JP2017014601A - 焼結機の焼結原料装入方法及び装入装置 - Google Patents

焼結機の焼結原料装入方法及び装入装置 Download PDF

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Abstract

【課題】スクレーパによるスローピングシュートの清掃中における原料装入の乱れを抑制することができる焼結機の焼結原料装入方法及び装入装置を提供する。
【構成】ホッパー2に貯留された焼結原料をロールフィーダ3の回転速度を制御しながら切り出し、切り出された焼結原料をスローピングシュート4で所定の搬送速度で移動されるパレット1上に積層状態で装入する際に、スローピングシュートの清掃を行うときに、清掃動作に合わせてロールフィーダ3の回転速度Vrfを制御するようにしている。
【選択図】図1

Description

本発明は、焼結原料をパレット上に装入して焼成することにより焼結鉱を製造する焼結機の焼結原料装入方法及び装入装置に関する。
焼結鉱を製造するドワイドロイト式焼結機(以下、DL焼結機と称す)では、粉状鉄鉱石や砂鉄、ミルスケールなどの鉄源と石灰石や蛇紋岩などの副原料により構成される焼結原料をロールフィーダを介して移動パレット(以下、パレットと称す)へ装入している。
パレット上には、所定の厚さの焼結原料層が形成される。パレットの下面はグレートバーと呼ばれる火格子になっており、添加バーナーで焼結原料層の表層部に点火して、焼結原料層の上方の空気を排風機で下方へ吸引しながらパレットをDL焼結機の出側へ進行させて焼成を行う。
DL焼結機の操業においては、焼結原料層の厚さ方向の粒度分布が重要な影響を及ぼす。生産性・歩留を向上させるためには、焼結原料層の上層部に細粒が存在し、下層部に粗粒が存在する偏析した状態を形成することが望まれている。このような偏析した原料層を作ることにより、焼結原料層の通気性が確保されガス流れが均一化するので焼きムラがなくなり、歩留りが向上する。
このような偏析した焼結原料層を形成するために、DL焼結機の装入装置にスローピングシュートが用いられている。このスローピングシュートを用いて焼結原料を装入することにより、落下速度の違いから粗粒原料は下層、細粒原料は上層へと装入され偏析状態が形成される。
焼結原料の装入を連続して行っていくと、スローピングシュート上に焼結原料が付着し、原料の均一な装入が阻害され、焼結原料層の偏析状態が乱れて歩留が低下する。焼結原料の装入を安定化させるために、スローピングシュートの清掃を適時行っている。
従来のスローピングシュートの清掃方法とは、例えば、特許文献1や特許文献2に開示されたような方法が行われている。これらは、スローピングシュートに堆積する焼結原料を、スローピングシュート上方に設置されたスクレーパを用いてスローピングシュートを上下動作させることにより堆積原料を掻き落とす方法や、スクレーパ自体を上下動作させてスローピングシュート上の堆積原料を掻き落とす方法である。
特開2002−130957号公報 特許第4943562号公報
しかしながら、前記特許文献1及び2に記載された従来例にあっては、スクレーパでスローピングシュート上の堆積原料を清掃中に、焼結原料の装入軌跡が変化してしまい清掃により原料装入が乱れるという課題がある。
そこで、本発明は、上記従来例の課題に着目してなされたものであり、スクレーパによるスローピングシュートの清掃中における原料装入の乱れを抑制することができる焼結機の焼結原料装入方法及び装入装置を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の一の形態に係る焼結機の焼結原料装入方法は、ホッパーに貯留された焼結原料をロールフィーダの回転速度を制御しながら切り出し、切り出された焼結原料をスローピングシュートで所定の搬送速度で移動されるパレット上に積層状態で装入する際に、スローピングシュートの清掃を行うときに、清掃動作に合わせてロールフィーダの回転速度を制御するようにしている。
また、本発明の一の形態に係る焼結機の焼結原料装入装置は、焼結原料を貯留するホッパーの排出部に配置され、ホッパーから焼結原料を切り出すロールフィーダと、このロールフィーダで切り出された焼結原料を所定の搬送速度で移動されるパレット上に積層状態で装入するスローピングシュートと、ロールフィーダの回転速度を検出するフィーダ回転速度検出部と、パレット上の焼結原料の層厚レベルを検出する層厚レベル検出部と、スローピングシュートの清掃時におけるフィーダ回転速度検出部で検出したロールフィーダの回転速度の実績データと層厚レベル検出部で検出した層厚レベルの実績データとを回帰分析してロールフィーダの清掃時の目標回転速度を演算する目標回転速度演算部と、ロールフィーダの清掃時に、前記目標回転速度演算部で演算した目標回転速度に基づいてロールフィーダの回転速度を制御する回転速度制御部と、を備えている。
本発明の一態様によれば、スローピングシュートの清掃時に生じるパレット上の焼結原料装入の乱れすなわち焼結原料層厚の変動を抑制して歩留を向上することができる効果が得られる。
本発明の焼結機の焼結原料装入装置の一実施形態を示す焼結機入側の側面図である。 スローピングシュートの製造時のロールフィーダ回転速度制御の説明に供する図であって、(a)はスローピングシュートの清掃期間における下限位置を示す特性線図であり、(b)はロールフィーダの回転速度変化を示す特性線図である。 ロールフィーダ制御コントローラにおける清掃時制御部の具体的構成を示すブロック図である。 清掃時制御部のロールフィーダ制御処理手順の一例を示すフローチャートである。 清掃時制御部の層厚偏差算出処理手順の一例を示すフローチャートである。 実績データによる回帰分析処理を説明する模式図である。 ロールフィーダの回転速度制御を行う本実施形態とロールフィーダ回転速度制御を行わない場合の比較例との層厚偏差を示す特性線図である。 ロールフィーダの回転速度制御を行う本実施形態とロールフィーダ回転速度制御を行わない比較例との層厚偏差ヒストグラムである。
次に、図面を参照して、本発明の一実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。又、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
また、以下に示す実施の形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
図1は、ドワイドロイト式焼結機における焼結原料装入部を示したものであり、焼結原料はパレット1によって同図の矢印方向に搬送される。パレット1には、焼結原料を貯留するホッパー2からロールフィーダ3によって切出された焼結原料がスローピングシュート4によって、パレット1上に装入され焼結原料装入層5を形成する。
スローピングシュート4は、ロールフィーダ3によって切り出されてパレット1の進行方向側から落下する焼結原料を受けてパレット1上にパレット1の進行方向とは反対方向に向かって装入するように右上方に傾斜して配置されている。この場合の傾斜角は、焼結原料の水分率によって決まる安息角以上に設定されている。
スローピングシュート4は、パレット1側に右上方に傾斜配置された副シュート部11と、この副シュート部11の上面に案内板12を介して副シュート部11に沿って摺動可能に配置された主シュート部13と、この主シュート部13の上面に摺接するように固定配置されたスクレーパ14とを備えている。
主シュート部13の上面における上端側に支持部15が形成され、この支持部15に索状体16が接続されている。この索状体16の自由端に釣合重錘19が連結されている。
そして、主シュート部13は、清掃時を除く通常操業時には、巻き上げ機17で索状体16が下方に繰り出されており、支持部15が下限ストッパ20に当接する通常操業位置となる。この主シュート部13の通常操業位置では、図1で点線図示のように下端側の上面に形成された焼結原料受け面にロールフィーダ3から切り出された焼結原料が落下し、この焼結原料が焼結原料受け面に沿って下降してからパレット1上に落下する。
このとき、焼結原料のうち粗粒原料は落下速度が大きいので遠くのパレット1上に落下し、細粒原料は落下速度が小さいので近くに落下することになるが、パレット1が焼結原料の落下方向とは逆方向へ所定搬送速度で搬送されているので、細粒原料は粗粒原料の上に装入され偏析状態の焼結原料装入層5が形成される。
この主シュート部13が常用位置にある状態では、焼結原料は少なからず水分を有することから焼結原料受け面に焼結原料が堆積することになり、例えば20分に一回程度主シュート部13に堆積した焼結原料を清掃する必要が生じる。
この主シュート部13の清掃は、巻き上げ機17を巻き上げ方向に回転させることにより、索状体16を巻き上げて上方側に移動させる。これにより、主シュート部13がその上面がスクレーパ14に接触した状態を保って右上方に摺動される。この主シュート部13の右上方への摺動は、主シュート部13の下端がスクレーパ14の下面に位置する上限位置で例えば支持部15が上限ストッパ21に当接することにより停止される。
主シュート部13が常用位置から上限位置まで摺動する間に、スクレーパ14によって主シュート部13の上面に堆積した焼結原料が掻き落とされる。また、ロールフィーダ3から落下する焼結原料は、主シュート部13の上昇に伴ってその下側の固定された副シュート部11で受けるようになる。
そして、主シュート部13が上限位置に達すると、巻き上げ機17が巻き上げ方向から巻き戻し方向に回転されて索状体16が下方に繰り出され、主シュート部13が左下方に下降させて通常操業位置に戻り、清掃を完了する。この巻き上げ機17による巻き上げ動作及び巻き戻し動作は図2(a)に示すように、一定速度で行われる。
一方、副シュート部11は、清掃時に主シュート部13を右上方に摺動させたときに、ロールフィーダ3から落下する焼結原料が下端側上面の焼結原料受け面に当接してから焼結原料受け面に沿って下降し、副シュート部11の下端からパレット1上に落下するように配置されている。
このように、常用時はスローピングシュート4の主シュート部13で焼結原料を案内してパレット1上に偏析状態で装入し、清掃時には、スローピングシュート4の副シュート部11で焼結原料を案内してパレット1上に偏析状態で装入する。すなわち、清掃時には焼結原料の落下経路が主シュート部13から副シュート部11に変更された後主シュート部13に戻されることから、パレット1上に形成される焼結原料装入層5の層厚レベルが変動することになる。
このため、本実施形態では、清掃時のパレット1上に形成される焼結原料装入層5の層厚レベルの変動を抑制するために、スローピングシュート4の清掃時に、清掃動作に合わせてロールフィーダ3の回転速度を制御することにより、パレット1への焼結原料の装入乱れすなわち焼結原料装入層5の層厚レベルの変動を抑制するようにしている。
このため、本実施形態では、図1に示すように、スローピングシュート4に対してパレット1の搬送方向の下流側に焼結原料装入層5の層厚レベルを検出する層厚レベル検出部31が設けられている。この層厚レベル検出部31としては、超音波距離センサやレーザ距離センサ等の距離センサを適用することができ、焼結原料装入層5の搬送方向と直行する幅方向に複数の距離センサが所定間隔を保って配置され、各距離センサで検出した層厚レベル検出値Ldをロールフィーダ3の回転速度を制御するロールフィーダ制御コントローラ32に出力する。
ロールフィーダ制御コントローラ32には、フィーダ回転速度検出部33で検出したロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdも入力されている。
ロールフィーダ制御コントローラ32は、層厚レベル検出値Ld及びロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdの実績データに基づいてロールフィーダ3の目標回転速度Vrを演算し、算出した目標回転速度Vrをロールフィーダの回転速度を制御する例えばインバータを含んで構成される回転速度制御部34に出力する。
ロールフィーダ制御コントローラ32は、例えばマイクロコンピュータ等の演算処理装置を含んで構成され、通常操業時制御部41と清掃時制御部42とを備えている。
通常操業時制御部41は、スローピングシュート4の清掃時以外の主シュート部13で焼結原料を受けている場合にロールフィーダ3の回転速度を制御するものであり、層厚レベル検出部31で検出される層厚レベル検出値Lに基づいて目標回転速度Vrを演算し、演算した目標回転速度Vrを回転速度制御部34に出力する。
清掃時制御部42は、スローピングシュート4の清掃時にロールフィーダ3の回転速度を制御するものであり、図3に示すように、回転速度記憶部42a、層厚偏差算出部42b、実績データ記憶部42c及び目標回転速度演算部42dを備えている。
回転速度記憶部42aは、スローピングシュート4の清掃期間の開始時にスローピングシュート4の清掃期間を所定数区間例えば12区間に分割した単位時間毎のタイマ区間T1〜T12毎に、次の分割区間が開始される前の例えば誘導電動機35の応答遅れを見込んだタイマ区間の後半側でロールフィーダ3の回転速度検出部33から回転速度検出値Vrdを読込んで例えばFIFO(先入れ先出し)レジスタに順次一時記憶する。
層厚偏差算出部42bは、スローピングシュート4の清掃期間の開始時の焼結原料装入層5の装入位置が層厚レベル検出部31に到達したときに、前述したタイマ区間T1〜T12毎に、各層厚レベル検出部31から入力される幅方向の各層厚レベル検出値Lを読込み、各層厚レベル検出値Lを平均した平均層厚レベル検出値Lmを算出し、算出した平均層厚レベル検出値Lmと目標層厚レベルLとの偏差である層厚偏差ΔL1〜ΔL12を算出する。そして、層厚偏差算出部42bは、層厚偏差ΔLj(j=1〜12)を、FIFOレジスタに記憶されている該当する区間で検出したロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdjとともに、実績データとして実績データ記憶部42cに記憶する。
実績データ記憶部42cは、1回の清掃期間を単位時間で分割した各タイマ区間T1〜T12での層厚偏差ΔLj及びロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdjを実績データとして所定清掃回数N(例えばN=10)回分記憶する記憶領域を有し、全ての記憶領域に実績データが記憶されると、次からは一番古い実績データが新たな実績データに置換される。
目標回転速度演算部42dは、清掃期間中に、分割した区間Tj毎に、実績データ記憶部42cに記憶されているN個の実績データを読出し、層厚偏差ΔLj1〜ΔLjNと、ロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdj1〜VrdjNとに基づいて単回帰分析を行って、図6(c)に示す回帰直線Lrを導出し、導出した回帰直線Lrから層厚偏差ΔLjが略零となるロールフィーダ3の回転速度Vrdjを目標回転速度Vrとして算出し、算出した目標回転速度Vrを回転速度制御部34に出力する。
この回転速度制御部34は、回転速度指令値算出部34a及び電動機駆動制御部34bを備えている。
回転速度指令値算出部34aは、ロールフィーダ制御コントローラ32から入力される目標回転速度Vrとロールフィーダ3の回転速度検出値Vrとの偏差である回転速度偏差を例えばPD制御処理して回転速度指令値Vrを算出し、算出した回転速度指令値Vrを電動機駆動制御部34bへ出力する。
電動機駆動制御部34bは、例えば直流電力を、回転速度指令値算出部34aから入力される回転速度指令値Vrに対応する交流電力に変換するインバータを備え、このインバータから出力される交流電力をロールフィーダ3を回転駆動する誘導電動機35に供給して、ロールフィーダ3の回転速度を制御する。
次に、ロールフィーダ制御コントローラ32、回転速度制御部34を使用したロールフィーダ3の回転速度制御方法を説明する。
ロールフィーダ制御コントローラ32では、スローピングシュート4の清掃開始時の起動信号及び清掃終了時の終了信号が入力されており、起動信号が入力されることにより、スローピングシュートの清掃開始であることを検知するまでは、通常操業時制御部41で、層厚レベル検出部31で検出される層厚レベル検出値Lを目標層厚レベルLに一致させる目標回転速度Vrを算出する。
この目標回転速度Vrを回転速度制御部34に入力することにより、この回転速度制御部34の回転速度指令値算出部34aで目標回転速度Vrとロールフィーダ3の回転速度検出部33で検出した回転速度検出値Vrdとの回転速度偏差ΔVを例えばPI制御処理して回転速度指令値Vrを算出し、この回転速度指令値Vrを電動機駆動制御部34bに出力して、電動機駆動制御部34bで回転速度指令値Vrに応じた電動機制御用の交流電力を誘導電動機35に出力してロールフィーダ3の回転速度を制御する。
この通常操業時制御部41でロールフィーダ3の回転速度が制御されている状態で、スローピングシュート4の清掃動作を開始させると、巻き上げ機17が正転駆動されて巻き上げ動作を開始し、スローピングシュート4の主シュート部13が、図2(a)に示すように、一定速度で上昇され、これに伴って、主シュート部13の上面に接触するスクレーパ14によって主シュート部13の表面に堆積した焼結原料が掻き落とされる。
そして、主シュート部13の下端側がスクレーパ14の下面側となる上限位置に達すると、巻き上げ機17が逆転駆動されて巻き戻し動作を開始し、スローピングシュート4の主シュート部13が図2(b)に示すように、一定速度で下降される。主シュート部13の下端が下限位置に達すると巻き上げ機17の逆転駆動が停止されてスローピングシュート4の清掃が終了する。
このスローピングシュート4の清掃時に、巻き上げ機17を駆動開始する起動信号がロールフィーダ制御コントローラ32に入力されると、ロールフィーダ制御コントローラ32では、通常操業時制御部41から清掃時制御部42に切り換えられる。
この清掃時制御部42では、図4に示すロールフィーダ制御処理及び図5に示す層厚偏差算出処理を実行する。
ロールフィーダ制御処理は、所定時間(例えば10μsec毎の)タイマ割込処理として実行され、図4に示すように、スローピングシュートの清掃を開始する起動信号が入力されたか否かを判定し(ステップS1)、起動信号が入力されていないときにはそのままロールフィーダ制御処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
一方、起動信号が入力されたときにはタイマ区間を表す変数jを“1”にセットし(ステップS2)、次いでタイマ区間を計時するタイマをセットし(ステップS3)、さらに実績データ記憶部42cからタイマ区間Tjすなわちタイマ区間T1の層厚偏差ΔLj1〜ΔLjN及びロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdj1〜VrdjNを読込む(ステップS4)。
そして、読込んだ層厚偏差ΔLj1〜ΔLjN及び回転速度検出値Vrdj1〜VrdjNについて単回帰分析を行うことにより、図6(c)に示すように回帰直線Lrを導出し(ステップS5)、次いで、図6(c)に示すように、回帰直線Lrに基づいて層厚偏差ΔLを“0”とするロールフィーダ回転速度検出値Vrdを目標回転速度Vrとして算出し(ステップS6)、算出した目標回転速度Vrを回転速度制御部34へ出力する(ステップS7)。
次いで、誘導電動機35の回転速度が目標回転速度Vrに達するまでの応答時間が経過して回転速度読込みタイミングとなったか否かを判定する(ステップS8)。この判定結果が、回転速度読込みタイミングに到達していないときには回転速度読込みタイミングに到達するまで待機し、判定結果が、回転速度読込みタイミングに到達したときには回転速度検出部33から回転速度検出値Vrdjを読込む(ステップS9)。
次いで、読込んだ回転速度検出値VrdjをFIFOレジスタに一時記憶し(ステップS10)、変数jを現在の変数jに“1”をインクリメントして新たな変数jを算出し(ステップS11)、次いで、算出した変数jが分割数nを超えたか否かを判定する(ステップS12)。
この判定結果がj>nであるときには、清掃期間が終了したものと判断してロールフィーダ制御処理を終了して所定のメインプログラムに復帰し、j≦nであるときにはタイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS13)。この判定結果が、タイマがタイムアップしていないときにはタイムアップするまで待機し、タイマがタイムアップしたときに前記ステップS3に戻る。
一方、回転速度制御部34では、ロールフィーダ制御コントローラ32の清掃時制御部42から目標回転速度Vrが入力されると、回転速度指令値算出部34aで、目標回転速度Vrとロールフィーダ回転速度検出値Vrdとの回転速度偏差を例えばPD制御処理して回転速度指令値Vrを算出し、算出した回転速度指令値Vrを電動機駆動制御部34bに出力する。このため、電動機駆動制御部34bから回転速度指令値Vrに応じた電動機駆動用の交流電力が誘導電動機35に出力され、誘導電動機35の回転速度が目標回転速度Vrに一致するように制御される。
このときのロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdは、図2(b)に示すように通常操業時の回転速度(50%)から低下される。すなわち、清掃開始時の主シュート部13の上昇に伴って、ロールフィーダ3から落下する焼結原料の受け面が主シュート部13の焼結原料受け面から副シュート部11の焼結原料受け面に徐々に変更される。これにより、副シュート部11の焼結原料受け面で受けた焼結原料のパレット1上への装入位置が通常操業時に比較してパレット1の進行方向に徐々にずれることになり、このずれた装入位置での焼結原料層厚レベルが増加することを抑制することができる。
そして、図4に示すロールフィーダ制御処理におけるステップS3〜S13の処理がタイマ区間T2〜T12で繰り返され、過去の実績データに基づいて単回帰処理を行うことにより、各タイマ区間T2〜T12で、それぞれ図6(c)に示す回帰直線Lrが導出され、この回帰直線Lrに基づいて層厚偏差ΔLを“0”とするロールフィーダ回転速度検出値Vrdが目標回転速度Vrとして算出される。算出された目標回転速度Vrを回転速度制御部34へ出力することにより、ロールフィーダ3の回転速度Vrfが制御される。
このロールフィーダ3の回転速度Vrfは、図2(b)に示すように、例えばタイマ区間T2で最小値となり、その後減少してタイマ区間T5で清掃開始時のロールフィーダ3の回転速度(50%)に復帰する。その後、タイマ区間T6の終了時点で主シュート部13の上昇が停止されて、主シュート部13の下降が開始される。
その後、タイマ区間T9でロールフィーダ3から落下する焼結原料が主シュート部13の焼結原料受け面に受けられ始めることにより、パレット1上の焼結原料が落下する装入位置がパレット1の進行方向とは反対側に徐々にずれることになる。
この装入位置がパレット1の進行方向とは反対側へ変更されることによって、パレット1上の焼結原料層厚レベルの少ない位置に焼結原料の装入が行われる状態となる。このため、タイマ区間T9でロールフィーダ3の回転速度Vrfが増加され、タイマ区間T11で回転速度検出値Vrdが最大値となってから主シュート部13が下限位置に達するタイマ区間T12の終了時にロールフィーダ3の回転速度Vrfが清掃開始前の回転速度検出値Vrdに復帰される。
このようにして、ロールフィーダ3の回転速度Vrfが通常操業時及びスローピングシュート4の清掃時にそれぞれの状況に応じて制御されるので、パレット1上の焼結原料装入層5の層厚レベルが適正に制御される。
すなわち、スローピングシュート4の主シュート部13の清掃時に、実績データに基づいて層厚変動を抑制する目標回転速度Vrを算出してロールフィーダ3の回転速度を制御することにより、スローピングシュート4の清掃時のパレット1上の焼結原料装入層5の層厚偏差ΔLの変動幅を、図7で実線に示すように、スローピングシュート4の清掃時にロールフィーダ3の回転速度を制御しない場合の点線図示場合に比較して小さくすることができる。
これにより、スローピングシュート4の清掃中の層厚偏差ヒストグラムは、図8に示すように、本実施形態によるロールフィーダの回転速度制御を行う場合の層厚偏差を±20mmの範囲の頻度を範囲外の頻度に対して格段に多くすることが可能となる。これに対して、スローピングシュート4の清掃中にロールフィーダの回転速度制御を行わない場合には、層厚偏差が±40mmの範囲の広い分布にばらついてしまい頻度も低くなる。
なお、図4のロールフィーダ制御処理において、ステップS1〜S7の処理が図3の目標回転速度演算部42dに対応し、ステップS8〜S13の処理が図3の回転速度記憶部42aに対応している。
ところで、実績データ記憶部42cに記憶される層厚偏差ΔLjは、層厚レベル検出部31が、図1に示すように、スローピングシュート4による焼結原料の装入位置よりパレット1の信号方向に所定位置離れた位置に配置されているので、図4のロールフィーダ制御処理時に同時に層厚偏差ΔLを検出することはできない。すなわち、スローピングシュート4の清掃開始時の層厚レベルは、焼結原料の装入位置から層厚レベル検出部31までの距離Laをパレット1の搬送速度Vpで除した遅延時間Td(=La/Vp)経過後に層厚レベル検出部31の位置に到達する。
このため、スローピングシュート4の清掃中の層厚偏差を算出する層厚偏差算出処理は、清掃時制御部42で、ロールフィーダ制御処理とは別に図5に示すように実行される。
この層厚偏差算出理では、図4に示すように、所定時間(例えば10msec)毎のタイマ割込処理として実行され、まず、起動信号が入力された否かを判定する(ステップS21)。この判定結果が、起動信号が入力されていないときには、そのままタイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰するが、起動信号が入力されると、スローピングシュート4の清掃が開始されたものと判断して変数jを“1”にセットする(ステップS22)。次いで、起動信号が入力されてから遅延時間Tdが経過してスローピングシュート4の清掃開始時の焼結原料装入位置が層厚レベル検出部31に到達したか否かを判定する(ステップS23)。
この判定結果が、遅延時間Tdが経過していないときには、遅延時間Tdが経過するまで待機し、遅延時間Tdが経過したときには前述したロールフィーダ制御処理のステップS3と同様に、各タイマ区間T1〜T12を計時するタイマをセットし(ステップS24)、次いでパレット1の幅方向に配置した複数の層厚レベル検出部31で検出した層厚レベル検出値Lを読込む(ステップS25)。
次いで、読込んだ複数の層厚レベル検出値Lを平均化処理して平均層厚レベル検出値Lmjを算出し(ステップS26)、次いで算出した平均層厚レベル検出値Lmjを目標層厚レベルLから減算して層厚偏差ΔLj(=L−Lmj)を算出する(ステップS27)。
次いで、算出した層厚偏差ΔLjを例えば移動平均処理して層厚偏差移動平均値ΔLmを算出して一時記憶部に更新記憶し(ステップS28)、次いでタイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップS29)。この判定結果が、タイマがタイムアップしていないときには、前記ステップS25へ戻り、タイムアップしたときには前述した図4のロールフィーダ制御処理で記憶されたタイマ区間jのロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdjを読込む(ステップS30)。
次いで、一時記憶されている最終的な層厚偏差移動平均値ΔLmを層厚偏差ΔLjとして読込んだロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdjとを実績データとして実績データ記憶部42cの区間jのデータ記憶領域の空いている記憶領域に記憶する(ステップS31)。このとき、区間jのデータ記憶領域に空いている記憶領域が無い場合には、一番古い実績データを消去して、新たな実績データを記憶する。
次いで、現在の変数jに“1”をインクリメントした値を新たな変数jとして設定し(ステップS32)、次いで設定した変数jがスローピングシュート4の清掃期間の分割数nを超えているか否かを判定する(ステップS33)。この判定結果が、j≦nであるときには前記ステップS24へ戻って、新たなタイマ区間jの層厚レベル記憶処理を繰り返し、j>nとなったときには、タイマ割込処理を終了して所定のメインプログラムに復帰する。
したがって、この図5の層厚偏差測定処理では、スローピングシュート4の清掃開始時の装入位置が層厚レベル検出部31に到達したときに、タイマ区間T1の層厚偏差ΔL1を測定して、測定した層厚偏差ΔL1とロールフィーダ3の回転速度検出値Vrd1とを実績データとして実績データ記憶部42cのタイマ区間T1の記憶領域に更新記憶する。その後、タイマがタイムアップする毎に順次隣接タイマ区間Tj+1の層厚偏差ΔLj+1を測定し、測定した層厚偏差ΔLj+1と回転速度検出値Vrdj+1とを実績データとして実績データ記憶部42cのタイマ区間Tj+1の記憶領域に更新記憶する。
このようにして、層厚偏差測定処理で、スローピングシュート4の清掃を開始する毎に、各タイマ区間T1〜T12の実績データを実績データ記憶部42cに記憶し、各タイマ区間T1〜T12の複数Nの記憶領域の全てに実績データが記憶されると一番古い実績データを消去して新たな実績データを記憶する。
なお、図5の処理が層厚偏差算出部42bに対応している。
以上のように、上記実施形態によると、スローピングシュート4の主シュート部13の清掃時に、ロールフィーダ3から落下される焼結原料の落下軌跡の変更によるパレット1上の焼結原料装入位置の変更によってパレット1上の焼結原料装入の乱れによる焼結原料層厚レベルの変動が生じる際に、過去の清掃時における層厚偏差ΔL及びロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdに基づいて単回帰分析処理を行って回帰直線Lrを導出して層厚偏差ΔLを零とする目標回転速度Vrを算出している。このため、実績データから清掃時の層厚レベル変動を抑制する正確な目標回転速度Vrを算出することができ、この目標回転速度Vrに基づいてロールフィーダ3の回転速度を高精度に制御することができる。したがって、スローピングシュート4の主シュート部13の清掃時のパレット1上の焼結原料装入層5の層厚レベル変動を確実に抑制することができ、成品としての焼結鉱の歩留を向上させることができる。
しかも、主シュート部13の清掃期間を複数のタイマ区間T1〜T12に分割し、分割したタイマ区間T1〜T12毎に目標回転速度Vrを算出して、ロールフィーダ3の回転速度を制御するので、ロールフィーダ3の回転速度をきめ細かく制御することができ、パレット1上に形成される焼結原料装入層5のレベル変動をより確実に抑制することができる。
なお、上記実施形態においては、スローピングシュート4の清掃期間を12分割してタイマ区間T1〜T12を設定した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、清掃期間の分割数は任意に設定することができ、スローピングシュート清掃時の分割数を多くすればよりきめ細かいロールフィーダ3の回転速度制御を行うことができる。しかしながら、清掃期間の分割数を多くし過ぎると、算出した目標回転速度Vrに対する誘導電動機35の応答が追いつかなくなるので、清掃期間の清掃時間の半分程度のタイマル区間(清掃時間が80秒とするタイマ区間数を40程度)とすることが好ましい。
また、ロールフィーダ3から落下する焼結原料がスローピングシュート4の受け面に受けられてからパレット1上に落下する落下軌跡は、焼結原料の成分や水分率によって変化し、焼結原料の成分や水分率は焼結原料に含まれる主原料の銘柄によって変化することから、層厚偏差算出部42bで算出した層厚偏差ΔLjを回転速度検出値Vrdjとともに実績データ記憶部42cに記憶する際に、主原料の銘柄あるいは成分でなる焼結原料特定情報も同時に記憶するようにし、目標回転速度演算部42dによる目標回転速度Vrを算出する際に、主原料の銘柄あるいは成分を表す焼結原料特定情報に対応する実績データを抽出するようにしてもよい。この場合には、主原料の銘柄あるいは成分に応じた実績データに基づいて目標回転速度Vrを算出することができるので、スローピングシュート清掃時のパレット1上の焼結原料装入層5の層厚レベル変動をより正確に抑制することができる。
また、上記実施形態では、実績データとして、層厚偏差ΔLjを記憶する場合について説明したが、これに限定されるものではなく、層厚レベル検出値の移動平均値を層厚レベル検出値として回転速度検出値Vrdjとともに記憶し、図4のロールフィーダ制御処理で目標層厚レベルLから層厚レベル検出値Ljを減算して層厚偏差ΔLjを算出するようにしてもよい。
また、層厚レベル検出部31としてレーザ距離計を適用する場合には、このレーザ距離計をパレット1の進行方向と直行する幅方向に複数幅方向の面内で首振り可能に配置することにより、首振り角度と検出距離とから幅方向の層厚レベルをライン上に検出することが可能となり、パレット幅方向の焼結原料層厚レベルをより正確に検出することができる。
また、上記実施形態では、ロールフィーダ3の回転を誘導電動機35で行う場合について説明したが、これに限定されるものではなく、同期電動機を適用することもできる。
また、上記実施形態では、ロールフィーダ制御コントローラ32が通常操業時制御部41及び清掃時制御部42を含んで構成されている場合について説明したが、これに限定されるものではなく、1つの制御部で起動信号の有無によって通常操業時制御処理と清掃時制御処理とを切り換えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、回転速度記憶部42aでロールフィーダ3の回転速度検出値Vrdjを目標回転速度Vrに応じた回転速度になるまでの応答時間を待って検出するようにした場合について説明したが、タイマ区間Tn内の回転速度検出値の平均値を記憶するようにしてもよい。
1…パレット、2…ホッパー、3…ロールフィーダ、4…スローピングシュート、5…焼結原料装入層、11…副シュート部、12…案内板、13…主シュート部、14…スクレーパ、17…巻き上げ機、31…層厚レベル検出部、32…ロールフィーダ制御コントローラ、33…回転速度検出部、34…回転速度制御部、34a…回転速度指令値算出部、34b…電動機駆動制御部、35…誘導電動機、41…通常操業時制御部、42…清掃時制御部、42a…回転速度記憶部、42b…層厚偏差算出部、42c…実績データ記憶部、42d…目標回転速度演算部

Claims (8)

  1. ホッパーに貯留された焼結原料をロールフィーダの回転速度を制御しながら切り出し、
    切り出された焼結原料をスローピングシュートで所定の搬送速度で移動されるパレット上に積層状態で装入する際に、前記スローピングシュートの清掃を行うときに、清掃動作に合わせて前記ロールフィーダの回転速度を制御することを特徴とする焼結機の焼結原料装入方法。
  2. 前記スローピングシュートの清掃時におけるパレット上の焼結原料の層厚レベルを検出して前記ロールフィーダの回転速度とともに実績データとして実績データ記憶部に記憶し、該実績データ記憶部に記憶された実績データに基づいて前記ロールフィーダの清掃時における目標回転速度を設定し、前記スローピングシュートの清掃時に設定された目標回転速度に基づいて前記ロールフィーダの回転速度を制御することを特徴とする請求項1に記載の焼結機の焼結原料装入方法。
  3. 前記目標回転速度の設定は、前記スローピングシュートの清掃毎に、パレット上の焼結原料の層厚レベル検出値と目標層厚レベルとの層厚偏差を算出し、算出した層厚偏差を、前記ロールフィーダの回転速度検出値とともに実績データとして前記実績データ記憶部に記憶し、記憶された実績データに基づいて回帰分析を行うことにより、目標回転速度を算出することを特徴とする請求項2に記載の焼結機の焼結原料装入方法。
  4. 前記実績データ記憶部への前記層厚偏差及び前記ロールフィーダの回転速度検出値の記憶は、前記スローピングシュートの清掃期間を所定数に分割した単位時間毎に行い、前記スローピングシュートの清掃時に前記単位時間毎に単位時間毎の前記層厚偏差及び前記ロールフィーダの回転速度検出値に基づいて目標回転速度を算出することを特徴とする請求項3に記載の焼結機の焼結原料装入方法。
  5. 焼結原料を貯留するホッパーの排出部に配置され、当該ホッパーから焼結原料を切り出すロールフィーダと、
    該ロールフィーダで切り出された焼結原料を所定の搬送速度で移動されるパレット上に積層状態で装入するスローピングシュートと、
    前記ロールフィーダの回転速度を検出するフィーダ回転速度検出部と、
    前記パレット上の焼結原料の層厚レベルを検出する層厚レベル検出部と、
    前記スローピングシュートの清掃時における前記フィーダ回転速度検出部で検出した前記ロールフィーダの回転速度の実績データと前記層厚レベル検出部で検出した層厚レベルの実績データとを回帰分析して前記ロールフィーダの清掃時の目標回転速度を演算する清掃時制御部と、
    前記ロールフィーダの清掃時に、前記目標回転速度演算部で演算した目標回転速度に基づいて前記ロールフィーダの回転速度を制御する回転速度制御部と、
    を備えたことを特徴とする焼結機の焼結原料装入装置。
  6. 前記清掃時制御部は、
    前記スローピングシュートの清掃を行う際に、清掃期間内で、単位時間毎に、検出した層厚レベルと目標層厚レベルとの層厚偏差を算出する層厚偏差算出部と、
    該層厚偏差算出部で算出した単位時間毎の層厚偏差を前記ロールフィーダの回転速度とともに実績データとして記憶する実績データ記憶部と、
    該データ記憶部に記憶されている単位時間毎の層厚偏差及びロールフィーダ回転速度の実績データに基づいて単位時間毎の回帰直線を導出し、導出した回帰直線に基づいて前記層厚偏差を抑制する単位時間毎の目標回転速度を演算する目標回転速度演算部と
    を備えていることを特徴とする請求項5に記載の焼結機の焼結原料装入装置。
  7. 前記記憶部は、単位時間毎の層厚偏差を記憶する際に、前記ロールフィーダの回転速度とともに、前記焼結原料の銘柄、成分及び水分率の少なくとも1つでなる焼結原料特定情報を記憶し、前記目標回転速度演算部は、現在の焼結原料の焼結原料特定情報に合致する焼結原料特定情報が記憶された単位時間毎の層厚偏差及びロールフィーダ回転速度の実績データに基づいて単位時間毎の回帰直線を導出し、導出した回帰直線に基づいて前記層厚偏差を抑制する単位時間毎の目標回転速度を演算することを特徴とする請求項6に記載の焼結機の焼結原料装入装置。
  8. 前記回転速度制御部は、前記目標回転速度演算部から入力される目標回転速度と、前記フィーダ回転速度検出部で検出された前記ロールフィーダの回転速度検出値とが入力され、前記回転速度検出値が前記目標回転速度に一致するように前記ロールフィーダを駆動する回転速度指令値を算出する回転速度指令値算出部と、該回転速度指令値算出部で算出された回転速度指令値に基づいて前記ロールフィーダを駆動する電動機を回転駆動する電動機駆動制御部とで構成されていることを特徴とする請求項5から7の何れか1項に記載の焼結機の焼結原料装入装置。
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