JP2012126214A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】乾燥路での操縦安定性能を維持しつつ雪路性能を向上する。
【解決手段】クラウン陸部5には、該クラウン陸部5の全幅に亘ってのびる横溝8により三角形状のクラウンブロック5aが形成され、ミドル陸部6には、該ミドル陸部6の全幅に亘ってのびる横溝9により三角形状のミドルブロック6aが形成され、ショルダー陸部7は、該ショルダー陸部7の全幅に亘ってのびかつタイヤ周方向に対して70度以上の角度でのびる横溝10によりショルダーブロック7aが形成された空気入りタイヤ1である。ショルダーブロック7aは、ショルダー主溝4からタイヤ軸方向外側に3〜15mmの距離を隔てた位置にタイヤ周方向に対して10度以下の角度でのびるショルダー副溝13が設けられることにより、内側片11と外側片12とに区分される。外側片12には、タイヤ周方向に対し70度以上の角度でのびるショルダーサイピング15が形成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、乾燥路での操縦安定性能を維持しつつ雪路性能を向上させた空気入りタイヤに関する。
乾燥路面での操縦安定性能を低下させることなく雪上性能を向上させるために、例えば図6に示されるようなトレッドパターンを有する空気入りタイヤaが提案されている。この空気入りタイヤaでは、トレッド部bにタイヤ周方向に連続してのびる一対のクラウン主溝dと、該クラウン主溝dのタイヤ軸方向の外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝eとが設けられることにより、クラウン陸部fと、一対のミドル陸部gと、一対のショルダー陸部hとが区分されている。そして、このクラウン陸部f、ミドル陸部g及びショルダー陸部hは、タイヤ周方向に傾斜してのびる細溝jとサイピングk1で複数のブロックf1、g1及びh1に区分され、さらに各ブロックf1乃至h1には、タイヤ周方向に対して傾斜してのびるサイピングk2が設けられている。従って、この空気入りタイヤaは、サイピングkのエッジ効果により雪路性能が向上されるとともに各陸部f乃至hの剛性の低下が抑制されるため乾燥路での操縦安定性が確保されている。
しかしながら、この空気入りタイヤのトレッドパターンでは、タイヤ周方向のエッジ成分が小さく、ひいては、雪路での車両の姿勢のふらつきや横流れが生じ易いという問題があった。関連する技術としては、次のものがある。
特開平7−186626号公報
本発明は、以上のような実情に鑑み案出なされたもので、ショルダーブロックに、タイヤ周方向に対し10度以下の角度でのびるショルダー副溝を設けることを基本として、タイヤ周方向のエッジ成分を大きくして、乾燥路での操縦安定性能を維持しつつ雪路性能を向上しうる空気入りタイヤを提供することを主たる目的としている。
本発明のうち請求項1記載の発明は、トレッド部に、タイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に連続してのびる一対のクラウン主溝と、前記クラウン主溝のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝とが設けられることにより、前記一対のクラウン主溝間をのびるクラウン陸部と、前記クラウン主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる一対のミドル陸部と、前記ショルダー主溝と接地端との間をのびる一対のショルダー陸部とが区分された空気入りタイヤであって、前記クラウン陸部には、該クラウン陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるクラウン横溝がジグザグ状に配されることにより複数の三角形状のクラウンブロックが形成され、前記ミドル陸部には、該ミドル陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるミドル横溝がジグザグ状に配されることにより複数の三角形状のミドルブロックが形成され、前記ショルダー陸部は、該ショルダー陸部の全幅に亘ってのびかつタイヤ周方向に対して70度以上の角度でのびるショルダー横溝によって区分された複数のショルダーブロックからなり、前記ショルダーブロックは、前記ショルダー主溝からタイヤ軸方向外側に3〜15mmの距離を隔てた位置にタイヤ周方向に対して10度以下の角度でのびるショルダー副溝が設けられることにより、内側片と外側片とに区分され、前記外側片には、タイヤ周方向に対し70度以上の角度でのびるショルダーサイピングが形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、前記ショルダー副溝の溝深さは、0.5〜7.0mmであって、前記ショルダー副溝の溝底には、該ショルダー副溝に沿ってのびる溝底サイピングが形成される請求項1記載の空気入りタイヤである。
また請求項3記載の発明は、前記溝底サイピングは、前記ショルダー副溝のタイヤ周方向の両側縁から、それぞれ1.0〜8.0mmの距離を隔てた位置に端部を有する請求項2記載の空気入りタイヤである。
また請求項4記載の発明は、前記ショルダー副溝は、溝幅が溝深さよりも大きい請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項5記載の発明は、前記ショルダー横溝には、そのショルダー主溝側の溝深さを減少させるタイバーが設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項6記載の発明は、前記クラウン横溝は、0.3〜1.6mmの幅を有するクラウンサイピングである請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項7記載の発明は、前記クラウンブロックには、クラウン主溝からクラウン横溝に沿ってタイヤ赤道側にのびるクラウンスロットが成形される請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ
また請求項8記載の発明は、前記ミドル横溝は、0.3〜1.6mmの幅を有する第1ミドルサイピングと、1.6mmよりも大かつ7.0mm以下の溝幅を有するミドル細溝とを含み、かつ、前記第1ミドルサイピングとミドル細溝とは、タイヤ周方向に交互に配される請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
また請求項9記載の発明は、前記ミドルブロックには、前記クラウン主溝及びショルダー主溝からのびかつ前記ミドルブロックの内部で終端する第2ミドルサイピングが設けられる請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤである。
本発明の空気入りタイヤでは、クラウン陸部に、該クラウン陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるクラウン横溝がジグザグ状に配される。また、ミドル陸部には、該ミドル陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるミドル横溝がジグザグ状に配される。このようなクラウン横溝及びミドル横溝は、トレッド中央部でのタイヤ周方向のエッジ成分が増加するため、雪路性能が向上する。また、クラウン横溝及びミドル横溝は、その溝幅が小さく形成されるため、クラウン陸部及びミドル陸部の剛性の低下が抑制される。従って、乾燥路での操縦安定性が維持される。
また、ショルダー陸部は、該ショルダー陸部の全幅に亘ってのびかつタイヤ周方向に対して70度以上の角度でのびるショルダー横溝によって区分された複数のショルダーブロックからなり、前記ショルダーブロックは、前記ショルダー主溝からタイヤ軸方向外側に3〜15mmの距離を隔てた位置にタイヤ周方向に対し10度以下の角度でのびるショルダー副溝が設けられることにより、内側片と外片とに区分される。このように、旋回時に接地圧が大きくかつ接地長さの大きいショルダー陸部のタイヤ赤道側にショルダー副溝が設けられるため、ショルダー副溝の周方向のエッジ成分が効果的に機能し、雪路での旋回性能が向上する。また、ショルダーブロックの外片には、タイヤ周方向に対し70度以上の角度でのびるショルダーサイピングが形成される。これにより、雪路でのトラクションが大きく発揮される。さらに、ショルダー副溝がタイヤ周方向に対し10度以下の角度でのびるため、雪路での車両の姿勢のふらつきや横流れが効果的に抑制される。
本発明の一実施形態を示すトレッド部の展開図である。 図1のA−A断面図である。 (a)は、図1のショルダーブロック列の部分拡大図、(b)は、(a)のB−B断面図である。 図1のクラウンブロック列の部分拡大図である。 図1のミドルブロック列の部分拡大図である。 従来例を示すトレッド部の展開図である。
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1に示されるように、本実施形態の空気入りタイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)は、例えば乗用車用タイヤとして好適に利用される。
本実施形態の空気入りタイヤのトレッド部2には、タイヤ赤道Cの両側でタイヤ周方向に連続してのびる一対のクラウン主溝3と、該クラウン主溝3のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝4とが設けられる。これにより、トレッド部2には、前記一対のクラウン主溝3、3間をのびるクラウン陸部5、前記クラウン主溝3と前記ショルダー主溝4との間をのびる一対のミドル陸部6、及び、前記ショルダー主溝4と接地端Teとの間をのびる一対のショルダー陸部7がそれぞれ形成される。
ここで、前記「接地端」Teは、正規リムにリム組みしかつ正規内圧を充填した無負荷である正規状態の空気入りタイヤ1に、正規荷重を負荷してキャンバー角0度で平面に接地させたときの最もタイヤ軸方向外側の接地位置として定められる。そして、この接地端Te、Te間のタイヤ軸方向の距離が接地幅TWである。また、タイヤの各部の寸法等は、特に断りがない場合、前記正規状態での値とする。
また前記「正規リム」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、当該規格がタイヤ毎に定めるリムであり、例えばJATMAであれば "標準リム" 、TRAであれば "Design Rim" 、ETRTOであれば "Measuring Rim" とする。
また、前記「正規内圧」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている空気圧であり、JATMAであれば "最高空気圧" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "INFLATION PRESSURE" とするが、タイヤが乗用車用である場合には180kPaとする。
さらに「正規荷重」とは、タイヤが基づいている規格を含む規格体系において、各規格がタイヤ毎に定めている荷重であり、JATMAであれば "最大負荷能力" 、TRAであれば表 "TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES" に記載の最大値、ETRTOであれば "LOAD CAPACITY" であるが、タイヤが乗用車用の場合には前記荷重の88%に相当する荷重とする。
本実施形態のクラウン主溝3及びショルダー主溝4は、タイヤ周方向に沿った直線状をなす。このような各主溝3、4は、制動時の車両のふらつきや片流れなどの不安定な挙動を抑制することが可能となり、操縦安定性能を確保できる点で望ましい。
また、クラウン主溝3及びショルダー主溝4の溝幅(溝の長手方向と直角な溝幅で、以下他の溝についても同様とする)W1、W2及び溝深さD1、D2(図2に示す)については、慣例に従って種々定めることができる。しかしながら、前記溝幅W1、W2及び/又は溝深さD1、D2が大きすぎると各陸部5乃至7の剛性が低下するおそれがあり、逆に小さすぎると排雪性が低下するおそれがある。このため、溝幅W1、W2は、例えば、接地幅TWの3〜10%が望ましい。また、溝深さD1、D2は6〜10mmが望ましい。各主溝3、4は、例えば波状やジグザグ状など種々の形状に変えることができる。
また、クラウン主溝3及びショルダー主溝4の配設位置も特に規定されるものではないが、例えば、図1に示されるように、クラウン主溝3については、その中心線G1とタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向距離L1が、好ましくは接地幅TWの3%以上、さらに好ましくは6%以上が望ましく、好ましくは20%以下、さらに好ましくは16%以下が望ましい。また、前記ショルダー主溝4については、例えばその中心線G2と前記タイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向距離L2が、好ましくは接地幅TWの15%以上、さらに好ましくは20%以上が望ましく、好ましくは40%以下、さらに好ましくは35%以下が望ましい。このような範囲に設定することにより、各陸部5、6及び7の剛性バランスがより一層向上し、操縦安定性能を高め得る。なお、中心線G1、G2が波状等、非直線の場合には、その振幅の中心で前記タイヤ軸方向距離L1、L2が特定される。
前記クラウン陸部5には、該クラウン陸部5の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるクラウン横溝8がジグザグ状に配される。これにより、クラウン陸部5には、複数の三角形状のクラウンブロック5aが形成される。また、前記ミドル陸部6には、該ミドル陸部6の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるミドル横溝9がジグザグ状に配される。これにより、ミドル陸部6にも、複数の三角形状のミドルブロック6aが区分される。また、前記ショルダー陸部7には、該ショルダー陸部7の全幅に亘ってのびるショルダー横溝10が配される。これにより、ショルダー陸部7には、複数のショルダーブロック7aが区分される。
このようにジグザグ状をなすクラウン横溝8及びミドル横溝9が配されるクラウン陸部5及びミドル陸部6は、タイヤ赤道C付近でのタイヤ周方向のエッジ成分が大きく増加し、雪路性能が向上する。また、各横溝8、9により、クラウン陸部5及びミドル陸部6は、複数の三角形状のクラウンブロック5a及びミドルブロック6aに区分されるため、各ブロック5a、6aのタイヤ周方向及び軸方向の剛性が均一化され、クラウン陸部5及びミドル陸部6の剛性をバランス良く向上し得る。また、とりわけ、クラウン横溝8及びミドル横溝9が、幅の小さい細溝及び/又はサイピングで形成されるため、各陸部5、6の剛性が大きく維持される。従って、乾燥路での操縦安定性が大きく確保されるのに効果がある。
また、図3(a)に示されるように、前記ショルダー横溝10は、タイヤ周方向に対する角度θ1が70度以上と大きく形成される。旋回時に大きな接地圧が作用するショルダー陸部7では、前記角度θ1が70度未満になると、ショルダーブロック7aの横剛性が低下する他、雪柱せん断力が低下する。このような観点より、前記角度θ1は、好ましくは75度以上が望ましい。なお、前記角度θ1は、一定でも良いが、接地端Te側に向かって漸増するのが望ましい。これにより、旋回走行時、より大きな接地圧が作用しがちな接地端Te付近の横剛性が高められ、操縦安定性が向上する。また、角度θ1は、ショルダーブロック7aの横剛性と旋回性能とをバランス良く確保する観点より好ましくは88度以下が望ましい。
ショルダー横溝10の溝幅W3及び溝深さD3(図2に示す)は、特に限定されるものではないが、ショルダーブロック7aの剛性と雪柱せん断力とをバランス良く発揮させる観点より、前記溝幅W3は、好ましくは接地幅TWの1.0%以上、さらに好ましくは2.0%以上が望ましく、好ましくは8.0%以下、さらに好ましくは5.0%以下が望ましい。また、前記溝深さD3は、好ましくはショルダー主溝4の溝深さD2の40%以上、さらに好ましくは50%以上が望ましく、好ましくは100%以下、さらに好ましくは90%以下が望ましい。
また、各ショルダーブロック7aには、該ショルダーブロック7aをタイヤ軸方向内外に区分する1本のショルダー副溝13が設けられる。これにより、ショルダーブロック7aは、タイヤ軸方向内側の内側片11と、その外側の外側片12とに区分される。
ショルダー副溝13は、タイヤ周方向に対する角度θ2が10度以下に形成される必要がある。前記角度θ2が、10度を超えると、タイヤ周方向のエッジ成分が小さくなり雪路での旋回性能が悪化する他、車両の姿勢のふらつきや横流れが抑制できない。このような観点より、前記角度θ2は、好ましくは5度以下、より好ましくは0度(即ち、ショルダー副溝13は、タイヤ周方向と平行にのびる)であるのが望ましい。
また、このようなショルダー副溝13は、ショルダー主溝4からタイヤ軸方向外側に、3〜15mmの距離L3(図1に示す)で隔てた位置に設けられる必要がある。即ち、前記距離L3が、3mm未満であると、内側片11の横剛性が小さくなり、内側片11に摩耗が集中して生じ易い。逆に、前記距離L3が15mmを超えると、旋回時に接地圧が大きく作用する外側片12の横剛性が小さくなり操縦安定性が悪化する。このような観点より、前記距離L3は、好ましくは4mm以上、より好ましくは5mm以上が望ましく、また、好ましくは13mm以下、より好ましくは11mm以下であるのが望ましい。なお、距離L3は、内側片11のタイヤ軸方向外側のブロック縁11oと内側片11のタイヤ軸方向内側のブロック縁11iとのタイヤ軸方向の最短距離とする。
また、図2に示されるように、ショルダー副溝13の溝深さD4は、好ましくは0.5mm以上、より好ましくは1.0mm以上が望ましく、また好ましくは7.0mm以下、より好ましくは6.0mm以下が望ましい。これにより、ショルダー副溝13の排雪性を確保しつつ、ショルダーブロック7aの剛性を維持できるため、雪路性能と乾燥路での操縦安定性とをバランス良く確保することができる。
また、上述の効果をさらに有効に発揮させるために、ショルダー副溝13の溝幅W4は、該ショルダー副溝13の溝深さD4よりも大きく形成されるのが望ましい。とりわけ、前記溝幅W4と溝深さD4との比D4/W4は、好ましくは40%以上、より好ましくは50%以上が望ましく、また好ましくは98%以下、より好ましくは90%以下が望ましい。
また、各外側片12には、接地端Teのタイヤ軸方向の外側からタイヤ赤道C側に向かってのびかつ前記ショルダー副溝13に接することなく終端するショルダーサイピング15が形成されるのが望ましい。本実施形態では、ショルダーサイピング15は、各外側片12に、タイヤ周方向に等ピッチで2本設けられている。このようなショルダーサイピング15は、外側片12のブロック剛性を過度に低下させることなく、直進時のトラクション性能を増加させるため、氷雪路性能が向上する。
前記ショルダーサイピング15は、タイヤ周方向に対し70度以上の角度θ3でのびる必要がある。前記角度θ3が70度未満になると、氷雪路でのトラクション向上効果が小さくなるため、好ましくは75度以上が望ましい。なお、雪路での旋回性能と直進時のトラクション性能とをバランス良く確保するため、角度θ3は好ましくは88度以下が望ましい。
また、本実施形態のショルダーサイピング15は、接地端Te側に向かって前記角度θ3が漸増している。このようなショルダーサイピング15は、旋回走行時に、特に大きな接地圧が作用する接地端Te付近の横剛性を高め、雪路での旋回性能を向上させる。
また、ショルダーサイピング15のタイヤ軸方向の長さL4は、特に限定されるものではないが、大きすぎると外側片12の剛性を低下させて乾燥路での操縦安定性を悪化させるおそれがあり、逆に小さすぎるとエッジ成分が小さくなるおそれがある。このような観点より、前記長さL4は、好ましくは、外側片12のブロック幅Ws1の50%以上、より好ましくは60%以上が望ましく、また好ましくは98%以下、より好ましくは95%以下が望ましい。同様の観点より、ショルダーサイピング15の幅W6は、好ましくは0.2mm以上、より好ましくは0.3mm以上が望ましく、また好ましくは1.5mm以下、より好ましくは1.2mm以下が望ましい。
また、前記ショルダー副溝13の溝底13sには、該ショルダー副溝13に沿ってのびる溝底サイピング16が形成されるのが望ましい。このような溝底サイピング16は、ショルダーブロック7aの剛性を過度に低下させることなく、エッジ成分を長期間に亘り機能させることができる。
図1に示されるように、本実施形態の溝底サイピング16は、ショルダー陸部7の剛性を確保する観点より、直線状かつショルダー副溝13の中心線G3上に形成されている。
また、図3(a)に示されるように、溝底サイピング16は、ショルダー副溝13のタイヤ周方向の両側縁7b(紙面に向かい上側縁とする)、7c(紙面に向かい下側縁とする)から1.0〜8.0mmの距離L5を隔てた位置に両端を有するクローズドタイプが望ましい。前記距離L5が大きくなると溝底サイピング16が小さくなりエッジ成分を有効に機能させることができない。逆に前記距離L5が小さくなると、旋回時にショルダー副溝13が開き易くなり、内側片11及び外側片12の各ブロック剛性を低下させるおそれがある。このような観点より、前記距離L5は、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、またより好ましくは6.0mm以下が望ましい。
前述の効果を効果的に発揮させるために、図3(b)に示されるように、溝底サイピング16の幅W5は、ショルダー副溝13の溝幅W4の好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。また、溝底サイピング16の深さD5は、ショルダー副溝13の溝深さD4の好ましくは20%以上、より好ましくは40%以上が望ましく、また好ましくは300%以下、より好ましくは250%以下が望ましい。
また、図2及び図3(a)に示されるように、前記ショルダー横溝10には、該ショルダー横溝10の溝深さを減少させるタイバー17が、ショルダー主溝4側に設けられるのが望ましい。このようなタイバー17は、ショルダーブロック7aの剛性を維持するのに役立つ。とりわけ、本実施形態のようにショルダー主溝4に接して設けられると、ブロック幅の小さい内側片11の剛性を確保することができるため効果的である。他方、タイバー17のタイヤ軸方向長さL6を大きくするとショルダー横溝10の雪柱せん断力が発揮されないおそれがある。このような観点より、タイバー17の深さD6は、ショルダー主溝4の溝深さD2の好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。また、タイバー17の前記長さL6は、内側片11のブロック幅Ws2の好ましくは30%以上、より好ましくは50%以上が望ましく、また好ましくは120%以下、より好ましくは100%以下が望ましい。
また、前記内側片11には、該内側片11をタイヤ周方向に略2分する位置かつショルダー主溝4から接地端Te側にのびるとともに前記ショルダー副溝13に接続されることなく終端する内サイピング27が設けられてもよい。なお、本明細書において、サイピングとは、ショルダーサイピング15等のように、特に規定されるものを除き、その幅は、0.3〜1.5mmに限定されたものをいう。
また、図4に示されるように、前記クラウン横溝8は、溝幅W7が0.3〜1.6mmのクラウンサイピング18であることが望ましい。本実施形態のクラウンサイピング18は、クラウン主溝3、3間を直線状にのびかつタイヤ軸方向に一方側に傾斜(紙面に対し右下)する第1クラウンサイピング18aと、同じく直線状にのびかつタイヤ軸方向に他方側(紙面に対し左下)に傾斜する第2クラウンサイピング18bとからなり、これらがタイヤ周方向に交互に設けられている。このような第1クラウンサイピング18aと第2クラウンサイピング18bとにより、本実施形態では二等辺三角形状のクラウンブロックが5aが区分され、その剛性がバランス良く確保される。
このようなクラウン横溝8は、幅が小さく形成されるため、直進時に接地圧が大きく作用するクラウン陸部5の剛性を高く維持できる。従って、乾燥路での操縦安定性が向上する。このような観点より、クラウンサイピング18の幅W7は、小さいほうが望ましいが、製造上の観点から幅W7には限界がある。従って、前記幅W7は、より好ましくは0.4mm以上、またより好ましくは1.2mm以下が望ましい。また、クラウンサイピング18の深さ(図示せず)は、特に限定されないが、上記作用効果を発揮させる観点より、クラウン主溝3の好ましくは20%以上、より好ましくは30%以上が望ましく、また好ましくは90%以下、より好ましくは80%以下が望ましい。
また、クラウンサイピング18のタイヤ周方向に対する角度θ4は、タイヤ周方向のエッジ成分を有効に機能させる観点より、好ましくは10度以上、より好ましくは20度以上が望ましく、また好ましくは80度以下、より好ましくは70度以下が望ましい。なお、第1クラウンサイピング18aと第2クラウンサイピング18bとは、前記角度θ4が同じ角度で形成されると、各クラウンブロック5aの剛性が均一になるため望ましい。
また、前記クラウンブロック5aには、クラウン主溝3からタイヤ赤道C側に直線状にのびるクラウンスロット19が成形されるのが望ましい。このようなクラウンスロット19により、さらにエッジ成分が増加されて雪路性能が向上する。クラウンスロット19が過度に大きくなると、クラウンブロック5aの剛性が小さくなるめ望ましくない。このため、クラウンスロット19の溝幅W8は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは1.5mm以上が望ましく、また好ましくは5.0mm以下、より好ましくは4.0mm以下が望ましく、また、溝深さ(図示省略)は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは3.0mm以上が望ましく、また好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.0mm以下が望ましい。
また、クラウンブロック5aの剛性低下を防止するために、クラウンスロット19は、前記一方のクラウンサイピング18と実質的に平行に配されるのが望ましい。クラウンスロット19のタイヤ周方向の角度θ5と前記角度θ4との差|θ5−θ4|は、好ましくは15度以下、より好ましくは0度が望ましい。
なお、クラウンブロック5aには、クラウンスロット19と、このクラウンスロット19と平行にのびるクラウン横溝8との間を小幅で切欠いたクラウン切欠き部23が設けられてもよい。このようなクラウン切欠き部23により、クラウンブロック5aのタイヤ軸方向の外縁5a1は、凹凸状をなし、直線状のクラウン主溝3においても雪路での雪柱せん断力を発揮させることができる。
また、直進走行時、ミドル陸部6には、クラウン陸部5よりも相対的に小さな接地圧が作用する。このため、ミドルブロック6aは、クラウンブロック5aよりも剛性を小さくできる。従って、図5に示されるように、前記ミドル横溝9は、0.3〜1.6mmの幅W9を有する第1ミドルサイピング20と、1.6mmよりも大かつ5.0mm以下の溝幅W10を有するミドル細溝21とを含むのが望ましい。これにより、幅の小さい第1ミドルサイピング20によりミドルブロック6aの剛性が確保されつつ、該第1ミドルサイピング20よりも溝幅の大きいミドル細溝21により排雪性能や雪柱せん断性能が発揮され雪路性能がさらに向上する。
このような作用効果をさらに発揮させる観点より、第1ミドルサイピング20の幅W9は、より好ましくは0.4mm以上、またより好ましくは1.0mm以下が望ましい。また、ミドル細溝21の溝幅W10は、より好ましくは1.8mm以上、またより好ましくは4.5mm以下が望ましい。さらに、第一ミドルサイピング20の深さ(図示せず)は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また好ましくは7.0mm以下、より好ましくは6.0mm以下が望ましい。また、ミドル細溝21の溝深さD7(図2に示す)は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.0mm以下が望ましい。
図5に示されるように、本実施形態の第1ミドルサイピング20及びミドル細溝21は、直線状にのびている。また、第1ミドルサイピング20のタイヤ周方向に対する角度θ6は、特に限定されるものではないが、大きくなるとタイヤ周方向のエッジ成分の増加が抑制されるおそれがあり、逆に小さくなるとミドルブロック6aの横剛性が小さくなり易くなるおそれがある。このため、前記角度θ6は、好ましくは20度以上、より好ましくは30度以上が望ましく、また好ましくは90度以下、より好ましくは80度以下が望ましい。
また、ミドル細溝21のタイヤ周方向に対する角度θ7が大きくなると排雪性能が低下するおそれがあり、逆に小さくなると、雪柱せん断力が低下するおそれがある。このような観点より、前記角度θ7は、好ましくは10度以上、より好ましくは20度以上が望ましく、また好ましくは90度以下、より好ましくは80度以下が望ましい。
なお、特に限定されるものではないが、前記角度θ6及び7は、角度θ4と比べて小さく形成されるのが望ましい。これにより、旋回走行時、より大きな接地圧が作用しがちなミドルブロック6aの横剛性が高められ、操縦安定性が向上する。
なお、前記ミドル細溝21には、その中央部に該ミドル細溝21の溝深さを減少させるミドルタイバー21aが設けられても良い。
また、ミドルブロック6aには、前記クラウン主溝3及びショルダー主溝4から直線状にのびかつミドルブロック6aの内部で終端する第2ミドルサイピング22が設けられるのが望ましい。これにより、さらにミドルブロック6aにエッジ成分が付加され、雪路性能が向上する。
なお、前記第2ミドルサイピング22のタイヤ軸方向の長さL8は、大きくなるとミドルブロック6aの剛性を過度に低下させるおそれがある。このため、ミドルブロック6aのブロック幅Wmの好ましくは10%以上、より好ましくは20%以上が望ましく、また好ましくは80%以下、より好ましくは70%以下が望ましい。また、第2ミドルサイピング22の深さ(図示せず)は、好ましくは1.0mm以上、より好ましくは2.0mm以上が望ましく、また好ましくは8.0mm以下、より好ましくは7.0mm以下が望ましい。
また、第2ミドルサイピング22のタイヤ周方向に対する角度θ8は、ミドルブロック6aの剛性を確保する観点より、ミドル細溝21のタイヤ周方向に対する角度θ7と同じ向きの傾斜となるのが望ましい。これにより、ミドルブロック6aの剛性を高く維持できる。このような観点より、前記θ8とθ7との角度の差の|θ7−θ8|は、好ましくは30度以下、より好ましくは20度以下が望ましい。
また、ミドルブロック6aのクラウン主溝側の外縁6a1及びショルダー主溝側の外縁6a2には、該ミドルブロック6aの一部を内側に小幅で切欠いたミドル切欠き部25が設けられても良い。このようなミドル切欠き部25により、ミドルブロック6aの各外縁6a1、6a2は、該ミドルブロック6aの内部側に寄せられるため、ミドルブロック6aの剛性が確保される。
なお、本実施形態のミドル切欠き部25には、該ミドル切欠き部25のタイヤ周方向の一端25a側が、前記第2ミドルサイピング22と接続されている。これにより、荷重の集中し易い第2ミドルサイピング22の開口端部をミドルブロック6aの内側に移動させて、ミドルブロック6aの剛性を確保している。
また、本実施形態のミドルブロック6aには、該交差部Zにミドルブロック6aの踏面を斜めに切り落とした平面視三角形状の面取り部26が設けられてもよい。このような面取り部26は、ミドル切欠き部25とミドル細溝21との交差部Zの剛性を確保する。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記の具体的な実施形態に限定させることなく種々の態様に変形して実施しうるのは言うまでもない。
本発明の効果を確認するために、図1のパターンを有しかつ表1の仕様に基づいた185/60R15の乗用車用タイヤが試作された。そして、各供試タイヤを排気量1400ccの国産FF車にリム15×6JJ及び内圧230kPaで装着し、操縦安定性能(乾燥路面及び圧雪路面)、旋回性能及びトラクション性能がテストされた。
また、比較例1及び2は、図5に示すパターンが採用された。なお、表1に示すパラメータ以外はすべて同一である。また、共通仕様は次の通りとした
<クラウン主溝>
溝幅W1/接地幅TW:5.4%
溝深さD1:8.0mm
配設位置L1/TW:8.0%
<ショルダー主溝>
溝幅W2/接地幅TW:5.1%
溝深さD2:8.0mm
配設位置L2/TW:27.6%
<ショルダー横溝>
溝幅W3/TW:2.4〜2.6%
タイヤ周方向に対する角度θ1:78〜88°
溝深さD3/ショルダー主溝の溝深さD2:75%
<その他>
ショルダーサイピングの幅W6:0.8mm
ショルダーサイピングの長さL4/Ws1:90%
ショルダーサイピングの角度θ3:80〜88°
溝底サイピングの幅W5/W4:33mm
溝底サイピングの深さD5/D4:185%
クラウンサイピングの幅W7:1.0mm
クラウンサイピングの深さ:5.7mm
クラウンサイピングの角度θ4:40〜50°
第1ミドルサイピングの幅W9:1.0mm
第1ミドルサイピングの深さ:5.7mm
第1ミドルサイピングの角度θ6:20〜30°
ミドル細溝の溝幅W10:2.0〜3.0mm
ミドル細溝の溝深さD7:3.7〜5.8mm
ミドル細溝の角度θ7:50〜60°
第2ミドルサイピングの幅W11:0.8mm
第2ミドルサイピングの深さ:3.7〜5.7mm
第2ミドルサイピングの角度θ8:67〜75°
接地幅TW:152mm
テスト方法は、次の通りである。
<操縦安定性能>
上記テスト車両にて、乾燥アスファルト路面及び雪路面のテストコースをドライバー1名乗車で周回走行した。旋回時のハンドル応答性、剛性感及びグリップ等に関するが、ドライバーの官能評価により比較例1を100とする評点で評価された。数値が大きいほど良好である。
<雪路ブレーキ性能>
上記車両条件で同一のテストコースを、上記ドライバーが走行して、特に路面に対するブレーキ力の伝達度合いの特性が、ドライバーのフィーリングにより、比較例1を100とする評点で評価された。数値が大きいほど良好である。
<雪路駆動性能>
上記車両条件で同一のテストコースを、上記ドライバーが走行して、特に路面に対する駆動力の伝達度合いの特性が、ドライバーのフィーリングにより、比較例1を100とする評点で評価された。数値が大きいほど良好である。
テストの結果等を表1に示す。
Figure 2012126214
Figure 2012126214
Figure 2012126214
テストの結果、実施例のタイヤは、比較例に比べて雪路面でのブレーキ性能や制動性能を含め操縦安定性能が有意に向上していることが確認できる。また乾燥アスファルト路面の操縦安定性についても問題がないことが確認できた。
1 空気入りタイヤ
2 トレッド部
3 クラウン主溝
4 ショルダー主溝
5 クラウン陸部
5a クラウンブロック
6 ミドル陸部
6a ミドルブロック
7 ショルダー陸部
7a ショルダーブロック
8 クラウン横溝
9 ミドル横溝
10 ショルダー横溝
11 内側片
12 外側片
13 ショルダー副溝
15 ショルダーサイピング
C タイヤ赤道
Te 接地端

Claims (9)

  1. トレッド部に、タイヤ赤道の両側でタイヤ周方向に連続してのびる一対のクラウン主溝と、前記クラウン主溝のタイヤ軸方向外側をタイヤ周方向に連続してのびる一対のショルダー主溝とが設けられることにより、前記一対のクラウン主溝間をのびるクラウン陸部と、前記クラウン主溝と前記ショルダー主溝との間をのびる一対のミドル陸部と、前記ショルダー主溝と接地端との間をのびる一対のショルダー陸部とが区分された空気入りタイヤであって、
    前記クラウン陸部には、該クラウン陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるクラウン横溝がジグザグ状に配されることにより複数の三角形状のクラウンブロックが形成され、
    前記ミドル陸部には、該ミドル陸部の全幅に亘ってのびる細溝及び/又はサイピングからなるミドル横溝がジグザグ状に配されることにより複数の三角形状のミドルブロックが形成され、
    前記ショルダー陸部は、該ショルダー陸部の全幅に亘ってのびかつタイヤ周方向に対して70度以上の角度でのびるショルダー横溝によって区分された複数のショルダーブロックからなり、
    前記ショルダーブロックは、前記ショルダー主溝からタイヤ軸方向外側に3〜15mmの距離を隔てた位置にタイヤ周方向に対して10度以下の角度でのびるショルダー副溝が設けられることにより、内側片と外側片とに区分され、
    前記外側片には、タイヤ周方向に対し70度以上の角度でのびるショルダーサイピングが形成されることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記ショルダー副溝の溝深さは、0.5〜7.0mmであって、
    前記ショルダー副溝の溝底には、該ショルダー副溝に沿ってのびる溝底サイピングが形成される請求項1記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記溝底サイピングは、前記ショルダー副溝のタイヤ周方向の両側縁から、それぞれ1.0〜8.0mmの距離を隔てた位置に端部を有する請求項2記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記ショルダー副溝は、溝幅が溝深さよりも大きい請求項1乃至3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記ショルダー横溝には、そのショルダー主溝側の溝深さを減少させるタイバーが設けられる請求項1乃至4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記クラウン横溝は、0.3〜1.6mmの幅を有するクラウンサイピングである請求項1乃至5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記クラウンブロックには、クラウン主溝からクラウン横溝に沿ってタイヤ赤道側にのびるクラウンスロットが成形される請求項1乃至6のいずれかに記載の空気入りタイヤ
  8. 前記ミドル横溝は、0.3〜1.6mmの幅を有する第1ミドルサイピングと、1.6mmよりも大かつ7.0mm以下の溝幅を有するミドル細溝とを含み、かつ、前記第1ミドルサイピングとミドル細溝とは、タイヤ周方向に交互に配される請求項1乃至7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記ミドルブロックには、前記クラウン主溝及びショルダー主溝からのびかつ前記ミドルブロックの内部で終端する第2ミドルサイピングが設けられる請求項1乃至8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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