JP2017165444A - 収容箱、および、カートン - Google Patents

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利香 松尾
年明 尾崎
Toshiaki Ozaki
年明 尾崎
裕 田口
Yutaka Taguchi
裕 田口
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Abstract

【課題】収容箱外側に水が付着しても収容箱の外面側に接着されたカッターの剥がれ易さを抑えることができる収容箱およびカートンを提供することを課題とする。
【解決手段】収容箱は、紙管にラップフィルムを巻回してなる筒状のフィルム巻回体を収容し、上面側が開閉する直方体状の収容箱である。この収容箱は、外底面に配置されて外底面長手方向へ延び、外底面内側から一対の側板部の他方の下端を越えて外底面外側へ食み出し、食み出し側に刃先を有する生分解性プラスチック製のカッターを備えている。箱本体部を構成する紙器用板紙41は、層状に重ねられた複数種の紙層で構成され、複数種の紙層のうち最も箱本体部内面側を構成する裏層41rは、裏層41rの箱本体部外面側に隣接する中層41mに比べて密度が高く、かつ、195μm以上の厚みとされている
【選択図】図7

Description

本発明は、ラップフィルムを収容する収容箱、および、カートンに関する。
食品などを覆うラップフィルムが広く用いられている。このラップフィルムは、通常、紙管にラップフィルムを巻回してなる筒状のフィルム巻回体として収容箱に収容され、使用する際に必要な長さを巻き出して切り取ることが多い。
ここで、ラップフィルムを収容している収容箱には、収容箱長手方向に沿ってカッターが設けられており、ラップフィルムを切り取る際には、巻き出したラップフィルムをこのカッターに当てて切断している。
特開2015−63331号公報
ところで、カートンの使用中では、収容箱外側に水が付着して水が収容箱の紙材に滲み込むことが頻繁に生じている。このため、収容箱の外面側にカッターが接着されている場合、この滲み込みによってカッターが収容箱から剥がれ易くなるという問題があった。
本発明は、上記課題に鑑み、収容箱外側に水が付着しても収容箱の外面側に接着されたカッターの剥がれ易さを抑えることができる収容箱およびカートンを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る収容箱は、紙管にラップフィルムを巻回してなる筒状のフィルム巻回体を収容し、上面側が開閉する直方体状の収容箱であって、前記フィルム巻回体の下方側に位置する細長状の底板部と、前記フィルム巻回体の側方側に位置する細長状の一対の側板部とを有し、上側に開放頂面を形成する箱本体部と、前記一対の側板部の一方に連なり前記開放頂面を開閉可能に覆う蓋部と、前記底板部の外底面に配置されて外底面長手方向へ延び、外底面内側から前記一対の側板部の他方の下端を越えて外底面外側へ食み出し、食み出し側に刃先を有するカッターと、を備え、前記カッターが生分解性プラスチック製であって前記外底面に接着されていて、前記箱本体部を構成する紙器用板紙は、層状に重ねられた複数種の紙層で構成され、前記複数種の紙層のうち最も箱本体部内面側を構成する最裏面側紙層は、該最裏面側紙層の箱本体部外面側に隣接する隣接層に比べて密度が高く、かつ、195μm以上の厚みとされていることを特徴とする。
また、本発明に係るカートンは、本発明に係る収容箱と、前記収容箱に収容された前記フィルム巻回体と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、収容箱外側に水が付着しても収容箱の外面側に接着されたカッターの剥がれ易さを抑えることができる収容箱およびカートンを提供することができる。
本発明の一実施形態の収容箱の斜視図である。 本発明の一実施形態の収容箱の斜視図である。 本発明の一実施形態の収容箱で蓋部を開いた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態の収容箱の部分斜視図である。 本発明の一実施形態の収容箱の展開図である。 本発明の一実施形態の収容箱の模式的な部分平面断面図である。 本発明の一実施形態の収容箱を構成する板紙の模式的な断面図である。 本発明の一実施形態で方向毎の接着強度を説明する模式的な平面図である。 実験例1の試験結果を示す説明図である。 実験例1で観測された、紙器用板紙の模式的な断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、すでに説明したものと同一または類似の構成要素には同一または類似の符号を付し、その詳細な説明を適宜省略している。また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための例示であって、この発明の実施の形態は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものではない。この発明の実施の形態は、要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
また、以下の説明で、ラップフィルム幅が220mmとは、フィルム巻回体に巻かれたラップフィルムの幅の許容範囲が215〜228mmの範囲であることを意味し、ラップフィルム幅が300mmとは、フィルム巻回体に巻かれたラップフィルムの幅の許容範囲が294〜312mmの範囲であることを意味する。また、カートンとはラップフィルム用カートンを意味する。また、フィルム巻回体に巻かれたラップフィルム長さの代表例としては、50m以上110m以下である。
図1〜図7に示すように、本発明の一実施形態(以下、本実施形態という)の収容箱10は、紙管SにラップフィルムFを巻回してなる筒状のフィルム巻回体Kを収容し、上面側が開閉する直方体状の収容箱である。この収容箱10は、箱本体部12と、箱本体部12に連なる開閉可能な蓋部14と、引き出したラップフィルム(以下、ラップフィルム引き出し部という)を切断するためのカッター18とを備える。
この構成により、ラップフィルムFは、箱本体部12の開放頂面Tを経由してその内部に配置され、また、箱本体部12内に収容されたラップフィルムFがその先端から箱本体部12の開放頂面Tを経由して箱本体部12外に引き出されるようになっている。なお、箱本体部12、および、蓋部14は、何れも紙製である。
そして本実施形態のカートン20は、収容箱10と、この収容箱10に収容されたフィルム巻回体Kとで構成される。図1及び図2に示すように、未使用のカートン20は、収容箱10の延長蓋部16の先端側に連なる紙片22が、箱本体部12の後述する一対の側板部24p、24q(一方の側板部24p、他方の側板部24q)のうちの他方の側板部24qに解除可能に固着された状態にされている。紙片22はミシン目34を介して延長蓋部16に連なっている。紙片22は、ラップフィルムFの使用のために、箱本体部12の他方の側板部24qから引き剥がされ、しかもミシン目34に沿って延長蓋部16から切り離される構成になっている。図3に示す領域Aは、箱本体部12の他方の側板部24q上における紙片22の固着箇所を示す。紙片22は、本実施形態では、延長蓋部16からカッター18の刃先18tをカバーするように刃先18tを乗り越えて延びている。
ラップフィルムFは、例えば塩化ビニル樹脂からなる食品包装用ラップフィルムである。ポリ塩化ビニルであると、フィルムの密着性、透明性、防曇性、コストメリット、作業性などの観点で好ましい。
箱本体部12は、フィルム巻回体Kの下方側に位置する細長状の底板部28と、フィルム巻回体Kの側方側に位置する細長状の一対の側板部24p、24qと、フィルム巻回体Kの長手方向両端側に位置する一対の端板部32a、32bとを有し、上側に開放頂面Tを形成している。一対の端板部32a、32bは、それぞれ、収容したフィルム巻回体Kが箱内から不用意に飛び出すことを防止するフラップ36を上縁部に連続するように有している。
蓋部14は、一方の側板部24pに連なり開放頂面Tを開閉可能に覆っている。そして蓋部14は、他方の側板部24qに面することが可能になっているフラップ状の延長蓋部16を他方の側板部24q側に有する。
カッター18は、底板部28の外底面28sの所定位置に接着されて一対の端板部32a、32b間を外底面長手方向へ延び、外底面内側から他方の側板部24qの下端を越えて外底面外側へ食み出す。そしてカッター18は、食み出し側に鋸歯状の上記刃先18tを有する。そして、このカッター18は生分解性プラスチック製である。
そして、箱本体部12のうちカッター18が食み出す角部Jには、箱本体部外側から切り込まれたハーフカットHK(切込み深さが箱内壁までは到達せずに箱材途中までとなる深さのカット)が角部J(図4参照)に沿って断続的に形成されている。従って、角部Jは、ハーフカット部JK(ハーフカットが形成されている角部部分)と非ハーフカット部JN(ハーフカットが形成されていない角部部分)とを交互に有する。
そして本実施形態では、カッター端部18e(図4〜図6参照)が、非ハーフカット部JN上に位置している。
図4に示すように、収容箱10のうち紙で構成される部位(箱本体部12、蓋部14、側板部24、端板部32など)は、所要の輪郭を有するように紙器用板紙を打ち抜いてなる板紙40を細線で示す折り線に沿って山折りに折り曲げ、必要な部位に所要の接着がなされたものである。この板紙40は、紙器用板紙41と、紙器用板紙41の表面側にニスが塗布されてなる撥水性のコート層とで構成される。
ここで、非ハーフカット部JNの外表面にはコート層が形成されているが、ハーフカット部JKでは、箱本体部12を構成する紙器用板紙41がハーフカット部JKの開口に露出しており、この露出部分にはこのコート層は形成されていない。
図7に示すように、紙器用板紙41は、層状に重ねられた複数種の紙層で構成される。本実施形態では、紙器用板紙41は、3種、3層の紙層で構成されており、最も箱本体部内面側を構成している裏層41r(最裏面側紙層)と、その箱本体部外面側(紙器用板紙41の表側)に隣接する中層41m(隣接層)と、その箱本体部外面側(紙器用板紙41の表側)に隣接する表層41fと、で構成される。
裏層41rは、中層41mに比べて密度が高く、かつ、195μm以上の厚みtc(図7参照)とされている。
(作用、効果)
以下、本実施形態の作用、効果を説明する。収容箱10内に収容された未使用のラップフィルムFは、収容箱10の蓋部14を上にして箱本体部12を一方の手に持ち、他方の手で延長蓋部16を引き上げて蓋部14を開くことにより、使用に供される。このとき、箱本体部12内のラップフィルムFは、箱本体部12の開放頂面Tにより外部に露出する。この露出状態で、箱本体部12の開放頂面Tを通して、使用者は、ラップフィルムFをその先端から箱外へ引き出す。
そして、フィルム巻回体Kから引き出されてカッター18上を超えたラップフィルム引き出し部を、外刃として配置されたカッター18の刃先18tにフィルム全幅にわたって当接させ、フィルム幅方向片側から刃先18tで引き裂くようにして切断する。
ここで、本実施形態では、裏層41rは、中層41mに比べて密度が高く、かつ、195μm以上の厚みtc(図7参照)とされている。これにより、収容箱外側に水が付着しても、収容箱外側から滲み込んだ水が箱本体部内面側にまで到達する時間を長くすることができる。従って、箱本体部12を構成する紙の繊維が吸水によって膨張し、紙としての強度が低下することを十分に抑えることができ、外底面28sに接着されたカッター18が剥がれ易くなることを十分に抑えることができる。
裏層41rの厚みtcが195μmよりも薄いと、収容箱外側から滲み込んだ水が箱本体部内面側にまで到達して、吸水で紙の繊維が膨張したことにより、カッター18が外底面28sから剥がれ易くなることが比較的多く生じ易くなると考えられる。
ここで、このように滲み込んだ水によってカッター18が外底面28sから剥がれ易くなることを効果的に防止する観点では、カッター18の裏層41rの厚みtcは198μm以上であることが好ましく、200μm以上であることが更に好ましい。これにより、裏層41rの厚みを僅かに増やすだけで大きな効果が得られる。
また、裏層41rの厚みtcは500μm以下であることが好ましい。裏層41rが500μmよりも厚いと、収容箱10の重量増大の問題が生じ易くなり、また、収容箱10の寸法増大を抑えるために中層41mの厚みtbを過度に小さくする必要が生じ易くなる。
また、本実施形態では、カッター18が生分解性プラスチック製であり金属製ではないので、金属刃と比較して、ユーザーが負傷するリスクを軽減させると共に、カートン20の廃棄処理でカッター取外し作業が不要になり廃棄処理作業にかかる時間および設備が大幅に縮小されるという効果が奏される。
また、本実施形態では、カッター端部18e(図4〜図6参照)が、非ハーフカット部JN上に位置している。従って、カッター端部18eがハーフカット部JK上に位置している場合に比べ、カッター18が底板部28から剥がれ難くなっている。
また、カッター18は、例えば水糊により外底面28sに接着されている。強い接着強度を得る観点では超音波溶着よりも水糊で接着するほうが好都合である。水糊としては、水溶性シリコーン系接着剤であることが、硬化物特性、作業性、塗布装置導入のし易さ、などの観点で好ましい。
また、カッター18が生分解性プラスチック製であると、金属製である場合に比べ、刃先長手方向端18aや刃先長手方向端18bに大きな力が作用したときに、カッター18が外底面28sから剥がれやすくなる。本実施形態のようにハーフカット部JKの配置位置などを工夫することで、カッター18の刃先長手方向端18aや刃先長手方向端18bに大きな力が作用しても、カッター18の剥がれが従来よりも抑制され、収容箱10の寿命を延ばす観点で大変好ましい。
また、カッター18を、水糊ではなく超音波溶着で外底面28sに接着させても良い。図8に示すように、超音波溶着で接着させる場合には、溶着領域Bの幅d(溶着領域Bのカッター短手方向の長さ)を4mm以上とすることが、フィルム流れ方向Qに関する接着強度の観点でも好ましいが、特にカッター長手方向Rに関する接着強度の観点で好ましい。
<実験例1>
本発明者は、上記実施形態の収容箱の一例(以下、実施例という)と、上記実施形態で紙器用板紙の構成を異ならせた収容箱の例(以下、比較例という)とを用い、収容箱を浸水処理したときの水の浸透具合いを調べる実験を行った。本実験例では、実施例、比較例とも、ハーフカット部を形成しない収容箱としており、そして何れも、表面側(外面側)にはニスの塗布によるコート層が形成されている。また、実施例、比較例とも、紙器用板紙の坪量は550g/mである。
本実験例では、実施例について、長手方向に沿った収容箱角部(板紙40に形成された折曲げ用の罫線で折り曲げることで形成されている角部)を角部外側から全長にわたって浸水処理し、箱本体部内面側、すなわち紙器用板紙41の裏面側に水が滲み出すまでにかかる時間と、収容箱角部における吸水度とを調べた。比較例についても同様に浸水処理をして調べた。
また、本実験例では、実施例、比較例とも、浸水処理を開始してから30秒後の箱本体部内面側の状態も併せて調べた。
実験結果を図9に示す。図9から判るように、紙器用板紙の裏面側に水が滲み出すまで実施例では218秒かかったが、比較例では13秒で滲み出してしまった。なお、比較例では、浸水処理を開始してから30秒後の角部内側には、大きな滲み出し領域Gが形成されていた。
また、浸水処理を開始してから2分後の収容箱角部における吸水度を、1平方メートル(1m)あたりに吸水された水の質量(g)として算出したところ、実施例では7g/mであったが、比較例では55g/mも吸水されていた。
また、本発明者は、実施例の紙器用板紙41の断面を顕微鏡で観測し、同様に、比較例の紙器用板紙の断面も顕微鏡で観測することにより、実施例の紙器用板紙の断面構造と、比較例の紙器用板紙の断面構造とを比較した。観測結果を図10に示す。
実施例では、表層41fの厚みtaが5μm、中層41mの厚みtbが495μm、裏層41rの厚みtcが200μmであった。
これに対し、比較例では、表層81fの厚みtaが8μm、中層81mの厚みtbが495μm、裏層81rの厚みtcが190μmであった。
比較例に比べ、実施例で紙器用板紙41の裏面側に水が滲み出すまでの時間が大幅にかかった(つまり浸水に対する寿命が長かった)ことの理由としては、裏層41rの厚みtcが比較例に比べて十分に厚かったことが大きいと考えられる。
<実験例2>
本発明者は、上記実施形態の収容箱およびカートンに関し、カートンのハーフカット部JKの長さをパラメータとして変化させ、カートンを浸水処理した後、収容している塩化ビニル製のラップフィルムFの切断性能を測定する実験を行った。本実験例では、カッター18と外底面28sとの接着は全て水糊(水溶性シリコーン系の接着剤)で行った。
本実験例では、各収容箱として、紙管Sに巻回されたラップフィルムFのフィルム幅Wが220mmのカートンを構成する収容箱を用いた。また本実験例では、収容箱を構成する紙材の坪量が500g/mであるものを用いた。
表1に、本実験に用いた5つのカートンの寸法等の条件を示す。
Figure 2017165444
表1で「ハーフカット比率」とは、ハーフカットHKが形成されている角部Jにおいて、角部J全長に対するハーフカット部JKの合計長さを示す。
本実験例では、ハーフカット部JK以外からの浸水を防止するために、浸水処理するカートン表面(収容箱表面)のうちハーフカット部JK以外の紙材表面には、コニシ(株)製の「バスボンドQ 品番#04888」を用いて予め防止処理を行った。
そして、浸水処理する水にカッター18が食み出している角部Jを5秒間浸し、カートンを引き上げて余剰な水分を拭き取り、15分間放置した(a工程)。
そして、b)収容している塩化ビニル製のラップフィルムFをカートンから300mm引き出してカッター18で切断する工程を5回繰り返した(b工程)。
そして、c)ラップフィルムFの切断状態、および、カートンの構造状態(すなわちカッター18の接着状態)を確認した(c工程)。
以上のa〜c工程を、ラップフィルムFのカット性能で大きな支障が生じるまで繰り返し行った。実験結果を表1および表2に示す(表1のLaは図3、図6参照)。
Figure 2017165444
表1、表2などから判るように、本実験例では以下の結果となった。
ハーフカット部JKから吸水すると収容箱強度が劣化するので、ハーフカット比率が低いほど、カートンが浸水してもラップフィルムFの切断性能は落ち難い傾向がある。なお、ハーフカット比率が低すぎると、製函性に悪影響が出る。
また、ラップフィルムFの切断時に最も負荷がかかるカッター端部18eの収容箱長手方向位置がハーフカット部JK上に位置していると、切断性能が劣る傾向にある。
また、カッター端部18eがカートン端部(すなわち、収容箱の長手方向端部)から離れるほど、ラップフィルム切断時に負荷がかかり切断性能が劣る傾向にある。
本発明にかかる収容箱およびカートンでは、箱本体部を構成する紙器用板紙は、層状に重ねられた複数種の紙層で構成され、複数種の紙層のうち最も箱本体部内面側を構成する最裏面側紙層は、この最裏面側紙層の箱本体部外面側に隣接する隣接層に比べて密度が高いことから、収容箱外側に水が付着しても収容箱の外面側に接着されたカッターの剥がれ易さを抑えることができる収容箱およびカートンとして用いるのに好適である。
10 収容箱
12 箱本体部
14 蓋部
16 延長蓋部(蓋部)
18 カッター
18a 刃先長手方向端(刃先の収容箱長手方向端)
18b 刃先長手方向端(刃先の収容箱長手方向端)
18e 端部(カッター端部)
18t 刃先
20 カートン
24p 一方の側板部(一対の側板部の一方)
24q 他方の側板部(一対の側板部の他方)
28 底板部
28s 外底面
32a 端板部
32b 端板部
40 板紙
41 紙器用板紙
41f 表層
41m 中層(隣接層)
41r 裏層(最裏面側紙層)
F ラップフィルム
HK ハーフカット
J 角部
JK ハーフカット部
JN 非ハーフカット部
K フィルム巻回体
La 間隔
S 紙管
T 開放頂面
W フィルム幅(ラップフィルム幅)
ta 厚み
tb 厚み
tc 厚み

Claims (9)

  1. 紙管にラップフィルムを巻回してなる筒状のフィルム巻回体を収容し、上面側が開閉する直方体状の収容箱であって、
    前記フィルム巻回体の下方側に位置する細長状の底板部と、前記フィルム巻回体の側方側に位置する細長状の一対の側板部とを有し、上側に開放頂面を形成する箱本体部と、
    前記一対の側板部の一方に連なり前記開放頂面を開閉可能に覆う蓋部と、
    前記底板部の外底面に配置されて外底面長手方向へ延び、外底面内側から前記一対の側板部の他方の下端を越えて外底面外側へ食み出し、食み出し側に刃先を有するカッターと、
    を備え、
    前記カッターが生分解性プラスチック製であって前記外底面に接着されていて、
    前記箱本体部を構成する紙器用板紙は、層状に重ねられた複数種の紙層で構成され、
    前記複数種の紙層のうち最も箱本体部内面側を構成する最裏面側紙層は、該最裏面側紙層の箱本体部外面側に隣接する隣接層に比べて密度が高く、かつ、195μm以上の厚みとされていることを特徴とする収容箱。
  2. 前記最裏面側紙層の厚みが198μm以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の収容箱。
  3. 前記最裏面側紙層の厚みが200μm以上とされていることを特徴とする請求項1に記載の収容箱。
  4. 前記箱本体部のうち前記カッターが食み出す角部は、前記角部に沿って箱本体部外側から切込みが入れられたハーフカット部と、前記切込みが入れられていない非ハーフカット部とを有していて、
    前記カッターの端部が前記非ハーフカット部上に位置するように、前記ハーフカット部と前記非ハーフカット部とが前記角部に交互に配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の収容箱。
  5. 前記カッターは、前記外底面に水糊で接着されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の収容箱。
  6. 前記水糊が水溶性シリコーン系の接着剤であることを特徴とする請求項5に記載の収容箱。
  7. 前記カッターは、前記外底面に超音波溶着で接着されていることを特徴とする請求項1〜4のうち何れか1項に記載の収容箱。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の収容箱と、
    前記収容箱に収容された前記フィルム巻回体と、
    を有することを特徴とするカートン。
  9. 前記ラップフィルムの材質がポリ塩化ビニルであることを特徴とする請求項8に記載のカートン。
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