JP2012016254A - グロメット装着部の遮音構造 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】周縁からバーリングHbが突出した貫通穴Hを設けた車体Pには、車室側面に貫通穴を囲むソフトサイレンサ3と、バーリングの内周面より先端を内方に突出させたハードサイレンサ4が取り付けられ、貫通穴に挿通するワイヤハーネスW/Hに、ゴム等からなるグロメット本体10と、樹脂インナー20とからなるグロメット1が外装され、ワイヤハーネスを密着して挿通する小径筒部11の外周から樹脂インナー内嵌係止部12が突設し、その外面にバーリングおよび車体当接用のシールリップ15を突設する。樹脂インナーは、バーリングの内周面に沿って挿入する筒部21の基端から、樹脂インナー内嵌係止部に挿入係止する断面L形状の係止鍔部22が突出し、筒部にハードサイレンサに当接させるシール部23を先端に設けた延長筒部24を備えている。
【選択図】図1
Description
特開平8−308067号公報(特許文献1)では、図5に示すように、貫通穴HにはワイヤハーネスW/Hに外装したグロメット110を装着し、該グロメット110に設けたシールリップ111を貫通穴Hを通過させて車室面側からサイレンサ100に押し当てている。
前記シールリップ111をサイレンサ100に当接することで、貫通穴Hとサイレンサ100との間に隙間を生じないようにして、エンジンルームX側の騒音が車室Yに侵入するのを阻止すると共に、車室側面ではサイレンサ100によりエンジンルーム側の騒音を吸音して車室Y内を静寂に保つようにしている。
を設けた拡径筒112を設ける必要があり、該拡径筒112の外径は貫通穴Hの内径より大きいため貫通穴Hの挿通作業性が非常に悪い問題がある。
また、グロメット内部にサイレンサを設けても、グロメット外周の貫通穴周縁からの遮音性能の向上は図れない。
周縁からバーリングが突出したワイヤハーネス挿通用の貫通穴を設けた車体には、その車室側面に、前記貫通穴を囲むソフトサイレンサが取り付けられていると共に、該ソフトサイレンサの車室側面に前記バーリングの内周面より先端を内方に突出させたハードサイレンサが取り付けられ、
前記車体の貫通穴に挿通するワイヤハーネスに、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に内嵌される樹脂インナーとからなる二体物のグロメットが外装され、
前記グロメット本体はワイヤハーネスを密着して挿通する小径筒部の外周から樹脂インナー内嵌係止部を外径方向に突設し、該樹脂インナー内嵌係止部の外面にバーリングおよび車体当接用のシールリップが突設している一方、
前記樹脂インナーは、前記グロメット本体の小径筒部を貫通させて組みつける筒形状で、前記バーリングの内周面に沿って挿入する筒部の基端から前記樹脂インナー内嵌係止部に挿入係止する断面L形状の係止鍔部が突出し、かつ、前記筒部に前記ハードサイレンサに当接させるシール部を先端に設けた延長筒部を備えていることを特徴とするグロメット装着部の遮音構造を提供している。
このハードサイレンサに設けるワイヤハーネス用の貫通穴をソフトサイレンサの貫通穴より小さくすると共に、さらに車体の貫通穴より小さくし、樹脂インナーに設けた延長筒部の先端をハードサイレンサに突き当てている。これにより、ソフトサイレンサで囲まれていなかった車体貫通穴の周縁がハードサイレンサで塞がれるため、エンジンルーム側等からの音漏れを低減または防止できる。
前記樹脂インナーに設ける延長筒部は車体貫通穴のバーリングの内周面に沿わせる位置に突設し、この延長筒部の位置はワイヤハーネスを挿通する小径筒部の外周側に位置しているため、グロメットの挿入作業性を損なわず、ワイヤハーネスを押し込むだけのワンタッチで挿入できると共に、樹脂インナーの延長筒部をハードサイレンサに突き当てて音漏れを低減または防止することができる。
周縁からバーリングが突出したワイヤハーネス挿通用の貫通穴を設けた車体には、その車室側面に、前記貫通穴を囲むソフトサイレンサが取り付けられていると共に、該ソフトサイレンサの車室側面に前記バーリングの内径と同等な内径を有するハードサイレンサが設けられており、
前記貫通穴に挿通するワイヤハーネスに、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に内嵌される樹脂インナーとからなる二体物のグロメットが外装され、
前記グロメット本体はワイヤハーネスを密着して挿通する小径筒部の外周から樹脂インナー内嵌係止部を外径方向に突設し、該樹脂インナー内嵌係止部の内周側に前記小径筒部を囲むように延長筒部を突設し、該延長筒部の先端から外周側へと屈曲して前記ハードサイレンサに当接させるシール部を備える一方、
前記樹脂インナーは、前記グロメット本体の小径筒部を貫通させて組みつける筒形状で、前記バーリングの内周面に沿って挿入する筒部の基端から前記樹脂インナー内嵌係止部に挿入係止する断面L形状の係止鍔部を突出し、かつ、前記筒部は前記グロメット本体の延長筒部の外周面に沿わせて外周側への屈曲部に押し当てる延長筒部とし、
前記樹脂インナーの延長筒部の先端位置を前記ハードサイレンサに囲まれた位置としているグロメット装着部の遮音構造を提供している。
かつ、グロメット本体に設けた延長筒部は剛性が低く倒れやすいために、バーリングとグロメットとの間に噛み込みやすい。そのため、グロメット本体の延長筒部を補強して倒れないようにするため樹脂インナーに延長筒部を設け、グロメット本体の延長筒部の先端から外側に屈曲させた部分がハードサイレンサに確実に押し当てられるようにしている。
図1に第1実施形態を示す。
図1に示すように、自動車のエンジンルームXと車室Yを仕切る車体のダッシュパネルPに設けたバーリング付きの貫通穴HにワイヤハーネスW/Hを通し、該ワイヤハーネスに外装しているグロメット1を貫通穴Hの内周縁に装着し、かつ、該グロメット1に設けたシール部23をダッシュパネルPの室内側面Piに貼り付けたソフトサイレンサ3の貫通穴3aを通し、さらに、該ソフトサイレンサ3の室内側面に張り付けたハードサイレンサ4の貫通穴4aの周縁にエンジンルーム側から当接している。
該ハードサイレンサ4に設ける貫通穴4aはダッシュパネルPに設けた貫通穴Hより小径としているが、後述するグロメット本体10のワイヤハーネスW/Hを挿通した小径筒部11の外形より大きくしている。
前記ダッシュパネルPの貫通穴Hの周縁から屈曲するバーリングHbはエンジンルームX側へ突出し、該ダッシュパネルPの反対側面の車室側面にソフトサイレンサ3が貼り付けられると共に該ソフトサイレンサ3の車室側面にハードサイレンサ4が貼り付けられている。該ハードサイレンサ4がダッシュパネルPの貫通穴Hより内方へ突出しているが、ワイヤハーネスを挿通した小径筒部11の挿通を邪魔する位置まで突出させていない。
グロメット1はグロメット本体10に樹脂インナー20を予め組みつけている。即ち、グロメット本体10の樹脂インナー内嵌係止部12に樹脂インナー20の係止鍔部22を挿入係止している。
第2実施形態では、第1実施形態と同様に、ダッシュパネルPの貫通穴Hを囲むソフトサイレンサ3が取り付けられ、該ソフトサイレンサ3の貫通穴3aは貫通穴Hより大径としているが、該ソフトサイレンサ3の車室側面に取り付けるハードサイレンサ4の貫通穴4aは貫通穴Hと同等な内径を有するものとしている。即ち、ハードサイレンサ4を貫通穴Hより内方に突出させていない。
該延長筒部30の突出端は樹脂インナーの延長筒部24の突出端を支点30pとして外側へと屈曲して傘部32を設け、該傘部32の先端に前記ハードサイレンサ4の内周面に当接させるシール部33を設けている。
他の構成は第1実施形態と同様であるため説明を省略する。
3 ソフトサイレンサ
3a 貫通穴
4 ハードサイレンサ
4a 貫通穴
10 グロメット本体
20 樹脂インナー
24 延長筒部
23 シール部
P ダッシュパネル
H 貫通穴
Hb バーリング
W/H ワイヤハーネス
Claims (3)
- 周縁からバーリングが突出したワイヤハーネス挿通用の貫通穴を設けた車体には、その車室側面に、前記貫通穴を囲むソフトサイレンサが取り付けられていると共に、該ソフトサイレンサの車室側面に前記バーリングの内周面より先端を内方に突出させたハードサイレンサが取り付けられ、
前記車体の貫通穴に挿通するワイヤハーネスに、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に内嵌される樹脂インナーとからなる二体物のグロメットが外装され、
前記グロメット本体はワイヤハーネスを密着して挿通する小径筒部の外周から樹脂インナー内嵌係止部を外径方向に突設し、該樹脂インナー内嵌係止部の外面にバーリングおよび車体当接用のシールリップが突設している一方、
前記樹脂インナーは、前記グロメット本体の小径筒部を貫通させて組みつける筒形状で、前記バーリングの内周面に沿って挿入する筒部の基端から前記樹脂インナー内嵌係止部に挿入係止する断面L形状の係止鍔部が突出し、かつ、前記筒部に前記ハードサイレンサに当接させるシール部を先端に設けた延長筒部を備えていることを特徴とするグロメット装着部の遮音構造。 - 周縁からバーリングが突出したワイヤハーネス挿通用の貫通穴を設けた車体には、その車室側面に、前記貫通穴を囲むソフトサイレンサが取り付けられていると共に、該ソフトサイレンサの車室側面に前記バーリングの内径と同等な内径を有するハードサイレンサが設けられており、
前記貫通穴に挿通するワイヤハーネスに、ゴムまたはエラストマーからなるグロメット本体と、該グロメット本体に内嵌される樹脂インナーとからなる二体物のグロメットが外装され、
前記グロメット本体はワイヤハーネスを密着して挿通する小径筒部の外周から樹脂インナー内嵌係止部を外径方向に突設し、該樹脂インナー内嵌係止部の内周側に前記小径筒部を囲むように延長筒部を突設し、該延長筒部の先端から外周側へと屈曲して前記ハードサイレンサに当接させるシール部を備える一方、
前記樹脂インナーは、前記グロメット本体の小径筒部を貫通させて組みつける筒形状で、前記バーリングの内周面に沿って挿入する筒部の基端から前記樹脂インナー内嵌係止部に挿入係止する断面L形状の係止鍔部を突出し、かつ、前記筒部は前記グロメット本体の延長筒部の外周面に沿わせて外周側への屈曲部に押し当てる延長筒部とし、
前記樹脂インナーの延長筒部の先端位置を前記ハードサイレンサに囲まれた位置としているグロメット装着部の遮音構造。 - 前記グロメット本体の樹脂インナー内嵌係止部は、該小径筒部の外周から突設する径方向突出部と、該径方向突出部の外周端に連続する外周壁と、該外周壁の先端を内方へ折り返して前記樹脂インナーの係止鍔部を内嵌係止する中空部を形成する段状折返部と、該段状折返部の先端面からなるバーリング用シールリップと、前記段状折返部の外面から突設して車体の外面に当接させるシールリップを備えた形状としている請求項1または請求項2に記載のグロメット装着部の遮音構造。
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| JP2010153455A JP5471908B2 (ja) | 2010-07-05 | 2010-07-05 | グロメット装着部の遮音構造 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114498473A (zh) * | 2020-10-28 | 2022-05-13 | 住友电装株式会社 | 护线套 |
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