JP2011199530A - 伝送装置、伝送路切り替え方法、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置にパケットを送信する伝送装置において、上流側の装置から受信するパケットを一時的に保持するための遅延制御手段と、前記遅延制御手段から読み出されたパケットを、第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施した後、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されているパケットを読み出し、送り出す制御手段と、を備える。
【選択図】図1
Description
(装置構成)
図1に本発明の第1の実施の形態における伝送装置10の構成を示す。図1に示す伝送装置10は、複数の伝送装置が伝送路を介して接続された伝送システムにおける各伝送装置として使用可能なものであるが、本発明の実施の形態に係る伝送装置10は信号送信側の構成に特徴があるため、図1の伝送装置10は、信号送信のための構成を示しており、信号受信のための構成は図示されていない。また、当該伝送装置10は、信号の方路を選択するためのルーティング機能等も備えてよいが図示はしていない。
本実施の形態において伝送の対象となる信号である"パケット"は、ATMセル、イーサネット(登録商標)フレーム、IPパケット、TCPフレーム等を含む広い意味で使用する。更に、本実施の形態では、一例として2経路(経路1、経路2)の伝送路を用いるものとし、経路1の伝送路のほうが経路2の伝送路よりも長く、経路1の伝送路での信号伝送遅延をB、経路2の伝送路での信号伝送遅延をbとした場合に、B>bが成立するものとする。また、以下、経路1に対応する系を長距離系と呼び、経路2に対応する系を短距離系と呼ぶことにする。
以下、本実施の形態における伝送装置10の動作を説明する。
(1)通常時の動作
系の切り替えがない通常時においては、遅延を小さくするために、制御部14からの指示に基づき、出力先選択部13は、短距離系を選択している。また、通常時においては、インタフェース部11(IF_R1)から入力され、メモリ121に書き込まれたパケットは、すぐに読み出され、出力先選択部13に渡される。そして、出力先選択部13は、制御部14からの指示に基づき選択している系である短距離系のインタフェース部16(IF_S2)にパケットを送り出す。これにより、パケットは、インタフェース部12(IF_S2)から短距離系の伝送路に送出され、短距離系の伝送路を介して受信側の伝送装置20に到達する。
(2)切り替え時の動作1(短距離系⇒長距離系)
計画工事等を契機にして、オペレーションシステム30等から、選択系を短距離系から長距離系に切り替える切り替え指示を制御部14が受信すると、制御部14は、メモリ121から読み出し中のパケットがあるかどうかをチェックし、読み出し中のパケットがある場合には、切り替え前に、当該パケットの送出処理を行う。つまり、このパケットは、短距離系の伝送路に送出される。
図2に、短距離系から長距離系に切り替えを行う場合のパケットのタイミング図を示す。(a)に示す"送信側受信"は、伝送装置10が、上流側からパケットを受信するタイミングを示し、(b)の"短距離系到着"は、伝送装置10から送出されたパケットが、短距離系の伝送路を経由して、受信側の伝送装置20に到着するタイミングを示し、(c)に示す"長距離系到着"は、伝送装置10から送出されたパケットが、長距離系の伝送路を経由して、受信側の伝送装置20に到着するタイミングを示し、(d)に示す"受信側送信"は、受信側の伝送装置20が、下流にパケットを送出するタイミングを示す。
(3)切り替え動作2(長距離系⇒短距離系)
計画工事完了後、遅延の小さい短距離系での運用を再開するために、長距離系から短距離系への切り替え(切り戻し)が行われる。以下、長距離系から短距離系への切り替え動作について図3のフローチャートの手順に沿って説明する。
更に、上記の例では、遅延差Xを、長距離系から短距離系への切り替え(つまり、切り戻し)のときにのみ用いているが、遅延差XをX=max(0,((選択系の遅延時間)−(非選択系の遅延時間)))と定義し、制御部14がこの定義に基づき遅延差Xを算出することにより、切り替えの方向を区別することなく、図3に示す動作に基づき、切り替え動作を実施できる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における伝送装置10の構成は、第1の実施の形態における伝送装置10の構成と同じであり、図1に示したとおりである。ただし、本実施の形態では、伝送装置10が保持する情報や動作において、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点がある。以下、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点を中心に説明する。
上記の例は、予め定めた読み出し間隔時間βで、メモリ121からパケットを読み出すので、各パケットの長さが一定の場合に適した方法である。以下、パケットの長さが可変である場合(例えば、パケットが、イーサネットフレーム等である場合)にも適用できる例を、第2の実施の形態の変形例として説明する。以下においても、第1の実施の形態における伝送装置10と異なる点を中心に説明する。
本変形例では、長距離系から短距離系への切り替え後のメモリ121からの読み出しレートR(bps)を制御部14が保持している。この読み出しレートRは、例えば、オペレーションシステム30から制御部14に対して予め通知される値であり、パケットが伝送される回線速度以上の値である。
以下、本発明の第3の実施の形態について説明する。まず、第1の実施の形態に基づく動作に対応するタイミング図である図9を参照して、本実施の形態における処理の概要を説明しておく。図9に示す例において、パケット2とパケット3の間で、長距離系から短距離系への切り替え指示があった場合、遅延差Xだけ待ってから短距離系へのパケット送出を開始する。しかし、前述したように、この方式では、パケットの順序逆転を防止できるが、バーストが発生する。
上記の例では、パケット間で、Ta以上の時間間隔が空くことをパケット書き込みの監視により検出していたが、このような時間の監視を行うことなく、パケットの種別を識別することにより、遅延差X以上の空きが発生することを検知(予測)した場合に、切り替えを実施するようにしてもよい。
以下、本例における長距離系から短距離系への切り替え時の伝送装置10の動作を図14のフローチャートを参照して説明する。
次に、第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、伝送路の経路数を2ではなく、3以上も含むように一般化した例である。また、本例では、短距離系から長距離系、長距離系から短距離系などのように、"短距離"及び"長距離"を区別する必要もなくした形態になっている。第4の実施の形態も基本構成及び動作は、第1の実施の形態と同様であり、以下では、第1の実施の形態と異なる点を中心に説明する。
図15に本実施の形態の伝送装置10の構成図を示す。本実施の形態の伝送装置10の構成は、基本的に第1の実施の形態の伝送装置10の構成と同じであるが、本実施の形態の伝送装置10では、経路数が3以上でもよいことを示す一例として、経路数が3である場合に対応するように、インターフェース部19(IF_S3)を備えている。
以下、本実施の形態における伝送装置10の動作を説明する。
(1)通常時の動作
系の切り替えがない通常時においては、制御部14は、到着したパケットをメモリ121に書き込み、すぐに読み出す。読み出されたパケットは、出力先選択部13が選択している経路nの伝送路へ送出される。
(2)切り替え時の動作
次に、計画工事のための切り替えや切り戻し等の切り替え時の動作について、図17のフローチャートを参照して説明する。
次に、第5の実施の形態について説明する。これまでの実施の形態では、遅延制御部12として、メモリ121を利用し、メモリ121からのパケット読み出しタイミングを調整することにより、遅延の挿入等を行っていたが、本実施の形態は、遅延制御の手段として、IEEE802.3xに規定されるPAUSEフレームを使用する。また、本実施の形態では、"パケット"は、イーサネットフレームである。
図19に、本実施の形態に係る伝送装置10の構成を示す。本実施の形態の伝送装置10の基本的な構成は、第1の実施の形態と同様であるが、本実施の形態では、遅延制御部12として、メモリ121ではなく、PAUSEフレーム生成部122を備える。また、図19には、送信ステーション60側にPAUSEフレームを送出するためのインタフェース部51(IF_S0)が示されている。また、本実施の形態の伝送装置10には、PAUSEフレームと、上流側(送信ステーション側)に送出するフレームとを合流させるために合流部52を備える。更に、図19には、伝送装置20からフレームを受信するインタフェース部53(IF_R1)及びインタフェース部54(IF_R2)が示されている。本実施の形態での制御部14は、第1の実施の形態と同様の遅延差Xを保持する。
通常時における動作、及び、短距離系から長距離系への切り替えの動作は、第1の実施の形態における動作と同じである。長距離系から短距離系への切り替え時の動作を、図20のフローチャートを参照して説明する。
本発明の実施の形態における伝送装置10によれば、系の切り替えによる順序逆転を無くすことができる。また、パケットをメモリ121から徐々に読み出す方式や、パケットのメモリ121での待ち合わせを実施しない方式では、バーストも抑制できる。
30 オペレーションシステム
11、15、16、19、51、53、54 インタフェース部
12 遅延制御部
13 出力先選択部
14 制御部
121 メモリ
17 パケット生成部
18 パケットモニタ部
52 合流部
122 PAUSEフレーム生成部
Claims (12)
- 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを一時的に保持するための遅延制御手段と、
前記遅延制御手段から読み出されたパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施した後、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されているパケットを読み出し、前記出力制御手段を介して送り出す制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 前記所定の時間は、前記遅延差の時間、又は、前記遅延差の時間に、予め定めた時間を加えた時間である
ことを特徴とする請求項1に記載の伝送装置。 - 前記記憶手段は、予め定めた読み出し間隔時間を保持しており、
前記制御手段は、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されている各パケットを、前記読み出し間隔時間で読み出す
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。 - 前記記憶手段は、予め定めた読み出しレートを保持しており、
前記制御手段は、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されている各パケットを前記読み出しレートで読み出す際に、先に読み出すパケットの長さを前記読み出しレートで除して得られる時間の間隔で、次のパケットを読み出す
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の伝送装置。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置であって、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する制御手段と、
を備えたことを特徴とする伝送装置。 - 請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載の伝送装置における制御手段の機能を、当該伝送装置に実現させるためのプログラム。
- 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを一時的に保持するための遅延制御手段と、
前記遅延制御手段から読み出されたパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施した後、前記遅延差に基づく所定の時間が経過した時点で、前記遅延制御手段に保持されているパケットを読み出し、前記出力制御手段を介して送り出す
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
予め定めた閾値時間を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置からパケットを受信し、前記出力制御手段を介して送出した後、前記閾値時間が経過する前に次のパケットを受信しなかったことを検知したときに、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットの種別が、予め定めた種別であるかどうかを判定するパケット識別手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から、当該第1の伝送路の遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記パケット識別手段により、前記上流側の装置から受信したパケットが、前記予め定めた種別のパケットであると判定されたときに、当該パケットを前記出力制御手段を介して送出した後、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。 - 上流側の装置からパケットを受信し、当該パケットを、複数の伝送路のうちの選択系の1つの伝送路を経由して受信側の伝送装置に送信する伝送装置が実行する伝送路切り替え方法であって、
前記伝送装置は、
前記上流側の装置に対して、パケットの送出を一時的に中断させる指示パケットを送出する遅延制御手段と、
前記上流側の装置から受信するパケットを、少なくとも第1の伝送路と第2の伝送路のうちの1つの選択系の伝送路に送り出す出力制御手段と、
前記第1の伝送路の遅延と、当該遅延よりも小さな遅延を有する前記第2の伝送路の遅延との間の遅延差を保持する記憶手段と、
を備えており、
選択系の伝送路を、前記第1の伝送路から前記第2の伝送路に切り替える場合において、前記上流側の装置に対し、前記遅延差に基づく所定の時間だけパケット送出を中断させるための指示パケットを前記遅延制御手段に送出させた後に、前記出力制御手段に対する選択系の切り替えを実施する
ことを特徴とする伝送路切り替え方法。
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