JP2016199193A - 車両用バイザ装置 - Google Patents

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文寛 小野木
Fumihiro Onoki
文寛 小野木
正司 塚田
Masaji Tsukada
正司 塚田
克也 島津
Katsuya Shimazu
克也 島津
正太郎 井上
Shotaro Inoue
正太郎 井上
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Abstract

【課題】バイザに力を加えてバイザを回動させる場合であっても、バイザが捩れることを抑制できる、車両用バイザ装置の提供。【解決手段】装置10は、支持部材20と、バイザ30と、フレーム40と、を有する。バイザ30は、本体部31と、本体部31から支持部材20側に突出する突出部32と、突出部32に形成される回動軸部33と、を備えており、回動軸部33にて支持部材20に回動軸芯AXまわりに回動可能に支持されている。フレーム40は、バイザ30より高剛性の第1、第2のフレーム要素41,42を備えており、第1、第2のフレーム要素41,42にてバイザ30の突出部32を挟み込んでいる。第1、第2のフレーム要素41,42にてバイザ30の突出部32を挟み込むため、バイザ30に力を加えてバイザ30を回動させる場合であっても、バイザ30が捩れることを抑制できる。【選択図】 図3

Description

本発明は、車両用のバイザ(サンバイザ)装置に関する。
特開平11−342738号公報は、バイザと、バイザの回動軸を構成するシャフトと、バイザの片側のみに配置されるモータと、を有し、モータからの力をシャフトの一端部に加えることでバイザを上下方向に回動させる技術を開示している。
一般的に、バイザは比較的低剛性である。そのため、シャフトではなくバイザに力を加えてバイザを上下方向に回動させる場合、バイザに捩れが発生することがある。そのため、(a)バイザを円滑に回動させることが難しい、(b)バイザの回動時に異音が発生する、(c)バイザ(の回動軸部)が破損する、等のおそれがある。
特開平11−342738号公報
本発明の目的は、バイザに力を加えてバイザを回動させる場合であっても、バイザが捩れることを抑制できる、車両用バイザ装置を提供することにある。
上記目的を達成する本発明はつぎの通りである。
(1)支持部材と、バイザと、フレームと、を有し、
前記バイザは、本体部と、該本体部から前記支持部材側に突出する突出部と、該突出部の突出方向先端部に形成される回動軸部と、を備えており、該回動軸部にて前記支持部材に回動軸芯まわりに上下方向に回動可能に支持されており、
前記フレームは、前記バイザより高剛性の第1、第2のフレーム要素を備えており、該第1、第2のフレーム要素にて前記バイザの突出部を前記バイザの厚み方向の両側から挟み込んでいる、
車両用バイザ装置。
(2) 電動駆動機構を、さらに有しており、
前記電動駆動機構は、前記第1、第2のフレーム要素の少なくとも一方に力を加えることで、前記バイザを、前記支持部材に対して前記回動軸芯まわりに上下方向に回動させており、
前記第1、第2のフレーム要素は、前記バイザの前記回動軸芯の延びる方向に前記バイザの全体にわたって延びて設けられており、
前記電動駆動機構は、前記第1、第2のフレーム要素の前記少なくとも一方の延び方向一端部に力を加える、(1)記載の車両用バイザ装置。
上記(1)の車両用バイザ装置によれば、バイザより高剛性の第1、第2のフレーム要素にてバイザの突出部をバイザの厚み方向の両側から挟み込むため、バイザに力を加えてバイザを回動させる場合であっても、バイザが捩れることを抑制できる。
上記(2)の車両用バイザ装置によれば、第1、第2のフレーム要素が、バイザの回動軸芯の延びる方向にバイザの全体にわたって延びて設けられているため、バイザの回動軸芯の延びる方向の全体にわたってバイザの捩れを抑制できる。
また、電動駆動機構が、第1、第2のフレーム要素の少なくとも一方の延び方向一端部に力を加えるため、電動駆動機構をバイザの回動軸芯の延びる方向でバイザの片側に配置でき、車両用バイザ装置のコンパクト化を図る点において有利である。
本発明実施例の車両用バイザ装置とその近傍の断面図である。なお、図において、図面の明瞭化のため断面表示は省略されている(以下同じ)。 本発明実施例の車両用バイザ装置の斜視図である。 本発明実施例の車両用バイザ装置の分解斜視図である。 本発明実施例の車両用バイザ装置の、電動駆動機構のみの斜視図である。 図2のA−A線位置での、車両用バイザ装置とその近傍の断面図である。 図5の状態からバイザが下方に回動した状態を示す断面図である。 図2のB−B線断面図である。 図2のC−C線断面図である。
以下に、本発明実施例の車両用バイザ装置(以下、単にバイザ装置または装置ともいう)を、図面を参照して、説明する。なお、図において、FRは車両前方を示し、UPは上方を示す。
本発明実施例の車両用バイザ装置10は、図1に示すように、車室天井1の車両前側端部またはその近傍で、運転席および/または助手席の車両前方に設けられる。バイザ装置10は、主として車両の前席(運転席、助手席)に着座している乗員Pの遮光のために設けられる。バイザ装置10は、図2、図3に示すように、支持部材20と、バイザ30と、フレーム40と、電動駆動機構50と、を有する。
支持部材20は、車両に固定されるケース21と、ケース21に車両前後方向にスライド可能に支持されるスライダ22と、を備える。スライダ22は、ケース21に対して、図示略の電動機構を用いてまたは手動で往復直線動可能とされている。
支持部材20は、図1に示すように、たとえば、ルーフパネル2とルーフヘッドライニング3との間の収納スペースSに配設される。なお、図1において符号4は、フロントガラスである。ルーフヘッドライニング3の前端部には、バイザ30が挿通する開口3aが形成されている。スライダ22にバイザ30が回動可能に取付けられている。支持部材20は、バイザ30を、少なくともバイザ30が鉛直方向に延びる姿勢となる鉛直位置30a(図1の(a))と該鉛直位置30aから車両前方かつ上方に回動してフロントガラス4に略沿う姿勢となる上方位置30b(図1の(b))とに、回動可能に支持する。
バイザ30は、板状(略板状を含む)である。バイザ30は、部品点数削減のため一部品構成であることが望ましい。バイザ30は、光不透過性樹脂製であってもよく、光透過率が1パーセント以上で99パーセント以下の半透明樹脂製であってもよい。バイザ30は、半透明樹脂製である場合、例えばアクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂製である。
バイザ30は、図3に示すように、本体部31と、本体部31から支持部材20側に突出する突出部32と、突出部32の突出方向先端部に形成される回動軸部33と、を備える。バイザ30は、回動軸部33にて、支持部材20に、上下方向に回動可能に支持される。バイザ30は、支持部材20に、たとえば図示略のトルクヒンジを用いて、車両左右方向(装置10の幅方向、バイザ30の幅方向)に延びる回動軸芯AXまわりに上下方向に回動可能に支持される。
本体部31は、1つのみ設けられている。本体部31によって乗員Pの遮光効果を得ることができる。突出部32は、回動軸芯AXの延びる方向に、1つのみ設けられていてもよく、図示例のように複数(図示例では5つ)設けられていてもよい。突出部32が複数設けられる場合、各突出部32の大きさは同じであってもよく、異なっていてもよい。回動軸部33は、突出部32の突出方向先端部とその近傍から支持部材20側に突出している。回動軸部33は、回動軸芯AXの延びる方向に複数設けられている。
フレーム40は、バイザ30の剛性を高めるために設けられる。フレーム40は、第1、第2のフレーム要素41,42を備える。第1、第2のフレーム要素41,42は、それぞれ、一部品構成である。第1、第2のフレーム要素41は、バイザ30より高剛性の材料で作製されており、たとえば金属製である。ただし、第1、第2のフレーム要素41,42は、金属製に限定されるものではなく、ガラス繊維強化樹脂製等であってもよい。第1、第2のフレーム要素41,42は、回動軸芯AXの延びる方向にバイザ30の全体にわたって連続して延びて設けられている。第1、第2のフレーム要素41,42は、図7に示すように、スクリュ60を用いて互いに固定されている。
図8に示すように、第1、第2のフレーム要素41,42にて、バイザ30の突出部32がバイザ30の厚み方向の両側から挟み込まれている。このため、第1、第2のフレーム要素41,42とバイザ30は、一体化され(組付固定され)、一体的に支持部20に対して回動軸芯AXまわりに回動する。
バイザ30の突出部32のみが第1、第2のフレーム要素41,42によって挟み込まれており、バイザ30の本体部31と回動軸部33は第1、第2のフレーム要素41,42によって挟み込まれていない。バイザ30の本体部31が挟み込まれていないため、フレーム40が設けられている場合であっても、バイザ30の意匠性を確保できる。また、バイザ30の回動軸部33が挟み込まれていないため、バイザ30を支持部材20に対して容易に回動させることができる。
電動駆動機構50は、図5、図6に示すように、バイザ30を、支持部材20に対して回動軸芯AXまわりに上下方向に回動させる機構である。電動駆動機構50により、バイザ30の角度は調節可能である。
電動駆動機構50は、第1、第2のフレーム要素41,42の少なくとも一方に力を加えることで、バイザ30を回動軸芯AXまわりに回動させる(バイザ30の角度調整をする)機構である。なお、以下、本発明実施例および図示例では、電動駆動機構50が第2のフレーム要素42のみに力を加える場合を説明する。電動駆動機構50は、図3に示すように、モータ51と、モータ51によって回転する少なくとも1つのギア52と、ギア52の動きを第2のフレーム要素42の延び方向一端部のみに伝える伝達部53と、を備える。
モータ51とギア52は、図4に示すように、ともに、支持部材20にスクリュ61を用いて固定して取付けられるブラケット62に取付けられている。モータ51は、ブラケット62に固定して取付けられており、ギア52は、ブラケット62に回動可能に取付けられている。ギア52は、たとえば、モータ51によって回転される出力ギア52a、出力ギア52aと噛み合う段付きギア(減速ギア)52bと、からなる。
伝達部53は、段付きギア52bと噛み合うギア部53a1を備えブラケット62に回動可能に取付けられる伝達ギア53aと、図3に示すように、第2のフレーム要素42の延び方向一端部から第2のフレーム要素42の延び方向と直交する方向に延びる伝達アーム53bと、を備える。
伝達ギア53aは、図4に示すように、伝達ギア53aの径方向外側に膨出する膨出部53a2と、膨出部53a2に形成されており伝達ギア53aの径方向を長手方向とする長溝53a3と、を備える。伝達アーム53bは、図3に示すように、伝達アーム53bの延び方向先端部またはその近傍に形成されており伝達ギア53aの長溝53a3に挿入される挿入突起53b1を備える。
モータ51が駆動したとき、ギア52がモータ51の駆動力によって回転し伝達部53の伝達ギア53aが回転する。伝達ギア53aが回転すると、伝達アーム53bが伝達ギア53aの長溝53a3に挿入される挿入突起53b1を備えるため、挿入突起53b1が長溝53a3の縁によって押される。この結果、モータ51からの力が第2のフレーム要素42の延び方向一端部のみに伝わり、第2のフレーム要素42、第1のフレーム要素41およびバイザ30が一体となって回動軸芯AXまわりに回動する。
つぎに、本発明実施例の作用、効果を説明する。
本発明実施例では、バイザ30より高剛性の第1、第2のフレーム要素41,42にてバイザ30の突出部32をバイザ30の厚み方向の両側から挟み込むため、バイザ30に力を加えてバイザ30を回動させる場合であっても、バイザ30が捩れることを抑制できる。
第1、第2のフレーム要素41,42が、バイザ30の回動軸芯AXの延びる方向にバイザ30の全体にわたって延びて設けられているため、バイザ30の回動軸芯AXの延びる方向の全体にわたってバイザ30の捩れを抑制できる。
電動駆動機構50が、第1、第2のフレーム要素41,42の少なくとも一方の延び方向一端部に力を加えるため、電動駆動機構50をバイザ30の回動軸芯AXの延びる方向でバイザ30の片側に配置でき、車両用バイザ装置10の上下方向及び前後方向のコンパクト化を図る点において有利である。
本発明実施例では、電動駆動機構50を用いて電動でバイザ30を回動させる場合を説明したが、コスト低減のために電動駆動機構50を設けずに手動でバイザ30を回動させてもよい。
1 車室天井
2 ルーフパネル
3 ルーフヘッドライニング
3a 開口
4 フロントガラス
10 車両用バイザ装置
20 支持部材
21 ケース
22 スライダ
30 バイザ
31 本体部
32 突出部
33 回動軸部
40 フレーム
41 第1のフレーム要素
42 第2のフレーム要素
50 電動駆動機構
51 モータ
52 ギア
52a 出力ギア
52b 段付きギア
53 伝達部
53a 伝達ギア
53b 伝達アーム
AX バイザの回動軸芯
P 乗員
S スペース


















Claims (2)

  1. 支持部材と、バイザと、フレームと、を有し、
    前記バイザは、本体部と、該本体部から前記支持部材側に突出する突出部と、該突出部の突出方向先端部に形成される回動軸部と、を備えており、該回動軸部にて前記支持部材に回動軸芯まわりに上下方向に回動可能に支持されており、
    前記フレームは、前記バイザより高剛性の第1、第2のフレーム要素を備えており、該第1、第2のフレーム要素にて前記バイザの突出部を前記バイザの厚み方向の両側から挟み込んでいる、
    車両用バイザ装置。
  2. 電動駆動機構を、さらに有しており、
    前記電動駆動機構は、前記第1、第2のフレーム要素の少なくとも一方に力を加えることで、前記バイザを、前記支持部材に対して前記回動軸芯まわりに上下方向に回動させており、
    前記第1、第2のフレーム要素は、前記バイザの前記回動軸芯の延びる方向に前記バイザの全体にわたって延びて設けられており、
    前記電動駆動機構は、前記第1、第2のフレーム要素の前記少なくとも一方の延び方向一端部に力を加える、請求項1記載の車両用バイザ装置。


























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