JP2016102748A - 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ - Google Patents

電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ Download PDF

Info

Publication number
JP2016102748A
JP2016102748A JP2014242021A JP2014242021A JP2016102748A JP 2016102748 A JP2016102748 A JP 2016102748A JP 2014242021 A JP2014242021 A JP 2014242021A JP 2014242021 A JP2014242021 A JP 2014242021A JP 2016102748 A JP2016102748 A JP 2016102748A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amplifier circuit
amplifier
contact pad
current
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014242021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6401588B2 (ja
Inventor
泰秀 倉持
Yasuhide Kuramochi
泰秀 倉持
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Advantest Corp filed Critical Advantest Corp
Priority to JP2014242021A priority Critical patent/JP6401588B2/ja
Publication of JP2016102748A publication Critical patent/JP2016102748A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6401588B2 publication Critical patent/JP6401588B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Abstract

【課題】電流測定装置のノイズを低減し、および/または広帯域化する。【解決手段】電流測定装置100は、電流発生部110とトランスインピーダンスアンプ120を備える。電流発生部110には、測定対象の電流信号IDUTが発生する。トランスインピーダンスアンプ120は、電流信号IDUTを電圧信号VOUTに変換する。トランスインピーダンスアンプ120は、反転型の増幅回路122と、増幅回路122の反転入力端子と出力端子の間に設けられる帰還抵抗RFと、を含む。増幅回路122は、電流発生部110と同一の半導体チップ(測定用チップ)102に集積化される。【選択図】図4

Description

本発明は、電流測定装置に関する。
DNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)などの塩基配列を解析するために、塩基配列解析装置(シーケンサ)が用いられる。次世代(第4世代)のシーケンサとしてさまざまな手法が研究機関や企業により模索されており、その中のひとつとして、ゲーティングナノポアシーケンス技術が注目を集めている。
ゲーティングナノポアシーケンス技術では、ナノメートルオーダーの1対の電極(ナノ電極)の間をDNAやRNAが通過するときに電極間に流れるトンネル電流が、塩基の種類(A,G,T,C)に応じて変化することを利用して、塩基配列を決定する。この手法によれば、非常に安価でかつ小型な装置により、塩基配列の解析が可能となることが期待されている。なお本明細書において、ナノ電極とは、それよりも大きなサブマイクロ電極やマイクロ電極を包含するものとして用いる。
またゲーティングナノポアシーケンス技術と同様にトンネル電流を利用する手法として、MCBJ法(Mechanically Controllable Break Junction)が開発されている。MCBJ法では、金属線を破断することによりナノ電極を形成する。
これらのシーケンサにおいて重要な要素技術のひとつに、ナノ電極間に流れるトンネル電流を十分な精度で測定可能な電流測定器が挙げられる。すなわちトンネル電流のオーダーは数十pAであり、塩基の種類を判定するためには、数pSのオーダーのコンダクタンスの差を検出しなければならない。
特開2003−240747号公報 特開2009−133762号公報 特開2013−257334号公報
本発明者等は、微弱電流測定器として、トランスインピーダンスアンプを利用することを検討した。図1は、トランスインピーダンスアンプ800を備える電流測定装置900の回路図である。トランスインピーダンスアンプ800は、オペアンプ802と、オペアンプ802の反転入力(−)と出力の間に設けられた抵抗Rと、を備える。オペアンプ802の非反転入力端子(+)には所定電位VREF(たとえば接地電圧)が入力される。キャパシタCは、回路の安定性のために、抵抗Rと並列に接続される。
DUT(被試験デバイス)810は、DNAやRNA(以下、DNAと総称する)などのサンプルと、サンプルを収容するチップを含む。チップには、サンプルから分離されたDNA分子が通過するナノ流路およびナノピラー、電極対などが形成される。ケーブル820は、DUT810とトランスインピーダンスアンプ800の間を接続する。
図2は、図1の電流測定装置900の等価回路図である。DUT810は、トンネル電流IDUTを発生する電流源812と、寄生並列抵抗RDUT、寄生並列キャパシタCDUTとしてモデリングされる。
ケーブル820は、DUT810の一端814とオペアンプ802の反転入力端子を接続する第1ライン822と、DUT810の他端816とオペアンプ802の非反転入力端子を接続する第2ライン824と、を含む。CCABは、2つのライン822、824の間の寄生容量である。同軸ケーブルの場合、10cmあたりで10pFの寄生容量が発生する。
トランスインピーダンスアンプ800の入力段には、様々な寄生容量が存在する。CPROは、ESD用の保護素子、たとえばダイオードやESDサプレッサなどの寄生容量である。オペアンプに802は、理想アンプ804と、さまざまな寄生容量で表される。CMN、CMPは、コモン入力容量であり、CDは差動入力容量である。なお、図2に示される抵抗値や容量値は例示にすぎない。
このトランスインピーダンスアンプ800の直流トランスインピーダンスは、以下の式で与えられる。
20×Log10(R) (dB) …(1)
たとえばR=1GΩとすると、トランスインピーダンスは180dBとなる。
DNAシーケンサは、数十億もの膨大な数の塩基対の種類を特定する必要がある。第4世代では1塩基1ms程度の測定時間が要求されるところ、1回の測定ではノイズの影響で塩基を特定することは難しい。そこで、1msの間に複数回、トンネル電流を測定し、その結果得られるヒストグラムにもとづいて塩基を特定するなど、統計的手法が用いられる。たとえば1msの間に100回、トンネル電流を測定するためには、サンプリングレートとして100kspsが要求され、この場合にトランスインピーダンスアンプに要求される帯域は、マージンを考慮すると数百kHz〜数MHzとなる。
ここで図2のトランスインピーダンスアンプ800の周波数特性について検討する。カットオフ周波数f2は、式(2)で与えられる。
f2=1/{2πR×(C+C/AOL)} …(2)
ただし、C=CDUT+CCAB+CPRO+CDあり、AOLは、オペアンプのオープンループゲインである。式(2)からカットオフ周波数f2を高めるためには、Cを小さく、Cを小さく、AOLを高利得、広帯域にするアプローチが取り得ることがわかる。Cを入力シャント容量と称する。オープンループゲインAOLが十分に大きく、入力シャント容量Cが小さい場合、式(2)は式(3)で近似できる。
f2≒1/{2πR×C} …(3)
たとえばR=1GΩ、C=10fFとすると、式(3)からf2=15.9kHzとなる。
一方でトンネル電流は微弱であるため、測定系のノイズも問題となる。図3は、トランスインピーダンスアンプのノイズ特性を示す図である。微小電流を検出するためには、Rとして数十MΩから数TΩのオーダーが必要となり、したがって低周波領域においては抵抗Rによる熱雑音が支配的となる。
NOISE=√(4×k×T×R) [V/√Hz]
Tは温度、kはボルツマン定数である。この式は単位周波数当たりの電圧雑音密度を表す。
=1GΩ、T=27℃の場合、VNOISE=4.1μV/√Hz(V/rtHzとも記す)となる。
熱雑音に関しては、上述のカットオフ周波数f2を境界として帯域制限がかかるため、カットオフ周波数f2を超える高周波領域では、Rの熱雑音よりも、トランスインピーダンスアンプ800のノイズが支配的となる。高周波領域では、アンプのノイズゲインが、(C+C+CM+CD)/C倍となるため、ノイズを低減するためには、C,CM,CDを小さく、Cを大きくしなければならない。しかしながらCを大きくすることは、カットオフ周波数f2の低下を意味し、広帯域化の要請に反するため、Cは系の安定性が確保される範囲において極力小さく設計する必要がある。このように図1のトランスインピーダンスアンプでは、広帯域(カットオフ周波数)と低ノイズがトレードオフの関係にありそれらを両立することは困難である。
特にトランスインピーダンスアンプは、オペアンプの入力インピーダンスが非常に高いことから、電界ノイズに敏感である。ノイズを低減するために、信号ラインをシールドで覆い、シールドの電位を制御する技術がある。ところが、高速化が要求されるトランスインピーダンスアンプに、シールドを追加すると、信号ラインの寄生容量が増加し、またシールドを駆動するアンプの容量が付加されることとなるため、帯域が狭くなり速度が低下する。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、ノイズを低減した電流測定装置の提供にある。
本発明のある態様は、電流測定装置に関する。電流測定装置は、測定対象の電流信号が発生する電流発生部と、電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンスアンプと、を備える。トランスインピーダンスアンプは、反転型の増幅回路と、増幅回路の反転入力端子と出力端子の間に設けられる帰還抵抗と、を含む。増幅回路は、電流発生部と同一の半導体チップに集積化される。
この態様によれば、電流発生部から増幅回路の反転入力端子に至る信号ラインを半導体基板上の配線で形成でき、その長さを短くして入力ラインの対接地容量を小さくできる。これによりトランスインピーダンスアンプのノイズゲインを低下させることができ、低ノイズな電流測定装置を提供できる。またトランスインピーダンスアンプは、入力インピーダンスが非常に高いため電界ノイズに敏感であるところ、干渉経路である信号ラインを短くできるため、電界ノイズの影響も低減することができる。また増幅回路を集積化することで、高抵抗なアンプ入力端が外部に露出しないことにより、電界ノイズ等の影響を低減できる。
ある態様の電流測定装置は、半導体チップに形成され、増幅回路の反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、半導体チップに形成され、増幅回路の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、第1、第2コンタクト用パッドと接触する第1、第2プローブを有するヘッドユニットと、をさらに備えてもよい。帰還抵抗は、ヘッドユニットに内蔵され、第1、第2プローブの間に接続されてもよい。
この態様では、帰還抵抗を半導体チップに集積化せずに、ヘッドユニットにチップ部品やSiP部品、抵抗モジュールを利用して帰還抵抗を構成することで、帰還抵抗の抵抗値はプロセスデザインルール等の制約を受けないため、大きくできる。ここで電流測定装置の利得(トランスインピーダンス)は、帰還抵抗に比例する一方、抵抗が発生する熱雑音は、VNOISE=√(4×k×T×R) [V/√Hz]で与えられ、帰還抵抗の平方根に比例するため、帰還抵抗の抵抗値が大きいほど、S/N比を高めることができる。また、帰還抵抗を半導体チップに集積化すると抵抗値がプロセスばらつきで変動し、トランスインピーダンス(利得)がばらつくという問題が生ずるが、この態様によれば、帰還抵抗をヘッドユニットに内蔵して使い回すことで、トランスインピーダンスのばらつきを抑制できる。
ある態様の電流測定装置は、半導体チップ上に形成される第3コンタクト用パッドと、半導体チップ上に形成され、第3コンタクト用パッドと接続されるドライビングガードメタルと、半導体チップ上に形成され、ドライビングガードメタルに増幅回路の非反転入力端子の電圧を供給するガードアンプと、をさらに備えてもよい。ヘッドユニットは、第3コンタクト用パッドと接触する第3プローブと、第1プローブから帰還抵抗に至る配線の一部である芯線および第3プローブと接続されるシールドを有するケーブルと、をさらに有してもよい。
この態様によれば、ドライビングガード機能を用いることで、アンプ入力から帰還抵抗の間を保護することにより、電界シールドとなると同時に、浮遊容量を削減できる。
本発明の別の態様も、電流測定装置に関する。電流測定装置は、測定対象の電流信号が発生する電流発生部と、電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンスアンプと、を備える。トランスインピーダンスアンプは、反転型の増幅回路と、増幅回路の反転入力端子と出力端子の間に設けられる帰還抵抗と、を含む。増幅回路は、入力段と増幅段を含む。増幅回路の入力段を含む一部が、電流発生部と同一の半導体チップに集積化される。
この態様によれば、電流発生部から増幅回路の反転入力端子に至る信号ラインを半導体基板上の配線で形成でき、その長さを短くして入力ラインの対接地容量を小さくできる。これによりトランスインピーダンスアンプのノイズゲインを低下させることができ、低ノイズな電流測定装置を提供できる。またトランスインピーダンスアンプは、入力インピーダンスが非常に高いため電界ノイズに敏感であるところ、干渉経路である信号ラインを短くできるため、電界ノイズの影響も低減することができる。また増幅回路を集積化することで、高抵抗なアンプ入力端が外部に露出しないことにより、電界ノイズ等の影響を低減できる。
ある態様の電流測定装置は、半導体チップに形成され、増幅回路の反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、半導体チップに形成され、入力段の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、第1、第2コンタクト用パッドと接触する第1、第2プローブを有するヘッドユニットと、をさらに備えてもよい。帰還抵抗および増幅段はヘッドユニットに内蔵され、増幅段の入力端子は、第2プローブと接続され、帰還抵抗は、第1プローブと増幅段の出力端子の間に接続されてもよい。
本発明の別の態様は、塩基配列解析装置に関する。塩基配列解析装置は、上述のいずれかの電流測定装置を備える。
本発明の別の態様は、測定用チップに関する。測定用チップは、第1電極および第2電極を含み、第1電極と第2電極の間に試料が通過可能に構成される電極対と、その反転入力端子が第1電極と接続される反転型の増幅回路と、増幅回路の反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、増幅回路の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。測定用チップは、使用において、第1コンタクト用パッドと第2コンタクト用パッドの間に、帰還抵抗が接続されることにより、トランスインピーダンスアンプが構成可能となっている。
本発明の別の態様は、測定用チップに関する。測定用チップは、第1電極および第2電極を含み、第1電極と第2電極の間に試料が通過可能に構成される電極対と、反転型の増幅回路の一部であって、その入力端子が第1電極と接続される入力段と、入力段の入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、入力段の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化される。使用において、第1コンタクト用パッドと第2コンタクト用パッドの間に、帰還抵抗および増幅回路の増幅段が接続されることにより、トランスインピーダンスアンプが構成可能となっている。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ノイズを低減した電流測定装置を提供できる。
トランスインピーダンスアンプを備える電流測定装置の回路図である。 図1の電流測定装置の等価回路図である。 トランスインピーダンスアンプのノイズ特性を示す図である。 第1の実施の形態に係る電流測定装置を示す図である。 図5(a)は、第2の実施の形態に係る電流測定装置を示す図であり、図5(b)は、増幅回路の別の構成例を示す回路図である。 第1変形例に係る電流測定装置を示す図である。 第2変形例に係る電流測定装置を示す図である。 第3変形例に係る電流測定装置を示す図である。 電流測定装置を備える塩基配列解析装置のブロック図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図4は、第1の実施の形態に係る電流測定装置100を示す図である。電流測定装置100は、トンネル電流やイオン電流などの微弱な電流信号IDUTを検出し、電圧信号VOUTに変換する。
電流測定装置100は、電流発生部110、トランスインピーダンスアンプ120を備える。電流発生部110には、測定対象の電流信号IDUTが発生する。トランスインピーダンスアンプ120は、電流信号IDUTを、電圧信号VOUTに変換する。
トランスインピーダンスアンプ120は、反転型の増幅回路122、帰還抵抗R、帰還キャパシタCを含む。帰還抵抗Rは、増幅回路122の反転入力端子(−)と出力端子の間に設けられる。帰還キャパシタCは、帰還抵抗Rと並列に接続される。
本実施の形態において、電流発生部110およびトランスインピーダンスアンプ120の構成部品は、測定用チップ102とヘッドユニット104に分けて実装されている。
増幅回路122は、電流発生部110と同一の半導体チップ(測定用チップ)102に集積化される。測定用チップ102には、第1コンタクト用パッドPd1および第2コンタクト用パッドPd2が形成される。第1コンタクト用パッドPd1は、増幅回路122の反転入力端子と電気的に接続され、第2コンタクト用パッドPd2は、増幅回路122の出力端子と電気的に接続される。複数の測定用チップ102は、搬送装置106によって順次、ヘッドユニット104の直下に運び込まれ、測定後に運び出される。
ヘッドユニット104は、第1プローブPb1、Pb2を備える。第1プローブPb1、第2プローブPb2はそれぞれ、第1コンタクト用パッドPd1、第2コンタクト用パッドPd2と接触可能な箇所に配置されている。ヘッドユニット104は昇降装置108によって昇降可能となっている。
トランスインピーダンスアンプ120の帰還抵抗Rは、ヘッドユニット104に内蔵され、第1プローブPb1と第2プローブPb2の間に電気的に接続される。帰還キャパシタCも、第1プローブPb1と第2プローブPb2の間に電気的に接続される。
測定用チップ102には、コンタクト用パッドPd2’および出力バッファ124がさらに設けられる。出力バッファ124は、増幅回路122の出力を受ける。コンタクト用パッドPd2’は、出力バッファ124の出力端子と電気的に接続される。ヘッドユニット104は、プローブPb2’および測定部126、電源回路128、信号発生器130、校正器132をさらに備える。
プローブPb2’は、コンタクト用パッドPd2’と接触可能な箇所に配置される。測定部126は、第2プローブPb2およびプローブPb2’の電圧を測定可能に構成される。測定部126はたとえばデジタイザ(A/Dコンバータ)などを含む。電源回路128は、ヘッドユニット104内の回路素子や測定用チップ102内の回路素子に供給すべき電源電圧等を生成する。信号発生器130は、測定やキャリブレーションに使用されるさまざまな信号を発生する。校正器132は、測定用チップ102の測定に先立って、測定用チップ102の増幅回路122のDCオフセットなどのキャリブレーションを行なう。
なお増幅回路122の出力インピーダンスが十分小さい場合、出力バッファ124は省略してもよく、この場合、コンタクト用パッドPd2’、プローブPb2’は省略してもよい。また電源回路128、信号発生器130、校正器132は、ヘッドユニット104の外部に設けられてもよい。
以上が電流測定装置100の構成である。
この電流測定装置100によれば、増幅回路122を測定用チップ102に集積化したことにより、電流発生部110から増幅回路122の反転入力端子に至る信号ライン112を測定用チップ102(半導体基板)上の配線で形成できる。これにより信号ライン112の長さを短くして信号ライン112の対接地容量(図2のC)を小さくできる。また信号ライン112が短くなることから、保護素子(ESD素子)を省略してもよく、この場合にはさらに対接地容量Cを小さくできる。その結果、(C+C+CM+CD)/Cに応じたトランスインピーダンスアンプのノイズゲインを低下させることができ、低ノイズな電流測定装置を提供できる。
またトランスインピーダンスアンプ120は、入力インピーダンスが非常に高いため電界ノイズに敏感であるところ、干渉経路である信号ライン112を短くできるため、電界ノイズの影響も低減することができる。また増幅回路122をSiP部品やDiP部品などを用いた場合、高抵抗なアンプ入力端が外部に露出することとなるが、増幅回路122を集積化することで、高抵抗なアンプ入力端が外部に露出しないことにより、電界ノイズ等の影響を低減できる。
さらに図4の電流測定装置100では、帰還抵抗Rを半導体チップ(測定用チップ)102に集積化せずに、ヘッドユニット104にチップ部品やSiP部品、抵抗モジュールを利用して帰還抵抗Rを構成することとした。半導体基板上の抵抗素子は、数MΩ程度が現実的な上限であり、数百MΩ〜数GΩの抵抗は膨大なチップサイズを要求する。本実施の形態では、帰還抵抗Rを外付け部品とすることで、測定用チップ102のチップサイズの増加を抑制つつも数百MΩ〜数GΩのオーダーとすることができる。
ここで電流測定装置の利得(トランスインピーダンス)は、帰還抵抗Rに比例する一方、抵抗が発生する熱雑音は、VNOISE=√(4×k×T×R)[V/√Hz]で与えられ、帰還抵抗の平方根に比例するため、帰還抵抗の抵抗値が大きいほど、S/N比を高めることができる。
また、帰還抵抗Rを半導体チップに集積化すると、抵抗値がプロセスばらつきで変動し、トランスインピーダンス(利得)がばらつくという問題が生ずるが、帰還抵抗Rをヘッドユニット104に内蔵して繰り返し使用することで、トランスインピーダンスのばらつきを抑制できる。これにより半導体チップごとのキャリブレーションが不要となる。
トランスインピーダンスアンプの帯域について検討する。この電流測定装置100では入力容量Cが小さくなることで、トランスインピーダンスアンプの帯域(カットオフ周波数)は上述の式(3)で与えられ、帰還抵抗Rと帰還キャパシタCのみの関数となる。したがって、帰還抵抗Rに加えて帰還キャパシタCをヘッドユニット104に設けたことで、カットオフ周波数f2のばらつきを抑え、複数の測定用チップ102を同じ帯域で測定することができる。
増幅回路122を構成するオペアンプで大きくばらつくパラメータとして、オープンループゲインが挙げられる。ここでカットオフ周波数f2のオープンループゲインに対する感度は式(3)で与えられるが、これは対接地容量Cが小さいことにより、十分に小さくできる。
オペアンプのDCオフセットについては、以下の方法によりキャリブレーション可能である。測定対象である電流発生部110の出力インピーダンスが、帰還抵抗Rより高いものとする。この場合、帰還抵抗Rをコンタクトさせ、電流発生部110が電流を発生しない状態とし、トランスインピーダンスアンプの出力電圧を測定部126によって測定することで、オペアンプ(増幅回路122)のDCオフセットを測定できる。こうして測定されたDCオフセットを保持しておき、電流信号IDUTを測定するときには、測定値からDCオフセットを減算(加算)することで、DCオフセットの影響を除くことができる。
このように、製造バラツキによりオペアンプの特性が変動したとしても、実施の形態に係る電流測定装置100によれば、その変動の影響は無視しうるか、あるいは容易に対処することができ、したがってオペアンプへの性能要求は高くないと言える。オペアンプをCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)プロセスで構成する場合、CMOSはゲート入力抵抗が高いため,低リークな増幅器を構成できるという利点もある。
また、測定用チップ102のみを可搬型としたことで、自動連続高感度測定が可能になる。
(第2の実施の形態)
図5(a)は、第2の実施の形態に係る電流測定装置100aを示す図である。電流測定装置100aは、図4の電流測定装置100に加えて、ガードアンプ134、ESD保護素子136、ドライビングガードメタル138、同軸配線(ケーブル)140をさらに備える。
ドライビングガードメタル138は、信号ライン112の近傍に配置される。たとえば信号ライン112と第1コンタクト用パッドPd1を結ぶフィードバックライン113を挟み込むように、2本のドライビングガードメタル138a、138bを形成してもよい。
ドライビングガードメタル138a/bは、第3コンタクト用パッドPd3a/bと接続される。ヘッドユニット104は、第3コンタクト用パッドPd3a/bと対応する位置に設けられた第3プローブPb3a/bを備える。第3プローブPb3a/bは、同軸配線140のシールド144と接続される。第1プローブPb1は、同軸配線140の芯線142と接続される。同軸配線140のシールド144は、帰還キャパシタCおよび帰還抵抗Rの少なくとも一部を覆う。
ガードアンプ134は、増幅回路122の非反転入力端子(+)の電圧VREFを受け、ドライビングガードメタル138に印加する。基準電圧VREFは、基準電圧源123により生成された電圧であってもよいし、接地電圧であってもよい。
ESD保護素子136は、信号ライン112とドライビングガードメタル138の間に設けられ、たとえばダイオードで構成される。
以上が電流測定装置100aの構成である。
電流測定装置100aによれば、ドライビングガード機能を用いることで、アンプ入力から帰還抵抗の間を保護することにより、電界シールドとなると同時に、浮遊容量を削減できる。ESD保護素子136もドライビングガード内に配置することで、ESD保護素子136の寄生容量も低減される。浮遊容量をCSTRAYとした場合、実効的な容量は、CSTRAY/AOLに低減される。
図5(b)は、増幅回路122の別の構成例を示す回路図である。増幅回路122は、単一のオペアンプで構成してもよいが、非反転アンプ150と反転アンプ152の組み合わせで構成される。非反転アンプ150は、たとえばオペアンプ154、抵抗R1、R2を含む。反転アンプ152は、非反転アンプ150の出力を反転増幅する。オペアンプ154の非反転入力端子は、増幅回路122の反転入力端子に対応し、オペアンプ154の反転入力端子は、増幅回路122の反転入力端子に対応する。
この変形例によれば以下の効果を得ることができる。
増幅回路122は、非反転アンプ150と反転アンプ152の2段構成となっている。図2では、オペアンプ802の差動入力容量CDが、ケーブル容量CCAB等と並列に接続されて入力シャント容量Cの一部となり、トランスインピーダンスアンプ800のカットオフ周波数f2を低下させる要因となっている。これに対して、図5(b)の構成では、オペアンプ154の差動入力容量は、図2のケーブル容量CCAB等とは並列に存在せず、したがってトランスインピーダンスアンプのカットオフ周波数f2が、オペアンプ154の差動入力容量によって低下するのを防止できる。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
(第1変形例)
実施の形態では、測定用チップ102を搬送装置106によって搬送し、測定用チップ102を1個ずつ測定したが、本発明はそれには限定されない。図6は、第1変形例に係る電流測定装置100bを示す図である。この変形例では、電流測定装置100bは、ウェハ上のダイシング前のウェハ160上の複数の測定用チップ102の一部あるいは全部を同時に測定する。
プローブカード162には、上述のヘッドユニット104が、複数個、ウェハ160上の複数の測定用チップ102と対応するように並べられている。ウェハ160は、図示しないハンドラによりヘッドユニット104の直下まで搬送される。そしてウェハ160とプローブカード162が近接し、各ヘッドユニット104のプローブPbとそれと対応する測定用チップ102のコンタクト用パッドPdが接触することにより、複数の測定用チップ102を一括測定することができ、あるいは測定用チップ102上の増幅回路122の良否・不良品を一括で判定することができる。
なおプローブカード162は、ウェハ160のすべての測定用チップ102を同時に測定する必要はなく、8個、16個など、複数の測定用チップ102を同時に測定できればよい。
(第2変形例)
図7は、第2変形例に係る電流測定装置100cを示す図である。電流測定装置100cは、マニュアルハンドリング可能なケース型の測定装置である。治具170は、上部蓋部分であるプローブユニット172と、下部ベース部分であるマウンタ174を備える。マウンタ174には、ひとつあるいは複数のソケット176が設けられ、各ソケット176には測定用チップ102が装着可能となっている。プローブユニット172には、ひとつあるいは複数のヘッドユニット104が設けられる。
ユーザは、手動で測定用チップ102をソケット176に置いた後に、プローブユニット172をマウンタ174に覆い被せ、ヘッドユニット104と測定用チップ102の対応するパッドとプローブを接触させる。
(第3変形例)
実施の形態では、増幅回路122全体が測定用チップ102に集積化される場合を説明したが、本発明はそれに限定されない。図8(a)〜(d)は、第3変形例に係る電流測定装置を示す図である。図8(a)に示すように、増幅回路122は、入力段122aと増幅段122bを含み、入力段122aを含む一部が測定用チップ102に集積化され、増幅段122bは、ヘッドユニット104に内蔵される。図8(b)〜(c)には、入力段122aの具体例が示される。図8(b)はソースフォロア回路であり、図8(c)はバッファ(ボルテージフォロア)であり、図8(d)は非反転増幅器である。
図8(a)に戻る。増幅回路122の入力段122aの入力端子、つまり増幅回路122の反転入力端子は、電流発生部110(図9の第1電極310a)と接続される。第1コンタクト用パッドPd1は、入力段122aの入力端子と接続される。第2コンタクト用パッドPd2は、入力段122aの出力端子と接続される。
第1プローブPb1、第2プローブPb2は、第1コンタクト用パッドPd1、第2コンタクト用パッドPd2それぞれと接触可能に配置される。増幅段122bの入力端子は第2プローブPb2と接続される。帰還抵抗Rは、増幅段pb2122bの出力端子と第1プローブPb1の間に設けられる。
つまり使用において、第1コンタクト用パッドPd1と第2コンタクト用パッドPd2の間に、帰還抵抗Rおよび増幅回路122の増幅段122bが接続されることにより、トランスインピーダンスアンプ110が構成可能となっている。
この変形例によっても、実施の形態と同様の効果を得ることができる。
(第4変形例)
実施の形態では、ヘッドユニット104にデジタイザ(A/Dコンバータ)を搭載する場合を説明したが、測定用チップ102に、デジタイザを集積化してもよい。この場合、測定用チップ102に、デジタルデータを伝送するためのインタフェース回路と、デジタルデータを出力するためのコンタクト用パッドをさらに形成する。ヘッドユニット104側には、プローブと、プローブを介したデジタルデータを受信するインタフェース回路と、を設ければよい。
(第5変形例)
実施の形態では、第1コンタクト用パッドPd1と信号ライン112を直接接続したが、回路保護のために、第1コンタクト用パッドPd1と信号ライン112の間に、抵抗を形成してもよい。同様に、第2コンタクト用パッドPd2と増幅回路122の出力の間に、抵抗を形成してもよい。
(用途)
最後に、電流測定装置100の用途について説明する。実施の形態に係る電流測定装置100は、塩基配列解析装置(DNAシーケンサあるいはRNAシーケンサ)300に用いることができる。図9は、電流測定装置100を備える塩基配列解析装置300のブロック図である。ナノポアチップ302は、上述の測定用チップ102に対応する。なお図9のチップは模式図であり、各部材のサイズは実際のそれとは異なることに留意されたい。
ナノポアチップ302は、シリコンなどの半導体チップであり、その上にはナノ流路304、ナノピラー306、電極対310、ナノポア312、増幅回路122、第1コンタクト用パッドPd1〜第3コンタクト用パッドPd3が集積化される。そのほか、測定用チップ102には、電気泳動用電極(不図示)と、電気泳動用電極に電圧を供給するためのコンタクト用パッド、電源回路128が生成した電源電圧を供給するためのコンタクト用パッドなども形成される。
ナノ流路304をDNAサンプルが通過することにより、1分子のDNAが分離、抽出される。このDNA分子がナノピラー306を通過すると、DNA分子が直線化される。
ヘッドユニット104には、駆動アンプ180が設けられる。駆動アンプ180は、電気泳動用電極対に印加する電圧を制御し、電気泳動用電極対の間に発生する電界を制御する。この電界は、DNA分子に印加され、DNA分子がナノポア312に形成された電極対310の間を通過する。
電極対310は、第1電極310a、第2電極310bを有する。電極対310は増幅回路122の反転入力端子および第1コンタクト用パッドPd1と接続される。電極対310の間には、そのとき通過するDNA分子の塩基の種類に応じたトンネル電流IDUTが流れる。電流測定装置100は、このトンネル電流(電流信号)IDUTを検出し、電圧信号VOUTに変換する。つまり塩基配列解析装置300においては、電極対310およびナノポア312が、図4の電流発生部110に相当するものと理解される。
電圧信号VOUTは、測定部(A/Dコンバータ)126によってデジタル値に変換される。デジタル値はデータ処理装置314に入力される。データ処理装置314は、メモリやプロセッサを含むコンピュータであり、信号処理によりDNA分子の塩基配列を特定する。
抵抗Rによる電流換算の抵抗熱雑音は、INOISE=√(4×k×T/R)となる。R=1MΩ、27℃の環境下で129fA/√Hzとなり、トランスインピーダンスが100kHzの帯域を有する場合、40.7pARMSのノイズが発生することとなる。したがって高精度測定のためには、多数サンプリングを行い、統計的処理が必要となるであろう。この観点において、実施の形態に係る電流測定装置100は、低ノイズ特性および高速性を有するため、1塩基当たりのサンプリング回数を増やして精度を高め、あるいは単位時間当たりに解析する塩基の個数を増やすことができる。あるいは電流測定装置100のノイズを低減できるため、1塩基当たりのサンプリング回数を減らすことができる。
図9では、ゲーティングナノポア方式のシーケンサを説明したが、電流測定装置100はMCBJ方式のシーケンサにも利用可能である。この場合、ナノポアチップ302に代えて、MCBJチップが使用される。MCBJチップには、ナノポア312に代えて、金線などの電極材料と、電極材料を破断するための破断機構などが集積化される。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…電流測定装置、102…測定用チップ、104…ヘッドユニット、106…搬送装置、108…昇降装置、110…電流発生部、112…信号ライン、120…トランスインピーダンスアンプ、122…増幅回路、124…出力バッファ、126…測定部、128…電源回路、130…信号発生器、132…校正器、134…ガードアンプ、136…ESD保護素子、138…ドライビングガードメタル、140…同軸配線、142…芯線、144…シールド、R…帰還抵抗、C…帰還キャパシタ、150…非反転アンプ、152…反転アンプ、154…オペアンプ、Pd1…第1コンタクト用パッド、Pd2…第2コンタクト用パッド、Pd3…第3コンタクト用パッド、Pb1…第1プローブ、Pb2…第2プローブ、Pb3…第3プローブ、112…信号ライン、160…ウェハ、162…プローブカード、170…治具、172…プローブユニット、174…マウンタ、176…ソケット、180…駆動アンプ、300…塩基配列解析装置、302…ナノポアチップ、304…ナノ流路、306…ナノピラー、310…電極対、310a…第1電極、310b…第2電極、312…ナノポア。

Claims (8)

  1. 測定対象の電流信号が発生する電流発生部と、
    前記電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンスアンプと、
    を備え、
    前記トランスインピーダンスアンプは、
    反転型の増幅回路と、
    前記増幅回路の反転入力端子と出力端子の間に設けられる帰還抵抗と、
    を含み、
    前記増幅回路は、前記電流発生部と同一の半導体チップに集積化されることを特徴とする電流測定装置。
  2. 前記半導体チップに形成され、前記増幅回路の前記反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、
    前記半導体チップに形成され、前記増幅回路の前記出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、
    前記第1、第2コンタクト用パッドと接触する第1、第2プローブを有するヘッドユニットと、
    をさらに備え、
    前記帰還抵抗は、前記ヘッドユニットに内蔵され、前記第1、第2プローブの間に接続されることを特徴とする請求項1に記載の電流測定装置。
  3. 前記半導体チップ上に形成される第3コンタクト用パッドと、
    前記半導体チップ上に形成され、前記第3コンタクト用パッドと接続されるドライビングガードメタルと、
    前記半導体チップ上に形成され、前記ドライビングガードメタルに前記増幅回路の非反転入力端子の電圧を供給するガードアンプと、
    をさらに備え、
    前記ヘッドユニットは、
    前記第3コンタクト用パッドと接触する第3プローブと、
    前記第1プローブから前記帰還抵抗に至る配線の一部である芯線と、前記第3プローブと接続されるシールドと、を有するケーブルと、
    をさらに有することを特徴とする請求項2に記載の電流測定装置。
  4. 測定対象の電流信号が発生する電流発生部と、
    前記電流信号を電圧信号に変換するトランスインピーダンスアンプと、
    を備え、
    前記トランスインピーダンスアンプは、
    反転型の増幅回路と、
    前記増幅回路の反転入力端子と出力端子の間に設けられる帰還抵抗と、
    を含み、
    前記増幅回路は、入力段と増幅段を含み、
    前記増幅回路の前記入力段を含む一部が、前記電流発生部と同一の半導体チップに集積化されることを特徴とする電流測定装置。
  5. 前記半導体チップに形成され、前記増幅回路の前記反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、
    前記半導体チップに形成され、前記入力段の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、
    前記第1、第2コンタクト用パッドと接触する第1、第2プローブを有するヘッドユニットと、
    をさらに備え、
    前記帰還抵抗および前記増幅段は前記ヘッドユニットに内蔵され、
    前記増幅段の入力端子は、前記第2プローブと接続され、
    前記帰還抵抗は、前記第1プローブと前記増幅段の出力端子の間に接続されることを特徴とする請求項4に記載の電流測定装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の電流測定装置を備えることを特徴とする塩基配列解析装置。
  7. 第1電極および第2電極を含み、前記第1電極と前記第2電極の間に試料が通過可能に構成される電極対と、
    その反転入力端子が前記第1電極と接続される反転型の増幅回路と、
    前記増幅回路の反転入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、
    前記増幅回路の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化され、
    使用において、前記第1コンタクト用パッドと前記第2コンタクト用パッドの間に、帰還抵抗が接続されることにより、トランスインピーダンスアンプが構成可能となっていることを特徴とする測定用チップ。
  8. 第1電極および第2電極を含み、前記第1電極と前記第2電極の間に試料が通過可能に構成される電極対と、
    反転型の増幅回路の一部であって、その入力端子が前記第1電極と接続される入力段と、
    前記入力段の入力端子と接続される第1コンタクト用パッドと、
    前記入力段の出力端子と接続される第2コンタクト用パッドと、
    を備え、ひとつの半導体基板に一体集積化され、
    使用において、前記第1コンタクト用パッドと前記第2コンタクト用パッドの間に、帰還抵抗および前記増幅回路の増幅段が接続されることにより、トランスインピーダンスアンプが構成可能となっていることを特徴とする測定用チップ。
JP2014242021A 2014-11-28 2014-11-28 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ Active JP6401588B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014242021A JP6401588B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014242021A JP6401588B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016102748A true JP2016102748A (ja) 2016-06-02
JP6401588B2 JP6401588B2 (ja) 2018-10-10

Family

ID=56089335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014242021A Active JP6401588B2 (ja) 2014-11-28 2014-11-28 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6401588B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023627A (ja) * 2017-07-10 2019-02-14 テクトロニクス・インコーポレイテッドTektronix,Inc. 試験測定プローブ及び試験測定プローブの校正方法
JP2020016584A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社アドバンテスト 計測装置および微粒子測定システム
JP2020041894A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社アドバンテスト 計測装置および校正方法
JP2021097497A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 新日本無線株式会社 入力保護回路
JP2022509203A (ja) * 2018-11-29 2022-01-20 ポリテクニコ ディ ミラノ 電荷前置増幅器デバイス、及び該デバイスを備える放射検出装置
CN115047243A (zh) * 2022-05-27 2022-09-13 思诺威科技(无锡)有限公司 一种应用于dna测序的电流检测电路

Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112388B1 (ja) * 1970-11-02 1976-04-19
JPH1065473A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Fujitsu Ltd 増幅回路
JPH11101807A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Jeol Ltd トンネル電流検出装置における疑似電流防止装置
JP2003050192A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Mitsubishi Electric Corp 走査型プローブ顕微鏡
JP2011226886A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Miyama Electric Co Ltd 電流検出抵抗モジュール
WO2012164679A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 株式会社日立製作所 生体分子情報解析装置
JP2013019853A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Hioki Ee Corp 測定装置および測定方法
US20130180867A1 (en) * 2011-02-23 2013-07-18 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Systems and methods for single-molecule detection using nanopores
WO2013109970A1 (en) * 2012-01-20 2013-07-25 Genia Technologies, Inc. Nanopore based molecular detection and sequencing
JP2014508300A (ja) * 2011-03-04 2014-04-03 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 可逆的なイオン及び分子検出又は移動用ナノポアデバイス
WO2014066909A1 (en) * 2012-10-28 2014-05-01 The Regents Of The University Of California High density nanopore polynucleotide sequencer
WO2014123716A1 (en) * 2013-02-05 2014-08-14 Genia Technologies, Inc. Nanopore arrays
JP2014520568A (ja) * 2011-07-20 2014-08-25 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア ナノ細孔ポリヌクレオチド配列決定、その他の用途のための補償型パッチクランプ増幅器
JP2014190891A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi High-Technologies Corp ナノポア式分析装置の電圧印加システム

Patent Citations (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5112388B1 (ja) * 1970-11-02 1976-04-19
JPH1065473A (ja) * 1996-08-22 1998-03-06 Fujitsu Ltd 増幅回路
JPH11101807A (ja) * 1997-09-29 1999-04-13 Jeol Ltd トンネル電流検出装置における疑似電流防止装置
JP2003050192A (ja) * 2001-08-06 2003-02-21 Mitsubishi Electric Corp 走査型プローブ顕微鏡
JP2011226886A (ja) * 2010-04-19 2011-11-10 Miyama Electric Co Ltd 電流検出抵抗モジュール
US20130180867A1 (en) * 2011-02-23 2013-07-18 The Trustees Of Columbia University In The City Of New York Systems and methods for single-molecule detection using nanopores
JP2014508300A (ja) * 2011-03-04 2014-04-03 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア 可逆的なイオン及び分子検出又は移動用ナノポアデバイス
WO2012164679A1 (ja) * 2011-05-31 2012-12-06 株式会社日立製作所 生体分子情報解析装置
JP2013019853A (ja) * 2011-07-14 2013-01-31 Hioki Ee Corp 測定装置および測定方法
JP2014520568A (ja) * 2011-07-20 2014-08-25 ザ リージェンツ オブ ザ ユニバーシティ オブ カリフォルニア ナノ細孔ポリヌクレオチド配列決定、その他の用途のための補償型パッチクランプ増幅器
WO2013109970A1 (en) * 2012-01-20 2013-07-25 Genia Technologies, Inc. Nanopore based molecular detection and sequencing
WO2014066909A1 (en) * 2012-10-28 2014-05-01 The Regents Of The University Of California High density nanopore polynucleotide sequencer
WO2014123716A1 (en) * 2013-02-05 2014-08-14 Genia Technologies, Inc. Nanopore arrays
JP2014190891A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi High-Technologies Corp ナノポア式分析装置の電圧印加システム

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019023627A (ja) * 2017-07-10 2019-02-14 テクトロニクス・インコーポレイテッドTektronix,Inc. 試験測定プローブ及び試験測定プローブの校正方法
JP7231992B2 (ja) 2017-07-10 2023-03-02 テクトロニクス・インコーポレイテッド 試験測定プローブ
JP2020016584A (ja) * 2018-07-26 2020-01-30 株式会社アドバンテスト 計測装置および微粒子測定システム
JP7111545B2 (ja) 2018-07-26 2022-08-02 株式会社アドバンテスト 計測装置および微粒子測定システム
JP2020041894A (ja) * 2018-09-10 2020-03-19 株式会社アドバンテスト 計測装置および校正方法
JP7082015B2 (ja) 2018-09-10 2022-06-07 株式会社アドバンテスト 計測装置
JP2022509203A (ja) * 2018-11-29 2022-01-20 ポリテクニコ ディ ミラノ 電荷前置増幅器デバイス、及び該デバイスを備える放射検出装置
JP2021097497A (ja) * 2019-12-17 2021-06-24 新日本無線株式会社 入力保護回路
JP7405595B2 (ja) 2019-12-17 2023-12-26 日清紡マイクロデバイス株式会社 入力保護回路
CN115047243A (zh) * 2022-05-27 2022-09-13 思诺威科技(无锡)有限公司 一种应用于dna测序的电流检测电路

Also Published As

Publication number Publication date
JP6401588B2 (ja) 2018-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9869702B2 (en) Current measurement circuit
JP6401588B2 (ja) 電流測定装置および塩基配列解析装置、測定用チップ
Wilson Sensor technology handbook
US6856129B2 (en) Current probe device having an integrated amplifier
JP5815519B2 (ja) 高速応答を有する広ダイナミックレンジ電位計
JP6877131B2 (ja) 電流検出回路
US9725753B2 (en) Biomolecule information analysis device
US11940404B2 (en) Low noise amplifiers with shields for nanopore Applications
CN105116316B (zh) 集成电路电源噪声测量系统
US10228362B2 (en) Measurement apparatus
US10852343B2 (en) Noise measurement system
US20220082608A1 (en) Direct current measurement of 1/f transistor noise
Dudina et al. Monolithic CMOS sensor platform featuring an array of 9’216 carbon-nanotube-sensor elements and low-noise, wide-bandwidth and wide-dynamic-range readout circuitry
CN104297551B (zh) 一种皮纳安级直流电流源高精度校准系统
JP2014044102A (ja) 四端子抵抗測定装置、検査装置、四端子抵抗測定方法および検査方法
Xu et al. A High‐Bandwidth, Low‐Noise Front‐End Readout Integrated Chip for Nanopore
US10436822B2 (en) Measurement apparatus
US10175267B2 (en) Current measurement circuit for measuring current consumption of circuit system
JP6345094B2 (ja) 測定装置
US12259353B2 (en) Amplifiers for biological sensing applications
TW201621333A (zh) 用於裝置的測試器、操作開關電路的方法、以及測試裝置的方法
CN103109167B (zh) 具有经改善的热稳定性的引脚兼容性红外光检测器
US9121884B2 (en) Capacitive test method, apparatus and system for semiconductor packages
Yeole Logarithmic Amplifiers for Small Current Measurements: A Comprehensive Study for Nanoelectronics
JP2007187604A (ja) 検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170331

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180206

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180406

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180904

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180907

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6401588

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250