JP2017001004A - 浄化装置およびこの浄化装置を用いた熱交換システム - Google Patents
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Abstract
Description
一方、近年では熱流体として温泉水を用いた地熱発電システムの開発も進められている。各地に温泉が点在する日本では、豊富に湧き出る温泉水を利用して電力需要を賄う試みが為され始めている。
蒸気タービンから排出された蒸気は、凝縮器において冷却されて液化された後に、再び熱交換器に送られて地熱水により加熱されて蒸気として蒸気タービンに導入されることが繰り返される。
例えばこの特許文献1によれば、温泉水の湧出力や温泉ガスの噴出力、高低差(位置エネルギーの差)などを利用することにより、温泉水などを継続的に発電装置へ供給することなどが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
また、薬剤を熱交換器や配管に導入して洗浄することも考えられるが、近年では環境汚染防止という観点からこのような薬剤の使用が自粛されるようになっている。
なお、この問題は不純物を含む熱流体に留まらず熱交換器等に流入する流入液体に等しく生じ得ることであり、如何にしてコストを抑制しつつ流体間のエネルギー伝達効率を低下させないかが今後重要となってくる。
なお、前記(3)に記載の熱交換システムにおいては、(4)前記熱交換器に供給される前記熱流体の温度を検出する第1温度センサーと、前記熱交換器で熱交換を行って当該熱交換器から排出された前記熱流体の温度を検出する第2温度センサーを、さらに備え、前記制御装置は、前記第1温度センサー及び前記第2温度センサーの計測値に基づいて前記電解水を前記流路に供給する制御を行うことが好ましい。
また、前記(4)に記載の熱交換システムにおいては、(5)前記第2容器は、前記電解水のうち酸性水を貯留する酸性タンクと、前記電解水のうちアルカリ水を貯留するアルカリタンクとを備え、前記制御装置は、前記酸性水を前記流路に供給する制御を行うとともに、前記流路に供給された酸性水が前記熱交換システムの外部へ排出される前に前記酸性水に対して前記アルカリ水を添加する制御を行うことが好ましい。
図1は、本発明の第1実施形態に係る浄化装置およびこの浄化装置を含む熱交換システムの全体構成図である。
本実施形態の熱交換システムは、熱流体が流れる流路に接続されるとともに、陽極と陰極とが対向して配置されて前記陽極と前記陰極との間に空間が形成された容器と、前記空間に所定の液体が介在した状態で前記陽極と前記陰極との間に電圧を印加する制御を行うとともに、前記所定の液体に前記電圧を印加して生成した電解水を貯留しつつ当該電解水の少なくとも一部を前記流路に供給する制御を行う制御装置と、を含む。
より具体的な構成としては、熱交換システムは、流路が形成された第1配管L1〜第16配管L16、熱交換器1、補助熱交換器2、蒸気タービン3、発電機4、覆水(凝縮)器5、浄化装置6(6a、6b、6c)および全体制御装置7を含んで構成されている。なお、以下で詳述する構成以外については、例えば特開2013−170553号公報や特開2014−181697号公報、特開2005−337060号公報等に記載された公知の発電システムを適宜参照してもよい。
水源WSは、本実施形態では後述する熱流体源HSとは独立した水源であり、例えば上水道などが例示される。すなわち本実施形態では、上水道から水が配管L3を介して電解水生成槽6aに供給される。
なお、浄化装置6の詳細な構造およびクリーニング処理の詳細については後に詳述する。
また、熱交換器1で熱交換された熱流体を排水せずに再び熱流体として適宜再利用してもよい。
この補助熱交換器2は、熱流体源HSから得られる熱流体による汚染の影響を抑制するなどの目的で配置され、不純物の少ない補助流体を用いて熱交換器1(熱流体)との間で熱交換を行うとともに、この熱交換によりエネルギーを得た補助流体と作動流体との間で更に熱交換を行うものである。よって、本実施形態では、第11配管L11および第12配管L12には、それぞれ補助流体として、例えば気相(気液混合)状態と液相状態の純水が流れる。また、第13配管L13〜第15配管L15内には、気相(気液混合)状態または液相状態の作動流体が流れる。なお補助流体は純水に限られず、他の流体(ミネラル分が抑制された液体など)を用いてもよい。
また、補助熱交換器2は適宜省略してもよく、その場合には熱交換器1が第13配管L13などを介して蒸気タービン3と接続されるとともに、第15配管L15などを介して覆水(凝縮)器5と接続されることになる。
ここで本実施形態の「作動流体」としては、熱流体よりも沸点が低い流体が用いられる点以外に特に限定はなく、例えばブタン(C4H10)や代替フロン(HFE)など種々の流体が適用可能である。本実施形態では、作動流体として沸点が約36℃のペンタン(C5H12)を用いている。すなわち、作動流体としてのペンタンは、補助熱交換器2内で補助流体(純水など)から伝熱を受けて蒸発(気化)して気相(または気液混合)状態に変換され、第13配管L13を介して蒸気タービン3に導入される。
覆水(凝縮)器5は、バイナリー発電に用いられる公知の復水(凝縮)器が適用可能であり、第14配管L14を介して蒸気タービン3と接続されている。そして覆水(凝縮)器5では、水または空気などを用いて蒸気タービン3を経た蒸気状態の作動流体(ペンタンなど)を凝縮して(熱交換を行って)液状の作動流体に変換する。そして変換した液状の作動流体を、第15配管L15やポンプPなどを介して再び補助熱交換器2へ導入させる。
そして作業者は、上記したディスプレイ画面や不図示の入力装置を介して全体制御装置7の制御の下でクリーニング処理などを実施することが可能となっている。
図2には、本実施形態の浄化装置6のうち第1容器としての電解水生成槽6aの構造が示されている。同図から明らかなとおり、電解水生成槽6aは、容器6a1、陽極6a2、陰極6a3、隔膜6a4を含んで構成されている。
容器6a1は、例えば絶縁材料が被覆された金属や樹脂からなる中空の構造体であり、上記した陽極6a2、陰極6a3および隔膜6a4などが収容されている。なお、容器6a1は外部からの熱の出入りが抑制されるように断熱材で覆われていてもよい。
より具体的には、第3配管L3および不図示のポンプなどを介して水源WSと容器6a1とが接続され、第4配管L4を介して酸性水タンク6bと容器6a1とが接続され、第5配管L5を介してアルカリ水タンク6cと容器6a1とが接続されている。
なお電極体の材質としては、例えば鉄や銅などの汎用的な金属、腐食されにくい白金や金などの貴金属、あるいは工業的に安価で安定した炭素電極などが用いられる。
また、本実施形態では、互いに対向する陽極6a2および陰極6a3の表面は平面形状としたが、これに限られずに上記表面形状が波状となっていてもよいし、凹凸状となっていてもよい。なお、波状又は凹凸状の場合には、互いに対向する面が同じ距離になるように位相がほぼ揃っていることが望ましい。
よって、水源WSから容器6a1の空間内に流入した水は、全体制御装置7の制御の下で上記した電極体に電圧が印加されることで電解し、これにより容器6a1内に電解水が生成される。より具体的には、容器6a1のうち隔膜6a4と陽極6a2との間の空間には酸性水が生成され、隔膜6a4と陰極6a3との間の空間にはアルカリ水が生成される。
なお、本実施形態の浄化装置6は、必ずしも全体制御装置7で制御される必要はなく、全体制御装置7とは別個に配置される制御装置によって全体制御装置7とは独立して制御されてもよい。
同図から明らかなとおり、本実施形態の酸性水タンク6bは、容器6b1、温調装置6b2、温度センサー6b3などを含んで構成されている。なお、温調装置6b2、温度センサー6b3は必須ではなく適宜省略してもよい。そして容器6b1には第4配管L4を介して酸性水が電解水生成槽6aから供給され、これにより容器6b1には所定量の酸性水が貯留される。
さらに、容器6b1は、第7配管L7およびバルブVaなどを介して第2配管L2と接続されており、容器6b1に貯留された酸性水(電解水の一部)が第2配管L2内に流入可能とされている。
また、容器6b1は、第9配管L9やポンプPおよびチャッキ弁CVaなどを介して還元(排水)側である河川などに接続され、容器6b1に貯留された使用済の酸性水(多くの場合は中性に近いpH値となっている)が河川などに排出可能とされている。
温度センサー6b3は、例えば公知の熱電対などが好適であり、容器6b1に貯留される酸性水の温度を検出する。そして上記したクリーニング処理の効果を高めたい場合などに、全体制御装置7は温度センサー6b3の検出結果に基づいて温調装置6b2を制御してもよい。
上記構成により、アルカリ水タンク6cに貯留されたアルカリ水(電解水の他の一部)は、第8配管L8を介して第2配管L2内へ流入可能とされるとともに、第8配管L8および第16配管L16を介して第9配管L9内へ流入可能とされている。
なお、アルカリ水タンク6cの上記以外の構造については、酸性水タンク6bと構造的には同様であるので、その説明を省略する。
本実施形態の熱交換システムでは、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラル分などが含まれている温泉水が、第1配管L1や第2配管L2内および熱交換器1内の一部などを流通している。したがって熱交換器1で熱交換が開始された後で所定の時間が経過すると、熱交換器1内や配管などに下記で示される固形物が析出し始める。
例えばカルシウムを多く含む炭酸水素塩泉の場合、温度やpHなどの諸条件が変化すると、下記式1に示される化学反応によって温泉水内の溶解成分の一部が固形物(CaCO3など)となって配管や熱交換器1内に析出する。
Ca2+ + 2HCO3− → CaCO3↓ + H2O + CO2↑ ・・・(1)
したがって、本実施形態では、温泉水を熱流体として用いた熱交換(並びに発電)を長時間行う場合においても、上述した析出物による熱交換効率の低下が抑制できるクリーニング機能を備えることとした。なお、後述もするが、本実施形態は、熱交換器や配管への適用に留まらず、その一部の成分が析出することが懸念される熱流体(温泉水など)が流通する様々なシステムや装置、部品などにも適用が可能である。
まず図4を参照しつつ、本実施形態のクリーニング処理のうち第1浄化モードについて説明する。
第1浄化モードにおいては、クリーニング時に熱流体源HSからの熱流体は熱交換器1へは流通せずに、第1配管L1からバルブVaを介して第10配管L10へ流れ込んで河川などへ還元される。一方で、酸性水タンク6bに貯留された酸性水が第6配管L6およびポンプPとチャッキ弁CVaを介して第1配管L1内へ流入する。なお、熱交換システムでの熱交換は停止されているので、第1浄化モードにおいては作動流体の状態遷移はない。
なお、通常は酸性タンク6bに貯留された酸性水のpHは概ね2〜3程度であるが、上述した循環を繰り返すと酸性水のpHが7近くまで変化することが想定される。
よって、全体制御装置7は、所定時間毎(数分毎、数十分毎、数時間毎など)あるいは酸性水が循環される毎(1回循環毎、数回に1回毎など)に、電解水生成槽6aから新たな酸性水を酸性タンク6bに供給する制御を行ってもよい。これにより、クリーニング時における酸性水の浄化能力を維持したまま上記したクリーニング処理を続行することが可能となる。
具体的には、全体制御装置7は、第9配管L9に設けられたポンプPを制御して、酸性タンク6bに貯留された使用済の酸性水を河川などに第9配管L9を介して還元する。このとき全体制御装置7は、同時に第8配管L8に配置されたポンプPとバルブVaを制御して、アルカリ水タンク6cに貯留されたアルカリ水を第8配管L8および第16配管L16を介して第9配管L9内に添加する制御を行う。
なお、第9配管L9の末端側に公知のpH検出装置をさらに設け、全体制御装置7はこのpH検出装置の検出結果に基づいて第9配管L9内へ添加するアルカリ水の量を制御してもよい。
また、第1配管L1から第10配管L10へ流れ込んで河川などへ還元される熱流体は、温調用流体として利用してもよい。具体的には、この還元される熱流体を、例えば第4配管L4や第6配管L6あるいは酸性水タンク6bの周囲などへ導いてこれらの部材に対する温調(加温)処理に用いてもよい。
次に図6を参照しつつ、本実施形態のクリーニング処理のうち第2浄化モードについて説明する。
この第2浄化モードの特徴としては、浄化装置6内で電気分解により生成された電解水を、全体制御装置7の制御の下で所定の周期毎に熱流体に添加することにある。換言すると、熱交換処理を停止してクリーニング処理を行う第1浄化モードをオフライン式とすれば、この第2浄化モードは熱交換処理を継続しながらクリーニング処理も同時に行うオンライン式とも言える。
なお、酸性水の供給が間に合うのであれば、熱交換システムによる熱交換が稼働したと同時に電解水の生成処理が開始されてもよい。
これにより酸性となった熱流体が中和されるので、河川など外部への影響を最小限に抑制することが可能となる。
なお、第2配管L2の末端側に公知のpH検出装置をさらに設け、全体制御装置7はこのpH検出装置の検出結果に基づいて第8配管L8へ供給するアルカリ水の量を制御してもよい。
次に本発明の第2実施形態について、図7を参照して説明する。
第1実施形態においては熱流体源HSとは別個の水源WSから液体が浄化装置6へ供給されていたが、本実施形態では熱流体源HSからの熱流体の一部を浄化装置6へ供給して電解水を生成するシステムである点に主として特徴がある。
よって以下では第1実施形態との相違点について主として説明し、第1実施形態と同じ構成あるいは機能を有する要素については第1実施形態と同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
バルブVa´は、第1配管L1を流れる熱流体の一部を第17配管L17へ供給する部材であり、公知の種々のバルブが適用可能である。
流量計6dは、この第17配管L17を流れる流体(熱流体)の流量を計測する機器であり、公知の種々の流量計が適用可能である。
次に本発明の第3実施形態について、図8を参照して説明する。
第1実施形態および第2実施形態においてはバイナリー発電を例にして説明したが、本実施形態では熱流体源HSからの熱流体(蒸気状態)を蒸気タービンに導いて発電を行うシステムである点に主として特徴がある。
よって以下では上記各実施形態との相違点について主として説明し、上記各実施形態と同じ構成あるいは機能を有する要素については同一の符号を付してその説明を適宜省略する。
セパレータ8は、第18配管L18及びポンプPなどを介して熱流体源HSから熱流体の供給を受けて、当該熱流体を蒸気と液体とに分離する装置であり、種々の公知のセパレータが適用可能である。より具体的にセパレータ8は、供給された熱流体のうち、分離した蒸気については第19配管L19を介して蒸気タービン9へ供給するとともに、分離した液体(温水)については第20配管L20を介して浄化装置6へ供給する。
なお、蒸気タービン9へ供給された蒸気は、発電機10の発電に用いられ、その後は第25配管L25を介して覆水(凝縮)器11で液体に変換された後に第26配管L26を介して河川などに還元(排出)される。このとき、上記各実施形態と同様に、アルカリ水タンク6cに貯留されたアルカリ水が、第24配管L24およびポンプPとチャッキ弁などを介して第26配管L26内へ供給される。
本実施形態によっても、熱流体から分離して生成された電解水を用いて配管などのクリーニングが行われるため、発電システムを簡略化できるだけでなく、クリーンで低コストなシステムを実現することが可能となる。
≪変形例≫
図9は、上記各実施形態に適用が可能な浄化装置6の変形例を示す構成図である。この変形例に係る浄化装置6は、熱交換器1へ流入する熱流体の温度を検出する第1温度センサーS1と、熱交換器1から排出される熱流体の温度を検出する第2温度センサーS2を含んでいる。
すなわち、熱交換システムが稼働して所定時間が経過すると、熱交換器1内や配管内に上記した固形物が析出するなどして熱交換効率が低下する。熱交換効率が低下した場合、熱交換器1に流入する熱流体の温度と、熱交換器1から排出される熱流体の温度とで差がさほどなくなってくる。
これにより熱交換器1や配管内の固形物の生成状態に応じてクリーニング処理を自動で実行することができる。
また、上述した各実施形態および変形例では、クリーニング処理に利用する電解水として酸性水を用いたが、これに限られずに浄化する対象に応じてアルカリ水をクリーニングに利用してもよい。
また、酸性水タンク6bやアルカリ水タンク6c内に水量センサーを設け、所定の容量となるまで電解水生成槽6aから電解水の供給を継続してもよい。
上記では熱流体を用いた発電システムを例にして説明したが、他の方式の発電システムに本発明を適用してもよいし、さらには発電システムに留まらず固形物の析出や付着が懸念される他のシステムや装置、バルブなどの部品、あるいは配管などの浄化に本発明を適用してもよい。
L1〜L26 配管
el 配線
1 熱交換器
2 補助熱交換器
3、9 蒸気タービン
4、10 発電機(第1発電機)
5、11 覆水(凝縮)器
6 浄化装置
6a 電解水生成槽
6b 酸性タンク
6c アルカリ水タンク
6d 流量計
7 全体制御装置
8 セパレータ
Va バルブ(三方弁)
CVa チャッキバルブ
また、前記(1)または(2)に記載の熱交換システムにおいては、(3)前記制御装置は、前記所定の期間毎に添加する前記酸性水の量を変化させて当該酸性水を前記熱流体に添加する制御を行うことが好ましい。
また、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の熱交換システムにおいては、(4)前記酸性水タンクに配置されて、貯留される酸性水の温度を検出する温度センサーと、前記酸性水タンクに配置されて、貯留される酸性水の温度を調整する温調装置と、を含み、前記制御装置は、前記温度センサーの検出結果に基づき、貯留された前記酸性水の温度を前記温調装置によって調整する制御を行うことが好ましい。
また、前記(1)〜(4)のいずれかに記載の熱交換システムにおいては、(5)前記制御装置は、前記熱流体に前記酸性水が添加されている期間よりも、前記熱流体に前記酸性水が添加されていない期間の方が長くなるように、前記熱流体に対して前記酸性水を定期的に添加する制御を行うことが好ましい。
さらに上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる熱交換装置の洗浄方法は、陽極と陰極とが対向して配置された第1容器内で前記陽極と前記陰極との間に電圧を印加することで酸性水とアルカリ水を生成する工程と、生成した前記酸性水を前記第1容器に接続された酸性水タンクに貯留する一方で、生成した前記アルカリ水を前記第1容器に接続されたアルカリ水タンクに貯留する工程と、熱交換器で熱交換処理が継続されている中で、前記熱交換器に接続されて熱流体が当該熱交換器に流入する流路に対して前記酸性水を所定の周期毎に添加する工程と、前記流路に供給された前記酸性水が前記熱交換器を経た後で外部へ排出される前に前記酸性水に対して前記アルカリ水を添加する工程と、を有することを特徴とする。
また、前記(1)または(2)に記載の熱交換システムにおいては、(3)前記制御装置は、前記所定の周期毎に添加する前記酸性水の量を変化させて当該酸性水を前記熱流体に添加する制御を行うことが好ましい。
また、前記(1)〜(3)のいずれかに記載の熱交換システムにおいては、(4)前記酸性水タンクに配置されて、貯留される酸性水の温度を検出する温度センサーと、前記酸性水タンクに配置されて、貯留される酸性水の温度を調整する温調装置と、を含み、前記制御装置は、前記温度センサーの検出結果に基づき、貯留された前記酸性水の温度を前記温調装置によって調整する制御を行うことが好ましい。
さらに上記課題を解決するため、本発明の一実施形態にかかる熱交換装置の洗浄方法は、陽極と陰極とが対向して配置された第1容器内で前記陽極と前記陰極との間に電圧を印加することで酸性水とアルカリ水を生成する工程と、生成した前記酸性水を前記第1容器に接続された酸性水タンクに貯留する一方で、生成した前記アルカリ水を前記第1容器に接続されたアルカリ水タンクに貯留する工程と、熱交換器で熱交換処理が継続されている中で、前記熱交換器に接続されて熱流体が当該熱交換器に流入する流路に対して前記酸性水を所定の周期毎に添加する工程と、前記流路に供給された前記酸性水が前記熱交換器を経た後で外部へ排出される前に前記酸性水に対して前記アルカリ水を添加する工程と、を有することを特徴とする。
Claims (5)
- 熱流体が流れる流路に接続されるとともに、陽極と陰極とが対向して配置されて前記陽極と前記陰極との間に空間が形成された容器と、
前記空間に所定の液体が介在した状態で前記陽極と前記陰極との間に電圧を印加する制御を行うとともに、前記所定の液体に前記電圧を印加して生成した電解水を貯留した後に、当該貯留した電解水の少なくとも一部を前記流路に供給する制御を行う制御装置と、
を含むことを特徴とする浄化装置。 - 前記容器は、前記陽極と前記陰極が配置される第1容器と、前記第1容器に接続されて前記電解水を貯留する第2容器とを含み、
前記制御装置は、前記第2容器に貯留された前記電解水を所定の期間毎に前記流路に供給する制御を行う請求項1に記載の浄化装置。 - 請求項1又は2に記載の浄化装置と、
前記浄化装置と前記流路を介して接続される熱交換器と、
を含むことを特徴とする熱交換システム。 - 前記熱交換器に供給される前記熱流体の温度を検出する第1温度センサーと、
前記熱交換器で熱交換を行って当該熱交換器から排出された前記熱流体の温度を検出する第2温度センサーを、さらに備え、
前記制御装置は、前記第1温度センサー及び前記第2温度センサーの計測値に基づいて前記電解水を前記流路に供給する制御を行う請求項3に記載の熱交換システム。 - 前記第2容器は、前記電解水のうち酸性水を貯留する酸性水タンクと、前記電解水のうちアルカリ水を貯留するアルカリ水タンクとを備え、
前記制御装置は、前記酸性水を前記流路に供給する制御を行うとともに、前記流路に供給された酸性水が前記熱交換システムの外部へ排出される前に前記酸性水に対して前記アルカリ水を添加する制御を行う請求項3又は4に記載の熱交換システム。
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