JP2017115026A - 温度時間積算型インジケータ、及び温度時間積算量の測定方法 - Google Patents
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Abstract
Description
Zは、芳香族環又は芳香族複素環を構成する原子群を表し、
Rは、前記芳香族環又は芳香族複素環が有する置換基を表し、
mは、0〜3の整数を表し、mが2以上のとき、複数のRは同じでも異なっていてもよく、
CPは、発色団を構成する基を表し、
Lは、前記Zで表される原子群と前記CPとを連結し、これらと共役系を形成し、且つ前記光酸発生剤から発生する酸によって切断される二重結合を有する連結基を表す)
[2] 前記色素層Aと前記光酸発生剤層Bとの間に、前記一般式(1)で表される化合物と前記光酸発生剤とを含む混合層Cをさらに含む、[1]に記載の温度時間積算型インジケータ。
[3] 前記混合層Cの厚みの、前記色素層A、前記光酸発生剤層B及び前記混合層Cの合計厚みに対する比率が80%以下である、[2]に記載の温度時間積算型インジケータ。
[4] 前記色素層Aと前記光酸発生剤層Bの少なくとも一方は、波長200〜360nmの光の平均透過率が30%以上のバインダ樹脂をさらに含む、[1]〜[3]のいずれかに記載の温度時間積算型インジケータ。
[5] 基材層Dをさらに含む、[1]〜[4]のいずれかに記載の温度時間積算型インジケータ。
[6] 前記基材層Dは、前記光酸発生剤層Bと接し、且つ透明である、[5]に記載の温度時間積算型インジケータ。
Zは、芳香族環又は芳香族複素環を構成する原子群を表し、
Rは、前記芳香族環又は芳香族複素環が有する置換基を表し、
mは、0〜3の整数を表し、mが2以上のとき、複数のRは同じでも異なっていてもよく、
CPは、発色団を構成する基を表し、
Lは、前記Zで表される原子群と前記CPとを連結し、これらと共役系を形成し、且つ前記光酸発生剤から発生する酸によって切断される二重結合を有する連結基を表す)
[8] 前記一般式(1)で表される化合物の含有量は、前記光酸発生剤100質量部に対して20〜120質量部である、[7]に記載の温度時間積算型インジケータ。
[9] 基材層Dをさらに含む、[7]又は[8]に記載の温度時間積算型インジケータ。
[10] 前記一般式(1)で表される化合物は、下記一般式(2)、(3)又は(4)で表される化合物である、[1]〜[9]のいずれかに記載の温度時間積算型インジケータ。
[12] 前記温度時間積算型インジケータは、[1]〜[6]及び[10]のいずれかに記載の温度時間積算型インジケータであって、前記温度時間積算型インジケータの光酸発生剤層B側に光を照射する、[11]に記載の温度時間積算量の測定方法。
本発明の温度時間積算型インジケータは、色素と、光酸発生剤とを含み、且つ波長254nmの光を100mW/cm2照射したときの光酸発生剤からの酸発生量が、光酸発生剤から理論上発生する酸の全量に対して少なくとも30モル%以上となるものである。
本発明の第1の実施形態の温度時間積算型インジケータは、色素層Aと、光酸発生剤層Bとを含み、それらの間に混合層Cをさらに含むことが好ましい。
色素層Aは、色素を含み、且つ光酸発生剤を実質的に含まない層である。色素層Aが光酸発生剤を実質的に含まないとは、色素層Aにおける光酸発生剤の含有量が、色素層Aにおける色素と光酸発生剤の合計含有量に対して10質量%以下、好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下であることをいう。
中でも、芳香族環は、5員若しくは6員の芳香族環であることが好ましく、ベンゼン環であることがより好ましい。
中でも、芳香族複素環は、5員若しくは6員の芳香族複素環であることが好ましく、チオフェン環、フラン環、ピロール環又はピリジン環がより好ましい。
光酸発生剤層Bは、光酸発生剤を含み、且つ色素を実質的に含まない層である。光酸発生剤層Bが色素を実質的に含まないとは、光酸発生剤層Bにおける色素の含有量が、光酸発生剤層Bにおける色素と光酸発生剤の合計含有量に対して10質量%以下、好ましくは5質量%以下、さらに好ましくは1質量%以下であることをいう。
1)バインダ樹脂を、それを溶解可能な溶媒(例えばポリスチレンであればトルエン)に溶解させた溶液を、ガラス基板上に塗布した後、乾燥させて、厚み100μmの塗膜を得る。
2)得られた塗膜を剥がしとり、分光光度計U−3300 日立ハイテクロノジー社製を用いて波長200〜360nmの領域の平均透過率を測定する。得られた測定値を「波長200〜360nmの光の平均透過率」とする。
本発明の温度時間積算型インジケータは、色素層Aと光酸発生剤層Bとの間に、色素と光酸発生剤の両方を含む混合層Cをさらに有することが好ましい。そのような混合層Cでは、光照射により発生した酸の色素までの拡散距離が短いため、酸が色素の分解に迅速に消費されやすい。従って、短時間で色の変化を生じやすい。
基材層Dは、寸法安定性がよく、光や熱に耐えるものであればよく、前述のバインダ樹脂と同様の樹脂を主成分とするフィルム、紙、布、及びアルミノシリケートガラス、石英ガラス等の無機物を主成分とするシート等を用いることができる。中でも、良好な耐熱性を有し、且つ基材層Dを介した光照射を可能とし得る観点から、透明な樹脂フィルムが好ましく、セルロースエステル系樹脂フィルムがより好ましい。
本実施形態の温度時間積算型インジケータは、基材層Dの裏面(色素層Aや光酸発生剤層Bが積層される面とは反対側の面)又は色素層Aの表面に、離型シート付きの粘着剤層Fをさらに含んでもよい。それにより、温度時間積算型インジケータから離型シートを剥がした後、露出する粘着剤層Fの面を被測定物に貼り付けることで、被測定物に色素層Aと光酸発生剤層Bの積層物を付与することができる。
本実施形態の温度時間積算型インジケータは、その最表面に保護層Gをさらに含んでもよい。保護層Gは、例えば2枚の温度時間積算型インジケータを重ねた際に、一方の温度時間積算型インジケータの最表面にある色素層A又は光酸発生剤層Bと、他方の温度時間積算型インジケータの基材層Dとが粘着するのを防止したり、色素層A又は光酸発生剤層Bの表面に傷が付くのを防止したりし得る。
前述の各層は、任意に配置され得る。前述の各層は、それぞれ1層だけであってもよいし、2層以上あってもよい。本実施形態の温度時間積算型インジケータの層構成の例には、以下のものが含まれる。
基材層D/色素層A/光酸発生剤層B
基材層D/光酸発生剤層B/色素層A
基材層D/色素層A/混合層C/光酸発生剤層B
基材層D/光酸発生剤層B/混合層C/色素層A
基材層D/色素層A/混合層C/光酸発生剤層B/保護層G
基材層D/光酸発生剤層B/混合層C/色素層A/保護層G
基材層D/光酸発生剤層B/混合層C/色素層A/粘着剤層F
粘着剤層F/基材層D/色素層A/混合層C/光酸発生剤層B
基材層D/光酸発生剤層B/色素層A/光酸発生剤層B
基材層D/光酸発生剤層B/色素層A/基材層D
(光酸発生量)
本実施形態の温度時間積算型インジケータの、波長254nmの光を100mW/cm2照射したときの光酸発生剤からの酸発生量は、前述の通り、光酸発生剤から理論上発生する酸の全量に対して30モル%以上であり、50モル%以上であることが好ましく、70モル%以上であることがより好ましく、80モル%以上であることがより好ましい。
本実施形態の温度時間積算型インジケータの厚みは、例えば1000μm以下とし得る。温度時間積算型インジケータの厚みが1000μm以下であると、シールやラベルとして利用できるためインジケータとしての利用範囲が広がる。
本実施形態の温度時間積算型インジケータは、光酸発生剤層Bに直接又は基材層Dを介して光を照射することで、光酸発生剤に選択的に光を照射することができる。それにより、光酸発生剤層Bから酸を高効率で発生させることができるので、光照射時に酸を発生せずに残存する光酸発生剤量を少なくできる。従って、一般照明下で使用(保存)しても、当該酸を発生せずに残存する光酸発生剤による影響を低減できるので、使用時の温度と時間の積算量を正確に測定することができる。
本実施形態の温度時間積算型インジケータは、例えばi)基材層D上に、色素層用溶液aと光酸発生剤層用溶液bの一方を塗布して、色素層Aと光酸発生剤層Bの一方を得る工程と、ii)得られた層上に、色素層Aと光酸発生剤層Bの他方を積層する工程とを経て製造され得る。
色素層用溶液aは、前述の色素と、溶媒とを含み、必要に応じて前述のバインダ樹脂をさらに含み得る。光酸発生剤層用溶液bは、前述の光酸発生剤と、溶媒とを含み、必要に応じて前述のバインダ樹脂をさらに含み得る。これらの溶液に用いられる溶媒は、色素又は光酸発生剤を良好に溶解し得るものであればよく、トルエン等の炭化水素類、酢酸エチル等のエステル類、メタノール、アルコール、イソプロパノール等のアルコール類、及びメチルエチルケトン等のケトン類が含まれる。
色素層Aと光酸発生剤層Bの他方の積層は、i)の工程で得られた層上に、色素層用溶液aと光酸発生剤層用溶液bの他方を塗布して行ってもよいし(塗布法)、他の基材層D’上に予め形成した色素層Aと光酸発生剤層Bの他方を転写又は熱圧着して行ってもよい(転写法)。
本発明の第2の実施形態の温度時間積算型インジケータは、色素と、光酸発生剤と、波長200〜360nmの光の平均透過率が30%以上であるバインダ樹脂とを含み、光酸発生剤と色素との含有比率が所定の範囲に調整された混合層Eを含む。
混合層Eは、色素と、光酸発生剤と、波長200〜360nmの光の平均透過率が30%以上であるバインダ樹脂とを含む。
前述の各層は、任意に配置され得る。前述の各層は、それぞれ1層だけであってもよいし、2層以上あってもよい。本実施形態の温度時間積算型インジケータの層構成の例には、以下のものが含まれる。
基材層D/混合層E
基材層D/混合層E/保護層G
粘着剤層F/基材層D/混合層E/保護層G
(光酸発生量)
本実施形態の温度時間積算型インジケータの、波長254nmの光を100mW/cm2照射したときの光酸発生剤からの酸発生量は、前述の通り、光酸発生剤から理論上発生する酸の全量に対して30モル%以上である。
本実施形態の温度時間積算型インジケータの厚みは、本発明の第1の実施形態の温度時間積算型インジケータの厚みと同様とし得る。
本実施形態の温度時間積算型インジケータに光を照射すると、照射された光のうち、色素やバインダ樹脂で吸収される光の割合が少ないので、光酸発生剤に十分に届きやすい。それにより、光酸発生剤から酸を高効率で発生させることができるので、光照射時に酸を発生せずに残存する光酸発生剤量を少なくできる。従って、一般照明下で使用(保存)しても、当該酸を発生せずに残存する光酸発生剤による影響を低減できるので、使用時の温度と時間の積算量を正確に測定することができる。
本実施形態の温度時間積算型インジケータは、例えば基材層D上に、混合層用溶液eを塗布及び乾燥させて混合層Eを得る工程を経て製造され得る。混合層用溶液eは、前述の色素と、前述の光酸発生剤と、溶媒とを含み、必要に応じて前述のバインダ樹脂をさらに含み得る。混合層用溶液eに用いられる溶媒は、色素層用溶液aや光酸発生剤層用溶液bに用いられる溶媒と同義である。
本発明の温度時間積算型インジケータの形態は、特に制限されず、ラベルであってもよいし、包装紙であってもよいし、印刷層であってもよい。
本発明の温度時間積算量の測定方法は、1)本発明の温度時間積算型インジケータが付与された被測定物を得る工程と、2)被測定物に付与された温度時間積算型インジケータに、波長200〜380nmの光を照射する工程と、3)光が照射された被測定物を保存する工程と、4)保存する工程の前後の温度時間積算型インジケータの色の変化から、保存する工程において被測定物が受けた温度と時間の積算量を測定する工程とを含む。
本工程では、本発明の温度時間積算型インジケータが付与された被測定物を得る。
本工程では、被測定物の温度時間積算型インジケータに光を照射して測定トリガを付与し、測定を開始する。具体的には、光を照射することで、温度時間積算型インジケータに含まれる光酸発生剤から酸を発生させる。
本工程では、光が照射された被測定物を所定の時間保存する。その間、温度時間積算型インジケータにおいて、上記2)の工程で発生した酸が色素を徐々に分解し、褪色又は変色させる。本発明の温度時間積算型インジケータは、太陽光や一般照明下においても、遮光下と同様の色の変化を示し得るので、保存環境は、遮光下に限定されず、一般照明下であってもよい。
本工程では、保存する工程の前後の温度時間積算型インジケータの色の変化から、保存する工程で被測定物が受けた温度と時間の積算量を測定する。具体的には、3)の工程の前後における温度時間積算型インジケータの色の変化は、温度時間積算型インジケータに含まれる色素の分解量に依存し;色素の分解量は、色素が分解される速度(温度)と時間に依存する。そのため、色の変化を測定することで、3)の工程で被測定物が受けた温度と時間の積算量を推定できる。
実施例/比較例で用いた各成分を、以下に示す。
PMMA:ポリメチルメタクリレート、重量平均分子量Mw:10000
PVC:ポリ塩化ビニル
(光の平均透過率の測定)
1)バインダ樹脂をトルエンに溶解させた溶液を、ガラス基板上に塗布した後、乾燥させて、厚み100μmの塗膜を得た。
2)得られた塗膜を剥がしとり、分光光度計U−3300 日立ハイテクロノジー社製を用いて波長200〜360nmの領域の平均透過率を測定した。
<実施例1>
(溶液A1の調製)
色素である化合物(1−1)と、バインダ樹脂であるPMMA(Mw=10000)とを、化合物(1−1):PMMA=1:3の質量比でトルエンに溶解させて、溶液A1を得た。
次いで、光酸発生剤である化合物(2−1)と、バインダ樹脂であるPMMA(Mw=10000)とを、化合物(2−1):PMMA=1:2の質量比でTHFに溶解させて、溶液B1を得た。
基材として、厚み100μmのセルロースジアセテートフィルムを準備した。このセルロースジアセテートフィルム上に、上記で得られた溶液B1を塗布した後、乾燥させて、厚み30μmの第1の層を形成した。次いで、この第1の層上に、上記で得られた溶液A1を塗布した後、乾燥させて、厚み20μmの第2の層を形成した。それにより、総厚み150μmの温度時間積算型インジケータを得た。
第1の層の厚みを100μmに変更した以外は実施例1と同様にして総厚み220μmの温度時間積算型インジケータを得た。
(溶液E1の調製)
色素である化合物(1−1)と、光酸発生剤である化合物(2−1)と、バインダ樹脂であるPMMA(Mw=10000)とを、化合物(1−1):化合物(2−1):PMMA=2:3:5の質量比でTHFに溶解させて、溶液E1を得た。
(溶液A2の調製)
色素である化合物(1−2)と、バインダ樹脂であるPMMA(Mw=10000)とを、化合物(1−2):PMMA=1:3の質量比でトルエンに溶解させて、溶液A2を得た。
(溶液A3の調製)
色素である化合物(1−3)と、バインダ樹脂であるPMMA(Mw=10000)とを、化合物(1−3):PMMA=1:3の質量比でトルエンに溶解させて、溶液A3を得た。
セルロースジアセテート(DAC)フィルム(100μm)を2枚準備した。そして、一方のセルロースジアセテート(DAC)フィルム(100μm)に溶液B1を塗布した後、乾燥させて、厚み30μmの光酸発生剤層Bを形成した。同様に、他方のセルロースジアセテート(DAC)フィルム(100μm)に溶液A1を塗布した後、乾燥させて、厚み30μmの色素層Aを形成した。一方のセルロースジアセテートフィルム上に形成した光酸発生剤層Bと、他方のセルロースジアセテートフィルム上に形成した色素層Aとを重ね合わせて熱圧着して、総厚み260μmの温度時間積算型インジケータを得た。
色素である化合物(1−1)と、光酸発生剤である化合物(2−1)と、メジウム(ポリ塩化ビニル 東京インキ株式会社製PSY-T)とを、化合物(1−1):化合物(2−1):ポリ塩化ビニル=1:1:10質量比で混合して、インキ1を得た。
得られた温度時間積算型インジケータの一部を切り出して試料片を得た。この試料片を、40℃の純水に浸し、24時間静置した。その後、試料片から純水中に溶解した酸の量を、pHメータ(ポータブル型pHメータ D−72 堀場社製)を用いて測定した。そして、純水に浸す前の試料片に含まれる光酸発生剤の量から発生する酸の量に対する、純水に溶解した酸の量の割合を算出し、酸発生量(モル%)とした。
1)得られた温度時間積算型インジケータのセルロースジアセテートフィルム側から波長254nmの光を100mW/cm2の条件で照射した。その直後、温度時間積算型インジケータの色濃度を、反射濃度計Macbeth RD-918にて測定した。
2)この温度時間積算型インジケータを、遮光下又は一般照明下(UV−A(波長315〜400nm)、照射量0.1mJ/cm2)、60℃で一定時間保存した。その後、温度時間積算型インジケータの色濃度を、前述と同様にして測定した。
3)上記1)と2)の測定値を下記式に当てはめて、24時間保存後及び48時間保存後の色濃度の、保存前の色濃度に対する割合を算出した。
保存後の色の保持率(%)=(保存後の色濃度/保存前の色濃度)×100
保存後の色の保持率が低いほど、変色が多いことを示す。
11、21 基材層(D)
13 光酸発生剤層(B)
15 混合層(C)
17 色素層(A)
23 混合層(E)
Claims (12)
- 一般式(1)で表される化合物を含み、且つ光酸発生剤を実質的に含まない色素層Aと、
前記光酸発生剤を含み、且つ前記一般式(1)で表される化合物を実質的に含まない光酸発生剤層Bとを含み、
波長254nmの光を100mW/cm2照射したときに、前記光酸発生剤から発生する酸の量が、前記光酸発生剤から理論上発生する酸の全量に対して30モル%以上である、温度時間積算型インジケータ。
(一般式(1)中、
Zは、芳香族環又は芳香族複素環を構成する原子群を表し、
Rは、前記芳香族環又は芳香族複素環が有する置換基を表し、
mは、0〜3の整数を表し、mが2以上のとき、複数のRは同じでも異なっていてもよく、
CPは、発色団を構成する基を表し、
Lは、前記Zで表される原子群と前記CPとを連結し、これらと共役系を形成し、且つ前記光酸発生剤から発生する酸によって切断される二重結合を有する連結基を表す) - 前記色素層Aと前記光酸発生剤層Bとの間に、前記一般式(1)で表される化合物と前記光酸発生剤とを含む混合層Cをさらに含む、請求項1に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 前記混合層Cの厚みの、前記色素層A、前記光酸発生剤層B及び前記混合層Cの合計厚みに対する比率が80%以下である、請求項2に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 前記色素層Aと前記光酸発生剤層Bの少なくとも一方は、波長200〜360nmの光の平均透過率が30%以上のバインダ樹脂をさらに含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 基材層Dをさらに含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 前記基材層Dは、前記光酸発生剤層Bと接し、且つ透明である、請求項5に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 一般式(1)で表される化合物と、光酸発生剤と、波長200〜360nmの光の平均透過率が30%以上であるバインダ樹脂とを含み、波長254nmの光を100mW/cm2照射したときに、前記光酸発生剤から発生する酸の量が、前記光酸発生剤から理論上発生する酸の全量に対して30モル%以上である混合層Eを含む、温度時間積算型インジケータ。
(一般式(1)中、
Zは、芳香族環又は芳香族複素環を構成する原子群を表し、
Rは、前記芳香族環又は芳香族複素環が有する置換基を表し、
mは、0〜3の整数を表し、mが2以上のとき、複数のRは同じでも異なっていてもよく、
CPは、発色団を構成する基を表し、
Lは、前記Zで表される原子群と前記CPとを連結し、これらと共役系を形成し、且つ前記光酸発生剤から発生する酸によって切断される二重結合を有する連結基を表す) - 前記一般式(1)で表される化合物の含有量は、前記光酸発生剤100質量部に対して20〜120質量部である、請求項7に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 基材層Dをさらに含む、請求項7又は8に記載の温度時間積算型インジケータ。
- 請求項1〜10のいずれか一項に記載の温度時間積算型インジケータが付与された被測定物を得る工程と、
前記被測定物に付与された前記温度時間積算型インジケータに、波長200〜380nmの光を照射する工程と、
前記光が照射された前記被測定物を保存する工程と、
前記保存する工程の前後における前記温度時間積算型インジケータの色の変化から、前記保存する工程において被測定物が受けた温度と時間の積算量を測定する工程とを含む、温度時間積算量の測定方法。 - 前記温度時間積算型インジケータは、請求項1〜6及び10のいずれか一項に記載の温度時間積算型インジケータであって、
前記温度時間積算型インジケータの光酸発生剤層B側に光を照射する、請求項11に記載の温度時間積算量の測定方法。
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