JP2015232190A - 美容用品 - Google Patents
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Abstract
【課題】手間がかからず、より快適に使用可能な美容用品を提供することである。
【解決手段】手袋状や靴下状に形成し、使用者が装着することで体の少なくとも一部を覆う美容用品を、少なくとも2層からなるシート2を重ね合わせて形成する。そして、シート2は、外表面を形成する外側シート層5と、内側に位置する不織布層とを有する構成とする。さらに、シート2の外側シート層5をセラミックス粒子を含む原料で形成し、セラミックス粒子の近傍に目視不能な微細な空隙を形成する。
【選択図】図1
【解決手段】手袋状や靴下状に形成し、使用者が装着することで体の少なくとも一部を覆う美容用品を、少なくとも2層からなるシート2を重ね合わせて形成する。そして、シート2は、外表面を形成する外側シート層5と、内側に位置する不織布層とを有する構成とする。さらに、シート2の外側シート層5をセラミックス粒子を含む原料で形成し、セラミックス粒子の近傍に目視不能な微細な空隙を形成する。
【選択図】図1
Description
本発明は、美容用品に関するものであり、特に保湿クリームを塗った部分の保護に好適な美容用品に関するものである。
手荒れ対策として、保湿クリーム(以下、保湿剤とも称す)を手に塗った後に手袋を装着するといった手法が知られている。すなわち、保湿剤を塗った後の手を手袋で覆うことにより、保湿剤を浸透しやすくするという手法である。
この手法の副次的な効果として、保湿剤を塗った状態でも種々の作業が可能であるという効果がある。すなわち、手に塗った保湿剤が触った物に付着しないため、保湿剤を塗った状態でも家事等を行うことができる。また、この手法によると、就寝時等に保湿剤を塗った手を無意識に掻いてしまうことがなく、手荒れの悪化を防止することもできる。
このような手法には、一般的に、通気性のよい綿の手袋が用いられている。また、特許文献1には、非通気性プラスチックフィルムを手袋状に形成し、その内側にトリートメント液を含む織布、不織布、綿布等を配して形成された皮膚保護スリーブが開示されている。すなわち、この皮膚保護スリーブでは、非通気性プラスチックフィルムによってトリートメント液が外側に漏れることを防止している。
しかしながら、綿の手袋を採用して上記手法を行うと、保湿剤が付着する内面が汚れてしまう。このことから、細菌の繁殖等を防止するため、数回使用した後に洗浄する必要があるが手間である。そこで、使い捨ての使用も考えられるが、綿の手袋はプラスチック製の手袋に比べて比較的高価であり、使い捨てには不向きである。
また、特許文献1に開示された皮膚保護スリーブは、非通気性プラスチックフィルムを使用していることから、外側への液漏れを好適に防止可能である反面、通気性があまりなく、使用者の装着感をよりよくするという観点から改善の余地がある。
そこで本発明は、手間がかからず、より快適に使用可能な美容用品を提供することを課題とする。
上記課題を解決するための請求項1に記載の発明は、使用者が装着することで体の少なくとも一部を覆う美容用品において、外表面を形成する外側シート層と、外側シート層の内側に位置する不織布層とを有し、前記外側シート層は、セラミックス粒子を含む原料で形成されており、セラミックス粒子の近傍に微細な空隙が形成されていることを特徴とする美容用品である。
本発明の美容用品は、外側シート層は、セラミックス粒子を含む原料で形成されており、セラミックス粒子の近傍に空隙が形成されている。すなわち、セラミックス粒子の近傍に目視不能な程度に微細な孔が形成された状態となっている。このことから、保湿剤を塗った部分に装着したとき、保湿剤の保湿成分を有効に保つ程度に空気を遮断し、且つ、ある程度の通気性を確保できる。そして、適度な通気性を確保することで、装着感の向上を図ることができる。つまり、本発明の美容用品は、保湿剤の有効成分を維持しつつ装着感を向上させることができる。
また、本発明の美容用品は、外側シート層をセラミックス粒子を含む原料で形成していることから、安価に製造可能となり、使い捨てで使用してもさほど費用が掛からないという利点もある。
また、本発明の美容用品は、外側シート層をセラミックス粒子を含む原料で形成していることから、安価に製造可能となり、使い捨てで使用してもさほど費用が掛からないという利点もある。
請求項2に記載の発明は、前記外側シート層が誘電体であることを特徴とする請求項1に記載の美容用品である。
かかる構成によると、美容用品を装着した状態でタッチパネルの操作が可能となる。
すなわち、タッチパネルは、指などでパネル表面に触れたときに生じる電荷の変化を検出し、接触位置を検出する構造となっている。そのため、例えば、綿のような絶縁性の高い物質で形成された手袋を着用した状態でパネル表面に触れても、タッチパネルが接触位置を検知することができず、タッチパネルを操作することができない。
これに対し、誘電体を介してパネル表面に接触する場合、パネル表面で電荷の変化が生じるので、接触位置を検知可能となる。
すなわち、タッチパネルは、指などでパネル表面に触れたときに生じる電荷の変化を検出し、接触位置を検出する構造となっている。そのため、例えば、綿のような絶縁性の高い物質で形成された手袋を着用した状態でパネル表面に触れても、タッチパネルが接触位置を検知することができず、タッチパネルを操作することができない。
これに対し、誘電体を介してパネル表面に接触する場合、パネル表面で電荷の変化が生じるので、接触位置を検知可能となる。
請求項3に記載の発明は、前記外側シート層は、ポリエチレン及び炭酸カルシウムを主とする原料により形成されるシートを延伸して形成された多孔質体であり、前記不織布層は、ポリエステル、ポリエチレン、及びポリプロピレンを主とする原料により形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の美容用品である。
本発明における外側シート層は、ポリエチレン及び炭酸カルシウムを主とする原料により形成されるシートを延伸して形成されたものが特に好ましい。このような原料で形成されたシートを延伸すると、ポリエチレンがよく伸びるのに対し、炭酸カルシウムが殆ど伸びないことから、炭酸カルシウム粒子の周辺でポリエチレンが伸びた状態となり、伸びた部分に目視不能の微細な孔が形成された状態となる。つまり、炭酸カルシウム粒子の周囲に微細な空隙が形成された多孔質体の外側シート層が形成される。このように形成した外側シートは、保湿剤の保湿成分を有効に保つ程度に空気を遮断し、且つ、ある程度の通気性を確保するにあたり、好ましい通気性を有する。
また、外側シート層と不織布層のそれぞれにおいて、同じポリエチレンを原料として採用することにより、外側シート層と不織布層を形成するとき、これらを離反し難い構造とすることができる。このため、装着時に外側シート層と不織布層が意図せず離反したりすることがなく、快適に使用できる。
また、外側シート層と不織布層のそれぞれにおいて、同じポリエチレンを原料として採用することにより、外側シート層と不織布層を形成するとき、これらを離反し難い構造とすることができる。このため、装着時に外側シート層と不織布層が意図せず離反したりすることがなく、快適に使用できる。
請求項4に記載の発明は、手袋状又は靴下状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の美容用品である。
本発明は、手袋又は靴下状に形成して使用することが好ましい。
本発明は、手間がかからず快適に使用可能な美容用品を提供することができる。
以下、本発明の実施形態に係る美容用品について図面を参照しつつ詳細に説明する。
本実施形態の手袋1(美容用品)は、図1、図2で示されるように、2層構造に形成されたシート2を重ね合わせ、その縁部分3を融着させることで形成されている。より詳細には、手を挿入する部分を除いた全ての縁部分3を融着させている。
シート2は、図2で示されるように、外側シート層5と不織布層6から形成されている。本実施形態の手袋1では、外側シート層5が外側に位置し、手と接触する内側に不織布層6が位置するように2層が重なった状態となっている。
外側シート層5は、手袋1の外表面を形成する部分であり、ポリエチレン及び炭酸カルシウムを主とする原料により加工用シートを形成し、この加工用シートを延伸して形成される延伸シートを打ち抜いて形成されている。この外側シート層5は、誘電体であり、厚さが20μmとなっている。
なお、外側シート層5は、厚さが5μm以上45μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがさらに好ましく、20μmが特に好ましい。
なお、外側シート層5は、厚さが5μm以上45μm以下であることが好ましく、10μm以上30μm以下であることがさらに好ましく、20μmが特に好ましい。
不織布層6は、ポリエステル、ポリエチレン、及びポリプロピレンを主とする原料により形成されている。この不織布層6は、目付が18g/m2となっている。
なお、不織布層6は、目付が5g/m2以上30g/m2以下であることが好ましく、12g/m2以上23g/m2以下であることがさらに好ましく、18g/m2が特に好ましい。
なお、不織布層6は、目付が5g/m2以上30g/m2以下であることが好ましく、12g/m2以上23g/m2以下であることがさらに好ましく、18g/m2が特に好ましい。
本実施形態の手袋1では、ポリエチレン及び炭酸カルシウムを主とする原料として形成された加工用シートを延伸し、延伸した加工用シートを打ち抜くことで外側シート層5を形成している。
ここで、加工用シートを延伸する際、ポリエチレンがよく伸びるのに対し、炭酸カルシウムが殆ど伸びないことから、炭酸カルシウム粒子の周辺でポリエチレンが伸びた状態となる。そして、ポリエチレンが伸びた部分に目視不能の微細な孔が形成された状態となる。つまり、外側シート層5は、目視不能の微細な孔が多数形成された多孔質体となっている。言い換えると、外側シート層5は、延伸処理を行うことにより多数の微細な孔を形成している。
ここで、加工用シートを延伸する際、ポリエチレンがよく伸びるのに対し、炭酸カルシウムが殆ど伸びないことから、炭酸カルシウム粒子の周辺でポリエチレンが伸びた状態となる。そして、ポリエチレンが伸びた部分に目視不能の微細な孔が形成された状態となる。つまり、外側シート層5は、目視不能の微細な孔が多数形成された多孔質体となっている。言い換えると、外側シート層5は、延伸処理を行うことにより多数の微細な孔を形成している。
このように形成した外側シート層5は、保湿剤の保湿成分を有効に保つ程度に空気を遮断し、且つ、ある程度の通気性を確保するにあたって好ましい通気性を有するものとなる。このことから、本実施形態の手袋1は、保湿剤の有効成分を維持しつつ装着感を向上させることが可能となる。
また、本実施形態では、外側シート層5の原料の1つにポリエチレンを採用し、さらに不織布層6の原料の1つにもポリエチレンを採用している。このことにより、外側シート層5の裏面側に不織布層6を形成するとき、外側シート層5と不織布層6とを離反し難い構造とすることができる。すなわち、外側シート層5と不織布層6が意図せず離反したりすることがないので、手袋1を快適に使用できる。
上記した実施形態では、2つのシート2を重ねて手袋1を形成する例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、図3で示されるように、2つのシート2を重ねて靴下50を形成してもよい。また、手袋1や靴下50に限らず、バンド状に形成して腕や膝回り、踵回り等に巻きつける等、装着することで体の一部を覆う構成であればよい。
上記した実施形態では、手首から手先までを全て覆う手袋1の例を示したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、装着時に指先を外側に出した状態で使用する手袋であってもよい。すなわち、上記手袋1の指先部分を切り落としたような形状、すなわち、掌や手の甲を被覆する部分から指の付け根部分を被覆する部分を突出させ、突出端部分に内外を連通する孔を設けた形状であってもよい。
上記した実施形態では、2層構造に形成されたシート2を重ねて手袋1を形成した例について説明したが、本発明はこれに限るものではなく、3層以上であってもよい。すなわち、少なくとも外側シート層5と不織布層6の2層を有する多層のシートであればよい。
上記した実施形態では、手首部分から手先部分まで厚さが均一(又は略均一)となるように手袋1を形成したが、本発明はこれに限るものではない。例えば、指先を被覆する部分のみを薄く形成してもよい。このような構成によると、手袋を装着し、指先でタッチパネルを操作したとき、タッチパネルがより確実に指先の接触を感知することとなる。このため、タッチパネルの快適な操作が可能となる。
なお、上記したシート2を形成する際、外側シート層5の裏面側、すなわち、不織布層6に面した部分にプリント処理を施してもよい。このような構成によると、手袋を外側から見たとき、プリントした柄が浮き上がって見えるため、手袋の意匠性を向上させることができる。
上記した実施形態では、外側シート層5の原料の1つとして炭酸カルシウムを採用するする例を示したが、本発明はこれに限るものではなく、炭酸カルシウムに替わって他のセラミックスを用いてもよい。
1 手袋(美容用品)
5 外側シート層
6 不織布層
50 靴下(美容用品)
5 外側シート層
6 不織布層
50 靴下(美容用品)
Claims (4)
- 使用者が装着することで体の少なくとも一部を覆う美容用品において、
外表面を形成する外側シート層と、外側シート層の内側に位置する不織布層とを有し、
前記外側シート層は、セラミックス粒子を含む原料で形成されており、セラミックス粒子の近傍に微細な空隙が形成されていることを特徴とする美容用品。 - 前記外側シート層が誘電体であることを特徴とする請求項1に記載の美容用品。
- 前記外側シート層は、ポリエチレン及び炭酸カルシウムを主とする原料により形成されるシートを延伸して形成された多孔質体であり、
前記不織布層は、ポリエステル、ポリエチレン、及びポリプロピレンを主とする原料により形成されていることを特徴とする請求項1又は2のいずれかに記載の美容用品。 - 手袋状又は靴下状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の美容用品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014119606A JP2015232190A (ja) | 2014-06-10 | 2014-06-10 | 美容用品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2014119606A JP2015232190A (ja) | 2014-06-10 | 2014-06-10 | 美容用品 |
Publications (1)
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|---|---|
| JP2015232190A true JP2015232190A (ja) | 2015-12-24 |
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ID=54933806
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2014119606A Pending JP2015232190A (ja) | 2014-06-10 | 2014-06-10 | 美容用品 |
Country Status (1)
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102280102B1 (ko) * | 2021-02-04 | 2021-07-20 | 정성준 | 방호복 |
| KR102280101B1 (ko) * | 2021-02-04 | 2021-07-21 | 정성준 | 내구성이 개선된 방호복 |
| KR102280100B1 (ko) * | 2021-02-04 | 2021-07-22 | 주식회사 디엠메디칼 | 소취기능이 향상된 방호복 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPH0681292A (ja) * | 1991-03-11 | 1994-03-22 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | プレスロール |
| JPH08209414A (ja) * | 1995-01-24 | 1996-08-13 | Atom Kk | 浸漬作業用手袋 |
-
2014
- 2014-06-10 JP JP2014119606A patent/JP2015232190A/ja active Pending
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