JP2009155331A - 抗疲労剤 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フコキサンチンは、糖尿病改善作用、血管新生抑制作用、DHA合成促進作用等の機能が知られている。本発明の課題は、これら以外の、疲労軽減に有効である、フコキサンチンおよび/またはフコキサンチノールを有効成分として用いる抗疲労剤の提供にある。
【解決手段】 フコキサンチンおよび/またはフコキサンチノールを有効成分とする抗疲労剤。なお本発明における疲労とは、生体がある機能を発揮した結果、その機能が低下する現象をいう。本発明でいう抗疲労効果とは、上記のような疲労状態を軽減させる作用、疲労状態を回復させる作用、あるいは疲労状態を予防する作用などがある。
【選択図】 なし

Description

本発明は、フコキサンチンを有効成分とする各種疾病に有用な抗疲労剤に関する。
フコキサンチンは、糖尿病改善作用(特許文献1)、血管新生抑制作用(特許文献2)、DHA合成促進作用(特許文献3)等の機能が知られている。
しかしながら、フコキサンチンが、下記で説明する抗疲労作用を有することは知られていない。
特開2007−314451号公報 特開2008−1623号公報 特開2007−77067号公報
本発明の目的は、優れた抗疲労作用を有する抗疲労剤を提供することにある。
本発明は、フコキサンチンおよび/またはフコキサンチノールを有効成分とする抗疲労剤を提供するものである。
本発明によれば、優れた抗疲労作用を有する抗疲労剤を提供することできる。なお、本発明における疲労とは、生体がある機能を発揮した結果、その機能が低下する現象をいう。例えば、「水泳をした後の肉体疲労」「長時間にわたり、知的労働をした後の精神疲労」「毎日の通常生活においても蓄積する肉体的および精神的な複合的疲労」等を挙げることができる。
本発明でいう抗疲労効果(滋養強壮効果)とは、上記のような疲労状態を軽減させる作用、疲労状態を回復させる作用、あるいは疲労状態を予防する作用などがある。
以下、本発明をさらに詳しく説明する。
本発明で用いられるフコキサンチンおよびフコキサンチノールは、公知の化合物であり、その調製法は、例えば前記特許文献2に記載されている。すなわち本発明において用いられるフコキサンチンは、天然物由来のものであることができ、例えば、コンブ科、チガイソ科等のコンブ目に属する褐藻類;ナガマツモ科、モズク科等のナガマツモ目に属する褐藻類;珪藻等の微細藻類等から抽出できる。
抽出方法は、例えば極性有機溶媒、水と極性有機溶媒の混合液等の極性溶媒と原料とを接触させることによりなされる。極性有機溶媒としては、例えばメタノール、エタノール、ブタノール、イソプロパノール等の炭素数1〜5の低級アルコール;プロピレングリコール;アセトン;酢酸エチル;ヘキサン;ジクロロメタン;クロロホルム等の単独或いは2種以上の組み合わせを挙げることができる。
なお、抽出に先立ち、フコキサンチンを含む原料を乾燥、粉砕処理しておくことが好ましい。
抽出方法は常法により行なえばよい。例えば、原料に対し2〜100倍容の上記抽出溶媒を加え、原料を浸漬処理、攪拌処理することにより、フコキサンチンを抽出することができる。
抽出されたフコキサンチンは、減圧蒸留等により有機溶媒を取り除くことが好ましい。また、公知の各種精製方法に施すこともできる。また必要に応じて、更に、減圧乾燥、凍結乾燥、噴霧乾燥等の乾燥処理に施すこともできる。なお、本発明では市販品の各種フコキサンチンを使用することもできる。
フコキサンチノールは、フコキサンチンが加水分解されたものであり、公知である。加水分解反応は、例えばフコキサンチンをリパーゼやコレステロールエステラーゼなどの脂質分解酵素により達成できる。
フコキサンチンおよび/またはフコキサンチノールの投与量は、患者の年令、体重、適応症状などによって異なるが、例えば、凍結乾燥粉末として、成人1日約1mg〜1g、好ましくは3mg〜300mg程度投与するのがよい。
本発明の抗疲労剤は、錠剤、ピル、カプセル、顆粒、粉末、散剤、液剤等の固形または溶液の形態(以下、製剤ともいう)に公知の方法により適宜調製することができる。即ち、本発明に有用な固形製剤または液状製剤は、従来充分に確立された公知の製剤製法を用いることにより製造される。添加剤としては、例えば賦形剤、pH調整剤、清涼化剤、懸濁化剤、希釈剤、消泡剤、粘稠剤、溶解補助剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、抗酸化剤、コーティング剤、着色剤、矯味矯臭剤、界面活性剤、可塑剤または香料などが挙げられる。
また本発明の抗疲労剤は、各種健康食品および機能性食品として摂取可能である。これらの例としては、各種のものをあげることができるが、健康食品および機能性食品の製造に関しては、通常用いられる、食品素材、食品添加物に加え、賦形剤、増量剤、結合剤、崩壊剤、潤滑剤、分散剤、保存剤、湿潤化剤、溶解補助剤、防腐剤、安定化材、カプセル基剤等の補助剤を用いた飲食品製剤形態で利用することができる。該補助剤の具体的な例示をすれば、乳糖、果糖、ブドウ糖、でん粉、ゼラチン、炭酸マグネシウム、合成ケイ酸マグネシウム、タルク、ステアリン酸マグネシウム、炭酸カルシウム、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、またはその塩、アラビアガム、ポリエチレングルコール、シロップ、ワセリン、グリセリン、エタノール、プロピレングリコール、クエン酸、塩化ナトリウム、亜硫酸ソーダ、リン酸ナトリウム、プルラン、カラギーナン、デキストリン、還元パラチノース、ソルビトール、キシリトール、ステビア、合成甘味料、クエン酸、アスコルビン酸、酸味料、重曹、ショ糖エステル、植物硬化油脂、塩化カリウム、サフラワー油、ミツロウ、大豆レシチン、香料等が配合できる。このような健康食品、機能性食品の製造に関しては、医薬品製剤の参考書、例えば「日本薬局方解説書(製剤総則)」(廣川書店)等を参考にすることができる。
上記以外にも本発明の抗疲労剤は飲食品として摂取することができる。具体的には、納豆、厚揚げ、豆腐、こんにゃく、団子、漬物、佃煮、コロッケ、サンドイッチ、ピザ、ハンバーガー、餃子、シューマイ、サラダ等の各種総菜や、各種粉末(ビーフ、ポーク、チキン等畜産物、海老、帆立、蜆、昆布等水産物、野菜・果実類、植物、酵母、藻類等)や、プリン、クッキー、クラッカー、パン、ケーキ、チョコレート、ポテトチップス、ビスケット、ドーナツ、ゼリーなどの洋菓子、煎餅、羊羹、大福、おはぎ、その他の饅頭、カステラなどの和菓子、冷菓(飴等)、チューインガム等のパン・菓子類や、うどん、そば、きしめん等の麺類や、かまぼこ、ハム、魚肉ソーセージ等の魚肉練り製品や、ハム、ソーセージ、ハンバーグ、コーンビーフ等の畜肉製品や、塩、胡椒、みそ、しょう油、ソース、ドレッシング、マヨネーズ、ケチャップ、甘味料、辛味料等の調味類や、明石焼き、たこ焼き、もんじゃ焼き、お好み焼き、焼きそば、焼きうどん等の鉄板焼き食品や、チーズ、ハードタイプのヨーグルト等の乳製品や、油脂類・香料類(バニラ、柑橘類、かつお等)を粉末固形化したものや、粉末飲食品(インスタントコーヒー、インスタント紅茶、インスタントミルク、インスタントスープ、味噌汁等)等の各種食品が挙げることができるが、これらに特に制限されない。
さらに本発明においては、例えば、ローヤルゼリー、プロポリス、ビタミン類(A、C、D、E、K、葉酸、パントテン酸、ビオチン、これらの誘導体等)、ミネラル(鉄、マグネシウム、カルシウム、亜鉛等)、セレン、レシチン、カロテノイド(リコピン、アスタキサンチン、ゼアキサンチン、ルテイン等)、サポニン(ギムネマ酸、大豆サポニン、人参サポニン等)、脂肪酸、タンパク質(コラーゲン、エラスチン等)、オリゴ糖(イソマルトオリゴ糖、環状オリゴ糖等)、リン脂質及びその誘導体(フォスファチジルコリン、スフィンゴミエリン、セラミド等)、含硫化合物(アリイン、セパエン、タウリン、グルタチオン、メチルスルホニルメタン等)、糖アルコール、リグナン類(セサミン等)、これらを含有する動植物抽出物、根菜類(ウコン、ショウガ等)、などを併用することもできる。
以下、本発明を実施例によりさらに説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
調製例
上記特許文献2に記載の方法にしたがって、フコキサンチンおよびフコキサンチノールを調製した。方法を以下に示す。
粉砕機で粉末状にした市販の乾燥ワカメ(乾燥重量約100g)に、アセトン:メタノール(7:3,v/v)1Lを数回に分けて加え、襞濾紙を用いて濾過し、粗抽出画分を得た。エバポレーターで溶媒を除去し、メタノール100mLに溶解した後、ヘキサン100mLと水10mLを加えて分液漏斗を用いて液々分配した。
得られた溶液の上層を除去し、下層をヘキサン100mLで2回洗浄した。その後、下層に水31mLを加えてメタノールの割合を70%にした後、ヘキサン100mLを加えて分配した。さらに、下層をエバポレータ−でボリュームが1/3になるまで濃縮した後、ジエチルエーテル150mLと水100mLを加えて分配した。
上層(エーテル層)を集めてエバポレータ−で溶媒を除去し、得られた抽出物を薄層クロマトグラフィー(展開溶媒=ヘキサン:アセトン(6:4,v/v);PLCプレート(15 PLC plates20×20cm,Silica gel60 F254,1mm,Merck Ltd.,Japan))で展開した。
分離されたカロテノイド画分をプレートより掻き取り、再度抽出し、カロテノイド抽出物を得た。
上記で得られたカロテノイド抽出物をHPLCに供し、測定波長444nmにて保持時間8.7分に現れるフコキサンチンのピーク部分の画分を分取し、分取した画分に対してをジクロロメタンと水を加えて抽出して精製した。HPLCの条件は下記に示すとおりである。フコキサンチンをアセトンに溶解し、比吸光度を濃度として用いて算出したところ、約11mgのフコキサンチンが得られた。これを凍結乾燥し、以下の各例で用いた粉末1とした。
(HPLC分取条件)
・流速 1.0mL/min
・カラム温度 40℃
・移動相
(A)アセトニトリル:メタノール:水=75:15:10(v/v/v,0.1%酢酸アンモニウムを含む)と
(B)酢酸エチル:メタノール=30:70(v/v,0.1%酢酸アンモニウムを含む)を用いた2液グラジエント
また、上記のようにして得られたフコキサンチンをコレステロールエステラーゼを用いて酵素分解し、フコキサンチノールを得た。
実施例1
STD DDY 雄性マウス(5週齢:各群n=3〜4)に対し、キサントアンゲロール粉末(以下、粉末1という)を経口摂取させた。摂取量は、10mg/kg体重である。摂取は、純水に粉末1を溶解させた溶液を用いて行なった。なお、コントロール群のマウスには、純水のみを摂取させて試験を行った。
摂取から30分後に、マウスを深さ80センチの水槽に入れて、無動に至るまでの時間を計測した。各試験群のマウス(各群n=3〜4)の無動に至るまでの時間の平均値として、コントロール群は約100秒であったのに対し、粉末1投与群は、約395秒であった。
以上から、粉末1に高い抗疲労効果が確認された。
実施例2
ボランティア男性12名(年齢34〜37歳)を、試験食群(実施例)とプラセボ群(比較例)に群分けした。試験食群(実施例)は、粉末1をオリーブ油を基剤としたソフトカプセルに加工し、毎日該粉末1を100mg摂取する群である。プラセボ群(比較例)は粉末1を含まないオリーブ油が入ったソフトカプセルを毎日摂取する群である。
摂取を開始してから5週間後と9週間後に、自転車エルゴメータを用いる運動をボランティア男性に課した。該運動は、最大心拍数の80%負荷の運動強度で30分間継続するというものである。
ボランティア男性の運動直前及び運動直後の血中乳酸値を、市販の簡易血中乳酸測定器 で測定し、血中乳酸値の上昇量を調べた。
その結果、摂取を開始してから5週間後の該上昇量は、比較例が約6ミリモル/lであったのに対し、実施例では約5.2ミリモル/lであった。
摂取を開始してから9週間後の該上昇量は、比較例が約6ミリモル/lであったのに対し、実施例では約4.7ミリモル/lであった。
以上から、粉末1の抗疲労作用が明らかとなった。
なお、上記各例において、粉末1の替わりに、フコキサンチノールの粉末を用いた場合においても、上記と同様の結果を得た。本発明の抗疲労剤は、飼料の形態としても有用である。
以下に本発明の抗疲労用剤の配合例を示す。
キャンディー
砂糖 50.0wt%
水飴 33.0
水 14.4
有機酸 2.0
香料 0.2
本発明の抗疲労剤 残量
合計100.0wt%
ヨーグルト
牛乳 41.5wt%
脱脂粉乳 5.8
砂糖 8.0
寒天 0.15
ゼラチン 0.1
乳酸菌 0.005
本発明の抗疲労剤 0.4
香料 微量
水 残余
合計100.0wt%
清涼飲料
果糖ブドウ糖液糖 30.0wt%
乳化剤 0.5
本発明の抗疲労剤 0.3
香料 適量
水 残余
合計100.0wt%

Claims (1)

  1. フコキサンチンおよび/またはフコキサンチノールを有効成分とする抗疲労剤。
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