して外部に排出することができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による植込み灯の全体構成を示した分解斜視図であり、図2は、第1実施形態の植込み灯を設置した状態を示した部分断面正面図である。また、図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図であり、図4は、図2に示した植込み灯のスリット近傍の構成を示した拡大断面図である。また、図5および図6は、第1実施形態の植込み灯における風の流路、空気の流路および雨水の流路を示した断面正面図である。まず、図1および図2を参照して、第1実施形態の植込み灯100の全体構成について説明する。
図1は、本発明の第1実施形態による植込み灯の全体構成を示した分解斜視図であり、図2は、第1実施形態の植込み灯を設置した状態を示した部分断面正面図である。また、図3は、図2中のIII−III線に沿った断面図であり、図4は、図2に示した植込み灯のスリット近傍の構成を示した拡大断面図である。また、図5および図6は、第1実施形態の植込み灯における風の流路、空気の流路および雨水の流路を示した断面正面図である。まず、図1および図2を参照して、第1実施形態の植込み灯100の全体構成について説明する。
第1実施形態の植込み灯100は、駐車場の植込みや庭等の地面に立設され、その状態で周囲を照らすように構成されている。
この植込み灯100は、図1および図2に示すように、支柱として機能するパイプ1と、地中G(図2参照)に埋設され、パイプ1下端の開口を通してパイプ1内に引き込まれる配線2と、パイプ1内の上部に配設される器具本体3と、器具本体3に支持され、配線2の引き込み側の端部に電気的に接続されるランプユニット4と、器具本体3と共にランプユニット4を覆うように器具本体3に取付けられるカバーユニット5とを備えている。
そして、本実施形態の植込み灯100では、カバーユニット5の後述する下端縁54aがパイプ1の上端縁1cに突き合っており、このパイプ1とカバーユニット5との突合せ部分には、略全周に亘って延びるスリットS(図2参照)が形成されている。すなわち、パイプ1の上端縁1cとカバーユニット5の下端縁54aとの間に所定隙間(前記スリットS)が形成されるように、カバーユニット5が器具本体3に取付けられている。このように、植込み灯100に略全周に亘って延びるスリットSを設けることによって、いずれの方向から吹く風も、スリットSの風上に対応する部分から風下に対応する部分へとスリットS内を滑らかに吹き抜けるようになる。なお、設置状態での植込み灯100の地上高さは、約80cm程度である。
以下、植込み灯100の各構成要素について詳細に説明する。
パイプ1は、中空構造であり、当該パイプ1の下部を地中Gに埋め込むことで植込み灯100が地面に立設されるようになっている。このパイプ1は、地中Gに埋没する埋没部1aと、この埋没部1aの上方に位置し、地上に露出する露出部1bとにより構成されている。なお、本実施形態では、埋没部1aの長さが約40cm程度となっている。
露出部1bには、通気孔11が設けられている。この通気孔11は、図2に示すように、露出部1bの下部の地面からある程度離れた位置に設けられるのが好ましい。このような位置に設ければ、地面近くの湿気等が通気孔11からパイプ1内に入り込むのを抑えることができる。
露出部1bの上部には、同じ高さ位置でかつパイプ1の周方向に等角度間隔となるように3つのネジ挿入孔12が設けられている。このネジ挿入孔12には、パイプ1に器具本体3を固定するためのネジ61が各々挿入されるようになっている。
配線2は、器具本体3の後述の孔34aに挿通されるとともにランプユニット4に電気的に接続されており、これによって当該ランプユニット4に電力を供給するように構成されている。
器具本体3は、パイプ1に上方から挿入され、その挿入状態でパイプ1の上部にネジ61により固定されている。この器具本体3は、外筒部31と、内筒部32と、連結部33と、支持板34とを含んでいる。
外筒部31は、パイプ1に内嵌めされるように構成されている。この外筒部31は、外筒本体31aと、外筒フランジ31bと、逆流防止部31cとを有している。
外筒本体31aには、ネジ孔31dが形成されている。ネジ孔31dは、パイプ1のネジ挿入孔12に挿入したネジ61が螺合されるためのものであり、パイプ1のネジ挿入孔12に対応するように周方向に等角度間隔で3つ(図1では2つのみ図示)設けられている。
外筒フランジ31bは、図4に示すように、外筒本体31aの上部からスリットSに入り込むように径外方向に延在している。この外筒フランジ31bの上面は、カバーユニット5の下端縁54aとの間に所定の隙間を有しており、外筒フランジ31bの下面は、パイプ1の上端縁1cに上方から接触している。すなわち、本実施形態では、外筒フランジ31bの上面とカバーユニット5の下端縁54aとの隙間が、実質的なスリットSとして機能するようになっている。
逆流防止部31cは、外筒本体31aの上端に形成されており、その上面が径外方向に向けて下るように傾斜している。これにより、雨水等が外筒部31を内周側に乗り越えるのを抑制可能となっている。
内筒部32は、外筒部31と同心で当該外筒部31の内周側に所定間隔を隔てて配設されている。この内筒部32には、カバーユニット5が取付けられている。また、内筒部32は、内筒本体32aと、内筒フランジ32bと、位置決め部32cとを含んでいる。
内筒本体32aは、後述するグローブ51の下端を支持するようになっている。内筒フランジ32bは、内筒本体32aの上端部から径外方向に延在しており、その外端縁が後述のカバー52の内周面と所定間隔を隔てて対向している。この内筒フランジ32bとカバー52との隙間を、雨水等が通過するようになっている。また、内筒フランジ32bは、逆流防止部31cに径方向でオーバーラップしており、これによって上記隙間を通過した雨水が逆流防止部31c上に落下するようになっている。
位置決め部32cは、内筒本体32aの上端部から上方に筒状に延設されており、内筒本体32aにより支持されるグローブ51の下端に内周側から接触することで、当該グローブ51を内筒本体32aと同心となるように位置決めするものである。
連結部33は、外筒部31および内筒部32を径方向に連結するためのものである。この連結部33は、図3に示すように、外筒部31と内筒部32との間に周方向に等角度間隔となるように4つ設けられている。
上記のように構成された器具本体3は、外筒部31と内筒部32と連結部33とにより囲まれる4つの通路30を有している。各通路30は、上下方向に延びており、その上端がスリットSに繋がるとともにその下端がパイプ1内の空間に繋がっている。本実施形態では、これら4つの通路30によって、スリットSと通気孔11とが連通している。
支持板34は、内筒部32下端の開口を塞ぐように設けられており、ランプユニット4を内筒部32内に収容した状態で支持するものである。この支持板34の略中央には、配線2を通過させるための孔34aが形成されている。また、孔34aの直上位置には、パッキン36が配されており、配線2を支持板34の孔34aに水密状態で挿通することが可能なようになっている。
ランプユニット4は、光源としてのランプ41と、このランプ41を支持するソケット42とを有している。そして、ランプユニット4は、ランプ41がパイプ1の上端縁1cよりも上方に突出する姿勢で器具本体3に支持されている。ソケット42には、配線2が電気的に接続されている。
カバーユニット5は、ランプユニット4に覆い被さるように器具本体3に取付けられており、当該取付け状態でパイプ1の上端縁1cに突き合う下端縁54aを有している。このカバーユニット5は、グローブ51と、カバー52と、蓋53とを含んでいる。
グローブ51は、ランプユニット4を囲む筒状に形成されており、パッキン35を介して内筒本体32aに支持されている。また、グローブ51は、その外面に透過光を拡散させて和らげるためのプリズム部51aを有している。
カバー52は、固定部54と、一対の支柱55と、天板56とを有している。固定部54は、グローブ51の下部を取り囲むように当該グローブ51の外周との間に僅かな隙間を有する状態で配設されている。この隙間は、雨水等を通過させるために設けられている。また、固定部54には、周方向に等角度間隔となるように3つ(図1では2つのみ図示)のネジ孔54bが形成されている。各ネジ孔54bには、ネジ62が螺合されるようになっている。ネジ62は、図4に示すように、螺合状態でその先端が固定部54の内面側に突出するとともに、その突出先端が内筒フランジ32bの下面に下方から接触するように構成されており、これによってカバーユニット5が上抜けすることなく器具本体3に固定されている。
支柱55は、固定部54の上面の対称位置から上方に各々延設されており、それらの上端部で天板56を支持している。また、天板56は、ランプユニット4の上方に配されている。この天板56の下面には、パッキン57を介してグローブ51の上端が突き当たっている。このように、グローブ51の上下に設けられたパッキン35,57によって、ランプユニット4を含む空間の水密性が十分に確保されている。
蓋53は、下面開口の筒状(キャップ状)を呈しており、カバー52に上方から被さる姿勢で天板56にネジ63により固定されている。
このように構成された植込み灯100では、地中Gの湿気(図2の二点鎖線参照)がパイプ1内に籠もりやすくなっている。そして、パイプ1の頂部に設けたランプユニット4の収容空間に湿気が入り込んだ場合、ランプユニット4を覆っているカバーユニット5の内面に結露が発生する。
しかし、本実施形態によれば、風が吹けば、当該風がスリットSを吹き抜けるので(図5および図6の矢印A参照)、パイプ1内の気圧が低下する。これにより、通気孔11から空気が流入し、この流入した空気はパイプ1内のより気圧の低い方向(上方)に向けて移動する(矢印B参照)。このとき、パイプ1内の湿気も空気と共に上方に移動する。そして、これらの空気および湿気は、スリットSを吹き抜ける風とともにスリットSから外部に流出する(矢印A+B参照)。このようにして、上記したような結露の発生を防ぐことができる。
また、上記構成の植込み灯100によれば、グローブ51に向けて斜め上方から降り込んだ雨水(図5および図6の矢印C参照)は、グローブ51とカバー54との隙間を通って内筒フランジ32bの上面に流れ落ち、さらに、内筒フランジ32bとカバー54との隙間を通って逆流防止部31cの上面に流れ落ちる。そして、スリットSを通って外部に排水される。
第1実施形態では、上記のように、パイプ1とカバーユニット5との突合せ部分に略全周に亘って延びるスリットSを形成することによって、いずれの方向から吹く風も、スリットSの風上に対応する部分から風下に対応する部分へとスリットS内を滑らかに吹き抜けることになる。すなわち、風がどの方向から吹いても、その風速が等しければ、スリットSを吹き抜ける風の速度はほぼ等速となる。さらに、器具本体3にスリットSと通気孔11とを連通させる通路30を設けることによって、風がスリットSを吹き抜けることによって通路30を介してパイプ1内が減圧され(負圧になり)、通気孔11からパイプ1内に空気が流入し、この流入した空気が通路30を通ってスリットSを吹き抜ける風と共に外部に流出するようになるため、通気孔11を入口としスリットSを出口とするパイプ1内を通り抜ける気流が自然に発生する。そして、当該気流によってパイプ1内の湿気がスリットSから外部に排出されるようになる。ここで、上述したように、風向きにかかわらず、スリットSを吹き抜ける風の速度がほぼ一定であるので、風向きが変わってもパイプ1内の気圧(負圧)が変化しにくい。これにより、パイプ1内を通り抜ける気流の速度が変化しにくくなるので、パイプ1内の湿気の排出効率が大きく低下することがなくなる。従って、ランプユニット4の収容空間内に湿気が入り込むのを継続して抑えることができるので、グローブ51の内面に結露が発生しにくくなり、結露による見栄えの悪化や放射光量の低下を防ぐことができる。
また、スリットSと通気孔11とを連通させる通路30を器具本体3に設けたので、通気孔11を入口としスリットSを出口とする気流が器具本体3近傍に配されることになる。これにより、器具本体3付近に湿気が滞留するのを確実に防ぐことができるので、ランプユニット4の収容空間内に湿気が入り込むのをさらに抑えることができる。
また、第1実施形態の植込み灯100によれば、グローブ51とカバー52との隙間を伝い落ちる雨水を、内筒フランジ32bで受けた後、内筒フランジ32bとカバー52との隙間を通して逆流防止部31cの上面に誘導し、当該逆流防止部31cおよび外筒フランジ31bの上面からスリットSを通して外部に排水することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、スリットSと通気孔11とが高さ方向にある程度離れて配置されているため、通気孔11を入口としスリットSを出口とする気流の速度がいわゆるトンネル効果によって早くなっている。これにより、パイプ1内の湿気の排出効率が向上している。
(第2実施形態)
図7は、本発明の第2実施形態による植込み灯を設置した状態を示した部分断面正面図であり、図8は、図5に示した植込み灯のスリット近傍の構成を示した拡大断面図である。また、図9および図10は、第2実施形態の植込み灯における風の流路、空気の流路および雨水の流路を示した断面正面図である。
図7は、本発明の第2実施形態による植込み灯を設置した状態を示した部分断面正面図であり、図8は、図5に示した植込み灯のスリット近傍の構成を示した拡大断面図である。また、図9および図10は、第2実施形態の植込み灯における風の流路、空気の流路および雨水の流路を示した断面正面図である。
この第2実施形態の植込み灯200は、第1実施形態の器具本体3とは異なる構成の器具本体203を備えており、これに伴ってスリットS´および通路230の構成も第1実施形態とは異なっている。
具体的には、第2実施形態の器具本体203は、パイプ1に完全に嵌まり込むことなく上方に僅かに浮いた状態でパイプ1に取付けられている。この器具本体203は、図7および図8に示すように、筒部231と、第1実施形態と同様の構成の支持板34とにより構成されている。
筒部231は、パイプ1の内周側に所定間隔を隔てた状態で当該パイプ1に取付けられる下筒体231aと、この下筒体231aの上端部から縮径しながら上方に延びてグローブ51の下端を支持する上筒体231bと、下筒体231aおよび上筒体231bの境界部分からスリットS´に入り込むように径外方向に延びてパイプ1の上端縁1cおよびカバーユニット5の下端縁54aの両方に非接触となる下側フランジ231cと、上筒体231bの上端部から径外方向に延び、その外端縁がカバー52の内周面と所定間隔を隔てて対向する上側フランジ231dとを有している。
そして、本実施形態の植込み灯200では、パイプ1とカバーユニット5との突合せ部分に略全周に亘って延びるスリットS´が形成されており、このスリットS´は、図8に示すように、下側フランジ231cによって下側スリットS1と上側スリットS2とに分けられている。
また、器具本体203は、下筒体231aとパイプ1とにより囲まれる通路230を有している。この通路230は、上下方向に延びており、その上端が下側スリットS1に繋がるとともにその下端がパイプ1内の空間に繋がっている。本実施形態では、この通路230によって、下側スリットS1と通気孔11とが連通している。
この第2実施形態の植込み灯200によれば、風が吹けば、当該風が下側スリットS1を吹き抜けるので(図9および図10の矢印D参照)、パイプ1内の気圧が低下する。これにより、通気孔11から空気が流入し、この流入した空気はパイプ1内のより気圧の低い方向(上方)に向けて移動する(矢印E参照)。このとき、パイプ1内の湿気も空気と共に上方に移動する。そして、これらの空気および湿気は、下側スリットS1を吹き抜ける風とともに下側スリットS1から外部に流出する(矢印D+E参照)。このようにして、カバーユニット5の内面に結露が発生するのを防ぐことができる。
また、上記構成の植込み灯200によれば、グローブ51に向けて斜め上方から降り込んだ雨水(図9および図10の矢印F参照)は、グローブ51とカバー54との隙間を通って上側フランジ231dの上面に流れ落ち、さらに、上側フランジ231dとカバー54との隙間を通って下側フランジ231cの上面に流れ落ちる。そして、上側スリットS2を通って外部に排水される。
第2実施形態の植込み灯200によれば、グローブ51とカバー1との隙間を伝い落ちる雨水を、下側フランジ231cの上面から上側スリットS2を通して外部に排水することができる。また、パイプ1内の湿気を含んだ空気を、通路230および下側スリットS1を通して外部に排出することができる。
また、第2実施形態の植込み灯200では、器具本体203を上方に浮かせた状態でパイプ1に固定することによって、容易に通路230を形成することが可能となっている。
なお、今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
例えば、第1実施形態の器具本体3を、第2実施形態の器具本体203のように、上方に浮かした態様でパイプ1に取付ける構成であってもよい。この場合、スリットSと通気孔11とを連通させる通路が、外筒部31の径方向外側と内側とに各々形成されることになる。
また、上記実施形態では、パイプに設ける通気孔の数は、当該植込み灯の外観が著しく悪化しない範囲であれば制限するものではない。
また、上記実施形態では、地面に直接埋め込まれた植込み灯に本発明を適用する例について示したが、これに限らず、コンクリート基礎を介して地面に立設される植込み灯にも本発明を適用可能である。なお、コンクリート基礎は一般に完全に乾燥するのに長い年月を要するものであり、それまでは、コンクリートから水分が蒸発し続けるため、植込み灯を地面に直接埋め込む場合と同様、植込み灯のパイプ内に多量の湿気が籠もりやすくなっている。従って、本発明を適用することによって、十分な効果が得られるものである。
1 パイプ
1a 埋没部
1c 上端縁
3,203 器具本体
4 ランプユニット
5 カバーユニット
11 通気孔
30,230 通路
31 外筒部
31a 外筒本体
31b 外筒フランジ
32 内筒部
32a 内筒本体
32b 内筒フランジ
33 連結部
51 グローブ
52 カバー
54a 下端縁
100,200 植込み灯
231 筒部
231a 下筒体
231b 上筒体
231c 下側フランジ(フランジ)
S,S´ スリット
S1 下側スリット
S2 上側スリット
1a 埋没部
1c 上端縁
3,203 器具本体
4 ランプユニット
5 カバーユニット
11 通気孔
30,230 通路
31 外筒部
31a 外筒本体
31b 外筒フランジ
32 内筒部
32a 内筒本体
32b 内筒フランジ
33 連結部
51 グローブ
52 カバー
54a 下端縁
100,200 植込み灯
231 筒部
231a 下筒体
231b 上筒体
231c 下側フランジ(フランジ)
S,S´ スリット
S1 下側スリット
S2 上側スリット
Claims (5)
- 地中に埋没する埋没部と、この埋没部の上方に設けられる通気孔とを有するパイプと、
このパイプ内の上部に配設され、ランプユニットを支持する器具本体と、
前記ランプユニットを前記器具本体と共に覆うように器具本体に取付けられ、当該取付け状態で前記パイプの上端縁に突き合う下端縁を有するカバーユニットとを備えた植込み灯であって、
前記パイプと前記カバーユニットとの突合せ部分には、略全周に亘って延びるスリットが形成されており、
前記器具本体には、前記スリットと前記通気孔とを連通させる通路が設けられていることを特徴とする植込み灯。 - 前記器具本体は、前記パイプに内嵌めされる外筒部と、この外筒部と同心で当該外筒部の内周側に所定間隔を隔てて配設され、前記ランプユニットを支持するとともに前記カバーユニットが取付けられる内筒部と、前記外筒部および前記内筒部を連結する連結部とを含み、
前記外筒部、前記内筒部および前記連結部により囲まれる空間部が、前記通路として機能することを特徴とする請求項1に記載の植込み灯。 - 前記カバーユニットは、前記ランプユニットを囲むグローブと、このグローブの外周側に配設されるカバーとを含み、
前記外筒部は、前記パイプに取付けられる外筒本体と、この外筒本体の上部から前記スリットに入り込むように径外方向に延びて前記パイプの上端縁に上方から接触する外筒フランジとを有し、
前記内筒部は、前記グローブの下端を支持する内筒本体と、この内筒本体の上端部から径外方向に延び、その外端縁が前記カバーの内周面と所定間隔を隔てて対向する内筒フランジとを有し、
前記内筒フランジは、前記外筒本体に径方向でオーバーラップしており、
前記外筒本体の上面は、外方に向かって下るように傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の植込み灯。 - 前記器具本体は、前記パイプの内周側に所定間隔を隔てた状態で当該パイプに取付けられる筒部を含み、
この筒部と前記パイプとにより囲まれる空間部が、前記通路として機能することを特徴とする請求項1に記載の植込み灯。 - 前記カバーユニットは、前記ランプユニットを囲うグローブと、このグローブの外周側に配設されるカバーとを含み、
前記筒部は、前記パイプに取付けられる下筒体と、この下筒体の上端部から縮径しながら上方に延びて前記グローブの下端を支持する上筒体と、前記下筒体と前記上筒体との境界部分から前記スリットに入り込むように径外方向に延びて前記パイプの上端縁および前記カバーユニットの下端縁の両方に非接触となるフランジとを有し、
前記スリットは、前記フランジによって上側スリットと下側スリットとに分けられ、前記下側スリットが前記通路に連通していることを特徴とする請求項4に記載の植込み灯。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007172509A JP2009009902A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 植込み灯 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2007172509A JP2009009902A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 植込み灯 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2009009902A true JP2009009902A (ja) | 2009-01-15 |
Family
ID=40324768
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2007172509A Pending JP2009009902A (ja) | 2007-06-29 | 2007-06-29 | 植込み灯 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2009009902A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011222282A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 照明装置 |
| JP2024051431A (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-11 | Ykk Ap株式会社 | 照明装置 |
-
2007
- 2007-06-29 JP JP2007172509A patent/JP2009009902A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011222282A (ja) * | 2010-04-09 | 2011-11-04 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | 照明装置 |
| JP2024051431A (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-11 | Ykk Ap株式会社 | 照明装置 |
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