JP2017190016A - 小型電動車両 - Google Patents

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Abstract

【課題】荷物を積載する運転者の負担を軽減し、運転者が荷物を容易に荷台に積載することができる小型電動車両を提供すること。【解決手段】車体2の前部に配置された前輪3と、車体2の後部に配置された左右一対の後輪4と、運転者が着座する座席5と、荷物Cを載置する荷台30と、を備える小型電動車両であって、座席5は、車体2の上方に配置され、荷台30は、車体2における左右一対の後輪4の間に配置され、荷台30の上面は、前方へ行くに連れて低くなるように傾斜している。【選択図】図5

Description

本発明は、荷台を備えた小型電動車両に関する。
近年、近距離を移動する移動手段として小型電動車両が用いられており、小型電動車両は、歩道を歩行者と同程度の速度で走行するようになっている。この小型電動車両は、規格により車両寸法が定められているため、運転者の膝の前方にかごを設けるなどして荷物用の収納空間を確保しようとする場合、運転者の乗車姿勢が窮屈になってしまう。
このような課題に対し、車両の床面から上方に突出するように座席を設け、座席と床面との間に収納空間を形成するようにした技術が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術によれば、座席の下方の床面を荷台として利用し、座席の下方の収納空間に荷物を収納できるため、運転者の乗車姿勢が窮屈になることを回避できる。
特開平10−230879号公報
しかしながら、座席の下方に荷物の収納空間を形成した従来の技術にあっては、収納空間に荷物が収まるように荷台上で荷物を水平に移動させる必要がある。このため、運転者が積載する荷物が重い場合、荷物を水平に移動させる動作が運転者にとって負担になってしまい、運転者が荷物を荷台に積載することが困難であるという問題があった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、荷物を容易に荷台に積載することができる小型電動車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様は、車体と、前記車体の前部に配置された前輪と、前記車体の後部に配置された左右一対の後輪と、運転者が着座する座席と、荷物を載置する荷台と、を備える小型電動車両であって、前記座席は、前記車体の上方に配置され、前記荷台は、前記車体における前記左右一対の後輪の間に配置され、前記荷台の上面は、前方へ行くに連れて低くなるように傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、荷物を積載する運転者の負担を軽減し、運転者が荷物を容易に荷台に積載することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両の側面図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両の斜視図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両のシートおよび荷台の構成を示す側面図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両のリヤフェンダの構成を示す背面図である。 図5は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両において、荷台に荷物を積載した状態を示す側面図である。 図6は、本発明の一実施の形態に係る小型電動車両において、荷台に荷物を積載した状態を示す斜視図である。 図7は、図6のVII−VII方向矢視断面図である。
以下、本発明に係る小型電動車両の実施形態について、図面を用いて説明する。図1〜図7は、本発明の一実施形態に係る小型電動車両を示す図である。図1〜図7において、上、下、右、左で示す方向は、運転席から見た方向である。
まず、構成を説明する。図1、図2において、小型電動車両1は、車体2と、車体2の前部に配置された左右一対の前輪3と、車体2の後部に配置された左右一対の後輪4とを備えている。
また、小型電動車両1はステアリングフレーム8を備えており、このステアリングフレーム8は、車体2の前端部においける左右一対の前輪3の間から上方に延びている。
ステアリングフレーム8はステアリング軸7を回動可能に支持している。ステアリング軸7の下端部は、ラックアンドピニオン機構等からなる図示しない操舵機構を介して、左右一対の前輪3に連結されている。また、ステアリング軸7の上端部は、左右一対のハンドル10に連結されている。前輪3は、ハンドル10を操作することで左右に操舵される。ステアリング軸7の前方には、カバー部材9が設けられており、このカバー部材9は、ステアリングフレーム8およびステアリング軸7の前方および側方を覆っている。
ステアリング軸7の上端部には表示パネル11が設けられており、この表示パネル11には、走行速度や車両状態が表示される。表示パネル11は左右一対のハンドル10の間に配置されている。
車体2の上方には、運転者が着座する座席5が設けられている。車体2における左右一対の後輪4の間には、荷台30が設けられており、この荷台30には荷物C(図5、図6、図7参照)が載置される。
図1、図2、図3において、荷台30の上面は、平坦に形成されている。また、荷台30の上面は、図3に矢印Aで示すように、前方へ行くに連れて低くなるように傾斜している。
車体2は、運転者が足を置くフロアパネル20を荷台30の前方に有している。荷台30は、フロアパネル20よりも高い位置に配置されている。座席5は、荷台30の前部30Aの上方に配置されている。
ここで、フロアパネル20の前部は、前部フロアパネル20Aを構成している。前部フロアパネル20Aは、運転者が通常の乗車姿勢で足を乗せることができるように、座席5の前方の下方に配置され、かつ、上面が水平に形成されている。
フロアパネル20の後部は、後部フロアパネル20Bを構成している。後部フロアパネル20Bは、後方に行くに連れて高くなるように傾斜している。運転者は、体格や運転状況等に応じて、前部フロアパネル20Aまたは後部フロアパネル20Bに足を乗せることができる。後部フロアパネル20Bの後端部は、荷台30の前部30Aの側端部に連続している。
また、フロアパネル20は、後部フロアパネル20Bの車両幅方向両端部の後端部に突出部20Cを有している。突出部20Cは、荷台30の車両幅方向両端部において、荷台30の上面よりも上方に突出している。突出部20Cは、車両前後方向において、荷台30の前部30Aと後部30Bの境界位置に配置されている。
座席5は、荷台30との間に荷物Cを収納可能な収納空間Sを形成するように、荷台30の前部30Aの上方に配置されている。すなわち、座席5と荷台30の間は、バッテリ等の部材が設けられていない空間となっている。
小型電動車両1は棒状の第1フレーム24を備えており、この第1フレーム24は、荷台30の前部30Aの前端部から上方に延びている。第1フレーム24は、車両幅方向の中央部に配置されている。座席5は、第1フレーム24により支持されている。第1フレーム24は例えば構造用鋼管からなる。
座席5の下面は、図3に矢印Bで示すように、前方に行くに連れて低くなるように傾斜している。したがって、座席5の下面と荷台30の上面は概ね平行になっている。
また、座席5は、背もたれ部材6を備えており、この背もたれ部材6は、背もたれ部6Aと、腰サポート部6Bとからなる。背もたれ部6Aは、座席5の後端部の上方に配置されており、運転者が背中をもたれかかるようになっている。
腰サポート部6Bは、座席5の前端部の側面から、後方かつ上方に延びて、背もたれ部6Aに連続している。腰サポート部6Bは、運転者の腰部を側方から支持するようになっている。また、腰サポート部6Bは、運転者が肘を置くことができる。
図1、図2、図3、図4において、荷台30の車両幅方向両端部には、後輪4を上方から覆うようにリヤフェンダ23が設けられている。リヤフェンダ23は、上方に向かって凸形状の円弧状に形成されている。リヤフェンダ23は、後輪4を上方から覆うことで、後輪4から上方への泥はねを防止している。リヤフェンダ23の上端部は、荷台30の上面よりも上方に突出している。
また、車体2の前部フロアパネル20Aの前端部には、前輪3を上方から覆うようにフロントフェンダ22が設けられている。フロントフェンダ22は、前輪3を上方から覆うことで、前輪3から上方への泥はねを防止している。
フロントフェンダ22は、車体2の前部フロアパネル20Aに密接して配置されている。また、フロントフェンダ22は、前部フロアパネル20Aと概ね同じ高さに配置されている。これにより、運転者は、前部フロアパネル20Aや後部フロアパネル20Bだけでなく、フロントフェンダ22にも足を置くことができる。このため、運転者の乗車姿勢の自由度を高めることができる。
小型電動車両1は、左右一対の棒状の第2フレーム25を備えている。第2フレーム25は、荷台30の上面の車両幅方向両端部からそれぞれ上方に延びている。第2フレーム25は、車両前後方向において、荷台30の前部30Aと後部30Bの境界位置から上方に延びている。
座席5は、左右一対の第2フレーム25により支持されている。第2フレーム25は例えば構造用鋼管からなる。このように第2フレーム25を棒状としたことで、左右一対の第2フレーム25を利用してロープ等の固定具により荷物Cを荷台30に固定することができる。
第2フレーム25は、鉛直方向に対して車両前後方向の前側に傾いて延びている。さらに、第2フレーム25は、鉛直方向に対して車両幅方向の中央側に傾いて延びている。
座席5の前端部の下面には、下方に延びる規制部5Aが設けられている。規制部5Aは、収納空間Sの前端部の上部を閉塞するように、矩形の平板状に形成されている。規制部5Aは、収納空間Sの前端の上部において、荷台30上の荷物Cが前方に移動することを規制している。規制部5Aは、矩形の平板状に形成されているため、荷物Cの形状に関わらず、荷物Cが荷台30上の収納空間Sから前方に移動することを規制できる。
規制部5Aの下端部には、前述の第1フレーム24が連結されている。また、第1フレーム24は、収納空間Sの前端の下部において、荷台30上の荷物Cが前方に移動することを規制している。
第1フレーム24は、上方に延びる棒状に形成されているため、車両幅方向の寸法が大きな荷物Cに対して、荷物Cが荷台30上の収納空間Sから前方に移動することを規制できる。一方で、第1フレーム24は、荷物Cが杖等の長尺の形状である場合、荷物Cの一部が荷台30上の収納空間Sからフロアパネル20上にはみ出すことを許容できる。
なお、本実施形態の小型電動車両1は、左右一対の前輪3と左右一対の後輪4を備える四輪の車両として構成されているが、小型電動車両1は、1つの前輪3と左右一対の後輪4を備える3輪の車両として構成されていてもよい。
次に、作用を説明する。図5、図6、図7において、運転者が荷物Cを荷台30に積載する際は、運転者は、荷物Cを荷台30の後部30Bに仮置きする。そして、運転者は、荷物Cを前方に押して荷台30上を前方に滑らせて移動し、荷物Cを収納空間Sに収納する。
本実施形態の小型電動車両1によれば、座席5が、車体2の上方に配置され、荷台30が、車体2における左右一対の後輪4の間に配置され、荷台30の上面は、前方へ行くに連れて低くなるように傾斜している。
荷台30の上面が前方へ行くに連れて低くなるように傾斜しているため、荷物Cを荷台30の後部30Bに仮置きした状態から軽い力で前方に押すだけで、荷物Cを荷台30に積載することができる。このため、運転者の負担を軽減し、運転者が荷物Cを容易に荷台30に積載することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、車体2は、運転者が足を置くフロアパネル20を荷台30の前方に有し、荷台30は、フロアパネル20よりも高い位置に配置され、座席5は、荷台30の前部30Aの上方に配置されている。
これにより、荷台30がフロアパネル20よりも高い位置に配置されているので、運転者は、腰を大きくかがめることなく荷物Cを荷台30に積載できる。また、座席5が荷台30の前部30Aの上方に配置されているため、座席5に干渉することなく、荷物Cを荷台30の後部30Bに容易に仮置きできる。このため、運転者の負担を軽減し、運転者が荷物Cを容易に荷台30に積載することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、座席5は、荷台30との間に荷物Cを収納可能な収納空間Sを形成するように、荷台30の前部30Aの上方に配置されている。
これにより、座席5と荷台30との間に収納空間Sに荷物Cを収納した状態で荷物Cを荷台30に積載できるため、車両の前後長を増加することなく、荷物Cの収容空間を確保することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、荷台30の前端部の車両幅方向の中央部から上方に延びる第1フレーム24を備えている。そして、座席5は、第1フレーム24により支持されている。
これにより、荷台30に積載した荷物Cが前方に移動するのを第1フレーム24によって規制できるため、荷物Cが荷台30からフロアパネル20に移動してしまうのを防止できる。
また、荷物Cの積載時に荷物Cが荷台30からフロアパネル20に移動してしまうことがないので、荷物Cを容易に荷台30の収納空間Sに積載できる。
また、車両の寸法を拡大したり荷物Cの積載性を損ことなく、第1フレーム24により座席5を支持することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、座席5の下面は、前方に行くに連れて低くなるように傾斜している。
これにより、シートの下面と荷台30の上面とを平行にでき、荷台30の上方の収納空間Sの高さを荷台30の前後で一定にできるので、荷物Cが前後方向に長い場合であっても、荷台30の前端部まで積載することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、荷台30の車両幅方向両端部に、後輪4を上方から覆うリヤフェンダ23が設けられ、リヤフェンダ23の上端部は、荷台30の上面よりも上方に突出している。
これにより、荷台30に載置された荷物Cをリヤフェンダ23によって車両幅方向両側から保持できる。
また、荷物Cの積載時に荷物Cが荷台30の車両幅方向の一方に移動してしまうことがないので、荷物Cを容易に荷台30の収容空間Sに積載できる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、荷台30の車両幅方向両端部から上方に延びる左右一対の第2フレーム25を備えている。そして、座席5は、左右一対の第2フレーム25により支持されている。
これにより、荷台30に載置された荷物Cを第2フレーム25によって車両幅方向両側から保持できる。
また、荷物Cの積載時に荷物Cを荷台30が車両幅方向の一方に移動してしまうことがないので、荷物Cを容易に荷台30の収容空間Sに積載できる。
また、車両の寸法を拡大したり荷物Cの積載性を損ことなく、第2フレーム25により座席5を支持することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、第2フレーム25は、鉛直方向に対して車両前後方向の前側に傾いて延びている。
これにより、第2フレーム25によって荷物Cの側面を前後方向に渡って保持できるため、第2フレーム25によって荷物Cを安定して保持することができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、第2フレーム25は、鉛直方向に対して車両幅方向の中央側に傾いて延びている。
これにより、荷台30上の車両幅方向の中央部側に荷物Cが位置するように、第2フレーム25によって荷物Cを保持できるため、車両幅方向の重量バランスを保つことができる。
本実施形態の小型電動車両1によれば、座席5の前端部の下面に、下方に延びる規制部5Aを備え、この規制部5Aは、荷台30に載置された荷物Cが前方に移動することを規制している。
これにより、荷台30に積載した荷物Cが前方に移動するのを規制部5Aによって規制できるため、荷物Cが荷台30上からフロアパネル20上に移動してしまうのを防止できる。
また、荷物Cを荷台30に積載する際に、荷物Cを前方に押しすぎて荷台30上からフロアパネル20上に移動してしまうことが防止されるので、荷物Cを容易に荷台30の収容空間Sに積載できる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1 小型電動車両
2 車体
3 前輪
4 後輪
5 座席
5A 規制部
20 フロアパネル
23 リヤフェンダ
24 第1フレーム
25 第2フレーム
30 荷台
30A 前部
C 荷物
S 収納空間

Claims (10)

  1. 車体と、
    前記車体の前部に配置された前輪と、
    前記車体の後部に配置された左右一対の後輪と、
    運転者が着座する座席と、
    荷物を載置する荷台と、を備える小型電動車両であって、
    前記座席は、前記車体の上方に配置され、
    前記荷台は、前記車体における前記左右一対の後輪の間に配置され、
    前記荷台の上面は、前方へ行くに連れて低くなるように傾斜していることを特徴とする小型電動車両。
  2. 前記車体は、運転者が足を置くフロアパネルを前記荷台の前方に有し、
    前記荷台は、前記フロアパネルよりも高い位置に配置され、
    前記座席は、前記荷台の前部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の小型電動車両。
  3. 前記座席は、前記荷台との間に荷物を収納可能な収納空間を形成するように、前記荷台の前部の上方に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の小型電動車両。
  4. 前記荷台の前端部の車両幅方向の中央部から上方に延びる第1フレームを備え、
    前記座席は、前記第1フレームにより支持されていることを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の小型電動車両。
  5. 前記座席の下面は、前方に行くに連れて低くなるように傾斜していることを特徴とする請求項1から請求項4の何れか1項に記載の小型電動車両。
  6. 前記荷台の車両幅方向両端部に、前記後輪を上方から覆うリヤフェンダが設けられ、
    前記リヤフェンダの上端部は、前記荷台の上面よりも上方に突出することを特徴とする請求項1から請求項5の何れか1項に記載の小型電動車両。
  7. 前記荷台の車両幅方向両端部から上方に延びる左右一対の第2フレームを備え、
    前記座席は、前記左右一対の第2フレームにより支持されていることを特徴とする請求項4に記載の小型電動車両。
  8. 前記第2フレームは、鉛直方向に対して車両前後方向の前側に傾いて延びていることを特徴とする請求項7に記載の小型電動車両。
  9. 前記第2フレームは、鉛直方向に対して車両幅方向の中央側に傾いて延びていることを特徴とする請求項7に記載の小型電動車両。
  10. 前記座席の前端部の下面に、下方に延びる規制部を備え、
    前記規制部は、前記荷台に載置された荷物が前方に移動することを規制することを特徴とする請求項1から請求項9の何れか1項に記載の小型電動車両。
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