JPH09120727A - グロメット - Google Patents

グロメット

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JPH09120727A
JPH09120727A JP7277841A JP27784195A JPH09120727A JP H09120727 A JPH09120727 A JP H09120727A JP 7277841 A JP7277841 A JP 7277841A JP 27784195 A JP27784195 A JP 27784195A JP H09120727 A JPH09120727 A JP H09120727A
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grommet
diameter
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seal
hole
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Kenichi Uchiyama
賢一 内山
Hiroo Fujita
洋生 藤田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体にグロメットを押し込むだけで取付可と
すると共に、遮音性能を向上させる。 【解決手段】 ワイヤハーネスW/Hが挿通する小径筒
部11と、小径筒部の前端に連続させた中間筒部13
と、中間筒部の前端に連続させた環状の前端鍔部14
と、小径筒部と中間筒部との連続部の外周より外方に突
出させた環状の後側鍔部15とを備え、中間筒部および
前端鍔部は可撓性を有する薄肉とし、車体の外方より中
間筒部および前端鍔部を撓ませて車体の貫通穴に挿入
し、中間筒部の拡径部を車体パネル1の貫通穴1aの内
面側周縁に当接係止させると共に、前端鍔部を車体パネ
ルの内面に吸音材2を介して取り付けた表皮3の貫通穴
3aの外面側周縁に当接係止させ、かつ、後側鍔部を車
体パネルの貫通穴の外面側周縁に当接係止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体の貫通穴にワ
イヤハーネスを挿通した状態で取り付けるグロメットに
関し、詳しくは、車体パネルの室内側内面に、スポンジ
等の吸音材と該吸音材の内面に貼着する表皮とからなる
サイレンサー材を取り付けた車体に対して、グロメット
を室外側からの押し込みだけで簡単に取り付けられるよ
うにすると共に、サイレンサー材の表皮内面および車体
パネルの内外両面にグロメットをシール状態で係止して
遮音性能を向上させるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】自動車においては、図7(A)(B)に示す
ように、エンジンルームAと室内Bとを仕切るダッシュ
パネルDには、車体パネル1の室内側内面にスポンジ等
の吸音材2を貼着し、該吸音材2の内面側に樹脂製の表
皮3を貼着しており、これら車体パネル1、吸音材2お
よび表皮3の貫通穴1a、2a、3aを連通させて形成
し、ワイヤハーネスW/Hを挿通したグロメット5を取
り付けている。
【0003】上記グロメット5はゴムあるいはエラスト
マーで一体成形しており、小径筒部5aにワイヤハーネ
スW/Hを密着させて挿通し、この状態で、グロメット
5をエンジンルームA側から室内B側に向けて貫通穴1
a、2a、3aに挿入し、上記小径筒部5aの前端に連
続して形成した大径部5bの全体を一旦室内B内へ押し
込んだ後に、エンジンルームA側へ引き戻し、大径部5
bの外周に設けた係止凹部5cを車体パネル1の貫通穴
1aの周縁に係止して取り付けている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】グロメット5は、その
大径部5bの外径を車体パネル1の貫通穴1aよりも大
径としているため、図8(A)に示すように、グロメット
挿入時に斜めにして言わばこじった状態で挿入する必要
がある。また、グロメット大径部5bに設けた係止凹部
5cの寸法L1を車体パネル1の係止部の寸法L2より
小さく設定して、係止時の密着性を高めているため、車
体への取付時に、図8(B)に示すように、グロメット大
径部5bの全体を車体パネル1の貫通穴1aを通して室
内B側へ一旦押し込んだ後にエンジンルームA側へ引き
戻し、係止凹部5cを押し拡げた状態で車体パネル1に
係止させている。よって、グロメットを室内側へ押し込
む操作とエンジンルーム側へ引き戻す操作との2つの動
作が必要となり、作業性が悪い問題がある。さらに、室
内B側に干渉部材が位置していると、室内B側への押し
込み作業が困難な場合もある。
【0005】また、室内B側へ一旦押し込んだグロメッ
ト5をエンジンルームA側へ引き戻す時、図8(C)に示
すように、表皮3を噛み込んで引き戻し、表皮3が車体
パネル1とグロメット5との間に入り込むようにグロメ
ット5を変形させてしまい、グロメット5と車体パネル
1との係止が完全に行えない場合が発生する。
【0006】さらに、グロメット5と車体パネル1との
係止が設計通りになされても、図7(B)に示すように、
吸音材2の貫通穴2aが大きく、グロメット5との間に
隙間C1が発生すると共に、グロメット5と表皮3との
間にも隙間C2があるため、隙間C1、C2を通してエ
ンジンルームA側の騒音が透過し、遮音性能が悪い問題
がある。
【0007】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、グロメットをエンジンルーム側からの押し
込み操作だけで車体に取り付けることができるように
し、かつ、遮音性能の向上を図ることを課題としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の請求項1で、車体パネルの室内側内面に吸
音材を介して表皮が取り付けられた構成の車体に穿設さ
れた貫通穴に、ワイヤハーネスを挿通して取り付けるグ
ロメットであって、ゴムあるいはエラストマーで一体成
形しており、ワイヤハーネスが挿通する小径筒部と、該
小径筒部の前端に連続させ拡径した後に縮径させた中間
筒部と、該中間筒部の前端に連続させ外方へ折り返した
環状の前端鍔部と、上記小径筒部と中間筒部との連続部
の外周より外方に突出させた環状の後側鍔部とを備え、
上記中間筒部および前端鍔部は可撓性を有する薄肉と
し、上記車体パネルの外方より前端鍔部および中間筒部
を撓ませて車体の貫通穴に挿入し、上記中間筒部の拡径
部を車体パネルの貫通穴の内面側周縁に当接係止させる
と共に前端鍔部を上記表皮の貫通穴の外面側周縁に当接
係止させ、かつ、上記後側鍔部を車体パネルの貫通穴の
外面側周縁に当接係止させる構成としているグロメット
を提供している。
【0009】上記グロメットによると、ワイヤハーネス
の取付位置に装着した状態で、車体の貫通穴に前端鍔部
側より圧入すると、可撓性を有する前端鍔部が内向きに
撓んで縮径して車体パネルを貫通し、ついで、中間筒部
の縮径した前側面が車体パネルの貫通穴周縁に当接す
る。更にグロメットの圧入を続けると、前端鍔部と同様
に可撓性を有する中間筒部が径方向内向きに撓んで縮径
して貫通穴内に入り込み、中間筒部の拡径部が車体パネ
ルの貫通穴の内面側周縁に当接係止する。この時、同時
に、後側鍔部が車体パネルの貫通穴の外面側周縁に当接
係止し、かつ、前端鍔部が表皮の貫通穴の外面側周縁に
当接係止し、取り付けが完了する。
【0010】このように、上記グロメットによると、車
体パネル(ダッシュパネル)の外方より押し込むだけ
で、グロメットを車体パネルの貫通穴の部分に取り付け
ることができる。よって、従来例のように、一旦、室内
側に押し込んだ後にエンジンルーム側へ引き戻す必要が
ないため、取付作業性が向上する。また、表皮が変形し
てグロメットと車体パネルの間に入り込むことはない。
さらに、取付状態では、中間筒部の拡径部、前端鍔部、
後端鍔部をそれぞれ車体に当接係止させているため、エ
ンジンルームから室内への遮音性能を向上できる。
【0011】請求項2では、上記中間筒部は小径筒部と
の連続部より軸線方向に直交する方向で拡径させた後端
面をシール面とし、また、前端鍔部の外周部にシールリ
ップ部を設けると共に、後側鍔部の外周部にシールリッ
プ部を設けている。このように、上記各当接部位にシー
ル面またはシールリップ部を設けると、より確実な防水
および遮音を図ることができる。
【0012】請求項3では、上記中間筒部の前部の縮径
した部分の外周をテープ巻きして、挿通しているワイヤ
ハーネスを固定している。このように、中間筒部の前部
の縮径した部分の外周にテープ巻きをしてワイヤハーネ
スを固定することにより、グロメットを車体に押し込ん
で取り付ける際に、グロメットの前端鍔部が後側に向か
っためくれることを防止できる。よって、所期通りのグ
ロメットの取付作業を行うことができる。
【0013】請求項4では、上記小径筒部の一部に、外
方へ膨出させたシール剤充填部を設けている。このよう
に、小径筒部にシール剤充填部を設け、ワイヤハーネス
を構成する電線間および電線群の外周とグロメット内周
面の間にシール剤を充填することにより、確実に防水処
理を施すことができると共に、遮音性を更に向上でき
る。
【0014】請求項5では、上記小径筒部と中間筒部と
の間に厚肉の筒状部からなるバーリングシール部を介設
し、該バーリングシール部の外周面に環状のシールリブ
を突設すると共に、上記後側鍔部をバーリングシール部
の後端から突設し、上記車体パネルの貫通穴の外周より
外方へ突出したバーリングの内周面に、上記バーリング
シール部のシールリブを圧接している。
【0015】このように、小径筒部と中間筒部の間にバ
ーリングシール部を介設し、該バーリングシール部の外
周面より突設したシールリブを、バーリングの内周面に
圧接させて取り付けることにより、バーリングを有する
貫通穴に対して、シール性よくグロメットを取り付ける
ことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1から図3に示すよ
うに、本発明のグロメット10は、前記従来例と同様
に、自動車のエンジンルームAと室内Bを仕切る車体パ
ネル、即ち、ダッシュパネルDの車体の貫通穴に、ワイ
ヤハーネスW/Hを挿通させて取り付けるものである。
【0017】ダッシュパネルDは、金属板からなる車体
パネル1の室内側内面にスポンジまたはウレタンからな
る吸音材2が貼着され、該吸音材2の内面に塩化ポリビ
ニルシートからなる表皮3が貼着され、吸音材2および
表皮3の貫通穴2a、3aは車体パネル1の貫通穴1a
と連通している。また、車体パネル1には、貫通穴1a
の周縁のパネル外面1cからグロメット挿入側(エンジ
ンルーム側A)へ突出する円筒状のバーリング1dが形
成されている。
【0018】上記グロメット10は、ワイヤハーネスW
/Hを挿通する小径筒部11と、該小径筒部11の前端
に連続させたバーリングシール部12と、該バーリング
シール部12の前端に連続させた中間筒部13と、該中
間筒部13の前端に連続させた環状の前端鍔部14と、
上記バーリングシール部12の後端より外方に突出させ
た環状の後側鍔部15とを備え、これらをゴムあるいは
エラストマーで一体成形している。
【0019】上記小径筒部11は、バーリングシール部
12との連続側に、径方向外方へ膨出させてシール剤充
填部11aを設けている。また、小径筒部11の前端内
周面には、環状に突出してシール剤充填部11A内に注
入して硬化したシール剤17の移動を防止する突出部1
1cを設けると共に、後端部にテープ止め用の突出部1
1bを設けている。
【0020】上記バーリングシール部12は厚肉の筒状
部からなり、その外径を車体パネル1のバーリング1d
の内径と略同一径に形成し、かつ外周面中央に環状に突
出すしてバーリング1dの内周面に圧接するシールリブ
12aを設けている。
【0021】上記中間筒部13は、バーリングシール部
12との連続側より拡径した後に縮径させた形状で、可
撓性を有するように薄肉に形成している。また、中間筒
部13は、バーリングシール部12との連続部より軸線
方向に直交する方向に拡径させた後端面をシール面13
aとすると共に、縮径した前側面13cの前部をワイヤハ
ーネスW/Hの外周に密着する径としてテープ巻付部1
3bを設けている。
【0022】上記前端鍔部14は、中間筒部13の前端
より外方へ環状に折り返し、後側へ向けて拡径させて形
成しており、その外周縁にシールリップ部14aを設
け、該シールリップ部14aをダッシュパネルDの表皮
3の車室側外面3cに当接係止するようにしている。シ
ールリップ部14aと上記シール面13aとの間隔を、ダ
ッシュパネルDの車体パネル1と表皮3との間隔より大
きく形成している。
【0023】上記後側鍔部15は、バーリングシール部
12の後端面より前方向に環状に折り返して拡径しなが
ら突出した形状としており、その前端部には、車体パネ
ル1の貫通穴1aの外周の外面1cに当接係止するシール
リップ部15aを設けている。該シールリップ部15a
は、上記中間筒部13のシール面13aより前方に突出
させている。また、後側鍔部15は小径筒部11との連
続側に外端面より切込18を設けている。
【0024】上記グロメット10にワイヤハーネスW/
Hを取り付ける場合、まず、グロメット拡げ機(図示せ
ず)により、小径筒部11、バーリングシール部12、
中間筒部13の連通した内部空間を拡径させて、グロメ
ット内部にワイヤハーネスW/Hを通す。
【0025】ついで、グロメット拡げ機を取り外し、小
径筒部11の内周面をワイヤハーネスW/Hの外周面に
密着させると共にテープ20を巻き付けて固定する。一
方、中間筒部13は先端を後側に折り返して、シール剤
17を注入する。これにより、小径筒部11のシール剤
充填部11a内にシール剤17が充填され、ワイヤハー
ネスW/Hの電線相互間、および、電線群の外周面とシ
ール剤充填部11aの内周面の隙間にシール剤17を充
填する。
【0026】ついで、中間筒部13の先端部を弾性的に
復元させて現状に戻し、テープ巻付部13bの内周面を
ワイヤハーネスW/Hの外周面に密着させ、該状態で、
テープ巻付部13bの外周にテープ20を巻回してワイ
ヤハーネスW/Hを固定する。
【0027】上記のようにグロメット10を取り付けた
ワイヤハーネスW/HをダッシュパネルDに取り付ける
と時、ダッシュパネルDの外方よりワイヤハーネスW/
Hを通し、図4(A)に示すように、車体パネル1の外面
1c側よりグロメット10を前端鍔部14側より圧入す
る。
【0028】上記グロメット10の圧入により、可撓性
を有する前端鍔部14が径方向内向きに撓んで縮径し、
車体パネル1のバーリング1dを貫通して吸音材2の貫
通穴2a内に位置する。この時、グロメット10は、先
端部分にテープ巻付部13bを設け、その先端部分をワ
イヤハーネスW/Hの外周面に固定しているため、薄肉
の中間筒部13の先端部が挿入方向後側にめくれること
を防止できる。
【0029】ついで、中間筒部13の縮径した前側面1
3cに車体パネル1のバーリング1dが当接する。この状
態よりグロメット10を更に圧入すると、図4(B)に示
すように、前端鍔部14と同様に可撓性を有する中間筒
部13が内向きに撓んで縮径し、バーリング1d内に入
り込む。
【0030】ついで、後側鍔部15のシールリップ部1
5aが車体パネル1の外面1cに当接する。この状態よ
り、さらにグロメット10を押し込むと、後側鍔部15
が挿入方向後側に撓み、後端部が切込18内に撓み込ん
だ状態で、中間筒部13が車体パネル1の貫通穴1aを
貫通し、グロメット10のダッシュパネルDへの取り付
けが終了する。
【0031】取付状態では、図1に示すように、中間筒
部13のシール面13aが車体パネル1の内面1bに、後
側鍔部15のシールリップ部15aが車体パネル1の外
面1cに、前端鍔部14のシールリップ部14aが表皮3
の外面3cに、そして、バーリングシール部12のシー
ルリブ12aが車体パネル1のバーリング1dの内周面
に、それぞれ当接係止しているため、シール性を保持し
た状態で確実に取り付けることができ、かつ、エンジン
ルームAから室内Bへの遮音を確実に図ることができ
る。
【0032】このように、本発明のグロメット10は、
ダッシュパネルDの外方より圧入するだけで、該ダッシ
ュパネルDと4箇所で圧接係止して確実な遮音を図って
取り付けることができる。よって、従来例のように、一
旦、室内B側に押し込んだ後にエンジンルームA側へ引
き戻す必要がないため、取付作業性の向上を図ることが
できる。また、表皮3が変形してグロメット10と車体
パネル1の間に入り込むことはなく、確実な係止を図る
ことができる。さらに、本実施形態では、小径筒部11
にシール剤17を充填しているため、防水性能および遮
音性能を向上させることができる。
【0033】図5は第2実施形態のグロメット10’を
示し、第1実施形態のグロメット10との相違点は、小
径筒部11にシール剤充填部を設けていない点である。
他の構成は同一であるため、同一符号を付して説明を省
略する。該第2実施形態のグロメットにおいても、前端
鍔部のシールリップ部、後端鍔部のシールリップ部およ
びバーリングシール部のシールリブでシールされるため
に、シール性の点で問題はない。
【0034】図6は第3実施形態のグロメット10”を
示し、該グロメット10”は、車体パネル1にバーリン
グ1dが形成されていないダッシュパネルDに取り付け
るものである。該グロメット10”では、小径筒部11
と中間筒部13の間に上記バーリングシール部12を形
成せずに、小径筒部11の前端に連続させて中間筒部1
3を形成している。該グロメット10”は、上記後側鍔
部15を小径筒部11と中間筒部13の連続部分より突
出させ、中間筒部13の拡径部後側を車体パネル1の貫
通穴1aの周縁に当接係止させている。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の請求項1に記載のグロメットでは、ダッシュパネル等
の車体に外方より押し込むだけで前端鍔部を表皮の外面
に、後側鍔部のシールリップ部を車体パネル1の外面
に、中間筒部の拡径部を車体パネルの内面に当接係止さ
せ、遮音性を図って取り付けることができる。即ち、取
り付ける車体の外側より一方向のみの挿入だけで遮音性
を図ってグロメットを取り付けることができるため、取
付作業性の向上を図って取り付けることができると共
に、表皮をグロメットと車体パネルの間に変形させて入
り込ませることなく、確実な係止を図ることができる。
【0036】請求項2に記載のグロメットでは、中間筒
部の後端面をシール面とすると共に、前端鍔部および後
側鍔部にシールリップ部を設けているため、エンジンル
ーム側から室内への確実な遮音を図ることができる。
【0037】請求項3に記載のグロメットでは、中間筒
部の前部の縮径した部分の外周にテープ巻きをしてワイ
ヤハーネスを固定することにより、グロメットを車体に
圧入して取り付ける際に、薄肉としたグロメットの前端
部が後側にめくれて、前端鍔部が表皮の係止しない事態
が発生することを防止することができる。
【0038】請求項4に記載のグロメットでは、小径筒
部にシール剤充填部を設け、ワイヤハーネスを構成する
電線間および電線群の外周とグロメット内周面の間にシ
ール剤を充填する構成としているため、確実な防水処理
を施すことができると共に、遮音性能を更に向上させる
ことができる。
【0039】請求項5に記載のグロメットでは、小径筒
部と中間筒部の間にバーリングシール部を介設し、該バ
ーリングシール部の外周面より突設したシールリブを、
バーリングの内周面に圧接させて取り付けることによ
り、確実に取付状態を保持することができると共に、エ
ンジンルームから室内への遮音性を向上させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のグロメットをダッシュパネルに取り
付けた状態を示す断面図である。
【図2】 図1のグロメットの斜視図である。
【図3】 図2のグロメットのA−A線断面図である。
【図4】 (A)(B)はダッシュパネルへの取付工程を示
す断面図である。
【図5】 第2実施形態のグロメットを示す断面図であ
る。
【図6】 第3実施形態のグロメットを示す断面図であ
る。
【図7】 (A)は従来のグロメットの取付状態を示す概
略図、(B)は要部拡大断面図である。
【図8】 (A)(B)は従来のグロメットの車体取付工程
を示す断面図、(C)は問題点を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車体パネル 1a 貫通穴 2 吸音材 2a 貫通穴 3 表皮 3a 貫通穴 10 グロメット 11 小径筒部 12 バーリングシール部 13 中間筒部 14 前端鍔部 15 後側鍔部 W/H ワイヤハーネス

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体パネルの室内側内面に吸音材を介し
    て表皮が取り付けられた構成の車体に穿設された貫通穴
    に、ワイヤハーネスを挿通して取り付けるグロメットで
    あって、 ゴムあるいはエラストマーで一体成形しており、ワイヤ
    ハーネスが挿通する小径筒部と、該小径筒部の前端に連
    続させ拡径した後に縮径させた中間筒部と、該中間筒部
    の前端に連続させ外方へ折り返した環状の前端鍔部と、
    上記小径筒部と中間筒部との連続部の外周より外方に突
    出させた環状の後側鍔部とを備え、上記中間筒部および
    前端鍔部は可撓性を有する薄肉とし、上記車体パネルの
    外方より前端鍔部および中間筒部を撓ませて車体の貫通
    穴に挿入し、上記中間筒部の拡径部を車体パネルの貫通
    穴の内面側周縁に当接係止させると共に前端鍔部を上記
    表皮の貫通穴の外面側周縁に当接係止させ、かつ、上記
    後側鍔部を車体パネルの貫通穴の外面側周縁に当接係止
    させる構成としているグロメット。
  2. 【請求項2】 上記中間筒部は小径筒部との連続部より
    軸線方向に直交する方向で拡径させた後端面をシール面
    とし、また、前端鍔部の外周部にシールリップ部を設け
    ると共に、後側鍔部の外周部にシールリップ部を設けて
    いる請求項1に記載のグロメット。
  3. 【請求項3】 上記中間筒部の前部の縮径した部分の外
    周をテープ巻きして、挿通しているワイヤハーネスを固
    定している請求項1または請求項2に記載のグロメッ
    ト。
  4. 【請求項4】 上記小径筒部の一部に、外方へ膨出させ
    たシール剤充填部を設けている請求項1乃至請求項3の
    いずれか1項に記載のグロメット。
  5. 【請求項5】 上記小径筒部と中間筒部との間に厚肉の
    筒状部からなるバーリングシール部を介設し、該バーリ
    ングシール部の外周面に環状のシールリブを突設すると
    共に、上記後側鍔部をバーリングシール部の後端から突
    設し、上記車体パネルの貫通穴の外周より外方へ突出し
    たバーリングの内周面に、上記バーリングシール部のシ
    ールリブを圧接している請求項1乃至請求項4のいずれ
    か1項に記載のグロメット。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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