JP2009155332A - 日焼け止め化粧料 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 平均粒径が1〜100μmで、比表面積が1〜100m2/gである板状ヒドロキシアパタイトを親水性高分子と混合し、該混合物を噴霧乾燥して得られる加圧崩壊性球状粉末、および無機紫外線遮蔽剤を含有する、日焼け止め化粧料を提供する。
【選択図】なし
Description
[紫外線遮蔽剤(微粒子酸化チタン)の油性成分中の分散体の調製]
下記表1の成分を含有する分散体を下記製法によって調製した。得られた分散体について、下記評価方法により紫外線防止効果について評価した。各製造実施例並びに比較例の処方を表1に、紫外線防止効果の測定結果を図1に示す。
**:MZY-303S(テイカ社製):ジメチコン/メチコンコポリマー被覆
***:KF-6028(信越化学社製)
表1に示した各成分の混合物を200mL容マヨネーズ瓶に100g秤量し、ディスパーミキサー(LR−1型;みづほ工業社製)にて3000rpm、5分間撹拌した。次いで、φ1.0mmジルコニアビーズ200gを加え、サンドミル(ペイントコンディショナー;レッドデビル社製)により180分間分散・破砕処理し、製造実施例および製造比較例の分散体を得た。
製造実施例1〜2および製造比較例1〜4で得られた分散体とシクロメチコンを2:8の重量比で混合した。混合した分散体希釈液を石英板(70×70mm)に6μmの厚みで塗布し、乾燥後、280〜700nmの透過率を分光光度計(U-3010;日立製作所)にて測定し、紫外線防止効果を紫外線領域の300nmと可視領域の700nmとの比率を算出することで評価した。
製造実施例3
結晶セルロース0.45g、カルボキシメチルセルロースナトリウム0.05gをビーカーに秤量し、1.5Lの水を加え、ホモミキサーにて約30分間分散した。これに平均粒径が20μm、比表面積が50m2/gの板状ヒドロシキアパタイト9.5gを加え、ホモミキサーで更に約30分間分散して水スラリー状とした。この水スラリー状物を2流体スプレーノズルを備えたスプレードライヤーに供給した。このとき、スプレードライヤーの熱風温度を200℃とし、2流体ノズルのスプレー圧を0.6MPaとした。スプレードライヤーにより乾燥させて、板状ヒドロキシアパタイトを含む加圧崩壊性球状粉末を得た。得られた加圧崩壊性球状粉末粒径のメジアン値は25μmであった。なお、製造実施例3〜5において加圧崩壊性球状粉末の粒径(凝集粒径)としては日機装株式会社製マイクロトラックHRAを用い、レーザー回折散乱法にて測定して得られた粒度分布のメジアン値を示す。
ヒドロキシエチルセルロース1.0gをビーカーに秤量し、1.0Lの水を加え、プロペラミキサーにて約30分間分散した。これに平均粒径が15μm、比表面積が70m2/gの板状ヒドロシキアパタイト9.0gを加え、ホモミキサーで更に約30分間分散して水スラリー状とした。この水スラリー状物を2流体スプレーノズルを備えたスプレードライヤーに供給した。このとき、スプレードライヤーの熱風温度を180℃とし、2流体ノズルのスプレー圧を0.8MPaとした。このようにして、板状ヒドロキシアパタイトを含む加圧崩壊性球状粉末を得た。得られた加圧崩壊性球状粉末粒径のメジアン値は20μmであった。
デンプン末0.5g、キサンタンガム0.8gをビーカーに秤量し、1.8Lの水を加え、ホモミキサーにて約30分間分散した。これに平均粒径が25μm、比表面積が40m2/gの板状ヒドロシキアパタイト8.7gを加え、ビーズミルで更に約30分間分散して水スラリー状とした。この水スラリー状物を2流体スプレーノズルを備えたスプレードライヤーに供給した。このとき、スプレードライヤーの熱風温度を220℃とし、2流体ノズルのスプレー圧を0.5MPaとした。このようにして、板状ヒドロキシアパタイトを含む加圧崩壊性球状粉末を得た。得られた加圧崩壊性球状粉末粒径のメジアン値は30μmであった。
[シェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料]
下記表3の組成の油中水型乳化化粧料を下記製法によって調製した。得られた油中水型乳化化粧料について、下記評価方法により透明性、紫外線防止効果、使用性について評価した。透明性の結果を図1に、その他評価結果を表4に示す。
全体が秤量できる容器に成分(1)〜(14)を室温にて、均一に混合した。次いで、別の容器に、成分(15)〜(17)を室温にて、均一に混合分散した。(1)〜(14)に(15)〜(17)を加え乳化し、シェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料を得た。
実施例1〜2および比較例1〜4で得られたシェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料を石英板(70×70mm)に6μmの厚みで塗布し、乾燥後の可視光での透過率(400〜700nm)を分光光度計(U−3010;日立製作所)にて測定した。結果を図1に示す。
実施例1〜2および比較例1〜4で得られたシェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料をトランスポアテープ(住友3M社製)に2mg/cm2になるよう均一に塗布し、SPF Analyzer UV-1000S(Labsphere社製)にてin-vitro SPF値の測定を行った。結果を表4に示す。
パネラー5名が粉体の平滑感、きしみ、ざらつきなどの粉体の感触について以下に示す1〜5の<5段階絶対評価>に基づいて評価を行い、その平均点を算出した。得られた平均点を元に下記<4段階評価>にてランク付けした。結果を表4に示す。
1.平滑感などの感触が悪い
2.平滑感などの感触がやや悪い
3.普通
4.平滑感などの感触がややよい
5.平滑感などの感触がよい
(評点)
◎: 4点以上、
○: 3点以上4点未満、
△: 2点以上3点未満、
×: 2点未満
[シェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料]
下記表5の組成の油中水型乳化化粧料を下記製法によって調製した。得られた油中水型乳化化粧料について、上記評価方法と同様に透明性、紫外線防止効果並びに使用性の評価を行った。透明性の結果を図2、その他評価結果を表6に示す。
全体が秤量できる容器に成分(1)〜(14)を室温にて、均一に混合した。次いで、別の容器に、成分(15)〜(17)を室温にて、均一に混合分散した。(1)〜(14)に(15)〜(17)を加え乳化し、シェイクウェル型W/O型日焼け止め化粧料を得た。
油相部(1)〜(7)に予めヘンシェルミキサーにて撹拌混合した粉体部(10)〜(14)を加え、撹拌機にて均一に分散した。別の容器に(8)〜(9)を混合した。(1)〜(7)及び(10)〜(14)に(8)〜(9)を加え乳化後、室温まで冷却し、目的のW/O乳化型ファンデーションを得た。
得られた実施例6のW/O乳化型ファンデーションのin−vitroSPF値は、30.5であり、紫外線のダメージから皮膚を守り、皮膚に塗布した場合、べたつかず、化粧持続性に優れたW/O乳化型ファンデーションであった。実施例7の乳化ファンデーションは、in-vitro SPF値が31.2であり、のびが軽く使用性に優れたW/O乳化型ファンデーションであった。
油相部(1)〜(7)に(8)〜(10)を加え、撹拌機にて均一に分散した。別の容器に加熱溶解した水相部(11)〜(14)を(1)〜(7)および(8)〜(10)に加え乳化後、室温まで冷却し、目的の化粧下地を得た。
得られた実施例8の化粧下地はin-vitro SPF値が、20.5であり、紫外線のダメージから皮膚を守り、皮膚に塗布した場合、べたつかない、好ましい使用感の化粧下地であった。実施例9の化粧下地は、in-vitro SPF値が21.8であり、実施例8と同等のSPF値でありながら、より感触の軽い仕上がりが得られた。
油相部(1)〜(6)に(7)、(8)を加え、撹拌機にて均一に分散し加熱した。別の容器に加熱溶解した水相部(9)〜(12)を(1)〜(6)および(7)、(8)に加え乳化後、室温まで冷却し、目的のW/Oサンスクリーン乳液を得た。
得られたW/Oサンスクリーン乳液のin-vitro SPF値は、40.5であり、紫外線のダメージから皮膚を守り、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽い化粧下地であった。
(1)〜(4)を85℃に加熱溶解し、ついで(5)〜(7)を加え、撹拌機にて均一に分散した。別の容器に85℃に加熱溶解した(8)〜(12)を(1)〜(4)および(5)〜(7)に加え乳化後、室温まで冷却し、目的のO/Wサンスクリーンクリームを得た。
得られた実施例11のO/Wサンスクリーンクリームのin-vitro SPF値は、12.3、実施例12のin-vitro SPF値は11.4であった。実施例11のサンスクリーンクリームは実施例12と比べて紫外線のダメージからより強く皮膚を守り、皮膚に塗布した場合、べたつかず、のびが軽いサンスクリーンクリームであった。
油相部(1)〜(8)を加え、撹拌機にて均一に分散した。別の容器に加熱溶解した水相部(9)〜(12)を(1)〜(8)に加え乳化後、室温まで冷却し、目的のW/Oサンスクリーンクリームを得た。
得られた実施例13のW/Oサンスクリーンクリームのin-vitro SPF値は、21.8であり、紫外線のダメージから皮膚を守り、皮膚に塗布した場合、べたつかないW/Oサンスクリーンクリームであった。実施例14のW/Oサンスクリーンクリームのin-vitro SPF値は23であり、実施例13とほぼ同じSPF値をもち、より軽やかな感触であった。
Claims (5)
- 平均粒径が1〜100μmで、比表面積が1〜100m2/gである板状ヒドロキシアパタイトを親水性高分子と混合し、該混合物を噴霧乾燥して得られる加圧崩壊性球状粉末、および無機紫外線遮蔽剤を含有する、日焼け止め化粧料。
- 無機紫外線遮蔽剤が酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウムからなる群から選択される、請求項1記載の日焼け止め化粧料。
- 親水性高分子が、アラビアゴム、トラガカントガム、ガラクタン、グアーガム、カラギーナン、キサンタンガム、ペクチン、寒天、ゼラチン、クインスシード、デキストラン、デキストリン、プルラン、カルボキシメチルデンプン、コラーゲン、カゼイン、セルロース、メチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、アルギン酸ナトリウム、カルボキシビニルポリマー、ヒアルロン酸ナトリウムからなる群から選択される水溶性高分子と、結晶セルロース末、デンプン末、部分α化デンプン末、シルク末、キトサン末、ポリアクリル酸アルキル、ナイロン末からなる群から選択される水不溶性高分子の組合せである、請求項1または2記載の日焼け止め化粧料。
- 親水性高分子がカルボキシメチルセルロースナトリウムと結晶セルロースの組合せ、キサンタンガムとデンプン末の組合せ、およびヒドロキシエチルセルロースからなる群から選択される、請求項1または2記載の日焼け止め化粧料。
- 加圧崩壊性球状粉末の凝集粒子の平均粒径が5〜100μmである、請求項1〜4いずれかに記載の日焼け止め化粧料。
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