JP2010209585A - 壁材及び壁材を用いた施工方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】容易に取付けることができると共に、防水性が高く従来の土壁等の塗り壁と同等の表面を有した壁材及び壁材を用いた施工方法を提供する。
【解決手段】壁材10に、板状の基材11と、基材11の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布した下地層12と、下地層12の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層塗布した防水層13と、防水層13の表側に所定の厚で珪藻土を含んだ塗り壁材を塗工した仕上層14とを具備させる。また、この壁材10を用いた施工方法では、壁材10を予め工場で製造した上で、外形を工場で所定寸法に切断して切断面をヤスリ仕上げし、施工現場で建物の柱20に下地板21を介して接着剤により取付けるようにした。
【選択図】図1
【解決手段】壁材10に、板状の基材11と、基材11の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布した下地層12と、下地層12の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層塗布した防水層13と、防水層13の表側に所定の厚で珪藻土を含んだ塗り壁材を塗工した仕上層14とを具備させる。また、この壁材10を用いた施工方法では、壁材10を予め工場で製造した上で、外形を工場で所定寸法に切断して切断面をヤスリ仕上げし、施工現場で建物の柱20に下地板21を介して接着剤により取付けるようにした。
【選択図】図1
Description
本発明は、建物の内壁や外壁に用いる壁材及び壁材を用いた施工方法に関するものである。
従来より、住宅等の建物の内壁や外壁を、土壁や漆喰、モルタル等による塗り壁とする場合、柱と柱の間に竹等を格子状にした小舞を設け、その小舞に壁土を塗りこんで下地としての荒壁を形成した上で、更に塗り重ねて仕上げたものや、柱にラスボード等の下地板を固定し、その下地板に所定の塗り壁材を塗り重ねて仕上げたもの等が知られている。しかしながら、従来の施工方法では、左官工が施工現場において塗り壁材を塗工するようにしているので、左官作業に時間が係る上に、その作業中には他の作業ができないので、工期が長くなる問題がある。
そこで、特許文献1のように、枠体の内側に竹格子を配置し、その竹格子に所定の塗り壁材により下塗層、中塗り層、及び仕上げ層を塗り重ねて、壁材としての壁パネルを形成し、その壁パネルを施工現場で柱間に取付けるようにすることで、工期を短縮するようにしたものが提案されている。
しかしながら、特許文献1のものは、従来の土壁と同様の構造であるので、壁パネルの重量が重く施工現場において扱い難い問題があると共に、柔軟性に欠けるため取り扱いによっては仕上げ層等にヒビが入ってしまう問題がある。また、従来の土壁と同様の構造であるので、防水性が低い問題がある。更に、壁パネルを柱間に取付けるようにしているので、新築時には取付けることができるものの、リフォーム時には取付け難い問題がある。
そこで、本発明は上記の実情に鑑み、容易に取付けることができると共に、防水性が高く従来の土壁等の塗り壁と同等の表面を有した壁材及び壁材を用いた施工方法の提供を課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明に係る壁材は、「板状の基材と、該基材の表側に、接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布することで形成された下地層と、該下地層の表側に、防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層以上塗布することで形成された防水層と、該防水層の表側に、所定の厚で所定の塗り壁材を塗工した仕上層とを予め具備する」ことを特徴とするものである。
ここで、下地層を形成する「接着性を有した合成樹脂エマルジョン」としては、防水層を形成する合成樹脂エマルジョンと主成分が同様ものを用いても良いし、主成分が異なるものを用いても良く、一般的にプライマーと言われ、基材への防水層の接着性を高めるものであり、水溶性で一液タイプのものを用いることが望ましい。
また、防水層を形成する「防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョン」としては、「アクリル系合成樹脂」、「酢酸系樹脂」、「塩化ビニル系合成樹脂」、「塩化ビニリデン系合成樹脂」、「スチレン・ブタジエン系合成樹脂」、「エポキシ系合成樹脂」、等と、「アクリル酸エステル」、「スチレン」、「エチレン」、「ビニルエステル」、「酢酸ビニル」、「合成ゴム」、等とを共重合させたものであり、例えば、「アクリル・酢酸ビニル共重合体」、「エチレン・酢酸ビニル共重合体」、「エチレン・ビニルアルコール共重合体」、「エチレン・アクリル酸共重合体」、「塩化ビニリデン・ブチルアクリレート共重合体」、等が挙げられ、水溶性のアクリル系合成樹脂エマルジョンを用いることが望ましい。なお、合成樹脂エマルジョンに対して、使用条件や使用箇所等に応じて適宜添加剤を添加しても良い。
更に、仕上げ層を形成する「所定の塗り壁材」としては、「珪藻土を主成分としたもの」、「セメントモルタル」、「漆喰」、「プラスター」、「石灰」、「土」、等を挙げることができ、塗り壁材として珪藻土を主成分としたものを用いることが望ましい。
これにより、所定の基材に下地層と防水層を介して塗工した仕上層を備えているので、防水層により防水性を確保した上で、従来の左官工による土壁や漆喰壁等と同様の外観とすることができる。また、伸縮性を有すると共に接着性を有した所定の合成樹脂エマルジョンを二層以上塗布して防水層を形成するようにしているので、壁材の防水性を充分に高めることができると共に、伸縮性を高めることができ、仕上層を薄くしても仕上層が防水層から剥がれ難くすることができると同時に、壁材に可撓性を付与することができ、施工時など壁材を取扱う際に壁材が撓んでも仕上層にヒビが入るのを防止することができると共に、壁材を扱い易くすることができる。
また、壁材に、基材と下地層と防水層と仕上層とを予め備えるようにしており、壁材を予め工場で製造して建物の施工現場へ運ぶことができるので、施工現場において左官工による左官作業を廃止することができ、建物の建築工期を短くしてコストを低減させることができる。また、工場で製造することができるので、施工現場で左官作業をした場合と比較して、天候等による影響を少なくすることができ、壁材の仕上げにムラが発生するのを低減させて安定した品質を容易に維持することができる。
なお、仕上層を形成する塗工としては、左官作業による鏝塗りとしても良いし、塗装作業による吹付けとしても良く、鏝塗りとした場合、鏝仕上げによる質感の高い表面層とすることができ、従来の左官工による土壁等と遜色のないものとすることができる。
また、本発明に係る壁材は、上記の構成に加えて、「前記防水層及び前記仕上層を合わせた厚さを、2mm〜5mmの範囲内とした」ことを特徴とするものである。なお、防水層と仕上層とを合わせた厚さを2mmよりも薄くすると、充分な防水性及び伸縮性(可撓性)を得られなくなると共に、仕上層が透け易くなって充分な外観を得ることができなくなるためである。また、厚さを5mmよりも厚くすると、これ以上は防水性の向上が得られ難くなると共に、重量が増して扱い難くなるためである。
これにより、上述した壁材を確実に具現化することができると共に、上述した作用効果を確実に奏するものとすることができる。なお、基材も含めて全体の厚さを、3mm〜9mm、望ましくは4mm〜6mmの間としても良く、これにより、壁材をより軽くすることができるので、下地板や既存の壁に対して接着剤等で簡単に取付けることができ、新築だけでなくリフォームにも問題なく用いることができると共に、壁材が薄くカッター等の刃物でも容易に切断することができるので、施工現場で採寸して直ちに切断することができ、施工性を向上させることができる。
更に、本発明の壁材は、上記の構成に加えて、「前記仕上層を、珪藻土を主成分とした塗り壁材で形成した」ことを特徴とするものである。
これにより、仕上層の珪藻土によって、シックハウスの原因となる有害物質を吸着・浄化させたり、調湿性や防火性を発揮させたりすることができ、付加価値の高いより高機能な壁材を提供することができる。
また、本発明の壁材を用いた施工方法は、「板状の基材と、該基材の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布することで形成された下地層と、該下地層の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層以上塗布することで形成された防水層と、該防水層の表側に、所定の厚で所定の塗り壁材を鏝塗した仕上層とを具備し、前記防水層及び前記仕上層を合わせた厚さを2mm〜5mmの範囲内とした壁材を予め工場で製造した上で、該壁材の外形を工場若しくは施工現場で所定寸法に切断した後に、切断面をヤスリ仕上げし、建物の柱に直接又は下地板を介して、釘及び接着剤の少なくとも一方により取付ける」ことを特徴とする。なお、壁材を取付ける下地板としては、合板、石膏板、ケイカル板等の下地ボードや、既存の壁とすることができる。
これにより、上記の壁材を適宜寸法に切断して建物に取付けるようにしているので、施工現場で左官作業をしなくても、大工により本発明の壁材を取付けるだけで従来の土壁等の塗り壁と同等の壁を施工することができ、工期を大幅に短縮することができる。
また、上述の壁材を適宜寸法に切断して取付けるようにしているので、例えば、外観や材質が異なる仕上層を有した壁材を、交互に配置したり自由に配置したりして壁材によって壁に所定の模様を描くことができ、従来の左官作業では難しかったりできなかったりした模様の壁を簡単に施工することができ、より多様な壁を構築することができる。
このように、本発明によれば、容易に取付けることができると共に、防水性が高く従来の土壁等の塗り壁と同等の表面を有した壁材及び壁材を用いた施工方法を提供することができる。
本発明の一実施形態である壁材及び壁材を用いた施工方法について、図1を参照して説明する。図1(A)は本発明の一例である壁材を用いた施工例を示す斜視図であり、(B)は本発明の一例である壁材の構造を示す斜視図である。本実施形態の壁材10は、図1(B)に示すように、板状の基材11と、基材11の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布することで形成した下地層12と、下地層12の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層塗布することで形成した防水層13と、防水層13の表側に所定の厚で珪藻土を主成分とする塗り壁材を鏝塗りした仕上層14とを備えている。
本例の壁材10の製造方法は、まず、基材11として厚さが約3mmのベニア合板における一方の面に、一液タイプのアクリル系合成樹脂エマルジョンを、刷毛やスプレーガンを用いて原液換算で0.05〜0.3kg/m2塗布し下地層12を形成する。そして、下地層12の表面が概ね乾いたら、アクリル・酢酸ビニル共重合体からなる水溶性の合成樹脂エマルジョンを刷毛やスプレーガンを用いて0.7〜0.8kg/m2塗布し、表面が硬化(又は半硬化)したら、アクリル・酢酸ビニル共重合体からなる合成樹脂エマルジョン(アクリル系合成樹脂エマルジョンとも称す)を再び刷毛やスプレーガンを用いて0.7〜0.8kg/m2塗布し二層の防水層13を形成する。なお、本例では、防水層13を二層としているが、これに限定するものではなく、使用条件等に応じて、三層、或いは三層以上としても良い。続いて、防水層13の表面が硬化(又は半硬化)したら、珪藻土を主成分とする塗り壁材を、左官作業により約2mm〜3mmの厚さに鏝塗りして仕上層14を形成し、全体を乾燥させることで壁材10が製造される。
このようにして製造された本例の壁材10は、防水層と仕上層とを合わせた厚さが約3mmとされており、全体で壁材10の厚さが約6mmとなっている。また、本例の壁材10は、基材11となっているベニア合板と同等の可撓性を有しており、大きく曲げても仕上層14にヒビ等が入らないようになっている。これは、防水層13を二層で形成していることにより、各層が互いに伸縮し合うことによるものと思われる。また、防水層13を形成する合成樹脂エマルジョンとして水溶性のアクリル・酢酸ビニル共重合体を用いているので、仕上層14を形成する珪藻土と馴染み易いと共に浸透し易く、これにより、壁材10を曲げても仕上層14にヒビ等が入らないようになっていると思われる。
次に、本実施形態の壁材10を用いた施工方法の一例について説明する。上述したように、所定の大きさ(例えば、基材11に合わせた定尺)の壁材10を予め工場で製造する。なお、本例では、製造した壁材10を、工場において約90cm角に切断すると共に、その切断面のバリをサンドペーパにより落として仕上げた状態としている。一方、壁材10を施工する施工現場では、建物の柱20に外壁或いは内壁を構成する下地板21を取付けた状態とする(図1(A)を参照)。なお、下地板21は、柱20に対して直接取付けても良いし、同縁等を介して取付けても良い。そして、本例では壁材10として、仕上層14の柄が異なる(例えば、色違い)二種類の壁材10a,10bを夫々施工現場に搬入し、壁材10を下地板21の表面に取付ける。
下地板21への壁材10の取付けは、まず、下地板21の表面に、壁材10の配置に合わせて所定幅のマスキングテープ(図示は省略)を貼る。詳しくは、本例では約90cm角の壁材10同士を交互に配置するので、壁材10同士が隣接する目地の部分と対応する位置にマスキングテープを貼る。なお、壁面の全体寸法によっては、約90cm角の壁材10が収まらない場合があるので、壁材10が収まるように一部の壁材10を施工現場において必要寸法に切断すると共に、その切断面をサンドペーパで仕上げる。
そして、下地板21におけるマスキングテープが貼られていない部分(壁材10を取付ける位置)に、所定の接着剤を塗った上で、色違いの壁材10a,10bを交互に貼り付ける。なお、接着剤が乾燥するまでの仮止めとして、壁材10を下地板21に対して釘止めしても良いし、壁材10の裏側に両面粘着テープを予め貼っておき、その両面粘着テープにより仮止めするようにしても良い。その後、壁材10を貼り付ける接着剤が乾燥したら、各壁材10同士の間の目地に、所定の目地材22(例えば、シリコン、モルタル、珪藻土、等)を詰め込み、壁材10を用いた壁面が完成する。なお、目地材22を詰め込まずにマスキングテープが見えるようにしても良く、目地材22の詰込作業にかかる手間を簡略化してコストを低減させることができると共に、目地材22から放出される化学物質を無くしてシックハウス対策を高めることができる。
このように、本実施形態の壁材10によると、ベニア板からなる基材11に下地層12と防水層13を介して塗工した仕上層14を備えているので、防水層13により防水性を確保した上で、従来の左官工による土壁や漆喰壁等と同様の外観とすることができる。また、伸縮性を有すると共に接着性を有したアクリル系合成樹脂エマルジョンを二層塗布して防水層13を形成しているので、壁材10の防水性を充分に高めることができると共に、伸縮性を高めることができ、仕上層14を薄くしても仕上層14が防水層から剥がれ難くすることができると同時に、壁材10に可撓性を付与することができ、施工時など壁材10を取扱う際に壁材10が撓んでも仕上層14にヒビが入るのを防止することができると共に、壁材10を扱い易くすることができる。
また、壁材10を予め工場で製造して建物の施工現場へ運ぶようにしているので、施工現場において左官工による左官作業を廃止することができ、建物の建築工期を短くしてコストを低減させることができる。また、工場で製造することができるので、施工現場で左官作業をした場合と比較して、天候等による影響を少なくすることができ、壁材10の仕上げにムラが発生するのを低減させて安定した品質を容易に維持することができる。
更に、壁材10における防水層13及び仕上層14を合わせた厚さを2mm〜5mmの範囲内である約3mmとして全体の厚さを約6mmとしており、壁材10をより軽くすることができるので、下地板21や既存の壁に対して接着剤等で簡単に取付けることができ、新築だけでなくリフォームにも問題なく用いることができると共に、壁材10が薄くカッター等の刃物でも容易に切断することができるので、施工現場で採寸して直ちに切断することができ、施工性を向上させることができる。
また、本例の壁材10では、仕上層14を、珪藻土を主成分とした塗り壁材で形成しているので、珪藻土によって、シックハウスの原因となる有害物質を吸着・浄化させたり、調湿性や防火性を発揮させたりすることができ、付加価値の高いより高機能な壁材10とすることができる。
更に、本実施形態の壁材10を用いた施工方法では、仕上層14の色が異なる壁材10a,10bを、互いに交互に配置しているので、従来の左官作業では難しかったりできなかったりしたチェック模様の壁を簡単に施工することができ、より多様な壁を構築することができる。また、複数の壁材10同士の間に目地が形成されるように壁を施工しているので、木造家屋など経年により柱間の寸法が変化したり建物が変形したりしても、その変化を目地により吸収することができ、従来の土壁のように亀裂が入るのを防止することができる。更に、壁材10同士の間に目地を形成するようにしているので、各壁材10同士の間に区切をつけることができ、壁材10毎の品質の僅かなムラを目立ち難くしたり、色等が異なる壁材10同士が隣接した時に違和感を与えてしまうのを抑制したりして、見栄えを良くすることができる。
以上、本発明について好適な実施形態を挙げて説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、以下に示すように、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々の改良及び設計の変更が可能である。
すなわち、上記実施形態では、厚さの薄い基材11を備えた壁材10を、下地板21を介して建物の柱20に取付けるものを示したが、これに限定するものではなく、壁材10における基材11の厚さを厚く(例えば、9mm〜18mm)して、下地板21を介さずに柱20に直接又は胴縁を介して取付けるようにしても良い。
また、本実施形態では、建物の柱20に固定された下地板21に壁材10を貼り付けるものを示したが、これに限定するものではなく、既存の壁に壁材10を貼り付けるようにしても良く、簡単に建物のリフォームを施工することができる。
更に、本実施形態では、下地板21の表面に、壁材10の配置に合わせて目地に相当する位置にマスキングテープを貼ってから壁材10を貼り付けるようにしたものを示したが、これに限定するものではなく、例えば、壁材10に対して、基材11の直交する二辺から裏面に略沿って外側へ所定幅で突出し、先端が基材11の表側へ向って略直角に屈曲した略L字状で板状の当接部材15を、基材11の裏側に取付けるようにしても良い(図1(C)を参照)。そして、この当接部材15を有した壁材10を、まず壁面の一端に取付けた後に、その壁材10の当接部材15又は側辺に、隣接して取付ける壁材10の側辺又は当接部材15が当接するようにして壁面に取付けることで、当接部材15が突出した幅の目地が形成されると共に、隣接する壁材10同士を所定幅の間隔で簡単に位置決めすることができる。これにより、マスキングテープを貼る場合と比較して、施工に係る手間を簡略化して工期を短縮することができると共に、コストを低減させることができる。なお、当接部材15は、L字状の他に、逆T字状としても良い。また、当接部材15を紙で形成することが望ましく、シックハウス対策をより高めることができる。
10 壁材
11 基材
12 下地層
13 防水層
14 仕上層
15 当接部材
20 柱
21 下地板
22 目地材
11 基材
12 下地層
13 防水層
14 仕上層
15 当接部材
20 柱
21 下地板
22 目地材
Claims (4)
- 板状の基材と、
該基材の表側に、接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布することで形成された下地層と、
該下地層の表側に、防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層以上塗布することで形成された防水層と、
該防水層の表側に、所定の厚で所定の塗り壁材を塗工した仕上層と
を予め具備することを特徴とする壁材。 - 前記防水層及び前記仕上層を合わせた厚さを、2mm〜5mmの範囲内としたことを特徴とする請求項1に記載の壁材。
- 前記仕上層を、珪藻土を主成分とした塗り壁材で形成したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の壁材。
- 板状の基材と、該基材の表側に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを塗布することで形成された下地層と、該下地層の表側に防水性及び伸縮性を有すると共に接着性を有した合成樹脂エマルジョンを二層以上塗布することで形成された防水層と、該防水層の表側に、所定の厚で所定の塗り壁材を塗工した仕上層とを具備し、前記防水層及び前記仕上層を合わせた厚さを2mm〜5mmの範囲内とした壁材を予め工場で製造した上で、該壁材の外形を工場若しくは施工現場で所定寸法に切断した後に、切断面をヤスリ仕上げし、建物の柱に直接又は下地板を介して、釘及び接着剤の少なくとも一方により取付けることを特徴とする壁材を用いた施工方法。
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