JP2016199532A - 化粧料 - Google Patents
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Abstract
【課題】表面に凹部を有する複合体粒子を含有する化粧料の提供。【解決手段】複合体粒子を含む化粧料であって、前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する半球状粒子であり、前記半球状粒子の平面と曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料。【選択図】なし
Description
本発明は、表面に凹部を有する複合体粒子を含有する化粧料に関する。
通常、メイクアップ化粧品、ボディ化粧品、ローション、乳液、制汗剤等といった化粧料には、肌に使用した際の、伸び、なめらかさ、さらさら感、滑り性、つや消し感、均一性等を改良する目的で樹脂からなる球状粒子が配合されている。
しかし、球状粒子が真球またはそれに近いものであると、化粧のり(肌への付着性)、カメラのフラッシュなどの強い光りを浴びたときに白浮きの原因となるなどの課題がある。
しかし、球状粒子が真球またはそれに近いものであると、化粧のり(肌への付着性)、カメラのフラッシュなどの強い光りを浴びたときに白浮きの原因となるなどの課題がある。
特許文献1には、表面に凹部を有している異形樹脂粒子の製造方法が記載されており、前記異形樹脂粒子の数多くの用途の一つとして、化粧品用添加剤が記載されている(段落番号0026)。
特許文献2には、ポリウレタン−ポリ(メタ)アクリレートからなるポリマービーズおよびその製造方法の発明が記載されている。
特許文献2には、ポリウレタン−ポリ(メタ)アクリレートからなるポリマービーズおよびその製造方法の発明が記載されている。
本発明は、従来の球状粒子を含有する化粧料の課題を解決できる化粧料を提供することを課題とする。
本発明は、複合体粒子を含む化粧料であって、
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する球状粒子であり、前記球状粒子の曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料を提供する。
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する球状粒子であり、前記球状粒子の曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料を提供する。
また本発明は、複合体粒子を含む化粧料であって、
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する半球状粒子であり、前記半球状粒子の平面と曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料を提供する。
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する半球状粒子であり、前記半球状粒子の平面と曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料を提供する。
本発明の化粧料は、表面に凹部を有している複合体粒子を含有しているため、付着性、発色性が良く、化粧よれも生じにくい。
<化粧料に含まれている第1の複合体粒子>
本発明の化粧料に含まれている第1の複合体粒子を図1により説明する。
第1の複合体粒子1は、内側の核部2と、核部2を被覆する被覆部3を有する球状粒子を含んでいるものである。
核部2は全体が被覆部3で覆われていることが好ましいが、一部に核部2が露出されているものでもよい。
本発明の化粧料に含まれている第1の複合体粒子を図1により説明する。
第1の複合体粒子1は、内側の核部2と、核部2を被覆する被覆部3を有する球状粒子を含んでいるものである。
核部2は全体が被覆部3で覆われていることが好ましいが、一部に核部2が露出されているものでもよい。
球状粒子の曲面を形成する被覆部3の表面は、凹部4を有している。
凹部4は、例えばゼオライト粒子のような多孔質構造の粒子が有している微細孔ではなく(ゼオライト粒子の外径に対して非常に小さな開口径の微細孔)、例えば、第1の複合体粒子1の最大径の5%以上の長さに相当する径を有しているようなものである。
凹部4は、例えばゼオライト粒子のような多孔質構造の粒子が有している微細孔ではなく(ゼオライト粒子の外径に対して非常に小さな開口径の微細孔)、例えば、第1の複合体粒子1の最大径の5%以上の長さに相当する径を有しているようなものである。
第1の複合体粒子1は、被覆部3に凹部4を有しているものを含んでいるが、凹部4を有していないものを含む混合物であってもよい。
第1の複合体粒子1が前記混合物であるとき、複合体粒子混合物中、前記被覆部表面に凹部4を有している第1の複合体粒子1の割合は30%以上であるものが好ましい。
前記割合は、走査型電子顕微鏡観察により第2の複合体粒子の個数を計測することで算出される。
第1の複合体粒子1が前記混合物であるとき、複合体粒子混合物中、前記被覆部表面に凹部4を有している第1の複合体粒子1の割合は30%以上であるものが好ましい。
前記割合は、走査型電子顕微鏡観察により第2の複合体粒子の個数を計測することで算出される。
核部2は、アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものである。
(メタ)アクリレートモノマーは、アクリル酸アルキルエステル、メタアクリル酸アルキルエステルから選ばれるものである。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロピオンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、および(メタ)アクリル酸などを挙げることができる。これらは1種を使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
(メタ)アクリレートモノマーは、アクリル酸アルキルエステル、メタアクリル酸アルキルエステルから選ばれるものである。
例えば、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、プロピル(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレート、i−ブチル(メタ)アクリレート、t−ブチル(メタ)アクリレート、アミル(メタ)アクリレート、ヘキシル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチル(メタ)アクリレート、2−エトキシエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ)アクリレート、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、プロピオンオキサイド変性ビスフェノールAジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパン(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、アリル(メタ)アクリレート、および(メタ)アクリル酸などを挙げることができる。これらは1種を使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
これらの中でも、メチル(メタ)アクリレートが好ましい。メチル(メタ)アクリレートであれば、重合時の粒子の体積収縮が大きくなり、被覆部の表面に凹部が形成されやすくなる。
また、(メタ)アクリレートモノマーは、3官能以上のものを使用することが好ましい。(メタ)アクリレートモノマーとして3官能以上のものを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
また、(メタ)アクリレートモノマーは、3官能以上のものを使用することが好ましい。(メタ)アクリレートモノマーとして3官能以上のものを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
また、必要に応じて(メタ)アクリレートモノマーと反応できる他のビニル基含有モノマーを使用することができる。
他のビニル基含有モノマーとしては、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)アクリルアミド、フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミドなどを挙げることができる。これらは1種を使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
他のビニル基含有モノマーとしては、スチレン、アクリロニトリル、酢酸ビニル、塩化ビニル、(メタ)アクリルアミド、フェニルマレイミド、シクロヘキシルマレイミドなどを挙げることができる。これらは1種を使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
被覆部3は、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものである。
ウレタン成分に含まれるイソシアネートプレポリマーとしては、末端に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物または2官能以上のイソシアネートを挙げることができる。
ウレタン成分に含まれるイソシアネートプレポリマーとしては、末端に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物または2官能以上のイソシアネートを挙げることができる。
末端に2つ以上のイソシアネート基を有する化合物としては、
ポリオールのヒドロキシル基にイソシアネート基が過剰量となる量のイソシアネート化合物を反応させてなる付加物、
ポリオールの末端にイソシアネートを付加させて得られる化合物、
イソシアネート化合物のウレトジオン型ポリイソシアネート、
イソシアネートのイソシアヌレート型ポリイソシアネートなどを挙げることができる。
ポリオールのヒドロキシル基にイソシアネート基が過剰量となる量のイソシアネート化合物を反応させてなる付加物、
ポリオールの末端にイソシアネートを付加させて得られる化合物、
イソシアネート化合物のウレトジオン型ポリイソシアネート、
イソシアネートのイソシアヌレート型ポリイソシアネートなどを挙げることができる。
前記イソシアネート化合物と反応させてイソシアネートプレポリマーを製造するためのポリオールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブチレングリコール、ポリアルキレングリコール、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、アクリルポリオールなどを挙げることができる。
前記イソシアネート化合物としては、脂肪族系ジイソシアネート化合物、脂環族系ジイソシアネート化合物、芳香族系ジイソシアネート化合物などのジイソシアネート化合物を挙げることができる。
具体的には、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサン−2,4(又は2,6)−ジイソシアネート、1,3−(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、フェニルジイソシアネート、ハロゲン化フェニルジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、ブチレンジイソシアネート、プロピレンジイソシアネート、オクタデシレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート重合体、ジフェニルメタンジイソシアネートの重合体、ヘキサメチレンジイソシアネートの重合体、3−フェニル−2−エチレンジイソシアネート、クメン−2,4−ジイソシアネート、4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、4−エトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、2,4’−ジイソシアネートジフェニルエーテル、5,6−ジメチル−1,3−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアネートジフェニルエーテル、ベンジジンジイゾシアネート、9,10−アンスラセンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアネートベンジル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアネートジフェニルメタン、2,6−ジメチル−4,4’−ジイソシアネートジフェニル、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジイソシアネートジフェニル、1,4−アンスラセンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート)などを挙げることができる。
具体的には、トリレンジイソシアネート、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、キシレンジイソシアネート、リジンジイソシアネート、4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)、メチルシクロヘキサン−2,4(又は2,6)−ジイソシアネート、1,3−(イソシアネートメチル)シクロヘキサン、イソホロンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、ジアニシジンジイソシアネート、フェニルジイソシアネート、ハロゲン化フェニルジイソシアネート、メチレンジイソシアネート、エチレンジイソシアネート、ブチレンジイソシアネート、プロピレンジイソシアネート、オクタデシレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニレンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート重合体、ジフェニルメタンジイソシアネートの重合体、ヘキサメチレンジイソシアネートの重合体、3−フェニル−2−エチレンジイソシアネート、クメン−2,4−ジイソシアネート、4−メトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、4−エトキシ−1,3−フェニレンジイソシアネート、2,4’−ジイソシアネートジフェニルエーテル、5,6−ジメチル−1,3−フェニレンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアネートジフェニルエーテル、ベンジジンジイゾシアネート、9,10−アンスラセンジイソシアネート、4,4’−ジイソシアネートベンジル、3,3’−ジメチル−4,4’−ジイソシアネートジフェニルメタン、2,6−ジメチル−4,4’−ジイソシアネートジフェニル、3,3’−ジメトキシ−4,4’−ジイソシアネートジフェニル、1,4−アンスラセンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、1,4−テトラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,10−デカメチレンジイソシアネート、1,3−シクロヘキシレンジイソシアネート、4,4’−メチレン−ビス(シクロヘキシルイソシアネート)などを挙げることができる。
2官能以上のイソシアネートとしては、前記ジイソシアネート化合物の他に、3官能以上のイソシアネートとして、トリフェニルメタン−4,4’,4”−トリイソシアネート、1,3,5−トリイソシアナトベンゼン、2,4,6−トリイソシアナトトルエン、2,4,4’−トリイソシアネートジフェニルエーテル、4,4’−ジメチルジフェニルメタン−2,2’,5,5’−テトライソシアネートなどを挙げることができる。
イソシアネートの中でも、芳香族系のイソシアネートを用いたものより柔軟性の高いウレタン樹脂が得られることから、脂肪族、脂環式などの無黄変タイプのイソシアネートが好ましい。
また、イソシアネートプレポリマーを構成するイソシアネート、ポリオールのいずれかに3官能以上のものを使用することが好ましい。
イソシアネート、ポリオールのいずれかに3官能以上のもので構成されたイソシアネートプレポリマーを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
イソシアネートプレポリマーは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、イソシアネートプレポリマーを構成するイソシアネート、ポリオールのいずれかに3官能以上のものを使用することが好ましい。
イソシアネート、ポリオールのいずれかに3官能以上のもので構成されたイソシアネートプレポリマーを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
イソシアネートプレポリマーは、1種を単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
ウレタン成分に含まれるポリオールとしては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリブタジエンポリオール、アクリルポリオールなどを挙げることができる。これらは1種を使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
また、ポリオールのいずれかに3官能以上のものを使用することが好ましい。ポリオールに3官能以上のものを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
また、ポリオールのいずれかに3官能以上のものを使用することが好ましい。ポリオールに3官能以上のものを使用すれば、架橋構造が得られ、得られる複合体粒子の耐溶剤性を向上させることができる。
第1ポリマー成分の質量(M1)と第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)(原料基準)は、70/30〜5/95であり、好ましくは67/33〜17/83である。
前記範囲内にすることで、複合体粒子1の被覆部3の表面に凹部4が形成されやすくなる。
前記範囲内にすることで、複合体粒子1の被覆部3の表面に凹部4が形成されやすくなる。
第1の複合体粒子1は、特許文献1(特許第5562721号公報)に記載された製造方法、または特許第3051443号公報に記載された製造方法により製造することができる。
<化粧料に含まれている第2の複合体粒子>
本発明の化粧料に含まれている第2の複合体粒子を図2により説明する。
第2の複合体粒子11は、内側の核部12と、核部12を被覆する被覆部13を有する半球状粒子を含んでいるものである。
核部12は全体が被覆部13で覆われていることが好ましいが、一部に核部12が露出されているものでもよい。
本発明の化粧料に含まれている第2の複合体粒子を図2により説明する。
第2の複合体粒子11は、内側の核部12と、核部12を被覆する被覆部13を有する半球状粒子を含んでいるものである。
核部12は全体が被覆部13で覆われていることが好ましいが、一部に核部12が露出されているものでもよい。
半球状粒子の平面および曲面を形成する被覆部13の表面は、凹部14を有しており、椀形状になっている。
凹部14は、例えばゼオライト粒子のような多孔質構造の粒子が有している微細孔ではなく(ゼオライト粒子の外径に対して非常に小さな開口径の微細孔)、例えば、複合体粒子11の最大径の10%以上の長さに相当する径を有しているようなものである。
凹部14は、例えばゼオライト粒子のような多孔質構造の粒子が有している微細孔ではなく(ゼオライト粒子の外径に対して非常に小さな開口径の微細孔)、例えば、複合体粒子11の最大径の10%以上の長さに相当する径を有しているようなものである。
第2の複合体粒子11は、被覆部13に凹部14を有しているものを含んでいるが、凹部14を有していないものを含む混合物であってもよい。
第2の複合体粒子11が前記混合物であるとき、複合体粒子混合物中、前記被覆部表面に凹部14を有している第2の複合体粒子11の割合は30%以上であるものが好ましい。
前記割合は、走査型電子顕微鏡観察により第2の複合体粒子の個数を計測することで算出される。
第2の複合体粒子11が前記混合物であるとき、複合体粒子混合物中、前記被覆部表面に凹部14を有している第2の複合体粒子11の割合は30%以上であるものが好ましい。
前記割合は、走査型電子顕微鏡観察により第2の複合体粒子の個数を計測することで算出される。
第2の複合体粒子11の核部12を形成する第1ポリマー成分と、被覆部13を形成する第2ポリマー成分は、上記した第1の複合体粒子1の核部2を形成する第1ポリマー成分と、被覆部3を形成する第2ポリマー成分と同じものを使用することができる。
第1ポリマー成分の質量(M1)と第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)(原料基準)は、70/30〜5/95であり、好ましくは67/33〜17/83である。
前記範囲内にすることで、複合体粒子11の被覆部13の表面に凹部14が形成されやすくなる。
前記範囲内にすることで、複合体粒子11の被覆部13の表面に凹部14が形成されやすくなる。
第2の複合体粒子11は、特許文献1(特許第5562721号公報)に記載された製造方法、または特許第3051443号公報に記載された製造方法により製造することができる。
<化粧料>
本発明の化粧料は、第1の複合体粒子1、第2の複合体粒子11またはこれらの混合粒子を含むものである。
本発明の化粧料は、第1の複合体粒子1、第2の複合体粒子11またはこれらの混合粒子を含むものである。
本発明の化粧料は、以下に列挙した一般に化粧料に配合される各種成分を含有することができる。
炭化水素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、アルキッド、アクリル、スルホンアミド樹脂、ニトロセルロース;
ミネラルオイル、オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、マカデミアナッツ油、アボカド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、合成トリグリセライド、ロウ、ヒマワリ種子ロウ、ミツロウ、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル、直鎖・環状シリコーンオイル、ジメチルポリシロキサン、モノステアリン酸グリセリン、デカメチルシクロペンタンシロキサン、ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、ロジンペンタエリスリトットエステル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリイソオクタン酸グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、モノラウリン酸プロピレングリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの油剤;
炭化水素、スクワラン、流動パラフィン、ワセリン、固形パラフィン、マイクロクリスタリンワックス、セレシン、アルキッド、アクリル、スルホンアミド樹脂、ニトロセルロース;
ミネラルオイル、オリーブ油、アーモンド油、カカオ脂、マカデミアナッツ油、アボカド油、硬化パーム油、ヒマシ油、ヒマワリ油、月見草油、合成トリグリセライド、ロウ、ヒマワリ種子ロウ、ミツロウ、カルナバロウ、キャンデリラロウ、ラノリン、酢酸ラノリン、高級脂肪酸、高級アルコール、合成エステル、直鎖・環状シリコーンオイル、ジメチルポリシロキサン、モノステアリン酸グリセリン、デカメチルシクロペンタンシロキサン、ポリオキシエチレン変性ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、ポリフェニルメチルシロキサン、ロジンペンタエリスリトットエステル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、トリイソオクタン酸グリセリン、ミリスチン酸イソプロピル、モノラウリン酸プロピレングリコール、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリルなどの油剤;
精製水、エタノール、イソプロパノール、多価アルコール、水溶性高分子、ベントナイト、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、セスキイソステアリン酸ソルビタン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ブタノール;
グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジグリセリン、マンニトール、POEメチルグリコシド、生体高分子、蔗糖などの保湿剤;
エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルなどのエモリエント成分;
クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ソアギーナ、カルボキシビニルポリマー;
ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、モノオレイン酸ソルビタン、トリイソオクタン酸グリセリン、オクチルメトキシシンナメート、モノオレイン酸POEソルビタン、イソセチル、イソステアリン酸、ステアリン酸、パルミチン酸イソプロピル、クエン酸アセチルトリブチル、ジ安息香酸トリメチルペンタンジイル、ステアリルコニウムベントナイト;、
増粘剤、防腐剤、乳化剤、安定化剤、可塑剤;
陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、蛋白質系界面活性剤;
グリセリン、プロピレングリコール、ソルビット、ポリエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、ジグリセリン、マンニトール、POEメチルグリコシド、生体高分子、蔗糖などの保湿剤;
エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、トリポリヒドロキシステアリン酸ジペンタエリスリチルなどのエモリエント成分;
クインスシード、ペクチン、セルロース誘導体、キサンタンガム、アルギン酸ナトリウム、ソアギーナ、カルボキシビニルポリマー;
ミリスチン酸オクチルドデシル、ジイソオクタン酸ネオペンチルグリコール、モノオレイン酸ソルビタン、トリイソオクタン酸グリセリン、オクチルメトキシシンナメート、モノオレイン酸POEソルビタン、イソセチル、イソステアリン酸、ステアリン酸、パルミチン酸イソプロピル、クエン酸アセチルトリブチル、ジ安息香酸トリメチルペンタンジイル、ステアリルコニウムベントナイト;、
増粘剤、防腐剤、乳化剤、安定化剤、可塑剤;
陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤、蛋白質系界面活性剤;
薬効成分、ビタミンCジパルミテート、ビタミン類、アミノ酸、美白剤、殺菌剤;
タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、アルミナ、シリカ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸、硫酸バリウム、化粧品用タール色素、有機色素、βカロチン、カルサミン、カルミン、クロロフィル、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、カーボンブラック、白色顔料、パール顔料などの顔料、
ナイロンパウダー、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル、ウールパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、でんぷん粉、アルミニウム粉末、球状ナイロン、球状ポリスチレン、雲母チタン、二酸化チタン、酸化チタン、酸化鉄、その他の粉体;
pH調整剤、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、金属イオン封止剤、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、
紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、分散剤、褐色防止剤、緩衝剤、沈殿防止成分、ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、使用性改質剤。
タルク、カオリン、マイカ、セリサイト、アルミナ、シリカ、ガラスフレーク、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸、硫酸バリウム、化粧品用タール色素、有機色素、βカロチン、カルサミン、カルミン、クロロフィル、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、群青、紺青、酸化クロム、カーボンブラック、白色顔料、パール顔料などの顔料、
ナイロンパウダー、ポリエチレン粉末、ポリメタクリル酸メチル、ウールパウダー、セルロースパウダー、シルクパウダー、シリコーンパウダー、でんぷん粉、アルミニウム粉末、球状ナイロン、球状ポリスチレン、雲母チタン、二酸化チタン、酸化チタン、酸化鉄、その他の粉体;
pH調整剤、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、トリエタノールアミン、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸亜鉛、金属イオン封止剤、クエン酸、クエン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム、
紫外線吸収剤、抗酸化剤、香料、防腐剤、キレート剤、酸化防止剤、分散剤、褐色防止剤、緩衝剤、沈殿防止成分、ゲル化剤、有機変性粘土鉱物、使用性改質剤。
本発明の化粧料は、パウダー状、エアゾール、液状、ジェル状、クリーム状、泡状、ムース状、ペースト状などの各種形態のものに使用することができるが、これらの中でもパウダー状の化粧料(粉体粧料)であることが好ましい。
粉体粧料は、プレストパウダー(固形状のもの)、ルースパウダー(粉体状のもの)の両方を含む。
具体的には、ボディパウダー、フェイスパウダー、ファンデーション、チーク、アイシャドウ、アイブロウ、粉白粉、ベビーパウダーなどを挙げることができる。
粉体粧料は、プレストパウダー(固形状のもの)、ルースパウダー(粉体状のもの)の両方を含む。
具体的には、ボディパウダー、フェイスパウダー、ファンデーション、チーク、アイシャドウ、アイブロウ、粉白粉、ベビーパウダーなどを挙げることができる。
また、本発明の化粧料は、前記粉体化粧料以外の化粧料、例えば、収れん化粧水などの化粧水、美容液、ローション、クリーム、ジェル、オイルなどのベースコントロール化粧品、制汗剤などのエアゾール製剤、リップクリーム、口紅、アイライナーやマスカラなどのメイクアップ化粧料、ネイルエナメル、ネイルトリートメント等の美爪料、日焼け止め化粧料、整髪料、パックなどにすることができる。
また、上記した第1の複合体粒子と第2の複合体粒子は、化粧料以外にも、皮膚状態の悪化を抑制するためや皮膚状態を改善するために用いられる皮膚外用剤に配合することもできる。
皮膚外用剤は、軟膏剤、クリーム剤、乳液剤、ローション剤、パック剤、ジェル剤、貼付剤などにすることができる。
皮膚外用剤は、軟膏剤、クリーム剤、乳液剤、ローション剤、パック剤、ジェル剤、貼付剤などにすることができる。
本発明の化粧料は、第1の複合体粒子または第2の複合体粒子を含んでいる。
第1の複合体粒子または第2の複合体粒子は、いずれも被覆部に凹部を有しており、真球状ではないため、肌への付着性が良く(肌塗り性が良く)、顔料の発色性もよく、さらにソフトフォーカス効果(アンチリフレクション効果)が良いため、カメラのフラッシュなどの強い光りを浴びたときにも白浮きが生じ難くなる。
その他、第1の複合体粒子または第2の複合体粒子は、いずれも被覆部に凹部を有しているため、他の化粧料成分が前記凹部に保持される結果、例えば、顔料の発色性がさらに向上されたり、保湿効果の持続性が向上されたりという効果も期待できる。
第1の複合体粒子または第2の複合体粒子は、いずれも被覆部に凹部を有しており、真球状ではないため、肌への付着性が良く(肌塗り性が良く)、顔料の発色性もよく、さらにソフトフォーカス効果(アンチリフレクション効果)が良いため、カメラのフラッシュなどの強い光りを浴びたときにも白浮きが生じ難くなる。
その他、第1の複合体粒子または第2の複合体粒子は、いずれも被覆部に凹部を有しているため、他の化粧料成分が前記凹部に保持される結果、例えば、顔料の発色性がさらに向上されたり、保湿効果の持続性が向上されたりという効果も期待できる。
製造例1(第2の複合体粒子の製造)
窒素ガスで十分に置換し、乾燥させた2Lオートクレーブに、プラクセル308(ポリエステルポリオール、数平均分子量800、官能基数3、(株)ダイセル製)854gとヘキサメチレンジイソシアネート1008gとを仕込み、さらに窒素ガスにて充分に上部を置換した後に密閉し、120℃で20時間攪拌・混合して反応させた。
その後、減圧下で未反応のヘキサメチレンジイソシアネートを除去した後、トルエンを加えて不揮発分90質量%とした。これにより、イソシアネート基含有8.1質量%の被覆部となる第2ポリマー成分を得た。
窒素ガスで十分に置換し、乾燥させた2Lオートクレーブに、プラクセル308(ポリエステルポリオール、数平均分子量800、官能基数3、(株)ダイセル製)854gとヘキサメチレンジイソシアネート1008gとを仕込み、さらに窒素ガスにて充分に上部を置換した後に密閉し、120℃で20時間攪拌・混合して反応させた。
その後、減圧下で未反応のヘキサメチレンジイソシアネートを除去した後、トルエンを加えて不揮発分90質量%とした。これにより、イソシアネート基含有8.1質量%の被覆部となる第2ポリマー成分を得た。
核部(第1ポリマー成分)となる(メタ)アクリレート単量体として、メチルメタクリレート142.5g、エチレングリコールジメタクリレート7.5g、被覆部(第2ポリマー成分)となる上記ポリイソシアネートプレポリマーとして合成物(I)166.7gを用意した。
これらを反応器に入れ、ラジカル重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.3gを混合して、第2の複合体粒子11の原材料を調整した。第2の複合体粒子11の原材料におけるM1/M2は1/1であった。
別に2L攪拌機付セパラブルフラスコに水600gを仕込み、この中にメトローズ90SH-100(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、信越化学工業株式会社製)18.0gを溶解して分散媒を調整した。前記分散媒を400rpmで攪拌しながら、第2の複合体粒子11の原材料(第1ポリマー成分と第2ポリマー成分)を添加して、懸濁液を調整した。
次に、攪拌継続下、懸濁液を50℃に昇温して、同温度で3時間反応させた。その後、60℃に昇温し、同温度で2時間反応させ、さらに95℃に昇温し、同温度で1時間保持して熟成させた。
その後、室温まで冷却して固液分離し、水で充分洗浄した。その後、70℃で20時間乾燥して、第2の複合体粒子を得た。
図3に得られた第2の複合体粒子の粒子径分布を示し、図4に走査型電子顕微鏡写真を示す。
粒子径分布は、株式会社島津製作所製粒度分布測定機SALD−2100により測定した。
これらを反応器に入れ、ラジカル重合開始剤としてベンゾイルパーオキサイド0.3gを混合して、第2の複合体粒子11の原材料を調整した。第2の複合体粒子11の原材料におけるM1/M2は1/1であった。
別に2L攪拌機付セパラブルフラスコに水600gを仕込み、この中にメトローズ90SH-100(ヒドロキシプロピルメチルセルロース、信越化学工業株式会社製)18.0gを溶解して分散媒を調整した。前記分散媒を400rpmで攪拌しながら、第2の複合体粒子11の原材料(第1ポリマー成分と第2ポリマー成分)を添加して、懸濁液を調整した。
次に、攪拌継続下、懸濁液を50℃に昇温して、同温度で3時間反応させた。その後、60℃に昇温し、同温度で2時間反応させ、さらに95℃に昇温し、同温度で1時間保持して熟成させた。
その後、室温まで冷却して固液分離し、水で充分洗浄した。その後、70℃で20時間乾燥して、第2の複合体粒子を得た。
図3に得られた第2の複合体粒子の粒子径分布を示し、図4に走査型電子顕微鏡写真を示す。
粒子径分布は、株式会社島津製作所製粒度分布測定機SALD−2100により測定した。
図4の写真から明らかなとおり、第2の複合体粒子は、半球状で、平面と曲面に凹部を有しているものである。
実施例1、比較例1(粉白粉)
表1に示す各成分を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、粉砕機で粉砕し、ふるいに通して、粉白粉を製造した。
表1に示す各成分を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、粉砕機で粉砕し、ふるいに通して、粉白粉を製造した。
(1)発色力評価
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、色の鮮やかさを下記基準により評価した。
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、色の鮮やかさを下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
(2)付着力評価1
人工皮革(縦5.0cm、横5.0cm、厚さ0.5mm)の表面に実施例1、比較例1の粉白粉5mgを塗布したサンプルを作製した。
前記サンプル端の一方を固定して、固定していない端部をつかんで上下に各5mmの幅で動かして(10往復)、サンプル表面に皺を寄せた。サンプル表面をマイクロスコープ(100倍)で観察した。
人工皮革(縦5.0cm、横5.0cm、厚さ0.5mm)の表面に実施例1、比較例1の粉白粉5mgを塗布したサンプルを作製した。
前記サンプル端の一方を固定して、固定していない端部をつかんで上下に各5mmの幅で動かして(10往復)、サンプル表面に皺を寄せた。サンプル表面をマイクロスコープ(100倍)で観察した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
(3)付着力評価2
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、肌への付きの良さとよれのなさを下記基準により評価した。
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、肌への付きの良さとよれのなさを下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
(4)自然感評価
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、自然な仕上がりと自然な感じ(透明感)を下記基準により評価した。
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、自然な仕上がりと自然な感じ(透明感)を下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
(5)化粧崩れ評価
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、よれやテカリがないかどうかを下記基準により評価した。
実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布し、6時間後に前記塗布面を目視観察した。
評価は、よれやテカリがないかどうかを下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
前記(1)〜(5)の評価のほか、実施例1、比較例1の粉白粉を化粧品評価のパネラーの顔表面に塗布した際の、被覆力(カバー力、ムラ付き等)や使用感(化粧のび、塗布のし易さ、肌への塗布時の柔らかさ等)を官能評価した。評価は、下記基準により評価した。
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:不良
○:良好
△:普通
×:不良
実施例1及び比較例1の結果を表1に示す。
実施例2、比較例2(固形パウダーファンデーション)
表2に示す成分(1)〜(9)を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、成分(10)を加えて、さらに均一に混合した。得られた混合物を粉砕機で粉砕し、ふるいに通した。これを皿に圧縮成型し、固形パウダーファンデーションを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表2に示す。
表2に示す成分(1)〜(9)を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、成分(10)を加えて、さらに均一に混合した。得られた混合物を粉砕機で粉砕し、ふるいに通した。これを皿に圧縮成型し、固形パウダーファンデーションを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表2に示す。
実施例3、比較例3(アイシャドウ)
表3に示す成分(1)〜(13)を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、成分(14)〜(21)を加えて、さらに均一に混合した。得られた混合物を粉砕機で粉砕し、ふるいに通した。これを適量の溶剤と混合してスラリーと調製して皿に流し込み、吸引プレス成型して乾燥させ、固形アイシャドウを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表3に示す。
表3に示す成分(1)〜(13)を、高速混合機で均一になるまで攪拌混合した後、成分(14)〜(21)を加えて、さらに均一に混合した。得られた混合物を粉砕機で粉砕し、ふるいに通した。これを適量の溶剤と混合してスラリーと調製して皿に流し込み、吸引プレス成型して乾燥させ、固形アイシャドウを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表3に示す。
実施例4、比較例4(ジェル状クリーム)
表4に示す成分(1)〜(6)を加熱溶解後、成分(7)〜(13)を加えて混合した。さらに、加熱溶解した成分(14)〜(19)を少しずつ加えて混合した。得られた混合物は、攪拌しながら冷却し、ジェル状クリームを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表4に示す。
表4に示す成分(1)〜(6)を加熱溶解後、成分(7)〜(13)を加えて混合した。さらに、加熱溶解した成分(14)〜(19)を少しずつ加えて混合した。得られた混合物は、攪拌しながら冷却し、ジェル状クリームを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表4に示す。
実施例5、比較例5(固形リップスティック)
表5に示す成分(1)〜(11)を加熱溶解後、成分(12)、(13)を加えて均一に混合した。さらに、成分(14)を加えて均一に混合した。
得られた混合物を加熱溶解し、型へ流し込み、冷却して、固形リップスティックを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表5に示す。
表5に示す成分(1)〜(11)を加熱溶解後、成分(12)、(13)を加えて均一に混合した。さらに、成分(14)を加えて均一に混合した。
得られた混合物を加熱溶解し、型へ流し込み、冷却して、固形リップスティックを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表5に示す。
実施例6、比較例6(リキッドファンデーション)
表6に示す成分(1)〜(9)を混合し、加熱溶解した。そこに、成分(10)〜(17)の混合物を加え、混合した。さらに、そこに、成分(18)〜(21)の混合物が溶解したものを加えて、ホモミキサーにて乳化し、リキッドファンデーションを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表6に示す。
表6に示す成分(1)〜(9)を混合し、加熱溶解した。そこに、成分(10)〜(17)の混合物を加え、混合した。さらに、そこに、成分(18)〜(21)の混合物が溶解したものを加えて、ホモミキサーにて乳化し、リキッドファンデーションを製造した。
実施例1に準じて各評価を行った。結果を表6に示す。
実施例1〜6のほか、本発明の化粧料の処方例を以下に示す。
処方例1(油性ウォータープルーフマスカラ)
含有成分 配合量(質量%)
酸化鉄(黒) 10.0
第2の複合体粒子エマルション 30.0
固形パラフィン 8.0
ラノリンワックス 8.0
軽質イソパラフィン 30.0
セスキオレイン酸ソルビタン 4.0
精製水 10.0
防腐剤 適量
香料 適量
含有成分 配合量(質量%)
酸化鉄(黒) 10.0
第2の複合体粒子エマルション 30.0
固形パラフィン 8.0
ラノリンワックス 8.0
軽質イソパラフィン 30.0
セスキオレイン酸ソルビタン 4.0
精製水 10.0
防腐剤 適量
香料 適量
処方例2(ネイルエナメル)
含有成分 配合量(質量%)
ニトロセルロース 10.0
第2の複合体粒子 10.0
クエン酸アセチルトリブチル 5.0
酢酸エチル 20.0
酢酸ブチル 15.0
エチルアルコール 5.0
顔料 適量
沈降防止剤 適量
含有成分 配合量(質量%)
ニトロセルロース 10.0
第2の複合体粒子 10.0
クエン酸アセチルトリブチル 5.0
酢酸エチル 20.0
酢酸ブチル 15.0
エチルアルコール 5.0
顔料 適量
沈降防止剤 適量
処方例3(油性ファンデーション)
含有成分 配合量(質量%)
マイカ 100.0に調製
第2の複合体粒子 10.0
パルミチン酸オクチル 39.95
キャンデリラロウ 3.0
カルナウバロウ 2.0
トコフェロール 0.05
酸化チタン 45.0
着色顔料 適量
含有成分 配合量(質量%)
マイカ 100.0に調製
第2の複合体粒子 10.0
パルミチン酸オクチル 39.95
キャンデリラロウ 3.0
カルナウバロウ 2.0
トコフェロール 0.05
酸化チタン 45.0
着色顔料 適量
処方例4(下地クリーム)
含有成分 配合量(質量%)
精製水 100.0に調製
第2の複合体粒子 10.0
トリエチルヘキサノイン 5.0
スクワラン 3.0
イソステアリン酸 5.0
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 0.75
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
シクロペンタシロキサン 22.25
ブチレングリコール 5.0
グリセリン 3.0
クエン酸ナトリウム 0.6
含有成分 配合量(質量%)
精製水 100.0に調製
第2の複合体粒子 10.0
トリエチルヘキサノイン 5.0
スクワラン 3.0
イソステアリン酸 5.0
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 0.75
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
シクロペンタシロキサン 22.25
ブチレングリコール 5.0
グリセリン 3.0
クエン酸ナトリウム 0.6
処方例1〜4のほか、第1の複合体粒子を使用した本発明の化粧料の処方例を以下に示す。
第1の複合体粒子は、特許文献1(特許第5562721号公報)の実施例に基づいて製造されたものを使用した。
第1の複合体粒子は、特許文献1(特許第5562721号公報)の実施例に基づいて製造されたものを使用した。
処方例5(油性ウォータープルーフマスカラ)
含有成分 配合量(質量%)
酸化鉄(黒) 10.0
第1の複合体粒子エマルション 30.0
固形パラフィン 8.0
ラノリンワックス 8.0
軽質イソパラフィン 30.0
セスキオレイン酸ソルビタン 4.0
精製水 10.0
防腐剤 適量
香料 適量
含有成分 配合量(質量%)
酸化鉄(黒) 10.0
第1の複合体粒子エマルション 30.0
固形パラフィン 8.0
ラノリンワックス 8.0
軽質イソパラフィン 30.0
セスキオレイン酸ソルビタン 4.0
精製水 10.0
防腐剤 適量
香料 適量
処方例6(ネイルエナメル)
含有成分 配合量(質量%)
ニトロセルロース 10.0
第1の複合体粒子 10.0
クエン酸アセチルトリブチル 5.0
酢酸エチル 20.0
酢酸ブチル 15.0
エチルアルコール 5.0
顔料 適量
沈降防止剤 適量
含有成分 配合量(質量%)
ニトロセルロース 10.0
第1の複合体粒子 10.0
クエン酸アセチルトリブチル 5.0
酢酸エチル 20.0
酢酸ブチル 15.0
エチルアルコール 5.0
顔料 適量
沈降防止剤 適量
処方例7(油性ファンデーション)
含有成分 配合量(質量%)
マイカ 100.0に調製
第1の複合体粒子 10.0
パルミチン酸オクチル 39.95
キャンデリラロウ 3.0
カルナウバロウ 2.0
トコフェロール 0.05
酸化チタン 45.0
着色顔料 適量
含有成分 配合量(質量%)
マイカ 100.0に調製
第1の複合体粒子 10.0
パルミチン酸オクチル 39.95
キャンデリラロウ 3.0
カルナウバロウ 2.0
トコフェロール 0.05
酸化チタン 45.0
着色顔料 適量
処方例8(下地クリーム)
含有成分 配合量(質量%)
精製水 100.0に調製
第1の複合体粒子 10.0
トリエチルヘキサノイン 5.0
スクワラン 3.0
イソステアリン酸 5.0
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 0.75
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
シクロペンタシロキサン 22.25
ブチレングリコール 5.0
グリセリン 3.0
クエン酸ナトリウム 0.6
含有成分 配合量(質量%)
精製水 100.0に調製
第1の複合体粒子 10.0
トリエチルヘキサノイン 5.0
スクワラン 3.0
イソステアリン酸 5.0
(ジメチコン/(PEG−10/15))クロスポリマー 0.75
PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン 3.0
シクロペンタシロキサン 22.25
ブチレングリコール 5.0
グリセリン 3.0
クエン酸ナトリウム 0.6
1 第1の複合体粒子
2 核部
3 被覆部
4 凹部
11 第2の複合体粒子(椀形状粒子)
12 核部
13 被覆部
14a 凹部
14b 凹部
2 核部
3 被覆部
4 凹部
11 第2の複合体粒子(椀形状粒子)
12 核部
13 被覆部
14a 凹部
14b 凹部
Claims (2)
- 複合体粒子を含む化粧料であって、
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する球状粒子であり、前記球状粒子の曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料。 - 複合体粒子を含む化粧料であって、
前記複合体粒子が、内側の核部と、前記核部を被覆する被覆部を有する半球状粒子であり、前記半球状粒子の平面と曲面を形成する被覆部表面に凹部を有している粒子を含んでいるものであり、
前記核部が、(メタ)アクリレートモノマーを含むビニル基含有モノマーに由来する第1ポリマー成分からなるものであり、
前記被覆部が、イソシアネートプレポリマーを含むウレタン成分に由来する第2ポリマー成分からなるものであり、
前記第1ポリマー成分の質量(M1)と前記第2ポリマーの質量(M2)の質量比(M2/M1)が70/30〜5/95である、化粧料。
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