JP2009201788A - 生体情報測定装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転者によって把持された状態のステアリングホイール2を、ステアリングホイール2を駆動させないデフォルト状態から、ステアリングホイール2を運転者側から見て左回りに90度回転させて「右電極部20が上に位置し、左電極部10が下に位置する状態」になるまでの90度の回転区間中における複数の所定回転角度において心電波形の測定・記録を行う。その測定した複数の所定回転角度における心電波形の中でR波振幅が最大となるとなるものを求め、その求めたステアリング角度α(測定用回転角度α)の位置にステアリングホイール2を回転させ、心電波形の正式な測定・記録を実行する。
【選択図】図2
Description
かかる目的を達成するためになされた請求項1に記載の生体情報測定装置においては、測定手段が、ステアリングホイールの左右の把持部に設けられた電極部を介してステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定するのであるが、本願発明者は、ステアリングホイールを把持する際、「両手を左右に位置させる姿勢」よりも「右手を上、左手を下にする姿勢」に近づけた方が生体情報(例えば心電波形)の信号対雑音比(以下、SN比とも称す。)が増加することを見いだした。
請求項3に記載の生体情報測定装置においては、測定手段が、ステアリングホイールの左右の把持部に設けられた電極部を介してステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定するのであるが、制御手段が次のような制御を実行する。
つまり、情報を記憶しておく情報記憶手段を備え、制御手段が次のような制御を行う。決定処理によって決定した測定用回転角度を情報記憶手段に記憶させておき、決定処理の実行前に 情報記憶手段に測定用回転角度が記憶されているか否か判断する。そして、測定用回転角度が記憶されていない場合には決定処理を実行する。一方、測定用回転角度が記憶されている場合には、決定処理を実行することなく、その記憶されている測定用回転角度にステアリングホイールを回転駆動させた状態で、測定手段によって正式な生体情報の測定を実行させるのである。
(3)マニュアルの場合
請求項7に記載の生体情報測定装置においては、ステアリングホイールの上下の把持部に電極部がそれぞれ設けられており、測定手段が、その左右の電極部を介してステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定する。
図1は、車両運転者の心電波形を測定する生体情報測定装置の構成を表すブロック図であり、図2は、当該検出装置各部の車両への配置状態を表す説明図である。また、図2において、(a)はステアリングホイール2を運転席側からみた正面図であり、(b)はステアリングホイール2の側面図である。
ステアリング駆動モータ90は、ステアリングホイール2を回転させるための駆動モータである。PU60は、ステアリング駆動モータ90を制御してステアリングホイール2を回転させることができる。
ナビECU100は、CPU、ROM、RAM等からなるマイクロコンピュータを中心として構成された電子制御装置であり、地図上における車両の現在位置を特定し、経路案内等のナビゲーション処理を行う。このナビECU100には、操作スイッチ群110、表示装置120、音声出力装置130が接続されている。
この増幅部40は、スイッチング回路部30を介して接続される2つの電極間に生じた電位差を検出して増幅するための差動増幅回路42と、差動増幅回路42からの出力を所定レベルまで増幅する利得調整可能な可変増幅回路44と、可変増幅回路44からの出力信号の中から、心電波形を測定するのに必要な周波数帯(例えば約35Hz以下)の信号(心電信号)のみを選択的に通過させるバンドパスフィルタ(BPF)46とから構成されている。
インピーダンス測定部50は、本実施形態では、インピーダンス測定部50とCPU60での演算処理とにより、ロックインアンプとしての機能を実現し、スイッチング回路部30を介して接続された2つの電極間(図では電極11−12間)のインピーダンスZを測定する。
CPU60は、操作スイッチ群110(及びナビECU100)を介して運転者からの開始指示を受け付けると、図5に示す処理を開始する。
一方、情報記憶部75に測定用回転角度αが記録されている場合には(S30:YES)、S40〜S60の処理を実行することなく、S70へ移行して測定用回転角度αの位置にステアリングホイール2を回転させ、心電波形の正式な測定・記録を実行する(S80)。
(a)上記実施形態の生体情報測定装置においては、運転者はステアリングホイール2の左右の把持部にそれぞれ設けられた左右の電極部(左電極部10及び右電極部20)を把持すればよく、後は特段の動作をすることなく、生体情報測定装置が自動的にステアリングホイール2を回転させて心電波形の測定を行った。いわば「全自動」である。
まず、運転者に対してステアリングホイール2を握るように指示する(S110)。これは、ナビECU100を介して表示装置120や音声出力装置130を制御し、音声や画像にて行う。なお、音声、画像の少なくとも何れか一方にて行えばよい。
全ての規定位置で計測していなければ(S170:NO)、S140へ戻る。
一方、全ての規定位置での計測・記録が済んだ場合には(S170:YES)、これら全ての規定の位置(1,2…n)で測定・記録した複数の心電波形の中で、「信号対雑音比が最も良いもの」に相当すると考えられる「R波振幅が最大となるとなるもの」を測定した規定位置に対応するステアリング買う度αを求める(S180)。その求めたステアリング角度αを測定用回転角度αとして情報記憶部75に記憶させる(S190)。
一方、情報記憶部75に測定用回転角度αが記録されている場合には(S130:YES)、S140〜S190の処理を実行することなく、S200へ移行して測定用回転角度αの位置にステアリングホイール2を回転させ、心電波形の正式な測定・記録を実行する(S210)。
(b)複数の運転者が利用する場合には、運転者毎の識別情報(運転者ID)に対応させて測定用回転角度αを記憶させておけば、対応可能である。例えば、測定開始時に運転者IDを受け付けるようにし、情報記憶部75には運転者IDと測定用回転角度αとを対応させて記憶させておく。このようにすれば、複数人が同一の車両を利用する場合に置いても対応可能である。
Claims (9)
- ステアリングホイールの左右の把持部にそれぞれ設けられた電極部と、
該左右の電極部を介して、前記ステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定する測定手段と、
を備えた生体情報測定装置であって、
ステアリングホイールを回転駆動させるための駆動手段と、
ステアリングホイールの回転角度を検出する検出手段と、
各種制御を行う制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記駆動手段を制御して、前記運転者によって把持された状態の前記ステアリングホイールを回転駆動させながら前記測定手段により生体情報を測定させると共に、その測定時の回転角度を前記検出手段によって検出することを、複数の回転位置において実行し、その測定した前記複数の所定回転角度における生体情報の中で信号対雑音比が最も良いものに対応する回転角度を測定用回転角度として決定する決定処理を実行し、
その決定した測定用回転角度に前記ステアリングホイールを回転駆動させた状態で、前記測定手段によって正式な生体情報の測定を実行させることを特徴とする生体情報測定装置。 - 前記制御手段は、前記決定処理において、前記左右の把持部が上下に位置するまで前記ステアリングホイールを運転者側から見て左回りに90度回転させる中で、複数の所定回転角度において前記測定手段により生体情報を測定させることを特徴とする請求項1に記載の生体情報測定装置。
- ステアリングホイールの左右の把持部にそれぞれ設けられた電極部と、
該左右の電極部を介して、前記ステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定する測定手段と、
を備えた生体情報測定装置であって、
運転者に対して報知する報知手段と、
ステアリングホイールの回転角度を検出する検出手段と、
各種制御を行う制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記運転者によって把持された状態の前記ステアリングホイールを所定の回転位置に回転させるよう前記報知手段を介して前記運転者へ報知し、その所定回転位置に回転されたステアリングホイールを把持している状態において前記測定手段により生体情報を測定させると共にその測定時の回転角度を前記検出手段によって検出することを、複数の回転位置において実行し、その測定した前記複数の所定回転位置における生体情報の中で信号対雑音比が最も良いものに対応する回転角度を測定用回転角度として決定する決定処理を実行し、
その決定した測定用回転角度に前記ステアリングホイールを回転駆動させた状態で、前記測定手段によって正式な生体情報の測定を実行させることを特徴とする生体情報測定装置。 - 前記制御手段は、前記決定処理において、前記左右の把持部が上下に位置するまで前記ステアリングホイールを運転者側から見て左回りに90度回転させる中で、複数の所定回転位置において前記測定手段により生体情報を測定させることを特徴とする請求項3に記載の生体情報測定装置。
- 前記報知手段は、前記ステアリングホイールを所定の回転位置を、少なくとも表示によって運転者へ報知することを特徴とする請求項3または4に記載の生体情報測定装置。
- 情報を記憶しておく情報記憶手段を備え、
前記制御手段は、
前記決定処理によって決定した測定用回転角度を前記情報記憶手段に記憶させておき、前記決定処理の実行前に 前記情報記憶手段に前記測定用回転角度が記憶されているか否か判断し、測定用回転角度が記憶されていない場合には前記決定処理を実行し、一方、測定用回転角度が記憶されている場合には、前記決定処理を実行することなく、その記憶されている測定用回転角度に前記ステアリングホイールを回転駆動させた状態で、前記測定手段によって正式な生体情報の測定を実行させること
を特徴とする請求項1〜5の何れかに記載の生体情報測定装置。 - ステアリングホイールの上下の把持部にそれぞれ設けられた電極部と、
該左右の電極部を介して、前記ステアリングホイールを把持した運転者の生体情報を測定する測定手段と、
を備えた生体情報測定装置。 - 前記各電極部は、ステアリングホイールの運転席側表面に配置されていることを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の生体情報測定装置。
- 前記測定手段は、前記ステアリングホイール内に実装されていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の生体情報測定装置。
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