JP2017013912A - エレベータ空調用吸排気構造 - Google Patents
エレベータ空調用吸排気構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2017013912A JP2017013912A JP2015129225A JP2015129225A JP2017013912A JP 2017013912 A JP2017013912 A JP 2017013912A JP 2015129225 A JP2015129225 A JP 2015129225A JP 2015129225 A JP2015129225 A JP 2015129225A JP 2017013912 A JP2017013912 A JP 2017013912A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- intake
- car
- exhaust port
- exhaust
- air
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 title claims abstract description 74
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 21
- 238000009423 ventilation Methods 0.000 abstract description 12
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 16
- 230000002542 deteriorative effect Effects 0.000 description 9
- 241000167854 Bourreria succulenta Species 0.000 description 4
- 235000019693 cherries Nutrition 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 239000003086 colorant Substances 0.000 description 1
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
Abstract
【課題】空調用の吸排気口を、意匠性を低下させることなく乗りかご内の側壁に設けることのできるエレベータ空調用吸排気構造を提供すること。【解決手段】エレベータ空調用吸排気構造は、吸排気口穴55と、かご内部材である背面鏡60の取付ブラケット70と、を備える。吸排気口穴55は、エレベータ1の乗りかご10の側壁16に形成され、乗りかご10用の空調装置50と乗りかご10内との間で吸排気を行うものである。取付ブラケット70は、乗りかご10内に設置され、吸排気口穴55と連通する通風口である吸排気口75を有するものである。【選択図】図3
Description
本発明の実施形態は、エレベータ空調用吸排気構造に関する。
近年のエレベータの乗りかごには、乗りかご内の温度や湿度を調節する空調装置が備えられているものが多くなっている。このような乗りかご用の空調装置は、乗りかごの外側の上部に設置されており、空調装置は乗りかごの室内に対して、乗りかご内の天井に設けられた吸気口や排気口から吸気や排気を行う。
ここで、空調装置や乗りかごの態様によっては、吸排気口を乗りかご内の天井に設けるのが困難であったり、天井よりも乗りかご内の側壁に設ける方が容易であったりすることにより、吸排気口を側壁に設置する方が好ましいことがある。しかし、乗りかご内の側壁は、エレベータの利用者の視界に入り易いため、側壁に吸排気口を設けた場合、意匠性が低下する虞がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、空調用の吸排気口を、意匠性を低下させることなく乗りかご内の側壁に設けることのできるエレベータ空調用吸排気構造を提供することを目的とする。
本実施形態に係るエレベータ空調用吸排気構造は、吸排気口穴と、かご内部材と、を備える。吸排気口穴は、エレベータの乗りかごの側壁に形成され、乗りかご用の空調装置と乗りかご内との間で吸排気を行うものである。かご内部材は、乗りかご内に設置され、吸排気口穴と連通する通風口を有するものである。
以下に、実施形態に係るエレベータ空調用吸排気構造を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態における構成要素には、当業者が置換可能、且つ、容易なもの、或いは実質的に同一のものが含まれる。
〔実施形態1〕
図1は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造を備えるエレベータの模式図である。本実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造は、昇降路2内を乗りかご10が昇降し、乗り場4間を乗りかご10が移動するエレベータ1に備えられている。このエレベータ1は、昇降路2を昇降可能な乗りかご10と、つり合いおもりとしてのカウンターウェイト20とをメインロープ25で連結した、いわゆるつるべ式のエレベータとして構成されている。エレベータ1は、昇降路2と、乗り場4と、乗りかご10と、カウンターウェイト20と、メインロープ25と、昇降駆動部30と、エレベータ制御盤(以下、特に断りのない限り単に「制御盤」という。)40と、を備えている。このように構成されるエレベータ1は、制御盤40によって各部の駆動が制御されて乗りかご10が昇降路2内を昇降することにより、利用者が任意の目的階の乗り場4に移動することが可能になっている。
図1は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造を備えるエレベータの模式図である。本実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造は、昇降路2内を乗りかご10が昇降し、乗り場4間を乗りかご10が移動するエレベータ1に備えられている。このエレベータ1は、昇降路2を昇降可能な乗りかご10と、つり合いおもりとしてのカウンターウェイト20とをメインロープ25で連結した、いわゆるつるべ式のエレベータとして構成されている。エレベータ1は、昇降路2と、乗り場4と、乗りかご10と、カウンターウェイト20と、メインロープ25と、昇降駆動部30と、エレベータ制御盤(以下、特に断りのない限り単に「制御盤」という。)40と、を備えている。このように構成されるエレベータ1は、制御盤40によって各部の駆動が制御されて乗りかご10が昇降路2内を昇降することにより、利用者が任意の目的階の乗り場4に移動することが可能になっている。
昇降路2は、エレベータ1を備える建物の鉛直方向に沿って設けられており、鉛直方向が昇降方向になるように建物内の複数の階床に渡って設けられている。また、昇降駆動部30や制御盤40等は、例えば、乗りかご10が昇降する昇降路2の鉛直方向上側に位置する機械室3等に設けられている。乗りかご10は、利用者が乗ったり荷物を乗せたりするための構造物になっており、昇降路2内に配置されている。この乗りかご10は、昇降路2内に設置された一対のかご用ガイドレール(図示省略)の間に設置され、かご用ガイドレールに沿って昇降することで、昇降路2内を昇降可能に構成されている。
また、カウンターウェイト20は、メインロープ25を介して乗りかご10に連結されて昇降路2内に配置され、乗りかご10と連動して昇降路2を昇降可能なつり合いおもりとして設けられている。即ち、カウンターウェイト20は、ウェイト用ガイドレール(図示省略)の間に設置され、ウェイト用ガイドレールに沿って昇降可能に構成されている。このカウンターウェイト20は、乗りかご10が所定積載量(例えば、最大積載量に対して1/2程度)の場合に、機械室3に配設される巻上機31を挟んで、乗りかご10と釣り合うように重量が設定されている。また、メインロープ25は、昇降路2の上部に設けられた昇降駆動部30の巻上機31のメインシーブ35やそらせシーブ36等に掛けられて、一端に乗りかご10が接続され、他端にカウンターウェイト20が接続されることにより、双方を連結している。
昇降駆動部30は、動力源であるモータ32と、モータ32に連結されたメインシーブ35を有し、モータ32で発生する動力でメインロープ25を電動で巻き上げる巻上機31等により構成されており、制御盤40により駆動制御が可能になっている。乗り場4は、乗りかご10が着床可能な各エレベータ停止階床に設けられ、利用者が乗りかご10に対して乗降したり、荷物を乗りかご10に対して積み下ろしたりするための場所になっている。
乗りかご10には、乗り場4へのかご側乗降口12に開閉可能なかごドア11が配設されており、各乗り場4の乗りかご10への乗り場乗降口4bには、乗り場4と昇降路2との間を開閉可能に仕切る乗り場ドア4aが配設されている。詳しくは、エレベータ1が設置される建物は複数の階から構成されており、エレベータ1の乗りかご10に乗るための乗り場4は、建物の各階に設けられている。また、乗り場側乗降口4bは、乗りかご10が着床した際にかご側乗降口12と対向する位置に形成されている。乗り場ドア4aは、この各階の乗り場側乗降口4bに設けられており、通常は閉鎖状態になっており、ロック機構(図示省略)により、開状態への動作が規制されている。これにより、乗り場ドア4aは、通常時は乗り場4側と昇降路2側との間を遮っている。乗り場ドア4aは、乗りかご10が着床して、かごドア11が閉状態から開状態に動作するのに連動して、ロック機構によるロックを解除すると共に、閉状態から開状態となる。
また、各乗り場4には、乗り場操作盤4cが設けられている。この乗り場操作盤4cは、利用者がエレベータ1の乗りかご10を、当該利用者がいる乗り場4に呼ぶ際に操作するものになっている。同様に、乗りかご10には、かご操作盤13が設けられている。かご操作盤13は、乗りかご10内に設置されており、行先階を指定したり、かごドア11を開閉したりするものになっている。
制御盤40は、通常の形式の双方向コモン・バスにより相互に連結されたCPU(Central Processing Unit)、所定の制御プログラム等を予め記憶しているROM(Read Only Memory)、CPUの演算結果を一時記憶するRAM(Random Access Memory)、予め用意されたマップデータ、エレベータ1の仕様等の情報を記憶するバックアップRAM及び入出力ポート装置を有するマイクロコンピュータ及び駆動回路を備えている。制御盤40は、種々のセンサ、検出器やエレベータ1の各部と電気的に接続され、各部の動作を統括的に制御する。
また、乗りかご10には、乗りかご10内の温度や湿度を調節する空調装置50が備えられている。この空調装置50は、乗りかご10の外側の上部に設置されており、乗りかご10内との間で吸排気を行うことにより、乗りかご10内の温度や湿度を調節する。
図2は、図1に示す乗りかごの斜視図である。図3は、図2のA−A断面図である。図4は、図3のB−B矢視図である。乗りかご10内には、かごドア11が配設されている側の反対側に位置する側壁16に背面鏡60が形成されている。この背面鏡60は、例えばエレベータ1の利用者が車椅子に乗った状態でかごドア11側から乗りかご10内に乗り込んだ際に、背面鏡60を視認することにより、乗りかご10内で方向転換をすることなく、利用者がかごドア11側を確認することを可能にする鏡として設置されている。このように設けられる背面鏡60は、かごドア11が配設されている側の反対側に位置する側壁16における上端付近、即ち、天井15の近傍に配置されており、鏡面61がかごドア11の方向と下方とに向く斜め方向に向けて配設されている。また、背面鏡60は、1つの背面鏡60で広範囲を視認することができるように、鏡面61が、いわゆる凸面鏡となって形成されている。
この背面鏡60は、背面鏡60を乗りかご10内に取り付けるために乗りかご10内に設けられるかご内部材である取付ブラケット70により、側壁16に取り付けられている。この取付ブラケット70は、側壁16における、乗りかご10用の空調装置50と乗りかご10内との間で吸排気を行う吸排気口穴55が形成されている位置に取り付けられている。
また、取付ブラケット70には、吸排気口穴55と連通する通風口である吸排気口75が形成されている。この吸排気口75は、取付ブラケット70が側壁16に取り付けられた状態で、吸排気口穴55と乗りかご10内とに開口しており、これにより、吸排気口穴55は、取付ブラケット70が側壁16に取り付けられた状態においても、吸排気口75を介して乗りかご10内に連通している。
空調装置50の吸排気の経路について説明すると、乗りかご10の側壁16における、吸排気口穴55が形成されている部分付近の外側の面には、吸排気ダクト52が取り付けられている。吸排気口穴55は、この吸排気ダクト52の内部に対して開口しており、このため吸排気口穴55は、乗りかご10内と吸排気ダクト52内との間を連通している。
空調装置50は、このように吸排気口穴55を介して乗りかご10内に連通する吸排気ダクト52に対して、連結ダクト51によって連結されている。この連結ダクト51は、両端がそれぞれ空調装置50と吸排気ダクト52とに接続されており、内部が空調装置50と吸排気ダクト52とに対して連通している。これにより、空調装置50は、連結ダクト51と吸排気ダクト52、側壁16の吸排気口穴55、取付ブラケット70の吸排気口75を介して乗りかご10内と連通しており、乗りかご10内との間で吸排気を行うことが可能になっている。空調装置50は、これらのように吸排気口穴55と、取付ブラケット70の吸排気口75とを介して、乗りかご10内との間で吸排気を行うため、吸排気口穴55と取付ブラケット70の吸排気口75とは、空調装置50の仕様に応じて、大きさや形状を設定するのが好ましい。
図5は、図3に示す取付ブラケットの側面図である。図6は、図5のC−C矢視図である。取付ブラケット70は、矩形状に形成された吸排気口穴55の周囲を覆うようにロの字状の形状で形成されたブラケット取付部71と、正面視におけるブラケット取付部71の幅と同じ幅で形成されると共にブラケット取付部71の下端部分から斜め上方に折り返された部分である鏡取付部72と、を有している。即ち、ブラケット取付部71と鏡取付部72とは、取付ブラケット70を側方から見た場合にレの字状の形状で形成されている。このブラケット取付部71と鏡取付部72とは、ブラケット取付部71側の板と鏡取付部72側の板とを溶接し、溶接部分である角部が丸くなるような仕上げをすることによって形成してもよく、または、1枚の板を折り曲げることにより形成してもよい。
このように形成されるブラケット取付部71と鏡取付部72との間には補強部材であるリブ74が設けられており、リブ74は、双方の間で双方に対して接続されることにより、側面視においてレの字状の形状で形成されるブラケット取付部71と鏡取付部72との補強を行っている。このようにブラケット取付部71と鏡取付部72との間で双方に対して接続されるリブ74は、取付ブラケット70の正面視の幅方向における両端付近の2箇所に配設されている。
ブラケット取付部71と鏡取付部72とのうち、ブラケット取付部71は、ボルト(図示省略)と取付ナット78とを用いて側壁16に取り付けることが可能になっている。取付ナット78は、ブラケット取付部71における鏡取付部72が位置する面側に配設され、側壁16に形成されるボルト用の穴(図示省略)に対して側壁16における外側の面から通されるボルトと螺合することにより、取付ブラケット70を側壁16に取り付けることが可能になっている。
また、鏡取付部72には、背面鏡60を取り付けるためのボルト穴73が形成されている。背面鏡60は、鏡取付部72におけるブラケット取付部71が位置する面側からボルト穴73にボルト(図示省略)を通し、背面鏡60を鏡取付部72におけるブラケット取付部71が位置する面の反対側に位置させた状態で、背面鏡60に形成されるネジ穴(図示省略)にボルトを螺合させることにより、鏡取付部72に対して取り付けることが可能になっている。これらにより、取付ブラケット70は、鏡取付部72に背面鏡60が取り付けられた状態で、ブラケット取付部71を側壁16に取り付けることにより、背面鏡60を側壁16に取り付けることができる。
このように、背面鏡60を側壁16に取り付ける取付ブラケット70に形成される吸排気口75は、ロの字状に形成されるブラケット取付部71の内側部分が、吸排気口75として形成されている。このため、吸排気口75は、背面鏡60が鏡取付部72に取り付けられた状態でも、背面鏡60によって閉塞されないようになっている。
本実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ1の運転時は、利用者がかご操作盤13や乗り場操作盤4cを操作することにより、かご呼び操作を行う。かご呼び操作が行われた場合には、これらの操作盤から制御盤40に呼び登録信号が入力され、制御盤40が、この呼び登録信号に応じて乗りかご10の呼び登録を行う。呼び登録を行った制御盤40は、この呼び登録や、種々のセンサ等からの出力、乗りかご10の現在の移動方向等に基づいて昇降駆動部30を駆動制御し、乗りかご10を目的の階床へと移動させる。これにより、乗りかご10は、昇降路2内で昇降移動し、任意の目的階の乗り場4に移動する。乗りかご10が目的階に移動し、所定の着床位置に着床したことが検出されると、その後、制御盤40は、乗り場ドア4aとかごドア11とを作動させ、乗り場ドア4aとかごドア11とを連動して開放させる。
また、エレベータ1の運転時には、必要に応じて空調装置50を作動させることにより、乗りかご10内の温度や湿度を調節する。空調装置50を作動させた場合、空調装置50は乗りかご10内の空気を吸気し、温度を下げたり除湿したりした後、この空気を乗りかご10内に向けて排気することにより、乗りかご10内の温度や湿度を調節する。この場合における空調装置50と乗りかご10内との間の吸排気は、連結ダクト51や吸排気ダクト52を介して行う。
例えば、空調装置50から乗りかご10内に向けて排気する際には、空調装置50から排出された空気は、連結ダクト51を介して吸排気ダクト52に流れる。吸排気ダクト52に流れた空気は、側壁16に形成される吸排気口穴55に流れ、そのまま取付ブラケット70の吸排気口75に流れることにより、乗りかご10内に流れる。反対に、乗りかご10内から空調装置50に向けて吸気する際には、乗りかご10内の空気を、取付ブラケット70の吸排気口75を介して、側壁16に形成される吸排気口穴55から吸排気ダクト52内に吸引し、この空気をさらに連結ダクト51を介して空調装置50で吸引する。空調装置50は、これにより乗りかご10内の空気を吸気する。
実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造では、これらのように空調装置50によって乗りかご10内の空気の吸排気を行うことが可能になっているが、1組の連結ダクト51、吸排気ダクト52、吸排気口穴55、吸排気口75からは、吸気と排気とのうち、いずれかが行われる。例えば、取付ブラケット70の吸排気口75から吸気が行われる場合には、空調装置50から乗りかご10内への排気は、別の位置(図示省略)から行われる。同様に、取付ブラケット70の吸排気口75から排気が行われる場合には、空調装置50による乗りかご10内の空気の吸気は、別の位置(図示省略)から行われる。
また、このように乗りかご10内の空気の流入出が行われる吸排気口75は、乗りかご10に乗り込んだ利用者からは、取付ブラケット70に取り付けられる背面鏡60や、取付ブラケット70に設けられるリブ74によって遮られることにより、視認し難くなっている。
以上の実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造は、乗りかご10の側壁16に形成される吸排気口穴55と、乗りかご10内に設置され、吸排気口穴55と連通する吸排気口75を有する取付ブラケット70と、を備えるため、吸排気口75を、取付ブラケット70の一部として構成することができる。この結果、空調用の吸排気口75を、意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
また、空調用の吸排気口75は、乗りかご10内に設置される背面鏡60を乗りかご10内に取り付けるための取付ブラケット70に形成されるため、乗りかご10内に設置される既存の部材に形成することができる。これにより、吸排気口75を設けるための部材を追加することなく、側壁16の吸排気口穴55に連通する吸排気口75を設けることができる。この結果、空調用の吸排気口75を、より容易に意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
また、乗りかご10内に設置される背面鏡60の取付ブラケット70に、空調用の吸排気口75を形成するため、既設の乗りかご10に対して、天井15を空調装置50の天井に交換することなく空調装置50を設置し、空調装置50によって乗りかご10内の空調を行うことができる。この結果、既設の乗りかご10に対しても、容易に空調装置50を設置することができる。
また、空調用の吸排気口75の正面には、背面鏡60が配置されている。また、取付ブラケット70の幅方向おける両端部分には、リブ74が設けられている。これらのため、乗りかご10内の利用者は、背面鏡60やリブ74で遮られることにより吸排気口75を視認し難くなっている。この結果、空調用の吸排気口75を、より確実に意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
〔実施形態2〕
実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、手摺り80の取付ブラケット90に吸排気口91が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、手摺り80の取付ブラケット90に吸排気口91が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
図7は、実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造が備えられる乗りかご内の斜視図である。図8は、図7のD−D矢視図である。図9は、図8のE−E矢視図である。図10は、図9のF−F矢視図である。実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造では、側壁16に形成される吸排気口穴55と連通する通風口である吸排気口91を有するかご内部材として、手摺り80を乗りかご10内に取り付けるための取付ブラケット90が用いられる。手摺り80は水平方向に延びる棒状の部材により形成されており、乗りかご10内における側壁16に取り付けられることにより、乗りかご10内に設置されている。
詳しくは、手摺り80は、長さ方向における両端部である手摺り端部81のそれぞれの近傍に、当該手摺り80を側壁16に取り付けるための部位である手摺り取付ベース85が設けられている。取付ブラケット90は、各手摺り取付ベース85と側壁16との間に配設されている。つまり、取付ブラケット90は、側壁16における乗りかご10の内面側に複数が取り付けられており、複数の手摺り取付ベース85は、それぞれこの取付ブラケット90に取り付けられている。これにより、手摺り80は、複数の取付ブラケット90を介して側壁16に取り付けられている。
このように手摺り取付ベース85と側壁16との間に配設される取付ブラケット90は、矩形の板状の形状で形成されており、吸排気口91は、板の厚さ方向に連通する穴となって複数が形成されている。取付ブラケット90における吸排気口91が形成されている位置は、取付ブラケット90において手摺り取付ベース85が取り付けられる位置の下方の位置になっている。本実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造では、側壁16に形成される吸排気口穴55は、このように側壁16に取り付けられる取付ブラケット90に形成される複数の吸排気口91と連通する位置に形成されている。
本実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ1の運転時に空調装置50を作動させた場合には、空調装置50による乗りかご10内の空気の吸排気は、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する、手摺り80の取付ブラケット90の吸排気口91によって行われる。
なお、乗りかご10内に手摺り80が複数設けられる場合には、手摺り80の取付ブラケット90の吸排気口91によって吸排気を行う際に、一部の手摺り80の取付ブラケット90の吸排気口91では吸気を行い、他の手摺り80の取付ブラケット90の吸排気口91では排気を行ってもよい。また、1つの手摺り80は、複数の取付ブラケット90を介して側壁16に取り付けられているため、1つの手摺り80を側壁16に取り付けるための複数の取付ブラケット90のうち、一部の取付ブラケット90の吸排気口91では吸気を行い、他の取付ブラケット90の吸排気口91では排気を行ってもよい。
また、このように乗りかご10内の空気の流入出が行われる吸排気口91は、手摺り80の下方に形成されているため、乗りかご10に乗り込んだ利用者からは、吸排気口91は手摺り80で遮られることによって視認し難くなっている。
以上の実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造では、空調用の吸排気口91は、乗りかご10内に設置される手摺り80を乗りかご10内に取り付けるための取付ブラケット90に形成されるため、乗りかご10内に設置される既存の部材に形成することができる。これにより、吸排気口91を設けるための部材を追加することなく、側壁16の吸排気口穴55に連通する吸排気口91を設けることができる。この結果、空調用の吸排気口91を、意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
〔実施形態3〕
実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、手摺り取り付けベース105に吸排気口106が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態2と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、手摺り取り付けベース105に吸排気口106が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態2と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
図11は、実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造を構成する手摺りの端部付近の平面図である。図12は、図11のG−G矢視図である。図13は、図12のH−H矢視図である。実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造では、乗りかご10内に設けられる手摺り80が有する複数の手摺り取付ベース105は、直接乗りかご10の側壁16に取り付けられており、吸排気口穴55と連通する吸排気口106は、手摺り取付ベース105に形成されている。つまり、実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造では、吸排気口穴55と連通する通風口である吸排気口106を有するかご内部材として、乗りかご10内に設置される手摺り80が用いられる。
このように吸排気口106が形成される手摺り取付ベース105は、矩形の板状の形状で形成されており、吸排気口106は、板の厚さ方向に連通する穴となって複数が形成されている。手摺り取付ベース105における吸排気口106が形成されている位置は、手摺り取付ベース105における下端寄りの位置になっている。本実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造では、側壁16に形成される吸排気口穴55は、このように側壁16に取り付けられる手摺り取付ベース105に形成される複数の吸排気口106と連通する位置に形成されている。
本実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ1の運転時に空調装置50を作動させた場合には、空調装置50による乗りかご10内の空気の吸排気は、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する、手摺り取付ベース105の吸排気口106によって行われる。なお、1つの乗りかご10内には、手摺り取付ベース105は複数が設けられるため、各手摺り取付ベース105の吸排気口106を吸気用として用いるか排気用として用いるかは、適宜設定するのが好ましい。
また、本実施形態2に係るエレベータ空調用吸排気構造における吸排気口91と同様に、吸排気口106は手摺り80の下方に形成されているため、乗りかご10に乗り込んだ利用者からは、吸排気口106は手摺り80で遮られることによって視認し難くなっている。
以上の実施形態3に係るエレベータ空調用吸排気構造では、空調用の吸排気口106は、乗りかご10内に設置される手摺り80の手摺り取付ベース105に形成されるため、乗りかご10内に設置される既存の部材に形成することができる。これにより、吸排気口106を設けるための部材を追加することなく、側壁16の吸排気口穴55に連通する吸排気口106を設けることができる。この結果、空調用の吸排気口106を、意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
〔実施形態4〕
実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、荷摺り110に吸排気口が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、荷摺り110に吸排気口が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
図14は、実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造で用いられる荷摺りの正面図である。図15は、図14のJ−J矢視図である。実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造では、側壁16に形成される吸排気口穴55と連通する通風口を有するかご内部材として、乗りかご10内に設置される荷摺り110が用いられる。荷摺り110は、側壁16を保護する部材として乗りかご10内に設けられており、乗りかご10内における下方寄りの位置で側壁16を覆って配設されている。詳しくは、乗りかご10内における側壁16と床部17との接合部分には、側壁16或いは床部17に沿って幅木111が形成されている。荷摺り110は、この幅木111よりも上側の位置で側壁16を覆って形成されている。
この荷摺り110には、側壁16に形成される吸排気口穴55と連通する通風口として、正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とが形成されている。このうち、正面吸排気口114は、例えば丸型の穴によって形成され、荷摺り110の上端寄りの位置に複数が形成されている。また、周囲方向吸排気口115は、正面吸排気口114と同様に丸型の穴によって形成され、荷摺り110において、当該荷摺り110が設けられる側壁16と接続される他の側壁16に対向する面に複数が形成されている。
荷摺り110は、側壁16との間に空間部が形成されており、この空間部は、正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とによって乗りかご10内に連通している。また、側壁16に形成される吸排気口穴55は、荷摺り110と側壁16との間に形成されるこの空間部に連通しており、これにより、正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とは、吸排気口穴55に連通している。
本実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ1の運転時に空調装置50を作動させた場合には、空調装置50による乗りかご10内の空気の吸排気は、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する、荷摺り110の正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とによって行われる。なお、乗りかご10内に荷摺り110が複数設けられる場合には、各荷摺り110の正面吸排気口114及び周囲方向吸排気口115を吸気用として用いるか排気用として用いるかは、適宜設定するのが好ましい。
また、このように乗りかご10内の空気の流入出が行われる正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とのうち、周囲方向吸排気口115は、荷摺り110の側方に形成されているため、乗りかご10に乗り込んだ利用者からは視認し難くなっている。また、正面吸排気口114は、側壁16に直接形成されるのではなく、荷摺り110に形成されるため、エレベータ1の利用者からは荷摺り110のデザインとして受け取られ易くなる。
以上の実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造では、空調用の正面吸排気口114及び周囲方向吸排気口115は、乗りかご10内に設置される荷摺り110に形成されるため、乗りかご10内に設置される既存の部材に形成することができる。これにより、正面吸排気口114や周囲方向吸排気口115を設けるための部材を追加することなく、側壁16の吸排気口穴55に連通する正面吸排気口114及び周囲方向吸排気口115を設けることができる。この結果、空調用の正面吸排気口114及び周囲方向吸排気口115を、意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
また、荷摺り110には、正面吸排気口114のみでなく、周囲方向吸排気口115も形成するため、正面吸排気口114のみでは吸排気の面積が足りない場合でも、周囲方向吸排気口115と合わせることにより吸排気の面積を確保することができる。この結果、空調装置50による乗りかご10内に対する空調の作用を確保することができる。
なお、実施形態4に係るエレベータ空調用吸排気構造では、正面吸排気口114と周囲方向吸排気口115とは丸型の穴によって形成されているが、これらの吸排気口は、丸型以外の形状で形成されていてもよい。図16は、吸排気口がスリット状である場合の説明図であり、荷摺りの正面図である。図17は、図16のK−K矢視図である。荷摺り110に形成される通風口である正面吸排気口117と周囲方向吸排気口118とは、図16、図17に示すようにスリット状の形状で形成してもよい。荷摺り110に形成する吸排気口は、意匠性を低下する形状でなければ、その形状は問わない。
〔実施形態5〕
実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、防災ボックス120に吸排気口が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造と略同様の構成であるが、防災ボックス120に吸排気口が設けられる点に特徴がある。他の構成は実施形態1と同様なので、その説明を省略すると共に、同一の符号を付す。
図18は、実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造で用いられる防災ボックスの斜視図である。実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造では、側壁16に形成される吸排気口穴55と連通する通風口を有するかご内部材として、乗りかご10内に設置される防災ボックス120が用いられる。防災ボックス120は、停電等によってエレベータ1が長時間停止し、乗りかご10内の利用者が乗りかご10内から長時間外に出られない状況になった際に用いる備品を乗りかご10内に備えるためのボックスとして、乗りかご10内に設置されている。この防災ボックス120は、当該防災ボックス120の不使用時にはエレベータ1の利用者の邪魔にならないように、乗りかご10内における、互いに接続される2つの側壁16同士の接続部分と、これらの2つの側壁16に接続される床部17とで形成される角部付近に設置されている。即ち、防災ボックス120は、乗りかご10内における、かごドア11が位置する側の反対側に位置する側壁16と、この側壁16に接続される側壁16との接続部分における下端側の位置に設置されている。
この防災ボックス120には、側壁16に形成される吸排気口穴55と連通する通風口として、上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とが形成されている。このうち、上端部吸排気口125は、防災ボックス120における上端付近に形成されており、例えば、スリット状に形成される複数の穴によって形成される。また、側端部吸排気口126は、防災ボックス120を正面から見た場合における、水平方向の防災ボックス120の両端付近に形成されており、例えば、丸型や多角形に形成される複数の穴によって形成される。即ち、側端部吸排気口126は、防災ボックス120における、防災ボックス120が設置される角部を構成する2つの側壁16のそれぞれ寄りの両端付近に形成されている。また、下端部吸排気口127は、防災ボックス120における下端付近に形成されており、例えば、スリット状に形成される複数の穴によって形成される。つまり、上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とは、防災ボックス120を正面から見た場合において、3種類の吸排気口によって防災ボックス120の全周を囲むように形成されている。
本実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造は、以上のような構成からなり、以下、その作用について説明する。エレベータ1の運転時に空調装置50を作動させた場合には、空調装置50による乗りかご10内の空気の吸排気は、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する、防災ボックス120の上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とによって行われる。
なお、これらの上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とは、全てを吸気用として用いてもよく、全てを排気用として用いてもよい。または、上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とのうち、一部の吸排気口を吸気用として用いて、他の吸排気口を排気用として用いてもよい。上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とを吸気用として用いるか排気用として用いるかは、適宜設定するのが好ましい。
また、このように乗りかご10内の空気の流入出が行われる上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とは、側壁16に直接形成されるのではなく、防災ボックス120に形成されるため、エレベータ1の利用者からは防災ボックス120のデザインとして受け取られ易くなる。
以上の実施形態5に係るエレベータ空調用吸排気構造では、空調用の上端部吸排気口125、側端部吸排気口126、下端部吸排気口127は、乗りかご10内に設置される防災ボックス120に形成されるため、乗りかご10内に設置される既存の部材に形成することができる。これにより、上端部吸排気口125、側端部吸排気口126、下端部吸排気口127を設けるための部材を追加することなく、側壁16の吸排気口穴55に連通する上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とを設けることができる。この結果、空調用の上端部吸排気口125と側端部吸排気口126と下端部吸排気口127とを、意匠性を低下させることなく乗りかご10内の側壁16に設けることができる。
〔変形例〕
なお、上述した実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造では、吸排気口75は背面鏡60を側壁16に取り付けるための取付ブラケット70に形成されているが、吸排気口75は、取付ブラケット70以外に形成されていてもよい。吸排気口75は、例えば、乗りかご10内におけるかごドア11に対向する側壁16の広い面積を覆って配設される鏡に形成されていてもよい。即ち、通風口である吸排気口75を形成するかご内部材として、乗りかご10内に設置される鏡を用いてもよい。
なお、上述した実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造では、吸排気口75は背面鏡60を側壁16に取り付けるための取付ブラケット70に形成されているが、吸排気口75は、取付ブラケット70以外に形成されていてもよい。吸排気口75は、例えば、乗りかご10内におけるかごドア11に対向する側壁16の広い面積を覆って配設される鏡に形成されていてもよい。即ち、通風口である吸排気口75を形成するかご内部材として、乗りかご10内に設置される鏡を用いてもよい。
また、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する通風口である吸排気口を有するかご内部材は、実施形態1〜5に係るエレベータ空調用吸排気構造で用いられるもの以外が用いられてもよい。吸排気口穴55に連通する吸排気口を有するかご内部材としては、例えば、乗りかご10内に設置される幅木111が用いられてもよい。これらのように、吸排気口穴55に連通する吸排気口を有するかご内部材は、これらの他に乗りかご10内に設置される椅子を用いてもよく、かご内部材は、乗りかご10内に設置され、吸排気口を形成した際に利用者に違和感を与えないものであれば、その種類や用途は問わない。
また、実施形態1〜5に係るエレベータ空調用吸排気構造では、乗りかご10内に設置される取付ブラケット70等のかご内部材に、側壁16に形成される吸排気口穴55に連通する吸排気口を形成することにより、意匠性の低下を抑制しているが、異なる手法で意匠性の低下を抑制してもよい。図19は、実施形態1に係るエレベータ空調用吸排気構造の変形例であり、側壁の吸排気口穴に加飾を行う場合における模式図である。図20は、図19のL−L矢視図である。側壁16に形成する空調用の吸排気口穴を加飾し、加飾吸排気口130とすることにより、意匠性の低下を抑制してもよい。例えば、側壁16には、吸排気ダクト52内と乗りかご10内との間を連通し、桜の花の形状を模した穴である加飾吸排気口130を形成してもよい。空調装置50と乗りかご10内との間で吸排気を行う吸排気口として、桜の花の形状を模した加飾吸排気口130を用いることにより、意匠性を低下させることなく、側壁16に吸排気用の加飾吸排気口130を形成することができる。
さらに、この場合、意匠性を高めるために、吸排気ダクト52内に光源136を配設し、吸排気ダクト52の内面135を桃色等で着色してもよい。これにより、光源136を点灯させた際には、桃色に着色された吸排気ダクト52の内面135で反射した光が、加飾吸排気口130から乗りかご10内に照射されることになるので、桜の花を模した加飾吸排気口130は、桃色の光で光ることになる。従って、加飾吸排気口130を形成した側壁16の意匠性を、より高めることができる。なお、このように側壁16に加飾吸排気口130を形成する場合は、加飾吸排気口130は桜の花以外の形状で形成してもよく、また、吸排気ダクト52の内面135は、桃色以外の色で着色してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1 エレベータ、4 乗り場、10 乗りかご、11 かごドア、15 天井、16 側壁、17 床部、20 カウンターウェイト、40 制御盤、50 空調装置、52 吸排気ダクト、55 吸排気口穴、60 背面鏡、70,90 取付ブラケット(かご内部材)、75,91 吸排気口(通風口)、80 手摺り、85 手摺り取付ベース、105 手摺り取付ベース(かご内部材)、106 吸排気口(通風口)、110 荷摺り(かご内部材)、111 幅木(かご内部材)、114 正面吸排気口(通風口)、115 周囲方向吸排気口(通風口)、117 正面吸排気口(通風口)、118 周囲方向吸排気口(通風口)、120 防災ボックス(かご内部材)、125 上端部吸排気口(通風口)、126 側端部吸排気口(通風口)、127 下端部吸排気口(通風口)
本実施形態に係るエレベータ空調用吸排気構造は、吸排気口穴と、かご内部材と、を備える。吸排気口穴は、エレベータの乗りかごの側壁に形成され、乗りかご用の空調装置と乗りかご内との間で吸排気を行うものである。かご内部材は、乗りかご内に設置され、吸排気口穴と連通する通風口を有するものであり、乗りかご内に設置される鏡、または鏡を乗りかご内に取り付けるための取付ブラケットである。
Claims (5)
- エレベータの乗りかごの側壁に形成され、前記乗りかご用の空調装置と前記乗りかご内との間で吸排気を行う吸排気口穴と、
前記乗りかご内に設置され、前記吸排気口穴と連通する通風口を有するかご内部材と、
を備えることを特徴とするエレベータ空調用吸排気構造。 - 前記かご内部材は、前記乗りかご内に設置される鏡、または前記鏡を前記乗りかご内に取り付けるための取付ブラケットである請求項1に記載のエレベータ空調用吸排気構造。
- 前記かご内部材は、前記乗りかご内に設置される手摺り、または前記手摺りを前記乗りかご内に取り付けるための取付ブラケットである請求項1に記載のエレベータ空調用吸排気構造。
- 前記かご内部材は、前記乗りかご内に設置される荷摺り、または前記乗りかご内に設置される幅木である請求項1に記載のエレベータ空調用吸排気構造。
- 前記かご内部材は、前記乗りかご内に設置される防災ボックスである請求項1に記載のエレベータ空調用吸排気構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015129225A JP6054477B1 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | エレベータ空調用吸排気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2015129225A JP6054477B1 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | エレベータ空調用吸排気構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP6054477B1 JP6054477B1 (ja) | 2016-12-27 |
| JP2017013912A true JP2017013912A (ja) | 2017-01-19 |
Family
ID=57582266
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2015129225A Active JP6054477B1 (ja) | 2015-06-26 | 2015-06-26 | エレベータ空調用吸排気構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP6054477B1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021169726A (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-28 | 株式会社Lixil | 移動式トイレ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN115321316B (zh) * | 2022-08-12 | 2026-03-20 | 上海三菱电梯有限公司 | 电梯轿内智能观测镜装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49149452U (ja) * | 1973-04-27 | 1974-12-24 | ||
| JPS62181583U (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-18 | ||
| JPS63235282A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-09-30 | 株式会社東芝 | 暖房装置付きエレベ−タ |
-
2015
- 2015-06-26 JP JP2015129225A patent/JP6054477B1/ja active Active
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49149452U (ja) * | 1973-04-27 | 1974-12-24 | ||
| JPS62181583U (ja) * | 1986-05-12 | 1987-11-18 | ||
| JPS63235282A (ja) * | 1987-03-25 | 1988-09-30 | 株式会社東芝 | 暖房装置付きエレベ−タ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2021169726A (ja) * | 2020-04-16 | 2021-10-28 | 株式会社Lixil | 移動式トイレ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP6054477B1 (ja) | 2016-12-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN109476460B (zh) | 用于安全维护工作的电梯装置 | |
| JP6054477B1 (ja) | エレベータ空調用吸排気構造 | |
| KR100567364B1 (ko) | 엘리베이터 장치 | |
| KR102144642B1 (ko) | 화물용 및 인화물용 승강기의 탑승카 기울기 사고 방지를 위한 안전장치 | |
| JP6633186B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP5885172B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| JP2006151577A (ja) | エレベータ制御装置 | |
| KR20120127740A (ko) | 승강실 지붕에 결합된 승강실 전기시스템을 갖는 승강기 조립체 | |
| JP6306498B2 (ja) | エレベータの空調装置 | |
| JP2020176777A (ja) | 空気調和システム及び個室ブース | |
| JP2014144854A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP4836286B2 (ja) | エレベータ装置 | |
| CN104291173A (zh) | 电梯设备 | |
| JP3100806B2 (ja) | エレベータかごの整風装置 | |
| JP6764832B2 (ja) | エレベーター装置及びその制御方法 | |
| JP2023059338A (ja) | エレベータ保守システム | |
| JP2009300081A (ja) | 産業車両のロードテスト室 | |
| JP2014213992A (ja) | エレベータ装置 | |
| JP6404472B2 (ja) | エレベーター装置 | |
| US20260116704A1 (en) | Elevator system with storage for mobile working platform | |
| JP2019116333A (ja) | エレベータ | |
| JPH06183674A (ja) | エレベータ | |
| US20210395043A1 (en) | Elevator | |
| JPH092762A (ja) | エレベーター装置 | |
| JP2002370885A (ja) | 機械室レスエレベータ装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20161101 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20161130 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6054477 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |