JP2009162015A - 車両の進入阻止装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二輪車や四輪車にかかわらず、車両の通過規制位置を通過しようと走行する車両のうちで不審と判断されるなど任意の車両の進入を確実且つ容易に阻止することができる装置を提供する。
【解決手段】本発明の車両の進入阻止装置1は、概略、車両Cが通行する道路Rの通過規制位置に配設されて、この通過規制位置を通過しようと走行する任意の車両Cのうちで任意の車両Cの進入を阻止するためのもので、車両Cの通過方向に対して横切るように凹設された収納部2と、この収納部2を開閉可能に覆う蓋体3と、この蓋体3を遠隔操作により開閉させる開閉駆動手段と、収納部2に収納された巻き付け部材5と、巻き付け部材5の先端に設けられて、蓋体3が閉じた状態では収納部2内に収納され、蓋体3が開放した状態では蓋体3上を通過する車両CのタイヤCtに係合し得るように設けられた係合部材6とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、車両の進入阻止装置に関し、さらに詳しくは、車両の通過規制位置に配設されて、該位置を通過しようと走行する車両のうちで任意の車両の進入を阻止するための装置に関するものである。
本発明に関連する従来の技術として、特許文献1に開示されているように、走行中の二輪車を強制的に停止させる二輪車拘束装置が知られている。特許文献1には、二輪車の前輪が通過することにより露出する、二輪車の後輪に貼り付く貼付部材と、該貼付部材に繋がれた、二輪車の後輪に巻き込まれる巻込部材とを備えたことなどを特徴とする二輪車拘束装置が記載されている。特許文献1には、「二輪車拘束装置10は、図3に示すように、二輪車30の進行方向(矢印A方向)手前側に保護カバー22位置するように路上に置かれる。二輪車30の前輪32が二輪車拘束装置10に乗り上げて押下板26の踏板部分26aを踏み付けると、図4に示すように、押下板26が押し下げられると共に保護カバー22が開き始める。前輪32が二輪車拘束装置10を通過すると、押下板26が押し下げられる勢いによって、図5に示すように、保護カバー22が完全に開いて粘着シート14が露出する。」などと記載されている(0024)。
特開2000‐303418号公報
しかしながら、上記特許文献1にあっては、二輪車の後輪だけを拘束してこの二輪車を安全に停止させる二輪車拘束装置を提供することを目的としたもので(0003)、強制的に停止させる対象として四輪車は考慮されていなかった。また、特許文献1にあっては、二輪車を安全に停止させるために、後輪だけを拘束するよう構成されていたため、後輪に貼付部材が貼り付かないと、巻込部材が二輪車の後輪に巻き込まれず、確実に二輪車を停止させることができないという問題があった。さらに、特許文献1にあっては、二輪車の前輪によって保護カバーが一旦開いて貼付部材が露出しても、保護カバーが開いた反動で再び閉じたり、路上に置かれた二輪車拘束装置が前輪に踏み付けられた勢いで、貼付部材が路面側となるように、二輪車拘束装置が反転すると、後輪に貼付部材が貼り付かなくなるなどの問題があった。
本発明は、上述した問題に鑑みてなされたもので、二輪車や四輪車にかかわらず、車両の通過規制位置を通過しようと走行する車両のうちで不審と判断されるなど任意の車両の進入を確実且つ容易に阻止することができる装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車両の通過規制位置に配設されて、該位置を通過しようと走行する任意の車両の進入を阻止するための装置であって、車両の通過方向に対して横切るように凹設された収納部と、該収納部を開閉可能に覆う蓋体と、該蓋体を遠隔操作により開閉させる開閉駆動手段と、前記収納部に収納された巻き付け部材と、該巻き付け部材の先端に設けられて、前記蓋体が閉じた状態では前記収納部内に収納され、前記蓋体が開放した状態では蓋体上を通過する車両のタイヤに係合し得るように設けられた係合部材と、を備えたことを特徴とするものである。
請求項1に係る発明によれば、通常の状態においては蓋体が閉じられて係合部材が収納部内に収納されており、通過規制位置を通過しようと走行する車両うちで、任意の車両の進入を阻止しようとする場合に、収納部を覆う蓋体が開閉駆動手段によって開放するよう駆動され、蓋体上に係合部材を位置させる。これにより、係合部材が蓋体上を通過する車両のタイヤに係合する。そして、この車両が更に進行しようとすると、タイヤの転動に伴って、巻き付け部材が収納部から引き出されてタイヤやアクスルシャフトなどに次第に巻き付き抵抗を増加させることとなるため、車両を停止させて通過規制位置よりも前方への進入を阻止することができる。
なお、本発明に係る車両の進入阻止装置は、以下の各項に記載するような態様とすることが望ましい。以下の各項において、(1)項が請求項1に相当する。
(1) 車両の通過規制位置に配設されて、該位置を通過しようと走行する任意の車両の進入を阻止するための装置であって、車両の通過方向に対して横切るように凹設された収納部と、該収納部を開閉可能に覆う蓋体と、該蓋体を遠隔操作により開閉させる開閉駆動手段と、前記収納部に収納された巻き付け部材と、該巻き付け部材の先端に設けられて、前記蓋体が閉じた状態では前記収納部内に収納され、前記蓋体が開放した状態では蓋体上を通過する車両のタイヤに係合し得るように設けられた係合部材と、を備えたことを特徴とする車両の進入阻止装置。
(1)項に記載の発明では、通常の状態においては蓋体が閉じられて係合部材が収納部内に収納されており、通過する車両のタイヤに係合部材が係合することはない。一方、通過規制位置を通過しようと走行する車両うちで、任意の車両の進入を阻止しようとする場合に、収納部を覆う蓋体を開閉駆動手段によって開くよう駆動し、蓋体上に係合部材を突出させるように位置させることにより、蓋体上を通過する車両のタイヤに係合部材を係合する。そして、この車両が更に進行しようとすると、タイヤの転動に伴って、先端に係合部材が設けられた巻き付け部材が収納部から引き出されてタイヤやアクスルシャフトなどに次第に巻き付きこれらの周囲との摩擦などにより抵抗を増加させることとなるため、車両を停止させて通過規制位置よりも前方への進入を阻止することができる。
(2) 前記巻き付け部材は、所定の長さを有する帯状体であることを特徴とする(1)項に記載の車両の進入阻止装置。
(2)項に記載の発明では、(1)項に記載の発明において、巻き付け部材は、所定の長さを有する帯状体であることにより、巻き付け部材がタイヤまたはその周囲のアクスルシャフトなどに充分に巻き付いて、車両を確実に停止させることができる。
(3) 前記巻き付け部材および係合部材を、車両が通過する通過規制位置の幅に応じて、その幅方向に複数設けたことを特徴とする(1)または(2)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(3)項に記載の発明では、(1)または(2)のいずれか一項に記載の発明において、車両が通過する通過規制位置の幅に応じて、その幅方向に前記巻き付け部材および係合部材を複数設けることにより、進入を阻止しようとする車両のタイヤに確実に係合部材を係合させて、この係合部材が設けられた巻き付け部材をタイヤまたはその周囲のアクスルシャフトなどに充分に巻き付けて、車両を確実に停止させることができる。
(4) 前記係合部材は、車両のタイヤに刺さる針状に形成されており、且つ、刺さったタイヤから抜けるのを防止する返し部を有することを特徴とする(1)〜(3)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(4)項に記載の発明では、(1)〜(3)のいずれか一項に記載の発明において、係合部材が蓋体上を通過する車両のタイヤに確実に刺さって返し部により抜けなくなるため、巻き付け部材を確実にタイヤまたはその周囲のアクスルシャフトなどに確実に巻き付けることができる。
(5) 前記蓋体が回動可能に軸着されており、前記係合部材が前記蓋体の閉じた状態における裏面に離脱可能に保持されており、前記蓋体が回動して開くことにより係合部材が蓋体上を通過する車両の車輪に係合するよう構成されていることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(5)項に記載の発明では、(1)〜(4)のいずれか一項に記載の発明において、収納部を覆う蓋体を開くよう回動駆動することにより、蓋体上に係合部材が現れ、この係合部材が蓋体上を通過する車両のタイヤに係合すると、蓋体から係合部材が離脱する。
(6) 前記蓋体の回動軸を前記収納部に対して車両の進行方向前方に配設することを特徴とする(5)に記載の車両の進入阻止装置。
(6)項に記載の発明では、(5)に記載の発明において、蓋体の回動軸を前記収納部に対して車両の進行方向前方に配設することにより、収納部を覆うように閉じた状態から開くと、蓋体の裏面に保持された係合部材が確実に車両のタイヤに係合する。
(7) 前記蓋体の回動軸を前記収納部に対して車両の進行方向後方に配設することを特徴とする(5)に記載の車両の進入阻止装置。
(7)項に記載の発明では、(5)に記載の発明において、蓋体の回動軸を前記収納部に対して車両の進行方向後方に配設することにより、収納部を覆うように閉じた状態から開いて係合部材が係合すると、タイヤの転動方向に対して巻き付け部材が順方向に巻き付けられる。
(8) 巻き付け部材の係合部材が設けられている端部とは反対側の基端部を自由端とすることを特徴とする(1)〜(7)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(8)項に記載の発明では、(1)〜(7)のいずれか一項に記載の発明において、巻巻き付け部材の基端部を固定することなくフリーな自由端とすることにより、巻き付け部材がその全長に亘ってタイヤに巻き付き、タイヤの転動抵抗を徐々に増加させて安全に停止させることができる。
(9) 巻き付け部材の係合部材が設けられている端部とは反対側の基端部を固定することを特徴とする(1)〜(7)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(9)項に記載の発明では、(1)〜(7)のいずれか一項に記載の発明において、巻き付け部材の基端部を固定することにより、巻き付け部材が巻き付いたタイヤの転動を確実に停止させることができる。
(10) 巻き付け部材の係合部材が設けられた先端部と収納部に収納された部分とを車両の進行方向に対して平行に配置することを特徴とする(1)〜(9)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(10)項に記載の発明では、(1)〜(9)のいずれか一項に記載の発明において、進入を阻止しようとする車両の前輪に係合部材が係合して巻き付け部材が収納部から引き出されて巻き付くが、この巻き付け部材を後輪が踏み付けることにより。後輪に転動抵抗をかけることができる。
(11) 巻き付け部材の係合部材が設けられた先端部と収納部に収納された部分とを車両の進行方向に対してオフセット配置することを特徴とする(1)〜(9)のいずれか一項に記載の車両の進入阻止装置。
(11)項に記載の発明では、(1)〜(9)のいずれか一項に記載の発明において、進入を阻止しようとする車両の前輪に係合部材が係合して巻き付け部材が収納部から引き出されて巻き付くが、この巻き付け部材を後輪が踏み付けることがないので、前輪のアクスルシャフトなどに確実に巻き付き、しかも、巻き付け部材にかかる負荷を低減させることができる。
本発明の車両の進入阻止装置の実施の一形態を、図1〜図6に基づいて詳細に説明する。図において同じ符号は、同様または相当する部分を示すものとする。
本発明の車両の進入阻止装置1は、概略、車両Cが通行する道路Rの通過規制位置に配設されて、この通過規制位置を通過しようと走行する任意の車両Cのうちで任意の車両Cの進入を阻止するためのもので、車両Cの通過方向に対して横切るように凹設された収納部2と、この収納部2を開閉可能に覆う蓋体3と、この蓋体3を遠隔操作により開閉させる開閉駆動手段(後述する)と、収納部2に収納された巻き付け部材5と、巻き付け部材5の先端に設けられて、蓋体3が閉じた状態では収納部2内に収納され、蓋体3が開放した状態では蓋体3上を通過する車両CのタイヤCtに係合し得るように設けられた係合部材6とを備えている。
通過規制位置は、例えば空港や公共機関などの施設における出入り口となる道路の門など、不審車両の進入を防止する必要がある箇所に設けられるもので、図1および図4に示すように、二輪車や四輪普通車あるいは四輪大型車など、通行する車両Cの幅に応じて道路Rの幅が設定されている。道路Rの通過規制位置には、その幅方向に横断するように溝状の収納部2が形成されている。
この実施の形態における蓋体3は、収納部2の開口部を覆い得る大きさを有する矩形板状のもので、車両Cの進行方向前方側(図1〜図4においては左側)の長辺が、ヒンジ40により収納部2の開口部の車両進行方向前方側(図の左方側)に対して回動可能に軸支されており、図3に示すように開放した状態では、ヒンジ40とは反対側の先端3aが車両Cの進行方向前方に位置することとなる。開閉駆動手段は、ヒンジ40に接続されて、ヒンジ40を中心として蓋体3を回動駆動するモータや、蓋体3を開放する方向に付勢するバネとこのバネの付勢に抗して蓋体3を閉じた状態に係止するロック機構などにより構成することができる(図示は省略する)。蓋体3を開放操作するためのモータの駆動スイッチあるいはロック機構の解除スイッチは、車両Cの進入阻止装置1が設けられる出入り口の門の守衛室などに設置して、手動で操作するよう構成してもよく、また、通過しようとする車両Cのナンバープレートを自動識別して、不審車両など進入を阻止しようとする車両Cを認識した場合に自動で操作するように構成することもできる。
この実施の形態においては、収納部2の内部に、その長手方向(道路の幅方向)に延在する軸20が設けられており、軸20には、帯状の巻きつけ部材5が複数巻き付け保持されている。各巻き付け部材5は、後述するようにタイヤCtなどに充分に巻き付いて車両Cを停止させることができるように、所定の幅および長さと、所定の厚さと、所定の引張り強さおよび摩擦係数とを有している。各巻き付け部材5の基端部は、それぞれ軸20に固定することなく、ただ単に引き出し可能に巻きつけられた自由端となっている。一方、各巻き付け部材5の先端部は、後述するように構成された係合部材6がそれぞれ設けられている。
係合部材6は、図5に示すように、タイヤCtに突き刺さるような先端が尖った針状に形成されたもので、刺さったタイヤCtから抜けるのを防止する返し部6aを有している。係合部材6の全体の長さは、一般的なタイヤCtの接地面の厚さの半分程度に設定されている。しかしながら、本発明は、この実施の形態に限定されることはなく、例えば、タイヤCtをパンクさせるのに充分な長さに設定することもできる。いずれの場合であっても、返し部6aが形成されていることにより、タイヤCtに刺さった係合部材6が抜けることがない。
図5に示したように、係合部材6の基端部近傍には小径部60が形成されており、この小径部60が巻き付け部材5の先端に形成された孔50に挿通されて、巻き付け部材5の孔50の周囲を挟持している。また、係合部材6の基端面と蓋体3の裏面(図5に示した状態では上面)とには、着脱機構7の一方76と他方73とがそれぞれ設けられている。着脱機構7は、例えば、オスとメスからなり、弾性変形することにより係合・離脱する所謂スナップや、面ファスナなどにより構成することができる。
以上のように構成された車両の進入阻止装置は、図1および図2に示したように、車両の進入を阻止しない通常の状態では、蓋体3が収納部2の開口部を覆うよう閉じており、着脱機構7により蓋体3の裏面に保持された係合部材6は、収納部2内に収納されている。
不審車両など進入を阻止しようとする車両Cが進入すると、遠隔操作により、開閉駆動手段が図2に矢印で示したようにヒンジ40を中心として蓋体3を回動させ、図3および図4に示したように蓋体3の先端3aを車両Cの進行方向前方に位置するよう反転させ、収納部2を開放する。これにより、蓋体3の裏面が上向きの状態となり、蓋体3の裏面に保持された係合部材6が突出することとなる。そして、図4に示したように、先端に係合部材6が設けられた巻き付け部材5は、道路Rの幅に応じてその幅方向に複数設けられている。そのため、図6に示したように、蓋体3上を通過する車両Cの前輪Ctaにいずれかの係合部材6が確実に刺さり、しかも、返し部6aによって抜けなくなる。そして、さらに車両Cが前進するのに伴って前輪Ctaが転動すると、係合部材6に設けられた着脱機構7の一方76が蓋体3に設けられた着脱機構7の他方73から離脱し、タイヤCtに係合部材6が刺さった巻き付け部材5は、軸20から引き出されて前輪Ctaまたはそのアクスルシャフトなどに巻き付き膨張するよう径を拡大させて、車両Cのタイヤハウスやアクスルシャフトの周囲と接触して摩擦抵抗を発生させる。また、この実施の形態では、図4に示したように、巻き付け部材5の係合部材6が設けられた先端部と収納部2の軸20に巻き付けられた部分とが車両Cの進行方向に対して平行に配置されているため、前輪Ctaに巻き付いた巻き付け部材5が後輪Ctbに踏みつけられて、前輪Ctaの転動を停止させるように働くとともに、後輪Ctbに転動抵抗を付与することとなる。そのため、車両Cがそれ以上前進するのを安全に阻止することができる。さらに、本発明では、仮に前輪Ctaに係合部材6が刺さらなかった場合であっても、その後後輪Ctbが蓋体3上を通過することにより、係合部材6が後輪Ctbに刺さり、後輪Ctbの転動によって巻き付け部材5が後輪Ctbまたはそのアクスルシャフトなどに巻き付き、車両Cのタイヤハウスやアクスルシャフトの周囲と接触して摩擦抵抗を発生させ、車両Cがそれ以上前進するのを確実に阻止することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されることなく、図7に示したように、
蓋体3のヒンジ40を収納部2における車両の進行方向後方に配設することもできる。この場合にあっては、図8に示すように、車両CのタイヤCtの係合部材6が刺さると、このタイヤCtの転動する方向(図8の矢印を参照)に対して巻き付け部材5が順方向に巻き付けられることとなる。そのため、タイヤCtに刺さった係合部材6の負荷を低減して、係合部材6が刺さることによるタイヤCtの損傷を比較的抑えることができる。
また、本発明は、巻き付け部材5の軸20に対する巻き付け方向は、図2および図3に示した実施の形態に限定されることなく、図9に示したように反対方向に巻き付けることもできる。また、巻き付け部材5が収納部2から引き出されるときに、巻き付け部材5の基端部を巻き取った部分が収納部2から飛び出ることがなければ、軸20を設けてこれに巻き付け保持する必要はない。
さらに、本発明は、巻き付け部材5を巻き取ることなく、図10に示すように、収納部2内に折り曲げてすることもできる。そして、いずれの場合であっても、巻き付け部材5の基端部は、自由端とすることなく、収納部2内に固定してもよい。このように基端部を固定することにより、車両CのタイヤCtの転動を確実に停止させて車両の進入を阻止することができる。
さらに、本発明は、巻き付け部材5の係合部材6が設けられた先端部と、軸20に巻き取られた部分とを、車両の進行方向と平行に配置することなく、図11に示すように、各巻き付け部材5の軸20に巻き取られた部分の間に所定長さのスペーサ21を配置して、巻き付け部材5の係合部材6が設けられた先端部と軸20に巻き取られた部分とを車両の進行方向に対してオフセット配置することもできる。この場合にあっては、図6に示したように前輪Ctaに係合部材6が刺さった巻き付け部材5を後輪Ctbが踏みつけることがなく、したがって、巻き付け部材5がその全長にわたって前輪Ctaに巻き付くこととなり、また、巻き付け部材5にかかる負荷を低減させることができるため、確実に車両Cの侵入を阻止することができる。
通過規制位置に設けられた本発明の車両の進入阻止装置の実施の一形態を説明するために概念的に示した断面図である。 本発明の車両の進入阻止装置の、蓋体が閉じた状態を説明するために示した断面図である。 図2の状態から蓋体が開いた状態を説明するために示した断面図である。 図3の平面図である。 蓋体が開いた状態において、巻き付け部材の先端に設けられた係合部材の拡大断面図である。 前輪に巻き付け部材が巻きついて車両を停止させた状態を説明するために概念的に示した断面図である。 本発明の車両の進入阻止装置の、実施の形態の変形例を説明するために示した断面図である。 図7のように構成された車両の進入阻止装置において、係合部材がタイヤに刺さりタイヤの転動方向に対して順方向に巻き付け部材が巻き付く状態を説明するために示した部分拡大図である。 本発明の車両の進入阻止装置の、実施の形態の変形例を説明するために示した断面図である。 本発明の車両の進入阻止装置の、実施の形態の変形例を説明するために示した断面図である。 本発明の車両の進入阻止装置の、実施の形態の変形例を説明するために示した平面図である。
符号の説明
C:車両、 Ct:タイヤ、 R:道路、 1:車両の進入阻止装置、 2:収納部、 3:蓋体、 5:巻き付け部材、 6:係合部材

Claims (1)

  1. 車両の通過規制位置に配設されて、該位置を通過しようと走行する任意の車両の進入を阻止するための装置であって、
    車両の通過方向に対して横切るように凹設された収納部と、
    該収納部を開閉可能に覆う蓋体と、
    該蓋体を遠隔操作により開閉させる開閉駆動手段と、
    前記収納部に収納された巻き付け部材と、
    該巻き付け部材の先端に設けられて、前記蓋体が閉じた状態では前記収納部内に収納され、前記蓋体が開放した状態では蓋体上を通過する車両のタイヤに係合し得るように設けられた係合部材と、
    を備えたことを特徴とする車両の進入阻止装置。
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