JP2009509936A - トリアゾールに基づく殺菌混合物 - Google Patents
トリアゾールに基づく殺菌混合物 Download PDFInfo
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Abstract
本発明は、(1)式Iのエポキシコナゾールまたはその塩もしくは付加化合物と、(2)式IIのトリチコナゾール、(3)式IIIのジフェンコナゾール、(4)式IVのヘキサコナゾール、または(5)式Vのブロムコナゾールとを、相乗効果を有する量で含む殺菌混合物に関する。本発明はまた、化合物(I)と少なくとも1種の活性物質(II)の混合物を用いて寄生菌類を防除する方法、上記混合物の製造における化合物(I)と活性物質(II)の使用、ならびに該混合物を含む薬剤に関する。
Description
のブロムコナゾールとを相乗効果を有する量で含む、殺菌混合物に関する。
さらに、本発明は化合物Iと化合物II〜Vの少なくとも1種との混合物を用いて有害な菌類を防除する方法、および上記混合物を調製するための化合物Iと化合物II〜Vの少なくとも1種の使用、ならびにこれらの混合物を含む組成物に関する。
プロチオコナゾールと多くの他のトリアゾール(例えば、エポキシコナゾール)との活性化合物の多くの組み合わせがWO 03/073851によって公知である。
式Iのエポキシコナゾールとその作物保護剤としての使用は、EP-B 0 196 038に記載されている。
式IIのトリチコナゾールはEP-A 0 378 953に記載されている。
式IIIのジフェンコナゾールはEP-A 0 112 284に記載されている。
式IVのヘキサコナゾールはDE-A 30 42 303に記載されている。
式VのブロムコナゾールはPesticide Manual, 12th Ed. (2000)の114頁に記載されている。
本発明の目的は、施量を減らし、既知の化合物の活性スペクトルを広くすることを目的として、施用する活性化合物の総量を減らしつつ、有害な菌類、特にある種の適応に対して改善された活性を有する混合物を提供することである。
本発明者らは、上記で定義した混合物によりこの目的が達成されることを見出した。さらに、本発明者らは、化合物Iおよび活性化合物IIを同時に、すなわち一緒にもしくは別々に施用すること、または化合物Iおよび活性化合物IIを連続して施用することにより、個々の化合物を用いて達成しうる防除よりも優れた有害な菌類の防除が可能になることを見出した(相乗性混合物)。化合物Iは、非常に多くの異なる活性化合物の共力剤として使用することができる。化合物Iを活性化合物IIと同時に、すなわち一緒にまたは別々に施用することにより、殺菌活性は相加的以上の方式で増加する。
のエポキシコナゾールはEP-B 0 196 038により公知である。
のトリチコナゾールはEP-A 0 378 953に記載されている。
のジフェンコナゾールはEP-A 0 112 284に記載されている。
のヘキサコナゾールはDE-A 30 42 303に記載されている。
のブロムコナゾールはPesticide Manual, 12th Ed. (2000)の114頁に記載されている。
化合物I〜Vは、その窒素原子の塩基性の性質により、無機酸または有機酸および金属イオンとそれぞれ塩または付加化合物を形成できる。
無機酸の例は、ハロゲン化水素酸、例えば、フッ化水素、塩化水素、臭化水素およびヨウ化水素、硫酸、リン酸および硝酸である。
好適な有機酸は、例えば、ギ酸、炭酸、およびアルカン酸、例えば、酢酸、トリフルオロ酢酸、トリクロロ酢酸およびプロピオン酸、ならびにグリコール酸、チオシアン酸、乳酸、コハク酸、クエン酸、安息香酸、桂皮酸、シュウ酸、アルキルスルホン酸(1〜20炭素原子の直鎖または分岐鎖アルキル基を有するスルホン酸)、アリールスルホン酸またはアリールジスルホン酸(1または2個のスルホン酸基を有するフェニルおよびナフチルなどの芳香族基)、アルキルホスホン酸(1〜20炭素原子の直鎖または分岐鎖アルキル基を有するホスホン酸)、アリールホスホン酸またはアリールジホスホン酸(1または2個のホスホン酸基を有するフェニルおよびナフチルなどの芳香族基)であり、ここで、アルキル基またはアリール基はさらなる置換基、例えば、p-トルエンスルホン酸、サリチル酸、p-アミノサリチル酸、2-フェノキシ安息香酸、2-アセトキシ安息香酸などを担持していてもよい。
好適な金属イオンは、特に、主族元素第2族の元素のイオン、特にカルシウムおよびマグネシウムのイオン、および主族元素第3および4族の元素のイオン、特にアルミニウム、スズおよび鉛のイオン、ならびに遷移元素第1〜8族の元素のイオン、特にクロム、マンガン、鉄、コバルト、ニッケル、銅、亜鉛などのイオンである。特に、遷移元素第4族の元素の金属イオンが好ましい。金属イオンはそれらが取ることができる種々の原子価で存在することができる。
エポキシコナゾールとトリチコナゾールの混合物が好ましい。
エポキシコナゾールとジフェンコナゾールの混合物もまた好ましい。
エポキシコナゾールとヘキサコナゾールの混合物もまた好ましい。
エポキシコナゾールとブロムコナゾールの混合物もまた好ましい。
化合物Iと活性化合物IIの混合物、または同時に、すなわち一緒にもしくは別々に施用される化合物Iおよび活性化合物IIは、広いスペクトルの植物病原性の菌類、特に子嚢菌類(Ascomycetes)、担子菌類(Basidiomycetes)、不完全菌類(Deuteromycetes)および卵菌綱(Peronosporomycetes(異名:Oomycetes))のクラスに属する菌類に対する優れた活性を有する。それらのいくつかは浸透作用を有し、種子紛衣のための殺菌剤として、葉用の殺菌剤として、および土壌用の殺菌剤として作物保護に使用することができる。
それらは、種々の作物植物、例えば、バナナ、ワタ、野菜(例えば、キュウリ、マメおよびウリ科植物)、オオムギ、牧草、オートムギ、コーヒー、ジャガイモ、トウモロコシ、果実植物、イネ、ライムギ、ダイズ、トマト、ブドウ、コムギ、観葉植物、サトウキビおよび多くの種子などにおける多くの菌類の防除に特に重量である。
それらは下記の植物の病気の防除に特に適している。
・野菜、アブラナ、サトウダイコンおよび果実およびイネのアルタナリア(Alternaria)属の種、例えば、ジャガイモおよびトマトの夏疫病菌(A. solani)または黒斑病菌(A. alternata);
・サトウダイコンおよび野菜のアファノミセス(Aphanomyces)属の種;
・穀類および野菜のアスコキタ(Ascochyta)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネおよびシバのビポラリス(Bipolaris)およびドレクスレラ(Drechslera)属の種、例えば、トウモロコシのドレクスレラ・マイディス(D. maydis);
・穀物のブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(うどん粉病);
・イチゴ、野菜、花およびブドウのボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色カビ病);
・レタスのべと病菌(Bremia lactucae);
・トウモロコシ、ダイズ、イネおよびサトウダイコンのセルコスポラ(Cercospora)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネのコクリオボルス(Cochliobolus)属の種、例えば、穀類の斑点病菌(Cochliobolus sativus)、イネのごま葉枯病菌(Cochliobolus miyabeanus);
・ダイズおよびワタのコレトトリクム(Colletotricum)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネおよびシバのドレクスレラ(Drechslera)属の種、ピレノホラ(Pyrenophora)属の種、例えば、オオムギの網斑病菌(D. teres)またはコムギの黄斑病菌(D. tritici-repentis);
・フェオアクレモニウム・クラミドスポリウム(Phaeoacremonium chlamydosporium)、フェオアクレモニウム・アレオフィルム(Ph. Aleophilum)およびホルミチポラ・プンクタタ(Formitipora punctata)(異名:チャアナタケモドキ(Phellinus punctatus))により引き起こされるブドウのエスカ病;
・ブドウのエルシノエ・アンペリナ(Elsinoe ampelina);
・トウモロコシのエクセロヒルム(Exserohilum)属の種;
・キュウリのエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)およびスファエロセカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea);
・種々の植物のフサリウム(Fusarium)およびベルチシリウム(Verticillium)属の種、例えば、穀類の赤カビ病菌(F. graminearumもしくはF. culmorum)、または、たとえばトマトなどの多くの植物の萎ちょう病菌(F. oxysporum);
・穀類の立枯病菌(Gaeumanomyces graminis);
・穀類およびイネのギベレラ属の種(例えば、イネのばか苗病菌(Gibberella fujikuroi));
・ブドウおよびその他の植物のグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);
・イネの穀物汚染複合体;
・ブドウのグイナルディア・ブドウェリ(Guignardia budwelli);
・トウモロコシおよびイネのヘルミントスポリウム(Helminthosporium)属の種;
・ブドウのイサリオプシス・クラオビスポラ(Isariopsis clavispora);
・穀類の紅色雪腐病菌(Michrodochium nivale);
・穀類、バナナおよびラッカセイのミコスフェレラ(Mycosphaerella)属の種、例えば、コムギのミコスフェレラ・グラニミコラ(M. graminicola)またはバナナのブラックシガトカ病菌(M.fijiensis);
・キャベツおよび球根植物のペロノスポラ(Peronospora)属の種、例えば、キャベツのべと病菌(P. brassicae)またはタマネギのべと病菌(P. destructor);
・ダイズのファコプサラ・パキリジ(Phakopsara pachyrhizi)およびファコプサラ・メイボミアエ(Phakopsara meibomiae);
・ダイズおよびヒマワリのホモプシス(Phomopsis)属の種、ブドウのべと病菌(P. viticola);
・ジャガイモおよびトマトの疫病菌(Phytophthora infestans);
・種々の植物のフィトフトラ(Phytophthora)属の種、例えば、ピーマンの疫病菌(P. capsici)
・ブドウのべと病菌(Plasmopara viticola);
・リンゴのうどん粉病菌(Podosphaera leucotricha);
・穀類のコムギ眼紋病菌(Pseudocercosporella herpotrichoides);
・種々の植物のシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)属の種、例えば、キュウリのべと病菌(P. cubensis)またはホップのべと病菌(P. humili);
・ブドウのシュードペジクラ・トラチェイフィライ(Pseudopezicula tracheiphilai);
・種々の植物のプクキニア(Puccinia)属の種、例えば、穀類のさび病菌(P. triticina)、プクキニア・ストリホルミンス(P. striformins)、小さび病菌(P. hordei)または黒さび病菌(P.graminis)またはアスパラガスのさび病菌(P. asparagi);
・イネのいもち病菌(Pyricularia oryzae)、紋枯病菌(Corticium sasakii)、葉鞘腐敗病菌(Sarocladium oryzae)、褐色米病菌(S.attenuatum)、黒しゅ病菌(Entyloma oryzae);
・シバおよび穀類のイモチ病菌(Pyricularia grisea);
・シバ、イネ、トウモロコシ、ワタ、アブラナ、ヒマワリ、サトウダイコン、野菜および他の植物のピチウム(Pythium spp.)、例えば、種々の植物の苗立枯病(P. ultiumum)、シバのピチウム・アファニデルマツム(P. aphanidermatum);
・ワタ、イネ、ジャガイモ、シバ、トウモロコシ、アブラナ、ジャガイモ、サトウダイコン、野菜および種々の植物のリゾクトニア(Rhizoctonia)属の種、例えば、ビートおよび種々の植物のリゾクトニア・ソラニ(R. solani);
・オオムギ、ライムギおよびライコムギの雲形病菌(Rhynchosporium secalis);
・アブラナおよびヒマワリのスクレロチニア(Sclerotinia)属の種;
・コムギの葉枯病菌(Septoria tritici)およびスタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum);
・ブドウのうどんこ病菌(Erysiphe(異名:Uncinula) necator);
・トウモロコシおよびシバのセトスパエリア(Setospaeria)属の種;
・トウモロコシのスファセロテカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia);
・ダイズおよびワタのチエバリオプシス属の種;
・穀類のチレチア(Tilletia)属の種;
・穀類、トウモロコシおよびサトウキビのウスティラーゴ(Ustilago)属の種、例えば、トウモロコシの黒穂病菌(U. maydis);
・リンゴおよびセイヨウナシのベントゥリア(Venturia)属の種(黒星病)、例えば、リンゴの黒星病菌(V. inaequalis)。
・サトウダイコンおよび野菜のアファノミセス(Aphanomyces)属の種;
・穀類および野菜のアスコキタ(Ascochyta)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネおよびシバのビポラリス(Bipolaris)およびドレクスレラ(Drechslera)属の種、例えば、トウモロコシのドレクスレラ・マイディス(D. maydis);
・穀物のブルメリア・グラミニス(Blumeria graminis)(うどん粉病);
・イチゴ、野菜、花およびブドウのボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea)(灰色カビ病);
・レタスのべと病菌(Bremia lactucae);
・トウモロコシ、ダイズ、イネおよびサトウダイコンのセルコスポラ(Cercospora)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネのコクリオボルス(Cochliobolus)属の種、例えば、穀類の斑点病菌(Cochliobolus sativus)、イネのごま葉枯病菌(Cochliobolus miyabeanus);
・ダイズおよびワタのコレトトリクム(Colletotricum)属の種;
・トウモロコシ、穀類、イネおよびシバのドレクスレラ(Drechslera)属の種、ピレノホラ(Pyrenophora)属の種、例えば、オオムギの網斑病菌(D. teres)またはコムギの黄斑病菌(D. tritici-repentis);
・フェオアクレモニウム・クラミドスポリウム(Phaeoacremonium chlamydosporium)、フェオアクレモニウム・アレオフィルム(Ph. Aleophilum)およびホルミチポラ・プンクタタ(Formitipora punctata)(異名:チャアナタケモドキ(Phellinus punctatus))により引き起こされるブドウのエスカ病;
・ブドウのエルシノエ・アンペリナ(Elsinoe ampelina);
・トウモロコシのエクセロヒルム(Exserohilum)属の種;
・キュウリのエリシフェ・シコラセアルム(Erysiphe cichoracearum)およびスファエロセカ・フリギネア(Sphaerotheca fuliginea);
・種々の植物のフサリウム(Fusarium)およびベルチシリウム(Verticillium)属の種、例えば、穀類の赤カビ病菌(F. graminearumもしくはF. culmorum)、または、たとえばトマトなどの多くの植物の萎ちょう病菌(F. oxysporum);
・穀類の立枯病菌(Gaeumanomyces graminis);
・穀類およびイネのギベレラ属の種(例えば、イネのばか苗病菌(Gibberella fujikuroi));
・ブドウおよびその他の植物のグロメレラ・シングラタ(Glomerella cingulata);
・イネの穀物汚染複合体;
・ブドウのグイナルディア・ブドウェリ(Guignardia budwelli);
・トウモロコシおよびイネのヘルミントスポリウム(Helminthosporium)属の種;
・ブドウのイサリオプシス・クラオビスポラ(Isariopsis clavispora);
・穀類の紅色雪腐病菌(Michrodochium nivale);
・穀類、バナナおよびラッカセイのミコスフェレラ(Mycosphaerella)属の種、例えば、コムギのミコスフェレラ・グラニミコラ(M. graminicola)またはバナナのブラックシガトカ病菌(M.fijiensis);
・キャベツおよび球根植物のペロノスポラ(Peronospora)属の種、例えば、キャベツのべと病菌(P. brassicae)またはタマネギのべと病菌(P. destructor);
・ダイズのファコプサラ・パキリジ(Phakopsara pachyrhizi)およびファコプサラ・メイボミアエ(Phakopsara meibomiae);
・ダイズおよびヒマワリのホモプシス(Phomopsis)属の種、ブドウのべと病菌(P. viticola);
・ジャガイモおよびトマトの疫病菌(Phytophthora infestans);
・種々の植物のフィトフトラ(Phytophthora)属の種、例えば、ピーマンの疫病菌(P. capsici)
・ブドウのべと病菌(Plasmopara viticola);
・リンゴのうどん粉病菌(Podosphaera leucotricha);
・穀類のコムギ眼紋病菌(Pseudocercosporella herpotrichoides);
・種々の植物のシュードペロノスポラ(Pseudoperonospora)属の種、例えば、キュウリのべと病菌(P. cubensis)またはホップのべと病菌(P. humili);
・ブドウのシュードペジクラ・トラチェイフィライ(Pseudopezicula tracheiphilai);
・種々の植物のプクキニア(Puccinia)属の種、例えば、穀類のさび病菌(P. triticina)、プクキニア・ストリホルミンス(P. striformins)、小さび病菌(P. hordei)または黒さび病菌(P.graminis)またはアスパラガスのさび病菌(P. asparagi);
・イネのいもち病菌(Pyricularia oryzae)、紋枯病菌(Corticium sasakii)、葉鞘腐敗病菌(Sarocladium oryzae)、褐色米病菌(S.attenuatum)、黒しゅ病菌(Entyloma oryzae);
・シバおよび穀類のイモチ病菌(Pyricularia grisea);
・シバ、イネ、トウモロコシ、ワタ、アブラナ、ヒマワリ、サトウダイコン、野菜および他の植物のピチウム(Pythium spp.)、例えば、種々の植物の苗立枯病(P. ultiumum)、シバのピチウム・アファニデルマツム(P. aphanidermatum);
・ワタ、イネ、ジャガイモ、シバ、トウモロコシ、アブラナ、ジャガイモ、サトウダイコン、野菜および種々の植物のリゾクトニア(Rhizoctonia)属の種、例えば、ビートおよび種々の植物のリゾクトニア・ソラニ(R. solani);
・オオムギ、ライムギおよびライコムギの雲形病菌(Rhynchosporium secalis);
・アブラナおよびヒマワリのスクレロチニア(Sclerotinia)属の種;
・コムギの葉枯病菌(Septoria tritici)およびスタゴノスポラ・ノドルム(Stagonospora nodorum);
・ブドウのうどんこ病菌(Erysiphe(異名:Uncinula) necator);
・トウモロコシおよびシバのセトスパエリア(Setospaeria)属の種;
・トウモロコシのスファセロテカ・レイリニア(Sphacelotheca reilinia);
・ダイズおよびワタのチエバリオプシス属の種;
・穀類のチレチア(Tilletia)属の種;
・穀類、トウモロコシおよびサトウキビのウスティラーゴ(Ustilago)属の種、例えば、トウモロコシの黒穂病菌(U. maydis);
・リンゴおよびセイヨウナシのベントゥリア(Venturia)属の種(黒星病)、例えば、リンゴの黒星病菌(V. inaequalis)。
化合物Iと活性化合物IIの混合物は、卵菌綱(Peronosporomycetes(異名:Oomycetes))のクラスに属する有害な菌類、例えば、ペロノスポラ属の種、フィトフトラ属の種、ブドウのべと病菌(Plasmopara viticola)およびシュードペロノスポラ属の種、特に上記の対応する種の防除に特に好適である。
化合物IおよびIIの混合物は、さらに、材料(例えば、木材、紙、塗料分散物、繊維または織物)の保護および保存製品の保護における有害な菌類の防除にも適している。木材の保護においては、次の有害な菌類:オフィオストマ属の種(Ophiostoma spp.)、セラトシスティス属の種(Ceratocystis spp.)、黒酵母(Aureobasidium pullulans)、スクレロホマ属の種(Sclerophoma spp.)、ケトミウム属の種(Chaetomium spp.)、フミコーラ属の種(Humicola spp.)、ペトリエラ属の種(Petriella spp.)、トリクルス属の種(Trichurus spp.)などの子嚢菌類(Ascomycetes);イドタケ属の種(Coniophora spp.)、カワラタケ属の種(Coriolus spp.)、キカイガラタケ属の種(Gloeophyllum spp.)、マツオウジ属の種(Lentinus spp.)、ヒラタケ属の種(Pleurotus spp.)、ポリア属の種(Poria spp.)、セルプラ属の種(Serpula spp.)およびオシロイタケ属の種(Tyromyces spp.)などの担子菌類(Basidiomycetes);アスペルギルス属の種(Aspergillus spp.)、クラドスポリウム属の種(Cladosporium spp.)、ペニシリウム属の種(Penicillium spp.)、トリコデルマ属の種(Trichoderma spp.)、アルテルナリア属の種(Alternaria spp.)、ペシロミセス属の種(Paecilomyces spp.)などの不完全菌類(Deuteromycetes)、およびケカビ属の種(Mucor spp.)などの接合菌綱(Zygomycetes)が特に注意を要し、また、材料の保護においては次の酵母:カンジダ属の種(Candida spp.)およびサッカロミセス・セレビシエ(Saccharomyces cerevisae)が特に注意を要する。
化合物Iは、菌類、または菌類の攻撃から保護すべき植物、種子、材料もしくは土壌を、殺菌効果を有する量の活性化合物で処理することにより施用される。施用は、材料、植物または種子が菌類に感染する前および後の双方において実施できる。
化合物Iおよび活性化合物IIは、同時に、すなわち一緒にもしくは別々に、または連続して施用することが可能であり、別々の施用の場合、その順番は、一般的に防除手段の結果に何の影響も与えない。
前記混合物を調製する場合、純粋な活性化合物Iと活性化合物II〜Vの少なくとも1種を使用することが好ましく、有害な菌類に対する、または昆虫、クモもしくは線虫などの他の害虫に対して活性なさらなる化合物、あるいは除草もしくは生長調節活性化合物または肥料を加えることができる。
通常、化合物Iと活性化合物II〜Vの少なくとも1種との混合物を使用する。しかし、特定の場合には、化合物Iと2種、または適切な場合にはより多くの種類の活性成分との混合物もまた有利でありうる。
化合物Iおよび活性化合物IIは、通常は100:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:20、特に10:1〜1:10の重量比で施用される。
化合物Iおよび活性化合物IIIは、通常は100:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:20、特に10:1〜1:10の重量比で施用される。
化合物Iおよび活性化合物IVは、通常は100:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:20、特に10:1〜1:10の重量比で施用される。
化合物Iおよび活性化合物Vは、通常は100:1〜1:100、好ましくは20:1〜1:20、特に10:1〜1:10の重量比で施用される。
所望により、さらなる活性成分を、化合物Iに対して20:1〜1:20の比で加える。
化合物のタイプおよび要求される効果に応じて、本発明の混合物の施量は、特に農作領域の場合には、5 g/ha〜2000 g/ha、好ましくは20〜900 g/ha、特に50〜750 g/haである。
同様に、化合物Iの施量は、一般的に1〜1000 g/ha、好ましくは10〜900 g/ha、特に20〜750 g/haである。
同様に、活性化合物IIの施量は、一般的に1〜2000 g/ha、好ましくは10〜1500 g/ha、特に40〜1000 g/haである。
同様に、活性化合物IIIの施量は、一般的に1〜2000 g/ha、好ましくは10〜1500 g/ha、特に40〜1000 g/haである。
同様に、活性化合物IVの施量は、一般的に1〜2000 g/ha、好ましくは10〜1500 g/ha、特に40〜1000 g/haである。
同様に、活性化合物Vの施量は、一般的に1〜2000 g/ha、好ましくは10〜1500 g/ha、特に40〜1000 g/haである。
種子の処理においては、混合物の施量は、一般的に1〜1000 g/種子100 kg、好ましくは1〜750 g/100 kg、特に5〜500 g/100 kgである。
有害な菌類を防除する方法は、植物の種蒔きの前もしくは後、または植物の発芽の前もしくは後に、種子、植物または土壌に噴霧または散粉することにより、化合物Iと活性化合物II〜Vの少なくとも1種とを別々にもしくは一緒に施用すること、または化合物Iと活性化合物II〜Vの少なくとも1種との混合物を施用することにより実施される。
本発明の混合物、または化合物Iと活性化合物II〜Vの少なくとも1種は、通常の製剤、例えば、溶液、エマルション、懸濁液、ダスト、粉末、ペーストまたは顆粒に変換することができる。施用剤形は個々の目的に依存するが、いずれの場合にも、それは本発明の化合物の微細で均一な分布を保証するものでなければならない。
製剤は、それ自体は公知の方法により、例えば、活性化合物を、所望により乳化剤および分散剤を用いて溶媒および/または担体により希釈することにより調製される。この目的に好適な溶媒/添加剤は基本的に次の通りである。
-水、芳香族溶媒(例えば、ソルベッソ(Solvesso(登録商標))製品、キシレン)、パラフィン(例えば、鉱油留分)、アルコール(例えば、メタノール、ブタノール、ペンタノール、ベンジルアルコール)、ケトン(例えば、シクロヘキサノン、ガンマ-ブチロラクトン)、ピロリドン(NMP、NOP)、酢酸エステル(二酢酸グリコール)、グリコール、脂肪酸ジメチルアミド、脂肪酸および脂肪酸エステル。原則として、溶媒混合物も用いることができる。
-粉砕した天然鉱物(例えば、カオリン、粘土、タルク、白亜)および粉砕した合成鉱物(例えば、微細に粉砕したシリカ、ケイ酸塩)などの担体;非イオンおよび陰イオン乳化剤(例えば、ポリオキシエチレン脂肪アルコールエーテル、アルキルスルホネートおよびアリールスルホネート)などの乳化剤、およびリグノ亜硫酸廃液およびメチルセルロースなどの分散剤。
好適な界面活性剤は、リグノスルホン酸、ナフタレンスルホン酸、フェノールスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、アルキルスルホネート、脂肪アルコールスルフェート、脂肪酸および硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテルのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩およびアンモニウム塩である。さらに、スルホン化ナフタレンおよびナフタレン誘導体とホルムアルデヒドの縮合物、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エトキシ化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、アルコールおよび脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシ化ひまし油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシ化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル、リグノ亜硫酸廃液およびメチルセルロースである。
直接噴霧可能な溶液、エマルション、ペーストまたは油分散物の調製に好適なものは、灯油またはジーゼル油などの中程度から高い沸点の鉱油留分、さらに、コールタール油および植物または動物由来の油、脂肪族、環式および芳香族炭化水素、たとえば、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたはその誘導体、メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、シクロヘキサノール、シクロヘキサノン、イソホロン、極性の高い溶媒、たとえば、ジメチルスルホキシド、N-メチルピロリドン、および水である。
粉末、散布用材料および散粉用製品は、活性物質を固体の担体と混合または同時に粉砕することにより調製することができる。
顆粒、たとえば被覆顆粒、含浸顆粒および均一な顆粒は、活性化合物を固体の担体に結合することにより調製することができる。固体の担体の例は、シリカゲル、ケイ酸塩、タルク、カオリン、活性白土、石灰石、石灰、白亜、赤土、黄土、粘土、白雲石、珪藻土、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウムなどの鉱物、粉砕した合成材料、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素などの肥料、および穀物の粗挽き粉、樹皮の粗挽き粉、木材の粗挽き粉および木の実の殻の粗挽き粉などの植物由来の製品、セルロース粉末および他の固体の担体である。
一般的に、製剤は0.01〜95重量%、好ましくは0.1〜90重量%の活性化合物を含む。活性化合物は、90〜100%、好ましくは95〜100%の純度(NMRスペクトルによる)のものを使用する。
下に製剤の例を記載する。
1. 水により希釈する製品
A) 水溶性濃縮物(SL)
10重量部の本発明の化合物を90重量部の水または水溶性溶媒に溶解する。あるいは、湿潤剤または他の添加剤を加える。活性化合物は水により希釈すると溶解する。これにより10重量%の活性化合物含有量を有する製剤が得られる。
A) 水溶性濃縮物(SL)
10重量部の本発明の化合物を90重量部の水または水溶性溶媒に溶解する。あるいは、湿潤剤または他の添加剤を加える。活性化合物は水により希釈すると溶解する。これにより10重量%の活性化合物含有量を有する製剤が得られる。
B) 分散性濃縮物(DC)
20重量部の本発明の化合物を、10重量部の分散剤、たとえばポリビニルピロリドンを加えて70重量部のシクロヘキサノンに溶解する。水により希釈すると分散物が得られる。活性化合物含有量は20重量%である。
20重量部の本発明の化合物を、10重量部の分散剤、たとえばポリビニルピロリドンを加えて70重量部のシクロヘキサノンに溶解する。水により希釈すると分散物が得られる。活性化合物含有量は20重量%である。
C) 乳化性濃縮物(EC)
15重量部の本発明の化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシ化ひまし油(それぞれ5重量部)を加えて75重量部のキシレンに溶解する。水により希釈するとエマルションが得られる。製剤は15重量%の活性化合物含有量を有する。
15重量部の本発明の化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシ化ひまし油(それぞれ5重量部)を加えて75重量部のキシレンに溶解する。水により希釈するとエマルションが得られる。製剤は15重量%の活性化合物含有量を有する。
D) エマルション(EW、EO)
25重量部の本発明の化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシ化ひまし油(それぞれ5重量部)を加えて35重量部のキシレンに溶解する。この混合物を乳化機(例えば、Ultraturrax)を用いて30重量部の水に導入し、均一なエマルションを作る。水により希釈するとエマルションが得られる。製剤は25重量%の活性化合物含有量を有する。
25重量部の本発明の化合物を、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびエトキシ化ひまし油(それぞれ5重量部)を加えて35重量部のキシレンに溶解する。この混合物を乳化機(例えば、Ultraturrax)を用いて30重量部の水に導入し、均一なエマルションを作る。水により希釈するとエマルションが得られる。製剤は25重量%の活性化合物含有量を有する。
E) 懸濁液(SC、OD)
撹拌したボールミル中で、20重量部の本発明の化合物を、10重量部の分散剤および湿潤剤ならびに70重量部の水または有機溶媒を加えて粉砕して、微細な活性化合物の懸濁液を得る。水により希釈すると、活性化合物の安定な懸濁液が得られる。製剤中の活性化合物含有量は20重量%である。
撹拌したボールミル中で、20重量部の本発明の化合物を、10重量部の分散剤および湿潤剤ならびに70重量部の水または有機溶媒を加えて粉砕して、微細な活性化合物の懸濁液を得る。水により希釈すると、活性化合物の安定な懸濁液が得られる。製剤中の活性化合物含有量は20重量%である。
F) 水分散性顆粒および水溶性顆粒(WG、SG)
50重量部の本発明の化合物を、50重量部の分散剤および湿潤剤を加えて微細に粉砕し、技術機器(たとえば、射出機、噴霧塔、流動床)を用いて水分散性または水溶性顆粒を調製する。水により希釈すると活性化合物の安定な分散物または溶液が得られる。製剤は50重量%の活性化合物含有量を有する。
50重量部の本発明の化合物を、50重量部の分散剤および湿潤剤を加えて微細に粉砕し、技術機器(たとえば、射出機、噴霧塔、流動床)を用いて水分散性または水溶性顆粒を調製する。水により希釈すると活性化合物の安定な分散物または溶液が得られる。製剤は50重量%の活性化合物含有量を有する。
G) 水分散性粉末および水溶性粉末(WP、SP)
75重量部の本発明の化合物を、25重量部の分散剤、湿潤剤およびシリカゲルを加えてローターステーターミル(rotor-stator mill)中で粉砕する。水により希釈すると活性化合物の安定な分散物または溶液が得られる。製剤の活性化合物含有量は75重量%である。
75重量部の本発明の化合物を、25重量部の分散剤、湿潤剤およびシリカゲルを加えてローターステーターミル(rotor-stator mill)中で粉砕する。水により希釈すると活性化合物の安定な分散物または溶液が得られる。製剤の活性化合物含有量は75重量%である。
2. 希釈せずに施用する製品
H) 散粉用粉末(DP)
5重量部の本発明の化合物を微細に粉砕し、95重量部の微細に粉砕したカオリンと緊密に混合する。これにより、5重量%の活性化合物含有量を有する散粉用製品が得られる。
H) 散粉用粉末(DP)
5重量部の本発明の化合物を微細に粉砕し、95重量部の微細に粉砕したカオリンと緊密に混合する。これにより、5重量%の活性化合物含有量を有する散粉用製品が得られる。
J) 顆粒(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の本発明の化合物を微細に粉砕し、99.5重量部の担体と結合させる。最新の方法は射出、噴霧乾燥または流動床である。これにより、0.5重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する顆粒が得られる。
0.5重量部の本発明の化合物を微細に粉砕し、99.5重量部の担体と結合させる。最新の方法は射出、噴霧乾燥または流動床である。これにより、0.5重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する顆粒が得られる。
K) ULV溶液(UL)
10重量部の本発明の化合物を90重量部の有機溶媒、たとえばキシレンに溶解する。これにより、10重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する製品が得られる。
10重量部の本発明の化合物を90重量部の有機溶媒、たとえばキシレンに溶解する。これにより、10重量%の活性化合物含有量を有する希釈せずに施用する製品が得られる。
活性化合物は、そのままで、それらの製剤の形で、またはその製剤から調製された使用形態で、たとえば、直接噴霧できる溶液、粉末、懸濁液もしくは分散物、エマルション、油分散物、ペースト、散粉用製品、散布用材料、または顆粒の形で、スプレー、噴霧、散粉、散布または注入により使用することができる。使用形態は意図される目的に完全に依存するが、いずれの場合にも、それらは本発明の活性化合物の可能な限り微細な分布を保証することを目的とするものである。
水性の使用形態は、濃縮エマルション、ペーストまたは湿潤性粉末(噴霧可能な粉末、油分散物)に水を加えることにより調製することができる。エマルション、ペーストまたは油分散物を調製するために、物質を、そのままで、または油または溶媒に溶解して、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤を用いて水中に均一化することができる。あるいは、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤、および適切な場合には溶媒または油を含む濃縮物を調製することも可能であり、このような濃縮物は水による希釈に適している。
そのまま使える製剤における活性化合物濃度は比較的広い範囲内で変化し得る。一般的に、上記濃度は0.0001〜10%、好ましくは0.01〜1%である。
活性化合物は、微量散布法(ULV)にも効果的に使用することができ、この方法により、95重量%以上の活性化合物を含む製剤を施用すること、または添加剤を含まない活性化合物を施用することさえも可能である。
種々のタイプの油、湿潤剤、または補助剤を、所望の場合には使用の直前に、活性化合物に加えることができる(タンクミックス)。これらの薬剤は、通常本発明の組成物に、1:100〜100:1、好ましくは1:10〜10:1の重量比で混合される。
化合物Iおよび活性化合物II〜Vの少なくとも1種、または混合物もしくは対応する製剤は、有害な菌類またはそれらから保護するべき植物、種子、土壌、領域、材料もしくは空間を、混合物、または別々の施用の場合には化合物Iおよび活性化合物II〜Vの少なくとも1種の殺菌に有効な量により処理することにより施用される。施用は、有害な菌類の感染の前または後に実施することができる。
本発明の個々の化合物および混合物の殺菌作用は下記の実験により証明された。
効果(E)は、アボット(Abbot)の式を用いて次のように計算する。
E = (1 − α/β)・100
αは、%で表した処理された植物の菌類感染であり、
βは、%で表した未処理(対照)の植物の菌類感染である。
αは、%で表した処理された植物の菌類感染であり、
βは、%で表した未処理(対照)の植物の菌類感染である。
効果0は、処理された植物の感染のレベルが未処理の対照植物と一致することを意味しており、効果100は処理した植物が感染しなかったことを意味する。
活性化合物の組み合わせの予想される効果をコルビー(Colby)の式(R.S. Colby,「除草剤の組合せの相乗的および拮抗的反応の計算」(Calculating synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations), Weeds 15, 20-22 (1967))を用いて決定し、観察された効果と比較した。
コルビーの式: E = x + y − x・y/100
E 濃度aおよびbの活性化合物AおよびBの混合物を用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した予想される効果;
x 濃度aの活性化合物Aを用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した効果;
y 濃度bの活性化合物Bを用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した効果。
E 濃度aおよびbの活性化合物AおよびBの混合物を用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した予想される効果;
x 濃度aの活性化合物Aを用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した効果;
y 濃度bの活性化合物Bを用いた場合の、未処理の対照に対する%で表した効果。
活性化合物エポキシコナゾールおよびトリチコナゾールは、市販の製剤を使用した。
使用実施例1 マイクロタイター試験におけるイネのいもち病の病原菌ピリクラリア・オリザエ(Pyricularia oryzae)に対する活性(Pyrior)
保存溶液をマイクロタイタープレート(MTP)にピペッティングし、菌類用の麦芽ベースの水性培養液を用いて記載の活性化合物濃度まで希釈した。続いて、ピリクラリア・オリザエの水性胞子懸濁液を加えた。プレートを温度18℃の水蒸気で飽和した部屋に置いた。植菌後7日目に吸光光度計を用いてMTPを405 nmで測定した。測定したパラメーターを、活性化合物を含まない対照のバリアントにおける増殖、および菌類および活性化合物を含まないブランクの値と比較することにより、個々の活性化合物における病原体の相対的増殖を%で測定した。
保存溶液をマイクロタイタープレート(MTP)にピペッティングし、菌類用の麦芽ベースの水性培養液を用いて記載の活性化合物濃度まで希釈した。続いて、ピリクラリア・オリザエの水性胞子懸濁液を加えた。プレートを温度18℃の水蒸気で飽和した部屋に置いた。植菌後7日目に吸光光度計を用いてMTPを405 nmで測定した。測定したパラメーターを、活性化合物を含まない対照のバリアントにおける増殖、および菌類および活性化合物を含まないブランクの値と比較することにより、個々の活性化合物における病原体の相対的増殖を%で測定した。
視覚的に測定した感染した葉の面積のパーセンテージの値を、最初に平均値に変換し、続いて未処理の対照に対する%で表した効果に変換した。効果0は、未処理の対照と同程度の感染を意味し、効果100は感染0%を意味する。活性化合物の組み合わせの予想される効果をコルビーの式を用いて決定し(Colby, S.R. (Calculating synergistic and antagonistic responses of herbicide combinations”, Weeds, 15, pp. 20-22, 1967)、観察された効果と比較した。
試験結果は、本発明の混合物が、相乗効果のおかげで、コルビーの式で予想されたよりもかなり活性が高いことを示している。
Claims (13)
- 式Iのエポキシコナゾールと式IIのトリチコナゾールとを含む、請求項1に記載の殺菌混合物。
- 式Iのエポキシコナゾールと式IIIのジフェンコナゾールとを含む、請求項1に記載の殺菌混合物。
- 式Iのエポキシコナゾールと式IVのヘキサコナゾールとを含む、請求項1に記載の殺菌混合物。
- 式Iのエポキシコナゾールと式Vのブロムコナゾールとを含む、請求項1に記載の殺菌混合物。
- 式Iのエポキシコナゾールの式II〜Vの各トリアゾールに対する重量比が100:1〜1:100である、請求項1に記載の殺菌混合物。
- 有害な菌類を防除する方法であって、該有害な菌類、その生育環境または該菌類が存在しない状態に維持すべき植物、種子、土壌、領域、材料もしくは空間を、請求項1に記載の殺菌混合物により処理することを含む、前記方法。
- 請求項1に記載の式Iの化合物と請求項1に記載の式II〜IVの化合物の少なくとも1種とを同時に、すなわち一緒にもしくは別々に、または連続して施用する、請求項7に記載の方法。
- 請求項1に記載の殺菌混合物、または式Iの化合物と式II〜Vの化合物の少なくとも1種とを、5 g/ha〜2000 g/haの量で施用する、請求項7または8に記載の方法。
- 請求項1に記載の化合物Iと化合物II〜Vの少なくとも1種、または請求項1に記載の混合物を、1〜1000 g/種子100 kgの量で施用する、請求項7または8に記載の方法。
- 1〜1000 g/100 kgの量の請求項1に記載の混合物を含む種子。
- 有害な菌類を防除するのに適した組成物を調製するための、請求項1に記載の化合物Iと化合物II〜Vの少なくとも1種の使用。
- 請求項1に記載の殺菌混合物および固体または液体の担体を含む殺菌組成物。
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