JP2009192581A - レンズ鏡胴及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】非撮影時に物体側レンズ群が後退した際に案内軸と干渉することがなく、薄型化を達成できるレンズ鏡胴。
【解決手段】物体からの光束が入射すると共に第1の光軸に沿って進退可能な物体側レンズ群と、物体側レンズ群から射出した光束を第1の光軸と略直交する第2の光軸の方向に反射させる反射光学素子と、第2の光軸上に配置され反射光学素子にて反射した光束を像面に結像させる像面側レンズ群と、を有する撮像光学系を保持すると共に、非撮影時に、反射光学素子は第2の光軸と略平行に配置された案内軸に案内されて撮影時の位置とは異なる位置に退避し、反射光学素子が撮影時に位置していた空間に物体側レンズ群が後退するように構成され、案内軸は、反射光学素子における物体に対して最も離間している位置にある端部より更に物体に対して離間している位置に配置されていること。
【選択図】図2

Description

本発明は、物体からの光束を入射光軸と略直交する方向に反射させる反射光学素子を有する撮像光学系を保持し、非撮影時に薄型になるように構成したレンズ鏡胴、及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置に関する。
従来より、撮像光学系の中に反射面を有するプリズムを配置し、物体からの入射光束を直角に反射させて結像面に導くレンズ鏡胴が知られている。このレンズ鏡胴によれば、複雑な沈胴機構を用いる必要がなく、撮像装置は撮影時にも非撮影時にも薄型となる。
一方、近年の撮像装置は、より高変倍の撮像光学系の搭載が望まれており、プリズムより物体側に位置する物体側レンズ群を光軸方向に進退させる構成のものが提案されている。このような物体側レンズ群は、撮影時にはプリズムより離間するように前進し、非撮影時にはプリズムの方に後退する。しかし、非撮影時に物体側レンズ群が後退したときに、その後方にプリズムが位置していると、充分に後退することができない。そこで、非撮影時に物体側レンズ群を更に後退させて撮像装置を薄型化するために、非撮影時にのみプリズムを横方向に退避させ、プリズムが位置していた空間に物体側レンズ群を後退させるレンズ鏡胴が提案されている(特許文献1,2参照)。
特開2003−169236号公報 特開2006−259685号公報
特許文献1においては、プリズムより物体側に位置する物体側レンズ群の光軸と直交して設けられた2本の案内軸に沿ってプリズムを退避させ、この退避動作に連動して物体側レンズ群を光軸方向に後退させている。但し、撮像光学系をFナンバーの小さいレンズ、即ち明るいレンズにすると、物体側レンズ群の口径は他のレンズ群の口径と較べて大きく形成されるものであるが、特許文献1における物体側レンズ群はさほど大きく形成されていない。このために、物体側レンズ群が後退しても、前記案内軸と干渉することはない。
特許文献2においても、物体側レンズ群の光軸と直交して設けられた2本の案内軸に沿ってプリズムを退避させ、この退避動作に連動して物体側レンズ群を光軸方向に後退させている。なお、この物体側レンズ群は大口径に形成されているが、後退したときに物体側に位置する案内軸と干渉するような図になっており、また、このような干渉を避ける構成については記載されていない。
しかし、撮像光学系を高変倍化した場合、撮影に支障を来さない明るさの光学系にすると、物体側レンズ群をある程度大口径にせざるを得ない。そして、物体側レンズ群を撮影時には変倍に伴って相当量前進させ、非撮影時には可能な限り後退させるためには、物体側レンズ群を保持する鏡胴を複数の鏡筒で構成し、互いの鏡筒をカム溝とカムピンとで係合させると共に一部の鏡筒を回転させることにより、物体側レンズ群を進退させる構成になる。
また、撮像光学系を高変倍化した場合、物体側レンズ群を複数のレンズで構成し、変倍に伴って各レンズの間隔を変化させることもある。この場合は、物体側レンズ群を保持する鏡胴を複数の鏡筒で構成することが特に必要になる。
この点において、特許文献1においては、物体側レンズ群が小口径で単純に直進する構成であるので、前述の如く撮像光学系の高変倍化を達成することは困難である。
一方、特許文献2においては、変倍により物体側レンズ群のレンズ間隔が変化することはないが、広角端においては物体側レンズ群とプリズムが接近し、望遠端においては物体側レンズ群とプリズムが大きく離間する。また、非撮影時には物体側レンズ群の鏡胴が撮像装置の中に沈胴する。このように物体側レンズ群の移動量を大きくするためには、物体側レンズ群を保持する鏡胴を複数の鏡筒で構成することが必須であり、特許文献2においては物体側レンズ群の鏡胴は3個の鏡筒で構成された図になっている。そして、記載されていないが、3個の鏡筒を繰り出すためには、回転する鏡筒が必須である。
しかし、特許文献2においては、物体側レンズ群が後退したときに物体側に位置する案内軸と干渉するような図になっており、少なくとも一つの鏡筒は回転する必要があるので、その鏡筒を相当大きく切り欠かなければ案内軸を逃げることができず、実現困難である。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、非撮影時に物体側レンズ群の光軸と略直交して設けられた案内軸に沿ってプリズム等の反射光学素子を退避させ、この退避動作に連動して物体側レンズ群を光軸方向に後退させるレンズ鏡胴に関するものであって、非撮影時に物体側レンズ群が後退した際に前記案内軸と干渉することがなく、薄型化を達成できるレンズ鏡胴、及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置を提案することを目的とする。
前記目的は、下記に記載した発明により達成される。
1.物体からの光束が入射すると共に第1の光軸に沿って進退可能な物体側レンズ群と、前記物体側レンズ群から射出した光束を前記第1の光軸と略直交する第2の光軸の方向に反射させる反射光学素子と、前記第2の光軸上に配置され、前記反射光学素子にて反射した光束を像面に結像させる像面側レンズ群と、を有する撮像光学系を保持すると共に、
非撮影時に、前記反射光学素子は前記第2の光軸と略平行に配置された案内軸に案内されて撮影時の位置とは異なる位置に退避し、前記反射光学素子が撮影時に位置していた空間に前記物体側レンズ群が後退するように構成されたレンズ鏡胴であって、
前記案内軸は、前記反射光学素子における物体に対して最も離間している位置にある端部より更に物体に対して離間している位置に配置されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
2.前記物体側レンズ群を保持する鏡胴は複数の筒部材から構成され、少なくとも一つの筒部材が回転しながら進退することを特徴とする1に記載のレンズ鏡胴。
3.撮影時には、前記物体側レンズ群が物体側に前進し、前記物体側レンズ群が非撮影時に位置していた空間に前記反射光学素子が移動することを特徴とする1又は2に記載のレンズ鏡胴。
4.前記撮像光学系は変倍光学系であり、物体側レンズ群を構成する複数のレンズは第1の光軸に沿って移動し、像側レンズ群を構成する複数のレンズは第2の光軸に沿って移動することを特徴とする1〜3の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
5.前記反射光学素子が退避位置より撮影位置に移動したときに、前記反射光学素子の移動を停止させる停止部材を設けると共に、前記反射光学素子が撮影位置より後退することを防止するクリック機構を設けたことを特徴とする1〜4の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
6.1〜5の何れか1項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
本発明のレンズ鏡胴、及び該レンズ鏡胴を備えた撮像装置は、非撮影時に物体側レンズ群の光軸と略直交して設けられた案内軸に沿ってプリズム等の反射光学素子を退避させ、この退避動作に連動して物体側レンズ群を光軸方向に後退させるものである。そして、前記案内軸は物体に対して最も離間している位置にある前記反射光学素子の端部より更に物体に対して離間している位置に配置されているので、物体側レンズ群を保持する筒部材が後退したときに前記案内軸と干渉することがない。従って、筒部材を充分に後退させることができ、全体として薄型のレンズ鏡胴が達成される。
先ず、本発明に係るレンズ鏡胴を備えた撮像装置の一例としてのカメラの実施の形態を説明する。
図1はカメラの主要構成ユニットの内部配置の一例を示す斜視図である。
本カメラは、変倍可能で反射光学素子を有する撮像光学系を保持したレンズ鏡胴1が図示の如く横長に配置されている。本カメラの前面には撮像光学系の中で最も物体(被写体)側に配置された第1レンズL1が位置している。なお、第1レンズL1を露呈する開状態と第1レンズL1を被覆する閉状態とするレンズバリアを設けてもよい。
また、前面にはフラッシュ発光窓3が配置されていて、フラッシュ発光窓3の後方に反射傘、キセノン管、メインコンデンサ及び回路基板等で構成されるフラッシュユニット4が配置されている。
5は電池であり、本カメラの各部へ電源を供給する。電池5及び不図示の画像記録用メモリは、図示しない蓋部から挿脱が可能となっている。
本カメラの上面には、レリーズボタン6が配置され、その1段目の押し下げによりカメラの測光動作や測距動作が行われ、2段目の押し下げにより露光動作が行われる。7はメインスイッチボタンであり、カメラを動作状態と非動作状態に切り替える。
本カメラの背面には、レンズ鏡胴1の撮像光学系を広角端と望遠端の間で変倍を行うズームボタン8が配置されている。また、LCD等で構成され、画像やその他の情報を表示する画像表示部9が配置されている。更に、図示していないが、撮影した画像を再生する再生釦、画像表示部9に各種のメニューを表示させるメニュー釦、表示から所望の機能を選択する選択釦等の操作部材が配置されている。
また、不図示であるが、これら主要構成ユニットの間には、各部を接続すると共に、各種電子部品が搭載された回路基板が配置され、各主要構成ユニットの駆動及び制御を行う。更に、不図示であるが、外部入出力端子、ストラップ取り付け部、三脚座等が配置されている。
次に、レンズ鏡胴1について図2を参照して説明する。なお、図2(A)は撮影時に撮像光学系を望遠端に移動させたレンズ鏡胴の断面図、図2(B)は撮影時に撮像光学系を広角端に移動させたレンズ鏡胴の断面図、図2(C)は非撮影時のレンズ鏡胴の断面図である。
本レンズ鏡胴の撮像光学系は、物体(被写体)側から順に、第1レンズL1、第2レンズL2、プリズムP(反射光学素子)、第3レンズL3、第4レンズL4及び光学フィルタFから構成され、物体の光学像をこの撮像光学系によって光学フィルタFの近傍に配置する不図示の撮像素子の像面に結像させる。
また、第1レンズL1には物体からの光束が入射し、第1レンズL1及び第2レンズL2は物体側レンズ群を構成する。そして、第1レンズL1及び第2レンズL2は撮影時に第1の光軸O1に沿って前進し、非撮影時には第1の光軸O1に沿って後退する。また、撮影時には変倍に伴って第1レンズL1は第1の光軸O1に沿って進退するが、第2レンズL2は移動しない。
プリズムPは撮影時には第2レンズL2の後方に位置し、第2レンズL2から射出した光束を第1の光軸O1と直交する第2の光軸O2の方向に反射させる。プリズムPは非撮影時には第2の光軸O2の方向に退避する。
第3レンズL3及び第4レンズL4は撮影時の変倍に伴い第2の光軸O2に沿って互いのレンズ間隔を変化させながら移動し、像面側レンズ群を構成する。また、第4レンズL4は被写体距離の変化にも応じて移動し、物体の光像を撮像素子に合焦させる。
光学フィルタFは赤外カットフィルタと光学的ローパスフィルタが積層され、固定されている。
第1レンズL1は鏡筒11に保持され、鏡筒11は直進筒12を介してカム筒13に保持され、更にカム筒13は筐体60に保持されている。また、不図示のカムピンが鏡筒11の外周面より立設し、直進筒12を貫通して、カム筒13の内周面に設けた不図示のカム溝に係合している。そして、不図示のモータの駆動によってカム筒13が筐体60に対して回転すると、鏡筒11は直進筒12によって規制されて回転することなく、カム溝とカムピンの作用により直進移動する。
なお、鏡筒11、直進筒12及びカム筒13を総称した筒部材の数は3個に限定されるものではなく、いくつであってもよい。但し、筒部材の少なくとも一つが回転しながら進退する構成になる。
第2レンズ群L2は鏡筒21に保持され、鏡筒21は不図示のモータに駆動されて撮影時には前進し、非撮影時には後退する。但し、撮影時に変倍に伴って進退することはない。
プリズムPはプリズム保持枠31により保持され、プリズム保持枠31は第2の光軸O2と略平行であって紙面垂直方向に重なって配置された2本の案内軸32に案内されて移動する。また、案内軸32は物体に対して最も離間している位置にあるプリズムPの端部Paより更に物体に対して離間している位置に配置されている。なお、プリズム保持枠31の駆動方法等については後述する。
第3レンズL3及び第4レンズL4はそれぞれ鏡筒41,51に保持され、第2の光軸O2と平行であって紙面垂直方向に重なって配置された2本の案内軸42に案内されて移動する。なお、2本の案内軸42の間隔は、プリズムP及びプリズム保持枠31の紙面垂直方向の長さより大きく、プリズムP及びプリズム保持枠31は2本の案内軸42の間に移動することができる。
また、鏡筒41及び鏡筒51にはそれぞれ長い雄ネジを設けた不図示のスクリュウ軸が螺合しており、不図示の2個のモータを駆動して該スクリュウ軸をそれぞれ回転させることにより、鏡筒41及び鏡筒51は互いに独立して移動する。
次に、プリズム保持枠31の駆動方法等について、図3を参照して説明する。図3はプリズム保持枠31等の斜視図である。
図3において、プリズム保持枠31はプリズムPを保持している。また、プリズム保持枠31は第2の光軸O2と略平行に配置された2本の案内軸32に案内されて移動する。
プリズム保持枠31の横方向にはモータ保持部31aが突出し、プリズム駆動用モータ33が固定されている。プリズム駆動用モータ33の回転軸33aはモータ保持部31aを貫通して下方に突出し、回転軸33aに第1歯車34が固定されている。また、第1歯車34と歯合する第2歯車35がモータ保持部31aに回転自在に軸支されている。更に、長いラック板36が案内軸32と平行に筐体60に固定されていて、第2歯車35がラック板36と歯合している。
プリズム保持枠31を移動させる場合は、プリズム駆動用モータ33を回転させる。すると、第1歯車34が回転し、第2歯車35も回転する。第2歯車35は固定されたラック板36と歯合しているので、第2歯車35はラック板36に沿って移動する。即ち、プリズム保持枠31は2本の案内軸32に案内されて移動する。
次に、図1乃至図3に基づいて、撮像光学系の作動を説明する。
撮影時に図2(A)の如き望遠端から図2(B)の如き広角端に移動させる場合や、広角端から望遠端に移動させる場合は、図1に示すズームボタン18を押す。すると、鏡筒11,41,51はそれぞれ専用のモータによって駆動されて独立に移動するので、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3及び第4レンズL4の間隔が変化して、所望のズーム倍率に変倍する。
次に、撮影状態から非撮影状態に切り換える場合は、図1に示すメインスイッチボタンを押す。すると、鏡筒41,51を専用モータにより光学フィルタFに近い位置に移動させる。続いて、プリズム駆動用モータ33を回転させ、プリズム保持枠31を鏡筒41の近くに退避させる。次に、図2(C)の如く、専用モータにより鏡筒21並びにカム筒13、直進筒12及び鏡筒11を移動させ、プリズム保持枠31が位置していた空間に後退させる。なお、カム筒13等が後退したとき、プリズム保持枠31は干渉しない位置に退避しており、2本の案内軸42は干渉しない位置に配置されている。
更に、2本の案内軸32は物体に対して最も離間している位置にあるプリズムPの端部Paより更に物体に対して離間している位置に配置されているので、物体側レンズ群を保持するカム筒13等が後退したときに案内軸32に干渉することがない。従って、カム筒13等を充分に後退させることができ、2本の案内軸32を配置するスペース分のみを筐体60の後部より突出させるだけで、全体として薄型のレンズ鏡胴が達成される。
なお、プリズム保持枠31を退避させるため、カム筒13、直進筒12及び鏡筒11の第3レンズL3側の後部を切り欠く必要がある。しかし、図2(B)におけるカム筒13、直進筒12及び鏡筒11が静止した状態でプリズム保持枠31を退避させるので、部分的な切り欠き14を設ければよく、機能的に問題になることは何らない。
一方、非撮影状態から撮影状態に切り換える場合は、図1に示すズームボタン18を押す。すると、専用モータにより鏡筒11及び鏡筒21を前進させて広角端の位置に移動させる。次に、プリズム駆動用モータ33を回転させ、プリズムPが第1レンズL1及び第2レンズL2からの光束を第3レンズL3及び第4レンズL4に反射させることができる撮影位置にプリズム保持枠31を移動させる。続いて、専用モータにより鏡筒41,51を広角端の位置に移動させる。
なお、移動したプリズムPが撮影時に正規な位置に停止しないと、物体側レンズ群から第1の光軸O1に沿って射出した光束がプリズムPによって第2の光軸O2の位置に反射せず、光学性能が低下する。このためには、プリズム保持枠31が退避していた位置より撮影位置に移動したとき、その撮影位置より更に余分に移動しないようにストッパーを設けることが考えられる。しかし、前述の如く、プリズム保持枠31を第1歯車34、第2歯車35及びラック板36により移動させるので、歯車間のバックラッシュによって、プリズム保持枠31は撮影位置より若干後退することがある。
そこで、図4に示す如く、プリズム保持枠31がバックラッシュによって後退しないようにクリック機構を設ける。図4(A)はプリズム保持枠31の上下中央を水平に切断した断面図、図4(B)はクリックバネの背面図である。
図4(A)に示す如く、筐体60にプリズム保持枠31の端部31bが当接するストッパー60a(停止部材)が設けられている。これにより、プリズム保持枠31は正規の撮影位置より更に移動することはない。
また、プリズム保持枠31の背面には凹部31bが設けられている。そして、筐体60にはクリックバネ60bが一体に形成されていて、クリックバネ60bの先端部60cがプリズム保持枠31の方向に付勢されていて、凹部31bに圧接する。そして、プリズム保持枠31は正規の撮影位置に移動して、プリズム保持枠31の端部31cがストッパー60aに当接したときは、クリックバネ60bの先端部60cが凹部31bに挿入され、図4(A)においては先端部60cの左端が凹部31bの左壁に当接する。従って、プリズム保持枠31が各歯車のバックラッシュによって後退することがない。
なお、非撮影時にプリズム保持枠31が右方向に退避するときは、クリックバネ60bの先端部60cは凹部31bより抜け出る。
以上の実施の形態において、第1レンズL1、第2レンズL2、第3レンズL3及び第4レンズL4は1枚のレンズで構成されていてもよいし、複数枚のレンズから構成されていてもよい。
また、反射光学素子として、プリズムPに代えて反射鏡を用いてもよい。
更に、第1の光軸O1と第2の光軸O2は必ずしも直交していなくてもよく、どちらかが若干傾いていてもよい。
また、2本の案内軸32は第2の光軸O2と必ずしも平行でなくてもよく、若干傾いていてもよい。
また、撮像光学系のレンズ構成は何ら限定されるものではない。
また、図2に示す撮像光学系において、変倍時に第2レンズL2は進退しなかったが、進退するように構成してもよい。
カメラの主要構成ユニットの内部配置の一例を示す斜視図である。 撮影時に撮像光学系を望遠端及び広角端に移動させたときと、非撮影時のときのレンズ鏡胴の断面図である。 プリズム保持枠等の斜視図である。 クリック機構を示す断面図と背面図である。
符号の説明
1 レンズ鏡胴
7 メインスイッチボタン
8 ズームボタン
11 鏡筒
12 直進筒
13 カム筒
31 プリズム保持枠
32,42 案内軸
33 プリズム駆動用モータ
60b クリックバネ
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ
P プリズム
F 光学フィルタ
O1 第1の光軸
O2 第2の光軸

Claims (6)

  1. 物体からの光束が入射すると共に第1の光軸に沿って進退可能な物体側レンズ群と、前記物体側レンズ群から射出した光束を前記第1の光軸と略直交する第2の光軸の方向に反射させる反射光学素子と、前記第2の光軸上に配置され、前記反射光学素子にて反射した光束を像面に結像させる像面側レンズ群と、を有する撮像光学系を保持すると共に、
    非撮影時に、前記反射光学素子は前記第2の光軸と略平行に配置された案内軸に案内されて撮影時の位置とは異なる位置に退避し、前記反射光学素子が撮影時に位置していた空間に前記物体側レンズ群が後退するように構成されたレンズ鏡胴であって、
    前記案内軸は、前記反射光学素子における物体に対して最も離間している位置にある端部より更に物体に対して離間している位置に配置されていることを特徴とするレンズ鏡胴。
  2. 前記物体側レンズ群を保持する鏡胴は複数の筒部材から構成され、少なくとも一つの筒部材が回転しながら進退することを特徴とする請求項1に記載のレンズ鏡胴。
  3. 撮影時には、前記物体側レンズ群が物体側に前進し、前記物体側レンズ群が非撮影時に位置していた空間に前記反射光学素子が移動することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレンズ鏡胴。
  4. 前記撮像光学系は変倍光学系であり、物体側レンズ群を構成する複数のレンズは第1の光軸に沿って移動し、像側レンズ群を構成する複数のレンズは第2の光軸に沿って移動することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
  5. 前記反射光学素子が退避位置より撮影位置に移動したときに、前記反射光学素子の移動を停止させる停止部材を設けると共に、前記反射光学素子が撮影位置より後退することを防止するクリック機構を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のレンズ鏡胴。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載のレンズ鏡胴を備えたことを特徴とする撮像装置。
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