JP2012127721A - ロードセルの故障診断装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ロードセルへの負荷荷重に対して、2個の端子から出力される荷重信号Wa,Wbがそれぞれ同じ大きさの荷重信号となるように演算処理する2個の荷重信号算出部と、2個の荷重信号算出部より出力される2個の荷重信号の差の絶対値又は2個の荷重信号のそれぞれの値を表示する表示装置54とを備える構成とする。
【選択図】図3
Description
(2)零点が異常になるとき、同時にスパンの異常も発生する場合が多いが、温度変化の過渡期などでは、2つのハーフブリッジ回路の零点は、ロードセルが正常の範囲であっても異なることがたびたびあり、許容値を設定して零点の異常を警報する場合に、小さい許容値を設定すると零点異常が頻繁に警報出力され、使いにくい。
(3)零点の変動は多少大きくても作業者が通常の計量作業の中で零点調整スイッチによって調整できるので、あまり小さい零点変動に対して異常警報することは適切でない。これに対して、スパンの異常は、零点の変動のように作業者が容易に調整することができず、また、その変動量が小さい場合でも、変動量の定格荷重に対する割合が仕様の計量精度を超える場合があるので、精確に異常を判定して警報する必要がある。ところが、零点変動とスパン変動が生じている場合に、スパンの変動分だけを抽出して通常の計量作業の中で警報することについては何ら示されていない。
(4)2つのハーフブリッジ回路のそれぞれは同じ負荷荷重に対する出力の大きさが異なっており、スパンが異なると、両方の出力を比較しても精確に違いを判定できないので、精確にスパンの異常を検出することができない。
(5)2つのハーフブリッジ回路のそれぞれでヒステリシス誤差特性の異なるものがあり、特定の負荷荷重でスパン調整しても、任意の負荷荷重において、スパンが異常でなくても大きい誤差を生ずる場合があり、任意の負荷荷重に対して精確なスパンの異常を検出することができない。
起歪部に貼付した複数個のストレインゲージで構成されるホイートストーンブリッジ回路における2個の端子からの出力信号を荷重信号とするロードセルの故障診断装置において、
前記ロードセルへの負荷荷重に対して、前記2個の端子から出力される荷重信号がそれぞれ同じ大きさの荷重信号となるように演算処理する2個の荷重信号出力手段を備えることを特徴とするものである。
起歪部に貼付した複数個のストレインゲージで構成されるホイートストーンブリッジ回路における2個の端子からの出力信号を荷重信号とするロードセルの故障診断装置において、
前記ロードセルへの負荷荷重に対して、前記2個の端子から出力される荷重信号がそれぞれ同じ大きさの荷重信号となるように演算処理する2個の荷重信号出力手段と、
前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号の安定判別を行う安定判別手段と、前記安定判別手段による安定判別に基づき生成された最新の安定重量値と、
この最新の安定重量値の一つ前のタイミングにおいて生成された安定重量値との差を検出する荷重変化量検出手段と、
この荷重変化量検出手段により検出された最新の安定重量値と一つ前の安定重量値との差に基づき、前記ロードセルのスパンの異常を判定するスパン異常判定手段と
を備えることを特徴とするものである。
本発明において、2個の荷重信号の増減に応じて生じるヒステリシス誤差を個別に精確に補正するようにすれば、2つのハーフブリッジにおいて負荷荷重の増減に応じて現れる出力の大きさが異なってもより精確にスパンの異常を検出することができる。
第1演算増幅器31において、入力正端子31aはフルブリッジ回路15の接続点18に接続され、入力負端子31bは出力端子31cに接続され、出力端子31cは抵抗器40に接続されている。
第2演算増幅器32において、入力正端子32aは2つの固定抵抗器21,22の接続点41に接続され、入力負端子32bは出力端子32cに接続され、出力端子32cは抵抗器42,43に接続されている。
第3演算増幅器33において、入力正端子33aは回路のアース44に接続され、入力負端子33bは、抵抗器40,42に接続されるとともに、抵抗器45を介して出力端子33cに接続され、出力端子33cはA/D変換器24に接続されている。
第4演算増幅器34において、入力正端子34aはフルブリッジ回路15の接続点19に接続され、入力負端子34bは、抵抗器43に接続されるとともに、抵抗器46を介して出力端子34cに接続され、出力端子34cはA/D変換器25に接続されている。
演算回路26において、A/D変換器24,25の出力信号は、入出力回路51から中央演算処理装置52を介してメモリブロック53に読み込まれる。
メモリブロック53は、データを入力、出力、演算のために一次記憶するRAMや設定データを継続記憶するEEPROMや所定プログラムを継続記憶するPROMなどの記憶素子(半導体素子)から成るものである。
後述する荷重信号Wan,Wbnやヒステリシス誤差Ea1,Eb1などの計算式はPROMに記憶され、後述するスパン異常を判定するための許容値Rhや零点変動の許容値Wzの値はEEPROMに設定される。
演算回路26には、表示装置(DIS)54やキースイッチ(KEY)55、警報器(ALARM)56などが接続されており、後述するWan,Wbnの値は表示装置54に表示され、データの設定や零点調整などの操作はキースイッチ55によって実施され、故障を報知する警報は警報器56から発せられる。
荷重信号算出部52bは、A/D変換器24およびA/D変換器25からのそれぞれのデジタル荷重信号が、同じ大きさの負荷荷重に対して同じ大きさの出力信号となるような演算処理を実行する。
安定判別部52cは、圧縮型ロードセル1または二重ビーム式ロードセル5に対して任意の大きさの力または荷重が負荷された状態にあるときに、A/D変換器24からのデジタル荷重信号と、A/D変換器25からのデジタル荷重信号とが所定の計量精度または所定の定格荷重に基づいて定められる許容値を超えているか否かによって安定であるか否かを判定する。
荷重変化量算出部52dは、安定判別部52cのより求められた最新の安定重量値と、この最新の安定重量値の一つ前のタイミングにおいて生成された安定重量値との差を検出する。
ヒステリシス誤差補正部52eは、荷重信号算出部52bによる演算処理を経て得られるA/D変換器24からのデジタル荷重信号とA/D変換器25からのデジタル荷重信号とに基づいて、各荷重信号の増減に応じて生じるヒステリシス誤差を個別に補正する。
スパン異常判定部52fは、荷重信号算出部52bによる演算処理を経て得られるA/D変換器24からのデジタル荷重信号とA/D変換器25からのデジタル荷重信号とに基づいて、ロードセルのスパンが異常であるか否かを判定する。
Wan=ka・(Wax−Wai)−Wza ・・・(1)
Wbn=kb・(Wbx−Wbi)−Wzb ・・・(2)
ここで、ka,kbはスパン係数、Wza,Wzbは零点荷重メモリである。
なお、初期荷重値Wai,Wbiを初期荷重メモリへ記憶した時点ではWax=Wai、Wbx=Wbiであるからスパン係数ka,kbの0でない任意の数値に対して、Wan=Wbn=0である。
Wan=Wbn=Ws ・・・(3)
こうして、被計量物の重量測定値は、次式でもって算出され、表示される。
Wn=1/2・(Wan+Wbn) ・・・(4)
なお、Wan,Wbn,Wnは実際に計量器における被計量物の重量測定値としての表示値の分解能に比べ、少なくとも4倍の分解能を有するように設定されている。
(1)零点変動を手動調整手段により行う場合
計量作業中のスパンの異常については、スパン変動率に対する許容値Rhを予め仕様の計量精度に対応させて設定し、次式が成立したときにスパンが異常であると判定する。
|Wan−Wbn|/{(Wan+Wbn)/2}>Rh・・・(5)
しかし、例えばWanとWbnとがそれぞれ正負方向に同じ量または略同じ量だけ零点から変動している場合、従来の表示方式である上記式(4)によって荷重信号を表示すれば、双方の零点変動量が加算され大きい値となるので、スパンが異常であると誤って判定することになる。そこで、作業者の零点調整スイッチによる零点調整操作に頼って精確なスパン異常の判定を行うには、零点評価として、差の絶対値である|Wan−Wbn|の値を表示させるようにする。あるいは2つのハーフブリッジ回路15a,15bの出力荷重信号Wan,Wbnをそれぞれ表示させるようにしても良い。
|Wan−Wbn|>wz
が成立すれば、正しく零点が調整されていない旨のサイン(零点変動サイン)をランプ等の表示器によって表示させ、作業者に零点調整スイッチを押すことを促すようにする。
また、反対に、上記不等式が成立しないことを持って表示器に表示させ、作業者に零点調整スイッチを押す必要がないことを判断させるようにすることもできる。
自動的に精確にスパン異常を検出するには、ハーフブリッジ回路15a,15bの出力荷重信号Wan,Wbnに対して次のように負荷荷重による変動量のみを算出する荷重変化量検出手段を設ける。
すなわち、Wan(Wbn)はA/D変換器24(25)から読み込まれる荷重信号によって時間間隔Ta(=数100msec)で生成されるものとし、M個のシフトレジスタを用意し、このシフトレジスタにWan(Wbn)を生成順に、最も古い値を捨て常に最新のM個のWan(Wbn)が記憶されるようにする。また、予め安定限界の許容値を設定しておき、M個のWan(Wbn)の値が許容値以内であれば安定であると判定する。この安定判別は時間間隔Taで逐次行われる。こうして、シフトレジスタに記憶された値の平均値を算出して重量測定値用のWan(Wbn)とすることで、最短で時間間隔Ta毎に被計量物の安定重量値を得ることができる。
この間は被計量物を載置して荷重信号の振動の収束に要する時間差であるから短く、この間に荷重信号が零点ドリフトすることはないか、あるいは仮に零点ドリフトするとしても極めて小さい。したがって、これらの安定重量値の差は零点ドリフト分を含まず、精確に被計量物の重量に相当した変化量を表すので、零点の変動成分を除外してスパン変動のみの精確な評価に用いるのに適している。
Wanp=|Wanv−Wanu| ・・・(6)
そして、この変化量Wanpを所定の値Whと比較して、次式
Wanp>Wh ・・・(7)
が成立すれば、スパンの異常を判定するに十分な荷重変化量であるとして演算処理中においてフラグを立てる。この変化量Wanpが小さければノイズとのS/N比が小さくなり精確な判定ができない。変化量Wanpが小さく上記式(7)が成立しない場合にはフラッグはリセットされる。
|Wanp−Wbnp|/{(Wanp+Wbnp)/2}>Rh・・・(8)
Ea1=fa(Wan)
Eb1=fb(Wbn) ・・・(9)
(1)2組の出力荷重信号Wan,Wbnが共に安定条件を満足すること。
(2)2組の出力荷重信号Wan,Wbnが共に、零点を起点にした単調増加の過程にあること。そのため、出力荷重信号の増加過程で一旦所定値以上の減少があるときは、Wan,Wbn共に零付近にまで戻らなければ、改めて異常判定に適用しない。その理由は、増加過程の中で所定値異常の荷重減少があると、単調増加に基づいて設定した関数とは全く異なる誤差が発生するためであり、零点を起点に単調増加する荷重を補正するものとする。
(3)前回の記憶荷重出力と今回の荷重出力の変化量の差で判定するので、Wan,Wbn共に今回測定値と前回の記憶値との差が所定値以上に大きいこと(例えば定格荷重Wsの1/4以上の変化量をもってスパンの異常を判定する。)。
ここで、補正された出力をそれぞれWan′,Wbn′とすると、誤差補正は式(9)によって、次式となる。
Wan′=Wan−fa(Wan)
Wbn′=Wbn−fb(Wbn) ・・・(10)
S3〜S7:安定条件が成立した場合には、Wan,Wbnについての安定重量値を算出する。なお、安定条件が成立しない場合には元に戻る。
荷重変化の単調増加過程は、両方の出力Wan,Wbnが零付近又は零以下になったときから開始される。そこで、今回の零付近出力Wan,Wbnをメモリにストアする。ただし、Wan,Wbnがマイナス値の場合には0に置き換え、0をストアする。Wan,Wbnの値が零付近以下の値である場合には、単調増加の過程にあることを示すフラグFzを1にセットし、単調増加の開始条件が成立したものとする。
Wan−Wanu>Wq
Wbn−Wbnu>Wq ・・・(11)
ただし、Wanu,WbnuはそれぞれWan,Wbnの一つ前の安定重量値である。
Da=Wanv−Wanu
Db=Wbnv−Wbnu ・・・(12)
でもって、次式
|Da−Db|/{(Da+Db)/2}>Rab・・・(13)
ただし、Rabは予め設定されたスパン変動率の許容値
が成立するか否かを判定する。そして、式(13)が成立すればスパン異常であるとして警報する。ここで、Rabの値は、例えば計量器の計量精度が仕様の上でEであれば、Rab=Eに設定する。
ここで、式(11)において、荷重変化が単調増加していないか、あるいは現状維持していない、つまり単調増加の条件が崩れたと判定するための出力変化の許容値をWrとすると、Wan,Wbnのいずれか一方に、今回の読み込み値が前回の読み込み値より小さく、差の絶対値がWrより大きい場合、すなわち次式が成立する場合には、単調増加過程は崩れたとしてフラグFzを0にリセットする(ステップS15)。
Wan−Wanu<0で、かつ|Wan−Wanu|>Wr
Wbn−Wbnu<0で、かつ|Wbn−Wbnu|>Wr
ただし、出力がマイナス値を取る場合には0に置き換えているので、Wan,Wanu≧0、Wbn,Wbnu≧0である。
先の実施形態における故障診断装置20のシステム構成に代えて、図7に示されるようなシステム構成とすることもできる。なお、この故障診断装置20Aにおいて、先の実施形態の故障診断装置20と同一または同様の部分については図に同一符号を付すに留めてその詳細な説明を省略することとし、以下においては先の実施形態の故障診断装置20と異なる点を中心に説明することとする。
ここで、フルブリッジ回路15と演算回路26は、先の実施形態の故障診断装置20で使用されたものと共通のものである。
先の実施形態の故障診断装置20では、2つのA/D変換器24,25が用いられているが、本実施形態の故障診断装置20Aでは、1つのA/D変換器58が用いられる。
先の実施形態の故障診断装置20では、フルブリッジ回路15における接続点16の電位が+Vで接続点17の電位が零の直流電圧が印加されているが、本実施形態の故障診断装置20Aでは、接続点16の電位が+Vで接続点17の電位が−Vの直流電圧が印加されている。この場合、先の実施形態の故障診断装置20では必要とされる電圧参照用の固定抵抗21,22によるハーフブリッジ回路15a,15bは不要となる。
第1演算増幅器61において、入力正端子61aはフルブリッジ回路15の接続点18に接続され、入力負端子61bは出力端子61cに接続され、出力端子61cは抵抗器66,67に接続されている。
第2演算増幅器62において、入力正端子62aはフルブリッジ回路15の接続点19に接続され、入力負端子62bは出力端子62cに接続され、出力端子62cは抵抗器68および第4演算増幅器64の入力正端子64aにそれぞれ接続されている。
第3演算増幅器63において、入力正端子63aは、抵抗器68に接続されるとともに、抵抗器69を介して回路のアース70に接続され、入力負端子63bは、抵抗器66に接続されるとともに、抵抗器71を介して出力端子63cに接続され、出力端子63cはアナログスイッチ72を介してA/D変換器58に接続されている。
第4演算増幅器64において、入力正端子64aは第2演算増幅器62の出力端子62cに接続され、入力負端子64bは、抵抗器73を介して回路のアース70に接続されるとともに、抵抗器74を介して出力端子64cに接続され、出力端子64cはアナログスイッチ75を介してA/D変換器58に接続されている。
第5演算増幅器65において、入力正端子65aは抵抗器76を介して回路のアース70に接続され、入力負端子65bは、抵抗器67に接続されるとともに、抵抗器77を介して出力端子65cに接続され、出力端子65cはアナログスイッチ78を介してA/D変換器58に接続されている。
Wn=kab・(Wabx−Wabi)−Wab
として表すようにされる。
5 二重ビーム式ロードセル
9 計量台
15a,15b ハーフブリッジ回路
20,20A 故障診断装置
26 演算回路
52 中央演算処理装置
52b 荷重信号演算部(荷重信号出力手段)
52c 安定判別部(安定判別手段)
52d 荷重変化量算出部(荷重変化量検出手段)
52e ヒステリシス誤差補正部(ヒステリシス誤差補正手段)
52f スパン異常判定部(スパン異常判定手段)
53 メモリブロック
54 表示装置(荷重信号表示手段、零点調整状態表示手段)
Claims (10)
- 起歪部に貼付した複数個のストレインゲージで構成されるホイートストーンブリッジ回路における2個の端子からの出力信号を荷重信号とするロードセルの故障診断装置において、
前記ロードセルへの負荷荷重に対して、前記2個の端子から出力される荷重信号がそれぞれ同じ大きさの荷重信号となるように演算処理する2個の荷重信号出力手段を備えることを特徴とするロードセルの故障診断装置。 - 前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号をそれぞれ個別に表示、又は2個の荷重信号の差の絶対値を表示する荷重信号表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号をそれぞれ個別に零点調整する零点調整手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号の差の絶対値が零若しくは零近傍の値である状態、又は零若しくは零近傍の値でない状態を表示する零点調整状態表示手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号の増減に応じて生じるヒステリシス誤差を個別に補正するヒステリシス誤差補正手段を備えることを特徴とする請求項3又は4に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記ヒステリシス誤差補正手段は、前記2個の荷重信号のそれぞれが零点付近を起点とする単調増加であることを判定する単調増加判定手段を備え、この単調増加判定手段により前記2個の荷重信号が零点付近を起点とする単調増加であると判定されたときに、前記ヒステリシス誤差補正手段はヒステリシス誤差を補正することを特徴とする請求項5に記載のロードセルの故障診断装置。
- 起歪部に貼付した複数個のストレインゲージで構成されるホイートストーンブリッジ回路における2個の端子からの出力信号を荷重信号とするロードセルの故障診断装置において、
前記ロードセルへの負荷荷重に対して、前記2個の端子から出力される荷重信号がそれぞれ同じ大きさの荷重信号となるように演算処理する2個の荷重信号出力手段と、
前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号の安定判別を行う安定判別手段と、前記安定判別手段による安定判別に基づき生成された最新の安定重量値と、
この最新の安定重量値の一つ前のタイミングにおいて生成された安定重量値との差を検出する荷重変化量検出手段と、
この荷重変化量検出手段により検出された最新の安定重量値と一つ前の安定重量値との差に基づき、前記ロードセルのスパンの異常を判定するスパン異常判定手段と
を備えることを特徴とするロードセルの故障診断装置。 - 前記スパン異常判定手段は、前記2個の荷重信号出力手段のうちの一方の荷重信号出力手段から生成される最新の安定荷重値と一つ前の安定重量値との差と、他方の荷重信号出力手段から生成される最新の安定荷重値と一つ前の安定重量値との差とを比較し、一方の差が他方の差より大きい場合に前記ロードセルのスパンが異常であると判定することを特徴とする請求項7に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記2個の荷重信号出力手段より出力される2個の荷重信号の増減に応じて生じるヒステリシス誤差を個別に補正するヒステリシス誤差補正手段を備えることを特徴とする請求項7又は8に記載のロードセルの故障診断装置。
- 前記ヒステリシス誤差補正手段は、前記2個の荷重信号のそれぞれが零点付近を起点とする単調増加であることを判定する単調増加判定手段を備え、この単調増加判定手段により前記2個の荷重信号が零点付近を起点とする単調増加であると判定されたときに、前記ヒステリシス誤差補正手段はヒステリシス誤差を補正することを特徴とする請求項9に記載のロードセルの故障診断装置。
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