JP2017008643A - 方杖 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】方杖10では、長尺状のアーム22の一端側に設けられたヘッド24が壁パネル12と接合され、アーム22の他端側に設けられたレグ26が躯体14の小梁20に接合される。さらに、レグ26は、躯体14の複数の小梁20に掛け渡される長さとされて該複数の小梁20に接合される。このため、個々の小梁20に充分な強度がない場合であっても、複数の小梁20で荷重を受け止めることにより安定して壁パネル12を支えることができる。
【選択図】図6
Description
他方、第2連結状態は、梁側支持部が、壁パネルが配置される天井大梁と平行となる連結状態である。このため、例えば、妻方向に延びる複数の小梁を備える躯体において、桁方向に延びる天井大梁上に壁パネルを配置する場合、梁側支持部が桁方向に平行となる。その結果、複数の小梁と梁側支持部とが垂直の関係となるので、梁側支持部を複数の小梁に掛け渡した状態で接合することができる。
図6には、本実施形態の方杖10を用いて壁パネル12を支えている様子が示されている。この図に示されるように、壁パネル12は、躯体14の上に配置される。躯体14は、四隅に立設された4本の柱16と、柱16の上端部同士を連結する4本の天井大梁18と、柱の下端部同士を連結する図示しない4本の床大梁と、によって略直方体の箱状に形成されている。天井大梁18は長短2種類の溝形鋼とされており、4本の天井大梁18のうちの互いに対向する天井大梁18は同じ長さとされ、互いに対向しない天井大梁18は異なる長さとされている。以下、長い方の2本の天井大梁18を天井桁大梁18K又は単に桁大梁18Kといい、短い方の2本の天井大梁18を天井妻大梁18T又は単に妻大梁18Tという。また、桁大梁18Kの長手方向を桁方向といい、天井妻大梁18Tの長手方向を妻方向という。
この図には、桁大梁18K及び妻大梁18Tのそれぞれの上に配置された壁パネル12K、12Tが示されている。桁大梁18Kの上に配置された壁パネル12K(以下、桁側壁パネル12Kということがある。)は、桁大梁18Kと平行な向きで立てられ、壁パネル12Kの下端が桁大梁18Kにボルト等(図示省略)で締結されている。また、妻大梁18Tの上に配置された壁パネル12T(以下、妻側壁パネル12Tということがある。)は、妻大梁18Tと平行な向きで立てられ、壁パネル12の下端が妻大梁18Tにボルト等(図示省略)で締結されている。
これら壁パネル12の前後方向の倒れを防止するため、方杖10が用いられている。方杖10は、方杖本体としてのアーム22と、壁パネル側支持部としてのヘッド24と、梁側支持部としてのレグ26と、を備えている。このうち、レグ26は、長尺状の部材であり、その長手方向が桁方向と平行になる向き、すなわち妻方向に延びる小梁20と垂直になる向きで2本の小梁20に掛け渡されており、さらに、それぞれの小梁20に図示しないビス等で接合されている。他方、ヘッド24は、長尺状の部材であり、その長手方向が躯体上下方向(壁パネル上下方向)に平行となる向きで壁パネル12に接合されている。アーム22は、長尺状の部材であり、その長手方向一端側にヘッド24が連結され、他端側にレグ26が連結されている。
図1には、図6において妻側壁パネル12Tを支えている方杖10が示されている。そして、図2(A)には、ヘッド24を図1と同じ方向から見た様子が拡大して示されており、図2(B)には、ヘッド24を図1における右方から見た様子が拡大して示されている。これらの図に示されるように、ヘッド24は、断面形状がL字状とされた所謂等辺山形鋼(アングル)であり、長尺矩形状とされる共に壁パネル12と平行な向きで接合されるパネル接合板部28と、長尺矩形状とされると共にパネル接合板部28と略90度の角度を成すアーム連結板部30と、を備えている。ヘッド24は、全体としても長尺状とされており、その長手方向が壁パネル12の上下方向と平行になるように壁パネル12に接合される。
図3には、アーム22が拡大して示されている。この図に示されるように、アーム22は、共に山形鋼とされたヘッド側部材42及びレグ側部材44が長さ調整機構としてのターンバックル46で連結されることで構成されている。ヘッド側部材42及びレグ側部材44は、共に、ヘッド24に接合される壁パネル12の幅方向(図1及び図3の紙面に直交する方向)を板厚方向とする一般板部42A、44Aと、一般板部42A、44Aと略90度の角度を成す補強板部42B、44Bと、を備えている。ヘッド側部材42には、一端側に一般板部42Aを貫通するボルト挿通孔48が形成され、他端側にターンバックル46が接合されている。また、レグ側部材44には、一端側にターンバックル46が接合され、他端側に補強板50が設けられると共に該補強板50及び一般板部44Aを貫通するボルト挿通孔52が形成されている。このように構成されて、アーム22は、全体の長さが調整可能とされた長尺状の部材となっている。長さ調整可能な範囲は、例えば、±50mm程度とされる。
図4(A)には、レグ26を図1と同じ方向から見た様子が拡大して示されており、図4(B)には、レグ26を図1における上方から見た様子が拡大して示されている。これらの図に示されるように、レグ26は、等辺山形鋼(アングル)であり、レグ26が小梁20に接合された状態で躯体上下方向が板厚方向となる梁接合板部54と、梁接合板部54と略90度の角度を成す第1アーム連結板部56と、を備えている。
次に、本実施形態の方杖10の作用及び効果について説明する。
他方、第2連結状態Bは、図5及び図6に示されるように、レグ26が、壁パネル12が配置される大梁18と平行となる連結状態である。このため、妻方向に延びる複数の小梁20を備える躯体14において、桁大梁18K上に壁パネル12を配置する場合、レグ26が桁方向に平行となる。その結果、複数の小梁20とレグ26とが垂直の関係となるので、レグ26を複数の小梁20に掛け渡した状態で接合することができる。
したがって、方杖10を壁パネル12の支持に用いていないときには、アーム22、ヘッド24及びレグ26を互いに平行の状態にすることができるので、運搬等の取扱いが容易である。
なお、上記実施形態では、梁側支持部としてのレグ26が2つの小梁20に掛け渡される長さとされていたが、本発明の梁側支持部はこれに限られず、3つ以上の小梁に架け渡される長さとされていてもよい。また、梁側支持部と小梁、パネル側支持部と壁パネルとの接合は、特に限定されず、ビスやボルト以外の接合方法であってもよい。また、上記実施形態では、アーム22、ヘッド24及びレグ26が共に、断面略L字状の所謂山形鋼とされていたが、本発明はこれに限られない。
12 壁パネル
14 躯体
18 天井大梁
20 小梁
22 アーム(方杖本体)
24 ヘッド(パネル側支持部)
26 レグ(梁側支持部)
46 ターンバックル(長さ調整機構)
Claims (5)
- 長尺状の方杖本体と、
前記方杖本体の長手方向の一端側に設けられ、躯体の天井大梁上に配置される壁パネルに離脱可能に接合される壁パネル側支持部と、
前記方杖本体の長手方向の他端側に設けられ、対向して配置された一対の天井大梁間に所定の間隔で配置された複数の小梁に掛け渡される長さとされて該複数の小梁に離脱可能に接合される梁側支持部と、
を有する方杖。 - 前記方杖本体と前記梁側支持部とは、着脱可能とされ、
その着脱により、前記壁パネルが配置される天井大梁と前記梁側支持部とが垂直となる第1連結状態と、前記壁パネルが配置される天井大梁と前記梁側支持部とが平行となる第2連結状態と、が変更可能とされている、
請求項1に記載の方杖。 - 前記壁パネル側支持部及び前記梁側支持部は、共に、前記方杖本体との連結部において、前記壁パネルが配置される天井大梁と平行な方向を回転軸方向として回転可能とされている、
請求項1又は請求項2に記載の方杖。 - 前記方杖本体は、該方杖本体の長さを調整する長さ調整機構を備える、
請求項3に記載の方杖。 - 前記壁パネル側支持部は、長尺状とされ、その長手方向が前記壁パネルの上下方向と平行になるように前記壁パネルに接合される、
請求項2を引用する請求項3に記載の方杖。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2015126885A JP6499025B2 (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 方杖 |
Applications Claiming Priority (1)
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| JP2015126885A JP6499025B2 (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 方杖 |
Publications (2)
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ID=57762918
Family Applications (1)
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| JP2015126885A Active JP6499025B2 (ja) | 2015-06-24 | 2015-06-24 | 方杖 |
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Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5293232U (ja) * | 1976-01-08 | 1977-07-12 | ||
| JPH03122368A (ja) * | 1989-10-04 | 1991-05-24 | Shinichi Nogami | 支保工用パイプサポートの梁固定具 |
| JPH09291636A (ja) * | 1996-04-26 | 1997-11-11 | Sekisui House Ltd | 葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構 |
| JP2000220295A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 壁パネルの傾きを調整するための調整具及び調整方法。 |
-
2015
- 2015-06-24 JP JP2015126885A patent/JP6499025B2/ja active Active
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| JP2000220295A (ja) * | 1999-01-29 | 2000-08-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 壁パネルの傾きを調整するための調整具及び調整方法。 |
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| JP6499025B2 (ja) | 2019-04-10 |
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