JP2017100472A - ハイブリッド車両の充電制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】第2蓄電装置に接続される電気負荷に供給される電力が低下することを防止できるハイブリッド車両の充電制御装置を提供すること。【解決手段】車両1のECM11は、第2蓄電装置31の放電能力と被保護負荷38の電力消費量とに基づいてエンジン2を再始動させるか否かを判定し、被保護負荷38の電力消費量が第2蓄電装置31の放電能力を超えたら、ISG20を駆動してエンジン2を再始動させる。【選択図】図1

Description

本発明は、ハイブリッド車両の充電制御装置に関する。
内燃機関と、バッテリから供給される電力で駆動するモータジェネレータとを駆動源として走行するハイブリッド車両にあっては、内燃機関の始動時等の状況下において、バッテリの負荷が大きいと、バッテリに接続された電気負荷に対して一時的な電力供給の低下や電源の瞬断が発生する可能性がある。
従来のハイブリッド車両の制御装置としては、内燃機関の始動処理中に二次電池の負荷が大きいと判断されると、内燃機関の始動に必要な放電電力を確保して二次電池に接続された電気部品を保護するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−126825号公報
しかしながら、このような従来のハイブリッド車両の制御装置にあっては、二次電池の温度特性により放電能力が低下することや、二次電池に接続される電気部品の負荷が高くなること等に起因して、二次電池に接続された電気部品への電力供給が低下する可能性については、対策がなされていない。
本発明は、第2蓄電装置に接続される電気負荷に供給される電力が低下することを防止できるハイブリッド車両の充電制御装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、内燃機関を始動させる始動装置と、少なくとも前記始動装置を駆動させるための電力を供給する第1蓄電装置と、電気負荷を作動するための電力を供給する第2蓄電装置と、前記内燃機関の動力に基づいて発電する発電装置と、モータジェネレータとを備え、前記内燃機関と前記モータジェネレータの少なくとも一方を駆動源として走行するハイブリッド車両の充電制御装置であって、前記第2蓄電装置の充電状態と前記第2蓄電装置の温度とに基づいて前記第2蓄電装置の放電能力を推定する放電能力推定部と、前記電気負荷の電気負荷量から前記電気負荷の電力消費量を推定する電力消費量推定部と、前記放電能力推定部により推定される放電能力と前記電力消費量推定部により推定される電力消費量とに基づいて前記内燃機関を始動させるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて前記始動装置により前記内燃機関を始動する内燃機関始動制御部とを含んで構成される。
本発明によれば、第2蓄電装置に接続される電気負荷に供給される電力が低下することを防止できる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る充電制御装置を備えたハイブリッド車両の概略構成図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の充電制御装置のシステム構成図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の充電制御処理のフローチャートである。
以下、本発明に係るハイブリッド車両の充電制御装置の実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図3は、本発明の一実施の形態に係るハイブリッド車両の充電制御装置を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、ハイブリッド車両(以下、単に車両という)1は、内燃機関としてのエンジン2と、トランスミッション3と、モータジェネレータ4と、駆動輪5と、車両1を総合的に制御する車両制御部としてのHCU(Hybrid Control Unit)10と、エンジン2を制御するECM(Engine Control Module)11と、トランスミッション3を制御するTCM(Transmission Control Module)12と、ISGCM(Integrated Starter Generator Control Module)13と、INVCM(Invertor Control Module)14と、低電圧BMS(Battery Management System)15と、高電圧BMS16とを含んで構成される。
エンジン2には、複数の気筒が形成されている。本実施の形態において、エンジン2は、各気筒に対して、吸気行程、圧縮行程、膨張行程および排気行程からなる一連の4行程を行うように構成されている。
エンジン2には、ISG(Integrated Starter Generator)20と、スタータ21とが連結されている。ISG20は、ベルト22等を介してエンジン2のクランクシャフト18に連結されている。ISG20は、電力が供給されることにより回転することでエンジン2を始動させる電動機の機能と、クランクシャフト18から入力された回転力を電力に変換する発電機の機能とを有する。
本実施の形態において、ISG20は、ISGCM13の制御により、電動機として機能することで、エンジン2をアイドリングストップ機能による停止状態から再始動させる。ISG20は、電動機として機能することで、車両1の走行をアシストする。本実施の形態のISG20は、本発明の発電装置および始動装置を構成する。
スタータ21は、図示しないモータとピニオンギヤとを含んで構成されている。スタータ21は、モータを回転させることにより、クランクシャフト18を回転させて、エンジン2に始動時の回転力を与える。このように、エンジン2は、スタータ21によって始動され、アイドリングストップ機能による停止状態からISG20によって再始動される。
トランスミッション3は、エンジン2から出力された回転を変速し、ドライブシャフト23を介して駆動輪5を駆動する。トランスミッション3は、平行軸歯車機構からなる常時噛合式の変速機構25と、乾式単板クラッチによって構成されるクラッチ26と、ディファレンシャル機構27と、図示しないアクチュエータとを備えている。
トランスミッション3は、いわゆるAMT(Automated Manual Transmission)として構成されており、TCM12により制御されたアクチュエータにより変速機構25における変速段の切換えとクラッチ26の断続を行う自動変速機として機能する。ディファレンシャル機構27は、変速機構25によって出力された動力をドライブシャフト23に伝達する。
モータジェネレータ4は、ディファレンシャル機構27に対して、チェーン等の動力伝達機構28を介して連結されている。すなわち、モータジェネレータ4は、トランスミッション3から駆動輪5までの動力伝達経路に連結されている。
モータジェネレータ4は、電動機として機能し、第3蓄電装置33から供給される電力で駆動する。
このように、車両1は、エンジン2とモータジェネレータ4の両方の動力を車両の駆動に用いることが可能なパラレルハイブリッドシステムを構成している。車両1は、エンジン2およびモータジェネレータ4の少なくとも一方が発生する動力により走行する。
車両1は、エンジン2が発生するエンジントルクのみによる走行と、モータジェネレータ4が発生するモータトルクのみによる走行(EV走行)と、モータジェネレータ4を力行運転してエンジン2のエンジントルクをアシストする走行(アシスト走行)とが可能である。このように、車両1は、EV走行機能とアシスト走行機能とを備えている。
モータジェネレータ4は、発電機としても機能し、車両1の走行によって発電を行う。なお、モータジェネレータ4は、エンジン2から駆動輪5までの動力伝達経路の何れかの箇所に動力伝達可能に連結されていればよく、必ずしもディファレンシャル機構27に連結される必要はない。
車両1は、第1蓄電装置30と、第2蓄電装置31を含む低電圧パワーパック32と、第3蓄電装置33を含む高電圧パワーパック34と、高電圧ケーブル35と、低電圧ケーブル36とを備えている。
第1蓄電装置30、第2蓄電装置31および第3蓄電装置33は、充電可能な二次電池から構成されている。第1蓄電装置30は鉛電池からなる。第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30よりも高出力かつ高エネルギー密度な蓄電装置である。
第2蓄電装置31は、第1蓄電装置30と比較して短い時間で充電が可能である。本実施の形態において、第2蓄電装置31は、リチウムイオン電池からなる。なお、第2蓄電装置31は、ニッケル水素蓄電池であってもよい。
第1蓄電装置30および第2蓄電装置31は、約12Vの出力電圧を発生するようにセルの個数等が設定された低電圧バッテリである。第3蓄電装置33は、例えば、リチウムイオン電池からなる。
第3蓄電装置33は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31より高電圧を発生するようにセルの個数等が設定された高電圧バッテリである。第3蓄電装置33の残容量等の状態は、高電圧BMS16によって管理される。
車両1には、電気負荷としての一般負荷37および被保護負荷38が設けられている。一般負荷37および被保護負荷38は、スタータ21およびISG20以外の電気負荷である。
被保護負荷38は、常に安定した電力供給が要求される電気負荷である。被保護負荷38は、車両の横滑りを防止するスタビリティ制御装置38A、駆動輪5の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38Bおよびヘッドライト38Cを含んでいる。なお、被保護負荷38は、図示しないインストルメントパネルのランプ類およびメータ類並びにカーナビゲーションシステム等も含んでいる。本実施の形態の被保護負荷38は、発明の電気負荷を構成している。
一般負荷37は、被保護負荷38と比較して安定した電力供給が要求されず、一時的に使用される電気負荷である。一般負荷37には、例えば、図示しないワイパーおよびエンジン2に冷却風を送風する電動クーリングファン等が含まれる。
低電圧パワーパック32は、第2蓄電装置31に加えて、スイッチ40、41と、低電圧BMS15とを有している。第1蓄電装置30および第2蓄電装置31は、低電圧ケーブル36を介して、スタータ21と、ISG20と、電気負荷としての一般負荷37および被保護負荷38とに電力を供給可能に接続されている。被保護負荷38に対しては、第1蓄電装置30と第2蓄電装置31とが並列に電気的に接続されている。
スイッチ40は、第2蓄電装置31と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。スイッチ41は、第1蓄電装置30と被保護負荷38との間の低電圧ケーブル36に設けられている。
低電圧BMS15は、スイッチ40、41の開閉を制御することで、第2蓄電装置31の充放電および被保護負荷38への電力供給を制御している。
低電圧BMS15は、アイドリングストップによりエンジン2が停止しているときは、スイッチ40を閉じてスイッチ41を開くことで、高出力かつ高エネルギー密度な第2蓄電装置31から被保護負荷38に電力を供給する。
低電圧BMS15は、エンジン2をスタータ21によって始動するとき、および、アイドリングストップ制御によって停止しているエンジン2をISG20によって始動するときに、スイッチ40を閉じた後にスイッチ41を開くことで、第1蓄電装置30からスタータ21またはISG20に電力を供給する。スイッチ40を閉じてスイッチ41を開いた状態では、第1蓄電装置30から一般負荷37にも電力が供給される。
このように、第1蓄電装置30は、エンジン2を始動するISG20およびスタータ21に電力を供給する。第2蓄電装置31は、一般負荷37および被保護負荷38に電力を供給する。
第2蓄電装置31は、一般負荷37と被保護負荷38の両方に電力を供給可能に接続されているが、常に安定した電力供給が要求される被保護負荷38に優先的に電力を供給するようにスイッチ40、41が低電圧BMS15により制御される。
低電圧BMS15は、第1蓄電装置30および第2蓄電装置31の充電状態(SOC:State Of Charge、充電残量、充電容量ともいう)、並びに、一般負荷37および被保護負荷38への作動要求を考慮しつつ、被保護負荷38が安定して作動することを優先して、スイッチ40、41を上述した例と異なるように制御することがある。
高電圧パワーパック34は、第3蓄電装置33に加えて、インバータ45と、INVCM14と、高電圧BMS16とを有している。高電圧パワーパック34は、高電圧ケーブル35を介して、モータジェネレータ4に電力を供給可能に接続されている。
インバータ45は、INVCM14の制御により、高電圧ケーブル35にかかる交流電力と、第3蓄電装置33にかかる直流電力とを相互に変換する。例えば、INVCM14は、モータジェネレータ4を力行させるときには、第3蓄電装置33が放電した直流電力をインバータ45により交流電力に変換させてモータジェネレータ4に供給する。
INVCM14は、モータジェネレータ4を回生させるときには、モータジェネレータ4が発電した交流電力をインバータ45により直流電力に変換させて第3蓄電装置33に充電する。
HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15および高電圧BMS16は、それぞれCPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、バックアップ用のデータ等を保存するフラッシュメモリと、入力ポートと、出力ポートとを備えたコンピュータユニットによって構成されている。
これらのコンピュータユニットのROMには、各種定数や各種マップ等とともに、当該コンピュータユニットをHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15および高電圧BMS16としてそれぞれ機能させるためのプログラムが格納されている。
すなわち、CPUがRAMを作業領域としてROMに格納されたプログラムを実行することにより、これらのコンピュータユニットは、本実施の形態におけるHCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13、INVCM14、低電圧BMS15および高電圧BMS16としてそれぞれ機能する。
本実施の形態において、ECM11は、アイドリングストップ制御を実行する。このアイドリングストップ制御において、ECM11は、例えば、所定の停止条件の成立時にエンジン2を停止させ、所定の再始動条件の成立時にISGCM13を介してISG20を駆動してエンジン2を再始動させる。このため、エンジン2の不要なアイドリングが行われなくなり、車両1の燃費を向上させることができる。
このように、車両1は、所定の条件下でアイドリングストップを行うIS(Idling Stop)機能を備えている。
車両1には、CAN(Controller Area Network)等の規格に準拠した車内LAN(Local Area Network)を形成するためのCAN通信線48、49が設けられている。
HCU10は、INVCM14および高電圧BMS16にCAN通信線48によって接続されている。HCU10、INVCM14および高電圧BMS16は、CAN通信線48を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。
HCU10は、ECM11、TCM12、ISGCM13および低電圧BMS15にCAN通信線49によって接続されている。HCU10、ECM11、TCM12、ISGCM13および低電圧BMS15は、CAN通信線49を介して制御信号等の信号の送受信を相互に行う。HCU10は、制御信号等の信号の送受信によって、エンジン2、TCM12、モータジェネレータ4を制御する。
図2において、車両1には温度検出部55、充電状態検出部56および負荷量検出部57が設けられている。
温度検出部55は、第2の第2蓄電装置31の温度を検出し、検出結果をECM11に出力する。
充電状態検出部56は、第2蓄電装置31の充電状態を検出して、検出結果をECM11に出力する。充電状態検出部56は、第2蓄電装置31の端子間電圧を検出すること、または第2蓄電装置31の入出力電流を検出することで、第2蓄電装置31の充電状態を検出する。
負荷量検出部57は、被保護負荷38の電気負荷量を検出し、検出結果をECM11に出力する。電気負荷量は、被保護負荷38に印加される電流値である。
被保護負荷38の電気負荷量は、車両1の走行状態に依存する。例えば、駆動輪5の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38Bにおいては、車両1の直線走行時に比べて蛇行走行時の電気負荷量が大きくなる。
ECM11は、放電能力推定部58、電力消費量推定部59およびエンジン始動制御部60として機能する。
放電能力推定部58は、充電状態検出部56から取得した第2蓄電装置31の充電状態と温度検出部55から取得した第2蓄電装置31の温度情報とに基づいて第2蓄電装置31の放電能力を推定する。放電能力推定部58は、例えば、第2蓄電装置31の充電状態と第2蓄電装置31の温度情報とが関連付けられたマップ等に参照して、第2蓄電装置31の放電能力を推定する。
電力消費量推定部59は、負荷量検出部57から入力した被保護負荷38の電気負荷量から被保護負荷38の電力消費量を推定する。
エンジン始動制御部60は、放電能力推定部58により推定される放電能力と電力消費量推定部59により推定される電力消費量とに基づいてエンジン2を再始動させるか否かを判定する。
さらに、エンジン始動制御部60は、エンジン2を再始動させるものと判定したことを条件として、ISG20を駆動してエンジン2を再始動させる。
具体的には、ECM11は、電力消費量推定部59により推定される電力消費量が放電能力推定部58により推定される放電能力を超えたら、ISG20を駆動してエンジン2を再始動させる。本実施の形態のエンジン始動制御部60は、本発明の内燃機関始動制御部を構成する。また、本実施の形態のECM11は、本発明の充電制御装置を構成する。
電力消費量推定部59には被保護負荷38の電力消費量に基づいて決定される閾値が記憶されている。エンジン始動制御部60は、放電能力推定部58により推定される放電能力が被保護負荷38の電力消費量に基づいて決定される閾値を下回ったら、ISG20を駆動してエンジン2を始動させる。
なお、電力消費量に基づいて決定される閾値は、負荷量検出部57が検出する被保護負荷38の電気負荷量が高くなるにつれて高くなるように設定されてもよい。
次に、作用を説明する。
図3は、車両1の充電制御処理のフローチャートであり、この充電制御処理は、ECM11に記憶される充電制御処理プログラムによって実行される。
図3において、ECM11は、充電状態検出部56からの検出情報に基づいて第2蓄電装置31の充電状態を取得し、温度検出部55の検出情報に基づいて第2蓄電装置31の温度情報を取得する(ステップS1)。
次いで、ECM11は、第2蓄電装置31の充電状態と温度情報とに基づいて第2蓄電装置31の放電能力を推定する(ステップS2)。次いで、ECM11は、負荷量検出部57の検出情報に基づいて被保護負荷38の電気負荷量を取得し(ステップS3)、この電気負荷量に基づいて被保護負荷38の電力消費量を推定する(ステップS4)。
次いで、ECM11は、第2蓄電装置31の放電能力と被保護負荷38の電力消費量とを比較し(ステップS5)、第2蓄電装置31の放電能力が被保護負荷38の電力消費量以上に大きいものであると判断した場合には、被保護負荷38の電力消費量に対して第2蓄電装置31に蓄電される電力が十分であるものと判断して(ステップS6)、今回の処理を終了する。
ステップS5において、ECM11は、第2蓄電装置31の放電能力が被保護負荷38の電力消費量よりも小さいものと判断した大きい場合には、第2蓄電装置31に蓄電されている電力が不足しているものと判断する(ステップS7)。なお、ステップ5において、ECM11は、第2蓄電装置31の放電能力が電力消費量に基づいて決定される閾値を下回ったら、第2蓄電装置31に蓄電されている電力が不足しているものと判断する。
ECM11は、第2蓄電装置31に蓄電される電力が不足しているものと判断した場合には、エンジン2が停止中であるか否かを判別し(ステップS8)、エンジン2が停止中でないものと判断した場合には今回の処理を終了する。なお、エンジン2が停止中において、車両1は、モータジェネレータ4が発生するモータトルクのみによるEV走行に移行している。
一方、ECM11は、エンジン2が停止中であるものと判断した場合には、ISG20を駆動してエンジン2を再始動させた後(ステップS9)、今回の処理を終了する。エンジン2を再始動する場合には、低電圧BMS15により、スイッチ40が閉じられた後に、スイッチ41が開かれることで、第1蓄電装置30からISG20に電力が供給される。
そして、エンジン2の始動後には低電圧BMS15により、スイッチ41が閉じられることにより、ISG20から第1蓄電装置30、31に電力が供給される。
このように本実施の形態の車両1のECM11は、第2蓄電装置31の放電能力と被保護負荷38の電力消費量とに基づいてエンジン2を再始動させるか否かを判定し、被保護負荷38の電力消費量が第2蓄電装置31の放電能力を超えたら、ISG20を駆動してエンジン2を再始動させる。
これにより、エンジン2の再始動時において、第2蓄電装置31に接続される被保護負荷38に供給される電力が低下することを防止できる。駆動輪5の操作力を電気的にアシストする電動パワーステアリング制御装置38Bにおいては、車両1の直線走行時に比べて蛇行走行時の電気負荷量が大きくなるので、車両1の蛇行走行時に電動パワーステアリング制御装置38Bに電力を安定して供給することができる。
また、ECM11は、第2蓄電装置31の放電能力が被保護負荷38の電力消費量に基づいて決定される閾値を下回ったら、ISG20を駆動してエンジン2を再始動しているので、エンジン2の再始動時において、第2蓄電装置31に接続される被保護負荷38に供給される電力が低下することをより効果的に防止できる。
さらに、ECM11は、被保護負荷38の電気負荷量が高くなるにつれて電力消費量に基づいて決定される閾値を高くすれば、被保護負荷38の電気負荷量が高いときに、より早いタイミングでエンジン2を再始動させてISG20による発電を早期に行うことができる。
これにより、エンジン2の再始動時において、第2蓄電装置31に接続される被保護負荷38に供給される電力が低下することをより効果的に防止できる。
例えば、電動パワーステアリング制御装置38Bにおいては、車両1の直線走行時の電気負荷量に比べて蛇行走行時の電気負荷量が大きいので、車両1の蛇行走行時の被保護負荷38の電力消費量が大きくなる。
したがって、被保護負荷38の電気負荷量が高くなるにつれて電力消費量に基づいて決定される閾値を高くすれば、ISG20による発電をより早期に行うことが可能となる。
なお、本実施の形態の車両1は、発電装置としてISG20を用いているが、発電装置としては、オルタネータを用いてもよい。
本発明の実施の形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...ハイブリッド車両、2...エンジン(内燃機関)、4...モータジェネレータ、10...ECM(充電制御装置)、20...ISG(始動装置、発電装置)、30...第1蓄電装置、31...第2蓄電装置、38...被保護負荷(電気負荷)、55...温度検出部、56...充電状態検出部、57...負荷量検出部、58...放電能力推定部、59...電力消費量推定部、60...エンジン始動制御部(内燃機関始動制御部)

Claims (4)

  1. 内燃機関を始動させる始動装置と、少なくとも前記始動装置を駆動させるための電力を供給する第1蓄電装置と、電気負荷を作動するための電力を供給する第2蓄電装置と、前記内燃機関の動力に基づいて発電する発電装置と、モータジェネレータとを備え、
    前記内燃機関と前記モータジェネレータの少なくとも一方を駆動源として走行するハイブリッド車両の充電制御装置であって、
    前記第2蓄電装置の充電状態と前記第2蓄電装置の温度とに基づいて前記第2蓄電装置の放電能力を推定する放電能力推定部と、
    前記電気負荷の電気負荷量から前記電気負荷の電力消費量を推定する電力消費量推定部と、
    前記放電能力推定部により推定される放電能力と前記電力消費量推定部により推定される電力消費量とに基づいて前記内燃機関を始動させるか否かを判定し、当該判定結果に基づいて前記始動装置を駆動して前記内燃機関を始動させる内燃機関始動制御部とを含んで構成されることを特徴とするハイブリッド車両の充電制御装置。
  2. 内燃機関始動制御部は、前記電力消費量推定部により推定される電力消費量が、前記放電能力推定部により推定される放電能力を超えたら、前記始動装置を駆動して前記内燃機関を始動させることを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド車両の充電制御装置。
  3. 前記内燃機関始動制御部は、前記放電能力推定部により推定される放電能力が前記電力消費量に基づいて決定される閾値を下回ったら、前記始動装置を駆動して前記内燃機関を始動させることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のハイブリッド車両の充電制御装置。
  4. 前記内燃機関始動制御部は、前記電気負荷の電気負荷量が高くなるにつれて前記電力消費量に基づいて決定される前記閾値を高くすることを特徴とする請求項3に記載のハイブリッド車両の充電制御装置。
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