JPH09291636A - 葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構 - Google Patents
葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構Info
- Publication number
- JPH09291636A JPH09291636A JP10788596A JP10788596A JPH09291636A JP H09291636 A JPH09291636 A JP H09291636A JP 10788596 A JP10788596 A JP 10788596A JP 10788596 A JP10788596 A JP 10788596A JP H09291636 A JPH09291636 A JP H09291636A
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- JP
- Japan
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- roof
- bundle
- girder
- thatched
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- Pending
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 葺き上げ部を設けた場合であっても、小屋裏
空間が広く且つ開口部を大きくとれるとともに、なお且
つ強度の高い架構構造を提供する。 【解決手段】 屋根梁(2)(2)同士を棟側で、互いに凭
せかけるようにした合掌架構とし、葺き上げ部には、束
(12)を設けて支持するとともに、その束(12)の内側に方
杖(14)を設けて、妻面方向の水平力を支持させる。
空間が広く且つ開口部を大きくとれるとともに、なお且
つ強度の高い架構構造を提供する。 【解決手段】 屋根梁(2)(2)同士を棟側で、互いに凭
せかけるようにした合掌架構とし、葺き上げ部には、束
(12)を設けて支持するとともに、その束(12)の内側に方
杖(14)を設けて、妻面方向の水平力を支持させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主として居室等
として利用する小屋裏空間を広く使用できるようにした
合掌梁屋根架構であって、特に葺き上げ部を備えたもの
に関する。
として利用する小屋裏空間を広く使用できるようにした
合掌梁屋根架構であって、特に葺き上げ部を備えたもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の三角形屋根の架構構造は、図4で
示すように、まず、棟梁(101)を棟束(102)によって支持
し、この棟梁(101)へ三角形の斜辺を構成する屋根梁(10
3)(103)の端部を接合して支持させるとともに、屋根梁
(103)の中間部分にも屋根梁束(104)を立ててそれらを支
持する構造である。また、棟方向の水平力を支持するた
め、棟束(102)に雲筋違(105)を設けている。なお、屋根
梁(103)には、その屋根梁(103)と直交する方向に母屋(1
06)を取り付けて、その母屋(106)の上に野地板(107)を
張り付けるようにしている。
示すように、まず、棟梁(101)を棟束(102)によって支持
し、この棟梁(101)へ三角形の斜辺を構成する屋根梁(10
3)(103)の端部を接合して支持させるとともに、屋根梁
(103)の中間部分にも屋根梁束(104)を立ててそれらを支
持する構造である。また、棟方向の水平力を支持するた
め、棟束(102)に雲筋違(105)を設けている。なお、屋根
梁(103)には、その屋根梁(103)と直交する方向に母屋(1
06)を取り付けて、その母屋(106)の上に野地板(107)を
張り付けるようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、三階建て住宅の
普及に見られるように、限られた敷地の中における有効
な空間利用が望まれている。小屋裏空間を居室などとし
て有効利用することもその現れであり、そのためには、
束などの障害物のない広い小屋裏空間が必要となる。
普及に見られるように、限られた敷地の中における有効
な空間利用が望まれている。小屋裏空間を居室などとし
て有効利用することもその現れであり、そのためには、
束などの障害物のない広い小屋裏空間が必要となる。
【0004】しかしながら、上記のように従来の屋根架
構においては、小屋裏に棟梁(101)及び屋根梁(103)を支
持する束(102)(104)があるため、この束(102)(104)のた
めに小屋裏空間の利用が著しく制限されるという問題が
ある。
構においては、小屋裏に棟梁(101)及び屋根梁(103)を支
持する束(102)(104)があるため、この束(102)(104)のた
めに小屋裏空間の利用が著しく制限されるという問題が
ある。
【0005】特に、棟束(102)は、最も天井高が高く広
い空間をとれる筈の中央部分にあるため、室内には必ず
この棟束(102)が露出し、空間利用に対する大きな妨げ
となっている。また、小屋裏へ開口部を設けるにして
も、妻壁部分にも前記棟束(102)があることから、どう
してもこの棟束(102)を避けて形成する必要があり、大
きな開口を取ることができない欠点がある。更に、雲筋
違(105)を設けると更に空間利用が妨げられることにな
る。
い空間をとれる筈の中央部分にあるため、室内には必ず
この棟束(102)が露出し、空間利用に対する大きな妨げ
となっている。また、小屋裏へ開口部を設けるにして
も、妻壁部分にも前記棟束(102)があることから、どう
してもこの棟束(102)を避けて形成する必要があり、大
きな開口を取ることができない欠点がある。更に、雲筋
違(105)を設けると更に空間利用が妨げられることにな
る。
【0006】この発明は、このような従来の欠点を解消
して、特に、葺き上げ部を設けた場合であっても、小屋
裏空間が広く且つ開口部を大きくとれるとともに、なお
且つ強度の高い架構構造を提供することを目的とするも
のである。
して、特に、葺き上げ部を設けた場合であっても、小屋
裏空間が広く且つ開口部を大きくとれるとともに、なお
且つ強度の高い架構構造を提供することを目的とするも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、三角形の斜辺を構成する一対の屋根
梁を、棟側で互いに凭せかけた状態で棟束を用いないで
架構した合掌梁架構において、前記屋根梁の葺き上げ側
の端部を束で支持するとともに、この束の内側に方杖を
設けて妻面方向の水平力を支持させたことを特徴とす
る。
め、この発明では、三角形の斜辺を構成する一対の屋根
梁を、棟側で互いに凭せかけた状態で棟束を用いないで
架構した合掌梁架構において、前記屋根梁の葺き上げ側
の端部を束で支持するとともに、この束の内側に方杖を
設けて妻面方向の水平力を支持させたことを特徴とす
る。
【0008】上記において、束及び方杖の下端は、通
常、小屋梁の上に取り付けられる。
常、小屋梁の上に取り付けられる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、葺き上げ部を備えたこの
発明の合掌梁屋根架構の概略図である。図において、
(1)は棟梁、(2)(2)は、それぞれ三角形屋根の斜辺を
構成する妻方向一対の屋根梁であって、これらの屋根梁
(2)(2)の棟側の端部は、棟梁(1)を挟んで相互に凭せ
かけるように合掌させることによって、棟梁(1)の下側
に棟束を用いないで支持している。また、桁行方向の水
平耐力を持たせるため、その桁行方向の屋根梁(2)(2)
…間にX字状にブレース(3)を設けて、裄方向の水平力
を支持している。
発明の合掌梁屋根架構の概略図である。図において、
(1)は棟梁、(2)(2)は、それぞれ三角形屋根の斜辺を
構成する妻方向一対の屋根梁であって、これらの屋根梁
(2)(2)の棟側の端部は、棟梁(1)を挟んで相互に凭せ
かけるように合掌させることによって、棟梁(1)の下側
に棟束を用いないで支持している。また、桁行方向の水
平耐力を持たせるため、その桁行方向の屋根梁(2)(2)
…間にX字状にブレース(3)を設けて、裄方向の水平力
を支持している。
【0010】前記一方の屋根梁(2)を短くして葺き上げ
た葺き上げ部においては、短く形成された屋根梁(2)
(2)…の軒側先端部を接続する桁梁(10)を、その下側の
小屋裄梁(11)若しくは妻小屋梁(13)の上に裄梁束(12)(1
2)…を立設して支持しブレース(9)で桁面方向の水平力
を支持させる。更に、妻面方向の水平力を支持させるた
め、妻壁部分において、その裄梁束(12)と妻小屋梁(13)
との間に方杖(14)を設けている。
た葺き上げ部においては、短く形成された屋根梁(2)
(2)…の軒側先端部を接続する桁梁(10)を、その下側の
小屋裄梁(11)若しくは妻小屋梁(13)の上に裄梁束(12)(1
2)…を立設して支持しブレース(9)で桁面方向の水平力
を支持させる。更に、妻面方向の水平力を支持させるた
め、妻壁部分において、その裄梁束(12)と妻小屋梁(13)
との間に方杖(14)を設けている。
【0011】他方、葺き上げ側とは反対側の屋根梁(2)
の下側にはできるだけ軒側に近い位置において、屋根梁
束(8)を設置して、屋根梁(2)に対する支持強度を補う
ようにしているが、これらの屋根梁束(8)は、妻面方向
のスパンLが小さい場合には省略される。
の下側にはできるだけ軒側に近い位置において、屋根梁
束(8)を設置して、屋根梁(2)に対する支持強度を補う
ようにしているが、これらの屋根梁束(8)は、妻面方向
のスパンLが小さい場合には省略される。
【0012】図2及び図3は、屋根梁(2)、桁梁(10)、
桁梁束(12)及び方杖(14)相互の接合構造の具体例を示し
ている。
桁梁束(12)及び方杖(14)相互の接合構造の具体例を示し
ている。
【0013】桁梁(10)はH形鋼からなるもので、桁梁束
(12)上端面の水平な接合プレート(15)を、その桁梁(10)
の下部フランジ(16)下面に当接して、ボルト(17)とナッ
ト(18)とによって接合している。他方、同じくH形鋼か
らなるとともに、短く切断された屋根梁(2)の端部は、
その端面に垂直なエンドプレート(36)と水平接合プレー
ト(37)及び垂直なリブプレート(38)が予め一体に接合さ
れており、水平接合プレート(37)を、桁梁(10)の上部フ
ランジ(20)上面へ載置するとともに、これらのボルト穴
に差し込んだボルト(21)とナット(22)で接合している。
(12)上端面の水平な接合プレート(15)を、その桁梁(10)
の下部フランジ(16)下面に当接して、ボルト(17)とナッ
ト(18)とによって接合している。他方、同じくH形鋼か
らなるとともに、短く切断された屋根梁(2)の端部は、
その端面に垂直なエンドプレート(36)と水平接合プレー
ト(37)及び垂直なリブプレート(38)が予め一体に接合さ
れており、水平接合プレート(37)を、桁梁(10)の上部フ
ランジ(20)上面へ載置するとともに、これらのボルト穴
に差し込んだボルト(21)とナット(22)で接合している。
【0014】更に、方杖(14)は、その上端部分に設けた
接合プレート(23)を、桁梁束(12)上端の側面に突出して
設けた垂直なブラケット(24)へ、ピン(25)によって接合
している。他方、方杖(14)の下端側は、その接合プレー
ト(26)に、上下逆向きとなったT字形のブラケット(27)
がピン(28)を介して設けられ、このブラケット(27)下端
の水平プレート(29)を、前記妻小屋梁(13)の上部フラン
ジ(30)上面へ、ボルト(31)とナット(32)とによって接合
している。
接合プレート(23)を、桁梁束(12)上端の側面に突出して
設けた垂直なブラケット(24)へ、ピン(25)によって接合
している。他方、方杖(14)の下端側は、その接合プレー
ト(26)に、上下逆向きとなったT字形のブラケット(27)
がピン(28)を介して設けられ、このブラケット(27)下端
の水平プレート(29)を、前記妻小屋梁(13)の上部フラン
ジ(30)上面へ、ボルト(31)とナット(32)とによって接合
している。
【0015】また、裄梁束(12)の下端は、水平な接合プ
レート(33)を、妻小屋梁(13)の上部フランジ(30)へボル
ト(34)とナット(35)で固定している。
レート(33)を、妻小屋梁(13)の上部フランジ(30)へボル
ト(34)とナット(35)で固定している。
【0016】図3は、屋根梁(2)架構の全体側面を示し
ている。
ている。
【0017】
【発明の効果】以上のように、この発明では、三角形の
斜辺を構成する一対の屋根梁を棟側で互いに凭せかけ
た、棟束を用いない合掌梁架構としているため、最も天
井高の高い小屋裏の棟下の部分の空間に束が存在せず、
小屋裏に障害物のない広い空間を取ることができる。
斜辺を構成する一対の屋根梁を棟側で互いに凭せかけ
た、棟束を用いない合掌梁架構としているため、最も天
井高の高い小屋裏の棟下の部分の空間に束が存在せず、
小屋裏に障害物のない広い空間を取ることができる。
【0018】特に、葺き上げ部においては、桁梁束を設
けるとともに、この桁梁束を方杖によって妻面方向の水
平力を支持しているので、上記のような小屋裏空間の広
い合掌構造でありながら、葺き上げ部分の構造強度の高
い構造が得られる。
けるとともに、この桁梁束を方杖によって妻面方向の水
平力を支持しているので、上記のような小屋裏空間の広
い合掌構造でありながら、葺き上げ部分の構造強度の高
い構造が得られる。
【図1】この発明の実施形態の屋根架構構造の概略斜視
図である。
図である。
【図2】葺き上げ部における裄梁束と方杖の接合部の縦
断側面図である。
断側面図である。
【図3】屋根梁架構の全体側面図である。
【図4】従来の屋根架構の概略斜視図である。
(1) 棟梁 (2) 屋根梁 (10) 裄梁 (12) 裄梁束 (14) 方杖
Claims (2)
- 【請求項1】 三角形の斜辺を構成する一対の屋根梁
を、棟側で互いに凭せかけた状態で棟束を用いないで架
構した合掌梁架構において、前記屋根梁の葺き上げ側の
端部を束で支持するとともに、この束の内側に方杖を設
けて妻面方向の水平力を支持させたことを特徴とする葺
き上げ部を備えた合掌梁屋根架構。 - 【請求項2】 上記束及び方杖の下端は、小屋梁の上に
取り付けられていることを特徴とする請求項1記載の葺
き上げ部を備えた合掌梁屋根架構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10788596A JPH09291636A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10788596A JPH09291636A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09291636A true JPH09291636A (ja) | 1997-11-11 |
Family
ID=14470552
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10788596A Pending JPH09291636A (ja) | 1996-04-26 | 1996-04-26 | 葺き上げ部を備えた合掌梁屋根架構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09291636A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017008643A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | トヨタホーム株式会社 | 方杖 |
-
1996
- 1996-04-26 JP JP10788596A patent/JPH09291636A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2017008643A (ja) * | 2015-06-24 | 2017-01-12 | トヨタホーム株式会社 | 方杖 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040120 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20040322 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040518 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041005 |