JP2013018175A - 複式筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の筆記体のうちの一つの筆記体は、シャープペンシルユニット11であり、当該シャープペンシルユニットは、筆記動作に伴い筆記芯が受ける筆記圧による筆記芯の後退動作、および筆記圧の解除による筆記芯の前進動作を受けて回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構11dが備えられ、前記回転子の回転運動を前記筆記芯に伝達させるように構成されている。前記シャープペンシルユニット11は、軸筒1の軸中心部に配設されると共に、先端筆記部11aは軸筒の軸中心部を通る線上に形成された先口2aより繰り出されるように構成されている。
【選択図】図4
Description
この複式筆記具には、シャープペンシル筆記体(以下、シャープペンシルユニットともいう。)と、インク色の異なった複数本のボールペン筆記体(以下、ボールペンユニットともいう。)が軸筒内に収容され、これらが選択的に利用できるように構成されている例が多い。
そこで、本件出願人は前記した課題を解決すために筆記動作に応じて筆記芯が回転するシャープペンシルについて提案をしており、これは特許文献1に開示されている。
このために、前記したように筆記芯の回転駆動機構を備えるシャープペンシルユニットにおいては、軸筒からの繰り出される際の撓みを受けて、回転駆動機構に対して軸線に直交する方向に不要な応力が加わり、筆記芯の回転動作に不具合が生ずるという問題が招来される。
そこで、特許文献2および特許文献3に開示された複式筆記具の例を採用すれば、ユニットを曲げずに軸筒の先口から先端筆記部を繰り出すことができるので、シャープペンシルユニットに備えた回転駆動機構に不具合をもたらす問題を解消することができる。
また、シャープペンシルユニットにおける先端筆記部の位置が、軸筒の握り位置に応じて変化することはなく、常に快適な筆感を得ることができる複式筆記具を提供することができる。
なお、第1および第2の実施の形態は、いずれも筆記芯の回転駆動装置を備えた1つのシャープペンシルユニット、インク色の異なる2つのボールペンユニットをそれぞれ軸筒内に収容した複式筆記具を例示している。
そして、以下に示す各図においては、同一部分を同一符号で示しているが、紙面の都合により一部の図面においては、代表的な部分に符号を付け、その詳細な構成はその他の各図面に付けた符号を引用して説明する場合もある。
また、図1(C)は、軸筒の周側面に配置された1つのスライドノブ12cを軸方向の前方にスライド操作することで、1つのボールペンユニットの先端筆記部(ボールペンチップ)が前記先口2aから繰り出された状態を示している。
これらのシャープペンシルユニット11、インク色の異なる2つのボールペンユニット12,13は、軸筒1内のほぼ中央部に取り付けられたユニット支持部材15に穿設された貫通孔内にそれぞれ軸方向に移動可能となるように装着されている。
シャープペンシルユニット11の後端部には、芯ケースを兼ねる中継パイプ11cを介して回転駆動機構11dが取り付けられており、この回転駆動機構11dは軸筒1内の後半部に取り付けられたガイド筒16内を摺動可能となるように収容されている。なお、前記回転駆動機構11dの構成および作用については、後で説明する。
さらに、前記回転駆動機構11dの後方には、ノック棒19が前記ガイド筒16内を摺動可能となるように収容されており、ノック棒19に形成された内部空間19a内には、バネ機能を有するロック部材20が収容されている。
このボールペンユニット12,13は、周知のとおり先端筆記部12a,13aとして、それぞれボールペンチップが用いられ、インク収容筒12b,13bの先端部に取り付けられている。
また、第1と第2のボールペンユニット12,13は、前記したとおりユニット支持部材15に穿設された貫通孔内にそれぞれ軸方向に移動可能となるように装着されており、前記ユニット支持部材15とスライドノブ12c,13cとの間にインク収容筒12b,13bを捲装するようにして、コイル状のリターンバネ22,23が配置されている。
そして、前記リターンバネ22,23の作用により、前記ボールペンユニット12,13は軸筒1内を後退する方向に付勢されている。
この状態において、ノック棒19を軸方向にノック操作すると、回転駆動機構11dおよび中継パイプ11cを介してチャック機構11bにノック操作が伝達される。
前記チャック機構11bには、特に符号は付けていないが、先端部が例えば3分割されて筆記芯の通孔を備えたチャック本体、チャック本体の周囲を取り巻くように配置された円環状の締め具、チャック本体の前方に配置され、筆記芯を一時的に保持するゴム製の保持チャック等が具備されている。
また周知のとおり、ノック棒19をノックした状態にして筆記芯を指先等で押すことで、筆記芯を先端筆記部11a内に戻すことができる。
これにより図に示す複式筆記具は、シャープペンシルユニットを用いた筆記動作を行うことができる。
前記した図4(A)に示す状態から、図4(B)に示す第1のボールペンユニット12を利用する状態に切り換えるには、前記したロック部材20に形成された解除ボタン20aを操作して、シャープペンシルユニット11をリターンバネ17の作用により軸筒1内に戻す動作を実行する。
この状態においてスライドノブ12cを前方にスライドする操作により、第1のボールペンユニット12の先端筆記部12aは先口2より繰り出され、ボールペンユニットによる筆記動作を行うことができる。
続いて第2のボールペンユニット13におけるスライドノブ13cの軸方向前方へのスライド操作により、図4(B)に示した例と同様に第2のボールペンユニット13を利用することができる。
前記したとおりロック部材20はノック棒19に形成された内部空間19a内に収容されて、ノック棒19の押し込み状態を保持すると共に、解除ボタン20aの操作よりノック棒19の押し込み状態を解除するようになされる。これはシャープペンシルユニット11を利用するか否かの選択動作に利用される。
そして、第1脚部20cにおける折り曲げ部20bに近接する位置には、前記した解除ボタン20aが突出して形成されている。
また、前記第1脚部20cの先端部は係止端部20eを構成しており、前記第2脚部20dの先端部には横向きに円弧状凸部20fが形成されている。
したがって、図5においては解除ボタン20aを線L上に位置させた状態でノック棒19が押し込まれた状態および解除された状態が示されている。
したがって、図5の上半部に示された状態において、ノック棒19を図の左方向に向かって押し込むことでロック部材20の第1脚部20cは、ノック棒19傾斜面19bに沿ってせり上る。このときロック部材20の第2脚部20dに形成された円弧状凸部20fはガイド筒16の内周面に沿って摺動する。
これにより、図2に示すようにリターンバネ17の作用により、前記シャープペンシルユニット11は軸筒1内を後退し、ノック棒19の押し込み状態は解除される。
この回転駆動機構11dは、円筒状に形成されたシリンダー部材22内に、1つのユニットとして構成されており、図7(A)に示すようにシリンダー部材22の軸方向の一端部に連結シャフト23cが突出している。この連結シャフト23cに対して、図4(A)に示すように中継パイプ11cが嵌合されて連結され、これにより回転駆動機構11dを具備したシャープペンシルユニット11を構成している。
そして、前記回転子23における第1のカム面23aに対峙するようにして、第1の固定カム面24が配置され、第2のカム面23bに対峙するようにして、第2の固定カム面25が配置されている。
そして、回転子23に形成された第1カム面23a、第2カム面23b、第1固定カム面24、第2固定カム面25に鋸歯状に形成された各カムは、そのピッチが互いにほぼ同一となるように構成されている。
前記クッションバネ27は、前記トルクキャンセラー26を前方に押し出すように付勢し、この付勢力を受けた前記トルクキャンセラー26に押されて前記回転子23は前方に向かうように作用する。
このとき、回転子23は鋸歯状に形成されたカムの一歯の半ピッチに相当する回転駆動を受け、この回転作用は前記中継パイプ11c、チャック機構11bを介して筆記芯を回転させる。
したがって、この発明に係る複式筆記具においてシャープペンシルユニット11を利用した場合には、書き進むにしたがって描線が除々に太くなるという問題を解消することができ、書き進むにしたがって描線の濃さも変化する(描線がうすくなる)という問題も解消することができる。
なお、図9および図10においては、すでに説明した図1〜図8に示す第1の実施の形態における各部と同一の機能を果たす部分を同一符号で示している。したがって、個々の構成および作用についての説明は適宜省略する。
そして、軸筒1の軸中心部には、回転駆動機構11dを備えたシャープペンシルユニット11が配設され、このシャープペンシルユニット11を軸対称として、このシャープペンシルユニット11の左右に、インク色が異なる第1と第2のボールペンユニット12,13が配置されている。
加えて、シャープペンシルユニット11は、軸筒1の軸中心部に配設されているので、軸筒の握り位置に応じて先端筆記部の位置が変化することがなく、快適な筆感を得ることができるなど、前記した第1の実施の形態と同様の作用効果を期待することができる。
3,3a〜3c 先口
11 シャープペンシルユニット
11a 先端筆記部
11b チャック機構
11d 回転駆動機構
12 ボールペンユニット(第1ユニット)
12a 先端筆記部(ボールペンチップ)
12c スライドノブ
13 ボールペンユニット(第2ユニット)
13a 先端筆記部(ボールペンチップ)
13c スライドノブ
15 ユニット支持部材
16 ガイド筒
17,22,23 リターンバネ
19 ノック棒
20 ロック部材
20a 解除ボタン
23 回転子
23a 第1カム面
23b 第2カム面
24 第1固定カム面
25 第2固定カム面
26 トルクキャンセラー
27 クッションバネ
Claims (2)
- 軸筒内に複数の筆記体が収容され、前記軸筒の先端部に形成された先口より、いずれか一つの筆記体の先端筆記部を繰り出すことができる複式筆記具であって、
前記複数の筆記体のうちの少なくとも一つの筆記体は、シャープペンシルユニットであり、当該シャープペンシルユニットは、筆記動作に伴い筆記芯が受ける筆記圧による筆記芯の後退動作、および筆記圧の解除による筆記芯の前進動作を受けて回転子を一方向に回転駆動させる回転駆動機構が備えられ、前記回転子の回転運動を前記筆記芯に伝達させるように構成され、
かつ前記シャープペンシルユニットは、前記軸筒の軸中心部に配設されると共に、前記シャープペンシルユニットの先端筆記部は、軸筒の軸中心部を通る線上に形成された先口より繰り出されるように構成したことを特徴とする複式筆記具。 - 前記シャープペンシルユニットは、前記軸筒の後端部に配置されたノック棒を押し込み操作することで、先端筆記部が前記軸筒に形成された先口から繰り出され、前記軸筒の外周部に配置された解除ボタンを操作することで、先端筆記部が前記軸筒内に収容されるように構成したことを特徴とする請求項1に記載された複式筆記具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011152611A JP2013018175A (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | 複式筆記具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2011152611A JP2013018175A (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | 複式筆記具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2013018175A true JP2013018175A (ja) | 2013-01-31 |
Family
ID=47690111
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2011152611A Pending JP2013018175A (ja) | 2011-07-11 | 2011-07-11 | 複式筆記具 |
Country Status (1)
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|---|---|
| JP (1) | JP2013018175A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013220642A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Epokku Chemical:Kk | 多芯型筆記具 |
| JP2016010952A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 三菱鉛筆株式会社 | 多芯式筆記具 |
| CN112704534A (zh) * | 2019-10-25 | 2021-04-27 | 苏州英途康医疗科技有限公司 | 施夹器夹仓组件及医疗手术施夹器 |
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2011
- 2011-07-11 JP JP2011152611A patent/JP2013018175A/ja active Pending
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