JP2012179059A - スクラロース含有組成物及び該組成物を含む可食性製品 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】フラボノイド及び/またはその配糖体等の特定の物質を、スクラロースと共存させたスクラロース含有組成物。
【選択図】なし
Description
1) スクラロースの結晶を特定の粒径になるまで微細化する方法(特許文献1);2) スク
ラロースを水溶性オリゴ糖との混合水溶液とし、次いでこれを噴霧乾燥または凍結乾燥して甘味濃縮物とする方法(特許文献2);3) スクラロースをシクロデキストリンと共結
晶複合体とする方法(特許文献3);4) スクラロースを含窒素性塩基と共結晶複合体と
する方法(非特許文献2);5) スクラロースを安定化剤(セルロースや糖質類)、緩衝
剤(有機酸及び/または有機酸塩等)、及び保存剤(安息香酸等)とともに溶解した混合水溶液とし、次いでこれを凍結乾燥する方法(特許文献4);6) スクラロースを、セル
ロース、炭酸カルシウム、リン酸2カルシウム等を用いて安定化する方法(特許文献5)。
項1.ヒドロキシ酸及び/またはその塩を含有するスクラロース製剤。
項2.ヒドロキシ酸が、乳酸、グルコン酸、酒石酸、ケトグルコン酸、グリセリン酸、リンゴ酸及びクエン酸よりなる群から選択される少なくとも1種である項1記載のスクラロース製剤。
項3.有機酸及び/またはその塩を含有するスクラロース製剤。
項4.有機酸がコハク酸、酢酸、フマル酸、イタコン酸、ケトグルタル酸、アジピン酸及びグルコン酸よりなる群から選択される少なくとも1種である項3記載のスクラロース製剤。
項5.ポリオール化合物を含有するスクラロース製剤。
項6.ポリオール化合物がアスコルビン酸、アスコルビン酸ステアリン酸エステル、アスコルビン酸パルミチン酸エステル、イソアスコルビン酸、イノシトール及び糖アルコールよりなる群から選択される少なくとも1種である項5記載のスクラロース製剤。
項7.糖アルコールが、エリスリトール、ソルビトール、マンニトール、マルチトール、還元パラチノース、ラクチトール、キシリトール、アラビトール、ガラクチトール、リビトール、還元水飴及びグリセリンよりなる群から選択される少なくとも1種である項6記載のスクラロース製剤。
項8.ピリミジン塩基またはピリミジン塩基を構成成分とする化合物を含有する、スクラロース製剤。
項9.ピリミジン塩基を構成成分とする化合物がヌクレオシドまたはヌクレオチドである、項8記載のスクラロース製剤。
項10.ピリミジン塩基またはピリミジン塩基を構成成分とする化合物が、シチジル酸、ウリジル酸及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種である項8記載のスクラロース製剤。
項11.フラボノイド及び/またはその配糖体を含有する、スクラロース製剤。
項12.フラボノイドがフラボノール、フラバノン及びアントシアニジンよりなる群から選択される少なくとも1種である項11記載のスクラロース製剤。
項13.ポリフェノールを含有するスクラロース製剤。
項14.ポリフェノールがタンニン、タンニン酸、没食子酸、カテコール及びコーヒー酸よりなる群から選択される少なくとも1種である項13記載のスクラロース製剤。
項15.有機リン酸化合物を含有するスクラロース製剤。
項16.有機リン酸化合物が、フィチン酸、グリセロリン酸、リブフラビンリン酸エステル、デンプンリン酸エステル及びこれらの塩よりなる群から選択される少なくとも1種である項15記載のスクラロース製剤。
項17.含硫黄化合物を含有するスクラロース製剤。
項18.含硫黄化合物が、グルタチオン、メチオニン、システイン、シスチン及びインジゴカルミンよりなる群から選択される少なくとも1種である項17記載のスクラロース製剤。
項19.リグナンを含有するスクラロース製剤。
項20.リグナンがセサミン、セサモリン、セサモール及びセサミノールよりなる群から選択される少なくとも1種である項19記載のスクラロース製剤。
項21.カロテノイド及び/またはその配糖体を含有するスクラロース製剤。
項22.カロテノイドがα−カロチン、β−カロチン、γ−カロチン、リコピン及びカプサイシンよりなる群から選択される少なくとも1種である項21記載のスクラロース製剤。
項23.トコフェロールを含有するスクラロース製剤。
項24.サポニンを含有するスクラロース製剤。
項25.サポニンがジギトニン、ジオスシン、グリチルリチン及び大豆サポニンよりなる群から選択される少なくとも1種である項24記載のスクラロース製剤。
項26.無機塩を含有するスクラロース製剤。
項27.無機塩が、リン酸,メタリン酸,ピロリン酸,ポリリン酸,硝酸,硫酸及び炭酸のアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩よりなる群から選択される少なくとも1種の無機酸塩である項26記載のスクラロース製剤。
項28.無機塩が、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム及び塩化マグネシウムよりなる群から選択される少なくとも1種である項26記載のスクラロース製剤。
項29.蛋白加水分解物を含有するスクラロース製剤。
項30.蛋白加水分解物がカゼインペプチドまたは大豆ペプチドである項29記載のスクラロース製剤。
項31.アミノ酸類を含有するスクラロース製剤。
項32.アミノ酸類が、アルギニン、ヒスチジン、グリシン、アラニン、セリン、グルタミン酸、アスパラギン酸、リジン、トリプトファン、ポリリジン、ベタイン、及びテアニンよりなる群から選択される少なくとも1種である項31記載のスクラロース製剤。
項33.塩基性物質を含有するスクラロース製剤。
項34.塩基性物質が、アルカロイド、ニコチンアミド、グルコサミン、キトサン及びピリドキシンよりなる群から選択される少なくとも1種である項33記載のスクラロース製剤。
項35.ポルフィリン化合物を含有するスクラロース製剤。
項36.ポルフィリン化合物がプロトポルフィリン、ポルフィリン、クロロフィル、ビリベルジン及びピロールよりなる群から選択される少なくとも1種である項35記載のスクラロース製剤。
項37.キレート剤を含有するスクラロース製剤。
項38.キレート剤がジメチルグリオキシム、エチレンジアミン四酢酸及びその塩よりなる群から選択される少なくとも1種である項37記載のスクラロース製剤。
項39.メラノイジンを含有するスクラロース製剤。
項40.レダクトンを含有するスクラロース製剤。
項41.油脂を含有するスクラロース製剤。
項42.油脂が牛脂、豚脂、なたね油、コーン油、サフラワー油及びゴマ油よりなる群から選択される少なくとも1種である項41記載のスクラロース製剤。
項43.リン脂質を含有するスクラロース製剤。
項44.リン脂質がホスファチジン酸、ホスファチジルグリセリン及びホスファチジルコリンよりなる群から選択される少なくとも1種である項43記載のスクラロース製剤。
項45.ブチルヒドロキシアニソール及び/またはブチルヒドロキシトルエンを含有するスクラロース製剤。
項46.柑橘類果汁成分を含有するスクラロース製剤。
項47.柑橘類果汁成分がオレンジ果汁、レモン果汁及びユズ果汁よりなる群から選択される少なくとも1種の果汁に由来する成分である項46記載のスクラロース製剤。
項48.ベタイン及び/又はイソベタニンを含有するスクラロース製剤。
項49.ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸よりなる群から選択される少なくとも1種を含有するスクラロース製剤。
項50.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される2種以上の物質を含有するスクラロース製剤。
項51.有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される2種以上の物質を含有するスクラロース製剤。
項52.クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質を含有するスクラロース製剤。
項53.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質とスクラロースを含有する水溶液を乾燥させることによって調製されるスクラロース製剤。
項54.水分含量が20重量%以下である項53記載のスクラロース製剤。
項55.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質とスクラロースを含有する水溶液を乾燥させることからなるスクラロース製剤の製造方法。
項56.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質と、スクラロースを含有する甘味料。
項57.水分含量が20重量%以下である項56記載の甘味料。
項58.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質と、スクラロースを含有する可食性製品。
項59.水分含量が20重量%以下である項58記載の可食性製品。
項60.食品である項58記載の可食性製品。
項61.ハードキャンディーである項60記載の可食性製品。
項62.pH2〜5である項61記載の可食性製品。
項63.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質の存在下で、スクラロースを含有するハードキャンディー原料を加熱処理することを特徴とするハードキャンディーの製造方法。
項64.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質を、煮詰め工程後ハードキャンディー原料に添加し、上記物質の存在下でスクラロースを含有するハードキャンディー原料を高温保持することを特徴とするハードキャンディーの製造方法。
項65.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースに対する熱安定性向上剤としての使用。
項66.有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースに対する熱安定性向上剤としての使用。
項67.クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースに対する熱安定性向上剤としての使用。
項68.スクラロースを、ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの熱安定性を向上させる方法。
項69.スクラロースを、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの熱安定性を向上させる方法。
項70.スクラロースを、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの熱安定性を向上させる方法。
項71.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの着色を抑制する剤としての使用。
項72.有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの着色を抑制する剤としての使用。
項73.クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの着色を抑制する剤としての使用。
項74.スクラロースを、ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの着色を抑制する方法。
項75.スクラロースを、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの着色を抑制する方法。
項76.スクラロースを、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの着色を抑制する方法。
項77.ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの甘味の向上剤としての使用。
項78.有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの甘味の向上剤としての使用。
項79.クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質の、スクラロースの甘味の向上剤としての使用。
項80.スクラロースを、ピリミジン塩基、ピリミジン塩基を構成成分とする化合物、フラボノイド、フラボノイド配糖体、ポリフェノール、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、リグナン、カロテノイド、カロテノイド配糖体、トコフェロール、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩、蛋白加水分解物、アミノ酸類、塩基性物質、ポリオール化合物、ポルフィリン化合物、キレート剤、メラノイジン、レダクトン、油脂、リン脂質、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルエン、柑橘類果汁成分、ベタイン、イソベタニン、ショウガオール、オリザノール及びフェルラ酸からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの甘味の向上方法。
項81.スクラロースを、有機リン酸化合物、ヒドロキシ酸、ヒドロキシ酸塩、含硫黄化合物、サポニン、有機酸、有機酸塩、無機塩及びアミノ酸類からなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの甘味の向上方法。
項82.スクラロースを、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、フィチン酸ナトリウム、フィチン酸カリウム、フィチン酸カルシウム、乳酸カルシウム、メチオニン、アルギニン塩酸塩、グリチルリチン、グルコン酸カルシウム、グルコン酸ナトリウム及び硫酸ナトリウムからなる群から選択される1種または2種以上の物質と共存させることからなる、スクラロースの甘味の向上方法。
項83.クエン酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、クエン酸三カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、乳酸カルシウム、リンゴ酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム及びイノシン酸ナトリウムよりなる群から選択される少なくとも1種とスクラロースを含有するハードキャンディー。
項84.クエン酸、クエン酸三ナトリウム及びスクラロースを含有する酸性ハードキャンディー。
項85.クエン酸三ナトリウム、乳酸ナトリウム、クエン酸三カリウム、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸水素二カリウム、リン酸二水素カリウム、乳酸カルシウム、リンゴ酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、グルコン酸ナトリウム及びイノシン酸ナトリウムよりなる群から選択される少なくとも1種の存在下で、スクラロースを含有するハードキャンディー原料を加熱処理することを特徴とするハードキャンディーの製造方法。
項86.クエン酸及びクエン酸三ナトリウムの存在下で、スクラロースを含有する酸性ハードキャンディー原料を加熱処理することを特徴とする酸性ハードキャンディーの製造方法。
プリン塩基またはプリン塩基を構成成分とする化合物;ピリミジン塩基またはピリミジン塩基を構成成分とする化合物;フラボノイドまたはその配糖体;ポリフェノール;有機リン酸化合物;ヒドロキシ酸またはその塩;含硫黄化合物;リグナン;カロテノイドまたはその配糖体;トコフェロール;サポニン;有機酸またはその塩;無機塩(無機酸塩を含む);蛋白加水分解物;アミノ酸またはその塩;塩基性物質;ポリオール化合物;ポルフィリン化合物;キレート剤;メラノイジン;レダクトン;油脂;リン脂質;ブチルヒドロキシアニソールまたはブチルヒドロキシトルエン;柑橘類果汁成分;ベタインまたはイソベタニン;及びショウガオール、オリザノール、フェルラ酸。
良好な甘味を有するものである。スクラロースは特定の物質との共存下で水分含量の低い状態や低pH条件下での熱安定性に顕著に優れる特徴を有することから、かかる可食性製品としては、水分含量の低い状態または低pH条件下で加熱して製造される、例えばハードキャンディーやクッキー類、揚げ菓子等の食品をより顕著に有用な例として挙げることができる。
のフルクトース残基の1、6位およびグルコース残基の4位の三つの水酸基を塩素分子で置換した構造をしており(4,1',6'−トリクロロガラクトスクロース、化学名:1,6-dichloro-1,6-dideoxy-β-D-fructofuranosyl-4-chloro-4-deoxy-α-D-garactopyranoside)、ショ糖の約600倍の良質の甘味を示すノンカロリー且つ非う蝕性の高甘味度甘味料である(英国特許第1543167号)。
本発明は、前述するスクラロースが特定の物質との共存下で安定性が向上し、水分含量の多少に関わらず、加熱などの比較的苛酷な条件下でも着色などの不都合が生じず、また甘味(甘味度、甘味質)の低減が有意に抑制できて良好な甘味を保持することを見出したことに基づいて開発されたものである。
(1) プリン塩基またはプリン塩基を構成成分とする化合物、(2) ピリミジン塩基またはピリミジン塩基を構成成分とする化合物、(3) フラボノイドまたはその配糖体、(4) ポリフェノール、(5) 有機リン酸化合物、(6) ヒドロキシ酸またはその塩、(7) 含硫黄化合物、(8) リグナン、(9) カロテノイドまたはその配糖体、(10) トコフェロール、(11) サポニン、(12) 有機酸またはその塩、(13) 無機塩(無機酸塩を含む)、(14) 蛋白加水分解
物、(15) アミノ酸類、(16) 塩基性物質、(17) ポリオール化合物、(18) ポルフィリン化合物、(19) キレート剤、(20) メラノイジン、(21) レダクトン、(22) 油脂、(23) リン
脂質、(24) ブチルヒドロキシアニソールまたはブチルヒドロキシトルエン、(25) 柑橘類果汁成分、(26) ベタインまたはイソベタニン、(27) ショウガオール、オリザノールまたはフェルラ酸。
;アデニル酸、グアニル酸、及びイノシン酸等のヌクレオチド;オリゴアデニル酸等のオリゴヌクレオチド;並びにポリアデニル酸等のポリヌクレオチドを例示することができる。なお、ヌクレオチド、オリゴヌクレオチド及びポリヌクレオチドは塩の形態であることができ、かかる塩としてはナトリウムやカリウムのアルカリ金属との塩が好適に例示される。なお、これらは1種単独で使用しても、2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
ボノイドを含む色素を用いることができる。
プサイシンを例示することができる。好ましくは上記の各種カロチンである。また、本発明においては、カロテノイドの配糖体を使用することもでき、かかるものとしては、カロテノイドのクロセチンとグルコースとからなるクチナシ色素を挙げることができる。またこれらのカロテノイド及びその配糖体は、1種単独で使用しても、また2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。
1種単独で使用されても、2種以上を任意に組み合わせて使用することもできる。好ましくはβ−トコフェロール及びγ−トコフェロールである。
誘導体;テアニン等が例示できる。
質の総称であり、エンジオールに隣接してカルボニル基を有する化合物をいう。具体的にはビタミンCやグルコレダクトンなどが挙げられる。
、それを乾燥した固体状(粉末、顆粒など)でもよい。
合わせてスクラロース含有組成物としてもよいし、またこれらの特定成分を2種以上任意に組み合わせてスクラロースに配合することもできる。
燥は任意の方法で行うことができ、例えばスプレードライ、ドラムドライ、凍結乾燥など種々の方法を挙げることができる。
。上限値は、使用する物質自体の味や香味による影響など、他の要因から制限されるものの、本発明の効果の上では特に制限されない。スクラロースの配合割合は特に制限されない。
ール、イソマルトオリゴ糖(イソマルトース、イソマルトトリオース、パノース等)、エリスリトール、オリゴ-N-アセチルグルコサミン、ガラクトース、ガラクトシルスクロー
ス、ガラクトシルラクトース、ガラクトピラノシル (β1-3) ガラクトピラノシル (β1-4) グルコピラノース、ガラクトピラノシル (β1-3) グルコピラノース、ガラクトピラノ
シル (β1-6) ガラクトピラノシル (β1-4) グルコピラノース、ガラクトピラノシル (β1-6) グルコピラノース、カンゾウ抽出物(グリチルリチン)、キシリトール、キシリト
ール、キシロース、キシロオリゴ糖(キシロトリオース、キシロビオース等)、グリセロール、グリチルリチン酸三アンモニウム、グリチルリチン酸三カリウム、グリチルリチン酸三ナトリウム、グリチルリチン酸二アンモニウム、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸二ナトリウム、クルクリン、グルコース、ゲンチオオリゴ糖(ゲンチオビオース、ゲンチオトリオース、ゲンチオテトラオース等)、サッカリン、サッカリンナトリウム、シクラメート、スクロース、スタキオース、ステビア抽出物、ステビア末、ズルチン、ソルビトール、ソルボース、タウマチン(ソーマチン)、テアンデオリゴ、テアンデオリゴ糖、テンリョウチャ抽出物、トレハルロース、トレハロース、ナイゼリアベリー抽出物、ニゲロオリゴ糖(ニゲロース等)、ネオテーム、ネオトレハロース、ネオヘスペリジンジヒドロカルコン、パラチニット、パラチノース、パラチノースオリゴ糖、パラチノースシロップ、フコース、フラクトオリゴ糖(ケストース、ニストース等)、フラクトシルトランスフェラーゼ処理ステビア、フラクトフラノシルニストース、ブラジルカンゾウ抽出物、フルクトース、ポリデキストロース、マルチトール、マルトース、マルトシル
β-サイクロデキストリン、マルトテトライトール、マルトトリイトール、マルトオリゴ
糖(マルトトリオース、テトラオース、ペンタオース、ヘキサオース、ヘプタオース等)、マンニトール、ミラクルフルーツ抽出物、メリビオース、ラカンカ抽出物、ラクチトール、ラクチュロース、ラクトース、ラフィノース、ラムノース、リボース、異性化液糖、還元イソマルトオリゴ糖、還元キシロオリゴ糖、還元ゲンチオオリゴ糖、還元麦芽糖水飴、還元水飴、酵素処理カンゾウ、酵素分解カンゾウ、砂糖結合水飴(カップリングシュガー)、大豆オリゴ糖、転化糖、水飴、蜂蜜等の甘味成分が例示できる。
活性ガスとともに噴霧乾燥した後、さらにショ糖結晶と接触させて調製されるスクラロース含有組成物;2) 還元パラチノースを賦形剤として用いて、スクラロースと上記特定物
質の少なくとも1種を含む組成物を造粒して得られるスクラロース含有組成物;3) オリ
ゴ糖類にスクラロースと上記特定物質の少なくとも1種を含む組成物を添着又は被覆して得られるスクラロース含有組成物;4) ラクチトールを賦形剤として用いて、スクラロー
スと上記特定物質の少なくとも1種を含む組成物を造粒顆粒化して得られるスクラロース含有組成物;5) エリスリトール結晶の表面をスクラロースと上記特定物質の少なくとも
1種を含む組成物(更に、ゼラチンやローカストビーンガムなどの糊料をバインダーとして含有していてもよい)で被覆して調製されるスクラロース含有組成物;6) スクラロー
スと上記特定物質の少なくとも1種を含む組成物を添加配合したエリスリトールの過飽和水溶液から晶出法より晶出調製されるスクラロース含有組成物;7) スクラロース、上記
特定物質の少なくとも1種、及びエリスリトールを含有する水溶液をスプレードライして調製されるスクラロース含有組成物;8) エリスリトールの高濃度水溶液又は加熱溶融液
にスクラロースと上記特定物質の少なくとも1種を含有する組成物を添加配合し、これを練合、晶出して得られた固形物を粉砕することによって調製されるスクラロース含有組成物。
本発明のスクラロース含有組成物は、甘味が求められる可食性製品の調製に用いることができる。従って、本発明は前述するスクラロース含有組成物、具体的にはスクラロースと上記特定の物質を含有する可食性製品に関する。
Hを有することができるが、上記本発明のスクラロース含有組成物の効果の点からいえば、レモン、オレンジ及びストロベリーなどのフルーツ味、ヨーグルト味、コーラ味等、酸味を必要とする酸性のハードキャンディー、特にpH2〜5のハードキャンディーを好適に挙げることができる。
対して0.001重量部以上の割合で用いることができる。好ましくは0.005重量部以上、さらに好ましくは0.02重量部以上である。上限値は特定の物質自体の味の影響など他の要因から制約されるものの、本発明の効果の観点からは特に制限はない。スクラロースの配合量は、キャンディーに所望の甘味を付与する観点からはハードキャンディー100重量部に対
して概ね0.001〜0.2重量部の割合を挙げることができる。
前述するように、上記特定の物質は、スクラロースと共存させることによって、高温条件下、水分含量の少ない条件または低pH条件等の苛酷条件下での加熱や加温状態での長期保存などによって生じる、スクラロースの甘味(甘味度・甘味質)の低下や着色(褐変化、黒変化)といった不都合な現象を有意に抑制することができる。
法)と規定することもできる。
量部以上、より好ましくは0.01重量部以上であればよく、上限値は用いる物質自体の味の影響など他の要因から制限されるものの、本発明の効果を奏する観点からは特に制限はされない。
部以上であればよく、上限値は用いる物質自体の味の影響など他の要因から制限されるものの、本発明の効果を奏する観点からは特に制限はない。
法のほか、食品等の製造工程において食品原料にスクラロースと上記物質を別個もしくは同時に添加配合する方法などを挙げることができる。
上記特定の物質は、スクラロースに熱安定性(熱耐性)を付与するだけでなく、スクラロースに配合することによって、スクラロースの甘味度を相乗的に向上させ、また甘味質を一層改善させる効果をも奏するものである。
部以上であればよく、上限値は用いる物質自体の味の影響など他の要因から制限されるものの、本発明の効果を奏する観点からは特に制限はない。
実施例1
スクラロース(粉体)1部にイノシン酸ナトリウム(粉体)を表1に示す割合で添加し、デキストリンで計100部に調製し、粉末状のスクラロース含有組成物を得た(粉体混合
物)。次いで、この組成物を120℃のオーブン(パーフェクトオーブン:タバイ(株)製
)で1時間加熱した。得られたスクラロース含有組成物の甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を評価した。また比較としてイノシン酸ナトリウムを配合しないでスクラロースとデキストリンからなる組成物についても同様に熱安定性を評価した。
評価点
変化なし 微かに変化 やや変化 有意な変化 顕著な変化
甘味度 5 4 3 2 1
甘味質(マイルド感) 5 4 3 2 1
、スクラロースの甘味が強さと質ともに顕著に安定化することが示された。
実施例2
スクラロース(粉体)1部にグアニル酸ナトリウム、アデニル酸ナトリウム、シチジル酸ナトリウムまたはウリジル酸ナトリウム(全て粉末状)をそれぞれ0.1部添加し、デ
キストリンで計100部に調製し、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組
成物を120℃のオーブン中で1時間加熱した。得られたスクラロース含有組成物について、実施例1と同様にして甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。また比較として、上記のヌクレオチド塩を配合しないでスクラロースとデキストリンからなる組成物についても同様に熱安定性を評価した(無添加)。結果を表2に示す。
実施例3
スクラロース(粉体)1部にヒポキサンチン、イノシンまたはイノシン酸ナトリウム(全て粉末状)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリンで計100部になるように調製してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、次いで実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。また比較として、上記のヒポキサンチン等の物質を配合しない組成物(比較1)、及び上記物質に代えて核酸を構成する糖(リボース)を配合する組成物(比較2)について同様に熱安定性を評価した。結果を表3に示す。
に有意に低下し、また核酸構成糖であるリボースを配合してもその低下を抑制することはできなかった(比較2)。しかし、核酸のプリン塩基成分であるヒポキサンチンやプリン塩基を有するヌクレオシドであるイノシンやヌクレオチドであるイノシン酸のナトリウム塩を添加した場合には、その低下が顕著に抑制できた。この結果から、核酸の塩基成分やそれを含むヌクレオシドおよびヌクレオチドにスクラロースに対する顕著な安定化作用があることが示された。
実施例4
スクラロース(粉体)1部にイノシン酸ナトリウム(粉体)0.1部を添加し、デキス
トリンで計100部となるように調製し、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。
この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は前記粉体混合物を水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は前記粉体混合物を水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお比較のためイノシン酸ナトリウムを含まないスクラロース含有組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1に従って、得られたスクラロース含有組成物の甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を評価した。結果を表4に示す。
実施例5
パラチニット100部、水30部、スクラロース0.2部及びイノシン酸ナトリウム0.016部を
混合して調製した糖液を150℃で煮詰め、ハードキャンディー(本発明品)をつくった。
また比較のため、イノシン酸ナトリウムを配合しない以外は上記と同様にしてハードキャ
ンディー(比較品)を作成した。得られた各キャンディーを水にて固形分50重量%となるように希釈溶解した糖液の甘味(強さ、質)を、上記糖液処方においてイノシン酸ナトリウムを除いた成分を同様に配合して水にて50重量%になるように調製した糖液(非加熱)の甘味をコントロールとして比較して、イノシン酸ナトリウムのスクラロースに対する熱安定化作用を評価した。結果を表5に示す。
強さ質ともに有意な低下が認められたのに対し、イノシン酸ナトリウムを添加して調製した本発明のハードキャンデーは加熱による甘味の劣下がなく極めて良好な甘味を維持していた。この結果から、これからヌクレオチドの塩であるイノシン酸ナトリウムをスクラロースと共存させることによって、水分含量の少ない状態での極度の加熱においてもスクラロースを安定化でき、良好な甘味(強さ・質)を維持できることが示された。
実施例6
薄力粉100部、還元水飴45部、重炭酸ナトリウム0.6部、マーガリン50部、卵黄10部、香料0.4部及びスクラロース0.02部からなる組成物に、グアニル酸ナトリウムを0.002部添加、混合し、得られた生地を伸ばしてオーブンで170℃、40分間焼成し、本発明のクッキー
(本発明品)を得た。また比較のため、グアニル酸ナトリウムを配合しない以外は上記と同様にしてクッキー(比較品)をつくった。得られたグアニル酸ナトリウムを配合したクッキー(本発明品)の甘味の強さ、質を評価点5としてグアニル酸ナトリウムを配合しな
いクッキー(比較品)の甘味の強さ、質を評価して、グアニル酸ナトリウムのスクラロースに対する熱安定化作用を評価した。結果を表6に示す。
実施例7
スクラロース(粉体)1部にクエルシトリン(粉体)を表7に示す割合で添加し、デキ
ストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いで、この
組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表7に合わせて示す。
実施例8
スクラロース(粉体)にメチルヘスペリジン、赤キャベツ色素(フラボノイド系色素)、及びビートレッド(ベタシアニン系色素)(以上全て粉体)をそれぞれ0.1部づつ添加
し、デキストリンで計100部となるように調製してスクラロース含有組成物(粉体混合物
)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表8に示す。
実施例9
スクラロース(粉体)1部にミリシトリン(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、また残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお、比較としてミリシトリンを含まない組成物を作成した(粉体混
合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1に従って、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果表9に示す。
実施例10
スクラロース(粉体)1部にタンニン酸(粉体)を表10に示す割合で添加し、デキス
トリンで計100部に調製して、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこ
の組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表10に示す。
実施例11
スクラロース1部(粉体)に没食子酸またはコーヒー酸(いずれも粉体)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリンで計100部となるように調製しスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表11に示す。
実施例12
スクラロース(粉体)1部に没食子酸(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部
となるように調製し、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の
一部は水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお比較として没食子酸を含まない以外は上記と同様にしてスクラロース含有組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン
中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を
評価した。結果を表12に示す。
実施例13
スクラロース(粉体)1部にフィチン酸ナトリウム(粉体)を表13に示す割合で添加
し、デキストリンで計100部に調製し、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。
次いで、この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を評価した。結果を表13に示す。
実施例14
スクラロース(粉体)1部にグリセロリン酸ナトリウム(粉体)またはリボフラビンリン酸エステルナトリウム(粉体)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリンで計100部に調製し、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表14に示す。
実施例15
スクラロース(粉体)1部にグリセロリン酸ナトリウム(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部に調製し、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た
。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし
、他の一部は水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお比較としてグリセロリン酸ナトリウムを含まないスクラロース含有組成物を作成した(粉体混合物)。これら組成物を130℃のオーブン中
で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を評
価した。結果を表15に示す。
実施例16
スクラロース(粉体)1部にグルタチオン、システイン又はインジゴカルミン(いずれも粉体)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリンで計100部に調製してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表16に示す。
スクラロース(粉体)1部にメチオニン(粉体)0.1部添加し、デキストリンで計100部
とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに
分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合)とし、他の一部は水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお比較のためメチオニンを含まないスクラロース含有組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表17に示す。
実施例18
スクラロース(粉体)1部に乳酸カルシウム(粉体)を表18に示す割合で添加し、デ
キストリンで計100部としてスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。
次いで、この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べて、スクラロースの熱安定性を評価した。結果を表18に示す。
実施例19
スクラロース(粉体)1部にグルコン酸ナトリウム、酒石酸ナトリウム、リンゴ酸ナトリウム又はクエン酸ナトリウム(いずれも粉体)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリン
で計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にしてその甘味を調べてスクラロースの熱安定
性を評価した。結果を表19に示す。
実施例20
スクラロース1部に乳酸ナトリウム0.1部添加し、デキストリンで計100部とし、粉体混
合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部は
そのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は水に溶かし噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)。なお比較のため乳酸ナトリウムを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表20に示す。
実施例21
スクラロース1部にセサモールを表21に示す割合で添加し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの組成物を120℃のオーブ
ン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性
を評価した。結果を表21に示す。
実施例22
スクラロース(粉体)1部にセサミン又はセサミノール(いずれも粉体)をそれぞれ0.1部添加し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表22に示す。
実施例23
スクラロース1部にカロチン(粉体)を表23に示す割合で添加し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの組成物を120℃の
オーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱
安定性を評価した。結果を表23に示す。
実施例24
スクラロース(粉体)1部にリコピン又はクチナシ黄色素(いずれも粉体)を0.1部添加し、デキストリンで計100部としスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組
成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表24に示す。
実施例25
スクラロース(粉体)1部にカロチン(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部
とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに
分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較としてカロチンを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表25に示す。
実施例26
スクラロース1部にdl-α-トコフェロール粉末製剤(デキストリンを基材として含量5
0%となるように調整されたもの;三栄源エフエフアイ(株)製)を表26に示す割合で添加し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。
次いでこの組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表26に示す。
実施例27
スクラロース(粉体)1部にd-β-トコフェロール又はd-γ-トコフェロールの粉末製剤
(いずれもデキストリンを基材として含量50%となるように調整されたもの;三栄源エフエフアイ(株)製)を0.1部添加し、デキストリンで計100部としスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表27に示す。
を、スクラロースと共存させることによって、スクラロースの甘味を強さ質ともに顕著に安定化できることが示された。
実施例28
スクラロース(粉体)1部にdl-トコフェロール酢酸エステル粉末製剤(デキストリンを基材として含量50%となるように調整されたもの;三栄源エフエフアイ(株)製))0.1部を添加し、デキストリンで計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉
体混合物)とし、他の一部は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較としてトコフェロールを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表28に示す。
実施例29
スクラロース(粉体)1部にグリチルリチン(粉体)を表29に示す割合で添加し、デ
キストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの
組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表29に示す。
実施例30
スクラロース(粉体)1部にコハク酸ナトリウム(粉体)を表30に示す割合で添加し
、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いで
この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表30に示す。
実施例31
スクラロース(粉体)1部に酢酸ナトリウム又はフマル酸ナトリウム(いずれも粉体)
を0.1部添加し、デキストリンで計100部としスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を120℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表31に示す。
実施例32
スクラロース(粉体)1部に酢酸ナトリウム(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較として酢酸ナトリウムを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表32に示す。
実施例33
スクラロース(粉体)1部にリン酸2ナトリウム(粉体)0.05部を添加し、デキストリ
ンで計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組
成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一
部は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較として酢酸ナトリウムを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表33に示す
。
実施例34
スクラロース(粉体)1部にアルギニン塩酸塩(粉体)0.05部を添加し、デキストリン
で計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成
物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部
は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較として酢酸ナトリウムを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を130℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表34に示す。
実施例35
表35に示すように、スクラロース(粉体)10部にリン酸2ナトリウム(粉体)0.5部を添加し、これにアルギニン塩酸塩またはイノシン酸ナトリウム(いずも粉体)をそれぞれ0.5部配合し、パラチニットで計100部としてスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。これらの組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。また比較として、スクラロースとパラチニットからなる組成物についても同様にして熱安定性を評価した。結果を表35に示す。
実施例36
スクラロース(粉体)1部にカフェイン(粉体)を表36に示す割合で添加し、デキス
トリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの組成
物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表36に示す。
実施例37
スクラロース(粉体)1部にニコチンアミド(粉体)0.1部を添加し、デキストリンで計100部とし、粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。この組成物を3つに分け、一部はそのままスクラロース含有組成物(粉体混合物)とし、他の一部は水に溶かして噴霧乾燥し(噴霧乾燥物)、残りの一部は水に溶かしドラムドライで乾燥した(ドラムドライ物)を得た。なお比較としてニコチンアミドを含まない組成物を作成した(粉体混合物)。これらの組成物を110℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にし
て、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表37に示す。
実施例38
表38に示すように、スクラロース(粉体)10部にニコチンアミド(粉体)1部を添加し、これに乳酸カルシウムまたはイノシン酸ナトリウム(いずも粉体)をそれぞれ1部配合し、パラチニットで計100部としてスクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。こ
れらの組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。また比較として、スクラロースとパラチニットからなる組成物についても同様にして熱安定性を評価した。結果を表38に示す。
もに有意に低下したが、ニコチンアミドを添加することによりその低下が有意に抑制できた。またこのニコチンアミドのスクラロースに対する熱安定化作用は、乳酸カルシウムまたはイノシン酸ナトリウムの併用によって増強され、スクラロースの甘味を強さ質ともに顕著に安定化できることが示された。
実施例39
スクラロース(粉体)1部にEDTA2ナトリウム(粉体)を表39に示す割合で添加
し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次い
でこの組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表39に示す。
実施例40
スクラロース(粉体)1部にメラノイジン(粉体)を表40に示す割合で添加し、デキ
ストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの組
成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表40に示す。
実施例41
スクラロース(粉体)1部にグルコレダクトン(粉体)を表41に示す割合で添加し、
デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこ
の組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表41に示す。
実施例42
スクラロース(粉体)1部にホスファチジルコリン(粉体)を表42に示す割合で添加
し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合物)を得た。次い
でこの組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表42に示す。
実施例43
スクラロース(粉体)1部にブチルヒドロキシアニソール(BHA)(粉体)を表43
に示す割合で添加し、デキストリンで計100部とし、スクラロース含有組成物(粉体混合
物)を得た。次いでこの組成物を100℃のオーブン中で1時間加熱し、実施例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの熱安定性を評価した。結果を表43に示す。
実施例44
表44に示すように没食子酸(5部)、乳酸カルシウム(5部)をそれぞれ単独および併用(計10部)してスクラロース1部に添加し、デキストリンで計100部にし、スクラロ
ース含有組成物(粉体混合物)を得た。次いでこの組成物を40℃で6ヶ月間保存し、実施
例1と同様にして、その甘味を調べてスクラロースの保存安定性を評価した。結果を表44に示す。
実施例45
スクラロース(粉体)1部に対して、表45に示す割合でイノシン酸ナトリウム、蛋白加水分解物、グルタミン酸ナトリウム、酒石酸または塩化ナトリウム(いずれも粉体)をそれぞれ粉体混合してスクラロース含有組成物(粉体混合物)を調製した。これをそれぞれポリエチレン製の袋に15gずつとり、60℃で保管して外観変化を観察した。なお、比較としてスクラロース単独についても同様に試験した。結果を表45に併せて示す。
実施例46 ハードキャンディー
パラチニット100部と水30部を攪拌混合し、減圧下(真空圧14.6kPa)で150℃に加熱し
ながら煮詰めた後、減圧を止め、スクラロース0.1部と表46に示す各物質0.02部を添加
混合し、加熱しながら常圧140℃にて保持した。かかる糖液を0分,10分,20分,3
0分及び60分経過毎にサンプリングし、ディスク状の型に充填成型して1個3gのハードキャンディーを調製した。これらの各ハードキャンディーについて甘味の強度及び質を20名のパネラーにより官能試験してもらい、スクラロースの熱安定性を評価した。尚、熱安定性評価は、上記の140℃保持0分経過のキャンディーをコントロールとしてその甘
味(強度、質)を5として、その甘味との差を下記に示す基準に従って評価した。なお、各コントロール間には味覚上の差はなかった。結果を表46に示す。尚、表46中に示す/は、「甘味の強度/甘味の質」を意味する。
変化なし かすかに変化 やや変化 ある程度変化 変化あり
甘味の強度 5 4 3 2 1
甘味の質 5 4 3 2 1
(マイルド感)
過酷な高温下でも、スクラロースの甘味の強度、質ともにその減少が抑えられ、スクラロースの熱安定性が大幅に上昇したことが判った。その中でも、クエン酸三ナトリウムが顕著に熱安定性向上効果を示すことが判った。
実施例47 酸性ハードキャンディー
実施例46において最も効果の高かったクエン酸三ナトリウムを用いて酸性のハードキャンディーを調製し、スクラロースの酸性下での熱安定性を評価した。具体的には、まずパラチニット100部と水30部を攪拌混合し、減圧下(真空圧14.6kPa)で150℃に加熱しな
がら煮詰めた後、減圧を止め、140℃まで冷却し、クエン酸及びクエン酸三ナトリウムを
この順で表47に示す割合で添加し、攪拌溶解した。次いで、これにスクラロース0.03部を添加し攪拌溶解した後、常圧で加熱しながら140℃に保持した。かかる糖液を10分、
30分、60分経過毎にサンプリングし、ディスク状の型に充填成型して1個3gのハードキャンディを調製した。これらの各ハードキャンディーについて甘味の強度及び質を実施例46と同様にして官能試験し、スクラロースの熱安定性を評価した。結果を表47に示す。
少が最小限に抑えられ、スクラロースの熱安定性が大幅に上昇することが判った。
実施例48 ハーブキャンディー
<処方>
1.還元麦芽糖水飴 50.0
2.パラチニット 49.0
3.還元水飴 21.0
4.スクラロース 0.02
5.クエン酸三ナトリウム 0.007
6.ハーブ エキストラクト 0.6
7.ペパーミント香料 0.2
8.カラメル色素 0.2
9.水 30.0
煮詰めて全量100部とする。
、ハーブキャンディを調製した。
充填し終わるのに30分を要したが、充填開始直後に得られたハーブキャンディーと充填終了直前に得られたハーブキャンディーは、甘味の強度及び甘味質いずれも差が認められず、良好な風味を有していた。また、得られたハーブキャンディは30℃で1年間保存後も調製直後のハーブキャンディーと変わらぬ甘味(強度及び質)と風味を有していた。
実施例49 アップルキャンディ(pH2.6)
<処方>
1. 還元麦芽糖水飴 50
2. パラチニット 40
3. 還元水飴 21
4. 還元乳糖(一水和物) 9
5. スクラロース 0.03
6. 乳酸カルシウム 0.02
7. クエン酸(結晶)N 1.5
8. 色素 0.02
9. 香料 0.2
10. 水 30
煮詰めて全量100部とする。
プルキャンディ(pH2.6)を調製した。
充填し終わるのに45分を要したが、充填開始直後に得られたアップルキャンディーと充填終了時に得られたアップルキャンディーは、甘味の強度及び甘味質いずれも差が認められず、良好な風味を有していた。また、得られたアップルキャンディは40℃で1年間保存後も調製直後のアップルキャンディーと変わらぬ甘味(強度及び質)と風味を有していた。
実施例50 オレンジ果汁入り飲料
<処方>
スクラロース 0.008
濃縮バレンシアオレンジ果汁(フ゛リックス55°) 4.4
クエン酸(結晶) 0.16
ビタミンC 0.03
ネイティブジェランガム 0.025
ペクチン 0.0025
オレンジ香料 0.25
(三栄源エフ・エフ・アイ(株)製)
水 残 部
合 計 100.0000 部
まず、水にネイティブジェランガムとペクチンとを加え、80℃で10分間攪拌し、その中にオレンジ香料以外をすべて加え、93℃まで加熱しながら攪拌し、オレンジ香料を加えて均一に攪拌した後、容器に充填して、オレンジ果汁入り飲料を得た。なお、濃縮バレンシアオレンジ果汁(ブリックス55°)はあらかじめヘスペリジナーゼ処理をしてヘスペリジンを分解除去したものを用いた。
など)等の多種多様の可食性製品の甘味料として、その使用態様がより一層拡大されるものである。
Claims (2)
- フラボノイド及び/またはその配糖体を含有する、スクラロース製剤。
- フラボノイドがフラボノール、フラバノン及びアントシアニジンよりなる群から選択される少なくとも1種である請求項1記載のスクラロース製剤。
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